JPH0457685A - 産業用多関節ロボットのアーム駆動機構 - Google Patents

産業用多関節ロボットのアーム駆動機構

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JPH0457685A
JPH0457685A JP16294990A JP16294990A JPH0457685A JP H0457685 A JPH0457685 A JP H0457685A JP 16294990 A JP16294990 A JP 16294990A JP 16294990 A JP16294990 A JP 16294990A JP H0457685 A JPH0457685 A JP H0457685A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、産業用多関節ロボットにおけるアームの駆動
機構に関し、特に、ロボット胴の先端に枢着した第1ア
ームと、その第1アームの先端に枢着した第2アームと
を有した多関節ロポ・ントにおけるロボット作業範囲、
つまり、動作領域の拡張と、又、ロボット作用の過程に
おけるアームの種々の姿勢において周囲環境との干渉を
可及的に回避し得るようにしたアーム駆動機構の改良に
関する。
〔従来技術と発明が解決しようとする課題〕第1、第2
の2つのロボットアームを有した産業用多関節ロボット
において、該アームの駆動機構に平行四節リンクを用い
た構成は周知である。
第8図は従来のアーム駆動機構の1例を示し、第1、第
2のロボットアーム1.2を有した多関節ロボットが第
1アーム1の枢着結合線W上に設けた第1の駆動モータ
M1により該W軸線を中心に揺動可能であり、第2アー
ム2は第2の駆動モータM2から、上記W軸線上に一端
が枢着された主動リンク3とその主動リンク3の他端3
aと第2アーム2の後方部の一点に枢着された中間リン
ク4を有した平行4節リンク機構を経てU軸線回りに俯
仰旋回可能に構成された産業用多関節ロボットのアーム
駆動機構がある。然しなから、この種の平行四節リンク
式アーム駆動機構を備えた多関節産業用ロボットにおい
ては、平行四節リンクの主動リンク3と中間リンク4と
が第1アーム1と重なる上死点位置及び下死点位置に達
したときには、第1、第2アーム1.2のU軸上の枢着
結合点における不安定状態が出現し、第2アーム2が第
1アームと一体化する拘束状態が得られなくなり、故に
正確なロボット動作を遂行不可能になる問題点がある。
このことは、第1アーム、第2アーム1.2を有した多
関節ロボットの動作領域は、第11図(イ)〜(ホ)に
示すように、第1アーム1、第2アーム2、主動リンク
3、中間リンク4とが常に、平行四辺形を成す姿勢でロ
ボット動作を行う必要が生ずる結果となる。つまり、第
11図(ハ)に示すように、第1アーム1に対して第2
アーム2が完全に伸長した状態で第1アーム1と第2ア
ームとを一体化して旋回動作させることが困難となり、
故に、動作領域の半径が、両アーム1.2の長さの和よ
り小さくなると言う欠点がある。
他方、第9図は上述のような平行四節リンクを用いない
で、第1アーム11はロボット胴9に対してW軸上に設
けられた駆動モータMwから減速機Rwを介して回転駆
動されることにより、W軸回りに揺動駆動され、この第
1アーム11の先端にU軸回りに枢着結合された第2ア
ーム12はU軸上に設けられた駆動モータMu、減速機
Ruを介して直接駆動され、U軸回りに俯仰旋回するモ
ータによる直接駆動型の機構を示している。この種の直
接駆動型のロボットでは、特に、第1アーム11、第2
アーム12の動作範囲が大きく取れる利点がある反面、
第2アーム12やその駆動モータM u 、減速機Ru
等が第1アーム11の駆動モータMwに直接、重力負荷
として作用する点、更に、加速時や減速時に第2アーム
12の系から第1アーム11の駆動モータMwに影響す
る動的負荷が第2アームの姿勢、位置に依って変動し、
故に、第1アーム11の駆動モータMwは変動性の動的
負荷に対して予め充分な余裕を見込んだ性能を有するモ
ータによって形成しなければならない点等の問題点があ
り、特に、第1アーム11と第2アーム12が直線状に
伸長した姿勢状態では、第1アーム11の駆動モータM
wにおよぶ負荷が平行四節リンクを用いた多関節ロボッ
トのアーム駆動機構よりも大幅に大きくなる欠点がある
また、平行四節リンクを用いた従来の多関節ロボットと
して、第10図に示すように、ロボット胴19の先端1
9aを前方へオフセット(実線図示のロボット胴19と
点線図示のロボット胴19″の中心差Fがオフセット量
に相当する)させた先端に形成し、このオフセット先端
19aに第1アーム21の下端を枢着結合し、主動リン
ク23、中間リンク24を備えた平行四節リンクを第1
アーム21と第2アーム22との後方部に設けた駆動リ
ンク機構の構成も周知である。このオフセ・ノド構造を
有したアーム駆動機構は、第2アーム22の後端側に後
方領域における動作時に周囲環境との機械的干渉を可及
的に回避するために、主動リンク23と第1アーム21
との枢着結合点をロボット胴19のオフセット先端19
aに変位させる構成を取ったものであるが、上記後方領
域におけるロボット動作範囲、つまり動作領域は縮小さ
れてしまう欠点があり、また、図示の姿勢のように、第
1アーム21を後方領域に揺動させた姿勢状態にして後
方領域でロボット作業を遂行するとき、前方領域では第
2アーム22の先端、つまりロボット手首(図示なし)
の装着部がロボット胴19のオフセット先端19aと干
渉を起こし易い等の欠点がある。
依って、本発明の主たる目的は上述した従来の第1、第
2アームを備えた産業用多関節ロボットのアーム駆動機
構に伴う問題点を解決し、かつ、欠点の解消を図った産
業用多関節ロボットのアーム駆動機構を提供せんとする
ものである。
本発明の他の目的は、従来から採用されていた上述のご
とき、多関節ロボットのアーム駆動機構における平行四
節リンク型駆動機構と直接駆動型アーム駆動機構との両
者の利点を生かした構成を実現した改良型の産業用多関
節ロボットのアーム駆動機構を提供せんとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段と作用〕
本発明は、平行四節リンクからなる多関節型ロボットの
アーム駆動機構において、リンク部材又はカム機構を上
記平行四節リンク内部に追加することにより、平行四節
リンクの上死点位置や下死点位置における第1アームに
対する第2アームの不安定姿勢を解消するようにし、故
に、第1アームと第2アームとを完全に伸長した姿勢で
、第1アームの旋回に伴い第2アームも一体に旋回し得
るようにしてロボット作業範囲、つまり、動作範囲の増
大を図り得るようにし、かつ、第1、第2アームの動作
領域における周囲環境との干渉を回避できるようにした
ものである。
即ち、本発明によれば、ロボット胴に枢着結合された第
1のアームと、その第1のアームの先端に枢着結合され
た第2のアームと、前記第1、第2のアーム間に掛け渡
された2つの主動、中間リンク部材を具備して該第2の
アームに駆動力を伝達する平行四節リンクとを具備した
産業用多関節ロボットのアーム駆動機構において、 前記平行四節リンクにおける前記主動、中間リンク部材
が、前記第1アームの軸線に重なる上死点及び下死点の
少なくとも上死点位置で前記中間リンク部材と前記第1
アームとの間に前記第1、第2アームの枢着結合点を拘
束して該第1アームと第2アームとを一体的に旋回駆動
可能にする拘束手段を設けたことを特徴とする産業用多
関節ロボットのアーム駆動機構が提供されるのである。
以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳
細に説明する。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係る産業用多関節ロボットのアーム
駆動機構の1実施例を示す正面図、第2図は同実施例の
ロボットの第1、第2のアームが上方へ伸長した状態に
おける正面図、第3図は第2図の■−■矢視方向から見
た側面図、第4図は本発明に係る産業用多関節ロボット
のアーム駆動機構の他の実施例を示す正面図、第5図は
同実施例のロボットの第1、第2のアームが上方へ伸長
した状態における正面図、第6図は第5図のVl −■
矢視方向から見た側面図、第7図(イ)〜(へ)は、上
記第1の実施例によるアーム駆動機構を備えた産業用多
関節ロボットの動作領域を示した説明図である。第1〜
第3図を参照すると、本発明に係るアーム駆動機構を具
備した産業用多関節口ポットは、最下部にベース31を
有し、このベース31上にロボット胴32を立設させ、
該ロボット胴32の上端に形成された枢着結合部32a
に第1のロボットアーム33が枢着結合されている。
この第1のロボットアーム33は第1図では上方に延長
し、該第10ボツトアーム33の先端に設けられた枢着
結合部33aに、第2のロボットアーム34の最後端が
枢着結合されている。第1のロボットアーム33の枢着
結合部32aにおける揺動々作がW軸動作であり、又、
第20ボツトアーム34の枢着結合部33aにおける俯
仰旋回運動がU軸動作である。第2のロボットアーム3
4の先端にはロボット手首35が取付られている。
さて、ロボット胴32と第10ボツトアーム33が枢着
結合される枢着結合部32aから第20ボツトアーム3
4の伸長方向側に主動リンク36が突出され、この主動
リンク36の先端の枢着結合部36aに中間リンク37
が枢着されている。
中間リンク37は第10ボツトアーム33と平行に延長
し、第20ボツトアーム34の後方部の枢着結合部37
aにおいて該第20ボツトアーム34に枢着されている
。即ち、主動リンク36、中間リンク37は第10ボツ
トアーム33、第20ボツトアーム34に枢着結合部3
2a、36a、37aで枢着された構造により、平行四
節リンク機構38を形成しているのである。そして、第
3図に図示のように、枢着結合部32aのW軸上には左
右に分離して第10ボツトアーム33を直接駆動する駆
動モータMwが減速機を介して結合され、又、第20ボ
ツトアーム34を上記平行四節リンク機構38を介して
駆動する駆動モータMuが結合されている。つまり、駆
動モータMuが出力する回転駆動力により主動リンク3
6が枢着結合部32aのまわりに旋回駆動されると、中
間リンク37を介して該駆動力が第20ボツトアーム3
4のU軸動作を起動させるアーム駆動機構の構成となっ
ている。しかも、本発明によれば、上記平行四節リンク
機構38を駆動力伝達用の主リンクとし、かつ、中間リ
ンク37の略中間点におき、枢着結合部36aと37a
とを結ぶ該中間リンク37上の線から第10ボツトアー
ム33側に変位した位置に枢着結合部39aを有した第
2の中間リンク39が主動リンク36と平行に且つ、等
長を有して設けられており、その他端は第10ボツトア
ーム33に設けた枢着結合部39bに枢着結合されてい
る。このように第2の中間リンク39を主リンクの中間
リンク37と第10ボツトアーム33との間に設け、主
動リンク36、中間リンク37の下方部、第2の中間リ
ンク39、第10ボツトアーム33の下方部との四節か
ら成る副リンク40を設けると、第2図に示すように、
平行四節リンク38からなる主リンク側が上死点位置に
達しても副リンク40側が、第2図に破線図示した平行
四辺形状の剛節リンクを形成し、従って、第20ボツト
アーム34は主リンク側が上死点状態にあって両アーム
33.34の枢着結合部33aにおける剛性が低下して
いても副リンク側を介して両者は第10ボツトアーム3
3のW軸回りの運動時に第20ボツトアーム34も一体
となって枢着結合部32aを中心に揺動旋回を行うこと
ができるのである。つまり、副リンク40は主リンク側
が上死点位置にあるとき、第20ボツトアーム34を第
10ボツトアーム33に対して拘束するように機能し、
第20ボツトアーム34のふらつきを阻止する。故に、
従来、平行四節リンクを有した多関節ロボットの泣き所
とされていた死点位置におけるロボット動作機能の制御
性の喪失が解消され、本実施例から明らかなように、第
1、第20ボツトアーム33.34を有した多関節ロボ
ットが、平行四節リンク機構38を有したアーム駆動機
構を具備しながら、第9図に示した従来の直接駆動型多
関節ロボットの第1、第20ボツトアームと同様な大き
な動作半径を有した広い動作領域に渡ってロボット作業
を遂行できのである。
なお、上述の説明は、平行四節リンク38からなる主リ
ンクが上死点位置における安定した動作制御性に就き説
明したが、主リンクが下死点状態に在るときも、同様に
副リンク40が第1、第20ボツトアーム33.34間
を拘束し得ることは理解できよう。実際のロボット作業
上の観点からは、上死点位置におけるロボット動作性能
が確保されれば、広い動作領域に渡り多関節ロボットが
ロボット制御装置による制御指令に従って安定した動作
を達成でき、所望のロボット作業を遂行できる。
第4図から第6図は、本発明に係る他の実施例として、
上死点位置におけるロボットアームの動作の安定した制
御性を確保する構成を有したアーム駆動機構を備える多
関節ロボットの例を示している。
第4図〜第6図において、前述した実施例と同様なロボ
ットの基本構造部、つまり、ベース、ロボット胴、第1
、第20ボツトアーム、平行四節リンク等は同参照番号
で示しである。
本実施例では、主リンクを成す平行四節リンク38にお
ける中間リンク37の中間部におき、該中間リンク37
の上下の枢着結合部36 a 、31aを結ぶ線から第
10ボツトアーム33側に変位して位置41aを回転中
心とした回転ローラ形状のカムフォロワー要素42を設
け、かつ、平行四節リンク38からなる主リンク側が第
5図に示す上死点位置に達したときに、同カムフォロワ
ー要素42が第5図に図示された運動軌跡P(主動リン
ク36の長さrを半薪る円形軌跡である)をたどって第
10ボツトアーム33に設けられた一対の案内カム43
a、43bの間に挟持されるように構成されている。こ
のように、案内カム43aと43b、カムフォロワー要
素42を設けた構成により、主リンク側が上死点位置に
あり、第10ボツトアーム33と第20ボツトアーム3
4との枢着結合部32aにおける剛性が低下したとき、
案内カム43a、43bにカムフォロワー42が挟持さ
れることにより、主リンク側の中間リンク37を介して
第1、第20ボツトアーム33.34が拘束され、故に
、第10ボツトアーム33が駆動モータMwによりW軸
回りに揺動されるとき、第10ボツトアーム33も枢着
結合部32aから第10ボツトアーム33と平行ないし
一直線となるように伸長した状態で一体となってW軸ま
わりに旋回可能となる。つまり、多関節ロボットが上死
点位置でもアームの動作制御性を喪失することなく、安
定したロボット動作を奏することができるのである。な
お、上記の案内カム43a、43bは適宜の取付手段、
例えば、ボルトねし等により第10ボツトアーム33の
所定の位置に取付られている。
第7図は上述した本発明に係るアーム駆動機構を具備し
た多関節ロボットのうち、第1の実施例に係るロボット
を代表例として示した第1、第20ボツトアーム33.
34の動作過程と動作領域とを図示したものである。第
7図の(イ)は、第1、第20ボツトアーム33.34
によりロボットベース31の近傍位置で該第20ボツト
アーム34の先端に手首35を介して装着されたエンド
エフェクタで所望のロボット動作を遂行する姿勢位置を
しめし、平行四節リンク3ト如から成る主リンクの主動
リンク36はロボット胴32に重なる位置に来ている。
この状態から平行四節リンク38の作用で第20ボツト
アーム34が枢着結合部32aの回りにU軸旋回され、
第10ボツトアーム33もW軸回りに旋回すると、第7
図(ロ)で示す位置に達することができる。この状態か
ら更に、第20ボツトアーム34を主リンクが上死点位
置に来るまでU軸動作したすると、第1、第2のロボッ
トアーム33.34は最大長まで伸長し、第7図の(ハ
)に示す位置に達する。つまり、この最大製位置から内
側の動作領域内の各位置には第1、第20ボツトアーム
33.34が夫々W軸、U軸回りに旋回して到達可能な
領域となる。そして、(ハ)の上死点位置においても本
発明に係る副リンク40が作用して両アームは一体動作
可能な状態にあるので、状態(ハ)から(ニ)まで両ア
ーム33.34は一体と成ってW軸動作を遂行できる。
その後、第20ボツトアーム34を再び、主リンクの作
用でU軸旋回させれば、状態(ホ)、(へ)へ移行する
ことができる。すなわち、第7図にうちわ形の外周を有
して図示された動作領域内のどの位置にも第1、第20
ボツトアーム33.34がW軸、U軸動作の組み合わせ
て到達可能となる。この動作領域は、明らかに第11図
に示した従来の平行四節リンクを有した多関節ロボット
の動作領域に比較して大幅に拡大されていることがわか
る。
しかも、上述した説明による本発明の2つの実施例から
も明らかなように、本発明では、平行四節リンク38が
第1、第20ボ・ノドアーム33.34が枢着結合部3
2aの点に関して中心角180゜以内で両者間に挟む動
作領域の内部に主動リンク36、中間リンク37、第2
中間リンク39、カムフォロワー42等を有し、第20
ポ・ノドアーム34の後方領域には何らの突出部材を有
しないアーム駆動機構を構成しているので、第7図に示
す広大な動作領域に渡って第1、第20ロボットアーム
33.34が動作する過程においても、動作対象と反対
側に在る周囲環境と干渉を起こすような危惧は無いと言
う利点を有しているのである。
つまり、1台の多関節ロボットにより網羅することので
きる作業領域を大きくとれ、しかもその領域内において
動作対象に所定のロボット作業を遂行している間にロボ
ット機体の一部が機体後方の機器類に接触する等の不利
は無く、僅かに、機体自体との接触があるロボット胴周
囲の領域だけを不使用領域とする極めて有用性の高い多
関節ロボットが得られるのである。
〔発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、2つ
の枢着結合されたロボットアームを備えた多関節ロボッ
トのアーム駆動機構において、上死点位置や下死点位置
等における制御性を喪失ごとの無い広い動作領域を備え
た多関節形ロボットかえられ、しかも、動作過程に周囲
環境との干渉が極力低減された多関節形ロボットが得ら
れるのである。つまり、第20ボツトアームのU軸動作
は平行四節駆動リンクを介して駆動され、しかも上死点
、下死点位置における動作制御性を失うことなく、かつ
、第1、第20ボツトアームの両者を直接、駆動モータ
で駆動する直接駆動形の多関節形ロボットと同様な広い
動作領域を得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明に係る産業用多関節ロボットのアーム
駆動機構の1実施例を示す正面図、第2図は同実施例の
ロボットの第1、第2のアームが上方へ伸長した状態に
おける正面図、第3図は第2図の■−■矢視方向から見
た側面図、第4図は本発明に係る産業用多関節ロボット
のアーム駆動機構の他の実施例を示す正面図、第5図は
同実施例のロボットの第1、第2のアームが上方へ伸長
した状態における正面図、第6図は第5図の■−■矢視
方向から見た側面図、第7図(イ)〜(へ)は、上記第
1の実施例によるアーム駆動機構を備えた産業用多関節
ロボットの動作領域を示した説明図、第8図は従来の平
行四節リンク機構を有した多関節ロボットの構成を示す
部分斜視図、第9図は従来の直接駆動形の多関節形ロボ
ットのアーム駆動機構を示す略示部分斜視図、第10図
は従来の平行四節リンクをアーム駆動機構として具備し
た多関節形ロボットの後方部の干渉を回避するオフセッ
ト構造を説明した略示正面図、第11図は、従来の平行
四節リンクから成るアーム駆動機構を有した多関節形ロ
ボットの動作領域を示す説明図。 31・・・ベース、32・・・ロボット胴、33・・・
第10ボツトアーム、34・・・第20ボツトアーム、
36・・・主動リンク、37・・・中間リンク、38・
・・平行四節リンク、39・・・第2の中間リンク、4
0・・・副リンク、42・・・カムフォロワー、43a
、43b・・・カム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロボット胴に枢着結合された第1のアームと、その
    第1のアームの先端に枢着結合された第2のアームと、
    前記第1、第2のアーム間に掛け渡された2つの主動、
    中間リンク部材を具備して該第2のアームに駆動力を伝
    達する平行四節リンクとを具備した産業用多関節ロボッ
    トのアーム駆動機構において、 前記平行四節リンクにおける前記主動、中間リンク部材
    が、前記第1アームの軸線に重なる上死点及び下死点の
    少なくとも上死点位置で前記中間リンク部材と前記第1
    アームとの間に前記第1、第2アームの枢着結合点を拘
    束して該第1アームと第2アームとを一体的に旋回駆動
    可能にする拘束手段を設けたことを特徴とする産業用多
    関節ロボットのアーム駆動機構。 2、前記平行四節リンクを主リンク機構とし、前記拘束
    手段は、前記中間リンク部材と主動リンク部材との枢着
    結合点と前記中間リンク部材と前記第2アームとの枢着
    結合点とを結ぶ線から変位した該中間リンク部材上の点
    から前記第1アームに掛け渡され、かつ前記主動リンク
    部材と等長の第2の中間リンクを有した副リンク機構で
    ある請求項1に記載の産業用多関節ロボットのアーム駆
    動機構。 3、前記拘束手段は、前記第1のアームに設けた案内カ
    ム手段と、前記中間リンク部材と主動リンク部材との枢
    着結合点と前記中間リンク部材と前記第2アームとの枢
    着結合点とを結ぶ線から変位した該中間リンク部材上の
    点に設けたカムフォロワーとから成る請求項1に記載の
    産業用多関節ロボットのアーム駆動機構。 4、前記平行四節リンク機構における主動、中間リンク
    部材は、前記第1アームと該第1アームの先端に前記第
    2アームの後端を枢着結合してなる該第1、第2アーム
    とが囲む180°の中心角以下の領域内に設けられ、前
    記ロボット胴と前記第1アームとの枢着結合点に設けら
    れた第2アームの駆動モータからの回転駆動力を該第2
    アームに伝動するように設けられている請求項1に記載
    の産業用多関節ロボットのアーム駆動機構。
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