JPH0317051B2 - - Google Patents
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- JPH0317051B2 JPH0317051B2 JP59247977A JP24797784A JPH0317051B2 JP H0317051 B2 JPH0317051 B2 JP H0317051B2 JP 59247977 A JP59247977 A JP 59247977A JP 24797784 A JP24797784 A JP 24797784A JP H0317051 B2 JPH0317051 B2 JP H0317051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- fixed
- louver
- movable
- rectifier
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/34—Nozzles; Air-diffusers
- B60H1/3414—Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction
- B60H1/3428—Nozzles; Air-diffusers with means for adjusting the air stream direction using a set of pivoting shutters and a pivoting frame
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/34—Nozzles; Air-diffusers
- B60H2001/3471—Details of actuators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車両の空気吹出口構造の改良に関す
る。
る。
乗用車をはじめとする各種車両には、第４図に
示すように、インストルメントパネル１の各所に
空気吹出口２を備え、空調装置や車体外部から取
り入れた空気を車室内に吹出すようにしたものが
あるが、このような空気吹出口２の従来の構造と
しては、例えば第５図および第６図に示すような
ものがある。この空気吹出口２は、インストルメ
ントパネル１に取付けられる枠体状のハウジング
３と、このハウジング３に回動可能に取付けられ
たルーバ４とで大略構成される。
示すように、インストルメントパネル１の各所に
空気吹出口２を備え、空調装置や車体外部から取
り入れた空気を車室内に吹出すようにしたものが
あるが、このような空気吹出口２の従来の構造と
しては、例えば第５図および第６図に示すような
ものがある。この空気吹出口２は、インストルメ
ントパネル１に取付けられる枠体状のハウジング
３と、このハウジング３に回動可能に取付けられ
たルーバ４とで大略構成される。
上記ルーバ４はボツクス形状を有し、その開口
端部に上下方向に複数段配設された固定整流板７
を一体形成したルーバ本体６と、固定整流板７の
後方において、左右方向に複数枚配設された可動
整流板８（第５図では二枚だけを示している）と
で構成されており、この可動整流板８は上下に突
出した支持軸９ａ，９ｂによつてルーバ本体６の
上下壁１０ａ，１０ｂに回動可能に支持されてい
る。上記ルーバ本体６は、その側壁１１ａ，１１
ｂから突出させた支持軸１２ａ，１２ｂ（図面で
は１２ｂのみ示すによつてハウジング３の側壁１
３ａ，１３ｂに回動可能に支持されており、また
可動整流板８は連結杆１４によつて後端の支柱１
５が連結されていて、可動整流板８の一つに後端
部が固定された操作ノブ５左右に動かすことで可
動整流板８全体の向きを変えることができる。
端部に上下方向に複数段配設された固定整流板７
を一体形成したルーバ本体６と、固定整流板７の
後方において、左右方向に複数枚配設された可動
整流板８（第５図では二枚だけを示している）と
で構成されており、この可動整流板８は上下に突
出した支持軸９ａ，９ｂによつてルーバ本体６の
上下壁１０ａ，１０ｂに回動可能に支持されてい
る。上記ルーバ本体６は、その側壁１１ａ，１１
ｂから突出させた支持軸１２ａ，１２ｂ（図面で
は１２ｂのみ示すによつてハウジング３の側壁１
３ａ，１３ｂに回動可能に支持されており、また
可動整流板８は連結杆１４によつて後端の支柱１
５が連結されていて、可動整流板８の一つに後端
部が固定された操作ノブ５左右に動かすことで可
動整流板８全体の向きを変えることができる。
従つて、このような従来の空気吹出口構造で
は、ルーバ４の前端部分に設けられる操作ノブ５
を上下動させることによつてルーバ４全体をハウ
ジング３に対して上下方向に回動させることがで
き、また操作ノブ５左右方向に動かすことによつ
て可動整流板８の向きを変えることができるた
め、この両方の整流板７，８の向きを適当に調整
することで空気吹出口から車室内に流出する風の
方向を自在に変え得るようになつている。尚、図
中、符号１６ａ，１６ｂはルーバ本体６の支持軸
１２ａ，１１ｂの嵌合溝、１７ａ，１７ｂは可動
整流板８の支持軸９ａ，９ｂの嵌合孔である（特
開昭58−214409号公報参照）。
は、ルーバ４の前端部分に設けられる操作ノブ５
を上下動させることによつてルーバ４全体をハウ
ジング３に対して上下方向に回動させることがで
き、また操作ノブ５左右方向に動かすことによつ
て可動整流板８の向きを変えることができるた
め、この両方の整流板７，８の向きを適当に調整
することで空気吹出口から車室内に流出する風の
方向を自在に変え得るようになつている。尚、図
中、符号１６ａ，１６ｂはルーバ本体６の支持軸
１２ａ，１１ｂの嵌合溝、１７ａ，１７ｂは可動
整流板８の支持軸９ａ，９ｂの嵌合孔である（特
開昭58−214409号公報参照）。
このような空気吹出口の構造では、操作ノブ５
がルーバ４の中央位置にある場合と、左右方向に
ずれた位置にある場合とでは、操作ノブ５のルー
バ４前端部分からの前方突出量が異なるので、左
右位置での操作性を考慮すれば、中央部の突出量
が大きくなり、乗員の邪魔になつたり見映えが低
下するなどの問題があるので、例えば、特開昭59
−18011号公報、特開昭59−18337号公報及び実開
昭59−11244号公報に見られるように、ハウジン
グの開口前端部に、上下方向に複数段並設された
水平可動整流板をそれぞれ回転自在に軸支し、こ
の水平可動整流板の後方には、上記従来技術と同
様左右方向に複数枚の垂直可動整流板を並設し
て、水平可動整流板の一つに操作ノブをスライド
自在に取付けて垂直可動整流板の向きが変えられ
るようにしたものがある。
がルーバ４の中央位置にある場合と、左右方向に
ずれた位置にある場合とでは、操作ノブ５のルー
バ４前端部分からの前方突出量が異なるので、左
右位置での操作性を考慮すれば、中央部の突出量
が大きくなり、乗員の邪魔になつたり見映えが低
下するなどの問題があるので、例えば、特開昭59
−18011号公報、特開昭59−18337号公報及び実開
昭59−11244号公報に見られるように、ハウジン
グの開口前端部に、上下方向に複数段並設された
水平可動整流板をそれぞれ回転自在に軸支し、こ
の水平可動整流板の後方には、上記従来技術と同
様左右方向に複数枚の垂直可動整流板を並設し
て、水平可動整流板の一つに操作ノブをスライド
自在に取付けて垂直可動整流板の向きが変えられ
るようにしたものがある。
しかしながら、上記従来の空気吹出し口の構造
では、水平可動整流板はそれぞれその両端で回動
自在に軸支されている関係上、水平可動整流板と
ハウジングとの取付は強固なものとは言えず、操
作ノブがスライド自在に取付けられ操作ノブを介
して操作力のかかる水平可動整流板の剛性が確保
できない。また、水平可動整流板と垂直可動整流
板とは回動方向が異なるため、水平可動整流板に
取付けられた垂直可動整流板を回動させる操作ノ
ブには、異なる回動方向に対応するため、薄肉ヒ
ンジにしたり、２分割にしたりと、構造が複雑に
なつてしまいコストが上がつたり、信頼性に欠け
るという問題がある。
では、水平可動整流板はそれぞれその両端で回動
自在に軸支されている関係上、水平可動整流板と
ハウジングとの取付は強固なものとは言えず、操
作ノブがスライド自在に取付けられ操作ノブを介
して操作力のかかる水平可動整流板の剛性が確保
できない。また、水平可動整流板と垂直可動整流
板とは回動方向が異なるため、水平可動整流板に
取付けられた垂直可動整流板を回動させる操作ノ
ブには、異なる回動方向に対応するため、薄肉ヒ
ンジにしたり、２分割にしたりと、構造が複雑に
なつてしまいコストが上がつたり、信頼性に欠け
るという問題がある。
そこで本発明の技術的課題は、操作ノブの突出
量を最小限に抑えると共に、操作ノブの取付けを
しつかりとするようにした点にある。
量を最小限に抑えると共に、操作ノブの取付けを
しつかりとするようにした点にある。
本発明は上記従来の技術的課題を解決するため
に、複数の固定整流板が一体的に並設されたルー
バ本体と、固定整流板の後方位置で該固定整流板
と略直交する方向に複数配設されルーバ本体に回
転自在に枢着されると共に、互いに連結杆により
連結された可動整流板とで格子状のルーバを構成
し、このルーバをハウジングの開口部に前記固定
整流板の延在方向と平行な軸を中心として回転す
るように装着すると共に、ルーバの前面に設けた
操作ノブによりルーバの回転角度及び可動整流板
の回転角度をそれぞれ調整してなる空気吹出構造
において、上記固定整流板の少なくともひとつに
前方に開口する断面略コ字形状のスライド溝部を
形成する一方、上記操作ノブを断面コ字状のつま
み部と、このつまみ部から後方に延びる脚部とで
構成し、つまみ部には上記固定整流板のスライド
溝部に挿入される上壁と、該固定整流板に隣接す
る他の固定整流板に弾性的に係合する下壁とを形
成してスライド溝に沿つて平行移動させると共
に、脚部と可動整流板との間には操作ノブの移動
に伴なつて可動整流板を回転させる連動手段を設
けたことを特徴とする車両の空気吹出口構造を手
段としている。
に、複数の固定整流板が一体的に並設されたルー
バ本体と、固定整流板の後方位置で該固定整流板
と略直交する方向に複数配設されルーバ本体に回
転自在に枢着されると共に、互いに連結杆により
連結された可動整流板とで格子状のルーバを構成
し、このルーバをハウジングの開口部に前記固定
整流板の延在方向と平行な軸を中心として回転す
るように装着すると共に、ルーバの前面に設けた
操作ノブによりルーバの回転角度及び可動整流板
の回転角度をそれぞれ調整してなる空気吹出構造
において、上記固定整流板の少なくともひとつに
前方に開口する断面略コ字形状のスライド溝部を
形成する一方、上記操作ノブを断面コ字状のつま
み部と、このつまみ部から後方に延びる脚部とで
構成し、つまみ部には上記固定整流板のスライド
溝部に挿入される上壁と、該固定整流板に隣接す
る他の固定整流板に弾性的に係合する下壁とを形
成してスライド溝に沿つて平行移動させると共
に、脚部と可動整流板との間には操作ノブの移動
に伴なつて可動整流板を回転させる連動手段を設
けたことを特徴とする車両の空気吹出口構造を手
段としている。
本発明にかかる空気吹出口構造は、操作ノブの
取付けられる固定整流板がルーバ本体に一体的に
形成されて、その剛性を確保している。また、操
作ノブは、ルーバ本体に対して前面から嵌め込む
ようにして取付けられ、かつ隣接する二つの固定
整流板に跨がつて取付けられるため、これら二つ
の固定整流板に操作ノブにかかる力を分散させる
ことができる。
取付けられる固定整流板がルーバ本体に一体的に
形成されて、その剛性を確保している。また、操
作ノブは、ルーバ本体に対して前面から嵌め込む
ようにして取付けられ、かつ隣接する二つの固定
整流板に跨がつて取付けられるため、これら二つ
の固定整流板に操作ノブにかかる力を分散させる
ことができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図および第２図に示す実施例において、空
気吹出口の基本的構造は従来と同様に、インスト
ルメントパネル１の開口に嵌め込み固定される枠
体状のハウジング２０と、このハウジング２０に
回動可能に取付けられたルーバ２１とで大略構成
される。
気吹出口の基本的構造は従来と同様に、インスト
ルメントパネル１の開口に嵌め込み固定される枠
体状のハウジング２０と、このハウジング２０に
回動可能に取付けられたルーバ２１とで大略構成
される。
そして、上記ルーバ２１は、ボツクス形状を有
し、かつその開口前端部に上下方向に複数段配設
された固定整流板２４を一体形成したルーバ本体
２３と、固定整流板２４の後方において左右方向
に配設される複数枚の可動整流板２５とで構成さ
れるが、上から二段目位置にある固定整流板２４
ａは前方に向けて断面略コ字上に形成されてお
り、左右水平方向に延びるスライド溝部２６を下
側に有している。
し、かつその開口前端部に上下方向に複数段配設
された固定整流板２４を一体形成したルーバ本体
２３と、固定整流板２４の後方において左右方向
に配設される複数枚の可動整流板２５とで構成さ
れるが、上から二段目位置にある固定整流板２４
ａは前方に向けて断面略コ字上に形成されてお
り、左右水平方向に延びるスライド溝部２６を下
側に有している。
また、可動整流板２５は上下に突出した支持軸
２７ａ，２７ｂによつてルーバ本体２３の上下壁
２８ａ，２８ｂに回動可能に支持されている他、
連結杆２９によつて後端上部に設けられた支柱３
０が連結されていて、可動整流板２５の一つに取
付けられた操作ノブ２２によつて全体が同一の動
きをするが、上記操作ノブ２２が取付けられる中
央部の可動整流板２５′にはその前側中央部分に
後方に延びる切欠部３１が形成されており、この
切欠部３１の前端部には上下をつなぐスライドピ
ン３２が設けられている。尚、図中符号４０ａ，
４０ｂはルーバ本体２３の側壁４１ａ，４１ｂか
ら突出させた支持軸４２ａ，４２ｂ（図面では４
２ｂのみ示す）の嵌合溝、４３ａ，４３ｂは可動
整流板２５の支持軸２７ａ，２７ｂの嵌合溝であ
る。
２７ａ，２７ｂによつてルーバ本体２３の上下壁
２８ａ，２８ｂに回動可能に支持されている他、
連結杆２９によつて後端上部に設けられた支柱３
０が連結されていて、可動整流板２５の一つに取
付けられた操作ノブ２２によつて全体が同一の動
きをするが、上記操作ノブ２２が取付けられる中
央部の可動整流板２５′にはその前側中央部分に
後方に延びる切欠部３１が形成されており、この
切欠部３１の前端部には上下をつなぐスライドピ
ン３２が設けられている。尚、図中符号４０ａ，
４０ｂはルーバ本体２３の側壁４１ａ，４１ｂか
ら突出させた支持軸４２ａ，４２ｂ（図面では４
２ｂのみ示す）の嵌合溝、４３ａ，４３ｂは可動
整流板２５の支持軸２７ａ，２７ｂの嵌合溝であ
る。
一方、操作ノブ２２は断面略コ字状に形成され
たつまみ部３３と、このつまみ部３３の前壁３４
裏面側から後方に延びる脚部３５とで構成されて
おり、つまみ部３３の上壁３６ａと脚部３５との
間、および下壁３６ｂと脚部３５との間にはそれ
ぞれ補強用のリブ３７ａ，３７ｂが設けられてい
る。また、脚部３５の後端部は二股状になつてい
て、上記スライドピン３２が移動し得るガイド溝
３８が形成されていて、スライドピン３２とガイ
ド溝３８とが操作ノブ２２と可動整流板２５′を
連結する連動手段を構成している。さらに、脚部
３５中央部には操作ノブ２２取付後の抜止用係止
突起３９ａ，３９ｂが上下面に一体形成される。
尚、上記脚部３５可動整流板２５′の切欠部３１
内を動き得る大きさに形成されている。
たつまみ部３３と、このつまみ部３３の前壁３４
裏面側から後方に延びる脚部３５とで構成されて
おり、つまみ部３３の上壁３６ａと脚部３５との
間、および下壁３６ｂと脚部３５との間にはそれ
ぞれ補強用のリブ３７ａ，３７ｂが設けられてい
る。また、脚部３５の後端部は二股状になつてい
て、上記スライドピン３２が移動し得るガイド溝
３８が形成されていて、スライドピン３２とガイ
ド溝３８とが操作ノブ２２と可動整流板２５′を
連結する連動手段を構成している。さらに、脚部
３５中央部には操作ノブ２２取付後の抜止用係止
突起３９ａ，３９ｂが上下面に一体形成される。
尚、上記脚部３５可動整流板２５′の切欠部３１
内を動き得る大きさに形成されている。
上記操作ノブ２２はルーバ２１の前面側から取
付けられるが、この場合、上記二段目の固定整流
板２４ａとその下段の固定整流板２４ｂとの隙間
にその脚部３５を挿入し、可動整流板２５′のス
ライドピン３２をガイド溝３８で挟み込む。ま
た、つまみ部３３の上壁３６ａの後縁部を固定整
流板２４ａのスライド溝部２６に嵌合すると共
に、上壁３６ａと脚部３５の上面とで固定整流板
２４ａのスライド溝部２６の下縁を上下から挟み
込み、さらに下壁３６ｂと脚部３５とで固定整流
板２４ｂを上下から挟み込み、係止突起３９ａ，
３９ｂを固定整流板２４ａと２４ｂの隙間に圧入
係止し、操作ノブ２２の脱落を防止する。
付けられるが、この場合、上記二段目の固定整流
板２４ａとその下段の固定整流板２４ｂとの隙間
にその脚部３５を挿入し、可動整流板２５′のス
ライドピン３２をガイド溝３８で挟み込む。ま
た、つまみ部３３の上壁３６ａの後縁部を固定整
流板２４ａのスライド溝部２６に嵌合すると共
に、上壁３６ａと脚部３５の上面とで固定整流板
２４ａのスライド溝部２６の下縁を上下から挟み
込み、さらに下壁３６ｂと脚部３５とで固定整流
板２４ｂを上下から挟み込み、係止突起３９ａ，
３９ｂを固定整流板２４ａと２４ｂの隙間に圧入
係止し、操作ノブ２２の脱落を防止する。
従つて、上記実施例にあつては、ルーバ２１の
前端部分に配設した操作ノブ２２を上下動させる
ことによつて、従来と同様、ルーバ２１全体をハ
ウジング２０に対して上下方向に回動させること
ができる。また、第２図および第３図に示すよう
に、操作ノブ２２のつまみ部３３を左右方向に動
かすと、固定整流板２４ａのスライド溝部２６に
ガイドされて水平方向にスライド移動するが、こ
のとき可動整流板２５は上下の支持軸２７ａ，２
７ｂによつてルーバ本体２３に回動可能に支持さ
れているために、ガイド溝３８に拘束されるスラ
イドピン３２の追従が可能となる。そして、操作
ノブ２２の移動に伴なつて、スライドピン３２は
ガイド溝３８内を次第に後方へ移動し、可動整流
板２５の傾きを強くする。
前端部分に配設した操作ノブ２２を上下動させる
ことによつて、従来と同様、ルーバ２１全体をハ
ウジング２０に対して上下方向に回動させること
ができる。また、第２図および第３図に示すよう
に、操作ノブ２２のつまみ部３３を左右方向に動
かすと、固定整流板２４ａのスライド溝部２６に
ガイドされて水平方向にスライド移動するが、こ
のとき可動整流板２５は上下の支持軸２７ａ，２
７ｂによつてルーバ本体２３に回動可能に支持さ
れているために、ガイド溝３８に拘束されるスラ
イドピン３２の追従が可能となる。そして、操作
ノブ２２の移動に伴なつて、スライドピン３２は
ガイド溝３８内を次第に後方へ移動し、可動整流
板２５の傾きを強くする。
このように、上記実施例における操作ノブ２２
は、複数の固定整流板２４が一体形成されたボツ
クス形状のルーバ本体２３の中段に形成された固
定整流板２４ａの前方に向けて断面略コ字形状に
形成したスライド溝部２６に嵌合させて平行移動
に取付けたので、剛性の高い固定整流板２４ａに
取付けられ、操作ノブ２２の取付剛性が確保でき
るとともに、操作ノブ２２は固定整流板２４ａの
スライド溝部２６に嵌合させてルーバ本体２３の
前面から簡単に取付けられる。
は、複数の固定整流板２４が一体形成されたボツ
クス形状のルーバ本体２３の中段に形成された固
定整流板２４ａの前方に向けて断面略コ字形状に
形成したスライド溝部２６に嵌合させて平行移動
に取付けたので、剛性の高い固定整流板２４ａに
取付けられ、操作ノブ２２の取付剛性が確保でき
るとともに、操作ノブ２２は固定整流板２４ａの
スライド溝部２６に嵌合させてルーバ本体２３の
前面から簡単に取付けられる。
また、操作ノブ２２のつまみ部３３は、上壁３
６ａ、下壁３６ｂ、前壁３４からなる断面略コ字
形状に形成されており、この上壁３６ａの後縁部
がスライド溝部２６に嵌合して、操作ノブ２２は
このスライド溝部２６とこのスライド溝部２６が
形成された固定整流板２４ａに隣接する固定整流
板２４ｂとに跨がつて平行移動可能に取付けられ
ているので、操作ノブ２２にかかる力を二つの固
定整流板２４ａ，２４ｂに分散して伝えることが
できる。
６ａ、下壁３６ｂ、前壁３４からなる断面略コ字
形状に形成されており、この上壁３６ａの後縁部
がスライド溝部２６に嵌合して、操作ノブ２２は
このスライド溝部２６とこのスライド溝部２６が
形成された固定整流板２４ａに隣接する固定整流
板２４ｂとに跨がつて平行移動可能に取付けられ
ているので、操作ノブ２２にかかる力を二つの固
定整流板２４ａ，２４ｂに分散して伝えることが
できる。
更に、操作ノブ２２の前壁３４の裏面から後方
に延びた脚部３５が、操作ノブ２２の上壁３６ａ
とで固定整流板２４ａのスライド溝部２６の下縁
を挟むと共に、下壁３６ｂとで隣接する固定整流
板２４ｂを挟んでおり、また、操作ノブ２２の上
壁３６ａ、脚部３５、下壁３６ｂと固定整流板２
４ａ，２４ｂとが各々互い違いに配設される構造
であるため、上記操作ノブ２２にかかる力をより
確実に二つの固定整流板２４ａ，２４ｂに分散し
て伝えることができ、操作ノブ２２の取付け剛性
をより一層高いものにすることができる。
に延びた脚部３５が、操作ノブ２２の上壁３６ａ
とで固定整流板２４ａのスライド溝部２６の下縁
を挟むと共に、下壁３６ｂとで隣接する固定整流
板２４ｂを挟んでおり、また、操作ノブ２２の上
壁３６ａ、脚部３５、下壁３６ｂと固定整流板２
４ａ，２４ｂとが各々互い違いに配設される構造
であるため、上記操作ノブ２２にかかる力をより
確実に二つの固定整流板２４ａ，２４ｂに分散し
て伝えることができ、操作ノブ２２の取付け剛性
をより一層高いものにすることができる。
尚、本実施例では、操作ノブ２２の上壁３６ａ
を固定整流板２４ａのスライド溝部２６に、下壁
３６ｂを固定整流板２４ｂに係合させているが、
本発明はこれに限るものではなく、操作ノブ２２
の上壁３６ａを固定整流板２４ａの上部にある固
定整流板２４に、下壁３６ｂを固定整流板２４ａ
のスライド溝部２６に係合させるようにしても良
いことは言うまでもない。また、本実施例では、
脚部３５を上壁２４ａと下壁２４ｂとの間に形成
したが、脚部３５は上壁２４ａ又は下壁２４ｂか
ら一体的に延設してもよい。
を固定整流板２４ａのスライド溝部２６に、下壁
３６ｂを固定整流板２４ｂに係合させているが、
本発明はこれに限るものではなく、操作ノブ２２
の上壁３６ａを固定整流板２４ａの上部にある固
定整流板２４に、下壁３６ｂを固定整流板２４ａ
のスライド溝部２６に係合させるようにしても良
いことは言うまでもない。また、本実施例では、
脚部３５を上壁２４ａと下壁２４ｂとの間に形成
したが、脚部３５は上壁２４ａ又は下壁２４ｂか
ら一体的に延設してもよい。
以上説明したように本発明に係る車両の空気吹
出口構造によれば、空気吹出口の前面に配設され
る装置ノブは、ルーバ本体に一体的に形成された
複数の固定整流板の少なくともひとつにスライド
溝部を形成して、このスライド溝部を形成した固
定整流板とこの固定整流板と隣接する固定整流板
とに跨がつて平行移動可能に取付せられているの
で、車室内への突出量を最少限に抑えることがで
きて、乗員の邪魔になることもなく、外観品質の
向上にも繋がる。また、操作ノブにかかる力を二
つの固定整流板に分散して伝えることができ、操
作ノブの取付剛性はしつかりしたものとなる。更
に前面から簡単に取付けられることができるた
め、作業性が非常に良い。
出口構造によれば、空気吹出口の前面に配設され
る装置ノブは、ルーバ本体に一体的に形成された
複数の固定整流板の少なくともひとつにスライド
溝部を形成して、このスライド溝部を形成した固
定整流板とこの固定整流板と隣接する固定整流板
とに跨がつて平行移動可能に取付せられているの
で、車室内への突出量を最少限に抑えることがで
きて、乗員の邪魔になることもなく、外観品質の
向上にも繋がる。また、操作ノブにかかる力を二
つの固定整流板に分散して伝えることができ、操
作ノブの取付剛性はしつかりしたものとなる。更
に前面から簡単に取付けられることができるた
め、作業性が非常に良い。
第１図は本発明に係る空気吹出口構造の分解斜
視図、第２図は空気吹出口構造の第１図中−
線断面相当図、第３図は操作ノブの作動図、第４
図は空気吹出口の配設個所を示すインストルメン
トパネルの前面斜視図、第５図は従来の空気吹出
口構造の分解斜視図、第６図は第５図中−線
断面相当図、第７図は従来における操作ノブの作
動図である。 ３，２０……ハウジング、４，２１……ルー
バ、５，２２……操作ノブ、２４……固定整流
板、２５……可動整流板、３２……スライドピン
（連動手段）、３８……ガイド溝（連動手段）。
視図、第２図は空気吹出口構造の第１図中−
線断面相当図、第３図は操作ノブの作動図、第４
図は空気吹出口の配設個所を示すインストルメン
トパネルの前面斜視図、第５図は従来の空気吹出
口構造の分解斜視図、第６図は第５図中−線
断面相当図、第７図は従来における操作ノブの作
動図である。 ３，２０……ハウジング、４，２１……ルー
バ、５，２２……操作ノブ、２４……固定整流
板、２５……可動整流板、３２……スライドピン
（連動手段）、３８……ガイド溝（連動手段）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 複数の固定整流板が一体的に並設されたルー
バ本体と、固定整流板の後方位置で該固定整流板
と略直交する方向に複数配設されルーバ本体に回
転自在に枢着されると共に、互いが連結杆により
連結された可動整流板とで格子状のルーバを構成
し、 このルーバをハウジングの開口部に前記固定整
流板の延在方向と平行な軸を中心として回転する
ように装着すると共に、ルーバの前面に設けた操
作ノブによりルーバの回転角度及び可動整流板の
回転角度をそれぞれ調整してなる空気吹出口構造
において、 上記固定整流板の少なくともひとつに前方に開
口する断面略コ字形状のスライド溝部を形成する
一方、 上記操作ノブを断面コ字状のつまみ部と、この
つまみ部から後方に延びる脚部とで構成し、 つまみ部には上記固定整流板のスライド溝部に
挿入される上壁と、該固定整流板に隣接する他の
固定整流板に弾性的に係合する下壁とを形成して
スライド溝に沿つて平行移動させると共に、 脚部と可動整流板との間には操作ノブの移動に
伴なつて可動整流板を回転させる連動手段を設け
たことを特徴とする車両の空気吹出口構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59247977A JPS61128058A (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 車両の空気吹出口構造 |
| US06/797,005 US4665804A (en) | 1984-11-26 | 1985-11-12 | Ventilator nozzle structure for automotive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59247977A JPS61128058A (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 車両の空気吹出口構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61128058A JPS61128058A (ja) | 1986-06-16 |
| JPH0317051B2 true JPH0317051B2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=17171361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59247977A Granted JPS61128058A (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 車両の空気吹出口構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4665804A (ja) |
| JP (1) | JPS61128058A (ja) |
Families Citing this family (45)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62178838A (ja) * | 1986-02-03 | 1987-08-05 | Nissan Motor Co Ltd | 吹出口装置 |
| JPH0725258B2 (ja) * | 1987-05-27 | 1995-03-22 | 日産自動車株式会社 | 自動車用ベンチレ−タ |
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| JPS4740855Y1 (ja) * | 1970-03-30 | 1972-12-11 | ||
| US3680470A (en) * | 1970-10-15 | 1972-08-01 | Dynaplastics Inc | Louver with a reduced turning radius |
| GB1375823A (ja) * | 1971-12-29 | 1974-11-27 | ||
| DE2814191A1 (de) * | 1978-04-03 | 1979-10-04 | Volkswagenwerk Ag | Luftausstroemer, insbesondere fuer die belueftung eines kraftfahrzeuginnenraums |
| JPS5918011A (ja) * | 1982-07-22 | 1984-01-30 | Nissan Motor Co Ltd | ベンチレ−タグリル |
-
1984
- 1984-11-26 JP JP59247977A patent/JPS61128058A/ja active Granted
-
1985
- 1985-11-12 US US06/797,005 patent/US4665804A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4665804A (en) | 1987-05-19 |
| JPS61128058A (ja) | 1986-06-16 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |