JPH0333750A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

Info

Publication number
JPH0333750A
JPH0333750A JP16818289A JP16818289A JPH0333750A JP H0333750 A JPH0333750 A JP H0333750A JP 16818289 A JP16818289 A JP 16818289A JP 16818289 A JP16818289 A JP 16818289A JP H0333750 A JPH0333750 A JP H0333750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
cylinder
exposure
forming material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16818289A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Matsuo
松尾 正明
Sadao Minato
湊 貞男
Seishiro Hamada
濱田 征志郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16818289A priority Critical patent/JPH0333750A/ja
Publication of JPH0333750A publication Critical patent/JPH0333750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、感光性層の露光部および未露光部の粘着性等
の差を利用した単色または多色の重ね合わせによる画像
形成ができる画像形成装置および印像形成方法に関する
。さらに詳しくは、色校正用ブリプレスプルーフ等とし
て印刷物と近似した転写物を得ることができる画像形成
装置および画像形成方法に関する。
[従来の技術] 従来から、印刷工業分野においては最終印刷物の仕上が
り、色調等を印刷機械による印刷前に評価判定するため
校正印刷物の作成が知られている。
校正印刷物の作成には実際の印刷インキを用いる方法と
プリプレスプルーフといわれる感光性材料を利用する方
法とがある。このプリプレスプルーフには、オーバーレ
イ方式とサーブリント方式とがあり、それぞれ利用目的
に応じて使い分けられている。
オーバーレイ方式は、各透明ベースフィルムに各色分解
(分色)画像に応じた黄、紅、藍、墨の各色材を有する
感光性層を設け、活性光線照射および現像により各ベー
スフィルムに画像を形成し、ついで各ベースフィルムを
目視等により見当合わせして重ね合わせる。この方式は
、重ね合わせた各フィルムからの反射光の影響を受ける
ため、実際の印刷物とは質感が大きく異なるという欠点
を有する。
サーブリント方式は、例えば米国特許第3060023
号、同3060024号、同3060025号、同30
60026号明細書等に開示されているように、各色分
解画像に対応して各感光性層に形成された複数の画像を
、単一の画像受容体に逐次転写してプリプレスプルーフ
を形成するものである。各感光性層は各色分解画像に対
応して着色されていてもよく、あるいは転写された各画
像を粉体カラートナーにより着色してもよい。
米国特許第3060023号明細書等に開示の方式は、
感光性層と画像受容体とを、平面的に加圧密着して加熱
し、その後剥離する方式を具体例として開示している。
感光性層と画像受容体とを平面的に加圧密着した後に剥
離するこの方式では、剥離の速度、方向等の作業条件が
一定でないと、転写される画像の再現が不安定となり、
転写画像の反射濃度の不均一、微細な周期的紋様、さら
には微細な方向性のある紋様を生じることとなり、色再
現等の精度が著しく減少する。
特開昭第59−97140号公報、同第61−1885
37号公報は、オーバーレイ方式とサーブリント方式の
両方に適用可能なプルーフィング方式を開示している。
このプルーフィング方式は、ポリエステル支持体上に剥
離層、着色感光層、保護膜を順次積層してなるカラーシ
ート、およびポリエステル支持体上に受像層、保!al
lを積層してなる受像フィルムを用意し、カラーシート
の乳剤面とハーフトーン陰画を密着させ、露光して画像
を形成し、炭酸ソーダ、ブチルセロソルブ、水の混合液
により未露光部を溶出する。乾燥後はオーバーレイ方式
の1ルーフイングとして使用できる。
現像液を使用するため、連続化は困難である。
サーブリント方式のプルーフィングとして使用する場合
は、受像フィルムに上記カラーシートに形成された墨に
よる画像を温度110℃、圧力2バール、速度60cm
/minの条件で受像フィルムに転写する。ついでこの
受像フィルムに目視またはパンチングによる見当合わせ
を行い、シアンによる画像を転写する。上記操作をマゼ
ンタ、シアンおよびイエローの順で繰り返し、カラー画
像を得る。得られたカラー画像を被転写体である画像受
容体に転写する。転写された画像の光沢を減少させるた
め、マット化処理したフィルムを付着させてプルーフィ
ングシートを完成させる。
上記の方式においては、カラーシートの保護膜側にフィ
ルム上に形成された原画層を、原画層が保護膜と接する
ように積層し、露光する。露光後保護膜を剥離し、画像
受容体に圧着することにより画像を形・成する。従って
形成された画像は逆像となるから、正像を得るためには
再度の転写が必要である。また1度の転写で正像を得よ
うとすると、原画層を有するフィルムのフィルム側を保
護膜と接するようにして露光する必要がある。この場合
、原画層と感光性層との間に原画層を有するフィルムお
よび保護膜とが介在するため、露光による光の拡散が大
きくなり、画像品質が低下するという欠点が生じ易い。
感光性層を有する画像形成材料を使用し、凸版校正印刷
機により転写する簡易校正もよく知られている。即ち、
校正印刷機の紙定盤に画像受容体を載せ、圧胴に露光済
みのカラーシートを保持して、圧胴を回転しながら転写
する方式である。
[発明が解決しようとする課H] 前記いずれの方式においても、画像露光および転写は、
はとんどテーブル等の上でレジスタービン等を使用して
画像形成材料および原画を固定して露光し、人手を介し
てこのテーブル等から転写装置に移動される。
カラープルーフでは、4色繰り返しての画像形成が行わ
れ、その4色における見当合わせが画像品質維持のため
に重要である。従来、これらの見当合わせはほとんどが
目視またはピン方式による穴開はフィルムによっている
。これらの方法は、特に、短い時間にカラーの画像形成
を行いたい場合には、十分対応可能な方法とは言いがた
い、即ち、露光、転写等の各工程の連続処理が困難であ
る。また画像受容体への転写が手動方式では、画像形成
の良否が作業者の経験や勘等に左右されるため、常に良
好な画像ができるものではなかった。
上記した全ての方法は需要者からの納期短縮要求に応え
るための作業時間短縮という要求に応えるものではない
、また実際の印刷物に近い質感、光沢、濃度等の要求を
満足するに十分でない。
本発明の目的は、質感が実際の印刷物とほぼ等しく、色
再現精度に優れたプリプレスプルーフまたは少量印刷物
を1度の転写で正像がえられる画像形成装置および画像
形成方法の提供にある。
さらに本発明の目的は、露光および転写を、均一にしか
も簡易に行える画像形成装置および画像形成方法の提供
にある。
さらに本発明の目的は、プリプレスプルーフ等の作成を
連続化でき、作業時間短縮という要求に応える画像形成
装置および画像形成方法の提供にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、支持体と、該支持体の一方の面に形成された
感光性層、および保護膜とからなる画像形成材料を、原
画と積層して画像露光し、未露光部の一部または全部を
画像受容体に転写する装置において、該装置が露光用光
源、露光胴、該露光胴に接触自在の圧胴および該圧胴に
接触自在の転写胴を具備し、露光用光源を露光胴の半径
方向外側に配置し、露光胴に原画および画像形成材料の
積層体添着手段、圧胴に画像形成材料保持手段および転
写胴に画像受容体保持手段を設け、露光胴表面で積層体
から原画を剥離し、圧胴表面で画像形成材料から保護膜
を剥離するようにした画像形成装置を提供する。
画像形成材料としては、剥離現像により画像を形成する
乾式法用材料等の種々の画像形成材料を使用できる。特
に剥離現像による乾式法用材料が、操作を簡易とし、連
続化できるため好ましい、即ち、支持体の1方の面に設
けられた感光性層が、感光性層内部の凝集破壊により画
像受容体へ画像が転写して画像を形成する画像形成材料
が好ましく用いられる。
露光用光源は、UVランプ等非画像部に対応する感光性
層を硬化しうるちのであればいずれの光源を用いてもよ
い。
圧胴は、露光胴に接触自在、かつ、露光胴との間のニッ
プ圧を調整可能とするように設置することが好ましい、
圧胴は、感光性層に形成された画像の画像受容体への転
写を円滑ならしめるため、ゴム等の弾性材料で被覆され
ていることが好ましい。
転写胴は、圧胴に接触自在かつ圧胴との間のニップ圧を
調節可能とするように設置され、画像受容体の保持手段
を有する。
原画および画像形成材料とからなる積層体の添着手段は
、胴の該積層体添着部分に多数の穴や溝等を設け、該穴
等を通じて該材料を吸引し固定する手段、静電気により
固定する手段、両面粘着テープにより固定する手段、露
光胴軸方向に沿ってクランプバーを取り付は該バーによ
り固定する手段、印刷機の圧胴や中間胴で用いられるく
わえ爪等胴の表面に該WIJW体を固定しうるものであ
ればいずれの手段を採用してもよい、クランプバー等を
添着手段として用いる場合は、該手段を胴表面よりも半
径方向内側となるように設置することが、胴表面を傷つ
けない点で好ましい、あるいは、クランプバー等を露光
胴表面に設置した場合はクランプバー等が露光胴と圧胴
とから形成されたニップに導入されることがないように
露光胴および圧胴の回転方向を往復自在とするかあるい
は、クランプバーに対応する圧胴の部分に凹部を設けて
おいてもよい。
該添着手段は、露光胴および圧胴上に画像形成材料を正
確に位置合わせして、見当合わせ、位相合わせを適確な
らしめるため、あるいは原画を画像形成材料上に支持す
るためのトップシートを露光胴に添着する手段としてビ
ンバー等をも併置せしめでもよい。
露光胴表面における積層体からの原画剥離を容易ならし
めるための積層体添着手段をさらに具体的に説明する。
画像形成材料上に積層された原画を支持する該材料より
も少なくとも露光胴の円周方向の長さが大であるトップ
シートを該積層体に重ね、該トップシートおよび該画像
形成材料をそれぞれ別個に露光胴に添着する手段を露光
胴に設け、トップシートの添着手段からトップシートを
取り外すことにより原画を画像形成材料から剥離する。
この際、添着手段としては上記したいずれの手段をも採
用できる。また原画の長さを画像形成材料よりも大きく
しておくことにより、原画と画像形成材料とを別個に露
光胴に添着してもよい。
さらには、画像形成材料に比較的粘着力の弱い粘着テー
プ等により原画を積層させ、該積層体を粘着テープ、吸
引固定手段等の添着手段により露光胴上に添着し、画像
露光f&原画を該積層体から剥離してもよい、また積層
体をクランプバー等の把持手段により把持し、画像露光
後原画をクランプバーから取り外してもよい、即ち露光
胴に設ける積層体添着手段は、画像露光後の原画取り外
しを容易ならしめるものであり、かつ圧胴への画像形成
材料の移行を容易ならしめるものであれば任意の手段を
採用できる。
圧胴に設置する画像形成材料保持手段は、画像形成材料
を保持する部分に多数の穴等を開は該材料を吸引し固定
する手段、両面粘着テープにより固定する手段、くわえ
爪等画像形成材料を圧胴に固定しうる手段等いずれの手
段をも採用できるが、好ましくは露光胴から圧胴への画
像形成材料の移行を円滑ならしめるため、露光胴の該材
料添着手段の種類に応じて圧胴の該材料保持手段を選択
することが望ましい。
圧胴上における画像形成材料からの保護膜剥離を容易な
らしめるため、感光性層と保M14間の接着力が感光性
層と支持体間の接着力よりも弱くなるように、保護膜、
支持体の材質または感光性層の材料を適宜選択すること
が好ましい、保護膜表面に離型処理をしてもよい、また
、保護膜の進行方向先端部近傍に圧胴の軸方向にカット
を入れ、保護膜が圧胴の保持手段例えばくわえ爪等の把
持手段により把持された場合でも、保護膜の把持された
部分以外を容易に剥離しうるようにしてもよい、保護膜
のカットは、予め入れておいたものでもよく、あるいは
圧胴上でカッターにより入れてもよい。
画像受容体添着手段を有する転写胴は、圧胴に接触自在
であり、圧胴との間のニップ圧を調節可能とするように
設置することが好ましい、該転写胴に添着された画像受
容体に圧胴上の画像露光された感光性層を転写する。転
写胴に設置する画像受容体保持手段は、圧胴に設置する
画像形成材料保持手段と同種類のものでよく、これらか
ら任意に選択して用いることができる。
露光胴、圧胴、転写胴の外周部近傍に複数本の小径ロー
ルを設置し、積層体、画像形成材料または画像受容体の
胴表面への密着を助け、しわ等の発生を防止するように
してもよい。
転写胴の画像受容体保持領域には加熱手段を設け、画像
受容体を適当な温度に加温できるようにしておくことが
好ましい、N光された感光性層の画像受容体への転写を
円滑ならしめ、転写速度の向上、微細な画像の一再現精
度を向上するためである6画像受容体添着領域における
画像受容体表面の温度は、40〜150℃、好ましくは
60〜110℃程度である。
以下本発明の装置の実施例について、図面を参照して説
明する。
第1図は、露光用光源、露光胴、圧胴および転写胴を具
備する本発明の画像形成装置の概略側面図である。
UVランプ1を露光胴3の半径方向外側に配置し、保護
[4を露光胴側として露光胴3に画像形成材料5および
原画9の積層体11、および該積層体上に原画を支持す
るトップシート13を添着し、トップシート側から露光
する。fX画は、単色の画像を形成する場合には、単一
のポジまたはネガフィルムでよく、多色の画像を形成す
る場合には、色分解されたポジまたはネガフィルムを使
用する。トップシートは口字形状のものでもよく、この
場合にはトップシートに対する活性光線透過性をとくに
要求されることはない。
露光胴には、画像形成材料5の吸引手段15、およびト
ップシート13の添着用くわえ爪17およびビン19を
設ける。該吸引手段は、露光胴の画像形成材料添着領域
に多数の穴等を開け、吸引することにより画像形成材料
を露光胴に添着する。
画像露光した後、ビン19からトップシート13を取り
外し、トップシートと共に原画9を剥離する。原画を剥
離した後、露光胴を回転して画像形成材料5を露光胴3
と圧11i121とから形成されたニップに導入する。
くわえ爪17からのトップシートの取り外しは、画像形
成材料5のニップ導入前に行ってもよく、あるいは画像
形成材料の先端部がニップ導入中に取り外すようにして
もよい。
本実施例の場合には、くわえ爪17のニップ到達前に露
光!1ii3の回転を停止するかまたは露光胴の圧胴と
の接触を解除して露光胴および圧胴の表面を破損しない
ようにする。
圧胴21には、両面粘着テープ23および吸引手段15
を設け、露光胴から移行した画像形成材料を保持する。
ついで該材料から保護膜4を分離する。圧胴上に保持さ
れた保護膜の分離された画像形成材料を、圧胴の回転に
より圧胴と転写胴25との間で形成されたニップに導入
し、転写胴に設置したくわえ爪17により転写胴に保持
された画像受容体27に圧着し、感光性層6に形成され
た画像を画像受容体27に転写する。
転写胴25は、転写終了後は圧胴21との接触を解除す
ることが好ましい、転写胴の画像受容体保持領域には、
加熱手段(図示せず)を設けておくことが好ましい、を
写胴をさらに回転し、転写胴の半径方向外側に設置した
UVランプ(図示せず)により転写画像を後露光するこ
とが好ましい。
第2図から第6図は、露光胴に設けた積層体およびトッ
プシートを添着する手段の他の態様を示す概略説明図で
ある。
第2図は、画像形成材料5のニップ導入側の露光胴3表
面にトップシート13を露光胴に添着するビン19を設
け、該材料5の後端部側に設けた露光胴凹部に該トップ
シートを把持するスプリングを有するくわえ爪29を設
け、トップシート13を露光胴上に添着する。さらに画
像形成材料5の吸引固定手段15を設け、画像形成材料
を露光胴上に添着した態様を示す0M光刷胴3圧胴(図
示せず)とから形成されたニップ導入前にビン19およ
びくわえ爪29からトップシートを取り外して原画を剥
離し、画像形成材料のみを該ニップに導入する。第3図
は、トップシート13および積層体11の添着手段がい
ずれも吸引手段15である態様をしめす、第4図は、ト
ップシート13をくわえ爪17およびスプリング付きく
わえ爪29により露光!R3に添着すると共に、積層体
11を露光胴3の表面凹部に設けたスプリング付き押付
体により露光胴に添着した例である。第5図は、トップ
シート13をビン19およびスプリング付きくわえ爪2
9により露光胴3に添着すると共に、積層体11を該積
層体の添着領域全面に設けた吸引手段15により露光胴
に添着した例である。第6図は、トップシート13およ
び積層体11をそれぞれ別個の両面粘着テープ23によ
り露光胴3に添着した例を示す。
第7図は、支持体6、感光性層7および保護膜4とから
なる画像形成材料5の保護[4の端縁部31にカットを
入れ、残りの保護膜32とが分離されているMalを示
す、第8図は、保護膜の端縁部31に残りの保護膜32
が重なっているR様を示す、保護膜4へのかかる加工は
、画像形成材料としての形成前あるいは圧胴上でカット
を入れてもよい、保1g4へのカット挿入は、圧胴上で
の保護膜剥離を容易ならしめる点で好ましい、とくにク
ランプバー等の把持手段により画像形成材料を圧胴上で
把持する場合には好ましく採用される。
しかし第1図に示すように、画像形成材料を粘着テープ
、吸引手段等により保持する場合には必ずしも必要なも
のではない、また圧胴上での保護膜剥離を容易ならしめ
るため、ルーレット等により保護M@縁部を擦過し、保
護膜と感光性層との接着力を弱めてもよい。
本発明は、本発明の画像形成装置において、露光胴に保
護膜を内面として画像形成材料および原画の順に積層し
て添着し、画像露光した積層体から原画を剥離した後、
画像形成材料を露光胴の回転により露光胴と圧胴とから
形成されたニップに導入して圧胴に保持させ、ついで画
像形成材料から保護膜を剥離した後、保護膜のない画像
形成材料を圧胴の回転により圧胴と転写胴と、から形成
されたニップに導入して感光性層に形成された画像を転
写胴に保持された画像受容体に転写する画像形成方法を
提供する。
本発明で使用する画像受容体は、アート紙、コート紙、
上質紙、フィルム等適宜任意の基材を選択することがで
きる。
本発明で使用する原画は、単色のブリプレスブルーフま
たは印刷物を得る場合には、単色用に製版されたフィル
ム(画像マスク)あるいは色分は等の機能のある透明な
ポリエチレンテレフタレートフィルムに遮光紙を固定し
た画像マスクでよく、多色のカラープルーフまたは印刷
物を得る場合には色分解された画像マスクである。
本発明で使用する画像形成材料は、支持体と、該支持体
の一方の面に形成された感光性層、および保護膜とから
なる。
支持体としては、熱、化学薬品、光等に安定であり、し
かも活性光線を透過する材料が好適である。例えば、セ
ルロースアセテート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ
イミド、ポリプロピレン等のフィルムまたはシートであ
る。特にポリエチレンテレフタレートのフィルムまたは
シートが、透明性、熱安定性および寸法安定性に優れて
おり、好ましい。
これらの支持体を、そのまま使用してもよく、また適当
な攬油性物質により離型処理をしておいてもよい、況油
性物質としては、シリコン樹脂、フッ素樹脂等を例示で
きる。
感光性層としては、 (a)  光重合性化合物および着色剤、(b)  光
重合性化合物、熱可塑性樹脂および着色剤 等の構成からなるが、さらに光重合開始剤、熱重合禁止
剤等を併用してもよい。
光重合性化合物としては、モノマー、オリゴマーおよび
プレポリマーから選ばれる少なくとも1種を使用する。
好ましくは熱可塑性樹脂を常温で可塑化できる化合物で
ある。
熱可塑性樹脂(有機重合体結合剤)としては、熱可塑性
で、光重合性化合物との相溶性に優れた光重合性を有し
ないポリマーが使用できる。
感光性層へ含有せしめる染料および/または顔料として
は、従来から知られているものが使用できる。一般に、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色相を有する
染料、顔料が望ましく、この他金属粉、白色顔料、蛍光
顔料等も使用できる。
カラープルーフ用としては、黄、紅、藍、墨があり、こ
れらの色相に合致する顔料または染料を選択して使用で
きる。
感光性層の膜厚は、0.5〜5μm程度あれば良く、適
性な塗布量は含有される染料および/または顔料によっ
て異なるが、0.5〜lOg/m2が適当である。
本発明で使用する保護膜としては、ポリエチレンフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、アセテート
フィルム等を例示できる。保護膜がポリエチレンフィル
ムである場合には、ポリエチレンフィルム自身が有する
M型性を利用してもよく、またフッ素樹脂、シリコン樹
脂のような離型剤を塗布してもよい。
本発明で用いることのあるトップシートは、活性光線透
過性の透明シートが好ましく、例えばポリエチレンテレ
フタレートフィルム等である。またこれらのシートは露
光胴への添着手段としてビンを用いる場合等には、ビン
等によりシートにかけられる負荷に耐える程度の厚みを
持たせることが必要である。
以下、実施例により本発明を説明する3例中、部は重量
部を、%は重量%を示す。
実施例1 ジアリルイソフタレートプレポリマー (大阪曹達(株)製ダイソーイソダップMn45000
)            21.23部ジペンタエリ
スリトールへキサアクリレートDPHA(日本化薬(株
)製)      7.08部付加重合開始剤 ベンゾ
フェノン   0.5部4.4ビス−ジエチルアミノベ
ンゾフェノンEAB(保土谷化学(株)製      
0.17部ハイドロキノン         0.00
1部カーボンブラックMA−7(三菱化成工業(株)製
)               5.0部トルエン 
            38.0部メチルエチルケト
ン        40.0部の組成からなる感光性層
液を調整した。
この感光性層液を2軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フイルム(膜厚12μm)に乾、燥塗膜が2.4μmつ
となるように塗工し、次いで塗工面にポリエチレンフィ
ルム(保護膜)を添付し、画像形成材料を得た。
この画像形成材料を使用し、第1図に示す装置において
、露光胴に保護膜を露光胴側として画像形成材料、ポジ
フィルム、トップシートの順に積層して添着し、転写胴
にはアート紙を一保持させ、ポジフィルムは露光後トッ
プシートと共に手で剥離した。圧胴上における画像形成
材料からの保護膜分離は、円滑に進行し、得られた転写
画像は鮮明であった。
なお、露光胴と圧胴との間の線圧は3 k g / c
m、圧胴と転写胴との間の線圧は7 k g / c 
mであり、露光胴と圧胴とからなるニップへの画像形成
材料送り速度は60 c m7分、圧胴と転写胴とから
なるニップへの送り速度は50cm/分であり、転写胴
の画像受容体の表面温度は90℃であった。
実施PA2 実施例1のカーボンブラックの代わりに、リオノールイ
エローFG1310、カーミン7BFG4412、リオ
ノールブルーFG7330を用いて、それぞれの感光性
層液を作製した。
感光性層液を実施例1と同様の方法でポリエチレンテレ
フタレートフィルムに塗工し、ポリエチレンフィルムを
添付して画像形成材料を得た。初めにリオノールイエロ
ーF01310に対応する色分解したポジフィルムを画
像形成材料に重ね、第1図の装置を用いて実施例1と同
様の条件で、実施例1で得られた転写画像の上に重ねて
転写した0次いで残りの2色についても上記の操作を繰
り返し、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順に
網点画像を形成したカラープルーフを作製した。
得られたカラープルーフは鮮明であった。
実施例3 実施例1の画像形成材料を使用して、圧胴への移送時の
線圧5 k g / cm、転写時の線圧9kg/ c
 m 、転写胴の画像受容体の表面温度110℃とした
他は実施例1と同様にして画像露、光、移送、転写を行
ったところ、得られた転写物は通常の印刷物と全く同等
な仕上がりであった。
実施例4 実施例1の画像形成材料を使用して、圧胴への移送時の
線圧5 k g / c m 、転写時の線圧9kg/
 c m 、転写胴の画像受容体の表面温度110℃、
圧胴への移送時の回転速度100 c m7分、転写時
の回転速度90cm/分とした他は、実施例1と同様に
して画像露光、移送、転写を行ったところ、得られた転
写物は通常の印刷物と全く同等な仕上がりであった。
[発明の効果] 本発明によれば、特に印刷用本紙を利用するサーブリン
ト法において、実際の印刷物と同等の質感を有するカラ
ープルーフを、簡便、迅速に、かつ安定して提供できる
本発明は、オーバーレイ法にも適用できるばかりではな
く、数百部程度までの小部数印刷にも適用できる。
本発明によれば、得られた転写画像の品質が良好であり
、1回の転写で正像が得られ、露光−転写(さらには後
露光)を連続して実施でき、かつ見当合わせが容易であ
るから、熟練者の経験や勘に頼らなくとも安定した画像
が得られるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像形成装置の概略側面図であり、第
2図から第6図は露光胴に設けた添着手段の各種B様を
しめし、第7図および第8図は保護膜の端縁部にカット
を入れた状態を示す側面図である。 1・・・Uvランプ    3・・・露光胴4・・・保
護膜      5・・・画像形成材料9・・・原画 
     13・・・トップシート21・・・圧胴  
    25・・・転写胴27・・・画像受容体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体と、該支持体の一方の面に形成された感光性
    層、および保護膜とからなる画像形成材料を、原画と積
    層して画像露光し、未露光部の一部または全部を画像受
    容体に転写する装置において、該装置が露光用光源、露
    光胴、該露光胴に接触自在の圧胴および該圧胴に接触自
    在の転写胴を具備し、露光用光源を露光胴の半径方向外
    側に配置し、露光胴に原画および画像形成材料の積層体
    添着手段、圧胴に画像形成材料保持手段および転写胴に
    画像受容体保持手段を設け、露光胴表面で積層体から原
    画を剥離し、圧胴表面で画像形成材料から保護膜を剥離
    するようにしたことを特徴とする画像形成装置。 2、該積層体添着手段が画像形成材料上に原画を支持す
    るトップシートを露光胴に添着する手段と画像形成材料
    を露光胴に添着する手段とからなる請求項1記載の画像
    形成装置。 3、該積層体添着手段が原画を露光胴に添着する手段と
    画像形成材料を露光胴に添着する手段とからなる請求項
    1記載の画像形成装置。 4、該積層体添着手段が原画を画像形成材料上に添着す
    る手段と画像形成材料を露光胴に添着する手段とからな
    る請求項1記載の画像形成装置。 5、該積層体添着手段が積層体を把持する手段である請
    求項1記載の画像形成装置。 6、請求項1記載の画像形成装置において、露光胴に保
    護膜を内面として画像形成材料および原画の順に積層し
    て添着し、画像露光した積層体から原画を剥離した後、
    画像形成材料を露光胴の回転により露光胴と圧胴とから
    形成されたニップに導入して圧胴に保持させ、ついで画
    像形成材料から保護膜を剥離した後、保護膜のない画像
    形成材料を圧胴の回転により圧胴と転写胴とから形成さ
    れたニップに導入して感光性層に形成された画像を転写
    胴に保持された画像受容体に転写することを特徴とする
    画像形成方法。
JP16818289A 1989-06-29 1989-06-29 画像形成装置および画像形成方法 Pending JPH0333750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16818289A JPH0333750A (ja) 1989-06-29 1989-06-29 画像形成装置および画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16818289A JPH0333750A (ja) 1989-06-29 1989-06-29 画像形成装置および画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0333750A true JPH0333750A (ja) 1991-02-14

Family

ID=15863307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16818289A Pending JPH0333750A (ja) 1989-06-29 1989-06-29 画像形成装置および画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0333750A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993021564A1 (en) * 1992-04-13 1993-10-28 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Image transfer apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993021564A1 (en) * 1992-04-13 1993-10-28 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Image transfer apparatus
US5408297A (en) * 1992-04-13 1995-04-18 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Image transfer apparatus
USRE36212E (en) * 1992-04-13 1999-05-25 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Image transfer apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4376159A (en) Method of preparing matte finish color-proofing surprints
US5019860A (en) Apparatus for image formation and method of image formation
JPH01172957A (ja) 画像形成装置
JPH02123360A (ja) 画像形成材料
JPH0685085B2 (ja) 色校正用プレセンシタイズド(ps)シート
JPH0333750A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH03129354A (ja) 画像形成装置および重ね刷り方法
JPH081862Y2 (ja) 画像形成装置
JPH0215264A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH0296158A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2887312B2 (ja) 画像形成方法
JPH01172947A (ja) 画像形成材料
JPH0215259A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH0215262A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH0266553A (ja) 画像形成方法
JPH0215260A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH0215263A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2573705B2 (ja) 画像形成装置
JPH03129353A (ja) 画像形成用密着装置
JP2595355B2 (ja) 画像形成方法
JPH0786688B2 (ja) 画像形成装置
JPH03209480A (ja) 画像形成装置
JPH03107852A (ja) 画像形成方法
JP2629043B2 (ja) 画像形成材料
JPH0266554A (ja) 画像形成装置