JP3314045B2 - 風向調整装置 - Google Patents

風向調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や航空機な
どの乗り物或いは家屋内などに配される空気調整装置を
介して温度や湿度を調整された空気或いは換気のための
空気などを吹き出す吹き出し装置に支持されてなり、該
空気、つまり風の吹き出す向きを調整する風向調整装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の風向調整装置としては、特開平8
ー327133号公報或いは実開昭52ー83141号
公報に示すようなものがある。
【0003】前者は、上流側に空気調整装置或いは空気
取り入れ口などがあり、該空気調整装置或いは空気取り
入れ口などにダクトが連通されてなり、該ダクトの下流
側に中空状のケースが連通されてなり、該ケースの室内
側の開口から空気が吹き出されるように構成されてい
る。該ケースの内部には、上流側に支軸によって回転自
在に支持されて風量をゼロから適宜の量に調節できるダ
ンパーが配され、該ダンパーの下流側に同じく支軸によ
って回転自在に支持されて流入された空気の流れ角度を
変更可能なるハウジングが配されている。そして、前記
ダンパー及びハウジングを回転制御する制御手段が適宜
の位置に配されている。
【0004】後者は、上流側に空気調整装置或いは空気
取り入れ口などがあり、該空気調整装置或いは空気取り
入れ口などにダクトが連通されてなり、該ダクトの下流
側に中空状のケースが連通されてなり、該ケースの室内
側の開口から空気が吹き出されるように構成されている
までは、前者と同じである。該ケースの内部には、回転
自在に軸支されることで前記ダクトを介して流入された
空気の流れ角度を変更可能なると共に該風量をゼロから
適宜の量に調節できるベンチレータアセンブリが配され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の風向調整装置では、前者は、ダンパーとハウジン
グとを収納できる奥行きがケースに必要であり、ケース
全体が長くなって、配設位置の自由度の制約や風向調整
装置全体の重量が増加するという課題がある。また、後
者は、かかる課題は無いものの、ベンチレータアセンブ
リでもって空気の量をゼロにするためには、ベンチレー
タアセンブリの周りにフェルト材が必要になり、常にフ
ェルト材が密接しているベンチレータアセンブリに操作
力を加えるためには大きな操作力を必要とし、操作力軽
減が求められている。
【0006】本発明は、このような従来の課題を考慮し
てなされたものであり、ケース全体の長さを短くするこ
とができ、風量調整手段の操作力を軽減できる風向調整
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ダクト側に連通されてなると共
に室内側に開口されてなる中空状のケースと、該ケース
の内部に回転自在に軸支されることで前記ダクトを介し
て流入された空気の流れ角度を変更可能なるハウジング
と、該ハウジングを回転制御する制御手段とを少なくと
も備えてなる風向調整装置において、前記制御手段は、
前記ケースの開口に前記ハウジングの周壁を当接させて
該ケース内の空気の流れを阻止するように、該ハウジン
グを移動可能なるように構成されてなることを特徴とす
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の風向
調整装置であって、前記制御手段は、前記ケースに回転
自在に軸支されてなる操作手段と、該操作手段及び前記
ハウジングに両端部が回転自在に連結されてなると共に
前記ケースに形成された偏心カムに沿って回動可能なる
連結アームとより構成されてなることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項2に記載の風向
調整装置であって、前記偏心カムは、前記ケースの開口
と前記ハウジングの周壁との間に所定の間隙を形成して
なる第1面部と、前記ケースの開口と前記ハウジングの
周壁との間を密接するようにガイドする第2面部とより
形成されてなることを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項3に記載の風向
調整装置であって、前記ケースには、前記偏心カムの第
2面部に隣接する位置に、前記連結アームを押圧せしめ
るガイドリブの押圧面が形成されてなることを特徴とす
る。
【0011】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3
何れかに記載の風向調整装置であって、前記ハウジング
の移動方向は、前記ケースの吹き出し側であることを特
徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3
何れかに記載の風向調整装置であって、前記ハウジング
の移動方向は、前記ケースの吸い込み側であることを特
徴とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、前記制御手段
は、前記ケースの開口に前記ハウジングの周壁を当接さ
せて該ケース内の空気の流れを阻止するように、該ハウ
ジングを移動可能なるように構成されてなるため、ダン
パーが不要になる分、ケース全体の長さを短くすること
ができる。また、フェルト材などの抵抗に打ち勝つ必要
が無い分、風量調整手段の操作力を軽減できる。
【0014】請求項2の発明によれば、前記制御手段
は、前記ケースに回転自在に軸支されてなる操作手段
と、該操作手段及び前記ハウジングに両端部が回転自在
に連結されてなると共に前記ケースに形成された偏心カ
ムに沿って回動可能なる連結アームとより構成されてな
るため、該操作手段を操作すると、連結アームが偏心カ
ムに沿って移動されるので、ハウジングが位置を変える
ことができ、偏心カムにガイドされて移動させるハウジ
ングの位置により、ケース内の空気の流れを阻止したり
ケース外へ流れ出るように選択される。
【0015】請求項3の発明によれば、前記偏心カム
は、前記ケースの開口と前記ハウジングの周壁との間に
所定の間隙を形成してなる第1面部と、前記ケースの開
口と前記ハウジングの周壁との間を密接するようにガイ
ドする第2面部とより形成されてなるため、該第1、第
2面部の何れかに前記連結アームの端部が位置すること
によって、ハウジングが確実に移動されることになる。
また、常時連結アームは、第1面部上にあり、第2面部
に移動させる時には面が相違したことによるクリック感
を操作者に与えることになる。
【0016】請求項4の発明によれば、前記ケースに
は、前記偏心カムの第2面部に隣接する位置に、前記連
結アームを押圧せしめるガイドリブの押圧面が形成され
てなるため、ハウジングを確実に押圧して、ケースとの
間に隙間が生じないようにすることになる。
【0017】請求項5の発明によれば、前記ハウジング
の移動方向は、前記ケースの吹き出し側であるため、ケ
ースとの間に隙間が生ぜず、ケースと一体感を与えるほ
か、ケースの開口を介して侵入するおそれのある埃が侵
入しないことになる。
【0018】請求項6の発明によれば、前記ハウジング
の移動方向は、前記ケースの吸い込み側であるため、操
作者には見えない奥側での開口との接触であるので、該
接触部の形状の自由度が増すことになる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は、本発明の一実施
形態の風向調整装置である。
【0020】符号1は、風向調整装置であって、該風向
調整装置1は、インストルメントパネル2のセンターコ
ンソールパネル3に保持される。符号4は、該センター
コンソールパネル3に突出されてなる自動変速機などの
変速ギア操作手段である。
【0021】前記風向調整装置1は、ダクト5側に連通
されてなると共に室内6側に左右に長い開口10、10
が形成されてなる中空状のケース7と、該ケース7の該
開口10、10に対応した内部に収納されると共に該ケ
ース7の側壁に形成された前後に長い長孔11bそれぞ
れにボス8bが回転自在且つ前後移動自在に軸支される
ことで前記ダクト5を介して流入された空気Aの流れ角
度を変更可能なるハウジング8、8と、該ハウジング
8、8を回転制御する制御手段9、9とを少なくとも備
えてなる。前記長孔11bの長尺方向は、ハウジング8
を図6に示す位置にした時に、後述する第1アーム28
の突起30と回転中心を結んだ角度と同方向或いは水平
方向に設定している。
【0022】前記ケース7は、前記ダクト5が係合され
る左右に長い中空状のケース本体11と、該ケース本体
11の上下面に形成された爪11aそれぞれに係合され
る爪受け12aがそれぞれ形成されてなるフィニッシャ
12とよりなり、該ケース本体11とフィニッシャ12
とが一体化されて、適宜の手段により前記インストルメ
ントパネル2のセンターコンソールパネル3に支持され
ている。
【0023】前記ハウジング8は、図2又は図4に示す
上側及び下側の周壁8aがそれぞれ外側に迫り出した円
弧状をなすと共に空気Aの流れが可能な中空部8cが形
成されてなるハウジング本体13と、該ハウジング本体
13の中空部8c内に支軸14a、14bにより図3に
おける左右方向に回転自在なるようにそれぞれが支持さ
れてなる複数のルーバー14と、該ルーバー14の何れ
か一方のフィニッシャ12側の端部に支持されてなるノ
ブ15を左右何れかに動かすことによって他のルーバー
14も同じ方向を向くように連結したリンク16とより
なる。尚、図2及び図3では前記ノブ15及びリンク1
6の図示を省略したが、何れも周知の構造であるので、
煩雑になる説明を割愛したものである。
【0024】制御手段9は、図6に示すように、前記ケ
ース7の開口10に前記ハウジング8の周壁8aを当接
させて該ケース7内の空気Aの流れを阻止するように、
該ハウジング8を移動可能なるように構成されてなる。
【0025】より詳細に前記制御手段9を説明すると、
該制御手段9は、前記ケース7のフィニッシャ12の開
口部12bから室内6側に露出されてなると共に支持手
段12cに回転自在にブッシュ21を介してビス22に
より軸支されてなる操作手段としてのダイヤル20と、
該ダイヤル20及び前記ハウジング8に両端部が回転自
在に連結されてなると共に前記ケース本体11に形成さ
れた偏心カム23に沿って回動可能なる連結アーム24
とより構成されてなる。
【0026】前記偏心カム23は、図5及び図7に示す
ように、前記ケース7の開口10と前記ハウジング8の
周壁8aとの間に所定の間隙25を形成してなる状態に
保持できる第1面部26と、前記ケース7の開口10と
前記ハウジング8の周壁8aとの間を密接するようにガ
イドする第2面部27とより連続的に形成されてなる。
即ち、該第2面部27は、前記第1面部26の形成され
たハウジング8の角穴8dを中心とする円弧の半径より
少ない寸法で形成されている面である。符号33は、ケ
ース本体11に形成されてなるガイドリブであり、ハウ
ジング8の角穴8dを中心とする半径Rの円弧で一様に
形成されている部位から前記第2面部27に対向した隣
接する位置で、該第2面部27と同様に前記円弧の軌跡
内に寸法33b分だけ入り込む押圧面33aが形成され
てなる。
【0027】前記連結アーム24は、前記ハウジング8
のボス8bに形成された角穴8dに密接状態で係合され
る角状のボス28aが一端部に形成されてなる第1アー
ム28と、前記ダイヤル20より突出されてなると共に
前記第1アーム28の他端部に形成されてなる突起30
が係合されてなる長孔31が形成されてなる第2アーム
29とよりなる。符号32は、前記偏心カム23上をス
ライド可能なるガイド部である。また、符号28’は、
前記第1アーム28から突起30を削除した第1アーム
であって、図2に示すように、ハウジング8、8間に配
される。
【0028】本実施形態は、以上の構成よりなるから、
前記制御手段9は、前記ケース7の開口10に前記ハウ
ジング8の周壁8aを当接させて該ケース7内の空気A
の流れを阻止するように、該ハウジング8を移動可能な
るように構成されてなるため、ダンパーが不要になる
分、ケース7全体の長さ(前後寸法)を短くすることが
できる。また、フェルト材などの抵抗に打ち勝つ必要が
無い分、風量調整手段である制御手段9の操作力を軽減
できる。
【0029】前記制御手段9は、前記ケース7に回転自
在に軸支されてなるダイヤル20と、該ダイヤル20及
び前記ハウジング8に両端部が回転自在に連結されてな
ると共に前記ケース7に形成された偏心カム23に沿っ
て回動可能なる連結アーム24とより構成されてなるた
め、該ダイヤル20を操作すると、連結アーム24の第
2アーム29が回転をし、該回転によって長孔31中を
突起30が移動することで第1アーム28が回転をし、
該回転により角状のボス28aがボス8bの角穴8dを
介してハウジング8を回転させ、該回転に伴って第1ア
ーム28’が回転する。こうして、第1アーム28、2
8’それぞれのガイド部32が偏心カム23の第1面部
26に沿って移動されるので、ハウジング8が位置を変
えることができる。偏心カム23にガイドされて移動さ
せるハウジング8の位置により、図1の右側のハウジン
グ8のように、周壁8aが露出させる位置になると、周
壁8aでもって開口10との間の隙間が閉じられるの
で、空気Aが流れ出ない状態になっている。図1の左側
のハウジング8のように配すれば、ケース7内の空気A
の流れが、ケース7外へ流れ出るように選択される。
【0030】前記偏心カム23は、前記ケース7の開口
10と前記ハウジング8の周壁8aとの間に所定の間隙
25を形成するような曲面よりなる第1面部26と、前
記ケース7の開口10と前記ハウジング8の周壁8aと
の間を密接するようにガイドする第2面部27とより形
成されてなるため、該第1、第2面部26、27の何れ
かに前記連結アーム24の第1アーム28、28’の端
部としてのガイド部32が位置することによって、ハウ
ジング8が確実に移動されることになる。また、常時連
結アーム24の第1アーム28、28’のガイド部32
は、第1面部26上にあり、第2面部27に移動させる
時には、面が相違したことによるクリック感を操作者に
与えることになる。
【0031】前記ハウジング8の移動方向は、前記ケー
ス7の吹き出し側であるフィニッシャ12側であるた
め、ハウジング8の周壁8aがケース7の開口10を閉
じる時には、開口10との間に隙間25が生ぜず、ケー
ス7とハウジング8とが一体感を与えるほか、ケース7
の開口10を介してケース7内に侵入するおそれのある
埃が侵入しないことになる。
【0032】即ち、図5に示すように、フィニッシャ1
2の左右側に配されてなるダイヤル20を上下方向に動
かすと、ハウジング8が同方向に回動し、空気Aの流れ
の向きを変更させることができる。図1に示すように、
ノブ15を左右に動かすと、ハウジング8は動かず、ハ
ウジング8内に支持されているルーバー14が、同方向
に回動し、空気Aの流れの向きを変更させることができ
る。
【0033】そして、ガイド部32が、第1面部26上
をスライドしている状態から、更に、ダイヤル20を回
転させると、ガイド部32は、ガイドリブ33に略直線
状に形成されてなる押圧面33aによって押圧されて、
第2面部27上に移動される。つまり、この第1面部2
6から第2面部27に移動されることで、図5の二点鎖
線より実線で示す移動分だけハウジング8の角穴8dの
位置が、長孔11b内にあって、図5の右側に移動する
ことになり、かかる構成により、図6に示すように、ハ
ウジング8の周壁8aが開口10を閉じることになる。
【0034】図8乃至図10は、本発明の他の実施形態
の風向調整装置である。
【0035】この実施形態の風向調整装置35は、ケー
ス36を除いて、前記風向調整装置1と同じ構成である
ので、説明の煩雑さを避けるために、前記実施形態と異
なる事項についてのみ説明する。
【0036】この実施形態の最も前記実施形態と異なる
点は、前記ハウジング8の移動方向が、前記ケース36
の吸い込み側であることにある。
【0037】即ち、図8及び図9に示すように、前記ケ
ース36は、ケース本体37と、前記フィニッシャ12
とよりなる。該ケース本体37には、前記爪11a及び
前記長孔11bは、前記ケース本体11同様に形成され
ていて、更に、前記ハウジング8を収納可能なる寸法よ
りなる太筒部37aと、前記ダクト5より細いダクト5
aを支持可能なると共に絞り込み部37cでもって前記
太筒部37aより細い寸法よりなる細筒部37bとより
なる。該絞り込み部37cとハウジング8との間には、
隙間38が形成されている。
【0038】また、該細筒部37bの側壁には、偏心カ
ム39が形成されている。該偏心カム39は、前記図8
及び図10に示すように、前記ケース36のケース本体
37の絞り込み部37cと前記ハウジング8の周壁8a
との間の所定の間隙38を形成してなる状態に保持でき
る第1面部26と、前記ケース36のケース本体37の
絞り込み部37cと前記ハウジング8の周壁8aとの間
を密接するようにガイドする第2面部40とより連続的
に形成されてなる。即ち、該第2面部40は、前記第1
面部26の形成されたハウジング8の角穴8dを中心と
する円弧の半径Rより前記間隙38と同じ寸法41bだ
け前記円弧の半径Rの軌跡外へ盛り上がる形状に形成さ
れている。符号41は、ケース本体11に形成されてな
るガイドリブであり、符号41aで示す逃げ部を除いて
ハウジング8の角穴8dを中心とする半径Rの円弧で一
様に形成されている。
【0039】従って、この実施形態によれば、前記ハウ
ジング8の移動方向は、前記ケース36のケース本体3
7の吸い込み側、即ち細筒部37b側であるため、操作
者には見えない奥側での細筒部37bの開口との接触で
あるので、該接触部の形状の自由度が増すことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体の斜視図である。
【図2】背面からの全体分解斜視図である。
【図3】図1のSA−SA線に沿い且つ180度回転さ
せて示す断面図である。
【図4】図1のSB−SB線に沿った断面図である。
【図5】図3のSC−SC線に沿った側面図である。
【図6】図4のハウジングの位置を90度変更した図4
相当断面図である。
【図7】図6の状態の図5相当側面図である。
【図8】本発明の他の実施形態の図4相当断面図であ
る。
【図9】図8の図5相当側面図である。
【図10】図8のハウジングの位置を90度変更した図
8相当断面図である。
【図11】図10の状態の図9相当側面図である。
【符号の説明】
1、35 風向調整装置 5 ダクト 6 室内 7、36 ケース 8 ハウジング 8a ハウジングの周壁 9 制御手段 10 開口 11、37 ケース本体 23、39 偏心カム 24 連結アーム 26 第1面部 27、40 第2面部 28、28’ 第1アーム 29 第2アーム 30 突起 31 長孔 32 ガイド部 33、41 ガイドリブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34 F24F 13/15

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト側に連通されてなると共に室内側
    に開口されてなる中空状のケースと、該ケースの内部に
    回転自在に軸支されることで前記ダクトを介して流入さ
    れた空気の流れ角度を変更可能なるハウジングと、該ハ
    ウジングを回転制御する制御手段とを少なくとも備えて
    なる風向調整装置において、 前記制御手段は、前記ケースの開口に前記ハウジングの
    周壁を当接させて該ケース内の空気の流れを阻止するよ
    うに、該ハウジングを移動可能なるように構成されてな
    ることを特徴とする風向調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の風向調整装置であっ
    て、 前記制御手段は、前記ケースに回転自在に軸支されてな
    る操作手段と、該操作手段及び前記ハウジングに両端部
    が回転自在に連結されてなると共に前記ケースに形成さ
    れた偏心カムに沿って回動可能なる連結アームとより構
    成されてなることを特徴とする風向調整装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の風向調整装置であっ
    て、 前記偏心カムは、前記ケースの開口と前記ハウジングの
    周壁との間に所定の間隙を形成してなる第1面部と、前
    記ケースの開口と前記ハウジングの周壁との間を密接す
    るようにガイドする第2面部とより形成されてなること
    を特徴とする風向調整装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の風向調整装置であっ
    て、 前記ケースには、前記偏心カムの第2面部に隣接する位
    置に、前記連結アームを押圧せしめるガイドリブの押圧
    面が形成されてなることを特徴とする風向調整装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    風向調整装置であって、 前記ハウジングの移動方向は、前記ケースの吹き出し側
    であることを特徴とする風向調整装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    風向調整装置であって、 前記ハウジングの移動方向は、前記ケースの吸い込み側
    であることを特徴とする風向調整装置。
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