JPS6227446Y2 - - Google Patents

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JPS6227446Y2
JPS6227446Y2 JP2960383U JP2960383U JPS6227446Y2 JP S6227446 Y2 JPS6227446 Y2 JP S6227446Y2 JP 2960383 U JP2960383 U JP 2960383U JP 2960383 U JP2960383 U JP 2960383U JP S6227446 Y2 JPS6227446 Y2 JP S6227446Y2
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JP
Japan
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air
outlet
rotary damper
hop
duct
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JP2960383U
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JPS59145412U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のベンチレーシヨン装置に関す
る。
インストルメントパネルの適宜箇所に出没自在
に形成されたスポツト吹出口から、冷気、暖気、
外気等を吹出すベンチレーシヨン装置において
は、スポツト吹出口の出没動を利用してダンパを
切換作動せしめることが装置のコンパクト化等の
観点から望ましい。
しかしながら、単に板状のダンパとスポツト吹
出口とを連動するようにしたのでは、通風時に受
ける切換抵抗が大きいためダンパの切換作動は円
滑になされ難く、また該抵抗がスポツト吹出口に
も伝達してスポツト吹出口の出没動も円滑になさ
れ難い等の問題がある。
本考案は前記不具合を解消すべく案出されたも
のであつて、本考案の目的とする処は、スポツト
吹出口の出没動に連動してダンパを切換作動せし
め、且つスポツト吹出口及びダンパの作動を円滑
になさしめる自動車のベンチレーシヨン装置を提
供するにある。
本考案は前記目的を達成するため、空気通路に
ロータリダンパを設け、スポツト吹出口とロータ
リダンパとを連結機構を介し連動自在に連結した
ことを特徴とする。
以下本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
説明する。
第1図は本考案に係るベンチレーシヨン装置の
斜視図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は第1図の−線断面図、第4図は第2図の
矢視図を示す。
1はインストルメントパネルで、インストルメ
ントパネル1は、上面部2と、上面部2の後縁か
ら斜め上方に起立する傾斜面部3と、傾斜面部3
の上縁からフロントウインドガラス4側へ屈曲さ
れた上端面部5と、上面部2の下方に延設された
底面部6と、底面部6の後縁から起立し前記上端
面部5後縁に接続する後面部7と、上面部2の前
縁から下方に垂設された前面部8等で構成されて
いる。
前記上面部2の左側における前縁寄りには、ス
ピードメータ等の各種メータが組込れたメータユ
ニツト11が装着され、前記前面部8の右側に
は、グローブボツクス12が、中央の窓孔13に
は、フアンスイツチ、温度調節レバー等が組込ま
れた空調スイツチユニツト14が夫々装着されて
いる。
前記傾斜面部3と後面部7との間には、上下方
向に間隔をおいて上隔壁板21と下隔壁板22が
設けられ、該上隔壁板21と下隔壁板22によつ
てインストルメントパネル1内部は、上方からデ
フロスターダクト23、ワイドフローダクト2
4、エアコントロールダクト25に画成され、各
ダクト23,24,25は夫々横方向に延設され
ている。
前記傾斜面部3には、ワイドフローダクト24
内に導入された冷気又は外気を車室内に吹出す複
数のスリツト26…が略全幅にわたつて設けら
れ、該スリツト26…等によりワイドフロー吹出
口27が形成されている。
前記前面部8の左右両側には、エアコントロー
ルダクト25内に導入された冷気又は外気を車室
内に吹出すスポツト吹出口31,32が夫々設け
られ、また上面部2の前後方向中間部で且つ幅方
向の中間部には開口33が形成され、該開口33
周縁に嵌着された枠部材34にホツプアツプアウ
トレツト41が組付けられている。
前記ホツプアツプアウトレツト41は、上面部
42と、左右の側面部43と、前面部44と、後
面部45と、後面部45の下部後方に突設された
支持片部46等からなり、下面はエアコントロー
ルダクト25内に開放状に形成され、前記枠部材
34の後縁下方に設けられた支軸47に前記支持
片部46は枢着され、前面部44と後面部45は
夫々前記支軸47を中心とする湾曲面に形成さ
れ、前面部44は吹出口48に形成されている。
前記ホツプアツプアウトレツト41は、前記支
軸47に巻装したスプリング51により前面部4
4が支軸47を中心として上方動する如く付勢さ
れ、枠部材34の前縁部に設けた押ボタン52に
連動する爪部材53と、前面部44に形成された
上係止凹部54、下係止凹部55とは係合自在に
形成され、上面部42を押し下げた時、上係止凹
部54と爪部材53は係合して上面部42と枠部
材34上面とは連続状になり、吹出口48はイン
ストルメントパネル1のエアコントロールダクト
25内に格納され、押ボタン52を押すと、上係
止凹部54と爪部材53の係合は解除され、スプ
リング51の弾発力により前面部42が上方動
し、インストルメントパネル1上面に吹出口48
が臨み、下係止凹部55と爪部材53とが係合す
るよう形成されている。
前記インストルメントパネル1の底面部6に
は、幅方向中間部にエア供給口61が開口され、
エア供給口61の下側には、図示しない空調ユニ
ツトに接続するダクト62の一端が接続されてい
る。
前記エア供給口61の上側には、インストルメ
ントパネル1の幅方向に支軸62が横設され、該
支軸62を中心として90゜回転自在にロータリダ
ンパ63が設けられ、ロータリダンパ63は前記
ホツプアツプアウトレツト41の下方に臨む如く
配設されている。
前記ロータリダンパ63は、第2図及び第4図
に示すように左右側面部71,72と、左右側面
部71,72の先端を接続し且つ支軸62を中心
とする略円筒面状に形成された周面部73等から
構成され、側面視略扇形状に形成されている。
前記ロータリダンパ63の左右側面部71,7
2に臨む箇所には、夫々側板が設けられ、ロータ
リダンパ63の周面部73及び左右側面部71,
72と前記側板等とでエア切換室76,77が画
成され、エア切換室76に臨む下隔壁板22部位
には連通孔78が形成されている。そしてロータ
リダンパ63を前倒した時、ワイドフローダクト
24とダクト62とは、前記エア切換室76,7
7、連通孔78を介して連通し、且つダクト62
とエアコントロールダクト25とは遮断され、ロ
ータリダンパ63を後倒した時、エアコントロー
ルダクト25とダクト62とは、前記エア切換室
76,77を介して連通し且つダクト62とワイ
ドフローダクト24とは遮断されるよう構成され
ている。
斯かるロータリダンパ63の前倒、後倒の回動
は、第4図に示すように、前記左側面部71の外
側のリンクスペース81内に配設されたリンク機
構82を介し、前記ホツプアツプアウトレツト4
1の格納露出動に連動して行なわれるよう形成さ
れている。
即ち、左側面部71の外側に露出する支軸62
の端部に取着された歯車83と、該歯車83に下
端歯部84を噛合わせ支軸85を中心として揺動
自在な中間リンク86と、中間リンク86の上部
長溝87に一端88が係合されて他端が前記ホツ
プアツプアウトレツト41に固着された連動リン
ク89により、前記ホツプアツプアウトレツト4
1とロータリダンパ63とは連動自在に形成さ
れ、ホツプアツプアウトレツト41が格納状態の
時ロータリダンパ63は前倒し、ホツプアツプア
ウトレツト41が露出状態の時ロータリダンパ6
3は後倒するよう形成されている。
前記中間リンク86の下部には、スプリング9
1が張設され、スプリング91の弾発力によりロ
ータリダンパ63を後倒させ、ホツプアツプアウ
トレツト41を露出動させるよう付勢している。
本考案は前記のように構成するので、ホツプア
ツプアウトレツト41を露出した状態で空調ユニ
ツトを作動し、例えば冷気をダクト62に送給せ
しめれば、冷気はエア供給口61、エア切換室7
6,77を経てエアコントロールダクト25内に
送給され、ホツプアツプアウトレツト41の吹出
口48及び左右のスポツト吹出口31,32から
冷気は車室内に吹出され、冷気の極部的吹出しを
行なうことができ、夏期において車室内温度が比
較的高い場合等に、前席乗員の意図に応じ適宜箇
所を冷やすことができる。
次にこの状態でホツプアツプアウトレツト41
を格納せしめると、リンク機構82を介してロー
タリダンパ63は切換作動し、冷気はエア供給口
61、エア切換室76,77を経てワイドフロー
ダクト24内に送給され、ワイドフロー吹出口2
7から冷気は車室内に吹出され、冷気の全体的吹
出しを行なうことができ、冷気を均一、一様に車
室内に吹出して冷えむらをなくし、車室内を適温
状態にすることができる。
また、以上の極部的吹出しと全体的吹出しと
を、ホツプアツプアウトレツト41の押し下げと
押ボタン52へのワンタツチで行え、極部的吹出
しと全体的吹出しとの切換作業を簡易に行なうこ
とができる。
更に、ロータリダンパ63を用いたので、通風
時、例えば第2図に示す如く、冷気がエア供給口
61、エア切換室76,77、連通孔78を経て
ワイドフローダクト24内に送給されている状態
でロータリダンパ63を後倒させる場合、冷気が
周面部73に衝当するものの冷気は周面部73に
沿つて円滑に流れるので冷気流による抵抗は少と
なり、従つて通風時における切換抵抗は可及的に
少となり、ロータリダンパ63の切換作動及びホ
ツプアツプアウトレツト41の格納露出動は円滑
になされる。
またホツプアツプアウトレツト41側にスプリ
ング51を、ロータリダンパ63側にスプリング
91を夫々別個に作用させるようにしたので、弾
発力は分散され、ロータリダンパ63の部分やホ
ツプアツプアウトレツト41の部分をスプリング
の弾発力で歪ませる等の虞れはなく、ロータリダ
ンパ63の切換作動及びホツプアツプアウトレツ
ト41の格納露出動は円滑になされ、ロータリダ
ンパ63、ホツプアツプアウトレツト41等の耐
久性を高めることができる。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、空気通路にロータリダンパを設け、スポツト
吹出口とロータリダンパとを連動させるようにし
たので、ロータリダンパの切換作動及びスポツト
吹出口の出没動は円滑になされ、この種装置の操
作性、耐久性等を格段と高めることができる等の
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は装置
の斜視図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は第1図の−線断面図、第4図は第2図
の矢視図である。 尚図面中、1はインストルメントパネル、23
はデフロスターダクト、24はワイドフローダク
ト、25はエアコントロールダクト、27はワイ
ドフローダクト、31,32はスポツト吹出口、
41はホツプアツプアウトレツト、63はロータ
リダンパである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメントパネルの適宜箇所に出没自在
    に形成されたスポツト吹出口を備え、該スポツト
    吹出口の出没動により空気通路を切換える自動車
    のベンチレーシヨン装置において、前記空気通路
    にロータリダンパを設け、前記スポツト吹出口と
    ロータリダンパとを連結機構を介し連動自在に連
    結したことを特徴とする自動車のベンチレーシヨ
    ン装置。
JP2960383U 1983-03-01 1983-03-01 自動車のベンチレ−シヨン装置 Granted JPS59145412U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2960383U JPS59145412U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 自動車のベンチレ−シヨン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2960383U JPS59145412U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 自動車のベンチレ−シヨン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59145412U JPS59145412U (ja) 1984-09-28
JPS6227446Y2 true JPS6227446Y2 (ja) 1987-07-14

Family

ID=30160463

Family Applications (1)

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JP2960383U Granted JPS59145412U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 自動車のベンチレ−シヨン装置

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JP (1) JPS59145412U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61167258A (ja) * 1985-01-18 1986-07-28 Sanyo Electric Co Ltd 通話保留方式
JPH0523370Y2 (ja) * 1986-08-14 1993-06-15
GB2494421A (en) 2011-09-07 2013-03-13 Jaguar Cars Retractable vent deployable dependant on air demand

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59145412U (ja) 1984-09-28

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