JPS6229876Y2 - - Google Patents

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JPS6229876Y2
JPS6229876Y2 JP1982122020U JP12202082U JPS6229876Y2 JP S6229876 Y2 JPS6229876 Y2 JP S6229876Y2 JP 1982122020 U JP1982122020 U JP 1982122020U JP 12202082 U JP12202082 U JP 12202082U JP S6229876 Y2 JPS6229876 Y2 JP S6229876Y2
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JP
Japan
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air outlet
grill body
dampers
lever
air
Prior art date
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JP1982122020U
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JPS5926528U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバスなどに設けられる冷風の吹出口の
開閉装置に関する。
たとえば観光用のバスなどには、各座席の上方
に吹出口が設けられ、この吹出口から吹出される
冷風によつて冷房がなされるようになつている。
そして、上記吹出口にはフードがその向きを変え
ることができるように接続されていて、冷風に強
く当りたくない場合にはフードの向きを変えるよ
うにしている。すなわち、利用者の好みに応じて
冷風の流出方向を変えることによつて冷房の強さ
を調節するようにしていた。
しかしながら、冷風の流出方向を変えるだけで
は、吹出口から吹出される風量がなんら変化する
ものでないから、風量を制御する場合に比べて冷
房の調節が良好に行なえないということがあつ
た。
本考案は上記事情にもとづきなされたもので、
その的とするところは、吹出口から吹出される風
量を制御できるようにして、利用者の好みに応じ
て冷房の強さを調節できるようにした吹出口の開
閉装置を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。図中1はバスの天井部に設けられる合成樹
脂製のグリル本体で、このグリル本体1には吹出
口2が形成されている。グリル本体1の内面側は
送風路3の一部を形成しているとともに、その内
面には上記吹出口2を囲むように断面矩形状の筒
状部4が一体成形されている。この筒状部4の対
向する一対の側板の外面にはそれぞれ一対の支軸
5,5が側板の中心線に対して対称に突出成形さ
れている。
また、筒状部4の開口は合成樹脂製の一対のダ
ンパ6,6によつて開閉されるようになつてい
る。このダンパ6は、上記筒状部4の一辺とほぼ
同じ長さ寸法で、幅方向に沿つて湾曲した中間片
7と、この中間片7の長手方向両端から直角に折
曲形成された平面形状がほぼ扇形の支持片8,8
とからなり、各支持片8,8の要部には平歯車
9,9が一体成形されているとともに各平歯車
9,9の中心部には取付孔10,10が穿設され
ている。また、一方のダンパ6の一方の支持片8
からはレバー11が水平に延出成形されている。
そして、各ダンパ6,6は各支持片8,8を弾
性変形させてそこに形成された取付孔10…をそ
れぞれ上記筒状部4に突設された支軸5…に嵌合
させることにより、各支持片8…の平歯車9…が
歯合した状態で上記筒状部4に回動自在に取着さ
れ、これにより両ダンパ6,6を連動せしめるよ
うに構成されている。また、一方のダンパ6から
延出されたレバー11はグリル本体1における吹
出口2の近傍部に穿設されたスリツト1aから外
面に導出されている。したがつて、上記レバー1
1により一方のダンパ6を回動させれば、互いに
歯合した平歯車9…を介して他方のダンパ6が逆
方向に回動する。
しかして、上記構成によれば、上記レバー11
が第2図に実線で示す位置にあるときには、一対
のダンパ6,6の中間片7,7の側縁が互いに接
合し、これら中間片7,7によつて筒状部4の開
口が閉塞されている。そして、この閉塞状態から
レバー11を矢示方向と回動させれば、一対のダ
ンパ6,6がそれぞれ逆方向に回動して筒状部4
が開放されることになる。すなわち、上記構成に
よれば、一対のダンパ6,6によつて筒状部4の
開口を開閉することができるとともに任意の開度
に設定することができる。したがつて、送風路3
を流れる冷風が筒状部4に流入して吹出口2から
吐出するのを確実に遮断することができるばかり
か、上記吹出口2からの吐出風量を自由に変える
ことができる。しかも、一対のダンパ6,6は、
両ダンパ6,6にそれぞれ一体成形された平歯車
9,9を介して連動するように構成され、かつ一
方のダンパ6に延出成形されたレバー11により
開閉操作を行うように構成されているため部品点
数が少なくなり、従つて組立てはグリル本体1の
内面に固定された筒状部4に2つのダンパ6,6
をそれぞれ軸着すると共にレバー11をスリツト
1aからグリル本体1の外面に導出させるべく配
置するだけで完了するので組立工数が低減できる
という効果を奏する。
また、上記レバー11がグリル本体1における
吹出口2の近傍部外面に導出されているので、吹
出口2から流出する風量をレバー11を操作する
手に直接感じ取ることができ、これにより特に空
調装置等において操作者は該風量を容易かつ適切
に調節することができるという効果を奏する。
なお、上記一実施例ではグリル本体にスリツト
を穿設し、ここからレバーを導出したが、ダンパ
を枢支する支軸をこのダンパと一体に固着して筒
状部内に突出させ、この支軸の突出部分にレバー
を取着して吹出口からグリル本体の外面に導出さ
せるようにしてもよい。
以上述べたように本考案は、一対のダンパがこ
れらダンパにそれぞれ一体に設けられた歯車を介
して連動するように構成され、かつ一方のダンパ
に一体に設けられたレバーにより開閉操作を行う
ように構成されているため部品点数が少なくな
り、従つて組立てはグリル本体内面に固定された
筒状部に2つのダンパをそれぞれ軸着すると共に
レバーをグリル本体の外面に導出させるべく配置
するだけで完了するので組立工数が低減できると
いう効果を奏する。
また、上記レバーがグリル本体における吹出口
またはその近傍部に設けられたスリツトから同グ
リル本体の外面に導出されているので、吹出口か
ら流出する風量をレバーを操作する手に直接感じ
取ることができ、これにより特に空調装置等にお
いて操作者は該風量を容易かつ適切に調節するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は吹出
口の正面図、第2図は第1図−線に沿う断面
図、第3図は第2図−線に沿う断面図であ
る。 1……グリル本体、2……吹出口、4……筒状
部、6……ダンパ、9……平歯車、11……レバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吹出口が形成されたグリル本体と、このグリル
    本体の内面に上記吹出口を囲むように設けられた
    筒状部と、この筒状部の側面に互いに近接した支
    軸を介して軸着されその回動状態に応じて上記吹
    出口を開閉する一対のダンパと、これら両ダンパ
    にそれぞれ一体に設けられ互いに歯合し両ダンパ
    を連動せしめる歯車と、一方のダンパに一体に設
    けられ上記グリル本体における上記吹出口または
    その近傍部に設けられたスリツトからこのグリル
    本体の外面に導出されたレバーとを具備した吹出
    口の開閉装置。
JP12202082U 1982-08-11 1982-08-11 吹出口の開閉装置 Granted JPS5926528U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12202082U JPS5926528U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 吹出口の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12202082U JPS5926528U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 吹出口の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926528U JPS5926528U (ja) 1984-02-18
JPS6229876Y2 true JPS6229876Y2 (ja) 1987-07-31

Family

ID=30279066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12202082U Granted JPS5926528U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 吹出口の開閉装置

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JP (1) JPS5926528U (ja)

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JPS5926528U (ja) 1984-02-18

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