JPH04223465A - 画像転写方法 - Google Patents
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- JPH04223465A JPH04223465A JP40687190A JP40687190A JPH04223465A JP H04223465 A JPH04223465 A JP H04223465A JP 40687190 A JP40687190 A JP 40687190A JP 40687190 A JP40687190 A JP 40687190A JP H04223465 A JPH04223465 A JP H04223465A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の転写方法に関し
、更に詳しくは製版工程における画像転写によるカラー
プルーフの作成方法に関する。
、更に詳しくは製版工程における画像転写によるカラー
プルーフの作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー原稿からPS版等の製版材料を用
いた印刷版を作成し、多数枚の印刷を行う場合、カラー
原稿をカラースキヤナー等を用いて通常4色の網ネガ(
もしくはポジ)を作成した後、貼込み、返し、レタツチ
等の工程を経て、4色の1枚ポジを作成し、校正刷りを
行って仕上がりを確認した上で本刷りを行っている。 この場合、網ネガもしくは網ポジ作成の工程では、スキ
ヤナー分解のチエツク、1枚ポジの作成工程では貼込み
等のチエツク、校正刷り工程では印刷の発注者の確認な
どのチエツク機能が良好な印刷の仕上がりのために必要
であり、この目的のためにカラープルーフを作成してチ
エツクすることが行われている。このカラープルーフ作
成のための感光材料としては、銀塩写真方式の感光材料
、電子写真方式の感光材料、フオトポリマーを用いた感
光材料などが知られており、色画像として顔料を用いる
ものや染料を用いるものがあり、その使用目的に応じて
ネガーポジ方式、ポジーポジ方式の両方がある。このよ
うなカラープルーフ作成方法の例としては、次のごとき
ものがある。
いた印刷版を作成し、多数枚の印刷を行う場合、カラー
原稿をカラースキヤナー等を用いて通常4色の網ネガ(
もしくはポジ)を作成した後、貼込み、返し、レタツチ
等の工程を経て、4色の1枚ポジを作成し、校正刷りを
行って仕上がりを確認した上で本刷りを行っている。 この場合、網ネガもしくは網ポジ作成の工程では、スキ
ヤナー分解のチエツク、1枚ポジの作成工程では貼込み
等のチエツク、校正刷り工程では印刷の発注者の確認な
どのチエツク機能が良好な印刷の仕上がりのために必要
であり、この目的のためにカラープルーフを作成してチ
エツクすることが行われている。このカラープルーフ作
成のための感光材料としては、銀塩写真方式の感光材料
、電子写真方式の感光材料、フオトポリマーを用いた感
光材料などが知られており、色画像として顔料を用いる
ものや染料を用いるものがあり、その使用目的に応じて
ネガーポジ方式、ポジーポジ方式の両方がある。このよ
うなカラープルーフ作成方法の例としては、次のごとき
ものがある。
【0003】まず、支持体上に感光層を有する感光材料
の感光層を転写紙に加圧・加熱して転写し、画像露光、
現像を行って転写紙上に1色目の画像を形成させる。次
ぎに、この上に、同様の方法で第2の感光層を転写し、
画像露光、現像を行って、同じ転写紙上に2色目の画像
を形成させる。この操作をイエロー・マゼンタ・シアン
・ブラツクの計4回行って、多色画像を形成させる。こ
の場合の転写紙上への感光層の転写は、単に加圧のみで
行うもの、加圧と加熱を同時に行うものなど、種々の方
法でおこなわれるが、1例を挙げると、ローラー対の一
方または両方をヒートローラーとして、その間を感光層
を有する感光材料と、転写紙とを重ねた状態で通過させ
ることにより、感光層の転写を行うものである。
の感光層を転写紙に加圧・加熱して転写し、画像露光、
現像を行って転写紙上に1色目の画像を形成させる。次
ぎに、この上に、同様の方法で第2の感光層を転写し、
画像露光、現像を行って、同じ転写紙上に2色目の画像
を形成させる。この操作をイエロー・マゼンタ・シアン
・ブラツクの計4回行って、多色画像を形成させる。こ
の場合の転写紙上への感光層の転写は、単に加圧のみで
行うもの、加圧と加熱を同時に行うものなど、種々の方
法でおこなわれるが、1例を挙げると、ローラー対の一
方または両方をヒートローラーとして、その間を感光層
を有する感光材料と、転写紙とを重ねた状態で通過させ
ることにより、感光層の転写を行うものである。
【0004】別の方法においては、感光材料に画像状露
光を与え、現像処理後、生じた画像を受像シートに転写
することによりカラープルーフが作られる。この場合、
4枚の感光材料を用いてそれぞれイエロー・マゼンタ・
シアン・ブラツクのカラー画像を作成し、これを順次同
一の受像シートに転写することにより、多色画像が作成
される。この方法では、転写紙上に転写された感光層に
露光を与えて画像を形成させる方法と異なり、形成され
た画像を1色ずつ順次転写するので、画像転写の精度を
厳密に行う必要がある。すなわち、この場合の画像転写
性は、転写温度によつて大きく左右されるため、転写の
際の温度を厳密に保つ必要がある。従来、一般に用いら
れている転写装置を用いた場合には、加熱時間が短いた
め、極端に温度を上げる必要があり、ローラーの間に挿
入されたシートが局部的に伸長して転写画像の色ずれや
、転写ムラを生ずるという欠点があつた。この場合、前
記画像シートと前記受像シートは、共に軟質性の材料か
ら成っているために、画像の転写処理のとき、即ち、ヒ
ートローラーにより加圧されたときに、重ね合わされた
両シートが反ることや移動時に該両シート間に位置ずれ
が生じたり、あるいはしわ等が発生して転写画像の鮮明
度の低下が問題であった。特に、カラープルーフを作成
する場合には、通常4回の画像転写処理を行うために、
色ずれが極めて大きな問題となる。
光を与え、現像処理後、生じた画像を受像シートに転写
することによりカラープルーフが作られる。この場合、
4枚の感光材料を用いてそれぞれイエロー・マゼンタ・
シアン・ブラツクのカラー画像を作成し、これを順次同
一の受像シートに転写することにより、多色画像が作成
される。この方法では、転写紙上に転写された感光層に
露光を与えて画像を形成させる方法と異なり、形成され
た画像を1色ずつ順次転写するので、画像転写の精度を
厳密に行う必要がある。すなわち、この場合の画像転写
性は、転写温度によつて大きく左右されるため、転写の
際の温度を厳密に保つ必要がある。従来、一般に用いら
れている転写装置を用いた場合には、加熱時間が短いた
め、極端に温度を上げる必要があり、ローラーの間に挿
入されたシートが局部的に伸長して転写画像の色ずれや
、転写ムラを生ずるという欠点があつた。この場合、前
記画像シートと前記受像シートは、共に軟質性の材料か
ら成っているために、画像の転写処理のとき、即ち、ヒ
ートローラーにより加圧されたときに、重ね合わされた
両シートが反ることや移動時に該両シート間に位置ずれ
が生じたり、あるいはしわ等が発生して転写画像の鮮明
度の低下が問題であった。特に、カラープルーフを作成
する場合には、通常4回の画像転写処理を行うために、
色ずれが極めて大きな問題となる。
【0005】この問題を解決するための方法が、特開昭
60ー255497に開示されている。この方法では、
熱伝導が良くかつ剛性を有する支持板を両シートに重ね
合わせると共に、支持板の反対側にカバーシートを重ね
合わせた後に画像転写処理を行っている。しかし、この
方法では、一枚のカバーシートを用いているので、転写
処理時に、重ね合わせた画像・受像両シートにしわが発
生したり、両シート間に位置ズレを生じる場合があった
。
60ー255497に開示されている。この方法では、
熱伝導が良くかつ剛性を有する支持板を両シートに重ね
合わせると共に、支持板の反対側にカバーシートを重ね
合わせた後に画像転写処理を行っている。しかし、この
方法では、一枚のカバーシートを用いているので、転写
処理時に、重ね合わせた画像・受像両シートにしわが発
生したり、両シート間に位置ズレを生じる場合があった
。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点に鑑み、画像転写処理に於て、重ね合わされた画像、
受像両シートにしわが発生したり、あるいは両シート間
に位置ずれが発生しない転写方法を提供することを目的
とする。
点に鑑み、画像転写処理に於て、重ね合わされた画像、
受像両シートにしわが発生したり、あるいは両シート間
に位置ずれが発生しない転写方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、画像の
形成された画像シートと該画像を受像する受像シートを
重ね合わせて、加圧するかもしくは加熱しながら加圧す
ることにより画像転写処理を行う転写方法において、熱
伝導が良く且つ剛性を有する支持板を前記両シートに重
ね合わせると共に、前記支持板と反対側に少なくとも2
枚のカバーシートを重ね合わせた後に画像転写処理を行
うことを特徴とする転写方法により達成された。以下、
本発明の転写方法を図1に示す1実施態様を参照しつつ
詳細に説明する。 図1の(A)図は、本発明の方法
に用いる位置決めプレートの平面図、(B)図は本発明
の方法の中段状態を示す側面図、(C)図は本発明の方
法の完了状態を示す側面図である。
形成された画像シートと該画像を受像する受像シートを
重ね合わせて、加圧するかもしくは加熱しながら加圧す
ることにより画像転写処理を行う転写方法において、熱
伝導が良く且つ剛性を有する支持板を前記両シートに重
ね合わせると共に、前記支持板と反対側に少なくとも2
枚のカバーシートを重ね合わせた後に画像転写処理を行
うことを特徴とする転写方法により達成された。以下、
本発明の転写方法を図1に示す1実施態様を参照しつつ
詳細に説明する。 図1の(A)図は、本発明の方法
に用いる位置決めプレートの平面図、(B)図は本発明
の方法の中段状態を示す側面図、(C)図は本発明の方
法の完了状態を示す側面図である。
【0008】本発明の転写方法は、まず初めに、色分解
して画像の形成される各画像シートと受像シートにパン
チ等により位置決め用の穴をあける。その後、各画像シ
ートは露光され現像処理される。前記穴は(A)図に示
す位置決めプレート1に設けられた2つのピン2,3に
対応する形状の、例えば、円形ピン2と長円形ピン3に
合う穴をあける。このように、異なった形状の前記両ピ
ン2,3と該両ピン2,3に対応する穴との組合せによ
り、位置合わせが可能となる。その後、前記位置決めプ
レート1が装着されたガイド板4(図(B)参照)の上
に、受像シート5を前記両ピン2,3にて位置合わせし
て載せ、その上に最初に転写する色の前記画像シート6
を同様に位置合わせして重ね合わせる。その後、少なく
とも2枚のカバーシート材料7を前記画像シート6の上
からかぶせて、前記支持板4の前方部分の下側を包むよ
うに装着し、前記位置決めプレート7を抜き取る。ここ
で、前記カバーシート7は、前記支持板4の前方の下側
を包むように装着すると説明したが、これに限るもので
はなく、前記支持板4の前方にカバーシート7を重ねる
ように装着しても良い。
して画像の形成される各画像シートと受像シートにパン
チ等により位置決め用の穴をあける。その後、各画像シ
ートは露光され現像処理される。前記穴は(A)図に示
す位置決めプレート1に設けられた2つのピン2,3に
対応する形状の、例えば、円形ピン2と長円形ピン3に
合う穴をあける。このように、異なった形状の前記両ピ
ン2,3と該両ピン2,3に対応する穴との組合せによ
り、位置合わせが可能となる。その後、前記位置決めプ
レート1が装着されたガイド板4(図(B)参照)の上
に、受像シート5を前記両ピン2,3にて位置合わせし
て載せ、その上に最初に転写する色の前記画像シート6
を同様に位置合わせして重ね合わせる。その後、少なく
とも2枚のカバーシート材料7を前記画像シート6の上
からかぶせて、前記支持板4の前方部分の下側を包むよ
うに装着し、前記位置決めプレート7を抜き取る。ここ
で、前記カバーシート7は、前記支持板4の前方の下側
を包むように装着すると説明したが、これに限るもので
はなく、前記支持板4の前方にカバーシート7を重ねる
ように装着しても良い。
【0009】前記支持板4は熱伝導の良い、例えばアル
ミニウム製の薄板で、その厚さは、熱伝導率及び剛性を
考慮して約0.5mm程度になされている。また、前記
支持板4には、前記両ピン2,3が入り込むための穴が
設けられているが、特に2色目以降の画像シート6と前
記受像シート5との位置精度(画像合わせ)を出すため
に、目視による微調整が容易にできるように、前記受像
シート5を載せる側の表面は白色アルマイト処理が施さ
れている。
ミニウム製の薄板で、その厚さは、熱伝導率及び剛性を
考慮して約0.5mm程度になされている。また、前記
支持板4には、前記両ピン2,3が入り込むための穴が
設けられているが、特に2色目以降の画像シート6と前
記受像シート5との位置精度(画像合わせ)を出すため
に、目視による微調整が容易にできるように、前記受像
シート5を載せる側の表面は白色アルマイト処理が施さ
れている。
【0010】前記カバーシート7には、熱伝導率及び操
作性とを考慮して、例えば厚さ10〜100μm程度の
PET樹脂等のプラスチツク樹脂を2枚以上組み合わせ
て用いることができる。また、前記カバーシート7の表
面には、前記画像シート6との接着を防止するためのシ
リコンコート、フツ素樹脂コート等を施しても良い。前
記カバーシート7は、前記画像シート6と前記受像シー
ト5とを前記支持板4に押さえつけて、該両シート5,
6の位置ずれを防止する作用を有し、更に、加圧、加熱
部材(ヒートローラー)に付着しているチリが前記転写
処理物に付着するのを防止すると共に、前記受像シート
5の接着層の接着剤が加圧、加熱部材に付着するのを防
止している。
作性とを考慮して、例えば厚さ10〜100μm程度の
PET樹脂等のプラスチツク樹脂を2枚以上組み合わせ
て用いることができる。また、前記カバーシート7の表
面には、前記画像シート6との接着を防止するためのシ
リコンコート、フツ素樹脂コート等を施しても良い。前
記カバーシート7は、前記画像シート6と前記受像シー
ト5とを前記支持板4に押さえつけて、該両シート5,
6の位置ずれを防止する作用を有し、更に、加圧、加熱
部材(ヒートローラー)に付着しているチリが前記転写
処理物に付着するのを防止すると共に、前記受像シート
5の接着層の接着剤が加圧、加熱部材に付着するのを防
止している。
【0011】本発明では、カバーシートに2枚以上のフ
イルムを用いる。これにより、シート5,6の位置ずれ
を更に良く防止することができる。従って、これらのカ
バーシートは、片面もしくは両面にシリコーンまたはフ
ツ素化合物の塗布等により、滑り性、離型性を付与する
ことが好ましい。また、前記支持板4が剛性を有してい
るため、持ち運びの作業性が向上するばかりでなく、移
動時における位置ずれの防止にも効果がある。2色以上
の画像転写を行う場合には、前の転写画像の形成された
受像シート5と次の画像シート6とを前述した方法で位
置決めし、更に、目視によつて画像合わせの微調整を行
った後に前述の転写処理工程を繰り返して行う。なお、
目視による微調整は上方から照らす光を用いて行うとよ
い。
イルムを用いる。これにより、シート5,6の位置ずれ
を更に良く防止することができる。従って、これらのカ
バーシートは、片面もしくは両面にシリコーンまたはフ
ツ素化合物の塗布等により、滑り性、離型性を付与する
ことが好ましい。また、前記支持板4が剛性を有してい
るため、持ち運びの作業性が向上するばかりでなく、移
動時における位置ずれの防止にも効果がある。2色以上
の画像転写を行う場合には、前の転写画像の形成された
受像シート5と次の画像シート6とを前述した方法で位
置決めし、更に、目視によつて画像合わせの微調整を行
った後に前述の転写処理工程を繰り返して行う。なお、
目視による微調整は上方から照らす光を用いて行うとよ
い。
【0012】前記実施態様においては、前記支持板4を
アルミニウムとし、また、前記カバーシート7をPET
樹脂としたが、本発明はこれに限るものではない。即ち
、前記支持板4は熱伝導がよくかつ剛性を有していれば
特に限定するものではなく、また、前記カバーシート7
も、熱伝導及び取扱性が良ければプラスチツク樹脂に限
るものではなく、例えば、金属薄板等でも良い。また、
前記支持板4の表面に白色アルマイト処理を施した例に
ついて説明したが、これに限るものではなく、画像位置
合わせに際して微調整が行えるものであればよく、例え
ば、金属板に白色の塗装を施したものでもよい。以下に
、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
アルミニウムとし、また、前記カバーシート7をPET
樹脂としたが、本発明はこれに限るものではない。即ち
、前記支持板4は熱伝導がよくかつ剛性を有していれば
特に限定するものではなく、また、前記カバーシート7
も、熱伝導及び取扱性が良ければプラスチツク樹脂に限
るものではなく、例えば、金属薄板等でも良い。また、
前記支持板4の表面に白色アルマイト処理を施した例に
ついて説明したが、これに限るものではなく、画像位置
合わせに際して微調整が行えるものであればよく、例え
ば、金属板に白色の塗装を施したものでもよい。以下に
、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
【0013】
【実施例】実施例
富士写真フイルム(株)製カラーアートフイルムネガタ
イプのブラツク、マゼンタ、シアン、イエローの各フイ
ルムと受像シートにパンチにより位置決め用の穴を明け
た。その後、各フイルムを露光・現像して画像を形成さ
せた。次いで、位置決めプレートが装着された、表面が
白色アルマイト処理された0.5mmのアルミ製ガイド
板の上に、ピンで位置合わせしながら受像シートを載せ
、その上に最初に転写する色の画像シートを同様に位置
合わせして重ね合わせた。続いて、シリコンコートされ
た厚さ50μmのPETでできた2枚のカバーシート材
料を画像シートの上からかぶせて、支持板4の前方部分
の下側を包むように装着し、位置決めプレートを抜き取
った。これを、加熱された加圧ローラーの間を通して、
画像を転写させた。この操作を繰り返して4色の画像を
転写させ、最後に受像シート上の画像を紙へ転写して最
終画像を得た。この最終画像は位置ズレが無く、鮮明度
が良好であった。
イプのブラツク、マゼンタ、シアン、イエローの各フイ
ルムと受像シートにパンチにより位置決め用の穴を明け
た。その後、各フイルムを露光・現像して画像を形成さ
せた。次いで、位置決めプレートが装着された、表面が
白色アルマイト処理された0.5mmのアルミ製ガイド
板の上に、ピンで位置合わせしながら受像シートを載せ
、その上に最初に転写する色の画像シートを同様に位置
合わせして重ね合わせた。続いて、シリコンコートされ
た厚さ50μmのPETでできた2枚のカバーシート材
料を画像シートの上からかぶせて、支持板4の前方部分
の下側を包むように装着し、位置決めプレートを抜き取
った。これを、加熱された加圧ローラーの間を通して、
画像を転写させた。この操作を繰り返して4色の画像を
転写させ、最後に受像シート上の画像を紙へ転写して最
終画像を得た。この最終画像は位置ズレが無く、鮮明度
が良好であった。
【0014】比較例
カバーシート材料として、シリコーン表面処理された厚
さ100μmのPETベースを1枚用いた以外は実施例
と同様にして最終画像を形成させた。この時、若干の位
置ズレ(25インチX38インチのサイズで、約30μ
m)が見られた。
さ100μmのPETベースを1枚用いた以外は実施例
と同様にして最終画像を形成させた。この時、若干の位
置ズレ(25インチX38インチのサイズで、約30μ
m)が見られた。
【0015】
【発明の効果】本発明のごとく、前記画像シート6と前
記受像シート5とを重ね合わせて転写処理をする前に、
前記支持板4を下側に重ねると共に前記カバーシート7
で上側を覆い包む事により、転写処理物に剛性が与えら
れると共にチリの付着が防止されるので、該転写処理物
の取扱が平易となり、転写処理の作業性を向上させるこ
とができる。また、転写処理物の剛性が増すことによつ
て、ヒートローラー等による加圧時における該転写処理
物の反り等の変形が防止されるので、前記画像シート6
と前記受像シート5との位置ずれが防止されて、画像鮮
明度が向上する。本発明では、カバーシート7を2枚以
上のシートとしているので、加熱・加圧時の位置ずれが
少なくなっている。更に、前記支持板4の表面が白色ア
ルマイト処理されているので、目視による画像合わせの
時の微調整が極めて容易であり、その上に剛性を有して
いるため、持ち運び時における作業性向上と位置ずれの
防止に効果がある。なお、本発明の方法は、前記受像シ
ート5から試し刷り用の印刷本紙上への再転写及び試し
刷り製品のマツト化にも適用できる。
記受像シート5とを重ね合わせて転写処理をする前に、
前記支持板4を下側に重ねると共に前記カバーシート7
で上側を覆い包む事により、転写処理物に剛性が与えら
れると共にチリの付着が防止されるので、該転写処理物
の取扱が平易となり、転写処理の作業性を向上させるこ
とができる。また、転写処理物の剛性が増すことによつ
て、ヒートローラー等による加圧時における該転写処理
物の反り等の変形が防止されるので、前記画像シート6
と前記受像シート5との位置ずれが防止されて、画像鮮
明度が向上する。本発明では、カバーシート7を2枚以
上のシートとしているので、加熱・加圧時の位置ずれが
少なくなっている。更に、前記支持板4の表面が白色ア
ルマイト処理されているので、目視による画像合わせの
時の微調整が極めて容易であり、その上に剛性を有して
いるため、持ち運び時における作業性向上と位置ずれの
防止に効果がある。なお、本発明の方法は、前記受像シ
ート5から試し刷り用の印刷本紙上への再転写及び試し
刷り製品のマツト化にも適用できる。
【0016】
【図1】図1は、本発明の1実施態様を示すための概略
図である。
図である。
【0017】
1 位置決めプレート
2 ピン
3 ピン
4 支持板
5 受像シート
6 画像シート
Claims (1)
- 【請求項1】画像の形成された画像シートと該画像を受
像する受像シートとを重ね合わせて、少なくとも加圧し
ながら画像転写処理を行う転写方法において、熱伝導が
良く且つ剛性を有する支持板を前記両シートに重ね合わ
せると共に、前記支持板と反対側に少なくとも2枚のカ
バーシートを重ね合わせた後に画像転写処理を行うこと
を特徴とする画像転写方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40687190A JPH04223465A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 画像転写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40687190A JPH04223465A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 画像転写方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04223465A true JPH04223465A (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=18516489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40687190A Pending JPH04223465A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 画像転写方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04223465A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009058585A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Koyo Sangyo Co Ltd | 加熱接着用補助具及びこれを用いた印刷シートの接着方法 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP40687190A patent/JPH04223465A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009058585A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Koyo Sangyo Co Ltd | 加熱接着用補助具及びこれを用いた印刷シートの接着方法 |
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