JPH0311654Y2 - - Google Patents

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JPH0311654Y2
JPH0311654Y2 JP9816584U JP9816584U JPH0311654Y2 JP H0311654 Y2 JPH0311654 Y2 JP H0311654Y2 JP 9816584 U JP9816584 U JP 9816584U JP 9816584 U JP9816584 U JP 9816584U JP H0311654 Y2 JPH0311654 Y2 JP H0311654Y2
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JP
Japan
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variable
grille
lever
blades
hole
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JP9816584U
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JPS6112812U (ja
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  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用空調装置の調和空気の空
気吹出口に関するものである。
(従来例) 空調装置の空気吹出口は、種々考案され、例え
ば実開昭58−153106号公報にあるように、ロツド
を前後方向に動かして筒体の形状を変化せしめる
方式があるが、全閉は可能であるが微調整ができ
ないし、また、ロツドの車室内側への突出があ
り、衝突時等の不測の際乗員に危険を及ぼす懸念
があつた。
また、当社出願の実開昭52−837号公報にあつ
ては、回転式のために、全開であつても固定側の
部分が大きく、かなりの通路抵抗となつていた。
(考案の目的) このため、この考案は、車室内側への突出をな
くすと共に、空気の吹出量を微調整できるように
することを目的とするものである。
(目的を達成するための手段) この考案の要旨は、円弧面を有する保持体内に
可変自在な可変グリル10を有し、この可変グリ
ル10には、2枚の可変ブレード13a,13b
が回動自在に設けられ、該可変ブレード13a,
13bを回動することで、可変グリル10の通孔
11の開口面積が変化されると共に、該可変ブレ
ード13a,13bにそれぜれ歯車15a,15
bを直角方向に形成し、この両歯車15a,15
bどうしを噛合させ、更に前面側につまみ21を
有する可変レバー17がその後面側で前記可変グ
リル10に設けられた変向用片12に回動自在に
設られ、この可変レバー17の動きにつれて従動
する従動部材16を前記可変ブレード13a,1
3bのどちらか一方に設けたことにある。
(目的の達成) したがつて、可変レバーの動きが左右方向とな
るし、また可変レバーを動かすことで、2枚の可
変ブレードが回動され、この結果可変グリルの通
孔の開口面積が任意に変化されることで、前記目
的が達成できるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図において、車体に取付られる空気吹出口の取
付板1は、その四角に4ヶ所ねじ孔2が形成さ
れ、該ねじ孔2を介して図示されないねじで車室
内側に面するように所定の所に取付られる。空気
吹出口の取付板1には、この実施例では、2個の
吹出口3,3が設けられており、反車室内側に円
筒状の筒部4が形成され、その筒部4には、下記
する保持体6が嵌挿されている。筒部4の端には
数ヶ所に係合片5が形成されて、下記する保持体
6が脱落するのを防いでいる。
保持体6は、円筒形をなし、外面には、前記係
合片5が係合する数個の凹部7が形成されてい
る。この保持体6の内側に、球面上の摺動面8が
形成され、下記する可変グリル10が回動自在に
嵌挿されている。なお、摺動面8には、音の発生
の防止やすべりやすくなる目的でフエルト9が糊
着されている。
可変グリル10は、中央に通孔11を有する円
筒状の部材で、その外面は前記保持体6の摺動面
8に対応した形状となつており、前記保持体6内
を回動自在となつている。この可変グリル10
は、その前方(車室内に面する側)に細い板状の
部材より成る縦方向及び横方向の板12a,12
b及び可変グリル10の通孔11と同心円状の円
形板12cとより成る変向用片12が設けられ、
この変向用片12に指を掛けて可変グリル10を
適宜な方向に変向することができるものである。
この変向用片12には、下記する可変ブレード1
3a,13bを動かす可変レバー17が下記する
ように取付けられている。
可変ブレード13a,13bは、前記可変グリ
ル10の通孔11を開閉する作用を有するもの
で、該可変グリル10の後方(車室内に面しない
側)にあり、その形状は通孔11の断面形状を2
分割したようなものである。この可変ブレード1
3a,13bは、その上下端に軸14a,14b
が突設され、該軸14a,14bを介して可変グ
リル10に回動自在に支持されている。
また可変ブレード13a,13bには、開いた
状態において対向する面側に半円状の歯車15
a,15bが直角方向に形成され、該歯車15
a,15bどうしが噛合している。更にまた、可
変ブレードの一方の可変ブレード13aには、半
円状の歯車16が前記歯車15aと並列に形成さ
れ、該歯車16には、下記する可変レバー17に
形成の歯車18と噛合している。
可変レバー17は、前記変向用片12の横方向
の板12bに形成のガイド溝19内に配され、該
ガイド溝19は、横方向の板12bが通孔11の
軸方向に拡大された2枚の挟持板12b′,12
b′とから成つている。この挟持板12b′,12
b′に軸20を支点として回動自在に可変レバー1
7が取付られ、該可変レバー17の前面側につま
み21が、後面側に歯車18が形成されている。
従つて、この可変レバー17をつまみ21を介し
てガイド溝19内を左右方向へ摺動させると、歯
車18,歯車16を介して可変ブレード13a、
歯車15a、歯車15bから可変ブレード13b
に伝えられ、該可変ブレード13a,13bは、
軸14a,14bを支点として回動され、開閉制
御されるものである。
上述の構成において、変向用片12に指を掛け
て可変グリル10を任意の方向に変向することが
できるものである。そして、風量の調整は、可変
レバー17を軸20を支点として左右方向へ回動
させることで、可変ブレード13a,13bを軸
14a,14bを支点として回動させて、通孔1
1の開口面積の制御で行なわれるものである。そ
の開口面積の制御は全閉から全開まで行なわれ、
任意の開口面積を得ることができるものである。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、可変レバー
の左右方向へ回動により、全開から全閉まで任意
に通孔の開口面積が調整できて風量の調整ができ
るものである。しかも、可変レバーが左右動のた
めに、前方へ突出させることもないものである。
そして、全開時にあつては、可変ブレードは通孔
に対して平行となり、その厚みの分のみの通風抵
抗であり、従来例に比べて通路抵抗を小さくする
ことができる。
また、可変ブレードは、可変グリルに固定され
ているので、可変グリルの変向により任意に送風
ダクト内に突出位置、角度が変化され、風量調節
に良い影響を与え、このことによる風量制御もで
きるものである。
さらに、可変ブレードを動かす可変レバーは、
可変グリルの通孔に対し常に平行にあり、この可
変グリル及びこれを支える変向用片により、風量
の流れを規制する風向板としての作用を得ること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す正面図、第2
図は第1図A−A線断面図、第3図は第1図B−
B線断面図、第4図は可変レバーと可変ブレード
との関係を示す説明図、第5図はこの考案の実施
例の後面から見た斜視図である。 6……保持体、10……可変グリル、11……
通孔、13a,13b……可変ブレード、15
a,15b……歯車、16……歯車、17……可
変レバー、18……歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円弧面を有する保持体内に可変自在な可変グリ
    ル10を有し、この可変グリル10には、2枚の
    可変ブレード13a,13bが回動自在に設けら
    れ、該可変ブレード13a,13bを回動するこ
    とで、可変グリル10の通孔11の開口面積が変
    化されると共に、該可変ブレード13a,13b
    にそれぞれ歯車15a,15bを直角方向に形成
    し、この両歯車15a,15bどうしを噛合さ
    せ、更に前面側につまみ21を有する可変レバー
    17がその後面側で前記可変グリル10に設けら
    れた変向用片12に回動自在に設けられ、この可
    変レバー17の動きにつれて従動する従動部材1
    6を前記可変ブレード13a,13bのどちらか
    一方に設けたことを特徴とする空調装置の空気吹
    出口。
JP9816584U 1984-06-29 1984-06-29 空調装置の空気吹出口 Granted JPS6112812U (ja)

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JP9816584U JPS6112812U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 空調装置の空気吹出口

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JP9816584U JPS6112812U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 空調装置の空気吹出口

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Publication Number Publication Date
JPS6112812U JPS6112812U (ja) 1986-01-25
JPH0311654Y2 true JPH0311654Y2 (ja) 1991-03-20

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ID=30657713

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JP9816584U Granted JPS6112812U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 空調装置の空気吹出口

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6008733B2 (ja) * 2012-12-19 2016-10-19 豊和化成株式会社 レジスタ
WO2015053053A1 (ja) * 2013-10-10 2015-04-16 シャープ株式会社 送風装置

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Publication number Publication date
JPS6112812U (ja) 1986-01-25

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