JP3440323B2 - ベンチレータのダイヤル取付構造 - Google Patents

ベンチレータのダイヤル取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベンチレータに内蔵
したダンパの回動角度を調節するためのダイヤルをケー
ス本体に取付ける構造に関し、更に詳しくは、該ダイヤ
ルを操作者が回動させる際の操作力の調整がバラツキな
く簡単に得られると共に、組付け後の微調整も不要とし
て組立工程数も低減させ得るダイヤル取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】例えば乗用車のインストルメントパネルに
は、エアコンからの温度調節された空気を吹出すベンチ
レータが設けられている。従来のベンチレータは、図8
に示すように、角筒状のダクト10を後方に備えたケー
ス本体12と、このケース本体12の内部に回動自在に
枢支され、前記エアコン等の空調部から到来する温度調
節された空気の吹出し方向を斜め上方および斜め下方へ
変化させ得るグリル14と、該ケース本体12の開口部
16に装着され、前記グリル14の吹出し口18を枠開
口部20に臨ませる化粧枠体22とから構成されてい
る。なおケース本体12のダクト10にはダンパ24が
縦に枢支され、該ケース本体12に枢着したダイヤル2
6のアーム28に突設したピン30を、該ダンパ24の
枢支軸に固定したリンク32のスライド孔34に挿入係
合させるようになっている。そしてダイヤル26を回動
操作することにより、前記アーム28とリンク32との
連携作用下にダンパ24が回動されて、前記ダクト10
を通過する空気の流量を調節可能になっている。なお前
記グリル14の吹出し口18には、空気の吹出し方向を
左右に調節可能なフィン36が設けられている。そして
完成されたベンチレータは、図9に示すように、インス
トルメントパネル38に開設した空調開口部40に前記
ケース本体12を挿入し、前記化粧枠体22に延出形成
した係合爪42を該空調開口部40に係合させることに
より装着される。
【0003】前記ダイヤル26をケース本体12に枢着
するには、例えば図10および図11に示す取付構造が
従来採用されている。すなわちケース本体12の開口部
16における中央裏面には、円筒状をなすボス54およ
び該ボス54を中心として同心円をなす環状リブ56が
一体的に突出形成されている。このボス54がケース本
体12から立上がる高さは、図11に示すように、環状
リブ56がケース本体12から立上がる高さより大きく
なるよう設定してある。またダイヤル26の中心には円
孔58が穿設され、該円孔58の内径は、図11から判
るように、前記ボス54の外径よりも大きく、かつ環状
リブ56の内径よりは小さくなるよう寸法設定されてい
る。更に別部品として、円形の押え板60を樹脂材料か
ら製作したものが用意される。この押え板60はその中
心に通孔62を有すると共に、裏面に前記通孔62と同
心で垂直に突出する環状ボス64が一体成形されてい
る。この環状ボス64の外径は、前記ダイヤル26にお
ける円孔58の内径に略等しく、また該環状ボス64の
内径は、前記ケース本体12に突設したボス54の外径
に略等しくなるよう設定されている。また押え板60の
同じく裏面には、その外周近傍に環状突条66が一体成
形されている。
【0004】そしてダイヤル26をケース本体12のボ
ス54に取付けるには、先ず該ダイヤル26の円孔58
を、前記ボス54に略同心となるよう外挿することによ
り、該ダイヤル26を前記環状リブ56の頂面に当てが
う。また、前記押え板60の環状ボス64をダイヤル2
6の円孔58に内挿すると共に、該環状ボス64の内径
部を前記ボス54に外挿する。次いで、前記押え板60
の通孔62に内挿したタッピングネジ68を、前記ボス
54の中心に穿設した小径孔70にねじ込むことによ
り、前記ダイヤル26をケース本体12のボス54に回
動自在に枢着することができる。この場合、別体として
所要厚のリング板を用意し、該リング板を前記ダイヤル
26と環状リブ56との間に介在させてもよい。なお、
前記ケース本体12およびダイヤル26の材質には、何
れも剛性確保の見地から、例えばアクリロニトリルブタ
ジェンスチレン(ABS)樹脂や、ポリカーボネイト(P
C)と前記ABS樹脂の組合わせの如き硬材が使用され
る。また前記押え板60やリング板は、前述の樹脂とは
異なる樹脂(例えば、摩擦抵抗の少ないポリアセタール
等)が材質として選定されている。
【0005】また図8において、前記グリル14をケー
ス本体12の内部に枢支するには、該グリル14の両側
面に突設した軸部44,44を枢支板48,48の各軸孔
に挿通し、これらの枢支板48,48をケース本体12
の両側面に穿設した通孔46,46に対応的に差込むこ
とにより実施される。更にグリル14の両側面で、かつ
前記軸部44の突設位置から後方側へ離間した位置にス
トッパピン50,50が突設され、夫々のストッパピン
50をケース本体12の両側面で前記通孔46より後方
側に穿設した円弧孔52に挿通することによって、図9
および図10に示すように、ケース本体12に対する前
記グリル14の回動位置規制が行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先に述ベたダイヤル取
付構造によれば、ダイヤル26はタッピングネジ68に
より前記ボス54に締付けられて、その枢着が達成され
るものである。従って、車両の乗員が手操作で前記ダイ
ヤル26を回動させる際の操作力は、前記タッピングネ
ジ68による締付圧に依存している。しかしタッピング
ネジ68の締付けに使用される電動ドライバ等のネジ締
付治具は、一般にその締付トルクに限界があり、ダイヤ
ル26の取付段階での操作力の調整は極めて困難であ
る。またダイヤル26を前記ボス54に取付ける際は、
図12に示すように、ケース本体12に突設した前記環
状リブ56の開放端からボス54の開放端までの寸法a
と、前記押え板60の環状突条66から環状ボス64の
当り面までの寸法bを厳格に管理してないと、図11に
示す環状リブ56の開放端から環状突条66までの寸法
cが正確に得られないことになる。すなわち前記ダイヤ
ル26の操作力は、前記押え板60と環状リブ56とに
挟まれた該ダイヤル26の摩擦抵抗に大きく依存してい
るが、該ダイヤル26の板厚≧寸法cの関係が確立して
いないと、該ダイヤル26をタッピングネジ68で締付
けても充分な摩擦抵抗が得られず、従って適度の操作力
も得られなくなるものである。
【0007】このように適度の操作力を得るには、前述
した寸法a,b,cの管理が重要であるが、ダイヤル26
や押え板60等は通常多数個取りで成形されるので、該
寸法のバラツキが各製品毎に発生してしまう欠点があ
る。またダイヤル26をタッピングネジ68で締付ける
際に、往々にして軸振れを生ずることも一定の操作力が
得られない要因となっている。このためダイヤル26を
ケース本体12に取付けた後に、タッピングネジ68を
増締めする等の微調整が必要となり、余分の手間が掛か
って組立工程が増大する難点が指摘される。
【0008】
【発明の目的】この発明は、従来技術に係るベンチレー
タのダイヤル取付構造に内在している前記欠点に鑑み、
これを好適に解決するべく提案されたものであって、ベ
ンチレータに内蔵したダンパの回動角度を調節するダイ
ヤルをケース本体に取付けた後に、該ダイヤルを操作者
が回動させる際の操作力の調整がバラツキなく簡単に得
られ、しかも組付け後の微調整も不要として、組立工程
数を低減させ得るダイヤル取付構造を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため、本発明に係るダイヤル取
付構造は、インストルメントパネルの空調開口部に装着
されるケース本体と、このケース本体の内部前方に回動
自在に枢支され、温度調節された空気の吹出し方向を可
変自在なグリルと、前記ケース本体の内部後方に回動自
在に枢支され、前記空気の流量を調節可能なダンパと、
前記ケース本体に回動自在に枢着され、前記ダンパにリ
ンク接続されて該ダンパの回動角度を調節し得るダイヤ
ルと、前記ケース本体の開口部に装着される化粧枠体と
からなるベンチレータにおいて、前記ダイヤルの回動中
心に突設され、その開放端にフランジを周設してなる軸
胴と、この軸胴にスナップ嵌合し得る寸法に設定した軸
挿入部を備え、外方端縁部に凹溝を形成したスナップ板
と、前記ケース本体における開口部の所要位置に湾入的
に形成され、前記凹溝を介して前記スナップ板の差し込
みを許容する切欠き部とからなり、前記スナップ板の軸
挿入部に前記ダイヤルの軸胴を回動自在にスナップ嵌合
させた後に、該スナップ板の凹溝を前記ケース本体の切
欠き部に差し込んで取付けるよう構成したことを特徴と
する。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係るベンチレータのダイヤル
取付構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参
照しながら以下説明する。なお図8〜図12に関して説
明した従来公知のベンチレータの各部材については、同
一の符号で指示するものとする。このベンチレータのダ
イヤル取付構造では、図1および図7に示す如く、前記
ダイヤル26の回動中心に軸胴26bが突出形成され、
この軸胴26bの開放端にフランジ26aが一体的に周
設されている。またダイヤル26と軸胴26bとの境界
領域には、段部26cが一体的に形成され、この段部2
6cとフランジ26aとの間に後述するスナップ板74
が回動自在に嵌合するようになっている。
【0011】すなわちスナップ板74は、図7に符号t
で示す軸胴26bの高さ寸法に一致する厚みを有する略
矩形状の板材であって、その長手方向の一端面を除く三
方の外方端縁部には、前記ケース本体12の厚みと同一
幅に設定された凹溝76が形成されている。またスナッ
プ板74の板面には、軸胴26bの挿入を許容すると共
に所要の挿入深さで弾力的にスナップ嵌合し得る寸法に
設定した軸挿入部78が開設されている。この軸挿入部
78は、図2および図3に示すように、ダイヤル26
の軸胴26bの外径と等しいか、または僅かに小さい内
径に設定した円形通孔78aと、この円形通孔78a
に連通して板端部で開放する軸案内口78bとから形成
されている。このうち円形通孔78aは、前記凹溝76
が形成された長手方向の他端面に近接した位置に設けら
れている。また軸案内口78bの開放端は、前記軸胴2
6bの外径より大きく設定されると共に、円形通孔78
aとの連通部が該軸胴26bの外径より僅かに小さくな
るよう狭窄されている。なおスナップ板74の材質とし
ては、操作力調節を良好に行ない得るよう摩擦抵抗の少
ないポリアセタールやポリエステルエラストマー等が好
適に使用される。
【0012】前記ダイヤル26は、図に示す如く、その
軸胴26bをスナップ板74の軸案内口78bから強制
的に挿入し、該軸案内口78bを形成するスナップ板7
4の側端部を外方に拡開させつつ円形通孔78aに嵌合
させることによって、その仮固定がなされる。すなわち
軸案内口78bの狭窄部位により、該ダイヤル26がそ
の軸胴挿入方向の脱落を防止されると共に、図5および
図6に示す如く、前記軸胴26bに周設したフランジ2
6aによってスナップ板74の軸方向への脱落が防止さ
れる。なおダイヤル26を回動操作する際の操作力は、
ダイヤル26の軸胴26bとスナップ板74の軸挿入部
78との摩擦抵抗を利用して調整されることになる。
【0013】また前記ケース本体12の開口部下端に
は、その端部からケース本体12の背面側に向って矩形
状の切欠き部16aが湾入的に形成されている。この切
欠き部16aは、凹溝76を介してスナップ板74の差
し込みを許容する幅寸法に設定されると共に、スナップ
板74を挿入した際に凹溝76が設けられていない前記
長手方向の一端面が、ケース本体12の開口部16と端
面を一致させ得る寸法に設定されている。従ってダイヤ
ルの取付け構造は、図4に示す如く、スナップ板74の
軸挿入部78に前記ダイヤル26の軸胴26bを回動自
在にスナップ嵌合させた後に、該スナップ板74の凹溝
76を前記ケース本体12の切欠き部16aに差し込
む。しかる後、図1に示す如く、ケース本体12の開口
部16に前記化粧枠体22を装着することによって、該
スナップ板74の差し込み方向に対する脱落が防止され
るようになっている。
【0014】なお軸胴26bの通過に伴って外方に拡開
した軸案内口78bの狭窄部位は、軸胴26bが前記円
形通孔78aと係合した後も変形状態が一部残留する。
このため軸胴26bとの間で若干のガタが生じるが、前
記スナップ板74をケース本体12の切欠き部16aに
挿入させることにより元の状態に矯正されるため、軸胴
26bと円形通孔78aとのガタ付きはなくなる。そし
てダイヤル26を回動操作することにより、前記アーム
28とリンク32との連携作用下にダンパ24が回動さ
れて、前記ダクト10を通過する空気の流量が調節され
る。
【0015】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るベン
チレータのダイヤル取付構造によれば、ダイヤルに成形
した軸胴をスナップ板の軸挿入部に回動可能に嵌合さ
せ、この両者間の摩擦抵抗によって該ダイヤルを回動し
得るよう構成したことにより、煩雑な微調整を必要とす
ることなく、適度な操作性を略一定の状態で得ることが
できる利点がある。またこのようにダイヤルの取付け構
造を簡易にしたことにより、組付けに必要な部品点数を
削減し、これに伴って組付け工程数も低減させることが
できる。しかもダイヤルとスナップ板とは、その軸胴と
軸挿入部との寸法のみを管理すればよいため、製造工程
も簡略化し得ると云った効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るベンチレータのダ
イヤル取付構造が採用されるベンチレータを分解状態で
示す斜視図である。
【図2】本発明に係るベンチレータのダイヤル取付構造
において、ダイヤルをスナップ板に取付けた状態を示す
斜視図である。
【図3】本発明に係るベンチレータのダイヤル取付構造
において、ダイヤルをスナップ板に取付ける状態を示す
平面図である。
【図4】本発明に係るベンチレータのダイヤル取付構造
において、ダイヤルを取付けたスナップ板をケース本体
に取付けた状態を示す平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】本発明に係るベンチレータのダイヤル取付構造
において、そのダイヤルとスナップ板とを示す側面図で
ある。
【図8】従来技術に係るベンチレータのダイヤル取付構
造が採用されるベンチレータを分解状態で示す斜視図で
ある。
【図9】従来技術に係るベンチレータをインストルメン
トパネルに取付ける状態を示す斜視図である。
【図10】従来技術に係るベンチレータの内部構造を示
す縦断側面図である。
【図11】従来技術に係るベンチレータのダイヤル取付
構造を示す要部拡大縦断側面図である。
【図12】従来技術に係るベンチレータのダイヤル取付
構造において、ダイヤルを取付ける押え板とケース本体
に設けられた環状リブを示す要部縦断側面図である。
【符号の説明】
12 ケース本体 14 グリル 16 開口部 16a 切欠き部 22 化粧枠 24 ダンパ 26 ダイヤル 26a フランジ 26b 軸胴 38 インストルメントパネル 40 空調開口部 74 スナップ板 76 凹溝 78 軸挿入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−322298(JP,A) 実開 平6−78021(JP,U) 実開 昭60−130115(JP,U) 実開 平2−116637(JP,U) 実開 昭62−95229(JP,U) 実開 平1−148553(JP,U) 実開 昭59−70813(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 - 3/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネル(38)の空調開口
    部(40)に装着されるケース本体(12)と、このケース本体
    (12)の内部前方に回動自在に枢支され、温度調節された
    空気の吹出し方向を可変自在なグリル(14)と、前記ケー
    ス本体(12)の内部後方に回動自在に枢支され、前記空気
    の流量を調節可能なダンパ(24)と、前記ケース本体(12)
    に回動自在に枢着され、前記ダンパ(24)にリンク接続さ
    れて該ダンパ(24)の回動角度を調節し得るダイヤル(26)
    と、前記ケース本体(12)の開口部(16)に装着される化粧
    枠体(22)とからなるベンチレータにおいて、 前記ダイヤル(26)の回動中心に突設され、その開放端に
    フランジ(26a)を周設してなる軸胴(26b)と、 この軸胴(26b)にスナップ嵌合し得る寸法に設定した軸
    挿入部(78)を備え、外方端縁部に凹溝(76)を形成したス
    ナップ板(74)と、 前記ケース本体(12)における開口部(16)の所要位置に湾
    入的に形成され、前記凹溝(76)を介して前記スナップ板
    (74)の差し込みを許容する切欠き部(16a)とからなり、 前記スナップ板(74)の軸挿入部(78)に前記ダイヤル(26)
    の軸胴(26b)を回動自在にスナップ嵌合させた後に、該
    スナップ板(74)の凹溝(76)を前記ケース本体(12)の切欠
    き部(16a)に差し込んで取付けるよう構成したことを特
    徴とするベンチレータのダイヤル取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤル(26)を回動操作する際の操
    作力は、該ダイヤル(26)の軸胴(26b)と前記スナップ板
    (74)の軸挿入部(78)との摩擦抵抗を利用して調整される
    請求項1記載のベンチレータのダイヤル取付構造。
  3. 【請求項3】 前記スナップ板(74)の軸挿入部(78)は、
    前記ダイヤル(26)の軸胴(26b)の外径と等しいか/また
    は僅かに小さい内径に設定した円形通孔(78a)と、この
    円形通孔(78a)に連通して板端部で開放する軸案内口(78
    b)とを備え、 前記軸案内口(78b)の開放端は前記軸胴(26b)の外径より
    大きく設定されると共に、前記円形通孔(78a)との連通
    部は該軸胴(26b)の外径より僅かに小さくなるよう狭窄
    されている請求項1または2に記載のベンチレータのダ
    イヤル取付構造。
  4. 【請求項4】 前記ダイヤル(26)に突設した軸胴(26b)
    をスナップ板(74)の軸挿入部(78)にスナップ嵌合させた
    際に、前記円形通孔(78a)の狭窄部位により該ダイヤル
    (26)の軸胴挿入方向の脱落を防止すると共に、前記軸胴
    (26b)に周設したフランジ(26a)により該スナップ板(74)
    の軸方向への脱落を防止する請求項3記載のベンチレー
    タのダイヤル取付構造。
  5. 【請求項5】 前記ケース本体(12)に形成した切欠き部
    (16a)の端縁部に前記ダイヤル(26)を取付けたスナップ
    板(74)の凹溝(76)を差し込んで、該スナップ板(74)の軸
    方向および左右方向の脱落を防止すると共に、該ケース
    本体(12)の開口部(16)に前記化粧枠体(22)を装着するこ
    とによって、該スナップ板(74)の差し込み方向の脱落を
    防止する請求項1記載のベンチレータのダイヤル取付構
    造。
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