JPH07281537A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07281537A
JPH07281537A JP9067694A JP9067694A JPH07281537A JP H07281537 A JPH07281537 A JP H07281537A JP 9067694 A JP9067694 A JP 9067694A JP 9067694 A JP9067694 A JP 9067694A JP H07281537 A JPH07281537 A JP H07281537A
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JP
Japan
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image
forming material
receiving material
image receiving
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Pending
Application number
JP9067694A
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English (en)
Inventor
Katsuji Fujita
勝司 藤田
Masato Doi
正人 土居
Tooru Shirojiyou
亨 城条
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 画像形成材料をセットする時の操作性の向上
を図る。 【構成】 転写ドラム13に対向する部分に開口部15
を設け、この開口部15から受像材料2を転写ドラム1
3上に担持させ、さらに受像材料4に画像形成材料2を
対向させて、加圧加熱し、画像形成材料2の画像を受像
材料4に転写処理する画像形成装置において、開口部1
5に開閉蓋14を設け、さらに開閉蓋14を開いた状態
で支持するストッパ手段30を設け、開閉蓋14により
受像材料4に対向させる画像形成材料2を保持する保持
ガイド31を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、受像材料を転写ドラ
ム上に担持させ、この受像材料に現像処理された画像形
成材料を対向させて加圧加熱し、画像形成材料の画像を
受像材料に転写処理する画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷製版の分野においては、写真
原稿(ネガカラーフィルム、リバーサルカラーフィルム
ペーパー等)の連続調画像から一旦色分解して例えば3
色ないし4色の網点のフィルムを作成し、このフィルム
からPS版等の印刷版を作成している。したがって、印
刷版を作るまでに、多量のフィルムを用いて、色分け、
画像の合成を行っているのが現状である。この複雑な作
業の中では文字、レイアウトの間違い等多くのミスが発
生する。さらに、発注者からの急な変更等に対応しなけ
ればならず、要望された色調階調、レイアウトに印刷物
が仕上がるかどうかの事前チェックが必要となる。これ
らの確認のため正式の印刷版を作るに校正刷と呼ばれる
試し刷りや他の種々なシステムが使用されている。
【0003】たとえば、網点のフィルムからCRTを用
いるもの、カラー感光材料等銀塩を用いたもの、ジアゾ
等非銀塩感光材料を用いたもの、電子写真方式のもの、
乾式トナーにより画像形成するもの等の方法により画像
を作り出来上がりの印刷物を推定するものである。しか
し、これらの校正システムは、一般的に一枚の校正を作
るのに長時間を要し、装置が大きい、材料費が高い、作
業性が悪い等の問題があり、実用上充分なシステムにな
っていないのが現状である。
【0004】このため、近年、校正物を得る方法として
フォトポリマー感光材料を用いたプルーフシステムが使
用されるようになり、色画像として印刷インキと同じ顔
料を用い、印刷物とかなり近似した多色画像が得られる
ようになった。
【0005】このようなプルーフの作成は、画像露光装
置によりY,M,C,BKの各色感光性シートを各色に
対応した分解ポジフィルムと重ねて画像露光し、その後
現像装置により現像処理することにより各色の画像作成
材料を得る。次に、転写装置により受像材料と1色目の
画像形成材料を重ね加圧、加熱搬送して画像を受像材料
上に転写させるこれらの操作を1枚の受像材料に4回行
って多色カラー画像を作成するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにカラープル
ーフ作成では、例えば支持体上に着色感光層を有する画
像形成材料を画像露光後、現像処理することにより各色
の画像作成材料を得て、受像材料を回転する転写ドラム
上に担持させ、この受像材料に現像処理された画像形成
材料を対向させて加圧加熱し、画像形成材料の画像を受
像材料に転写処理するようになっている。
【0007】ところで、転写ドラム上に担持された受像
材料に、転写ドラムを回転させて画像形成材料を対向さ
せるため、ユーザーが慎重に画像形成材料をセットする
作業を行なっても、受像材料に画像形成材料を対向させ
る際に画像形成材料にしわや撓みが生じたり、位置ずれ
が生じることがあり、画像形成材料の画像を受像材料に
転写処理するときに画像ズレや画像みだれ等の転写不良
が生じることがある。
【0008】また、転写処理後に画像形成材料を受像材
料から剥離して排出するが、この画像形成材料を剥離す
る際に、剥離することによって画像形成材料と受像材料
に静電気が発生し、この静電気によって転写処理後の画
像形成材料が回収部材等に付着して円滑に回収すること
ができなかったり、受像材料の静電気の影響で次の画像
形成材料の位置ズレやゴミが付着する等の問題がある。
【0009】また、転写処理後の受像材料を転写ドラム
から剥離して取り出すが、この受像材料を取り出す時に
も受像材料に静電気が発生し、この静電気によって転写
処理後の受像材料が取出部材に付着して円滑に取り出す
ことができなかったり、ゴミが付着する。
【0010】従って、ユーザーが手で除電ブラシを使用
し静電気を除去していた。このため、ユーザーが作業す
る工程が多く、例えば4色の場合4回の画像形成材料剥
離と使用済み画像形成材料の処理が必要であり、また自
分で除電ブラシを使って静電除去作業をする必要があ
る。特に、低湿環境で除電作業を行なわないと、静電気
によってユーザー自身が危険であり、かつ画像形成材料
や受像材料に、ゴミがつき易くなり画質劣化をひき起こ
す。また、作業工程が多いため生産性が悪かった。
【0011】さらに、使用済みの画像形成材料は、ユー
ザーが自分でダストボックス(ゴミ箱の回収箱)に捨て
ており、作業性が悪かった。
【0012】この発明は、前記課題に鑑みなされたもの
で、請求項1乃至請求項8記載の発明は、ユーザーの操
作性の向上を図ることを目的とする画像形成装置を提供
することを目的としている。また、請求項1乃至請求項
4記載の発明は、画像形成材料をセットする時の操作性
の向上を図り、さらに請求項1記載の発明は、画像形成
材料の垂れ下がりを防止し、また請求項2記載の発明は
開閉蓋の裏側でガイドして画像形成材料の垂れ下がりを
防止し、また請求項3記載の発明は、画像形成材料を転
写ドラムと加圧手段との接線方向に導いて加圧すること
にり、また請求項4記載の発明は、画像形成材料に引っ
張り荷重を与えることにより、画像形成材料にしわが生
じたり、位置ズレが生じることを抑制して、転写時の画
像形成材料の重ね状態を安定化させ、画像ズレや画像み
だれ等の転写不良を防止することを目的とする画像形成
装置を提供することを目的としている。さらに、請求項
5乃至請求項8記載の発明は、画像形成材料を回収した
り、受像材料を取り出す時の操作性や画質の向上を図
り、さらに請求項5記載の発明は、転写処理後の画像形
成材料の回収時に生じる静電気を除去し、円滑な回収を
可能にし、さらに受像材料の静電気を除去して、次に対
向される画像形成材料の位置ズレ等を防止し、さらに請
求項6記載の発明は、転写処理後の受像材料の静電気を
除去して円滑に取出すことができ、またゴミの付着が防
止され、さらに請求項7記載の発明は、転写処理後の回
収で画像形成材料が撓むことを防止して確実な回収を可
能にする画像形成装置を提供することを目的とし、また
請求項8記載の発明は、転写処理後の画像形成材料の回
収構造が簡単で装置の小型化が可能であることを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、転写ドラムに対向する部分
に開口部を設け、この開口部から受像材料を転写ドラム
上に担持させ、さらに前記受像材料に画像形成材料を対
向させ、加圧加熱し、前記画像形成材料の画像を前記受
像材料に転写処理する画像形成装置において、前記開口
部に開閉蓋を設け、さらに前記開閉蓋を開いた状態で支
持するストッパ手段を設け、前記開閉蓋により前記受像
材料に対向させる前記画像形成材料を保持する保持ガイ
ドを構成したことを特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明の画像形成装置は、前
記開口部に前記転写ドラムの軸方向と平行な軸を支点と
して外側に開き開閉蓋を設け、さらに前記開閉蓋を開い
た状態で裏側が上方を向くように支持するストッパ手段
を設け、前記開閉蓋により前記受像材料に対向させる前
記画像形成材料を保持する保持ガイドを構成したことを
特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、受像材料を転写ド
ラム上に担持させ、この受像材料に画像形成材料を対向
させ、加圧手段により加圧加熱し、前記画像形成材料の
画像を前記受像材料に転写処理する画像形成装置におい
て、前記転写ドラムに前記受像材料に重ねて前記画像形
成材料の先端を係止する係止手段を設けると共に、前記
転写ドラムの周面に沿って可動し前記画像形成材料を前
記転写ドラム側から分離して前記加圧ローラの位置へ導
く分離ガイドを設け、この分離ガイドに加圧ローラの位
置において前記画像形成材料を前記転写ドラムと前記加
圧ローラとの接線方向に挿入するためのガイド平面部を
形成したことを特徴としている。
【0016】請求項4記載の発明は、受像材料を転写ド
ラム上に担持させ、この受像材料に現像処理された画像
形成材料を対向させ、加圧手段により加圧加熱し、前記
画像形成材料の画像を前記受像材料に転写処理する画像
形成装置において、前記転写ドラムに前記受像材料に重
ねて前記画像形成材料の先端を係止する係止手段を設け
ると共に、前記転写ドラムの回転により前記受像材料に
対向される前記画像形成材料に引っ張り荷重を与える引
張手段を備えることを特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明は、受像材料を転写ド
ラム上に担持させ、この受像材料に現像処理された画像
形成材料を対向させ、加圧手段により加圧加熱し、前記
画像形成材料の画像を前記受像材料に転写処理する画像
形成装置において、前記転写処理後の前記画像形成材料
を前記受像材料から剥離する際に発生する前記画像形成
材料及び/または前記受像材料の静電気を除去する除電
手段を備えることを特徴としている。
【0018】請求項6記載の発明は、受像材料を転写ド
ラム上に担持させ、この受像材料に現像処理された画像
形成材料を対向させ、加圧手段により加圧加熱し、前記
画像形成材料の画像を前記受像材料に転写処理する画像
形成装置において、前記転写処理後の前記受像材料を前
記転写ドラムから剥離する際に発生する前記受像材料の
静電気を除去する除電手段を備えることを特徴としてい
る。
【0019】請求項7記載の発明は、転写ドラムに対向
する部分に開口部を設け、この開口部から受像材料を転
写ドラム上に担持させ、さらに前記受像材料に画像形成
材料を対向させて、加圧加熱し、前記画像形成材料の画
像を前記受像材料に転写処理するとともに、前記転写処
理された画像形成材料を排出する排出手段を有する画像
形成装置において、前記排出手段は、前記画像形成材料
を挟んで搬送する一対のゴムローラを有し、この少なく
とも一方のゴムローラの中央部の径を両端の径より大径
に形成したことを特徴としている。
【0020】請求項8記載の発明の画像形成装置は、前
記排出手段が、開口部と反対側に着脱可能な転写処理後
の前記画像形成材料を回収する回収ボックスに、前記転
写処理後の前記受像材料から剥離された前記画像形成材
料を導くことを特徴としている。
【0021】
【作用】請求項1記載の記載の発明では、開閉蓋を開い
た状態で支持され、この開閉蓋により受像材料に対向さ
せる画像形成材料が保持される。このようにして、画像
形成材料の垂れ下がりを防止することで、画像形成材料
にしわや撓みが生じたり、位置ずれが生じること抑制す
る。
【0022】請求項2記載の記載の発明では、開閉蓋を
開いた状態で裏側が上方を向くように支持され、この開
閉蓋の裏側により受像材料に対向させる画像形成材料が
保持される。このようにして、開閉蓋の裏側を用いる簡
単な構造で画像形成材料の垂れ下がりを防止すること
で、画像形成材料にしわや撓みが生じたり、位置ずれが
生じること抑制する。
【0023】請求項3記載の発明では、転写ドラムに受
像材料に対向させる画像形成材料の先端を係止し、画像
形成材料を転写ドラムの周面に沿って可動する分離ガイ
ドにより転写ドラム側から分離して加圧ローラの位置へ
導き、この分離ガイドのガイド平面によって画像形成材
料を転写ドラムと加圧手段との接線方向に挿入する。こ
のように、画像形成材料は、加圧手段により受像材料に
対向されるまでは、転写ドラムから分離されて自由な状
態になっており、しかも加圧手段により受像材料に対向
するときには接線方向に挿入されるため、画像形成材料
にしわや撓みが生じたり、位置ずれが生じることを抑制
する。
【0024】請求項4記載の発明では、転写ドラムに受
像材料に対向させて画像形成材料の先端を係止し、転写
ドラムの回転により受像材料に対向する画像形成材料に
引っ張り荷重を与えることで、画像形成材料にしわや撓
みが生じたり、位置ずれが生じることを抑制する。
【0025】請求項5記載の発明では、転写処理後の画
像形成材料を受像材料から剥離する際に、静電気が発生
することがあると、この画像形成材料と受像材料の静電
気を除電手段により除去するため、転写処理後の画像形
成材料が回収部材等に付着することがなく円滑に回収で
き、またゴミの付着が防止される。また、受像材料の静
電気の影響による次の画像形成材料の位置ズレ等を防止
することができる。
【0026】請求項6記載の発明では、転写処理後の受
像材料を転写ドラムから剥離する際に、静電気が発生す
ることがあると、受像材料の静電気を除電手段により除
去するため、転写処理後の受像材料を円滑に取出すこと
ができ、またゴミの付着が防止される。
【0027】請求項7記載の発明では、排出手段が、画
像形成材料を挟んで搬送する一対のゴムローラを有し、
この少なくとも一方のゴムローラの中央部の径を両端の
径より大径に形成されているため、画像形成材料が撓む
ことを防止する。
【0028】請求項8記載の発明では、受像材料や画像
形成材料をセットする開口部と反対側に着脱可能な回収
ボックスを備え、この転写処理後の画像形成材料を排出
手段により受像材料から剥離して回収ボックスに導く。
このように、回収ボックスが受像材料や画像形成材料を
セットする開口部と反対側に備えられており、これによ
り排出経路を短くすることができるため、転写処理後の
画像形成材料の回収構造が簡単で装置の小型化が可能で
ある。
【0029】
【実施例】以下、この発明の画像形成装置について説明
する。この発明の画像形成装置としては、カラープルー
フ作成装置を示しているが、この実施例に限定されるも
のではない。
【0030】図1はカラープルーフ作成装置の側断面図
である。カラープルーフ作成装置1は、装置本体100
に露光済の画像形成材料2を現像処理する現像処理部3
と、この現像処理部3で現像処理された画像形成材料2
をいわゆる本紙といった普通紙等の受像材料4に対向さ
せて加圧加熱して画像形成材料2の画像を受像材料4に
転写処理する転写部5とを備えている。このカラープル
ーフ作成装置1は、現像処理部3を下部に、転写部5を
上部にして一体化し、かつ現像処理部3での現像処理と
転写部5での転写処理をそれぞれ単独で同時に行うこと
が可能に構成している。勿論、画像形成材料2を他で作
成し、転写部5のみを用いることもできる。
【0031】現像処理部3には、搬送ローラ対を有する
現像部6、水洗部7、乾燥部8を備えている。別のとこ
ろで画像露光した画像形成材料2は装置前側に設けられ
た供給部9の挿入トレー10から挿入され、この画像形
成材料2は搬送路11を介して現像部6に供給され、こ
の現像部6から水洗部7、乾燥部8を搬送して現像、リ
ンス、乾燥処理される。現像処理が終了した画像形成材
料2は、装置本体100の前側に設けられたバスケット
12に集められる。ここで水洗部はより水の使用量を抑
えたいわゆる無水洗処理であっても良い。
【0032】このように、露光済みの各画像形成材料2
を現像処理し、洗浄して乾燥すると、前記画像露光に応
じた各着色のための像を有する画像形成材料2が得られ
る。この現像済み各画像形成材料2を転写部5におい
て、転写ドラム13上で同一の受像材料4に正しく位置
決めしてB,G,R3回或は黒色を入れて4回繰り返し
加熱加圧し、各画像形成材料2の画像を受像材料4に転
写処理し、カラープルーフの作成が完了する。
【0033】装置本体100の転写部5の前側には開閉
蓋14が設けられ、この開閉蓋14を開いて開口部15
より受像材料4及び画像形成材料2のセットが行なわ
れ、また転写処理した受像材料4の取出しが行なわれ
る。
【0034】一方、装置本体100の裏側には画像形成
材料2を排出する排出手段が設けられ、その外には小型
な回収ボックス16または大型な回収ボックス17が容
易に取り付けられるようになっている。この小型な回収
ボックス16または大型な回収ボックス17に転写処理
後の画像形成材料2が落下して回収される。
【0035】次に、転写部5を図2乃至図10に基づい
て詳細に説明する。図2は画像形成材料をセットする状
態を示す側断面図、図3は転写ドラムの転写動作開始時
の状態を示す側断面図、図4は加圧ローラの加圧状態を
示す側断面図、図5は引張手段の斜視図、図6は引張手
段のローラ持ち上げ前の状態を示す側面図、図7は引張
手段のローラ持ち上げ状態を示す側面図、図8は画像形
成材料の剥離状態を示す側面図、図9は排出ローラの側
面図、図10は受像材料の取出状態を示す側面図、図1
1は小型の回収ボックスの使用状態を示す図、図12は
大型の回収ボックスの使用状態を示す図である。
【0036】転写部5には、転写ドラム13が矢印方向
に回転可能に配置され、この転写ドラム13の軸心部に
は加熱ヒータ18が設けられており、この加熱ヒータ1
8によってドラム全体で一様な温度に制御しやすい構成
になっている。転写ドラム13は、アルミニウムやステ
ンレスの円筒ドラム上にPETのような樹脂ベースを設
け、さらに樹脂ベース上にシリコンゴム等の耐熱樹脂材
を皮覆して形成している。
【0037】転写ドラム13の下側の外周部には複数の
押えローラ19が所定の間隔をとって配設され、また転
写ドラム13の上側には、加圧手段を構成する加圧ロー
ラ20が設けられている。加圧ローラ20の軸心部には
加熱ヒータ21が設けられ、この加圧ローラ20は一様
な温度の転写ドラム13を加圧しかつ更に転写に必要な
温度に加熱可能にする。本実施例では、押えローラ19
は周面がシリコンゴムでコーティングされたローラであ
り、加圧ローラ20は、シリコンゴムを周面に設けてあ
る。
【0038】受像材料4はまず転写ドラム13の周面の
所定の位置に位置合わせされる。転写ドラム13は受像
材料4の先端がおかれる部分は、シリコンゴム等耐熱性
の弾性体が幅方向に形成されている。受像材料4の先端
をこの弾性体(図示せず)の上に載せた後、押さえ板2
2が図示しないスプリング等の弾性力によって受像材料
4を圧着することとなる。押さえ板22には下面に受像
材料4を先の弾性体との間に挟む弾性体が付けられ、ま
た上面には、画像形成材料2を精度良く位置合わせして
受像材料4に対向させ、重ねるためのレジストピンを幅
方向に有したピンバー23が形成されている。
【0039】受像材料4は、転写ドラム13を矢印方向
に回転(1周5秒から1分程度で画像転写のための回転
スピードでも良いし、少し早めのスピードに設定しても
良い)させながら、転写ドラム13上に巻きつかせる。
【0040】このように、転写ドラム13上に受像材料
4を担持させ、この受像材料4は押え板22上のピンに
セットされ、画像形成材料2を対向して重ね、この転写
ドラム13に重ねられた画像形成材料2と受像材料4を
加圧ローラ20により加圧加熱する。
【0041】転写ドラム13には受像材料4の先端部を
押さえる押さえ板22が設けられ、この押さえ板22に
ピンバー23が設けられ、このピンバー23に画像形成
材料2の先端を係止し、画像形成材料2を受像材料4に
重ねる。このピンバー23が画像形成材料2の先端を係
止する係止手段24を構成している。転写ドラム13は
矢印方向に回転及び停止が可能とされ、逆転しないよう
に構成され、転写ドラム13の停止は、転写ドラム13
の外側円筒面に軸方向に平行に設けたピンバー23が、
シートの装填をする場合位置出し部26に位置する如く
制御される。
【0042】転写ドラム13の周面には分離ガイド25
が設けられ、まず、図2の如く転写ドラム13周面であ
って加圧ローラ20より転写ドラム回転方向に関し上流
側に位置し、この分離ガイド25は転写ドラム13の周
囲に沿ってほば、転写ドラム13の周速と同じ速度で図
において右回転するが、分離ガイド25の先端が加圧部
近傍に近づいた場合停止する。また、可動し、画像形成
材料2を転写ドラム側から分離して加圧ローラ20の加
圧位置へ導くようになっている。分離ガイド25には画
像形成材料2を転写ドラム13と加圧ローラ20との接
線方向に挿入するためのガイド平面部25aが形成さ
れ、このガイド平面部25aは図10に示すように軸2
7を支点にして外側に回転可能になっている。また、分
離ガイド25の転写ドラム13側の面には回転軸方向に
伸びた除電手段としてのブラシ状の除電バー61を取り
付けており、受像材料4の剥離時に除電バー61に受像
材料4が接触するようにしてある。ガイド平面部25a
は受像材料4及び画像形成材料2のセット時には、図2
乃至図4に示すように、ピンバー23側に位置してお
り、転写処理後に受像材料4を取り出す時には、図10
に示すように、外側に開いて受像材料4を取り出せるよ
うになっている。
【0043】従って、図2に示すように、転写ドラム1
3に担持した受像材料4に対向させて画像形成材料2の
先端をピンバー23に係止し、図3に示すように転写ド
ラム13を矢印方向に回転する。このとき、画像形成材
料2は転写ドラム13の周面に沿って可動する分離ガイ
ド25により転写ドラム側から分離して加圧ローラ20
の加圧位置へ導かれ、図4に示すように加圧ローラ20
の加圧位置では分離ガイド25のガイド平面部25aが
画像形成材料2は転写ドラム13と加圧ローラ20との
接線方向Lに一致する。この画像形成材料2は加圧ロー
ラ20により受像材料4に重ねられるまでは、分離ガイ
ド25により転写ドラム側から分離されて自由な状態に
なっている。
【0044】しかも、加圧ローラ20により受像材料4
に重ねるときには、図4に示すように、加圧ローラ20
が転写ドラム13側に下降し、分離ガイド25は転写ド
ラム13と加圧ローラ20との接線方向Lに一致して固
定される。この状態で、転写ドラム13が回転していく
ことで、画像形成材料2は接線方向Lに挿入され、画像
形成材料2のセット時はピンバー23より画像形成材料
2が分離ガイド25のガイド平面25aにより直線的に
セットできる。このように、転写ドラム13の回転によ
って分離ガイド25も移動し、加圧ローラ20と転写ド
ラム13との間に、画像形成材料2が水平に挿入できる
位置に分離ガイド25が移動するため、画像形成材料2
にしわや撓みが生じたり、位置ずれが生じることを抑制
することができる。分離ガイド25の外側には画像形成
材料2を傷付けないようテフロン皮覆されていたり、傷
防止材が、形成されている。
【0045】また、加圧ローラ20の前段の位置には冷
却風ノズル28が配置され、この冷却風ノズル28によ
り冷却風を転写ドラム方向に吹き付け、分離ガイド25
により分離された画像形成材料2をスクイズして画像形
成材料2にしわや撓みが生じたり、位置ずれが生じるこ
とを抑制する。
【0046】開口部15を覆う開閉蓋14は、本実施例
では転写ドラム13の軸方向と平行な軸29を支点とし
て外側に開くように設けられ、この開閉蓋14はストッ
パ手段30により開いた状態で裏側が上方を向くように
支持され、開閉蓋14の裏側により受像材料4に重ねる
画像形成材料2を保持する保持ガイド31を構成してい
る。開閉蓋14の裏側は画像形成材料2が接触しても傷
をつけないように、テフロンシールがコーティングして
あったりする。このように、開閉蓋14の裏側により画
像形成材料2の垂れ下がりを防止することで、画像形成
材料2のセット時にピンバー23付近にしわや撓みが生
じたり、位置ずれが生じること抑制することができる。
しかも開閉蓋14の裏側により画像形成材料2の垂れ下
がりを防止し、開閉蓋14が保持ガイド31を兼用して
おり、配置スケースの確保が容易で、しかも装置の小型
化が可能である。開閉蓋14としては、受像材料4、画
像形成材料2の装着のための開口が必要であるので設け
られており、回転式でなく、スライド式や他の方法で開
口を形成しても良い。
【0047】開閉蓋14がストッパ手段30により保持
される角度は、例えば二点鎖線で示す位置に支持してよ
く、特に限定されないが、画像形成材料2のセット時に
ピンバー23付近にしわや撓みが生じたり、位置ずれが
生じない角度が好ましい。
【0048】また、開閉蓋14の裏側には、引張手段3
2が備えられられ、この引張手段32は、図5乃至図7
に示すように構成されている。この引張手段32の一対
のニップローラ33の内下側のニップローラ33のロー
ラ軸33aは開閉蓋14の裏側に固定された取付側板3
4に回動可能に支持され、上側のニップローラ33のロ
ーラ軸33aは取付側板34に軸35を支点に回動可能
に支持された持ち上げプレート36の切欠36aに回動
可能に保持されている。
【0049】取付側板34には動作レバー37の動作軸
37aが回動可能に支持され、この動作軸37aのカム
部37bが図6に示す状態では持ち上げプレート36の
下側側面に当接しており、この状態では一対のニップロ
ーラ33間に圧着バネ38により画像形成材料2を挟
み、これにより転写ドラム13の回転により画像形成材
料2に引っ張り荷重を与えるようになっている。
【0050】動作レバー37を図7に示すように、矢印
方向に操作すると、動作軸37aが回転してカム部37
bが外れ、これによって持ち上げプレート36が矢印方
向に回転して上側のニップローラ33を持ち上げ、下側
のニップローラ33との圧接状態を解除し、この状態で
一対のニップローラ33の間に画像形成材料2を挟む。
【0051】このように、転写ドラム13のピンバー2
3に受像材料に重ねて画像形成材料2の先端を係止し、
転写ドラム13の回転により画像形成材料2に引っ張り
荷重を与えることで、画像形成材料2にしわや撓みが生
じたり、位置ずれが生じることを抑制することができ
る。
【0052】また、一対のニップローラ33の内少なく
とも一方に、中央部の径を両端の径より大径に形成した
クラウンローラを用いることで、画像形成材料2の均一
圧着性が増し、縦横方向ともにしわや撓みを抑える効果
が高まる。
【0053】加圧ローラ20より後段側には、回収ボッ
クス16または回収ボックス17に転写処理後に受像材
料4から剥離された画像形成材料2を後方へ導く排出手
段39を備えており、この排出手段39は図8に示すよ
う一対の排出ローラ40と排出路41から構成されてい
る。画像形成材料2の剥離は、分離カム42を操作する
と、開閉ピン43が作動して剥離板44が矢印方向に回
転し、この剥離板44が画像形成材料2の先端をピンバ
ー23から外して一対の排出ローラ40の間に導く。転
写ドラム54の回転により搬送された画像形成材料2
は、受像材料4の面より剥離案内され、一対の排出ロ−
ラ40によって画像形成材料2は排出路41を通って排
出される。一対の排出ロ−ラ40の少なくとも一方は、
図9に示すようにゴムローラで形成され、この中央部4
0aの径を両端40bの径より大径に形成されている。
このようなクラウンローラを用いることで、画像形成材
料2の均一圧着性が増し、縦横方向ともにしわや撓みを
抑える効果が高まり、画像形成材料2が排出路41に詰
まることなく排出することができる。
【0054】このように、装置前側の受像材料4や画像
形成材料2をセットする開口部15と反対側の装置本体
100の裏側に着脱可能な回収ボックス16または回収
ボックス17を備え、転写処理後の画像形成材料2を排
出手段39により回収ボックス16または回収ボックス
17に導くことにより排出経路を短くすることができ、
転写処理後の画像形成材料2の回収構造が簡単で、装置
の小型化が可能である。
【0055】また、転写処理後に受像材料4を取り出す
時には、図10に示すように分離ガイド25のガイド平
面25aを外側に開き、ピンバー23から受像材料4の
先端を外して、開口部15から受像材料4を取り出す。
【0056】小型な回収ボックス16は、図11に示す
ように手で外して画像形成材料2をゴミ箱等に捨て、再
びセットする。また、大型な回収ボックス17は、図1
2に示すようにキャスタ17aが設けられており、キャ
スタ17aを利用して移動して画像形成材料2をゴミ箱
等に捨て、再びセットする。
【0057】転写処理後の画像形成材料2を受像材料4
から剥離する際に発生する画像形成材料2と受像材料4
の静電気を除去する除電手段50を備えている。この除
電手段50は一対の排出ローラ40の後段に設けた除電
バー51と、剥離板44の後段に設けた除電バー52で
構成され、例えばアースされた、導電性ブラシ等が用い
られる。画像形成材料2に発生する静電気は、除電バー
51によって除去することで、装置本体100や排出路
41とのくっつきを防止することができ、収納性が向上
する。また、受像材料4に対しても画像形成材料2を剥
離した後に、除電バー52で静電気を除去し、次に画像
形成材料2の転写時の静電気による影響、例えば画像形
成材料2のズレによる画像ズレを除去することができ、
またゴミの付着が防止される。
【0058】転写処理後の受像材料4を転写ドラム13
から剥離する際に発生する受像材料4の静電気を除去す
る除電手段60を備えている。この除電手段60は、受
像材料4を転写ドラム13から剥離する位置付近におい
て剥離ガイド25の内側に設けられた除電バー61と、
装置本体100の開口部15の上側に設けられた除電バ
ー62で構成されている。
【0059】4色転写後、受像材料4を転写ドラム13
より剥離する際発生する静電気を除電バー61,62に
よって除去する。除電バー61にて受像材料4の表面、
除電バー62によって裏面の静電気を除去し、また受像
材料4の引き出し角度に対しフレキシブルに対応するた
め、表裏の除去を行なう。
【0060】このように、、転写処理後の受像材料4を
転写ドラム13から剥離する際に、静電気が発生するこ
とがあると、受像材料4の静電気を除電手段60により
除去するため、転写処理後の受像材料4を円滑に取出す
ことができ、またゴミの付着が防止され、操作性、画質
向上、生産性向上が図られる。
【0061】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の記載の
発明は、開閉蓋を開いた状態で支持することで、開閉蓋
により受像材料に重ねる画像形成材料を保持でき、画像
形成材料の垂れ下がりを防止することで、画像形成材料
にしわや撓みが生じたり、位置ずれが生じること抑制す
ることができ、画像形成材料をセットする時の操作性が
向上する。
【0062】請求項2記載の記載の発明は、開閉蓋を開
いた状態で裏側が上方を向くように支持することで、開
閉蓋の裏側により受像材料に重ねる画像形成材料を保持
でき、画像形成材料の垂れ下がりを防止することで、画
像形成材料にしわや撓みが生じたり、位置ずれが生じる
こと抑制することができ、画像形成材料をセットする時
の操作性が向上する。
【0063】請求項3記載の発明は、転写ドラムに受像
材料に重ねて画像形成材料の先端を係止し、画像形成材
料を転写ドラムの周面に沿って可動する分離ガイドによ
り転写ドラム側から分離して加圧ローラの位置へ導き、
この分離ガイドのガイド平面によって画像形成材料を転
写ドラムと加圧ローラとの接線方向に挿入するから、画
像形成材料は、加圧ローラにより受像材料に重ねられる
までは、転写ドラムから分離されて自由な状態になって
おり、しかも加圧ローラにより受像材料に重ねるときに
は接線方向に挿入され、画像形成材料にしわや撓みが生
じたり、位置ずれが生じることを抑制することができ、
画像形成材料をセットする時の操作性が向上する。
【0064】請求項4記載の発明は、転写ドラムに受像
材料に重ねて画像形成材料の先端を係止し、転写ドラム
の回転により受像材料に重ねられる画像形成材料に引っ
張り荷重を与えることで、画像形成材料にしわや撓みが
生じたり、位置ずれが生じることを抑制することがで
き、画像形成材料をセットする時の操作性が向上する。
【0065】請求項5記載の発明は、転写処理後の画像
形成材料を受像材料から剥離する際に、静電気が発生す
ることがあると、この画像形成材料と受像材料の静電気
を除電手段により除去するため、転写処理後の画像形成
材料が回収部材等に付着することがなく円滑に回収で
き、また受像材料の静電気の影響による次の画像形成材
料の位置ズレ等を防止することができ、画像形成材料を
回収するときの操作性が向上する。
【0066】請求項6記載の発明は、転写処理後の受像
材料を転写ドラムから剥離する際に、静電気が発生する
ことがあると、受像材料の静電気を除電手段により除去
するため、転写処理後の受像材料を円滑に取出すことが
でき、またゴミの付着を防止でき、受像材料を取り出す
時の操作性や画質が向上する。
【0067】請求項7記載の発明は、排出手段が、画像
形成材料を挟んで搬送する一対のゴムローラを有し、こ
の少なくとも一方のゴムローラの中央部の径を両端の径
より大径に形成したから、画像形成材料が縦横の両方向
に撓むことを防止することができる。
【0068】請求項8記載の発明は、回収ボックスが受
像材料や画像形成材料をセットする開口部と反対側に備
えたから、画像形成材料の排出経路を短くすることがで
き、転写処理後の画像形成材料の回収構造が簡単で装置
の小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラープルーフ作成装置の側断面図である。
【図2】画像形成材料をセットする状態を示す側断面図
である。
【図3】転写ドラムの転写動作開始時の状態を示す側断
面図である。
【図4】加圧ローラの加圧状態を示す側断面図である。
【図5】引張手段の斜視図である。
【図6】引張手段のローラ持ち上げ前の状態を示す側面
図である。
【図7】引張手段のローラ持ち上げ状態を示す側面図で
ある。
【図8】画像形成材料の剥離状態を示す側面図である。
【図9】排出ローラの側面図である。
【図10】受像材料の取出状態を示す側面図である。
【図11】小型の回収ボックスの使用状態を示す図であ
る。
【図12】大型の回収ボックスの使用状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 画像形成材料 4 受像材料 13 転写ドラム 14 開閉蓋 15 開口部 30 ストッパ手段 31 保持ガイド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写ドラムに対向する部分に開口部を設
    け、この開口部から受像材料を転写ドラム上に担持さ
    せ、さらに前記受像材料に画像形成材料を対向させ、加
    圧加熱し、前記画像形成材料の画像を前記受像材料に転
    写処理する画像形成装置において、前記開口部に開閉蓋
    を設け、さらに前記開閉蓋を開いた状態で支持するスト
    ッパ手段を設け、前記開閉蓋により前記受像材料に対向
    させる前記画像形成材料を保持する保持ガイドを構成し
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記開口部に前記転写ドラムの軸方向と
    平行な軸を支点として外側に開き開閉蓋を設け、さらに
    前記開閉蓋を開いた状態で裏側が上方を向くように支持
    するストッパ手段を設け、前記開閉蓋により前記受像材
    料に対向させる前記画像形成材料を保持する保持ガイド
    を構成したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 受像材料を転写ドラム上に担持させ、こ
    の受像材料に画像形成材料を対向させ、加圧手段により
    加圧加熱し、前記画像形成材料の画像を前記受像材料に
    転写処理する画像形成装置において、前記転写ドラムに
    前記受像材料に重ねて前記画像形成材料の先端を係止す
    る係止手段を設けると共に、前記転写ドラムの周面に沿
    って可動し前記画像形成材料を前記転写ドラム側から分
    離して前記加圧ローラの位置へ導く分離ガイドを設け、
    この分離ガイドに加圧ローラの位置において前記画像形
    成材料を前記転写ドラムと前記加圧ローラとの接線方向
    に挿入するためのガイド平面部を形成したことを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 受像材料を転写ドラム上に担持させ、こ
    の受像材料に現像処理された画像形成材料を対向させ、
    加圧手段により加圧加熱し、前記画像形成材料の画像を
    前記受像材料に転写処理する画像形成装置において、前
    記転写ドラムに前記受像材料に重ねて前記画像形成材料
    の先端を係止する係止手段を設けると共に、前記転写ド
    ラムの回転により前記受像材料に対向される前記画像形
    成材料に引っ張り荷重を与える引張手段を備えることを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 受像材料を転写ドラム上に担持させ、こ
    の受像材料に現像処理された画像形成材料を対向させ、
    加圧手段により加圧加熱し、前記画像形成材料の画像を
    前記受像材料に転写処理する画像形成装置において、前
    記転写処理後の前記画像形成材料を前記受像材料から剥
    離する際に発生する前記画像形成材料及び/または前記
    受像材料の静電気を除去する除電手段を備えることを特
    徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 受像材料を転写ドラム上に担持させ、こ
    の受像材料に現像処理された画像形成材料を対向させ、
    加圧手段により加圧加熱し、前記画像形成材料の画像を
    前記受像材料に転写処理する画像形成装置において、前
    記転写処理後の前記受像材料を前記転写ドラムから剥離
    する際に発生する前記受像材料の静電気を除去する除電
    手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 転写ドラムに対向する部分に開口部を設
    け、この開口部から受像材料を転写ドラム上に担持さ
    せ、さらに前記受像材料に画像形成材料を対向させて、
    加圧加熱し、前記画像形成材料の画像を前記受像材料に
    転写処理するとともに、前記転写処理された画像形成材
    料を排出する排出手段を有する画像形成装置において、
    前記排出手段は、前記画像形成材料を挟んで搬送する一
    対のゴムローラを有し、この少なくとも一方のゴムロー
    ラの中央部の径を両端の径より大径に形成したことを特
    徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記排出手段は、開口部と反対側に着脱
    可能な転写処理後の前記画像形成材料を回収する回収ボ
    ックスに、前記転写処理後の前記受像材料から剥離され
    た前記画像形成材料を導くことを特徴とする請求項7記
    載の画像形成装置。
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