JPH028922Y2 - - Google Patents

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JPH028922Y2
JPH028922Y2 JP10459882U JP10459882U JPH028922Y2 JP H028922 Y2 JPH028922 Y2 JP H028922Y2 JP 10459882 U JP10459882 U JP 10459882U JP 10459882 U JP10459882 U JP 10459882U JP H028922 Y2 JPH028922 Y2 JP H028922Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、包装機の包装用材自動接続供給装
置に関し、詳しくは例えばフイルム成形充填包装
機において、ロール状で使用される2個の熱融着
性包装用フイルム(アルミ箔等をも含む)の終始
端を、包装機の連続運転に追従して自動的に接合
して継続供給する装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の包装用フイルム(以下単にフイ
ルムともいう)の終始端の接合については、無地
のものは極く簡単に無駄なく正確に接合できる。
しかしながら絵、模様等を同一ピツチで付された
フイルムの場合は、絵、模様等が互いに整合する
ようにフイルムを接合するのは極めて困難であつ
た。すなわちフイルムの側縁には、絵、模様等に
対応した等ピツチのマークが付されており、この
ようなフイルムの同一量を巻いた2個のフイル
ム・ロールの終始端におけるマークが一致するよ
うにフイルムを接合する。しかし実際には2個の
フイルム・ロールの全長は必ずしも同一ではな
く、また最終マークもフイルム最終端に対してま
ちまちの位置にある。このため、このようなフイ
ルムのマークが整合するように接合するに際して
は、安全性、確実性を考慮して、先行使用フイル
ムの終端側に、常に相当な長さの余裕代を残して
接合を完了するように設定しなければならなかつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) 同一ピツチで付された絵、模様等が互いに整合
するように包装用フイルムを接合する従来の包装
用材自動接続供給装置においては、上記余裕代が
使用に適しないため切捨てることとなり、多くの
無駄、損失が発生するという問題があつた。
この考案は、上記問題点を解決するため、先行
使用フイルムの最終マークと次期使用フイルムの
最始マークとを互いに整合した状態で、両方のフ
イルムの終始端を自動的に接合して包装機に供給
する包装用材自動接続供給装置の提供を目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記問題点を解決するための手段
として、軸を平行にして対称に設置された2個の
フイルム・ロールを一方から使用して等ピツチ・
マーク入り包装用フイルムを包装機に供給し、一
方のロールの終了時に両方のフイルムの終始端を
自動的に接合する包装用材自動接続供給装置であ
つて、前記両フイルム・ロール間の中央部に設置
されたベルト・コンベヤ型式の一対の送出案内体
と、この送出案内体の一方を他方の送出案内体へ
接離可能に作動して一定の接合挟持範囲を形成す
る作動部と、前記フイルム・ロールから前記送出
案内体のフイルム接合点に至る間に設置されたフ
イルム終端検出スイツチと、このフイルム終端検
出スイツチから前記フイルム接合点に至る間に配
置されたマーク検出スイツチとを含み、前記マー
ク検出スイツチは前記包装機におけるシール加工
中のマーク位置から所定番目のマークが対応する
位置に設定し、前記フイルム終端検出スイツチは
前記マーク検出スイツチの1ピツチ後方に配置
し、前記送出案内体の作動部は前記マーク検出ス
イツチに連繋して、前記フイルム終端検出スイツ
チの作動後、マーク検出スイツチによりマーク検
出後、前記作動部によつて前記両フイルム・ロー
ルの終始端を挟持給送する構成とした包装機の包
装用材自動接続供給装置に存する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。本考案の対象とする接続供給装置は、横
型、縦型のいずれの充填包装機に対しても実施可
能とされ、本例では従前より一般に横型ピロー機
とも呼ばれている包装機での実施例について示
す。
まず本例の包装機では、第1図のように給送コ
ンベヤー1により品物Wを等間隔的に定速前送す
る一方、フイルム供給部Aにおける送出ローラ2
と給送ローラ3との協働によりフイルム供給部A
にセツトされている一方のロール状のフイルム体
RFから連続に繰出される帯状のフイルムFを製
袋器4に通す過程で両側縁を折込みつつ重合せた
筒状に成形し、この際に上述の品物Wを包込む。
そして両者W,Fを、左右一対の給送ベツド5
がなす給送路6内を前送する過程で、ベツド5下
方におけるセンターシール装置7の両加熱ローラ
7aの回転により上述の筒状フイルムの両側縁に
対するシールをなし、次いでエンドシール装置8
の作動において、両加熱シール体8a,8aの1
回転時毎による筒状フイルムF1の2箇所に対す
るエンドシールと、ナイフ9による同シール部に
対する切断とをなして一つのピロー袋F2内に品
物Wを封入した包装品として適宜増速回転される
搬送コンベヤー10を介して送出するようになつ
ている。なお、エンドシール装置8のシール作動
は、従来と同様にマークピツチに適合してなされ
るもので、両シール体8aの整合当接時に筒状フ
イルムのマーク位置がシールされる。
斯る包装機に実施される本例装置の主要部をな
す前記フイルム供給部Aについて第2図〜第6図
を参照して説明する。ただし便宜上図中右のフイ
ルム体RFを先行使用側とする。すなわち図示の
ように前述の包装機の機体に設置される枠体11
の左右対称位置に配設された逆転防止手段付きの
各ドラム軸12に対して同一マークピツチのフイ
ルムを巻回保有するロール状の2個のフイルム体
RFが、従前と同様に円錐形のドラム及びチヤツ
ク等を介して交換自在にセツトされる。各々のフ
イルム体RFから当該側の繰出しローラ13を介
して繰出されるフイルムFは、枠体11中央に設
置された後述の接合部で互いの終、始端が接合さ
れて、同接合部から前記製袋器4に至る間の共通
の給出経路として、各々の案内ローラ14,1
5,16,17、送出部のローラ2,18として
調節部のローラ19,20,21を介して給出さ
れるようになつている。
なお上記案内ローラ15は、調節ねじ22にば
ね23を介して連繋されたアーム24に支持され
てフイルムの給出量と張力を調節し得る。送出部
の前記送出ローラ2は、機台の駆動部側に連繁さ
れて前記給送ローラ3と同一周速で回転されて他
の押圧ローラ18との間でフイルムを弾性的に挟
持挿通して送出し得る。そして調節部のローラ1
9は、傾動アーム25とともに変位可能とされ、
他のローラ20,21は同アーム25に対して移
動可能に装備されてフイルムの給送長さを調節し
得る。
斯るフイルム供給部Aにおいて、前記接合部に
は、各々のフイルムの送出案内とフイルム同志の
接合をなす左右一対の送出案内体26,26′が、
当該側のフイルム体RFから互いに同一距離の対
称位置に対向配設されている。いずれの案内体2
6,26′についても、上軸27と下軸29に
各々軸受嵌挿したフリー回転式の大径の主ローラ
28と、小径の従ローラ30と、の間に適宜弾性
を有するゴム製の案内ベルト31,31を溝3
2,32を介して交互に掛装配列してなるベルト
コンベヤー型式に構成されてその一方(第2図中
右のもの)が定置側とされ、他方のものが可動側
とされている。なお各々の主ローラ28は、逆転
防止用の一方向クラツチ33を介して支持されて
おり、その外周には細いゴムリング34を嵌着し
て各案内ベルト31と交互に配列してフイルムの
蛇行防止を図つている。
上記定置側の送出案内体26では、両軸27,
29の各端部を、枠体11の長孔35に挿通して
固定片36で支持している。これに対して可動側
の送出案内体26′では、両軸27,29の各端
部を、長孔35に挿通して各々の電磁ソレノイド
38のロツド39に連繋された各可動体37に支
持しており、両ソレノイド38の作動前では案内
ベルト31を、定置側の案内ベルト31に対して
フイルムセツト・待機用の適宜間隔を置いた休止
位置に待機保持され、ソレノイド38の励磁作動
時には、互いのベルト31,31を相手側の主ロ
ーラ28,28外周に弾性的に押圧するフイルム
接合用状態に保持されている。
斯る両案内体26,26′同志において、第6
図のように互いの当接位置を便宜上フイルム同志
にかかる接合点位置Tとして設定し、そしてこの
接合点位置Tを基準として案内ベルト31同志が
圧接し合う距離(ちなみに上軸27と下軸29と
の中心間距離とする。)をフイルム接合挟持範囲
Sとして設定して良好かつ確実なフイルム接合を
図るようになつている。なお、各側の案内体2
6,26′に各々のフイルムの始端部を準備セツ
トするにあたつては、いずれも最始端を接合点位
置Tに合せて両面接着テープ等を利用して待機保
持するものとする。
従つて斯る案内体26,26′に対して、上記
電磁ソレノイド38の励磁作動時間についてはフ
イルム同志の接合点が、上述の範囲Sを通過し得
るまでの時間に設定することが望ましい。
なお、上述の可動側の送出案内体26′につい
ては、第3図のように定置側の案内体26に対し
て各側の電磁ソレノイド38のロツド39に連結
されたねじ杆40上の押圧ばね41を利用して緩
衝を含めて弾性的に当接し得る一方、枠体11と
の間に掛装した引張ばね42を利用して速やかに
離隔退避し得、そして上記ねじ杆40の調節ナツ
ト43を利用して間隔の調節ができるように設定
されている。
上述の各側の送出案内体26,26′と繰出し
ローラ13,13′との間のフイルム繰出し途上
に、同一の構成部材が対称に配設されている。便
宜上右側を主に説明する。すなわち、繰出しロー
ラ13下方と主ローラ28上周部とに亘つて方形
状の案内板44が受杆45,45を介して水平状
に敷設されており、同案内板44の上、下方にク
ランプ部材46、エンド検出スイツチ50、受け
部材55が夫々配設されている。
まず、クランプ部材46については、枠体11
に横架された支軸47に対してアーム48を介し
てフリー回動可能に連結された押え杆49が、そ
の自重を以つて上記案内板44の上面に当接して
フイルムを押え込みつつ案内するようになつてい
る。このクランプ部材46において、支軸47を
長孔等を利用して位置調整可能としてもよいが、
いずれにあつても押え杆49のフイルムクランプ
位置が、前記定置側の送出案内体26における接
合位置Tを基準としてマークピツチPよりも適宜
小さい距離に設定されているものとする。
一方エンド検出スイツチ50は、当該側のフイ
ルム最終端を検出するためのもので、上記両受杆
45の中央に亘つて連結された支杆52に対して
位置調節可能に装着された可動片53にセツトさ
れており、そしてそのアクチエータレバー51
(単に検出レバーともいう。)を、上記案内板44
中央に形成された長溝54から上方へ延出されて
いる。このスイツチ50については、検出レバー
51のフイルム検出点位置(すなわちフイルムと
摺接するレバー51の頂点位置をいう。)が、後
述するマーク検出位置MCから後方に1マークピ
ツチPの距離に設定されており、そして検出レバ
ー51が、フイルムにより押え込まれている状態
では、検出前「OFF」に、解放された時点では
検出時「ON」に設定されているものとする。こ
のスイツチ50は便宜上エンドスイツチともい
う。
そして前記受け部材55は、枠体11の一方に
架設された支杆56に対してフイルム用の受け板
58が、調節用の可動片57を介して片持ち状に
連結されて上記エンドスイツチ50側に水平に延
出されており、同受け板58の自由端部と上記検
出レバー51との間でフイルムを挟込むようにな
つている。なお受け板58の自由端部には、検出
レバー51に対する逃し溝59が形成されてい
る。
75はマーク検出用の光電スイツチで、フイル
ム給出過程における前記送出ローラ2の手前に配
置されている。このスイツチ75は、フイルムの
各マークピツチPを検出するようになつている。
前述のように構成されたフイルム供給部Aにお
いて、いずれの側のフイルムに対してもその最終
位置のマークについては、フイルム繰出し途上の
所定位置、正確には前記送出案内体26,26′
の各接合点位置Tを基準とした適宜手前の所定位
置で検出する。斯るマークの検出の態様につい
て、本例ではカム、スイツチを併用した測定算出
的検出と、光電スイツチを利用した照射検出との
2つの実施例を説明する。
まずカム、スイツチ併用式のマーク検出機構に
ついて第7図を参照して説明する。斯る機構では
前記エンドシール装置8のマーク位置毎のシール
作動を利用する。すなわち両加熱シール体8aの
各回転毎にタイミングを合せて定常回転するよう
に設定された作動カム60を装置8の例えば軸、
歯車等の回転部材に連繋し、このカム60に検出
スイツチ62を付設する。ちなみにカム60は、
シール毎に1回転してその頂部61で検出スイツ
チ62のアクチエータレバー又はロツドによる検
出片63を押して作動「ON」させるように設定
されているものとする。これに対して検出スイツ
チ62は、フイルムの接続2重部分を除いた有効
長さに対するエンドシール装置8の本シール作動
開始に合せて検出開始状態にセツトし得るように
設定されたもので、前記エンドスイツチ50及び
電磁ソレノイド38とともに同一の電気制御回路
内に組込まれており、作動カム60の各回転毎に
各マークをシール位置で測定的に検出作動される
過程において、エンドスイツチ50からのエンド
検出指令を受けた時点以後最初に「ON」された
時点で、前記両電磁ソレノイド38を励磁作動さ
せるように制御設定されている。
斯る機構における上記作動カム60、スイツチ
62のシール作動に対する設定条件に鑑みて、
各々のフイルムについて、両加熱シール体8a間
のシール位置のマークを基準として常にN個番目
のマークMが前記各側の送出案内体26,26′
とクランプ部材46,46′との間の所定位置
(便宜上マーク検出位置ともいう。)に位置するよ
うに設定すれば、各シール時毎に対する作動カム
60の回転により検出スイツチ62が作動するこ
とを以つてN個番目のマークが上述のマーク検出
位置MCに達していることが算出的に検出できる
ことになる。
なお上述のシール体8a間のマーク位置につい
ては、フイルムの有効長さにおける最初(第1番
目)のマークを基準に求めて設定することが望ま
しい。また上述のマーク検出位置MCについて
は、フイルム接続2重部分を可及的に短かくする
ために、当該の送出案内体26,26′の接合点
位置Tを基準としてマークピツチPよりも適宜小
さい距離L1(例えばP/3位)の位置に設定す
ることが望ましい。斯る距離L1分がフイルムの
必要接続代とされるが、ちなみに50mmもあれば充
分である。
そこで斯るマーク検出機構を実施採用した本例
装置でのフイルム接続供給について第7図を参照
して説明する。ただし、同図では各作動過程を正
面、平面の2面に亘つて併記例示しており、便宜
上図中ではエンド検出位置と、マーク検出位置と
には作動カム60、スイツチ62の状態を同期的
に示す。なお同図中には後述の光電スイツチを併
記しているが使用しない。
さて図a,a′のようにシール装置8による先行
使用側の筒状フイルムF1に対するシール作動に
対応して作動カム60がマーク位置毎で検出スイ
ツチ62を作動する過程において、フイルムFの
最終端FEがエンドスイツチ50を通過すると、
同スイツチ50はその検出レバー51が最終端か
ら解放された時点でエンド検出をなす。
斯るエンド検出時点においては、エンドスイツ
チ50とマーク検出位置MCとの間に一つのマー
クが存在しているので、同検出時に前記加熱シー
ル体8aとともに作動カム60がいずれの回転角
度位置にあろうとも、検出スイツチ62は、エン
ドスイツチ50からの検出指令を受けたもとでカ
ム60により最初に作動「ON」されると、この
時点に対応してN個番目のマーク、言い換えると
最終マークMEが、図bのようにマーク検出位置
MC上に達していることが測定算出的に検出し得
る。
そして同スイツチ62の「ON」によるマーク
検出作動時点に同期して励磁作動される電磁ソレ
ノイド38により可動送出案内体26′が定置送
出案内体26に対する接合状態に切換え保持され
ることにより、図c,c′のように先行使用フイル
ムFの終端部FEと次期使用フイルムFの始端部
FSとが互いに同一接合点位置Tで接合されるも
のである。
従つて、斯る接合において先行フイルムの使用
中に予備的にセツトされる次期フイルムFについ
て、図a,bのように可動送出案内体26′の接
合点位置Tから最始(第1番目)のマークMSま
でに亘る必要接続代L1を、先行フイルムにおけ
る前述の必要接続代L1と同一長さに設定して案
内体26′側にセツトして置けば、図c,c′のよ
うに最終マークMEと最始マークMSとを互いに
整合したもとで、終、始端部同志の接合が良好に
なし得、そのまま左側の次期フイルムFをシール
作動の継続に追従して同一給送過程を連続給送し
得るものである。
なお斯るフイルム接続供給において、前述のマ
ークピツチPとは異なるピツチのフイルムを使用
する場合にも、同フイルムの給出長さを供給部A
内で調節してシール位置のマークに対してN個番
目のマークMが前述のようなマーク検出位置MC
に位置するように設定し、必要に応じてエンドス
イツチ50をピツチに合せて位置調節すればよ
い。また斯るカム、スイツチ併用式の検出機構で
は、作動カム60の回転については要するにエン
ドシール装置8の1回転におけるシール回数に対
して約数又は倍数の比を以つて設定すればよい。
次に光電スイツチ式のマーク検出機構について
第7図を参照して説明する。斯る機構では、前記
各側の送出案内体26,26′とクランプ部材4
6,46との間に、マーク検出用の光電スイツチ
64,64を夫々設置するにあたり、フイルムの
接続2重部分の可及的な短縮化を図るために、前
例と同様に当該の接合点位置Tからマークピツチ
Pより適宜小さい距離L1を置いたマーク検出位
置MCに配置する場合を例示する。
各側の光電スイツチ64は、前記光電スイツチ
75と同様な反射型式としてフイルムのマーク側
の側縁途上に位置され、そして前記各エンドスイ
ツチ50、電磁ソレノイド38とともに同一の制
御系に組込まれており、エンドスイツチ50のエ
ンド検出指令後にマークを検出した時、上記両ソ
レノイド38を励磁作動させるように設定されて
いる。
そこで斯るマーク検出機構を実施採用した本例
装置でのフイルム接続供給について第7図を参照
して説明する。ただし本例では同図中に示す前述
の作動カム60、検出スイツチ62は使用しな
い。すなわち図a,a′のように前記エンドシール
装置8の定常シール作動に伴なう先行使用フイル
ムFの連続給出過程において、最終端FEから解
放されたエンドスイツチ50がエンド検出作動を
なした時点以後に、同スイツチ50からのエンド
検出指令を受けた光電スイツチ64が、図bのよ
うにN個番目のマークに対する検出位置MCで最
初(第1個目)のマークMを検出することによ
り、最終マークの検出作動をなす。これに同期関
連して前例と同様に両電磁ソレノイド38が設定
時間内を励磁作動されて両送出案内体26,2
6′間の同一接合点位置Tでフイルムの後、始端
同志の接合をなし得る。
従つて本例装置においても前例装置と同様に、
フイルム接合では、図a,bのように次期フイル
ムF側の必要接続代L1を、先行フイルムF側の
必要接続代L1と同一長さに設定してセツトして
置くことにより、図c,c′のように両マークME,
MSの整合による終、始端部同志の接合がなし
得、そのまま次のフイルムを連続供給し得るもの
である。
このように前述したいずれの装置においても、
各エンドスイツチ50を接合点位置Tに対して距
離Lに設置したもとで、両フイルムの終、始端部
を、接合点位置Tから同長の必要接続代L1を置
いたマーク検出位置MCに達したマーク同志を整
合して接合するものであるから、ロール状でセツ
トされるフイルム同志の巻回保有長さに長、短差
があつても第7図c′から理解できるようにフイル
ムの接続2重部分がマークME,MS位置の前、
後に1マークピツチP以内とされるだけで、最大
切捨て量を2ピツチ分のフイルム(筒状フイル
ム)分に制限して接続し得るものである。
なお前述したフイルム接続供給に対する変更と
して、接合点位置Tに対するエンドスイツチ50
をマークピツチPよりも適宜短かい位置に設置し
た場合には、両フイルムの接合について第7図d
に例示するように接合点位置Tを通過した先行フ
イルムの最終マークMEに対し、次期フイルムの
最始マークMSがマークピツチPを確保したもと
で終、始端同志の接合をなし得ることがあり、こ
れによれば接続2重部分が1ピツチ内に制限でき
る。
前述した第7図c′,dのいずれのフイルム接合
についても、第6図のようにフイルム供給部Aの
両送出案内体26,26′間の接合挟持範囲Sを
利用してフイルム接合部分を可及的に長距離、長
時間に亘つて弾性的に挟持しつつ送出案内するの
で、一段と強固に接合し得互いの剥離やすれ等を
未然に防止できるものである。
前述のようにフイルムの接合供給を自動連続で
行ない得る図示本例の装置は、縦型ピロー包装機
に対しても同様に実施し得、同包装機では一般的
にフイルムが関欠給送されること。フイルム加工
装置であるエンドシール装置が両加熱シール体を
対向移動させる型式又は循環移動させる型式にさ
れること。等の条件に合せて前述の夫々の検出機
構を適宜連繋設定すればよい。この際検出作動部
材である前記カム60については、上述のエンド
シール装置の作動機構の型式に合せて例えばドツ
グやアーム、杆等の検出片に代えてもよい。勿論
本例装置は、熱融着性フイルム以外の包装用材、
その他のフイルム状材(薄肉シート状材)をも対
象とし得、また包装機以外に、マーク付きのフイ
ルム状材を交互に接合して連続給出して使用する
ようなフイルム加工機に対しても実施できる。
(考案の効果) この考案は以上説明したような構成の包装機の
包装用材自動接続供給装置であるから、絵、模様
等を同一ピツチで付されたフイルムについて、フ
イルムの側縁に絵、模様等に対応して付された等
ピツチのマークを利用して、先行使用フイルムの
最終マークと次期使用フイルムの最始マークとを
互いに整合した状態で、両方のフイルムの終始端
を自動的に接合して包装機に供給することができ
る。
したがつて、実際には全長は必ずしも同一では
なく、また最終マークもフイルム最終端に対して
まちまちの位置にある2個のフイルム・ロールに
ついて、短い接合代で終始端を良好に接合できる
ので、接合のための二重部分の切捨て量を最小に
し、フイルムの経済的な使用を可能にする効果が
ある。
また送出案内体は一定の接合挟持範囲を有する
ベルト・コンベヤ形式としたことによつて、この
範囲内にフイルムの接合点を設定できるので、次
期使用フイルムのセツトが容易になり、さらにこ
の範囲においてフイルムの接合部分を適切に挟持
して充分な押圧力を作用させることにより、良好
なフイルム接合が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は本
例の包装機を略示する正面図、第2図は本例のフ
イルム供給部を示す正断面図、第3図は第2図中
−線に基づく平断面図、第4図、第5図は
夫々第2図中−線、−線に基づく側断面
図、第6図は両送出案内体によるフイルム接合状
態を示す正面図、第7図a,a′,b,c,c′,d
はフイルムのマーク検出並びに接合の過程を各段
階的に示す説明図である。 1……給送コンベヤー、8……エンドシール装
置、26,26′……送出案内体、38……電磁
ソレノイド、50……エンド検出スイツチ、60
……作動カム、62……検出スイツチ、64……
光電スイツチ、MC……マーク検出位置、ME…
…最終マーク、MS……最始マーク、M……マー
ク、RF……フイルム体、F……フイルム、T…
…接合点位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸を平行にして対称に設置された2個のフイル
    ム・ロールを一方から使用して等ピツチ・マーク
    入り包装用フイルムを包装機に供給し、一方のロ
    ールの終了時に両方のフイルムの終始端を自動的
    に接合する包装用材自動接続供給装置であつて、
    前記両フイルム・ロール間の中央部に設置された
    ベルト・コンベヤ型式の一対の送出案内体と、こ
    の送出案内体の一方を他方の送出案内体へ接離可
    能に作動して一定の接合挟持範囲を形成する作動
    部と、前記フイルム・ロールから前記送出案内体
    のフイルム接合点に至る間に設置されたフイルム
    終端検出スイツチと、このフイルム終端検出スイ
    ツチから前記フイルム接合点に至る間に配置され
    たマーク検出スイツチとを含み、前記マーク検出
    スイツチは前記包装機におけるシール加工中のマ
    ーク位置から所定番目のマークが対応する位置に
    設定し、前記フイルム終端検出スイツチは前記マ
    ーク検出スイツチの1ピツチ後方に配置し、前記
    送出案内体の作動部は前記マーク検出スイツチに
    連繋して、前記フイルム終端検出スイツチの作動
    後、マーク検出スイツチによりマーク検出後、前
    記作動部によつて前記両フイルム・ロールの終始
    端を挟持給送する構成とした包装機の包装用材自
    動接続供給装置。
JP10459882U 1982-07-08 1982-07-08 包装用材の自動接続供給装置 Granted JPS5860640U (ja)

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JP10459882U JPS5860640U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 包装用材の自動接続供給装置

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JPS5860640U JPS5860640U (ja) 1983-04-23
JPH028922Y2 true JPH028922Y2 (ja) 1990-03-05

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JP2004043072A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Tokyo Autom Mach Works Ltd フィルム接続装置
JP6979132B2 (ja) * 2018-08-07 2021-12-08 株式会社瑞光 シート供給装置及びシート供給方法

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JPS5860640U (ja) 1983-04-23

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