JPH0215262A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JPH0215262A
JPH0215262A JP16498788A JP16498788A JPH0215262A JP H0215262 A JPH0215262 A JP H0215262A JP 16498788 A JP16498788 A JP 16498788A JP 16498788 A JP16498788 A JP 16498788A JP H0215262 A JPH0215262 A JP H0215262A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、感光性層の露光部および未露光部の粘着性等
の差を利用した単色または多色の重ね合わせによる画像
形成ができる画像形成装置および画像形成方法に関する
。さらに詳しくは、色校正用プリプレスプルーフ等とし
て印刷物と近似した転写物を得ることができる画像形成
装置および画像形成方法に関する。
[従来の技術] 従来から、印刷工業分野においてはi路中刷物の仕上が
り、色調等を印刷前に確認する手段としてプリプレスプ
ルーフが利用されている。このプリプレスプルーフには
、オーバーレイ方式とケープリン1〜方式とがあり、そ
れぞれ利用目的に応じて使い分けられている。
オーバーレイ方式は、各透明ベースフィルムに各色分解
(分色)画像に応じた感光性層を設り、活性光線照射お
よび現像により各ヘースフイルムに画像を形成し、つい
て各ヘースフィルムを目視等により見当合わせして重ね
合わせる。この方式は、重ね合わせた各フィルムからの
反射光の影響を受けるなめ、実際の印刷物とは質感が大
きく界なるという欠点を有する。
サーブリント方式は、例えば米国特許第3060023
号、同3060024号、同3060025号明細書に
開示されているように、各色分解画像に対応して各感光
性層に形成された複数の画像を、単一の画像受容体に逐
次転写してプリプレスプルーフを形成するものである。
各感光性層は各色分解画像に対応して着色されていても
よく、あるいは転写された各画像を粉体カラートナーに
より着色してもよい。
米国特許第3060023号明細書等に開示の方式は、
感光性層と画像受容体とを、平面的に加圧密着して加熱
し、その後剥離する方式である。
感光性層と画像受容体とを平面的に加圧密着しな後に剥
離するこの方式ては、剥離の速度、方向等の作業条件が
一定てないと、転写される画像の再現が不安定となり、
転写画像の反射濃度の不均一微細な周期的紋様、さらに
は微細な方向性のある紋様を生じることとなり、色再現
等の精度が著しく減少する。
特開昭第59−97140号公報、同第61−1885
37号公報は、オーバーレイ方式とサーブリント方式の
両方に適用可能なプルーフィング方式を開示している。
このプルーフィング方式は、ポリエステル支持体上に剥
離層、着色感光層、保護膜を順次積層してなるカラーシ
ート、およびポリエステル支持体上に受像層、保護膜を
積層してなる受像フィルムを用意し、カラーシー1への
乳剤面とハーフトーン陰画を密着させ、露光して画像を
形成し、炭酸ソーダ、ブチルセロソルブ、水の混合液に
より未露光部を溶出する。乾燥後はオーバーレイ方式の
プルーフィングとして使用できる。
現像液を使用するため、連続化は困難である。
サーブリント方式のプルーフインクとして使用する場合
は、受像フィルムに上記カラーシートに形成された墨に
よる画像を温度110℃、圧力2バール、速度60 c
 m / m i nの条件で受像フィルムに転写する
。ついてこの受像フィルムに目視またはパンチン2によ
る見当合わせを行い、シアンによる画像を転写する。上
記操作をマゼンタおよびイエローの順で繰り返し、カラ
ー画像を得る。
得られたカラー画像を被転写体である画像受容体に転写
する。転写された画像の光沢を減少させるため、マット
化処理したフィルムを付着させてプルーフィングシート
を完成させる。
上記の方式においては、カラーシートの保護膜側にフィ
ルム上に形成された原画層を、原画層が保M膜と接する
ように積層し、露光する。露光後保護膜を剥離し、画像
受容体に圧着することにより画像を形成する。従って形
成された画像は逆像となるから、正像を得るためには再
度の転写が必要である。この場合原画層と感光性層との
間に保護膜が介在するため光の拡散が生じ、精度の高い
画像を得にくい。また1度の転写で正像を得ようとする
と、原画層を有するフィルムのフィルム側を保護膜と接
するようにして露光する必要かある。
この場合、原画層と感光性層との間に原画層を有するフ
ィルムおよび保護膜とが介在するため、露光による光の
拡散が大きくなり、画像品質が低下するという欠点があ
る。
感光性層を有する画像形成材料を使用し、凸版校正印刷
機により転写する簡易校正もよく知られている。即ち、
校正印刷機の紙定盤に画像受容体を載せ、圧胴に露光済
みのカラーシー1〜を保持して、圧胴を回転しながら転
ずする方式である。
[発明が解決しようとする課題] 前記いずれの方式においても、画像露光および転写は、
はとんどテーブル等の上でレジスターピン等を使用して
画像形成材料および原画を固定して露光し、人手を介し
てこのテーブル等から転写装置に移動される。
カラープルーフでは、4色繰り返しての画像形成が行わ
れ、その4色における見当合わせ、位相合わせか画像品
質維持のために重要である。従来、これらの見当合わせ
はほとんどが目視またはビン方式による穴開はフィルム
によっている。これらの方法は、特に、短い時間にカラ
ーの画像形成を行いたい場合には、十分対応可能な方法
とは言いがたい。即ち、露光、転写等の各工程の連続処
理が困難である。また画像受容体への転写が手動方式で
は、画像形成の良否が作業者の経験や勘等に左右される
ため、常に良好な画像ができるものではなかった。
本発明の目的は、質感が実際の印刷物とほぼ等しく、色
再現精度に優れたプリプレスプルーフまたは少量印刷物
を1度の転写で提供できる画像形成装置および画像形成
方法の提供にある。
さらに本発明の目的は、露光および転写を、均一にしか
も簡易に行える画像形成装置および画像形成方法の提供
にある。
さらに本発明の目的は、プリプレスプルーフ等の作成を
連続化できる画像形成装置および画像形成方法の提供に
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明の画像形成装置は、支持体と、該支持体の一方の
面に形成された感光性層とからなる画像形成材料を、原
画と積層して画像露光し、未露光部の一部または全部を
画像受容体に転写する装置において、該装置が露光用光
源、露光胴および該露光胴に接触する転写胴を具備し、
該露光用光源を光透過性の材料から形成された露光胴の
半径方向内側に配置し、該露光胴に画像形成材料を添着
する手段を設け、かつ該転写胴に画像受容体を保持する
手段を設けた装置である。
画像形成材料としては、剥離現像により画像を形成する
乾式法用材料等の種々の画像形成材料が使用できる。剥
離現像による乾式法用の材料が、操作が簡易であり、ま
た操作を連続化できる点で好ましい。
露光用光源は、UVランプ等非画像部に対応する感光性
層を硬化しうるちのであればいずれの光源を用いてもよ
い。
露光胴は、ガラス製、アクリル系樹脂製等の光透過性に
優れ、熱等に対し安定である材質により形成されること
か好ましい。
転写胴は、露光胴に接触自在、かつ、露光胴との間のニ
ップ圧を調整可能とするように設置することが好ましい
。転写胴は、転写胴上に保持された画像形成材料の感光
性層に形成された画像の画像受容体への転写を容易なら
しめるため、ゴム等の弾性材料を被覆してもよい。
露光胴に設置する画像形成材料添着手段は、胴の該材料
添着領域またはその一部例えば該材料添着領域の周辺部
にバキューム手段のための多数の穴または溝等を設は該
材料を吸引し固定する手段、両面粘着テープにより固定
する手段、静電気により固定する手段、露光胴軸方向に
沿って複数個のクランプを取り付は該クランプにより固
定する手段等露光胴の表面に該材料を固定しうるちので
あればいずれの手段をも採用できる。またクランプ等を
添着手段として用いる場合は、該手段を露光胴表面に設
けた凹部に設置する、または転写胴の該クランプと接触
する部分に凹部を設けるあるいは転写胴を接線方向に一
部切除した形状とすることが、胴表面を傷つけない点で
好ましい。また該添着手段には、露光胴および転写胴上
に画像形成材料を正確に位置合わせして、見当合わせ、
位相合わせを適確ならしめるためピンバー等をも併置せ
しめることが好ましい。
転写胴に設置する画像受容体保持手段は、画像受容体を
保持する領域に多数の穴等を開は該受容体を吸引し固定
する手段、両面粘着テープまたは静電気により固定する
手段、クランプ等画像受容体を転写胴に固定しうる手段
であればいずれでもよいが、カラープルーフ等の作製に
当たって画像形成材料と画像受容体との位置合わせ、位
相合わせ等の見当合わせを正確ならしめるため、ピンバ
ー等を併置することが好ましい。また、露光胴および/
または転写胴の外周面近傍に複数本の小径ロールを配置
し、画像形成材料および/または画像受容体を胴表面に
密着させ、しわ等の発生を防止するようにしてもよい。
露光胴に画像形成材料を添着する際に、感光性層側に保
護膜を添付することが、未露光状態におりる感光性層を
保護する点で好ましく、また保護膜を黒色等に着色して
おくことが露光時の光の反射による画像品質低下防止等
の点で好ましい。保護膜の上にさらに重ねて黒色シート
を設置してもよい。
露光胴表面で保護膜の分離を容易ならしめるなめ、感光
性層と保護股間の接着力が感光性層と支持体間の接着力
よりも弱くなるように、保護膜、支持体の材質または感
光性層の材料を適宜選択することが好ましい。保護膜表
面に離型処理をしてもよい。tな、保護膜の端縁部近傍
に露光胴の軸方向にハーフカットを入れ、該カット部分
から剥離するようにして、保護膜の画像形成材料からの
分離を容易ならしめるようにしてもよい。
転写胴の画像受容体添着領域には加熱手段を設け、画像
受容体を適当な温度に加温できるようにしておくことが
好ましい。露光された感光性層の画像受容体への転写を
円滑ならしめ、転写速度の向上、微細な画像の再現精度
を向上せしめるからである。画像受容体添着領域におけ
る胴表面の温度は、50〜150°C1好ましくは60
〜1]0℃程度である。
画像受容体へ転写された画像の皮膜強度を高めるため後
露光をする必要がある場合には、露光胴内部に設置した
光源により、もしくは転写胴半径方向外側に光源を設置
し、該光源により後露光を実施してもよい。
以下本発明の装置の実施例について、図面を参照して説
明する。
第1図は、露光用光源、露光胴および転写胴を具備する
本発明の画像形成装置の概略側面図である。
UVランプ1を露光胴3の半径方向内側に配置し、外側
から黒色シート、画像形成材料および原画の順にかつ感
光性層を外側として露光胴3上に積層した積層体4に露
光する。原画は、単色の画像を形成する場合には、単一
のポジまたはネガフィルムでよく、多色の画像を形成す
る場合には、色分解されたポジまなはネガフィルムを使
用する。
露光胴3の表面にクランプ5を設り、該クランプにより
、積層体4を露光胴表面に密着させる。
第2図は、原画7、画像形成材料8および黒色シート9
を順次露光胴上に積層して、クランプで保持し、黒色シ
ート9の端縁部には、露光胴の軸方向に沿ってハーフカ
ットを入れ、露光移譲ハーフカット部分から黒色シート
7を剥離している状態を示す。画像露光した積層体4か
ら黒色シート9を剥離した後、露光胴を回転して画像形
成材料8および原画7を露光胴3と転写胴11とから形
成されたニップ間に導入する。
転写胴11は、露光胴のクランプ5と接触する部分を接
線方向に一部切除した形状とし、ニップ間におけるクラ
ンプの転写胴との接触を排除している。転写胴には、両
面粘着テープ13により、画像受容体15を保持させる
。感光性層が表面に露出した画像形成材料を、露光胴の
回転により露光胴と転写胴との間で形成されたニップ間
に導入して画像受容体15に圧着し、感光性層に形成さ
れた画像を画像受容体に転写する。転写胴は、転写終了
後は露光胴との接触を解除することが好ま−1ま しい。転写胴の画像受容体保持領域には、加熱手段(図
示せず)を設けておくことが好ましい。転写胴をさらに
回転させ、露光胴内側のUVランプにより転写画像を後
露光する。
第3図は、支持体17と感光性層18とからなる画像形
成材料8および保護膜19とから形成された積層体4の
保護膜の端縁部20にハーフカットを入れ、露光胴のク
ランプが保持する保護膜の端縁部20と残りの保護膜2
1とが切断または分離していることを示す。これにより
、保護膜の露光胴表面における感光性層からの分離を容
易ならしめている。この際保護膜の感光性層側に離型処
理をしておくことが好ましい。第4図は、保護膜の端縁
部20にハーフカットを入れ、残りの保護膜21の一部
を端縁部に重ね合わせた状態を示す。
これにより、端縁部のみが露光胴のクランプに保持され
、残りの保護膜の分離が容易となる。
本発明の画像形成方法は、本発明の画像形成装置におい
て、露光胴に原画、画像形成材料の順に、かつ感光性層
が露光胴の半径方向外側となるように積層し、画像露光
した積層体を露光胴の回転により露光胴と画像受容体を
保持した転写胴とから形成されたニップ間に挿入し、画
像形成材料に形成された画像を画像受容体に転写するこ
とからなる画像形成方法である。
本発明で使用する原画は、単色のプリプレスプルーフま
たは印刷物を得る場合には、単色用に製版されたフィル
ム(画像マスク)あるいは色分は等の機能のある透明な
ポリエチレンテレフタレートフィルムに遮光紙を固定し
た画像マスクでよく、多色のカラープルーフまたは印刷
物を得る場合には色分解された画像マスクである。
本発明て使用する画像形成材料は、通常、支持体と、該
支持体の一方の面に形成された感光性層とからなる。
支持体としては、熱、化学薬品、光等に安定であり、し
かも活性光線を透過する材料が好適である。例えば、セ
ルロースアセテート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ
イミド、ポリプロピレン等のフィルムまたはシートであ
る。特にポリエチレンテレフタレートのフィルムまたは
シートが、透明性、熱安定性および寸法安定性に優れて
おり、好ましい。
これらの支持体を、そのまま使用してもよく、また適当
な溌油性物質により離型処理をしておいてもよい。碗油
性物質としては、シリコン樹脂、フッ素樹脂等を例示で
きる。
感光性層としては、 (a)  光重合性化合物および着色剤、(b)  光
重合性化合物、熱可塑性樹脂および着色剤 等の構成からなるが、さらに光重合開始剤、熱重合禁止
剤等を併用してもよい。
光重合性化合物としては、モノマー、オリゴマーおよび
プレポリマーから選ばれる少なくとも1種を使用する。
好ましくは熱可塑性樹脂を常温で可塑化できる化合物で
ある。
熱可塑性樹脂(有機重合体結合剤)としては、熱可塑性
で、光重合性化合物との相溶性に優れた光重合性を有し
ないポリマ=が使用できる。
感光性層へ含有せしめる染料および/または顔料として
は、従来から知られているものが使用できる。一般に、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色相を有する
染料、顔料が望ましく、この他金属粉、白色顔料、蛍光
顔料等も使用できる。
カラープルーフ用としては、黄、紅、藍、墨があり、こ
れらの色相に合致する顔料または染料を選択して使用で
きる。
感光性層の膜厚は、0.5〜5μm程度あれば良く、適
性な塗布量は含有される染料および/または顔料によっ
て異なるが、0.5〜Log/m2が適当である。
本発明で使用する保護膜としては、ポリエチレンフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、アセテート
フィルム等を例示できる。保護膜がポリエチレンフィル
ムである場合には、ポリエチレンフィルム自身が有する
離型性を利用してもよく、またフッ素樹脂、シリコン樹
脂のような離型剤を塗布してもよい。保護膜は、黒色等
に着色しておくことが、露光用光源からの光の反射を防
止する点で好ましい。
本発明で使用する画像受容体は、アート紙、コート紙、
上質紙、フィルム等、任意の基材を適宜選択できる。
以下、実施例により本発明を説明する。例中、部は重量
部を、%は重量%を示す。
実施例1 ジアリルイソフタレートプレポリマー(大阪曹達(株)
製ダイソーイソダップMn45000)21.23部 ジペンタエリスリトールへキサアクリレートDPHA(
日本化薬(株)製)     7.08部付加重合開始
剤 ベンゾフェノン   0.5部4.4ビス−ジエチ
ルアミノベンゾフェノン(EAB  保土谷化学(株)
製)     0.17部ハイドロキノン      
   0.001部カーボンブラックMA−7(三菱化
成工業(株)製)              5.0
部トルエン             38.0部メチ
ルエチルケトン        400部の組成からな
る感光性層液を調整した。
この感光性層液を2軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フイルム(膜厚12μm)に乾燥塗膜が2.4μmつと
なるように塗工して画像形成材料を作製し、次いで塗工
面にポリエチレンフィルム(保護膜、黒色)を添付し、
積層体を得た。
この画像形成材料を使用し、第1図に示す装置を用いて
、露光胴にポジフィルムと積層体を添着し、露光しな。
ついで保護膜を分離し、露光胴を回転して、転写胴に保
持したアート紙に転写を行った。
得られた転写画像は鮮明であった。
なお、ニップ間への積層体およびアート紙の送り速度は
50cm/分、線圧は4 k g / c m、アート
紙側の露光胴の表面温度は100°Cであった。
実施例2 実施例1のカーボンブラックの代わりに、リオノールイ
エローFG1310、カーミン7BFG4412、リオ
ノールブルーFG7330を用いて、それぞれの感光性
層液を作製した。
感光性層液を実施例1と同様の方法でポリエチレンテレ
フタレートフィルムに塗工し、ポリエチレンフィルムを
添付して積層体を得た。積層体を初めにリオノールイエ
ローF01310に対応する色分解したポジフィルムに
重ね、第1図の装置を用いて露光し、実施例1で得られ
た転写画像の上に重ねて転写した。次いで残りの2色に
ついても上記の操作を繰り返し、ブラック、シアン、マ
ゼンタ、イエローの順に網点画像を形成したカラープル
ーフを作製した。
得られたカラープルーフは鮮明であった。
[発明の効果J 本発明によれば、特に印刷用本紙を利用するサーブリン
ト法において、実際の印刷物と同等の質感を有するカラ
ープルーフを、簡便、迅速に、かつ安定して提供できる
。 本発明は、オーバーレイ法にも適用できるばかりで
はなく、数百部程度の小部数印刷にも適用できる。
本発明によれば、得られた転写画像の品質が良好であり
、1回の転写で正像が得られ、露光−転写(さらには後
露光)を連続して実施でき、かつ見当合わせが容易であ
るから、熟練者の経験や勘に頼らなくとも安定した画像
が得られるという顕著な効果を奏する。
支持体/感光性層/保護膜からなる積層体において、保
護膜の厚さは支持体に比して厚く、しかも光透過性が劣
ることが多い。
本発明によれば、支持体側から露光するから、光の拡散
や散乱が少なく、このため良好なプリプレスプルーフあ
るいは印刷物を提供できる。
本発明によれば、光透過性の露光胴と転写胴とを主たる
構成とするものであるから、必要とするスペースは小さ
くてすみ、かつ装置の構成も比較的簡単である。
さらに本発明によれば、保護膜を使用するときは保護膜
を剥離するだけで、保護膜を使用しないときはそのまま
画像受容体に転写することができ、しかも得られた画像
は正像であるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を示す概略側面図であり、第2図
は露光胴表面における保M膜の剥離状態を示す一部拡大
側面図であり、第3図および第4図は保護膜の端縁部に
ハーフカットを入れた状態を示す側面図である。 1・・・UVランプ    3・・・露光胴8・・・画
像形成材料  11・・・転写胴15・・・画像受容体 出願人   東洋インキ製造株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体と、該支持体の一方の面に形成された感光性
    層とからなる画像形成材料を、原画と積層して画像露光
    し、未露光部の一部または全部を画像受容体に転写する
    装置において、該装置が露光用光源、露光胴および該露
    光胴に接触する転写胴を具備し、該露光用光源を光透過
    性の材料から形成された露光胴の半径方向内側に配置し
    、該露光胴に画像形成材料を添着する手段を設け、かつ
    該転写胴に画像受容体を保持する手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。 2、請求項1記載の画像形成装置において、露光胴に原
    画、画像形成材料の順に、かつ感光性層が露光胴の半径
    方向外側となるように積層し、画像露光した積層体を露
    光胴の回転により露光胴と画像受容体を保持した転写胴
    とから形成されたニップ間に挿入し、画像形成材料に形
    成された画像を画像受容体に転写することを特徴とする
    画像形成方法。
JP16498788A 1988-07-04 1988-07-04 画像形成装置および画像形成方法 Expired - Lifetime JPH0642061B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04371244A (ja) * 1991-06-21 1992-12-24 Nishihara Environ Sanit Res Corp 遠心分離機の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04371244A (ja) * 1991-06-21 1992-12-24 Nishihara Environ Sanit Res Corp 遠心分離機の制御装置

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