JP2004043072A - フィルム接続装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】模様合わせを必要とするフィルムであっても、レジマークCを基準としてフィルムを測長し切断する煩雑な作業を必要とせず、待機用フィルムのセッティングを容易化して作業性の向上を図る。
【解決手段】待機フィルム111に付されたレジマークを検出する待機側レジマーク検出センサ106と、この待機側レジマーク検出センサ106の位置を調整する待機側センサ位置調整機構107と、供給フィルム211に付されたレジマークを検出する供給側レジマーク検出センサ206と、この供給側レジマーク検出センサ206位置を調整する供給側センサ位置調整機構207とを備えた構成とする。
【選択図】 図1
【解決手段】待機フィルム111に付されたレジマークを検出する待機側レジマーク検出センサ106と、この待機側レジマーク検出センサ106の位置を調整する待機側センサ位置調整機構107と、供給フィルム211に付されたレジマークを検出する供給側レジマーク検出センサ206と、この供給側レジマーク検出センサ206位置を調整する供給側センサ位置調整機構207とを備えた構成とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、包装用フィルムを連続的に供給するために包装機に組み込まれるフィルム接続装置に関し、詳しくは供給用フィルムロールと待機用フィルムロールとを装填し、前記供給用フィルムロールから繰り出されてきた供給フィルムの終端領域に前記待機用フィルムロールから繰り出される待機フィルムの始端部分を接続するためのフィルム接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフィルム接続装置として、例えば、特開平7−2415号公報に開示されたウェブ接続供給装置がある。
同公報に開示されたウェブ接続供給装置は、繰り出したウェブの終端を終端検出センサが検出した時点で繰り出し手段を減速させるとともに、所定の演算を行い、その演算結果に基づいて繰り出したウェブの終端と待機しているウェブの始端とを所定位置で接続する構成を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特開平7−2415号公報には、繰り出したウェブの終端と待機しているウェブの始端との位置合わせを行う構成は開示されているものの、フィルム相互を接続する際、如何にして模様合わせ行うかその構成については開示されていない。
【0004】
ところが、近年、製品の包装に用られるフィルムは、表面に種々の模様が施されている場合が多く、このような模様付き包装フィルムにあっては、フィルム相互の継ぎ目で、模様合わせが必要になる。
特開平9−58616号公報に開示された包装機における包装用フィルムの自動接続装置では、この種の模様合わせも考慮されているが、同公報の段落0023、第7〜8行目に記載されたとおり、待機側包装フィルムのセッティングに際し、レジマークが所定の位置となるようにフィルムの始端部を位置合わせして圧着ローラに吸着させなければならない。したがって、このように位置合わせする前提として、レジマークを基準に待機用フィルムの始端部分を正確に測長して切断する作業が必要であった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、模様合わせを必要とするフィルムであっても、レジマークを基準としてフィルムを測長し切断する煩雑な作業を必要とせず、待機用フィルムのセッティングを容易化して作業性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、供給用フィルムロールと待機用フィルムロールとを装填し、供給用フィルムロールから繰り出されてきた供給フィルムの終端領域に待機用フィルムロールから繰り出される待機フィルムの始端部分を接続するフィルム接続装置であって、
供給フィルムの終端領域を所定の終端検出位置で検出する終端検出手段と、
待機フィルムの始端部分を所定の接続作業位置に配置するとともに、この接続作業位置において該待機フィルムの始端部分を供給フィルムの終端領域に接続する接続手段と、
供給フィルムを、待機フィルムの始端部分が接続された箇所より終端側で切断する切断手段と、
待機フィルムに付されたレジマークを検出する待機側レジマーク検出センサと、
この待機側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置を調整する待機側検出位置調整手段と、
供給フィルムに付されたレジマークを検出する供給側レジマーク検出センサと、
この供給側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置を調整する供給側検出位置調整手段と、を備えたことを特徴とする(請求項1)。
【0007】
上記構成の本発明によれば、待機側検出位置調整手段を用いて待機側レジマーク検出センサの位置を待機フィルムのレジマークに合わせて設定するとともに、供給側検出位置調整手段を用いて供給側レジマーク検出センサの位置を、上記待機側レジマーク検出センサの位置から接続作業位置までの距離に合わせて容易に設定することができる。これにより、接続作業位置から各レジマーク検出センサまでの距離がほぼ等しくなるので、供給側レジマーク検出センサがレジマークを検出するタイミングをもって接続作業を実行すれば、接続作業位置から各フィルムのレジマークまでの距離がほぼ合致して模様合わせを実現できる。
【0008】
ここで、供給用フィルムロールから繰り出される供給フィルムの終端領域に識別マークをあらかじめ付しておけば、上記終端検出手段は、この識別マークを検出する終端検出センサで構成することができる(請求項2)。なお、識別マークは、供給用フィルムロールのフィルム繰り出し位置から終端検出センサまでの距離に合わせて、供給フィルムの終端から同距離だけ前方に付しておくことが好ましい。
【0009】
また、供給側検出位置調整手段は、接続作業位置を基準として、待機側検出位置調整手段により位置決めされた待機側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置と対称な位置に、供給側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置を位置決め可能な構成とすることができる(請求項3)。
この構成により、供給側レジマーク検出センサの位置を、上記待機側レジマーク検出センサの位置に合わせるだけで、容易に接続作業位置から各レジマーク検出センサまでの距離を合わせることができる。
【0010】
さらに、待機側検出位置調整手段及び供給側位置検出手段が、それぞれ接続作業位置を基準として対称に付された目盛を有するスケールを含み、このスケールに沿ってそれぞれのレジマーク検出センサを移動調整可能な構成とすれば、目盛を利用していっそう容易に供給側レジマーク検出センサの位置を、上記待機側レジマーク検出センサの位置に合わせることが可能となる(請求項4)。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施形態に係るフィルム接続装置の全体構造を示す正面図、図2は図1の要部を拡大して示す正面図である。
フィルム接続装置は、フィルム繰り出し軸101,201、フィルムガイド102,202、カッタ(切断手段)103,203、吸着ローラ104,204、終端検出センサ105,205、レジマーク検出センサ106,206、及びセンサ位置調整機構107,207の各構成要素を、それぞれ左右対称に一対備えている。
【0012】
各フィルム繰り出し軸101,201には、それぞれフィルムロール110,210が装填され、該フィルムロール110,210から引き出されたフィルム111,211が、フィルムガイド102,202、吸着ローラ104,204を経由して給送されていく。
ここで、図1及び図2に示すセッティング状態においては、これらの構成要素のうち、左側に配設された各構成要素がフィルム111の待機側、右側に配設された各構成要素がフィルム211の供給側となっている。すなわち、左側のフィルム繰り出し軸101に装填されたフィルムロール110(待機側フィルムロール)から引き出されたフィルム111(待機側フィルム)は、後述するように始端が吸着ローラ104に吸着されて待機状態におかれ、一方、右側のフィルム繰り出し軸201に装填されたフィルムロール210(供給側フィルムロール)から引き出されたフィルム211(供給側フィルム)は、連続的に繰り出されていく。
【0013】
フィルムガイド102,202は、複数のガイドローラで構成されており、フィルムロール110,210から引き出されたフィルム111,211にテンションを与えながら下流側へ案内する機能を有している。
【0014】
吸着ローラ104,204には、表面に多数の吸引孔が設けてあり、図示しない真空ポンプによって吸引孔の内部が真空吸引されている。したがって、これら吸着ローラ104,204の表面にフィルム111,211を配置すると、該フィルム111,211は吸引孔内部の真空圧によって吸着ローラ104,204の表面に吸着される。なお、フィルムの繰り出しに際して供給側の吸着ローラ204は、吸引孔内部の吸引動作が解除され、フィルム211を吸着することなく下方へ案内する案内手段として機能する。
これら吸着ローラ104,204は、待機側及び供給側の各構成要素を対称に配置するための基準位置近くに設けてある。すなわち、これら吸着ローラ104,204の中間位置(接続作業位置)を境にして左右対称の配置構造が形成されている。
【0015】
また、吸着ローラ104,204は、それぞれ対向する吸着ローラ104,204に向けて移動自在に案内支持されており、アクチュエータにより駆動されて対向する吸着ローラ104,204に当接するように構成されている。
【0016】
吸着ローラ104,204の下流側(図1の下方側)には、一対の繰り出しローラ10が設けてある。繰り出しローラ10の一方は、図示しない駆動モータによって回転する駆動ローラであり、他方はこの駆動ローラに連れ回りする従動ローラである。供給側フィルム211は、これら一対の繰り出しローラ10に把持されて、その回転に伴い繰り出されていく。
【0017】
カッタ103,203は、支軸103a,203aを中心に揺動するアーム103b,203bの先端に設けてあり、アーム103b,203bの揺動に伴いフィルム繰り出し経路上に出没自在となっている。アーム103b,203bは、図示しないアクチュエータにより駆動される。そして、カッタ103,203は吸着ローラ104,204の上流側近傍でフィルム111,211を切断する。
【0018】
また、フィルム繰り出し経路を挟んでカッタ103,203と対向する位置には、カッタ受け部材11が配置される。このカッタ受け部材11は、図3に示すように支軸11aを中心に回動自在であり、カッタ受け部11bを左右いずれか一方のカッタ103,203と対向する位置に配置可能となっている。なお、カッタ受け部材11の左右回動位置の後方近傍には、ロックブロック109,209が設けてあり、カッタ受け部材11に組み込まれたノブ11cを前後に移動操作することで、ノブ11cと一体のロックバー11dがロックブロック109,209に形成したロック穴109a,209aに係合してカッタ受け部材11を固定し、またその係合状態を解除して回動自在となる構成が備えられている。
【0019】
終端検出センサ105,205は、フィルム繰り出し軸101,201に装填されたフィルムロール110,210の近傍に設定した終端検出位置に配設してあり、フィルムロール110,210から引き出されたフィルム111,211のエンドマークA(識別マーク)をこの終端検出位置で検出する。フィルムロール110,210に巻かれたフィルム111,211には、図4(a)に示すように終端から所定の距離Lだけ前方にエンドマークAがあらかじめ設けられている。このエンドマークAは、例えば、2本のアルミ箔テープを任意の間隔をあけてフィルム111,211の表面に接着して形成される。このように、エンドマークAをアルミ箔テープで形成する場合、図4(b)に示すようなフィルム111,211の途中をつなぐアルミ箔テープBとの識別ができなくなるおそれがあるため、本実施形態では、2本のアルミ箔テープでエンドマークAを形成している。
【0020】
終端検出センサ105,205がこの2本のアルミ箔テープからなるエンドマークAを検出したとき、供給側フィルムロール110,210に巻かれたフィルム111,211が終端まで引き出されたものと判別される。ここで、フィルム111,211の終端からエンドマークAまでの距離Lは、フィルムロール110,210のフィルム繰り出し位置から終端検出センサ105,205までの距離にほぼ対応させてある。これにより、供給側フィルムロール110,210に巻かれたフィルム111,211が終端まで引き出されるタイミングで、終端検出センサ105,205がエンドマークAを検出することができる。
【0021】
レジマーク検出センサ106,206は、フィルム111,211に付されたレジマークCを検出する構成要素である。模様付きフィルム111,211には、図4(a)に示すように一定の間隔ごとにレジマークCと称する模様合わせ用の基準マークが付されており、このレジマークCを基準としてフィルム111,211に対する印字や、製品に対するフィルム111,211の模様合わせが行われる。したがって、フィルム111,211を接続して連続供給する場合、各フィルム111,211のレジマークCが合致するように接続する必要がある。
【0022】
レジマーク検出センサ106,206は、図5に示すようにセンサ位置調整機構107,207(検出位置調整手段)に組み込まれた可動板107a,207aに固定されている。センサ位置調整機構107,207は、調整摘み107b,207bの回転操作に伴いボールねじ107c,207cを介して可動板107a,207aが直線移動する構成となっており、さらに可動板107a,207aの移動範囲には目盛107d,207d付きのスケールが配設してある。したがって、この目盛107d,207dを目安にしてレジマーク検出センサ106,206の位置(検出位置)を容易に把握できるとともに、後述するように待機側レジマーク検出センサ106の位置に供給側レジマーク検出センサ206の位置を簡単に合わせることができる。すなわち、これらセンサ位置調整機構107,207によって、既述した接続作業位置を基準として、各レジマーク検出センサ106,206を互いに対称な位置に配置することが可能となる。
【0023】
次に、上述したフィルム接続装置のセッティング方法と動作について説明する。
まず、図5に示すように、待機側フィルムロール110から引き出した待機側フィルム111の始端部分を待機側吸着ローラ104の表面に吸着させるとともに、同フィルム111の始端部分の表面に両面粘着テープ112を貼り付ける。そして、待機側センサ位置調整機構107を操作して、待機側レジマーク検出センサ106を待機側フィルム111に形成されたレジマークCの対向位置に配置する。
【0024】
続いて、供給側フィルムロール210から引き出した供給側フィルム211を繰り出しローラ10に把持させた状態にセットし、その後、供給側センサ位置調整機構207を操作して、供給側レジマーク検出センサ206を待機側レジマーク検出センサ106と対称な位置に配置する。このとき、待機側レジマーク検出センサ106の位置(検出位置)は、待機側センサ位置調整機構107に設けたスケールの目盛107dによって容易に把握できる。また、供給側レジマーク検出センサ206の位置決めは、供給側センサ位置調整機構207に設けたスケールの目盛207dを参照して、上記待機側レジマーク検出センサ106の位置を示す目盛107dと同じ位置に供給側レジマーク検出センサ206を合わせるだけで完了する。
【0025】
カッタ受け部材11は、供給側カッタ203と対向する位置へ回動操作しておく。これでセッティング作業は終わりである。
【0026】
その後、繰り出しローラ10を回転駆動すると、供給側フィルムロール210から供給側フィルム211が引き出され、下流方向へ給送されていく。そして、供給側終端検出センサ205が供給側フィルム211に設けたエンドマークAを検出すると、繰り出しローラ10が低速回転に切り替わり、供給側フィルム211の繰り出し速度を低下させる。そして、ゆっくりした速度をもって供給側フィルム211を繰り出していき、供給側レジマーク検出センサ206が供給側フィルム211に形成したレジマークCを検出した時点で、繰り出しローラ10の回転を停止させる。この動作をもって、接続作業位置を基準に各レジマーク検出センサ106,206が互いに対称な位置に配置される。
【0027】
次いで、供給側吸着ローラ204が移動して待機側吸着ローラ104に当接する。このとき、待機側吸着ローラ104の表面に吸着してある待機側フィルム111の始端部分が、両面粘着テープ112を介して供給側フィルム211に接着される。この動作は終端検出センサ205がエンドマークAを検出した後に行われるので、供給側フィルム211の接着箇所はもちろん終端領域となる。なお、終端領域とは、フィルムロール110,210に巻かれたフィルム111,211の終端に近い任意の領域をいう。
【0028】
上述した動作により各フィルム111,211が接続されるので、次いで供給側フィルム211の終端領域をカッタ203により切断するとともに、供給側吸着ローラ204を待機側吸着ローラ104から離間させる。その後、繰り出しローラ10を回転駆動してフィルム111の繰り出し動作を続行する。このとき、カッタ受け部材11は反対側へ回動操作しておく。
【0029】
各フィルム111,211を接続した後は、待機側と供給側とが逆転する。すなわち、供給側フィルム211を終端まで引き出した供給側フィルムロール210は、フィルム繰り出し軸201から取り外され、新たなフィルムロールが装填される。この新規フィルムロールは、待機側フィルムロールとなり、その始端部分が既述したように吸着ローラ204に吸着される。
【0030】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、図1に示した実施形態では左右対称に待機側及び供給側の構成要素を配設したが、これらの構成要素を上下対称に配設することもできる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、模様合わせを必要とするフィルムであっても、レジマークを基準としてフィルムを測長し切断する煩雑な作業を必要とせず、待機用フィルムのセッティングを容易化して作業性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るフィルム接続装置の全体構造を示す正面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す正面図である。
【図3】カッタ受け部材を示す斜視図である。
【図4】フィルムの終端領域に形成したエンドマークの一例を示す斜視図である。
【図5】レジマーク検出センサ及びセンサ位置調整機構を示す斜視図である。
【符号の説明】
10:繰り出しローラ
11:カッタ受け部材
101,201:フィルム繰り出し軸
102,202:フィルムガイド
103,203:カッタ(切断手段)
104,204:吸着ローラ
105,205:終端検出センサ
106,206:レジマーク検出センサ
107,207:センサ位置調整機構
109,209:ロックブロック
110,210:フィルムロール
111,211:フィルム
A:エンドマーク
C:レジマーク
【発明の属する技術分野】
この発明は、包装用フィルムを連続的に供給するために包装機に組み込まれるフィルム接続装置に関し、詳しくは供給用フィルムロールと待機用フィルムロールとを装填し、前記供給用フィルムロールから繰り出されてきた供給フィルムの終端領域に前記待機用フィルムロールから繰り出される待機フィルムの始端部分を接続するためのフィルム接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフィルム接続装置として、例えば、特開平7−2415号公報に開示されたウェブ接続供給装置がある。
同公報に開示されたウェブ接続供給装置は、繰り出したウェブの終端を終端検出センサが検出した時点で繰り出し手段を減速させるとともに、所定の演算を行い、その演算結果に基づいて繰り出したウェブの終端と待機しているウェブの始端とを所定位置で接続する構成を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特開平7−2415号公報には、繰り出したウェブの終端と待機しているウェブの始端との位置合わせを行う構成は開示されているものの、フィルム相互を接続する際、如何にして模様合わせ行うかその構成については開示されていない。
【0004】
ところが、近年、製品の包装に用られるフィルムは、表面に種々の模様が施されている場合が多く、このような模様付き包装フィルムにあっては、フィルム相互の継ぎ目で、模様合わせが必要になる。
特開平9−58616号公報に開示された包装機における包装用フィルムの自動接続装置では、この種の模様合わせも考慮されているが、同公報の段落0023、第7〜8行目に記載されたとおり、待機側包装フィルムのセッティングに際し、レジマークが所定の位置となるようにフィルムの始端部を位置合わせして圧着ローラに吸着させなければならない。したがって、このように位置合わせする前提として、レジマークを基準に待機用フィルムの始端部分を正確に測長して切断する作業が必要であった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、模様合わせを必要とするフィルムであっても、レジマークを基準としてフィルムを測長し切断する煩雑な作業を必要とせず、待機用フィルムのセッティングを容易化して作業性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、供給用フィルムロールと待機用フィルムロールとを装填し、供給用フィルムロールから繰り出されてきた供給フィルムの終端領域に待機用フィルムロールから繰り出される待機フィルムの始端部分を接続するフィルム接続装置であって、
供給フィルムの終端領域を所定の終端検出位置で検出する終端検出手段と、
待機フィルムの始端部分を所定の接続作業位置に配置するとともに、この接続作業位置において該待機フィルムの始端部分を供給フィルムの終端領域に接続する接続手段と、
供給フィルムを、待機フィルムの始端部分が接続された箇所より終端側で切断する切断手段と、
待機フィルムに付されたレジマークを検出する待機側レジマーク検出センサと、
この待機側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置を調整する待機側検出位置調整手段と、
供給フィルムに付されたレジマークを検出する供給側レジマーク検出センサと、
この供給側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置を調整する供給側検出位置調整手段と、を備えたことを特徴とする(請求項1)。
【0007】
上記構成の本発明によれば、待機側検出位置調整手段を用いて待機側レジマーク検出センサの位置を待機フィルムのレジマークに合わせて設定するとともに、供給側検出位置調整手段を用いて供給側レジマーク検出センサの位置を、上記待機側レジマーク検出センサの位置から接続作業位置までの距離に合わせて容易に設定することができる。これにより、接続作業位置から各レジマーク検出センサまでの距離がほぼ等しくなるので、供給側レジマーク検出センサがレジマークを検出するタイミングをもって接続作業を実行すれば、接続作業位置から各フィルムのレジマークまでの距離がほぼ合致して模様合わせを実現できる。
【0008】
ここで、供給用フィルムロールから繰り出される供給フィルムの終端領域に識別マークをあらかじめ付しておけば、上記終端検出手段は、この識別マークを検出する終端検出センサで構成することができる(請求項2)。なお、識別マークは、供給用フィルムロールのフィルム繰り出し位置から終端検出センサまでの距離に合わせて、供給フィルムの終端から同距離だけ前方に付しておくことが好ましい。
【0009】
また、供給側検出位置調整手段は、接続作業位置を基準として、待機側検出位置調整手段により位置決めされた待機側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置と対称な位置に、供給側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置を位置決め可能な構成とすることができる(請求項3)。
この構成により、供給側レジマーク検出センサの位置を、上記待機側レジマーク検出センサの位置に合わせるだけで、容易に接続作業位置から各レジマーク検出センサまでの距離を合わせることができる。
【0010】
さらに、待機側検出位置調整手段及び供給側位置検出手段が、それぞれ接続作業位置を基準として対称に付された目盛を有するスケールを含み、このスケールに沿ってそれぞれのレジマーク検出センサを移動調整可能な構成とすれば、目盛を利用していっそう容易に供給側レジマーク検出センサの位置を、上記待機側レジマーク検出センサの位置に合わせることが可能となる(請求項4)。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施形態に係るフィルム接続装置の全体構造を示す正面図、図2は図1の要部を拡大して示す正面図である。
フィルム接続装置は、フィルム繰り出し軸101,201、フィルムガイド102,202、カッタ(切断手段)103,203、吸着ローラ104,204、終端検出センサ105,205、レジマーク検出センサ106,206、及びセンサ位置調整機構107,207の各構成要素を、それぞれ左右対称に一対備えている。
【0012】
各フィルム繰り出し軸101,201には、それぞれフィルムロール110,210が装填され、該フィルムロール110,210から引き出されたフィルム111,211が、フィルムガイド102,202、吸着ローラ104,204を経由して給送されていく。
ここで、図1及び図2に示すセッティング状態においては、これらの構成要素のうち、左側に配設された各構成要素がフィルム111の待機側、右側に配設された各構成要素がフィルム211の供給側となっている。すなわち、左側のフィルム繰り出し軸101に装填されたフィルムロール110(待機側フィルムロール)から引き出されたフィルム111(待機側フィルム)は、後述するように始端が吸着ローラ104に吸着されて待機状態におかれ、一方、右側のフィルム繰り出し軸201に装填されたフィルムロール210(供給側フィルムロール)から引き出されたフィルム211(供給側フィルム)は、連続的に繰り出されていく。
【0013】
フィルムガイド102,202は、複数のガイドローラで構成されており、フィルムロール110,210から引き出されたフィルム111,211にテンションを与えながら下流側へ案内する機能を有している。
【0014】
吸着ローラ104,204には、表面に多数の吸引孔が設けてあり、図示しない真空ポンプによって吸引孔の内部が真空吸引されている。したがって、これら吸着ローラ104,204の表面にフィルム111,211を配置すると、該フィルム111,211は吸引孔内部の真空圧によって吸着ローラ104,204の表面に吸着される。なお、フィルムの繰り出しに際して供給側の吸着ローラ204は、吸引孔内部の吸引動作が解除され、フィルム211を吸着することなく下方へ案内する案内手段として機能する。
これら吸着ローラ104,204は、待機側及び供給側の各構成要素を対称に配置するための基準位置近くに設けてある。すなわち、これら吸着ローラ104,204の中間位置(接続作業位置)を境にして左右対称の配置構造が形成されている。
【0015】
また、吸着ローラ104,204は、それぞれ対向する吸着ローラ104,204に向けて移動自在に案内支持されており、アクチュエータにより駆動されて対向する吸着ローラ104,204に当接するように構成されている。
【0016】
吸着ローラ104,204の下流側(図1の下方側)には、一対の繰り出しローラ10が設けてある。繰り出しローラ10の一方は、図示しない駆動モータによって回転する駆動ローラであり、他方はこの駆動ローラに連れ回りする従動ローラである。供給側フィルム211は、これら一対の繰り出しローラ10に把持されて、その回転に伴い繰り出されていく。
【0017】
カッタ103,203は、支軸103a,203aを中心に揺動するアーム103b,203bの先端に設けてあり、アーム103b,203bの揺動に伴いフィルム繰り出し経路上に出没自在となっている。アーム103b,203bは、図示しないアクチュエータにより駆動される。そして、カッタ103,203は吸着ローラ104,204の上流側近傍でフィルム111,211を切断する。
【0018】
また、フィルム繰り出し経路を挟んでカッタ103,203と対向する位置には、カッタ受け部材11が配置される。このカッタ受け部材11は、図3に示すように支軸11aを中心に回動自在であり、カッタ受け部11bを左右いずれか一方のカッタ103,203と対向する位置に配置可能となっている。なお、カッタ受け部材11の左右回動位置の後方近傍には、ロックブロック109,209が設けてあり、カッタ受け部材11に組み込まれたノブ11cを前後に移動操作することで、ノブ11cと一体のロックバー11dがロックブロック109,209に形成したロック穴109a,209aに係合してカッタ受け部材11を固定し、またその係合状態を解除して回動自在となる構成が備えられている。
【0019】
終端検出センサ105,205は、フィルム繰り出し軸101,201に装填されたフィルムロール110,210の近傍に設定した終端検出位置に配設してあり、フィルムロール110,210から引き出されたフィルム111,211のエンドマークA(識別マーク)をこの終端検出位置で検出する。フィルムロール110,210に巻かれたフィルム111,211には、図4(a)に示すように終端から所定の距離Lだけ前方にエンドマークAがあらかじめ設けられている。このエンドマークAは、例えば、2本のアルミ箔テープを任意の間隔をあけてフィルム111,211の表面に接着して形成される。このように、エンドマークAをアルミ箔テープで形成する場合、図4(b)に示すようなフィルム111,211の途中をつなぐアルミ箔テープBとの識別ができなくなるおそれがあるため、本実施形態では、2本のアルミ箔テープでエンドマークAを形成している。
【0020】
終端検出センサ105,205がこの2本のアルミ箔テープからなるエンドマークAを検出したとき、供給側フィルムロール110,210に巻かれたフィルム111,211が終端まで引き出されたものと判別される。ここで、フィルム111,211の終端からエンドマークAまでの距離Lは、フィルムロール110,210のフィルム繰り出し位置から終端検出センサ105,205までの距離にほぼ対応させてある。これにより、供給側フィルムロール110,210に巻かれたフィルム111,211が終端まで引き出されるタイミングで、終端検出センサ105,205がエンドマークAを検出することができる。
【0021】
レジマーク検出センサ106,206は、フィルム111,211に付されたレジマークCを検出する構成要素である。模様付きフィルム111,211には、図4(a)に示すように一定の間隔ごとにレジマークCと称する模様合わせ用の基準マークが付されており、このレジマークCを基準としてフィルム111,211に対する印字や、製品に対するフィルム111,211の模様合わせが行われる。したがって、フィルム111,211を接続して連続供給する場合、各フィルム111,211のレジマークCが合致するように接続する必要がある。
【0022】
レジマーク検出センサ106,206は、図5に示すようにセンサ位置調整機構107,207(検出位置調整手段)に組み込まれた可動板107a,207aに固定されている。センサ位置調整機構107,207は、調整摘み107b,207bの回転操作に伴いボールねじ107c,207cを介して可動板107a,207aが直線移動する構成となっており、さらに可動板107a,207aの移動範囲には目盛107d,207d付きのスケールが配設してある。したがって、この目盛107d,207dを目安にしてレジマーク検出センサ106,206の位置(検出位置)を容易に把握できるとともに、後述するように待機側レジマーク検出センサ106の位置に供給側レジマーク検出センサ206の位置を簡単に合わせることができる。すなわち、これらセンサ位置調整機構107,207によって、既述した接続作業位置を基準として、各レジマーク検出センサ106,206を互いに対称な位置に配置することが可能となる。
【0023】
次に、上述したフィルム接続装置のセッティング方法と動作について説明する。
まず、図5に示すように、待機側フィルムロール110から引き出した待機側フィルム111の始端部分を待機側吸着ローラ104の表面に吸着させるとともに、同フィルム111の始端部分の表面に両面粘着テープ112を貼り付ける。そして、待機側センサ位置調整機構107を操作して、待機側レジマーク検出センサ106を待機側フィルム111に形成されたレジマークCの対向位置に配置する。
【0024】
続いて、供給側フィルムロール210から引き出した供給側フィルム211を繰り出しローラ10に把持させた状態にセットし、その後、供給側センサ位置調整機構207を操作して、供給側レジマーク検出センサ206を待機側レジマーク検出センサ106と対称な位置に配置する。このとき、待機側レジマーク検出センサ106の位置(検出位置)は、待機側センサ位置調整機構107に設けたスケールの目盛107dによって容易に把握できる。また、供給側レジマーク検出センサ206の位置決めは、供給側センサ位置調整機構207に設けたスケールの目盛207dを参照して、上記待機側レジマーク検出センサ106の位置を示す目盛107dと同じ位置に供給側レジマーク検出センサ206を合わせるだけで完了する。
【0025】
カッタ受け部材11は、供給側カッタ203と対向する位置へ回動操作しておく。これでセッティング作業は終わりである。
【0026】
その後、繰り出しローラ10を回転駆動すると、供給側フィルムロール210から供給側フィルム211が引き出され、下流方向へ給送されていく。そして、供給側終端検出センサ205が供給側フィルム211に設けたエンドマークAを検出すると、繰り出しローラ10が低速回転に切り替わり、供給側フィルム211の繰り出し速度を低下させる。そして、ゆっくりした速度をもって供給側フィルム211を繰り出していき、供給側レジマーク検出センサ206が供給側フィルム211に形成したレジマークCを検出した時点で、繰り出しローラ10の回転を停止させる。この動作をもって、接続作業位置を基準に各レジマーク検出センサ106,206が互いに対称な位置に配置される。
【0027】
次いで、供給側吸着ローラ204が移動して待機側吸着ローラ104に当接する。このとき、待機側吸着ローラ104の表面に吸着してある待機側フィルム111の始端部分が、両面粘着テープ112を介して供給側フィルム211に接着される。この動作は終端検出センサ205がエンドマークAを検出した後に行われるので、供給側フィルム211の接着箇所はもちろん終端領域となる。なお、終端領域とは、フィルムロール110,210に巻かれたフィルム111,211の終端に近い任意の領域をいう。
【0028】
上述した動作により各フィルム111,211が接続されるので、次いで供給側フィルム211の終端領域をカッタ203により切断するとともに、供給側吸着ローラ204を待機側吸着ローラ104から離間させる。その後、繰り出しローラ10を回転駆動してフィルム111の繰り出し動作を続行する。このとき、カッタ受け部材11は反対側へ回動操作しておく。
【0029】
各フィルム111,211を接続した後は、待機側と供給側とが逆転する。すなわち、供給側フィルム211を終端まで引き出した供給側フィルムロール210は、フィルム繰り出し軸201から取り外され、新たなフィルムロールが装填される。この新規フィルムロールは、待機側フィルムロールとなり、その始端部分が既述したように吸着ローラ204に吸着される。
【0030】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、図1に示した実施形態では左右対称に待機側及び供給側の構成要素を配設したが、これらの構成要素を上下対称に配設することもできる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、模様合わせを必要とするフィルムであっても、レジマークを基準としてフィルムを測長し切断する煩雑な作業を必要とせず、待機用フィルムのセッティングを容易化して作業性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るフィルム接続装置の全体構造を示す正面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す正面図である。
【図3】カッタ受け部材を示す斜視図である。
【図4】フィルムの終端領域に形成したエンドマークの一例を示す斜視図である。
【図5】レジマーク検出センサ及びセンサ位置調整機構を示す斜視図である。
【符号の説明】
10:繰り出しローラ
11:カッタ受け部材
101,201:フィルム繰り出し軸
102,202:フィルムガイド
103,203:カッタ(切断手段)
104,204:吸着ローラ
105,205:終端検出センサ
106,206:レジマーク検出センサ
107,207:センサ位置調整機構
109,209:ロックブロック
110,210:フィルムロール
111,211:フィルム
A:エンドマーク
C:レジマーク
Claims (4)
- 供給用フィルムロールと待機用フィルムロールとを装填し、前記供給用フィルムロールから繰り出されてきた供給フィルムの終端領域に前記待機用フィルムロールから繰り出される待機フィルムの始端部分を接続するフィルム接続装置であって、
前記供給フィルムの終端領域を所定の終端検出位置で検出する終端検出手段と、
前記待機フィルムの始端部分を所定の接続作業位置に配置するとともに、この接続作業位置において該待機フィルムの始端部分を前記供給フィルムの終端領域に接続する接続手段と、
前記供給フィルムを、前記待機フィルムの始端部分が接続された箇所より終端側で切断する切断手段と、
前記待機フィルムに付されたレジマークを検出する待機側レジマーク検出センサと、
この待機側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置を調整する待機側検出位置調整手段と、
前記供給フィルムに付されたレジマークを検出する供給側レジマーク検出センサと、
この供給側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置を調整する供給側検出位置調整手段と、を備えたことを特徴とするフィルム接続装置。 - 前記終端検出手段は、前記供給用フィルムロールから繰り出される供給フィルムの終端領域にあらかじめ付された識別マークを検出する終端検出センサであることを特徴とする請求項1のフィルム接続装置。
- 前記供給側検出位置調整手段は、前記接続作業位置を基準として、前記待機側検出位置調整手段により位置決めされた前記待機側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置と対称な位置に、前記供給側レジマーク検出センサによるレジマークの検出位置を位置決め可能な構成であることを特徴とする請求項1又は2のフィルム接続装置。
- 前記待機側検出位置調整手段及び供給側位置検出手段は、それぞれ前記接続作業位置を基準として対称に付された目盛を有するスケールを含み、このスケールに沿ってそれぞれのレジマーク検出センサを移動調整可能な構成であることを特徴とする請求項3のフィルム接続装置。
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