JP2777667B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラープルーフ作成用等に使われる着色感光
性フィルムの現像装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、印刷製版の分野においては、写真原稿(ネガカ
ラーフィルム、リバーサルカラーフィルムペーパー等)
の連続調画像から一旦色分解して例えば3色ないし4色
の網点のフィルムを作成し、該フィルムからPS版等の印
刷版を作成している。したがって印刷版を作るまでに、
多量のフィルムを用いて、色分け、画像の合成を行って
いるのが現状である。この複雑な作業の中では文字、レ
イアウトの間違い等多くのミスが発生する。さらに、発
注者からの急な変更等に対応しなければならず、要望さ
れた色調階調、レイアウトに印刷物が仕上がるかどうか
の事前チェックが必要となる。これらの確認のため正式
の印刷版を作るに校正刷と呼ばれる試し刷りや他の種々
なシステムが使用されている。
たとえば、網点のフィルムからCRTを用いるもの、カ
ラー感光材料等銀塩を用いたもの、ジアゾ等非銀塩感光
材料を用いたもの、電子写真方式のもの、乾式トナーに
より画像形成するもの等の方法により画像を作り出来上
がりの印刷物を推定するものである。しかし、これらの
校正システムは、一般的に一校の校正を作るのに長時間
を要し、装置が大きい,材料費が高い,作業性が悪い等
の問題があり、実用上充分なシステムになっていないの
が現状である。近年、校正物を得る方法としてフォトポ
リマー感光材料を用いたプルーフシステムが使用される
様になり色画像として印刷インキと同じ顔料を用い、印
刷物とかなり近似した多色画像が得られる様になった。
このようなプルーフの作成方法としては、第10図(a)
に示すようなY,M,C,BKの各着色感光シートを第10図
(b)に示すように各色に対応した分解ポジフィルムと
重ねて画像露光し、その後現像することにより、第10図
(c)に示すような各色の画像シートを得る。その現像
装置70は第11図(a)に示すように現像槽81と水洗槽86
と乾燥部90からなり、独立した機能をもっている。そし
て該装置70の供給台71上に画像シートを載置して、該シ
ートは各搬送ローラ対74によりガイド板76に案内され、
前記各槽内を搬送され、水洗槽ではシャワーパイプ88に
より処理液を浴び現像ブラシ87A,水洗ブラシ87Bにより
強制現像,強制水洗がなされ、乾燥部90でヒータファン
92による熱風乾燥がなされ受台93に手前方向に回収され
る。次に第11図(b)に示す転写装置の転写ローラ33,3
4により受像シートと1色目の現像済画像シートを重ね
加圧、加熱搬送して画像を受像シート上に転写させるこ
れらの操作を1枚の受像シートに4回行って多色カラー
画像を作成する。しかしこれだけでは逆像になるので、
その場合は更にもう1回転写して正像画像にする。
尚、画像転写に際しては第11図(c)および(d)の
ごとくシワ・ムラ・色ズレ防止のため、シートより大き
い、アルミ板等の補強板21上に各シートを載せ合わせ孔
23とピンバー23A等でレジストレーションして画像の位
置合わせをした後画像転写を行っている。
そして転写ローラ対33,34の他に挿入台31が該ローラ
対33,34の前方に受取台32が後方に設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような着色感光性フィルムやPS版等の現像装置に
おいてはブラシローラでこすり現像をしながら現像する
と現像時間が促進され良好な現像効果が得られる。しか
し従来ブラシローラは処理液に液浸されていても、空気
中に一部分露出したままブラシローラを駆動していたた
め処理液中に空気を引き込んでしまうことになり処理液
の泡立ちを生じ酸化が促進され処理液特に現像液の早期
疲労を生じ望ましくない状態である。ブラシローラは従
来からPS版等の現像に多用されるシャワー現像に対して
もまた普通の液浸現像に対しても使われているがいずれ
も前述の欠点をもっている。
更に空気中にブラシローラがさらされていると、汚れ
が付着し、それが現像中に着色感光性シート表面に汚れ
を生じさせるばかりでなくきずなどをつける原因になっ
ていた。
本発明はこのような問題点を解決した着色感光性フィ
ルム用現像装置を提供することを課題目的にする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、着色感光性フィルムを処理するために少
なくとも現像液槽と水洗槽とを有する現像装置におい
て、 前記現像液槽中を搬送される前記着色感光性フィルム
の感光層側をこすり現像するブラシローラと、該ブラシ
ローラと共に前記フィルムを狭持搬送するガイドローラ
とが現像液中に没した状態で回転するようにしたことを
特徴とする現像装置によって達成される。
〔実施例〕
(フィルムについて) 本発明の着色感光性フィルム用現像装置を組み込んだ
カラープルーフ作成装置に使用する着色感光性フィルム
の1実施例の構成を第1図に示す。即ち、厚さ75μmの
透明PETベース上に厚さ30μmの熱軟化層を設け、更に
その上に厚さ1〜2μmの着色感光層を設けてある。
そして着色感光層は加熱することにより熱軟化層から
剥離し易くなる。着色感光層は顔料,感光体およびバン
イダからなるフォトポリマーで構成されている。着色感
光層は光が当たると現像液に溶け易い組織に変わる。こ
のフィルムには、4種類の着色フィルムがある。そして
それ等の色は例えばY,M,C,BKのものである。また焼付け
る原稿は、4色に分解された白黒ポジフィルムである。
各原稿のポジフィルムを第2図(a)に示すように対
応する色の各着色感光性フィルムと重ね密着露光をす
る。
(転写方法について) 露光済みの各着色感光性フィルムを現像部で現像し水
洗乾燥すると第2図(b)に示す各着色像が得られる。
そしてこのような現像済み各着色感光性フィルムを転写
部で同一の受像紙に正しく位置決めして4回繰り返し加
熱加圧して転写する。着色感光性フィルムの支持体(PE
Tベース)は第3図(a)に示すように熱軟化層と感光
層間で剥離し易くなっており加熱加圧転写後熱軟化層と
ともに除去される。そして第3図(b)に示すように4
回の転写によってカラープルーフの作成が完了する。
ここで1回の露光時間は30〜40秒、現像時間は水洗10
秒乾燥20秒を入れて約60秒である。また転写を加熱加圧
した転写ローラ間で行うが転写ローラの表面温度は50℃
〜100℃程度であり、1回の転写時間は約60秒である。
4回転写するには正味4分必要になる。このようにして
4回の転写を終わるとカラープルーフの作成が完了す
る。
(カラープルーフ作成装置) このような構成で実現させた本発明の現像装置を組み
込んだカラープルーフ作成装置の実施例を第4図の側断
面図、第5図の正面断面図、第6図の加熱用プレスロー
ラ部の部分断面図、第7図(a),(b),(c)のシ
ート位置決め部の断面図、第8図のシート位置決め部の
平面図および第9図(a)の剥離板作動部の断面図、第
9図(b)の剥離板作動部の平面図によって説明する。
本実施例の現像装置の組み込まれたカラープルーフ作
成装置は露光装置を除き、現像部170と転写部100とから
構成され、現像部170を下部に転写部100を上部に配置し
たもので移動用キャスタ101Dおよび設置用脚部101Cをも
っている。
(装置−現像部) 現像部170は露光済みの着色感光性フィルムFの挿入
台171,該フィルムのセンサー172が配置され、フィルム
搬送用モータ173およびプーリ173A等その駆動伝達装置
を介して駆動される搬送ローラ対174が最小フィルム長
さより短いピッチで配置され各該ローラ対の間は搬送ガ
イド176および178で連結されている。そして最終段の搬
送ローラ対の下側に処理槽180への挿入口179が配置され
ている。処理槽180は現像槽181と水洗槽186からなり更
にその後に乾燥部190が接続されている。現像槽181には
現像ラック182が設けられ搬送ローラ対183Aが適当な間
隔を置いて配設されまた各ローラ対間は搬送ガイド184
によって連結されている。そして1ケ所に現像用ブラシ
ローラ187Aが設けられている。現像槽181は現像液が渡
り部ローラ対185の下方に液位があるように充満され、
該現像液に対しては、現像液循環ポンプ181Aによりヒー
タ181Cを有する熱交換タンク181Bを介して液温の制御と
均一化が行われている。
そして前記ブラシローラは完全に処理液の液面下に液
浸している。
現像槽181の隣には渡り搬送ローラ対185を介して水洗
槽186が設けられ該水洗槽186の中には搬送ローラ対187C
および水洗用ブラシローラ187Bが設けられその搬送径路
の上下にはスプレーノズル188が配設され、水洗用スプ
レーポンプ186Aで噴射水洗ブラッシングがなされるよう
にしてある。水洗槽186の隣には渡り搬送ローラ対189を
介して乾燥部190が設けられ搬送ローラ対194Aおよび搬
送ガイド194Bが配設され、該搬送ガイド194Bの上方およ
び下方には加熱ヒータ191および送風用ファンモータ192
が設けられている。そして、乾燥部190の外部本体正面
には現像用着色感光性フィルム回収用のフィルムバスケ
ット193が取り付けられている。
また現像槽181への現像液補充用のポンプ181Dが設け
られており、現像液の減力に対して適時補給がなされて
いる。
そして、この現像部170での作用は挿入台171に装填さ
れた着色感光性フィルムFはフィルムセンサー172の指
令により、搬送ガイド176上を搬送ローラ対174によって
現像槽181に送りこまれ、現像ラック182の搬送ローラ対
183A、搬送ガイド184によって液浸搬送されながら更に
現像効果を高めるため更には現像液中に空気が引きこま
れて酸化が促進し現像液の老化が進むのを防ぐためブラ
シローラ187Aを完全に液浸したまま回転させ、フィルム
面をこすりつけながら現像を終わり渡り部の搬送ローラ
対185によって水洗槽186に移され、ここではスプレーノ
ズル188による水洗シャワーとブラシローラ187Bの強制
的な水洗により水洗効率を上げ乾燥部190にて乾燥され
バスケット193上に回収される。
本実施例において使用する現像液の処方についての説
明は省略する。
現像時間は使用着色感光性シートの大きさがA1版程度
の場合で現像槽で25秒、水洗が10秒、乾燥が20秒計約60
秒を要している。また現像液温度は25〜35℃に制御して
ある。
(装置−転写部) 次に転写部100について説明する。両側に配置された
本体フレーム101に取りつけられボールベヤリング103A,
ベヤリングストッパー103Bを内蔵した軸受103を介して
転写ドラム102が設けられ、該ドラムはチェーンホイー
ル104,105およびチェーン106を介しドラム駆動モータ10
7によって駆動可能にしてある。また軸心部には加熱用
ヒータ128が取付金具127に保持されて設けられている。
従って加熱用ヒータ128によってドラム全体を一様な温
度(50〜100℃)に制御しやすい構成になっている。該
ドラム102の外周部で複数の押えローラ108が所定の間隔
をとって配設されローラ圧着ばね109によって転写ドラ
ム102に接触するように該ローラ108の軸受部が本体フレ
ーム101の前記ドラム102のラジアル方向にスライド可能
に設けられている。前記ばね109は前記軸受け部を圧着
方向に移動さすように付勢している。またこの押えロー
ラは転写ドラム102の両側外周部に設けられたプルアッ
プスペーサ111によって前記ばね109に抗して該ドラム10
2との接触を断つことを可能にしてある。
また、一様な温度の転写ドラム102を加圧しかつ更に
転写に必要な温度に加熱可能にした加圧ローラ(加熱用
プレスローラ)132が鉄心132Aにシリコンゴム132Bを被
覆したローラとして設けられ、両端の軸部をボールベヤ
リング133A、ベヤリングストッパ133Bを内蔵した軸受13
3で受けさせている。この軸受133は本体フレーム101に
取り付けられたスライドガイド139の中をスライドする
ように取り付けられている。そしてそのスライド方向は
転写ドラムのラジアル方向にとってある。また該軸受13
3は加圧用エヤシリンダ142の可動部142Bと直結して該加
圧用エヤシリンダ固定部142Aは本体フレーム101にシリ
ンダ取付金具141で固定されている。また前記加熱用プ
レスローラの軸心部にはヒータ138が静止して設けら
れ、スライドする軸受133に設けられた取付金具137上に
固定されている。
(装置−位置あわせ) 次に、画像シート(現像済み着色感光性フィルム)F
および受像シート(受像紙)Pの重ね合わせ位置出し部
110について説明する。転写ドラム102の表面1箇所を削
り平坦部を設け、断熱板119を断熱板固定ねじ121で固定
し、必要なれば転写紙の平坦性を保持するための微弱な
粘着力を有する前記粘着フィルム126の端部を固定ねじ1
22によって固定し転写ドラム面をほぼ1周巻回して他の
端部も固定してある。そして転写ドラム表面を僅かな粘
着面にしてしまうようにしてある。該断熱板119上に取
付けられた蝶番113の可動板113Aに受像紙押え板113Bを
固定し、該押え板113Bの上にピンバー112を取付けてあ
る。そして該押え板113Bに設けられた軸受117に剥離板
回動軸115Aを設け、該軸115Aには剥離板115が固定さ
れ、更にトルクばね115Bがかけられ該剥離板115が受像
シート(受像紙)押え板113Bと同一平板上となるように
または平行になるように付勢されている。また剥離板回
動軸115Aの端部にはカムフォロワーレバー125が取りつ
けられている。そして本体フレーム101の所定位置に剥
離板開閉カム123がビス124で締結されている。
そして転写ドラム102が回転し、前記レバー125が、前
記開閉カム123に触れることにより前記剥離板115がはね
上げられるとともに、着色感光性フィルムがピンバー11
2のピンから抜けて上方にはね上げられその端部を該転
写ドラム102の外周面近傍に待機している剥離ローラ153
に挟持させるようにしてある。そして前記開閉カム123
のところを前記レバー125が通過すると剥離板115はトル
クばね115Bによりもとに戻される。
剥離ローラ153は複数の搬送ローラ対154とともに駆動
モータ151により駆動伝達ホイールおよびチェーン152を
介して駆動され、前記各ローラ間は搬送ガイド155によ
って連結されている。そしてこれら搬送ガイド155の終
端部にフィルム回収部156が設けられている。
このように構成された転写部100および現像部170の本
体フレーム101の外側には外装カバー101Aが施されてお
り操作盤等が配設され操作の容易化、簡易化をはかると
ともに安全性が考慮されている。
(転写のし方、作用) 次に転写部100の作用について説明する。現像部170ま
たは他の現像機で現像し終わった着色感光性フィルムF
と受像紙Pを転写ドラム102に装填するに当たって、先
ず、受像紙Pを重ね合わせ位置出し部110の受像紙押え
板113Bの下において該押え板113Bを閉じて押え付けてロ
ック金具116でロックして固定する。さらにドラムを1
回転させ画像転写と同様、加圧ローラで加圧して受像紙
をドラムに密着固定した後、押え板113B上に設けられた
ピンバー112のピンに前記現像済み着色感光性フィルム
Fの端部に前記ピンバー112に対応してあけられた複数
の基準孔を嵌めこみ転写作動を開始する。この装填時に
は転写ドラム102の両側の部分に設けられたプルアップ
スペーサ111により加圧ローラ(加熱用プレスローラ)1
32およびその近傍の押えローラ108Aは、転写ドラムから
浮き上がっているが始動することにより第1の押えロー
ラ108Aがプルアップスペーサ111から離れて転写ドラム1
02のドラム面に接触を開始し更に加熱用プレスローラも
同様に加圧用エヤシリンダ142の作動によって圧着を開
始する。その前に転写ドラム102および加熱用プレスロ
ーラはいずれも中心部に内蔵のヒータ128および138によ
りそれぞれ表面温度が60℃および110℃に加熱されてい
る。そして加熱ローラ、転写ドラムによりフィルムFか
ら受像紙Pに画像が転写される。その際前記フィルムF
の着色感光層は熱軟化層が熱を加えられているので剥離
し易くなっている。そこで第9図(a)および(b)に
示すようにカムフォロワーレバー125が剥離板開閉カム1
23によってはね上げられることにより、前記フィルムF
の支持体である、熱軟化層を含むPETベースが剥離を開
始し、剥離ローラ153に喰え込まれ画像を受像紙に転写
させながら前記PETベースは搬送ローラ154および搬送ガ
イド155中を運ばれてフィルム回収部156に取り出され
る。一方受像紙P上に転写された画像は、前記ドラム10
2の加熱と加圧によって更に強固に強度を増して転写さ
れ、重ね合わせ位置出し部110が装填取り外し位置に来
てもとの位置に停止する。ここで第1回目の転写(例え
ばYの転写)が完了する。そこで受像紙はそのままにし
て第2の現像済み着色感光性フィルムの基準孔をピンバ
ー112のピンに嵌めて再び作動させ第1回目と同様に別
の色の画像転写(例えばMの色の転写)が完了する。そ
して前と同様に装填位置にて第3回目の転写用のフィル
ム(例えばCの色のフィルム)をピンバーに装填して、
転写を行い最後に第4回目のフィルム(例えばBLフィル
ム)をピンバー112に嵌め今までの受像シートの上に転
写させる。
このようにしてカラープルーフの作成が終わり受像紙
押え板ロック金具116を外し、受像紙押え板を開き、転
写済みの受像紙即ちカラープルーフを取り外して回収す
る。
〔発明の効果〕
本発明の現像装置によって現像時間を促進する効果を
維持したまま空気引き入れによる現像液劣化が著しく改
善され該現像液は長時間高性能を維持できるようにな
り、着色感光性フィルムは均一な安定した現像を達成し
うるようになった。したがってカラープルーフ作成に当
たって高画質の仕上がりが容易に確実に簡単に経済的に
得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置に使用する着色感光性フィルムの
1実施例の構成図。 第2図(a)は該フィルムの露光作用を示す斜視図。 第2図(b)は現像済みの該フィルムを示す斜視図。 第3図(a)は転写作用を示す斜視図。 第3図(b)は4回転写済みで作成されたカラープルー
フを示す斜視図。 第4図は本発明の現像装置を含むカラープルーフ作成装
置の実施例の側断面図。 第5図はその正面断面図。 第6図は加熱用プレスローラ部の部分断面図。 第7図(a),(b),(c)はシート位置決め部の断
面図。 第8図はシート位置決め部の平面図。 第9図(a)は剥離板作動部の断面図。 第9図(b)は剥離板作動部の平面図。 第10図(a),(b),(c)は従来の着色感光シート
のそれぞれ層構成、露光、現像済みを示す斜視図。 第11図(a)は従来の着色感光シートの現像装置を示す
正面図。 第11図(b)は従来の着色感光シートと受像シートを重
ね合わせる手段を示す転写装置の正面図。 第11図(c)はカバーシート付き補強板の斜視図。 第11図(d)はカバーシート付き補強板と各シートの重
畳断面図。 33,34……加圧ローラ対、36,37……仮接着ローラ対 100……転写部、101……本体フレーム 102……転写ドラム、103,133……軸受 104,105……チェーンホイール 106……チェーン、107……駆動モータ 108……押えローラ、108A……仮接着ローラ 109……ローラ圧着ばね 110……重ね合わせ位置出し部 111……プルアップスペーサ 112……ピンバー、113……蝶番 113B……受像紙押え板、115……剥離板 115A……剥離板回動軸、115B……トルクばね 119……断熱板、123……剥離板開閉カム 125……カムフォロワーレバー 126……粘着フィルム、128,138……ヒータ 132……加圧ローラ(加熱用プレスローラ) 139……スライドガイド 142……加圧用エヤシリンダー 153……剥離ローラ 170……現像部、180……処理槽 181……現像槽、183A……搬送ローラ対 187A……現像用ブラシローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着色感光性フィルムを処理するために少な
    くとも現像液槽と水洗槽とを有する現像装置において、 前記現像液槽中を搬送される前記着色感光性フィルムの
    感光層側をこすり現像するブラシローラと、該ブラシロ
    ーラと共に前記フィルムを狭持搬送するガイドローラと
    が現像液中に没した状態で回転するようにしたことを特
    徴とする現像装置。
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