JPH0233242Y2 - - Google Patents

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JPH0233242Y2
JPH0233242Y2 JP8040784U JP8040784U JPH0233242Y2 JP H0233242 Y2 JPH0233242 Y2 JP H0233242Y2 JP 8040784 U JP8040784 U JP 8040784U JP 8040784 U JP8040784 U JP 8040784U JP H0233242 Y2 JPH0233242 Y2 JP H0233242Y2
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JP
Japan
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photosensitive material
photosensitive
section
developer
processing apparatus
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JP8040784U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は感光材料の処理装置に関し、特に感光
性ポリマーを含有する感光材料を用い、現像、水
洗、乾燥の工程を順次通過させて処理する感光材
料処理装置に関する。
(従来技術) 非銀塩の感光性物質、たとえば、感光性ポリマ
ーを用いた感光材料は種々知られており、その具
体例は、写真工学の基礎(非銀塩写真編)第216
頁−228頁(コロナ社、1982年)に記載されてい
る。本考案は、これらの感光性ポリマーを用いる
非銀塩感光材料のうちで、特に、カラープルーフ
の作成に好適な処理装置に関するものである。
カラー原稿からPS版等の製版材料を用いた印
刷版を作成し、多数枚の印刷を行う場合、カラー
原稿をカラースキヤナー等を用いて通常4色の網
ネガ(又は網ポジ)を作成した後、貼込み、返
し、レタツチ等の工程を経て、4色の1枚ポジを
作成し、校正刷りを行つて仕上りを確認したうえ
で本刷りを行なつている。この場合、網ネガ又は
網ポジの作成工程ではスキヤナー分解のチエツ
ク、1枚ポジの作成工程では貼込み等のチエツ
ク、校正刷り工程では印刷の発注者の確認などの
チエツク機能が良好な印刷の仕上りのために必要
であり、この目的のためにカラープルーフを作成
してチエツクすることが行われている。このカラ
ープルーフ作成のための感光材料としては、銀塩
写真方式の感光材料、電子写真方式の感光材料、
フオトポリマーを用いた感光材料などが知られて
おり、色画像として顔料を用いるものや染料を用
いるものがあり、その使用目的に応じてネガ−ポ
ジ方式、ポジ−ポジ方式の両方がある。このよう
なカラープルーフは感光材料に画像状露光を与
え、処理後、生じた画像を受像シートに転写する
ことによつて作ることができる。この場合の処理
は、現像工程、水洗工程、乾燥工程からなり、露
光済の感光材料は、これらの工程を順次自動的に
通過させるように構成されている。
このような処理工程を通過させることにより、
感光性ポリマーの種類により露光部分のみが脱膜
され、画像が形成されるものと、未露光部分のみ
が脱膜され、画像が形成されるものがあるが、い
ずれの場合においても、画像部分と非画像部分と
の境界が明瞭であることが必要である。一般に、
現像液中をこのような感光材料を通過させるだけ
で、膜が膨潤してある程度脱膜するが、完全では
ない。そこで、感光膜面に現像液をスプレーで吹
き付けたり、現像液中にブラシを設けて感光膜を
擦るなどの方法により、強制的に脱膜させること
が行われていた。しかしながら、このような方法
を採用した場合には、現像液槽の泡立ちが著しく
なり、正常な処理ができなくなつたり、現像液の
劣化速度が速くなつたりするという欠点があつ
た。
(考案の目的) 本考案は上記欠点に鑑みてなされたものであ
り、現像液の寿命を短くすることがなく、且つ脱
膜を確実に行うことが出来るように構成された感
光材料処理装置を提供することを目的とするもの
である。
(考案の構成) 本考案は、感光性ポリマーを含有する露光済感
光材料の感光膜面を上側に向けて順次現像部、水
洗部、乾燥部を通過させて処理する処理装置にお
いて、現像液中にブラシを有さない前記現像部
と、水洗液中に、前記感光材料の感光膜を擦る少
くとも1つのブラシローラーを設けた前記水洗部
とを有することを特徴とする感光材料処理装置で
ある。
以下、本考案を図面に例示する実施態様に基づ
いて詳細に説明する。
第1図は本考案の感光材料処理装置の一実施態
様を示す概略側面図である。
第1図に示す感光材料処理装置1は、現像部
2、水洗部3および乾燥部4を備えており、露光
済の感光材料Fが前記3つの部分を該部分に適し
た材質の搬送ローラ5a,5b,5cにより順次
搬送されて夫々の処理が行われるように構成され
ている。
前記現像部2には、例えば、苛性ソーダ、界面
活性剤等からなるアルカリ現像液の溜められた現
像液槽が設けられており、図中左側から挿入され
た前記感光材料Fが上下一対で構成された複数の
前記搬送ローラ5aにより前記現像液中を通つて
次の水洗部3に搬送されるように構成されてい
る。
前記感光材料Fは、前記現像液中を通過するこ
とによつて脱膜約が90%程度行われる。
前記水洗部3は、水の溜められた水槽部分3a
と新鮮水をかける一対のシヤワー6を備えたシヤ
ワー洗浄部分3bとが設けられている。又、前記
水槽部分3aには、前記感光材料Fが水中を通過
する際に、該感光材料Fの感光膜面を擦る回転式
のブラシローラ7が設けられている。前記ブラシ
ローラ7は例えば、回転シヤフトの円周上にナイ
ロン製のブラシを螺旋状に設けたものであり、前
記感光材料Fに対して平行で且つ走行方向に対し
て直角に配置されており、少なくとも該感光材料
Fの幅よりも大きく構成されている。又、前記ブ
ラシローラ7は前記感光材料Fの走行方向と同一
方向に回転し、該ブラシローラ7と対になつてい
る搬送ローラ5bは例えば、フエノール樹脂ある
いは金属等の比較的硬い材質のもの又はゴム等の
比較的軟い材質のものでもよく、前記感光材料F
の支持体側(感光膜の反対側)を支持するように
構成されている。また前記ブラシローラ7の回転
速度は前記感光材料の搬送速度と同じでも異つて
いてもよく、又感光材料の搬送方向と逆方向に回
転させてもよい。また、前記搬送ローラ5bの代
りに、ベルト又は受板を設けて感光材料Fを支持
するようにしてもよい。
なお、前記ブラシローラ7の上方には、該ブラ
シローラ7の回転により、水が飛び散らないよう
にするカバー8が設けられている。
前記シヤワー6は、前記水槽部分3aで水洗さ
れた前記感光材料Fをさらに洗浄するために設け
られたものであり、該感光材料Fの表裏面に新鮮
水をかけるようになされている。又、新鮮水によ
つて洗浄された後の前記感光材料Fを搬送する前
記搬送ローラ5はゴムローラであつてもよいが、
例えば吸湿性のスポンジローラで作られたスクイ
ズローラを用いれば、次の乾燥処理を効率的に行
えるようにすることが出来る。
前記乾燥部4は、水洗されて搬送されて来た前
記感光材料Fが、例えばフエノール樹脂から成る
搬送ローラ5cにより搬送される間に、該感光材
料Fの表裏面に温風あるいは常温風を吹き付けて
乾燥処理させた後に装置外へ排出するように構成
されている。
前記実施態様においては、前記ブラシローラ7
を1つ設けるように構成したが、本考案はこれに
限るものではなく複数設けるように構成してもよ
く、又、前記水槽部分3aの水め流水としてもよ
い。
(考案の効果) 以上本考案は、前記感光材料Fの乳剤面の膨潤
度が最も高くなる前記水洗部3において、前記ブ
ラシローラ7により画像部分又は非画像部分を擦
り落すように構成されているので画像部分又は非
画像部分の脱膜を確実かつ迅速に行うことが出来
る。
又、本考案の構成によれば、現像液中に脱膜作
用を有する擦り機構が設けられていないので、現
像液の泡立ちがなく、且つ現像液を掻回すことに
よる劣化促進作用もなく、現像液の寿命を長く保
つことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施態様を示す概略側面図
である。 1……処理装置、2……現像部、3……水洗
部、3a……水槽部分、3b……シヤワー洗浄部
分、4……乾燥部、5a,5b,5c……搬送ロ
ーラ、6……シヤワー、7……ブラシローラ、8
……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感光性ポリマーを含有する露光済感光材料の感
    光膜面を上側に向けて順次現像部、水洗部、乾燥
    部を通過させて処理する処理装置において、現像
    液中にブラシを有さない前記現像部と、水洗液中
    に、前記感光材料の感光膜を擦る少くとも1つの
    ブラシローラーを設けた前記水洗部とを有するこ
    とを特徴とする感光材料処理装置。
JP8040784U 1984-06-01 1984-06-01 感光材料処理装置 Granted JPS60193551U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8040784U JPS60193551U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 感光材料処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8040784U JPS60193551U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 感光材料処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60193551U JPS60193551U (ja) 1985-12-23
JPH0233242Y2 true JPH0233242Y2 (ja) 1990-09-07

Family

ID=30626229

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JP8040784U Granted JPS60193551U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 感光材料処理装置

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JPS60193551U (ja) 1985-12-23

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