JPH01172957A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH01172957A
JPH01172957A JP33281087A JP33281087A JPH01172957A JP H01172957 A JPH01172957 A JP H01172957A JP 33281087 A JP33281087 A JP 33281087A JP 33281087 A JP33281087 A JP 33281087A JP H01172957 A JPH01172957 A JP H01172957A
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JP
Japan
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image
exposure
image forming
cylinder
forming material
Prior art date
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JP33281087A
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Inventor
Masaaki Matsuo
松尾 正明
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は9画像の形成に関するものであり、さらに詳し
くは、感光性層の露光部および未露光部の粘着性の差を
利用した単色または多色の重ね合わせによる画像形成が
できる装置であり9色校正用プリプレスプルーフとして
印刷物と近似した転写物を得ることができる画像形成装
置に関する。
(従来の技術) 従来より、印刷工業分野においては最終的に印刷された
印刷物の仕上がり1色調等を印刷する前に確認する手段
としてプリプレスプルーフを利用することが公知である
。このプリプレスプルーフには。
オーバーレイ方式とサーブリント方式とがあり、最終的
に得られる画像品質や製版および印刷工程上の利用目的
に応じて利用されている。
オーバーレイ方式は、各透明ベースフィルムに各色分解
(分色)画像に応じた感光性シ(設けられており、活□
性光線照射、現像工程により得られたそれぞれのフィル
ムを1分色の見当を目視等により重ね合わせる。この方
法は非常に簡便であるが9重ね合わせのときのフィルム
からの反射光の影響を受け。
実際の印刷物の質感と大きく異なる欠点を有する。
サーブリント方式は1例えば米国特許第3060023
号、同3060024号、同3060025号公報に開
示されているように単一の支持体に数層からなる感光性
層を重ね合わせ、各分色画像を順次形成していくもので
ある。着色としては単に転写する方法や粉体カラートナ
ーによる方法があるが、転写による方法では操作が簡便
であるという利点がある。一方、粉体カラートナーによ
る方法では粉体のため作業環境上の配慮が要求される。
プリプレスプルーフの目的は印刷物に近似した複写物が
要求されるが、転写による方法では光沢2M4点再現性
等において、印刷物に近似したものとは言い難い、また
粉体カラートナーによる方法では、印刷とは掛は離れた
作業のため、実際の印刷物に近似させることは難しい。
さらに、米国特許第3060023号公報等に開示され
ている転写による方法では、感光性層と画像受容体とを
、平面的に加圧密着して加熱し、その後剥離するという
作業が開示されているが、プリプレスプルーフで要求さ
れる安定な画像再現および迅速性に欠けるという問題が
ある。また、加圧密着後の剥離におい正は、剥離の速度
、方向1強さの調整が難しい、、という作業上の欠点が
ある。つまり、感光性層と画像受容体とを平面的に加圧
密着した後に剥離する場合、′剥離の速度、方向等の作
業条件が一定でないと、転写される画像の再現が不安定
となり、転写画像の反射″濃度の不均一や微細な周期的
′□紋様、さらには微細な方向性のある紋様を生じてし
まい1色再現等の精度を著しく減少される。
また、特公昭42−14326号公報は、支持体上に紫
外線に感光する層およびジアゾ感材が被覆されたシート
からなり、単一の支持体に圧力を利用して転写した後、
ハーフトン陰画を通じて画像露光を行い、しかる後に現
像工程を経て、これを同一の支持体上に順次繰り返し得
るものである。この方法もまた。同一の支持体上る分色
画像を順次形成していくものであるが、溶剤による現像
工程が入るため。
作業環境の問題だけでなく、得られた画像の皮膜は脆い
という欠点を有する。
また日本特開昭59−97410号公報、同61−18
8537号公報にはオーバレイ法とサーブリント法の両
方に使用可能なプルーフィング系が示されている。この
プルーフィング系では。
(1)ポリエステル支持体上に剥離層2着色感光層。
保護層を順次積層してなるカラーシート、およびポリエ
ステル支持体上に受像層、保護フィルムから成る受像フ
ィルムが用意され。
(2)カラーシートの乳剤面とハーフトーン陰画を密着
させ9画像形成を行い、炭酸ソーダ、ブチルセロソルブ
、水の混合液により未露光部は溶出される。
乾燥後はオーバーレイタイプのプルーフィングとしても
有効である。
(3)サーブリント方式としてのプルーフィングは。
受像フィルムに墨、シアン、マゼンタ、イエローの順に
温度110℃、圧力2バール、速度60cm/分の条件
で目視またはパンチングによるレジストレーションを順
次行った後。
(4)被転写体であるレセプターに転写し、正像を得た
後、転写層および着色層の反射光沢を減少させるために
、マット化処理を施したフィルムを転写してプルーフィ
ングを得る。
この方法は、感光着色層と支持体との間に剥離層を設け
、この層が高温、高温下条件において、何等転写画質に
悪影響を及ぼさないことを特徴としており、従ってより
一層印刷物に近い質感を与えることができる。
各種のプルーフィング方法が検討さているが、はとんど
の方法が手動による方法である。また2校正印刷機によ
る方法および装置も知られいる。
手動による方法では、はとんど全ての工程において9人
手を介して行われる。画像受容体への転写工程が、得ら
れる画像の品質に重要な影響を与えるのにもかかわらず
2手動により行なわれているため。
画像形成の出来不出来が作業者の経験や勘等に左右され
、またいつも均一な画像形成が出来るとは言い難かった
さらに、凸版校正印刷機を利用した簡易校正も知られて
いる。つまり、感光性層を有する画像形成材料を使用し
、転写を校正印刷機により行う方法である。つまり1校
正印刷機の紙定盤に画像受容体を載せ、ブランケットを
表面に貼った圧胴に露光部の画像受容体を保持して、ブ
ランケットを表面に貼った胴を転動しながら、転写を行
う方法である。大きく。
重い装置であり、場所やコストの点で有利とは言い難い
だけでなく1作業準備にも時間がかかり、簡単に、かつ
短時間に画像形成ができるものとは言えない。さらに、
露光を別の手段、装置により行わなければならず2作業
の簡便化という点でも欠点があった。また、この校正印
刷機では転写圧を調整することが容易ではなく、さらに
例えば加熱を必要とする場合、安定した加熱温度を得難
い。
(発明が解決しようとする問題点) プリプレスプルーフを作成することのできる。いずれの
方法をとってみても、実質的な現像工程を含み2作成工
程が煩雑なことや実際の本機印刷物と質感が異なるため
、これまで主に製版−印刷間の工程確認に多(利用され
ているが、実際の印刷物の代用品として利用されていて
も1品質的には異なるものという認識であった。
形成された画像の反射濃度が一定で、微細な画像を形成
できる簡単な装置が望まれていた。
本発明の目的はかかる従来の欠点を考慮して、それを解
決すべくなされたものであり、その目的とするところは
サーブリント法に有効に使用でき、かつ得られる最終画
像が印刷画像と近似した品質が得られ、簡単に、いつで
も、誰でもほぼ品質の一定した画像形成のできる装置を
提供することである。
本発明者等は検討の結果、露光、転写、剥離を行える。
3胴による装置により、簡便に、均質な画像形成ができ
ることを見出したものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、支持体/染料およびもしくは顔料ならびに光
重合性化合物を含む感光性層/保護フィルムを有する画
像形成材料を1画像露光し、感光性層における露光部お
よび未露光部の、転写における粘着性の差を生じせしめ
、保護フィルムを除去した後。
紙等の画像受容体に画像を転写する画像形成装置におい
て1画像形成材料および製版フィルム等の原画を表面に
保持し1回転しながら画像露光を行う露光胴、露光胴の
表面近くに設けられた露光のための光源、露光胴に近接
し、該露光胴上の画像露光を終了した画像形成材料を、
露光胴から9回転しながら銜え取る中間胴、転写前の中
間胴表面近傍に設けられた原画および画像形成材料の保
護フィルムを除去する手段、中間胴とニップを形成し、
中間胴上の画像形成材料と5表面に保持された画像受容
体とで1回転しながら転写を行う圧胴、さらに必要に応
じて転写が終了した。圧胴上にある画像受容体に後露光
をするための光源、を有する画像形成装置である。さら
に、圧胴の表面温度を50−150℃に加熱し得る手段
を有する装置に関する。
本発明は、特にサーブリント法において、実際の印刷物
と同等の質感で、簡便、迅速に、そして安定に作成ので
きるカラープルーフを得ることができる装置である。勿
論、オーバレイ法にも適用可能な装置である。つまり1
本発明は1本機印刷物とほぼ同等な質感を有するものが
得られ、さらに現像液を必要としないドライ現像法、す
なわち剥離による現像で品質の安定したカラープルーフ
を得ることができる装置である。
本発明は、転写時の過熱による画像形成材料における泳
ぎがなく、本機印刷のインキ受容体であるアート紙等に
直接転写でき、しかも本機印刷と同様な状態で感光性層
が転写していくことにより、実際の印刷物に極めて近似
した複製物を得ることができる。また、微細な画像をも
安定して転写できる装置である。
本発明に係わる画像形成材料は9通常、支持体/着色さ
れた感光性N/保護フィルムの構成であるが。
以下に説明する。
支持体としては、熱、化学薬品、光等に安定であり、し
かも活性光線を透過するような材料が好適である。例え
ばセルロースアセテート、ポリスチレン。
ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート、ポリイミド、ポリプロピレン等のフィルム
またはシートである。特にポリエチレンテレフタレート
フィルムまたはシートが透明性または熱安定性9寸法安
定性等の面から好ましい。
さらにこれらの支持体をそのまま使っても良いが。
適当な撥油性物質による離型処理をしておくこともでき
る。これらの撥油性物質としてはシリコン樹脂。
フッ素樹脂のようなものが挙げられる。
保護フィルムとしてはポリエチレンフィルム、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム、アセテートフィルムのよ
うなものが挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
本発明に係わる感光性層としては。
(a)光重合性化合物および着色剤 (b)光重合性化合物、熱可塑性樹脂および着色剤等の
構成であるが、さらに通常光重合開始剤や熱重合禁止剤
が併用される。
光重合性化合物としてはモノマー、オリゴマーおよびプ
レポリマーから選ばれる少なくとも1種を使用する。
さらに、他の添加剤を併用することもできる。
光重合性化合物としては特に制限されるものではないが
、好ましくは熱可塑性樹脂を常温で可塑化できる化合物
である。
感光性層は染料およびもしくは顔料と混合して露光によ
り硬化しうる様に光重合性化合物が使用される。
感光性層は支持体の上へ形成され、さらに保護シート(
カバーシート)を感光性層の上に設けられる。保護フィ
ルムは支持体側から画像形成の為の露光をする際に露光
器等への感光性層の付着による汚れを防止するものであ
り、ポリエチレンフィルムが好ましいが、相当な性能を
有するフィルム等ならばこれに限定されない。
感光性層は光重合性の為2画像露光により硬化部分は画
像受容体への接着力を消失せしめると共に。
未露光部分の適度な内部凝集力により微細な画像再現の
作成を可能にし、かつ剥離により画像受容体上への転与
を容易とする利点を有する。ここで適度な内部凝集力を
有するということは画像受容体へ形成された画像が少な
くとも全ての厚みで転写しないことを意味している。す
なわち1層間剥離(破断剥離)をする。
本発明に係わる感光性層の適度の内部凝集力としては、
感光性層に用いる光重合性化合物、染料または顔料等、
の種類およびもしくは配合割合によって。
種々選択できる。さらに画像受容層または支持体の種類
によっても変化する。
本発明に使用出来る光重合性化合物としては、エチレン
性不飽和化合物が好ましく、従来より知られている低分
子量から高分子量の光重合性化合物である。これらの1
種または2種以上の混合物が使用される。
熱可塑性樹脂(f機宜合体結合剤)としては、熱。
可塑性で、光重合性化合物との相溶性に優れた光重合性
を有しないポリマーが使用できる。
これらの熱可塑性物質以外である重合体を添加して希望
する物性を得゛ることも可能である。例えば支持体に対
する接着性、転写の際の受容体支持体への接着性、摩耗
性を改善することができる。
光重合開始剤としては、゛可視光部における吸収の少な
いものがより好ましく、従来より知られている化合物の
単独或いは2種以上併用することができる。
また、熱重合禁止剤についても1種々の化合物を使用す
ることが可能である。
感光性層の膜厚は0.5〜5μm程度あれば良く。
適正な塗布量は含有される染料およびもしくは顔料によ
って異なるが、0.5g/rrf 〜10g/rrrが
適当である0本発明の塗布に際してはバーコーター等を
用いて塗布を実施したが1例えばスピンコーターやこれ
に類僚のコーターでもかまわないことは勿論である。
感光性層へ含有される染料およびもしくは顔料としては
従来から知られているものが使用できる。−般にイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の色相を一致し
た染料、顔料が必要となり、この他金属粉、白色頷料、
螢光顔料等も使われる。カラープルーフ用としては、黄
、紅、藍、墨があり、これ等の色相に合致する顔料また
は染料を選択すればよい。
これらの染料や顔料は適当な手段をへて、容易に感光性
層中へ混入、含有させることが出来る。
本発明においては、支持体(透明であるものがほとんど
である)側から画像露光する画像形成方法が好ましい。
この方法により1画像の向き等の位置関係が著しく改善
され9画像の向きを補正する目的の特別な中間的画像受
容体が不要である方法を提供できる。
カバーシート(保護フィルム)は支持体側から画像形成
の為の露光をする際に露光器等への感光性層の付着によ
る汚れを防止し、感光性層の酸素、による影響を少なく
するものである。
本発明が適用される印刷物の色校正作業等においては、
原版となるフィルム等からの精度の高い画像再現が必要
とされる。また、同時に色校正作業の時間短縮も同様に
必要とされる。これらの要求を満たしてかつ安定した仕
上がりの品質を確保するために。
再現画像位置の正確さや1表裏の対応について、簡便な
作業工程により、すなわち露光を透明支持体側から行う
ことが好ましい。
以下1本発明を2例えばカラープルーフィング用画像形
成材料として使用する工程を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は2本発明装置の概略を示す側面図である。
1は画像形成材料および色分解画像マスクを1本発明の
装置に送るための台、2は光源、10は露光胴。
11は衡え金具、12はスキージローラ、20は中間胴
、21は街え金具、22はスキージローラ、23は保護
フィルムおよび原画の除去手段(街え金具等)、30は
圧胴、31は街え金具、32はスキージローラ、40は
給紙台、41は送り出しローラ。
3は後露光用光源、4は真空ポンプ、5は制御および電
源部、50は排紙ベルト、51は排紙棒、52は排紙台
、をそれぞれ示す。
次に工程の1例を示す。
(1)色分解画像マスク(原画)と画像形成材料にレジ
スターピン用の穴を設ける。なお、ピン方式以外の見当
合わせであってもよい。色分解画像マスクと画像形成材
料を台1に載せ2本発明の装置に送り込む。
(2)露光胴10に街え金具11で保持された色分解画
像マスクと画像形成材料は回転し、光源2により露光さ
れる。画像露光、つまり紫外線等の活性線を用いて感光
性層へ色分解マスク画像を通して画像形成材料の硬化に
充分な露光を行う。
なお、露光胴10.中間胴20および圧胴30は。
真空ポンプ4により1色分解画像マスク、画像形成材料
または画像受容体を吸引保持している。
(3)露光終了後、中間胴20にある街え金具21によ
り9色分解画像マスクおよび画像形成材料が、中間胴2
0の街え金具21により中間胴20に保持される。
街え換えは2例えば、露光胴と中間胴の街え金具の位置
が同一となるように冬用の回転を調整して行い、冬用の
衡え金具を交互に配置することにより。
露光胴のf8iえ金具が未だ色分解マスクおよび画像形
成材料を61えている間に、中W胴の街え金具によりズ
レを生じないで行われる。
(4)中間胴20において、転写前に原画および保護フ
ィルムは除去する手段23により、取り除かれる。
この除去を容易に行うため、保護フィルムには。
予め、 fsiえ金具の取りつけ方向に合わせるように
画像形成材料の端にハーフカットを入れておく。なお、
ハーフカットとは、第2図に示すように、支持体61/
感光性層62/保護フィルム63からなる画像形成材料
60において、(!iえ金具が保持する保護フィルムの
縁端部64と画像形成が行われる部分にある保護フィル
ム65とを切断または分離していることを示す。街え部
分に相当する画像形成材料の縁端部の保護フィルムを切
断分離しておく、または予め離型処理を保護フィルムに
施しておく。これらの処理により、中間胴の衡え金具2
1が手段23の直前に画像形成材料を胴の内側へ巻くと
、つまり。
第1図の街え金具21が点線で示す位置に巻き込むこと
により2巻き込みによる曲がりが増大するに伴い、保護
フィルムの端が浮き上がってくる。この浮き上がった保
護フィルムを手段23で街えながら。
中間胴の回転同訓させて保護フィルムの剥離を行う。
なお、保護フィルムの離型処理とは、保護フィルムがポ
リエチレンフィルムのような場合には、ポリエチレンフ
ィルム自身が有する離型性を利用すればよく、特に処理
をしなくてもよい。さらに離型性を有する塗布剤を塗装
してもよい。
(5)感光性層が最上層となって、中間胴20に保持さ
れている画像形成材料と、給紙台40.送り出しローラ
゛41および跳ね板ローラ42から送られ、圧胴30に
保持されている画像受容体とが、ニップにおいて接触、
転写が行われる。なお1画像受容体も見当合わせがなさ
れて圧胴30に保持されている。
圧胴30は中間胴20との二・7プ厚調整機構を有して
いることが望ましい。
画像受容体と感光性層との接触および転写を行う。
通常は、加熱下で転写を行う。
画像形成材料は中間胴に1画像受容体は圧胴に保持され
ているため、転写した直後に画像形成材料と画像受容体
との剥離も行われる。
(6)転写された画像全面へ固着を強固にし、転写画像
面の粘性を消失させる目的の後露光を、光源3により、
必要に応じて行う。
(7)圧胴30上の画像受容体は排紙ベルト50.徘祇
棒51により排紙台52に送られる。また、中間胴20
上の画像形成材料も中間胴20近傍に設けられた排紙装
置(図示せず)により除去される。
以上(1)〜(7)を例えばカラープルーフィングでは
4回(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)くり返
し4色の再現画像を得る。
尚、上記に於ける受容体は、−船釣に校正印刷に用いら
れる材料としてアート、コート紙等があるが。
これらの例は本発明を制限するものではない。
また、第1図では、露光胴、中間胴および圧胴の直径を
同一で図示しているが、同一である必要はなく、何れか
の2つの胴の直径を変えたり、全ての胴の直径を変える
こともできる。
本発明では、平面的に加圧密着させる場合と異なり、接
触、転写および剥離が迅速、かつ安定して作業すること
ができ、さらには加熱する場合の温度ムラも平面の場合
に比べ少ない。
感光性層と画像受容体との接触、転写は通常、加圧、加
熱して行うが、加圧のみでもよい。なお、加熱する場合
、使用される画像受容体が大きく伸縮しない程度の加熱
が好ましい0例えば圧胴の表面温度50〜150℃、好
ましくは60〜110℃程度の加熱は転写速度の向上、
細かい画像の再現精度向上により好ましい結果を与える
感光性層と画像受容体とを、接触および転写を行い、転
写後直ちに剥離している。この装置により。
過度の加熱や温度低下による泳ぎ、祇ムケ等の問題を生
ずることなく、良好な転写が効率よくできる。
つまり、ローうで処理することにより、早い速度による
処理が可能となる。
本発明では、従来技術のような転写前の加熱処理や剥離
による現像の煩雑な作業がなくなり、簡便な作業で印刷
物に極めて近似した質感の画像が紙等の画像受容体に再
現される。
以下、実施例により本発明を説明する。例中2部とは重
量部を2%とは重量%をそれぞれ表す。
実施例! 下記の組成から成る感光性層液を調整した。
ジアリルイソフタレートプレポリマー  21.23部
(大阪曹達■ダイソーイソダップM n 45000)
ジペンタエリスリトールへキサアクリレ−)DPHA(
日本化薬■製)            7.08部付
加重合開始剤  ベンゾフェノン   0.5  部4
.4ビス−ジエチルアミノベンゾフェノン(BAB 保
土谷化学I荀製)0.17部 ハイドロキノン             o、oot
部カーボンブラックMA−7(三菱化成工業■製)5.
0部部トルエン               38.
0部メチルエチルケトン          40.0
部この感光性層液を2軸延伸ポリエチレンテレフタレー
トフイルム(膜厚12μm)に乾燥塗膜が2゜4μmに
なるように塗工し9次いで塗工した面にポリエチレンフ
ィルム(保護フィルム)を貼付し9画像形成材料を作製
した。
この画像形成材料をポリエチレンテレフタレートフィル
ム(支持体)側から画像露光するように、露光胴10に
近いほうから画像形成材料(支持体/感光性感光検層フ
ィルム)および製版用フィルムの順で、街え金具11に
固定し、送り込む。露光した後。
中間胴20に街え換える。街え換えは、予め、露光胴l
Oと中間胴20の街え金具の位置が同一となるように調
整をした。製版用フィルムおよび保護フィルムを除去手
段23により取り除く。保護フィルムには、予め街え金
具の取りつけ方向に合わせたハーフカットを入れておい
た(第2図参照)。このハーフカットにより、中間胴2
0の衡え金具21が手段23の直前に画像形成材料を胴
の内側へ巻き込みを行い、保護フィルムの端が浮き上が
りを生ずる。この浮き上がりにより手段23で街えなが
ら、剥離する。中間胴20と圧胴30とで、アート紙と
感光性層とが、ローラ間のニップで接触するように図面
に示す方法で接触、転写し、さらに剥離し、後露光した
ところ1通常の印刷物と全く同等な仕上がりであった。
なお、送り速度50cm/分、中間胴と圧胴とによる圧
は4 Kg/cmz、圧胴の表面温度は100℃であっ
た。
比較例1 実施例1に於いて、同じ画像形成材料を画像露光し、保
護シートを剥離し2画像受容体であるアート紙とを重ね
合わせた後、平面転写機(ナオプリンターミニ、直本工
業■製)を利用し、温度100℃。
圧力I Kg/cm”、転写時間1分の条件で平面状に
転写した。室温で剥離したところ、未露光部が紙ムケを
起こした剥離となり、一定の画像を得ることは不可能で
あった。
比較例2 比較例1の条件を、温度100℃、圧力5 Kg/cm
2゜転写時間1分と変更し、実験を行ったところ、やは
り紙ムケを起こす結果であった。
比較例3 実施例1に於いて、同じ画像形成材料を画像露光し、保
護シートを剥離し、平台印刷機のブランケット胴に同定
し1画像受容体であるアート紙を載置した紙定盤に加熱
装置を設けた平台校正機を利用し。
温度100℃、圧力4 Kg/cm2.転写時間1分の
条件で転写した。転写は良好であったが、転写画像の一
部に泳ぎが見られた。
実施例2 実施例1において、転写および剥離の条件のみを変えた
送り速度40cm/分、ローラによる圧は’l Kg/
cm2゜ローラの表面温度を90℃にしたところ、はぼ
実施例1と同様な結果が得られた。
実施例3 実施例1において、転写および剥離の条件のみを変えた
送り速度40cmノ分、ローラによる圧は4 Kg/c
m2゜ローラの表面温度を120℃にしたところ、はぼ
実施例1と同様な結果が得られた。
実施例4 実施例1のカーボンブラックの代わりに、リオノールイ
エローFG1310.カーミン78FG4412、リオ
ノールプルーFG7330で、それぞれ感光性層液を作
製し、実施例1と同様に画像形成材料を得た。
実施例1の画像受容体に重ねて転写したところ。
カラーの画像形成が出来た。
つまり、残りの3色の材料についても同様の操作を繰り
返して、ブラック2 シアン、マゼンタ、イエローの順
に網点画像が形成したカラープルーフを得た。
実施例5 下記の組成からなる感光性層溶液を調製した。
ポリマーとしてポリエステル(バイロン300東洋紡製
)、モノマーとしてテトラエチレングリコールジアクリ
レー) (A−4EC新中村化学製)、モノマーとして
トリメチロールプロパントリアクリレート(ATMPT
新中村化学製)、開始剤として2−ヒドロキシ−2−メ
チル−プロピオフェノン(プロキュア11フ3メルク社
製)、を使用した。
また、顔料としてイエロmmすオノールイエロ−FG1
310(東洋インキ製造■製)、マゼンタ用すオノール
レッド7BFG4412 (東洋インキ製造++1製)
、シアン用すオノールプルーFG1330(東洋インキ
製造■製)またはブラック用三菱カーボンMA7.を使
用した。
ポリマーをMEK (メチルエチルケトン)へ溶解させ
る(ポリマー3部、溶媒7部)。これを72時間常温に
放置するか、48時間の振盪にて溶解したポリマー溶液
を作成した。
次いでモノマーをポリマーが溶解した溶液へ混合させる
。A−4EG1部、ATMPTa部、ポリマー20部(
但し、溶媒を含まない)、さらに開始剤を溶質の3%加
えて感光液とした。
作成した感光性雇用液へ顔料を混入するには。
レッドデビルで振盪を5回くり返す。この間に適度な流
動性を保つ為に溶媒等を添加することも好ましい。
顔料の感光性層への混入程度は印刷用カラープルーフィ
ング材料となす場合は、イエロー用18%。
マゼンタ用18%、シアン用18%、ブラック用9%で
ある。レッドデビルによる練肉終了後、バーコーターで
2軸延伸のポリエチレンテレフタレートフィルム(25
μ厚み)に各々の感光性層を塗布し赤外線ランプ(3部
w)下の30秒照射にて乾燥してポジ型の着色感光性層
を作成した。この時の塗布量は5μ(乾燥膜厚)であっ
た。
乾燥した感光性層にポリエチレンフィルムをラミネート
してカバーシートとし1画像形成材料とした。
4色それぞれの画像形成材料を使用し、実施例1と同様
に1.5部w超高圧水銀灯で100mJ/cr&相当の
画像露光を行い、原画およびポリエチレンフィルムを剥
離し、白紙へ感光性層を密着させるように。
転写し、さらに剥離し、後露光して画像形成をおこなっ
た。
色分解ポジティブフィルム上の画像に相応する20本/
mmの忠実な再現画像が得られた。なお、実施例5の画
像形成材料は、約3/4の感光性層が転写していた。
常用の印刷物を極めて近似な質感をもつ画像を作成した
実施例6 下記の組成からなる感光性層溶液を調製した。
ポリマーとしてジアリルフタレート(DAPL大阪酸素
製)、モノマーとしてオリゴエステルアクリレート(M
−7100束亜合成製)、開始剤としてベンゾフェノン
/エチルケトン〔ベンゾフェノン(第一化成/EAB 
(保土谷化学)〕、を使用した。
顔料としてイエロー用すオノールイエローFG1310
 (東洋インキ製造型)、マゼンタ用カーミン7BFG
4412 (東洋インキ製造型)、シアン用すオノール
ブルーFC7330(東洋インキ製造型)またはブラッ
ク用三菱カーボンMA−7,を使用した。
ポリマー12部をMEK70部に溶解し、ポリマー12
部に対し、モノマー12部を混合した。開始剤は上記溶
液の溶質に対し2.5〜4%加えられ。
更に顔料を溶液の溶質分9〜18%加えて感光液とした
この感光液を実施例5と同様の方法にて塗工し。
画像形成材料を作成し9画像露光し、白紙上に転写した
ところ、印刷物に極めて近似な質感をもつ画像が得られ
た。なお、実施例2の画像形成材料の感光性層は約1/
2転写しており、50本/aII11の忠実な再現画像
が得られた。
・〔発明の効果〕 本発明により次のような効果が確認された。
なお2画線品質は、解像力の他に、泳ぎの有無。
網点の形状等のルーペによる観察結果による。
さらに紙等の画像受容体へ再現された画像の膜厚は表の
ような値でありカラープルーフィング材料等として使用
した場合、印刷物に極めて近い質感が堤供され、従来技
術にみられた質感差によるトラブルを生じない。なお9
表面形状は2倍率195倍の顕微鏡写真にて判定した。
【図面の簡単な説明】
第1図は 本発明の方法および装置を説明するための概
略側面図である。第2図はハーフカットが設けられた画
像形成材料の部分断面図である。 1は原画および画像形成材料を本発明の装置に送り込む
ための台、2は光源、3は後露光のための光源、4は真
空ポンプ、5は制御および電源部、10は露光胴、20
は中間胴、30は圧胴、40は給紙台、50は排紙ベル
ト、60は画像形成材料、をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体/染料およびもしくは顔料ならびに光重合性
    化合物を含む感光性層/保護フィルムを有する画像形成
    材料を、画像露光し、感光性層における露光部および未
    露光部の、転写における粘着性の差を生じせしめ、保護
    フィルムを除去した後、紙等の画像受容体に画像を転写
    する画像形成装置において、画像形成材料および製版フ
    ィルム等の原画を表面に保持し、回転しながら画像露光
    を行う露光胴、露光胴の表面近くに設けられた露光のた
    めの光源、露光胴に近接し、該露光胴上の画像露光を終
    了した画像形成材料を、露光胴から、回転しながら銜え
    取る中間胴、転写前の中間胴表面近傍に設けられた原画
    および画像形成材料の保護フィルムを除去する手段、中
    間胴とニップを形成し、中間胴上の画像形成材料と、表
    面に保持された画像受容体とで、回転しながら転写を行
    う圧胴、さらに必要に応じて転写が終了した、圧胴上に
    ある画像受容体に後露光をするための光源、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。 2、圧胴の表面温度を50〜150℃とし得る加熱手段
    を有する特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
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