JPH03192358A - 画像転写装置 - Google Patents

画像転写装置

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JPH03192358A
JPH03192358A JP33415689A JP33415689A JPH03192358A JP H03192358 A JPH03192358 A JP H03192358A JP 33415689 A JP33415689 A JP 33415689A JP 33415689 A JP33415689 A JP 33415689A JP H03192358 A JPH03192358 A JP H03192358A
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JP
Japan
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roller
image
transfer
sheet
drum
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JP33415689A
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Inventor
Akira Akashi
明石 明
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラープルーフ等を作成するI;めに着色感光
性フィルムである画像シートを受像シートに重ねて画像
を転写するための画像転写装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、印刷製版の分野においては、写真原稿(ネガカラ
ーフィルム、リバーサルカラーフィルムベーパー等)の
連続調画像から一旦色分解して例えば3色ないし4色の
網点のフィルムを作成し、該フィルムからPS版等の印
刷版を作成している。
したがって印刷版を作るまでに、多量のフィルムを用い
て、色分け、画像の合成を行っているのが現状である。
この複雑な作業の中では文字、レイアウトの間違い等多
くのミスが発生する。さらに、発注者からの急な変更等
に対応しなければならず、要望された色調階調、レイア
ウトに印刷物が仕上がるかどうかの事前チエツクが必要
となる。これらの確認のため正式の印刷版を作るに校正
刷と呼ばれる試し刷りや他の種々なシステムが使用され
ている。
たとえば、網点のフィルムからCRTを用いるもの、カ
ラー感光材料等銀塩を用いたもの、ジアゾ等非銀塩感光
材料を用いたもの、電子写真方式のもの、乾式トナーに
より画像形成するもの等の方法により画像を作り出来上
がりの印刷物を推定するものである。しかし、これらの
校正システムは、一般的に一枚の校正を作るのに長時間
を要し、装置が大きい、材料費が高い2作業性が悪い等
の問題があり、実用上充分なシステムになっていないの
が現状である。近年、校正物を得る方法として7オトポ
リマー感光材料を用いたプルーフシステムが使用される
様になり色画像として印刷インキと同じ顔料を用い、印
刷物とかなり近似した多色画像が得られる様になった。
このようなプルーフの作成方法としては、第10図(a
)に示すようなY 、M 、C、B Kの各着色感光シ
ートを第10図(b)に示すように各色に対応した分解
ポジフィルムと重ねて画像露光し、その後現像すること
により、第1O図(c)に示すような各色の画像シート
を得る。次に第11図(a)に示す転写装置の転写ロー
ラ対33.34により受像シートと1色9目の画像シー
トを重ね加圧、加熱搬送して画像を受像シート上に転写
させる。これらの操作を1枚の受像シートに4回行って
多色カラー画像を作成する。しかしこれだけでは逆像に
なることがあるので、その場合は更にもう1回転写して
正像画像にする。
尚、画像転写に際しては第11図(b)及び(C)のご
とくシワ・ムクリ色ズレ防止のため、シートより大きい
、アルミ板等の補強板21上に各シートを乗せ画像転写
を行っている。
そして転写ローラ対33.34の他に挿入台31が該ロ
ーラ対33.34の前方に受取台32が後方に設けられ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなカラープルーフ作成装置においては、形成さ
れた画像を1色ずつ順次転写するので、画像転写の合わ
せの精度を厳密に行う必要がある。
第11図(a)に示すような従来の転写装置30では、
合わせの精度を保つためと、柔軟な受像シートと画像シ
ートを搬送するために、第11図(b)の斜視図及び第
11図(C)の断面図のようなアルミ板等の補強板21
に受像シートと画像シートを載せピンパー23A及び合
わせ孔23でレジストレーションして画像の位置合わせ
をしたのちカバーシートをかぶせ搬送する構成をとる必
要がある。尚、カバーシート25にはピンパー23Aに
対応する逃げ孔23Bがあけられている。
そして、第11図(b)及び(C)のような補強板21
を搬送するための搬送手段としては、構成の容易さから
転写ローラ対33.34の使用が一般的であり、このと
きピンパー23Aは面倒であるがその都度はずしている
そしてその転写ローラ対33.34は加圧加熱されてい
て前記画像の転写を行うことになる。
このとき補強板21上に画像シートと受像シートを重ね
て載せ、更にカバーシートをI;んに重ねた状態は各シ
ート及び補強板21の間に気泡が混在し、また、しわ等
が残り幾分各シート面は波打つt;状態になっている。
このような状態でいきなり前記加圧加熱する転写ローラ
対33.34の間に各シートを重ねた補強板21を送り
こむと、気泡が的確に追い出されず内在したまま或はし
わがのばされないまま急激に高い圧着力が加えられ、熱
融着転写がなされ精密な均一な転写が阻害されることに
なる。
そこで前記画像シートと受像シートは補強板21上で中
の空気を追い出すようにはしからシート面を押さえつけ
ながら正しい密着作業を試みている。
しかし、画像転写においては、加圧が低圧でなく4〜5
 kg/cm”のかなりの高圧力でなされないと安定し
た確実な転写は達成されないし、まt;、反面、低圧で
あっても補強板21が転写ローラ対33.34を何回も
通すことにより加熱されているため、前述のように空気
を追い出ししわを取るようにシート面を押えつけながら
密着作業をすることにより僅かではあるが画像の一部が
ずれてはがれ転写してしまうことがあり全体の仕上がり
に悪い影響を与える二七がある。このように作業効率も
悪く、転写画像の品質も不安定である。
本発明はこのような問題点を解決して高画質の画像転写
が安定して効率よく得られる画像転写装置を提供するこ
とを課題目的にする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は下記の手段によって達成される。
回転可能な加熱ドラムを設け、該ドラム上に受像シート
の端部と着色感光性フィルムである画像シートの端部と
を重ねて取り付ける位置出し部を設け、該位置出し部の
両シート進行方向上流側に両シートの分離ガイドを設け
、該位置出し部の下流側に該ドラムの軸心に平行な軸心
をもつ加圧又は加熱加圧ローラを設け、前記各シートを
介して加圧又は加熱加圧ローラを該ドラム表面に加圧接
触させ、前記画像シートの画像を受像シートに転写させ
るようにしたことを特徴とする画像転写装置。
〔実施例〕
(フィルムについて) 本発明の画像転写装置を搭載したカラープルーフ作成装
置に使用する着色感光性フィルムの1実施例の構成を第
1図に示す。即ち、厚さ75μmの透明PETベース上
に厚さ30pmの熱軟化層を設け、更にその上に厚さ1
〜2μmの着色感光層を設けである。
そして着色感光層は加熱することにより熱軟化層から剥
離し易くなる。着色感光層は顔料、感光体およびバイン
ダからなるフォトポリマーで構成されている。着色感光
層は光が当たると現像液に溶は易い組織に変わる。この
フィルムには、4種類の着色フィルムがある。そしてそ
れ等の色は例えばY、M、C,BKのものである。また
焼付ける原稿は、4色に分解された白黒ポジフィルムで
ある。
各原稿のポジフィルムを第2図(a)に示すように対応
する色の各着色感光性フィルムと重ね密着露光をする。
(転写方法について) 露光済みの各着色感光性フィルムを現像部で現像し水洗
乾燥すると第2図(b)に示す各着色像が得られる。そ
してこのような現像済み各着色感光性フィルムを転写部
で同一の受像紙に正しく位置決めして4回繰り返し加熱
加圧して転写する。
着色感光性フィルムの支持体(PETベース)は第3図
(a)に示すように熱軟化層と感光層間で剥離し易くな
っており加熱加圧転写後除去される。
そして第3図(b)に示すように4回の転写によってカ
ラープルーフの作成が完了する。
ここで1回の露光時間は30〜40秒、現像時間は水洗
10秒乾燥20秒を入れて約60秒である。また転写を
加熱加圧した転写ローラ間で行うが転写ローラの表面温
度は50℃〜100℃程度に変換可能してあり、1回の
転写時間は約60秒である。4回転写するには正味4分
必要になる。このようにして4回の転写を終わるとカラ
ーブルーフの作成が完了する。
(カラープルーフ作成装置) このような構成で実現させた本発明の画像転写装置を包
含したカラープルーフ作成装置の実施例を第4図の側断
面図、第5図の正面断面図、第6図の加熱用プレスロー
ラ部の部分断面図、第7図(a)、(b)、(c)のシ
ート位置決め部の断面図、第8図のシート位置決め部の
平面図および第9図(a)の剥離板作動部の断面図、第
9図(b)の剥離板作動部の平面図によって説明する。
本実施例のカラープルーフ作成装置は露光装置を除き、
現像部170と転写部100とから構成され、現像部1
70を下部に転写部100を上部に配置したもので移動
用キャスタl0IDおよび設置用脚部101Cをもって
いる。
(装置−現像部) 現像!1s170は露光済みの着色感光性フィルムFの
挿入台171.該フィルムのセンサー172が配置され
、フィルム搬送用モータ173およびプーリ173A等
その駆動伝達装置を介して駆動される搬送ローラ対17
4が最小フィルム長さより短いピッチで配置され各該ロ
ーラ対の間は搬送ガイド176および178で連結され
ている。そして最終段の搬送ローラ対の下側に処理槽1
80への挿入口179が配置されている。処理槽180
は現像槽181と水洗槽186からなり更にその後に乾
燥部190が接続されている。現像槽181には現像ラ
ック182が設けられ搬送ローラ対183Aが適当な間
隔を置いて配設されまた各ローラ対間は搬送ガイド18
4によって連結されている。そして1ケ所に現像用ブラ
シローラ187Aが設けられている。現像槽181は現
像液が渡り部ローラ対185の下方に液位があるように
充満され、該現像液に対しては、現像液循環ポンプ18
1Aによりヒータ181Cを有する熱交換タンク181
Bを介して液温の制御と均一化が行われている。
現像槽181の隣には渡り搬送ローラ対185を介して
水洗槽186が設けられ該水洗槽186の中には搬送ロ
ーラ対187cおよび水洗用ブラシローラ187Bが設
けられその搬送径路の上下にはスプレーノズル188が
配設され、水洗用スプレーポンプ186Aで噴射水洗ブ
ラッシングがなされるようにしである。
水洗槽186の隣には渡り搬送ローラ対189を介して
乾燥部190が設けられ搬送ローラ対194Aおよび搬
送ガイド194Bが配設され、該搬送ガイド194Bの
上方および下方には加熱ヒータ191および送風用7ア
ンモータ192が設けられている。そして、乾燥部19
0の外部本体正面には現像用着色感光性フィルム回収用
のフィルムバスケット193が取り付けられている。
また現像槽181への現像液補充用のポンプ181Dが
設けられており、現像液の減力に対して適時補給がなさ
れている。
そして、この現像部170での作用は挿入台171に装
填された着色感光性フィルムFはフィルムセンサー17
2の指令により、搬送ガイド176上を搬送ローラ対1
74によって現像槽181に送りこまれ、現像ラック1
82の搬送ローラ対183A、搬送ガイド184によっ
て液浸搬送されながら更に現像効果を高めるためブラシ
ローラ187Aで、フィルム面をこすりつけながら現像
を終わり渡り部の搬送ローラ対185によって水洗槽1
86に移され、ここではスプレーノズル188による水
洗シャワーとブラシローラ187Bの強制的な水洗によ
り水洗効率を上げ乾燥部190にて乾燥されバスケット
193上に回収される。
本実施例において使用する現像液の処方についての説明
は省略する。
現像時間は使用着色感光性シートの大きさがA1版程度
の場合で現像槽で25秒、水洗が10秒、乾燥が20秒
計約60秒を要している。また現像液温度は25〜35
°0に制御しである。
(装置−転写部) 次に転写部100について説明する。両側に配置されt
;本体フレーム101に取りつけられボールベヤリング
103A、ベヤリングストッパー103Bを内蔵した軸
受103を介して転写ドラム102が設けられ、該ドラ
ムはチェーンホイール104 、105およびチェーン
106を介しドラム駆動モータ107によって駆動可能
にしである。また軸心部には加熱用ヒータ128が取付
金具127に保持されて設けられている。従って加熱用
ヒータ128によってドラム全体を−様な温度(50〜
lOO℃)に制御しやすい構成になっている。該ドラム
102の外周部で複数の押えローラ108が所定の間隔
をとって配設されローラ圧着ばね109によって転写ド
ラム102に接触するように該ローラlO8の軸受部が
本体フレーム101の前記ドラム102のラジアル方向
にスライド可能に設けられている。前記ばね109は前
記軸受は部を圧着方向に移動さすように付勢している。
またこの押えローラは転写ドラム102の両側外周部に
設けられたプルアップスペーサ111によって前記ばね
109に抗して該ドラム102との接触を断つことを可
能にしである。
また、−様な温度の転写ドラム102を加圧しかつ更に
転写に必要な温度に加熱可能にした加圧ローラ(加熱用
プレスローラ)132が鉄心ローラ132Aにシリコン
ゴム132Bを被覆したローラとして設けられ、両端の
軸部をボールベヤリング133A、ベヤリングストッパ
133Bを内蔵した軸受133で受けさせている。この
軸受133は本体フレーム101に取り付けられたスラ
イドガイド139の中をスライドするように取り付けら
れている。そしてそのスライド方向は転写ドラムのラジ
アル方向にどっである。また該軸受133は加圧用エヤ
シリンダ142の可動部142Bと直結して該加圧用エ
ヤシリンダ固定部142Aは本体フレーム101にシリ
ンダ取付金具141で固定されている。また前記加熱用
プレスローラの軸心部にはヒータ138が静止して設け
られ、スライドする軸受133に設けられた取付金具1
37上に固定されている。
ところで複数の押えローラ108のうち、加熱用プレス
ローラ即ち、加圧ローラ132の最も近い上流側にある
ものを108Aとしてこれを仮接着ローラとして機能さ
せている。
そして、更に、両シートの重ね合わせ位置出し部110
の装填台101Bの近くに画像シート装填用ガイドロー
2163を有するレバー161を設け、該レバー161
の位置は回動支軸162のまわりに回動して下部位置C
D)から上部位置(U)に滑らかに切替えられるように
しである。そしてカバー101Aの一部を開いて重ね合
わせ位置出し部110で、画像シートFをビンパー11
2ヘセツトする作業を行うときは前記ガイドローラ16
3が下部位置CD)にあり、画像シートFはガイドロー
ラ163の上にかけられたまま後端をフリーの状態にし
である。そして画像シートの装填作業が終わったら起動
ボタンによって転写ドラム102が回転をし始め前記レ
バー 161は時計方向に回動して行き、ガイドローラ
163が上部位置(U)に来るようにしである。そして
ビンパー112に嵌められガイドローラ163にかけら
れた画像シート上の任意の1点はほぼインボリュート曲
線を画くように前記レバー161が前記CD)から[U
)位置に移動するよう図示せざるカムによって制御され
ている。
このようにすると、運転起動により転写ドラム102が
回転し始めて仮接着ローラ108Aによって該画像シー
トFが転写ドラム102のドラム面に抑圧を開始し始め
るまでは画像シートFと転写ドラム102に密着して巻
きつけられて固定されている受像シートPはほぼ、隔離
されていることになる。
そして転写ドラム102の回転終了により該レバー16
1は上部位置から下部位置に回動して戻されるようにし
である。
尚、本実施例では第4図に示すようにガイドローラ16
3の上部位置(U)から仮接着ローラ108Aと転写ド
ラム102との接触位置に切線が引かれる位置にとっで
あるが、必ずしも正確な切線を構成している必要はない
。そして前記インボリュート曲線もそれ程厳密な曲線で
ある必要はなく加圧または加熱加圧される前に両シート
が圧接して画ずれの部分転写を起こさない程度にしであ
る。そして本実施例では弱接着ローラ108Aを特にも
うけたが、他の実施例については、該ローラ108Aを
用いず、この位置に加圧加熱ローラ132を直接もって
きてもほぼ同じ目的を達する。
また、本実施例では装填時の画像シートのガイドとして
ガイドローラ163を用いたが、これに限定するもので
なく、該ローラ163の代わりに、ロッドでもよく、ガ
イドブレートであってもよい。しかしいずれも離型性の
材料であるか、それがコーティングしであるものが望ま
しい。
即ち、転写ドラム102上の画像シートと受像シートが
加圧加熱ローラ132に圧着されて正規の転写作用が始
まる前段階として先ずはじめに前記仮接着ローラがプル
アップスペーサ111から落とされて両シートを介して
両シートの基準位置即ちビンパーの位置に近いところか
らドラム面に正しし1寸法で接触をし始め、軽い押圧力
の圧着が働き始め両シートが弱い均一な密着状態になる
。しI;がって、今までのように両シートを重ねて準備
を行うときにごく一部の画像要素が所定のところでなく
ずれたところに転写されていまい、よごれのような転写
ずれを生じてしまうようなことがなくなった。そして更
に、ドラム102上に巻かれて密着固定されている微接
着シート(粘着フィルム)126とも微接着力で貼り合
わされ3シートがドラム面上に密着状態になる。このよ
うにして仮接着ローラ108Aの接触し始めたところは
各シート間にある気泡も除かれしわやふくらみもとれほ
ぼ均一な密着状態の面が維持される。
このような状態で仮接着ローラ108Aが加熱用プレス
ローラ(加圧ローラ)132の圧着を先導しながら、該
加圧ローラ132が本格的に両シートを加熱加圧転写し
て行くことになる。これによって気泡を内在させてしわ
やふくらみを残したりすることなく、均一な密着状態で
しかもはげ落ちることのない強力な転写画像を完成させ
高画像のカラープルーフを高能力で作成することが可能
になる。
尚、粘着フィルム126は後述するようにドラム面にほ
ぼ1周巻きつけられて両端をドラム面に固定セットされ
ており、転写が円滑に行われるようにするものであり、
まt;粘着性の耐久力も強く何回も繰り返し使用可能に
しである。
(装置−位置あわせ) 次に、画像シート(現像済み着色感光性フィルム)Fお
よび受像シート(受像紙)Pの重ね合わせ位置出し部1
10について説明する。転写ドラム1020表面1箇所
を削り平坦部を設け、断熱板119を断熱板固定ねじ1
21で固定し、必要なれば転写紙の平坦性を保持するた
めの微弱な粘着力を有する前記粘着フィルム126の端
部を固定ねじ122によって固定し転写ドラム面をほぼ
1周巻回して他の端部も固定しである。そして転写ドラ
ム表面を僅かな粘着面にしてしまうようにしである。該
断熱板119上に取付けられた蝶番113の可動板11
3Aに受像紙押え板113Bを固定し、該押え板113
Bの上にビンパー112を取付けである。そして該押え
板113Bに設けられt;軸受117に剥離板回動軸1
15Aを設け、該軸115Aには剥離板115が固定さ
れ、更にトルクばね115Bがかけられ該剥離板115
が受像シート(受像紙)押え板113Bと同一平板上と
なるようにまたは平行になるよう付勢されている。また
剥離板回動軸115Aの端部にはカムフォロワーレバー
125カ取りつけられている。そして本体フレームlO
1の所定位置に剥離板開閉カム123がビス124で締
結されている。
そして転写ドラム102が回転し、前記レバー125が
、前記開閉カム123に触れることにより前記剥離板1
15がはね上げられるとともに、着色感光性フィルムが
ビンパー112のビンから抜けて上方にはね上げられそ
の端部を該転写ドラム102の外周面近傍に待機してい
る剥離ローラ153に挟持させるようにしである。そし
て前記開閉カム123のところを前記レバー125が通
過すると剥離板115はトルクばね115Bによりもと
に戻される。
剥離ローラ153は複数の搬送ローラ対154とともに
駆動モータ151により駆動伝達ホイールおよびチェー
ン152を介して駆動され、前記各ローラ間は搬送ガイ
ド155によって連結されている。そしてこれら搬送ガ
イド155の終端部にフィルム回収部156が設けられ
ている。
このように構成された転写部100および現像部170
の本体フレーム101の外側には外装カバー101Aが
施されており操作盤等が配設され操作の容易化、簡易化
をはかるとともに安全性が考慮されている。
(転写のし方、作用) 次に転写部lOOの作用について説明する。現像部17
01t:、は他の現像機で現像し終わった着色感光性フ
ィルムFと受像紙Pを転写ドラム102に装填するに当
たって、先ず、受像紙Pを重ね合わせ位置出し部110
の受像紙押え板113Bの下において該押え板113B
を閉じて押え付けてロック金具116でロックして固定
する。さらにドラムを1回転させ画像転写と同様、加圧
ローラで加圧して、受像紙をドラムに密着固定したのち
押え板113B上に設けられたビンパー112のピンに
前記現像済み着色感光性フィルムFの端部に前記ビンパ
ー112に対応してあけられた複数の基準孔を嵌めこみ
転写作動を開始する。この装填時には転写ドラム102
の両側の部分に設けられたプルアップスペーサIllに
より加圧ローラ(加熱用プレスローラ)132およびそ
の近傍の押えローラ108Aは、転写ドラムから浮き上
がっているが始動することにより第1の押えローラ10
8Aがプルアップスペーサ[1から離れて転写ドラム1
02のドラム面に接触を開始し更に加熱用プレスローラ
も同様に加圧用エヤシリンダ142の作動によって圧着
を開始する。その前に転写ドラム102および加熱用プ
レスローラはいずれも中心部に内蔵のヒータ128およ
び138によりそれぞれ表面温度が60℃および110
℃に加熱されている。そして加熱ローラ、転写ドラムに
よりフィルムFから受像紙Pに画像が転写される。この
際前記フィルムFの着色感光層は熱軟化層が熱を加えら
れているので剥離し易くなっている。そこで第9図(a
)および(b)に示すようにカム7オロワーレバー12
5が剥離板開閉カム123によってはね上げられること
により、前記フィルムFの支持体である熱軟化層を含む
PETベースが剥離を開始し、剥離ローラ153に喰え
込まれ画像を受像紙に転写させながら前記PETベース
は搬送ローラ154および搬送ガイド155中を運ばれ
てフィルム回収部156に取り出される。一方受像紙P
上に転写された画像は、前記ドラム102の加熱と加圧
によって更に強固に強度を増して転写され、重ね合わせ
位置出し部110が装填取り外し位置に来てもとの位置
に停止する。ここで第1回目の転写(例えばYの転写)
が完了する。そこで受像紙はそのままにして第2の現像
済み着色感光性フィルムの基準孔ヲビンパー112のビ
ンに嵌めて再び作動させ第1回目と同様に別の色の画像
転写(例えばMの色の転写)が完了する。そして前と同
様に装填位置にて第3回目の転写用のフィルム(例えば
Cの色のフィルム)をビンバーに装填して、転写を行い
最後に第4回目のフィルム(例えばBLフィルム)をビ
ンパー112に嵌め今までの受像シートの上に転写させ
る。
このようにしてカラープルーフの作成が終わり受像紙押
え板ロック金具116を外し、受像紙押え板を開き、転
写済みの受像紙即ちカラープルーフを取り外して回収す
る。
仮接着ローラを用いた本発明は、前述の実施例のドラム
転写方式の他に次に示す方式の画像転写装置にも効果が
ある。
即ち、画像シートと受像シートをカバーシート25と共
に補強板21に重ねて載せそれを転写装置30の熱転写
ローラ対33.34に熱転写兼搬送を行わせた場合、こ
のままだと気泡かのこり、しわやふくらみが生じたまま
転写が行われてしまうが、第11図(d)に示すように
その熱転写ローラ対33.34の前に仮接着ローラ対3
6.37を設けl kg/cm’前後の軽い圧着力を加
え密着状態を保たせなから熱転写ローラ対33.34に
よって本格的な熱転写を行うための先導を行わせること
により、やはりしわやふくらみのない均一な密着状態の
しかも強力な高画質の画像転写が実現できるようになる
〔発明の効果〕
以上説明したように、本願発明では、受像シートや画像
シートが重ねられて加圧ローラによる本格的な画像転写
に当たって、シート間に内在する気泡を追い出しながら
、しかもしわやふくらみを消しながら重ね合わせ時の転
写ずれやよごれ等を発生することなく均一な密着状態の
高画質の画像転写を高能率で実現できるようになった。
そして、これによって転写ムラ、色ずれが発生しない−
様な強力な画像転写が実現できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置に使用する着色感光性フィルムの
1実施例の構成図。 第2図(a)は該フィルムの露光作用を示す斜視図。 第2図(b)は現像済みの該フィルムを示す斜視図O 第3図(a)は転写作用を示す斜視図。 第3図(b)は4回転写済みで作成されたカラープルー
フを示す斜視図。 第4図は本発明の画像転写装置を含むカラープルーフ作
成装置の実施例の側断面図。 第5図はその正面断面図。 第6図は加熱用プレスローラ部の部分断面図。 第7図(a)、(b)、(c)はシート位置決め部の断
面図。 第8図はシート位置決め部の平面図。 第9図(a)は剥離板作動部の断面図。 第9図(b)は剥離板作動部の平面図。 第10図(a)、(b)、(C)は従来の着色感光シー
トのそれぞれ層構成、露光、現像済みを示す斜視図。 第11図(a)は従来の着色感光シートと受像シートを
重ね合わせる手段を示す転写装置の正面図。 第11図(b)はカバーシート付き補強板の斜視図。 第11図(c)はカバーシート付き補強板の断面図。 33.34・・・加圧ローラ対 100・・・転写部1
01・・・本体フレーム  102・・・転写ドラム1
03.133・・・軸受 104.105・・・チェーンホイール106・・・チ
ェーン     107・・・駆動モータ108・・・
押えローラ    108A・・・仮接着ローラ109
・・・ローラ圧着ばね 110・・・重ね合わせ位置出し部 Ill・・・プルアップスペーサ 112・・・ビンパー     113・・・蝶番11
3B・・・受像紙押え板  115・・・剥離板115
A・・・剥離板回動輪  115B・・・トルクばね1
19・・・断熱板     123・・・剥離板開閉カ
ム125・・・カムフォロワーレバー 126・・・粘着フィルム   128.138・・・
ヒータ132・・・加圧ローラ(加熱用プレスローラ)
139・・・スライドガイド 142・・・加圧用エヤシリンダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  回転可能な加熱ドラムを設け、該ドラム上に受像シー
    トの端部と着色感光性フィルムである画像シートの端部
    とを重ねて取り付ける位置出し部を設け、該位置出し部
    の両シート進行方向上流側に両シートの分離ガイドを設
    け、該位置出し部の下流側に該ドラムの軸心に平行な軸
    心をもつ加圧又は加熱加圧ローラを設け、前記各シート
    を介して加圧又は加熱加圧ローラを該ドラム表面に加圧
    接触させ、前記画像シートの画像を受像シートに転写さ
    せるようにしたことを特徴とする画像転写装置。
JP33415689A 1989-12-22 1989-12-22 画像転写装置 Pending JPH03192358A (ja)

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