JPH03200656A - 連続用紙の自動接合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、使用中の連続用紙の終端と供給用の連続用紙
の始端を自動的に接着する連続用紙の自動接合装置に関
する。

〔従来の技術〕

従来の自動接合装置としては特開昭６４−４８７６１号
に開示された継紙装置がある。この従来技術は供給用の
連続用紙の先端に接着テープを設けそれをロールの外周
上に予め貼布しておき、接着時にカムロールを回転させ
て供給用の連続用紙をカムロールから引き剥すとともに
、それを使用中の連続用紙の終端近傍に押圧接着させる
ものである。第２図は従来の継紙装置を示す図である。

１０１はカムロールで図示しないモータにより回転され
る０　カムロール１０．１の円周上には粘着テープ１０
３が容易に引き剥がせる様に接着されている。粘着テー
プ１０３の半分には供給連続紙＋０２が接着されている
。カムロール＋０１の下方には隙間を設けて逃げ板＋０
４を並設している〇カムロール＋０１の右側の用紙挿入
側には、供給連続紙１０２と使用連続紙１０６を保持す
る紙保持装置＋０７が備え与れている。

前記構成において、連続紙＋０６の終端をセッサ（図示
せず）が検知すると、連続紙１０６の送りを停止し、紙
保持装置＋０７により連続紙１０６を固定する。その後
、カムロールｌｏｌをＩＩＸ＋方向に回転させて片面粘
着テープ１０３をカムロールから引き剥がす。同時に、
カムロールｌｏｔは連続紙１０６と接触しながら右回転
する。これにより粘着テープ１０３は、カムロール１０
１から引き剥がされて、連続紙１０２が張り付いた状態
のままカムロール１０１と逃げ板１０４によりしごかれ
て連続紙１０６に接着する。以上のようにして連続紙１
０６と連続紙＋０２は接合される。

紙保持装置＋０７が解除されると、連続紙１０６の搬送
と共に連続紙＋０２も搬送される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前記従来技術においては、供給連続紙を
人手により予めカムローラに接着しておかねばならず、
面倒であった。また供給連続紙の貼布及び押圧接着のた
めに特殊なカムローラを用いなければならず装置が高価
になるという問題点があった。

本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもの
で、簡単な構成で人手を介さずに連続用紙の接合を行う
自動接合装置を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段］ 本発明は、連続紙の最前端の裏面側及び最終端の表面側
に感圧性接着剤を予め塗布してわき、連続紙の終端を検
知するために検知手段を設け、使用中の連続用紙の最終
端と供給する連続用紙の最前端を重ね合わせて加圧する
ことにより前記従来技術が有していた問題を解決するも
のである０〔実施例〕 以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明の連続用紙の自動接合装置の要部を示す
斜視図である。

図中２は使用中の連続用紙で、最終端部の表面側３に感
圧性接着剤が塗布されている。４は、接続のために新し
く送られてくる連続用紙（以下供給用連続用紙という）
で、最先端部の裏面側５に感圧性接着剤が塗布されてい
る。感圧性接着剤は単独では接着力がなく、両接着剤が
一緒になって加圧されて接着力を生ずるものである。第
１図は、使用中の連続用紙２が供給用連続用紙４が搬送
されてくるのを待つために退避用搬送路（図示せず）に
引き込まれており、連続用紙２．４の接着剤部３．５が
重なり合う位置まで供給用連続用紙４が搬送されてきた
状態を示す。

連続用紙２．４はモータ５４で駆動される搬送ローラ５
０．５２等により搬送される。５６は電磁クラッチであ
り、モータ５４の回転力の搬送ローラ５０への伝達を制
卿するために用いる。６はセンサで連続用紙２又は４の
端部を検出する。

ｌＯは図示しないフレームに回転可能に支持されている
軸である。軸１０には加圧ローラ１８を支持する支持ア
ーム１４が設けられている。該支持アーム１４には、ス
プリング４２により時計方向に回転する力が付与されて
いる。支持アーム１４の先端部には軸１６に固定された
加圧ローラ１８が設けられている。軸】６は図示しな０
駆動装置により時計方向に回転される。加圧ローラ１８
の下側の従ローラ４４は、加圧ローラ１８と共同して連
続用紙２．４を加圧するためのローラで、加圧ローラ１
８と同じ駆動装置（図示せず）Ｉこより同じスピードで
反時計方向に回転される。

２４はソレノイドであり、図示しないフレームに固定さ
れている。ソレノイド２４のプランジャ３２には細い棒
３６が縦方向に揺動可能に設けられている。棒３６はフ
レーム（図示せず）に固定されたスタッド２６に回転可
能に支持されたリンク２８の一端を貫通しており、その
先にはスプリング４０及びストｙパ３８が設けられてい
る。第１図はソレノイド２４が除勢されている状態を示
す。この状態でプランツヤ３２は伸びてあり、リック２
８に反時計方向の回転力は付与されてＬｌない。従って
、支持アーム１４はスプリング４２の力で時計方向に引
っ張られている。そのためルーノイドが除勢されている
ときは加圧ローラ１８とその従ローラ４４との間には隙
間があり、連続用紙２は両ローラ１８．４４の間を自由
に通過できる。

ルーノイド２４が付勢されると、プランジャ３２が引き
込まれて棒３６も左側に移動しようとする。棒３６が貫
通するリック２８の穴（図示せず）は欅３６の経に対し
て少し太き目の穴となってあり、かつリンク２８はスタ
ッド２６を中心に回転可能に設けである。そのため、棒
３６が左側に引かれるとスブリ／グ４ｏを介してリック
２８が反時計方向に回転する。従って、棒３６はリック
２８の回転に伴いプランジャ３２との接続部３５を基準
にして下側に揺動しつつ左側に移動することとなる。

リック２８は、支持アーム１４の折曲げ端６２に固定さ
れたスタッド３ｏに接触している。そのため、リンク２
８が反時計方向に回転すると該スタッド３ｏを介して支
持アーム１４が軸１０を中心に反時計方向に回転し、加
圧ローラ１８が従ロラ４４の方に押し付けられる。

５８は制御部で、センサ６からの信号及びタイマ６０か
らの信号に応じてモータ５４、電磁クラッチ５６、　ソ
レノイド２４を制御して、接着剤部３．５を重ね合わせ
るように連続用紙２及び４を搬送し、その後接着剤部３
．５を加圧して両者を接合させる。

次に連続用紙２．４の接合動作を順次説明する。

使用中の連続用紙２の終端がセッサ６で検知されて制御
部５８に送られると、制御部５８はタイマ６０を始動さ
せて所定の時間を計時する。所定の時間が経過すると、
制御部５８はモータ５４を停止させる。その時点で連続
用紙２は、通常の搬送路の下側に設けられた退避用搬送
路の入口（図示せず）を通過している。その後制御部５
８はモータ５４を逆転させて連続用紙２を後方に戻すよ
う搬送する。すると連続用紙２は図示しない道避用搬送
路入口から退避用搬送路（図示せず）に弓き込まれ、第
１図に示す位置に収容される。その後モータ５４は停止
され、電磁クラッチ５６により搬送ローラ５０がモータ
５４から切り離される。

次に制御部５８はモータ５４を正方向に回転させて次の
供給用連続用紙４を加圧ローラ１８の方に搬送する。こ
の時、電磁クラッチ５６が切られているので連続ｍ紙２
は第１図に示す位置に停止したままである。供給用連続
用紙４の先端をセン４＋６が検知すると、制御部５８は
七〜り５４を駆動させたまま再びタイマ６０を起動させ
て所定の時間を計時する。所定の時間が経過すると、連
続用紙４は第１図に示す位置まで移動し、連続用紙２．
４の加圧接着剤部３と５が対向する状態となる。このと
き制御部５８は電磁クラッチ５６を作動させて、搬送ロ
ーラ５０及び５２により両連続用紙２．４を同時に前の
方Ｊこ搬送する。それと同時にルーノイド２４を付勢し
て加圧ローラ１８を従ローラ４４に押しつける。従って
、連続用紙２．４は、その加圧性接着剤部３．５の面が
互いに重なり合った状態で加圧下の加圧ローラ１８と従
ロータ４４の間を両ローラにはさまれながら通過する。

そのため両連続用紙２．４は互いに接続され〔発明の効
果〕 以上説明したように本発明によると、簡単な退避搬送路
とソレノイド加圧機構とを用いて、人手を介さず連続用
紙２及び４を自動的に接合することができるようになっ
た。従って本発明により、安価な連続用紙の自動接合装
置を提供することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る連続用紙の自動接合装
置を示す斜視図、第２図は従来の自動接合装置を示す断
面図である。 ２・・・使用中の連続用紙、４・・・供給用連続用紙、
３．５・・・加圧性接着剤、６・・・センサ、　１４・
・・加圧ローラ支持アーム、　１８・・　・７［圧ロー
ラ、　２４・・・ソレノイド、　２８・・・リンク 出願代理人　　　斉藤　則

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 最終端の表面側に加圧接着剤が塗布された連続用紙と、
   最先端の裏側に加圧性接着剤が塗布された連続用紙とを
   互いに接続させる自動接合装置であって、 前記連続用紙の先端部及び終端部を検知する検知部と、 前記２つの連続用紙を個別に搬送可能な搬送手段と、 前記センサからの検知信号に応じて前記搬送手段を制御
   して、前記２つの連続用紙の前記加圧性接着剤部分を互
   いに重ね合わせる重ね合わせ手段と、 前記２つの連続用紙を重ね合わせた後、両連続用紙の加
   圧性接着剤部を加圧する加圧手段とから成る連続用紙の
   自動接合装置。