JP3333922B2 - ベンチレータのグリル回動構造 - Google Patents

ベンチレータのグリル回動構造

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JP3333922B2 JP34053294A JP34053294A JP3333922B2 JP 3333922 B2 JP3333922 B2 JP 3333922B2 JP 34053294 A JP34053294 A JP 34053294A JP 34053294 A JP34053294 A JP 34053294A JP 3333922 B2 JP3333922 B2 JP 3333922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベンチレータに収容
したグリルを回動させるに際し、適度な操作感がバラツ
キなく得られると共に、部品点数を低減させて組付工程
数も減らすことのできるグリル回動構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】例えば乗用車のインストルメントパネルに
は、エアコン等の温度調節された空気の吹出し口として
ベンチレータが設けられている。従来のベンチレータ
は、図6に示すように、角筒状のダクト10を後方に備
えたケース本体12と、このケース本体12の内部に回
動自在に枢支され、前記エアコン等の空調部から到来す
る温度調節された空気の吹出し方向を斜め上方および斜
め下方へ変化させ得るグリル14と、該ケース本体12
の開口部16に装着され、前記グリル14の吹出し口1
8を枠開口部20に臨ませる化粧枠体22とから基本的
に構成されている。なおケース本体12のダクト10に
はダンパ24が縦に枢支され、該ケース本体12に枢着
したダイヤル26のアーム28に設けたピン30を、該
ダンパ24の枢支軸に固定したリンク32のスライド孔
34に挿入係合させるようになっている。そしてダイヤ
ル26を回動操作することにより、リンク作用下にダン
パ24が回動されて、前記ダクト10を通過する空気の
流量を調節可能になっている。なお前記グリル14の吹
出し口18には、空気の吹出し方向を左右に調節可能な
スラット36が設けられている。そして完成されたベン
チレータは、図7に示す如く、インストルメントパネル
38に開設した空調開口部40に前記ケース本体12を
挿入し、前記化粧枠体22に延出形成した係合爪42を
該空調開口部40に係合させることにより装着され、図
8に示すように、ダンパ24からダクト10およびグリ
ル14を介して車内に空気を送り込むようになってい
る。
【0003】前記グリル14の両側面中央には軸部44
(図6には一方のみ図示)を突設し、ケース本体12の両
側面に穿設した通孔46,46に差込んだ枢支板48,4
8の各軸孔に前記夫々の軸部44を挿通することによっ
て、該グリル14をケース本体12の内部で回動自在に
枢支し得るようになっている。またグリル14の両側面
で、かつ前記軸部44の突設位置から後方側へ僅かに離
間した位置にストッパピン50(図6には一方のみ図示)
を突設し、ケース本体12の両側面で、かつ前記通孔4
6,46の穿設位置から後方側へ僅かに離間した位置に
円弧孔52,52を穿設してある。そして夫々のストッ
パピン50を対応の円弧孔52に挿通することにより、
図9に示す如く、ケース本体12の内部でのグリル14
の斜め上方および斜め下方の位置規制が行なわれてい
る。
【0004】なお、このようなストッパピン50と円弧
孔52との組合わせによるストッパ構造に代えて、前記
グリル14の両側壁に後方へ延出するリブ片を形成し、
該グリル14の回動時にこれらリブ片をケース本体12
の内壁上部および内壁下部に当接させることにより、該
ケース本体内での該グリル14の回動位置規制を行なう
提案もなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車両の乗員が手操作で
前記グリル14をケース本体12内で回動させる際は、
該グリル14が余り節度なく簡単に回動しても操作感に
乏しくなり、また過度に力を加えないと回動しないよう
でも不便となる。そこでグリル14を回動操作する際
に、操作者に適度の操作感を付与するため、従来のベン
チレータでは図6に関して説明した如く、前記グリル1
4の両側面に突設した軸部44,44を枢支板48,48
を介してケース本体12に枢支するようになっている。
すなわちケース本体12およびグリル14の材質には、
何れも剛性確保の見地から、例えばアクリロニトリルブ
タジェンスチレン(ABS)樹脂や、ポリカーボネイト
(PC)と前記ABS樹脂の組合わせの如き硬材が使用さ
れる。このためグリル14の軸部44をケース本体12
に穿設した通孔に直接挿通すると、共に硬材同志である
ために操作力の調整に無理を生ずる難点がある。そこ
で、一例としてポリアセタールやポリエステルエラスト
マー等を材質として前記の如き枢支板48を作成し、該
枢支板48の通孔内径が軸部44の直径より僅かに小さ
くなるよう設定することにより、両部材間の摩擦抵抗に
より所要の操作感を得るようにしている。
【0006】しかしこの場合は、グリル14に突設した
2つの軸部に夫々枢支板48を介挿する必要があり、従
って部品点数が増加すると共に組付工程数が増大する欠
点が存在する。また前述の如く、枢支板48の通孔内径
が軸部44の直径より僅かに小さくなるよう設定する必
要があるため寸法精度の確保が困難となる欠点もある。
更に両部材間の摩擦抵抗を利用して操作感を得るので、
熱試験等を行なった際に枢支板48の通孔内径が変化し
(膨張して孔径が拡大する)、操作力にバラツキを生じて
しまう欠点も指摘される。これは枢支板48の材質であ
る前記ポリアセタールやポリエステルエラストマー等が
一般に熱による収縮率が大きいことに起因している。ま
たグリル14をケース本体12に対し回動させた際に、
その回動始点および回動終点を規制するストッパ機構
は、前記ストッパピン46が前記円弧孔52の上下端で
接触するが、両部材は前記の如く硬材同志であるために
硬い異音を生ずると共に、各終点に到達した旨を知覚さ
せる節度感にも乏しい欠点がある。
【0007】
【発明の目的】この発明は、従来技術に係るベンチレー
タのグリル回動構造に内在している前記欠点に鑑み、こ
れを好適に解決するべく提案されたものであって、ベン
チレータに収容したグリルを回動させるに際し、適度な
操作感がバラツキなく得られると共に、使用部品の点数
を低減させて組付工程数も減らすことのできるグリル回
動構造を提供することを目的とする。また本発明の別の
目的は、グリルをケース本体に対し回動始点または回動
終点まで回動させた際に、異音を生ずることなく、各終
点に到達した旨を明確に知覚させ得る節度感に優れたグ
リル回動構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため、本発明に係るベンチレー
タのグリル回動構造は、インストルメントパネルの空調
開口部に装着されるケース本体と、このケース本体の内
部に回動自在に枢支され、前記空調開口部からの温度調
節された空気の吹出し方向を可変自在なグリルと、前記
ケース本体の開口部に装着され、前記グリルの吹出し口
を枠開口部に臨ませる化粧枠体とからなるベンチレータ
において、前記グリルの頂部に突出形成した突部と、前
記ケース本体の開口部に外方へ突出するよう湾曲的に形
成され、前記グリルを本体内部へ収納した際に、前記突
部との間に所要の間隙を保持して対向し得る溝状突出部
と、前記溝状突出部に脱落不能に収容され、前記グリル
の突部に摺動自在に当接し得る湾曲板材とからなり、前
記グリルの回動操作時に、前記突部と湾曲板材との摺擦
力により適度の操作感を付与し得るよう構成したことを
特徴とする。また前記別の目的を好適に達成するため本
願の別の発明は、請求項1記載のベンチレータのグリル
回動構造において、その湾曲板材は、これを前記溝状突
出部に収容した際に前記突部と摺動自在に当接する側の
板面で、かつ前記グリルを回動させた際の回動始点およ
び回動終点となる位置に対応的に溝部を形成し、前記突
部が回動始点側の溝部および回動終点側の溝部に夫々係
合することにより、該グリルの定位置停止が達成される
ようにしたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係るベンチレータのグリル回
動構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照
しながら以下説明する。なお図6〜図9に関して、従来
技術として説明したベンチレータの各部材に関しては、
同一の符号で指示するものとする。実施例に係るベンチ
レータのグリル回動構造では、図1に示すように、前記
グリル14の頂部に突部14aが形成されている。この
突部14aは、グリル14の回動方向に対し交差する方
向に延在する突条部であって、後述する湾曲板材54に
形成される溝部54cに係合し得るよう、例えば1mm
〜2mmの高さ寸法で突出成形されている。また前記ケ
ース本体12の開口部上端には、その外方へ突出するよ
う湾曲的に形成された溝状突出部12aが形成されてい
る。この溝状突出部12aは、開口部16の上下枠部が
離間する寸法よりも充分短い長さに設定されたものであ
って、後述の如くグリル14を本体12の内部へ収納し
た際に、該溝状突出部12aとグリル14の突部14a
との間に、湾曲板材54(後述)がそっくり挿入配置され
るに充分な間隔が保持されるようになっている。
【0010】溝状突出部12aの開口縁部には、図1お
よび殊に図3に示す形状を有する湾曲板材54が脱落不
能に収容される。すなわち湾曲板材54は、操作力の調
節を容易に行ない得るよう摩擦抵抗の少ないポリアセタ
ールやポリエステルエラストマー等を材質とする板材で
あって、開口部16に収納したグリル14を回動させる
際に、該グリル14の突部14aが描く円弧軌跡に沿う
よう湾曲に成形されている。
【0011】この湾曲板材54は、これを前記溝状突出
部12aに収容させた際に、その装着方向の手前側とな
る一端部にクリップ部54aが形成されている。すなわ
ちこのクリップ部54aは、図2および図3に示すよう
に、板材54における湾曲部の外側に指向して略垂直方
向に形成された断面コ字状をなす係合手段であって、こ
の部分を該溝状突出部12aの開口縁部に挟持させるこ
とで該湾曲板材54の脱落防止を図るようになってい
る。また湾曲板材54を溝状突出部12aに収容させた
際の奥側となる他端部には、クリップ部54aと同様に
板材54の湾曲部外方に指向して、溝状突出部12aの
内面に当接し得る突部54bが所要角度で一体成形され
ている。従って、クリップ部54aを溝状突出部12a
に係合挟持させると共に、突部54bを溝状突出部12
aの内面に当接させることにより、図3に示す如く、湾
曲板材54は溝部突出部12aの内面との間に僅かな間
隙を保持した状態で撓曲可能に支持されるようになって
いる。
【0012】なお湾曲板材54を溝状突出部12aに取
付けた際には、該突出部12aの端面からクリップ部5
4aがその板厚分だけ突出することになる。このためク
リップ部54aと対向する化粧枠22の枠開口部20に
は、図4に示すように、該クリップ部54aの突出部分
が係合し得る大きさに設定された凹部20aが切欠成形
されている。従って該湾曲板材54は、このクリップ部
54aを凹部20aに係合させた状態で、開口部16と
化粧枠22との間に配設されるようになっている。
【0013】また前記湾曲板材54は、図2および図3
に示す如く、溝状突出部12aに収容した際の該板材5
4が前記突部14aと摺動自在に当接する板面に、前記
グリル14を回動させた際の回動始点および回動終点と
なる位置に溝部54c,54cが対応的に形成されてい
る。この溝部54c,54cは、グリル14の突部14
aと係合し得るように、該グリル14の回動方向と交差
する方向に延在する溝条部として設けられている。従っ
て前記突部14aが回動始点側の溝部54cおよび回動
終点側の溝部54cに夫々係合することにより、該グリ
ル14の定位置停止が達成される。
【0014】更に前記グリル14は、その両側面中央に
設けた軸部44を、ケース本体12の対応する位置に設
けた通孔56に挿通させることによって回動可能に取付
けられるが、軸部44自体は、該通孔56の直径よりも
若干小さい寸法に設定されている。すなわち軸部44
は、通孔56に対して遊挿されることになる。このため
ケース本体12に取付けられたグリル14自体は、この
軸部44と通孔56との摩擦抵抗によることなく、突部
14aが湾曲板材54の内周面部に所要圧力で当接され
て位置決めがなされる。
【0015】
【実施例の作用】次に、実施例に係るベンチレータのグ
リル回動構造の作用につき、以下説明する。このグリル
回動構造では、グリル14を回動操作した際に、ケース
本体12の開口部16に取付けられた前記湾曲板材54
と、グリル14の頂部に設けた前記突部14aとの間の
摺擦力により適度の操作感が付与される。すなわち車両
の乗員が手操作により、グリル14を傾動させて空気の
吹出し方向を斜め下方に向わせる場合、前述した如くグ
リル14自体には前記軸部44と通孔56との摩擦抵抗
は殆ど生じることなく、湾曲板材54からの突部14a
に対する弾性力のみを受けた状態で回動される。このた
め該グリル14が湾曲板材54からの適度な抵抗感を付
与された状態で操作し得る。
【0016】このグリル14を更に回動させて、突部1
4aを湾曲板材54の前方に設けた前記溝部54cに係
合させることにより、図5(a)に示す如く、該グリル1
4を斜め下方に傾斜させた状態で位置決め保持し得る。
更にグリル14の突部14aを湾曲板材54の後方に設
けた溝部54cに係合することによって、図5(b)に示
すように、該グリル14を斜め上方に傾斜させた状態で
位置決め保持させ得るものである。なお突部14aが溝
部54cに係合している状態では、該突部14aが湾曲
板材54からの弾性力により圧力を受けないように構成
されているため、グリル14に適度な節度感を持たせる
ことができる。また前述した如く、軸部44と通孔56
との摩擦力が殆どない生じない状態でグリル14とケー
ス本体12が取付けられるため、例えば、熱試験等にお
いては、該ケース本体12等の熱変形による操作性のバ
ラツキが皆無となる。
【0017】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るベン
チレータのグリル回動構造によれば、ケース本体に収納
されるグリルの頂部に突部を設けると共に、該突部に対
して所要圧で当接する湾曲板材をケース本体に取付けた
ことにより、グリルを回動させる際に摺擦力が生じて適
度な操作感がバラツキなく得られる。しかも該湾曲部材
に溝部を設けることで、グリルが回動終点に到達した旨
を明確に知覚させる節度感が得られるものである。また
湾曲部材を設けたことにより、従来技術の如きグリルの
回転支持部に取付ける部材が不要になるため、部品点数
の削減と組付工程数の低減を有効に図り得る、等の利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るベンチレータのグ
リル回動構造が採用されるベンチレータを分解状態で示
す斜視図である。
【図2】本発明に係るベンチレータのグリル回動構造に
おいて、グリルの取付け状態を示す要部縦断側面図であ
る。
【図3】本発明に係るベンチレータのグリル回動構造に
おいて、グリルの取付け状態をを示す要部拡大縦断側面
図である。
【図4】本発明に係るベンチレータのグリル回動構造に
おいて、ケース本体の開口部に湾曲板材を取付ける状態
を示す平面図である。
【図5】本発明に係るベンチレータのグリル回動構造に
おいて、グリルが回動終点に位置した状態を示す要部拡
大縦断側面図である。
【図6】従来技術に係るベンチレータのグリル回動構造
を分解状態で示す斜視図である。
【図7】従来技術に係るベンチレータをインストルメン
トパネルに取付ける状態を示す斜視図である。
【図8】従来技術に係るベンチレータの内部構造を示す
縦断側面図である。
【図9】従来技術に係るベンチレータにおいて、グリル
を傾斜させた状態を示す要部縦断側面図である。
【符号の説明】
12 ケース本体 12a 溝状突出部 14 グリル 14a 突部 16 開口部 18 吹出し口 20 枠開口部 20a 凹部 22 化粧枠 38 インストルメントパネル 40 空調開口部 54 湾曲板材
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−101744(JP,U) 実開 平6−68924(JP,U) 実開 昭49−101433(JP,U) 実開 昭56−60039(JP,U) 実開 平1−153443(JP,U) 実開 昭64−45238(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34 F24F 13/14 F24F 13/15

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネル(38)の空調開口
    部(40)に装着されるケース本体(12)と、このケース本体
    (12)の内部に回動自在に枢支され、前記空調開口部(40)
    からの温度調節された空気の吹出し方向を可変自在なグ
    リル(14)と、前記ケース本体(12)の開口部(16)に装着さ
    れ、前記グリル(14)の吹出し口(18)を枠開口部(20)に臨
    ませる化粧枠体(22)とからなるベンチレータにおいて、 前記グリル(14)の頂部に突出形成した突部(14a)と、 前記ケース本体(12)の開口部(16)に外方へ突出するよう
    湾曲的に形成され、前記グリル(14)を本体内部へ収納し
    た際に、前記突部(14a)との間に所要の間隙を保持して
    対向し得る溝状突出部(12a)と、 前記溝状突出部(12a)に脱落不能に収容され、前記グリ
    ル(14)の突部(14a)に摺動自在に当接し得る湾曲板材(5
    4)とからなり、 前記グリル(14)の回動操作時に、前記突部(14a)と湾曲
    板材(54)との摺擦力により適度の操作感を付与し得るよ
    う構成したことを特徴とするベンチレータのグリル回動
    構造。
  2. 【請求項2】 前記湾曲板材(54)は、これを前記溝状突
    出部(12a)に収容した際に前記突部(14a)と摺動自在に当
    接する側の板面で、かつ前記グリル(14)を回動させた際
    の回動始点および回動終点となる位置に対応的に溝部(5
    4c,54c)を形成し、前記突部(14a)が回動始点側の溝部(5
    4c)および回動終点側の溝部(54c)に夫々係合することに
    より、該グリル(14)の定位置停止が達成される請求項1
    記載のベンチレータのグリル回動構造。
  3. 【請求項3】 前記グリル(14)に形成した突部(14a)
    は、該グリル(14)の回動方向に対し交差する方向に延在
    する突条部である請求項1記載のベンチレータのグリル
    回動構造。
  4. 【請求項4】 前記湾曲板材(54)に形成される回動始点
    側の溝部(54c)および回動終点側の溝部(54c)は、前記グ
    リル(14)の回動方向に対し交差する方向に延在する溝条
    部である請求項1または請求項3に記載のベンチレータ
    のグリル回動構造。
  5. 【請求項5】 前記湾曲板材(54)は、前記グリル(14)を
    回動させた際に、その突部(14a)が描く円弧軌跡に沿っ
    て湾曲させた所要長の矩形板からなる請求項1記載のベ
    ンチレータのグリル回動構造。
  6. 【請求項6】 前記湾曲板材(54)は、これを前記溝状突
    出部(12a)に収容させた際に手前側となる一端部にクリ
    ップ部(54a)を形成し、これにより該溝状突出部(12a)の
    開放端を挟持して脱落防止を図るようになっている請求
    項1または請求項5に記載のベンチレータのグリル回動
    構造。
  7. 【請求項7】 前記湾曲板材(54)は、これを前記溝状突
    出部(12a)に収容させた際に奥側となる他端部に該溝状
    突出部(12a)の内面に当接し得る突部(54b)を形成し、こ
    れにより該湾曲板材(54)を該溝状突出部(12a)に対して
    撓曲可能に支持するようになっている請求項1または請
    求項5に記載のベンチレータのグリル回動構造。
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KR102344990B1 (ko) * 2021-03-15 2021-12-30 주식회사 대우컴프레셔 휴대용 에어컨
KR102344989B1 (ko) * 2021-03-15 2021-12-30 주식회사 대우컴프레셔 휴대용 에어컨

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