JP4132964B2 - 車両用空調吹出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、横ルーバを揺動操作して調和空気の車室内への吹出方向を変えるようにした車両用空調吹出装置に関し、特に、その外観上の見栄え及び操作性をよくするための技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の車両用空調吹出装置として、例えば特開平5−270256号公報等に示されるように、空調装置から送られる調和空気を車室内に吹き出す吹出口に、複数の横ルーバを連動して略水平方向の軸部回りに揺動可能に、また、横ルーバの裏側(反車室側)に複数の縦ルーバを連動して略上下方向の軸部回りに揺動可能にそれぞれ設け、この横ルーバ及び縦ルーバの揺動操作によりそれぞれ調和空気の吹出方向を上下方向及び左右方向に変えるようにしたものが知られている。
【0003】
また、この他、特開平7−228136号公報に開示されるものでは、上記のものとは逆に、複数の縦ルーバが車室側に、また複数の横ルーバが反車室側にそれぞれ配置されている。
【0004】
ところで、このような車両用空調吹出装置においては、横ルーバは略平面部を有する板状ルーバ本体と、このルーバ本体の端部の幅方向中間部に突設された軸部とを備え、この軸部を吹出口の左右側壁に支持することで、横ルーバを軸部回りに揺動させるようになっている。一方、各ルーバ本体の端部には複数の横ルーバを連結して同じ方向に揺動させるためのリンク機構が設けられている。
【0005】
そして、前者の従来技術(特開平5−270256号公報)のように横ルーバが車室側にある場合、所定の横ルーバにおけるルーバ本体の車室側端部に操作ノブを設け、この操作ノブを上下方向に揺動させることで、操作ノブを有する横ルーバを他の横ルーバと共に連係して揺動させ、調和空気の吹出方向を変えるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例のようにルーバを揺動させるための操作ノブがルーバの長手方向中間部に摘み形状に突出しているため、ルーバを揺動させる際に操作ノブも上下方向に傾くため、その操作位置が変化して操作性が悪くなると共に見栄えが悪くなるという問題がある。
【0007】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、操作ノブ及び横ルーバの構造に工夫を加えることにより、横ルーバの向きを操作性よく変えることができると共に操作ノブの見栄えをよくすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、調和空気を車室内に吹き出す吹出口に複数の横ルーバが連動して略水平方向の軸部回りに揺動可能に設けられ、この横ルーバの揺動操作により調和空気の吹出方向を変えるようにした車両用空調吹出装置を対象とする。
【0009】
そして、上記各横ルーバは、略平面部を有する板状ルーバ本体と、該ルーバ本体の両端におけるルーバ本体の閉じ姿勢での背面上記平面部に対して略直交方向に延びるように突設された支持部と、該支持部に設けられ、上記ルーバ本体の水平姿勢における車室方向かつ下方にオフセットして配置された上記軸部とを備えていて、該軸部にて吹出口の側壁に揺動可能に支持されており、
上記少なくともいずれか1つの横ルーバにおけるルーバ本体の水平姿勢における車室側端部で、かつ上記吹出口の側壁寄りに、上記軸部と同心であって上記ルーバ本体の表面から立ち上がって該ルーバ本体の水平姿勢での車室側部前方を回り込み、ルーバ本体のいかなる回動位置にあっても車室に面するように形成された断面円弧状外周面と、両側面とを有し、内部が空洞状の操作ノブが一体に設けられている。
【0010】
上記構成によると、調和空気の吹出方向を変えるために、横ルーバに設けられている操作ノブを操作すると、複数の横ルーバが連動して水平方向の軸部回りに揺動して、吹出方向が上下方向に変更される。
【0011】
そのとき、上記各横ルーバは、板状のルーバ本体と、その両端に突設された支持部と、この支持部に設けられた軸部とを備え、操作ノブは横ルーバの軸部と同心の円弧状外周面を有して形成されているため、操作ノブの外周面を回動操作して横ルーバを揺動させた際、操作ノブは上記軸部を中心として回動し、これにより操作ノブの外周面の上記軸部からの位置は常に一定となり、その操作性を高めることができると共に操作ノブの外観上の見栄えをよくすることができる。
【0012】
請求項2の発明では、操作ノブは支持部を構成するようにする。この構成によると、操作ノブを支持部と兼用でき、操作ノブがルーバ本体の長手方向中間部分にあって支持部と別に設けられているものに比べ、構造が簡略化される。
【0013】
請求項3の発明では、各横ルーバの軸部は吹出口の側壁外に突出する突出部を有し、複数の横ルーバを軸部の突出部で連結するリンク機構が設けられ、操作ノブの操作により複数の横ルーバが略面一の状態となって吹出口を閉塞するようにする。
【0014】
上記構成によると、複数の横ルーバが吹出口の側壁外に突出する軸部の突出部でリンク機構によって連結されているため、リンク機構が横ルーバにその揺動範囲で干渉することはなく、横ルーバの揺動可能な範囲を広くすることができる。このことで、操作ノブの操作により複数の横ルーバが略面一の状態にまで回動され、吹出口を閉塞することができる。従って、調和空気の吹出しを遮断することができると共に見栄えをさらに高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図6は、車両の車室前端部に設けられるインストルメントパネルPを示し、このインストルメントパネルPの車室内に面する後面の左右略中央部にはセンタ吹出部2が、また左右端部にはサイド吹出部3,3が、さらに前部にはデフロスタ吹出部4,4がそれぞれ設けられている。これらの吹出部2,3,4は、図示しないがインストルメントパネルP内に設けた空調装置にエアダクトを介して接続されており、この空調装置で調和された調和空気をエアダクトを通して各吹出部2,3,4から車室内及びフロントウィンドガラス(図示せず)に吹き出させるようになっている。
【0016】
上記センタ吹出部2には本発明の実施形態に係る車両用空調吹出装置が設けられている。この車両用空調吹出装置1は、図1に拡大詳示するように、樹脂成形品よりなる矩形箱状の枠体5を備え、この枠体5の車両前後方向の後端は車室内に開口し、前端は空調装置に連設され、枠体5の後端にはフランジ部6が形成されている。枠体5にはその内部の左右略中央部に隔壁5a(破線で示す)が一体に形成され、この隔壁5aによって枠体5内に2つの吹出口7,7が区画されている。この各吹出口7の車室側には、水平方向に延びる複数(本実施形態では3本)の横ルーバ9,9,…が、またこの横ルーバ9,9,…よりもインストルメントパネルPの内側(車両前側)には、垂直上下方向に延びる複数の縦ルーバ11,11,…がそれぞれ設けられている。
【0017】
上記各吹出口7の縦ルーバ11,11,…は、略上下方向の軸部(図示せず)により、枠体5の上下壁に支持され、かつ図示しない縦ルーバリンク機構によって連結されている。また、枠体5のフランジ部6の下部には上下方向の軸心回りに回動可能な縦ルーバ操作ノブ13,13が配設され、この操作ノブ13,13は上記縦ルーバリンク機構に連設されており、各操作ノブ13の回動操作により複数の縦ルーバ11,11,…を左右の同じ向きに同時に揺動させて調和空気の吹出方向を左右に変更するようになっている。
【0018】
そして、本発明の特徴として、図2及び図5にも示すように、上記各吹出口7の横ルーバ9,9,…は、それぞれ略平面形状の平面部15aを有する板状ルーバ本体15と、このルーバ本体15の左右両端に上記平面部15aに対して略直交方向に延びるように突設された左右の支持部17,17と、この支持部17,17に吹出口7の左右側壁側に突出する左右の軸部19,19とを備えている。従って、ルーバ本体15は、この支持部17,17によって軸部19,19からオフセットされている。そして、上記各横ルーバ9は、上記左右の軸部19,19にて吹出口7の左右側壁、つまり枠体5の外側壁5bと隔壁5aとに揺動可能に支持されている。
【0019】
ここで、上記各吹出口7に設けられた横ルーバ9,9,…のうち一番下の横ルーバ9には、そのルーバ本体15における上記外側壁5b側端部の車室側端部に略円筒状の横ルーバ操作ノブ21が一体に形成されている。この操作ノブ21は、上記軸部19と同心の円弧状外周面21aを有し、この外周面21aにはローレット部等の滑り止めが設けられていて、操作性が向上されるようになっている。尚、枠体5のフランジ部6には上記横ルーバ操作ノブ21の下部を収容する凹部6aが切り欠かれて形成されている。
【0020】
図4にも示すように、上記横ルーバ操作ノブ21のルーバ本体15の背面側が部分的に切り欠かれて、その内部は空洞状に形成されており、この操作ノブ21の一部で、上記支持部17が構成されている。つまり、上記ルーバ本体15は、この横ルーバ操作ノブ21の回動中心からオフセットされるように、横ルーバ操作ノブ21と一体に形成されている。
【0021】
さらに、図3に示すように、上記各横ルーバ9の左右軸部19,19のうち枠体5の左右外側壁5b側の軸部19は該外側壁5bを貫通してその外側に突出する突出部19aが一体に形成されている。そして、複数の軸部19,19,…の突出部19a,19a,…には、リンク機構23が設けられており、このリンク機構23により、横ルーバ9,9,…を軸部19,19,…の突出部19a,19a,…で連結するようにしている。
【0022】
上記リンク機構23は、各軸部19の突出部19aにそれと直交する方向に延びるように一体形成されたアーム部25と、このアーム部25,25,…の先端部同士を揺動可能に連結する連結板27とからなり、上記横ルーバ操作ノブ21を回動操作したときに、リンク機構23によって上下の全横ルーバ9,9,…が同時に同じ向きに揺動されるように構成されている。
【0023】
そして、上記横ルーバ操作ノブ21をその外周面21aの上下方向に回動操作して横ルーバ9,9,…を開閉し、横ルーバ操作ノブ21の外周面21aを最も上まで回動させたときには、横ルーバ9,9,…のルーバ本体15,15,…をその後方側が若干上方に向くように傾斜した姿勢にして各吹出口7を開く一方、横ルーバ操作ノブ21の外周面21aを最も下方向にまで回動させたときには、横ルーバ9,9,…のルーバ本体15,15,…を略面一の状態として各吹出口7を閉塞するように構成されている。
【0024】
次に、本発明の実施形態に係る車両用空調吹出装置1の作動について説明する。乗員が空調装置のスイッチを入れると空調装置内で調和空気が生成され、その調和空気はインストルメントパネルP内のエアダクトを通ってインストルメントパネルP表面の各吹出口2,3,4より車室内に吹き出される。
【0025】
このとき、インストルメントパネルPの左右中央のセンタ吹出部2に設けられた車両用空調吹出装置1においては、乗員配置等により調和空気の吹出方向を適宜変える必要がある。このようなとき、各横ルーバ操作ノブ21を上下方向に回動操作することで、横ルーバ9,9,…を揺動させて、そのルーバ本体15,15,…による調和空気の上下方向の吹出方向を希望の方向に変えればよい。さらに、縦ルーバ操作ノブ13を左右方向に回動操作することで、縦ルーバ11,11,…を揺動させて、調和空気の左右方向の吹出方向を希望の方向に変えればよく、これらの操作により、自由に調和空気の吹出方向を変えることができる。
【0026】
また、例えばドライバしか乗車しておらず、左側の吹出口7は閉じて右側の吹出口7のみからドライバに向けて調和空気を吹き出すような場合がある。この場合には、左側の吹出口7の横ルーバ操作ノブ21を最も下まで回動させて横ルーバ9,9,…をそのルーバ本体15,15,…が面一になるように全閉状態にして左側吹出口7を閉塞する一方(図2の実線のルーバ本体15の状態)、右側の吹出口7の横ルーバ操作ノブ21を上方へ回動させて横ルーバ9,9,…により調和空気の上下方向の吹出を調整すればよく、このとき、縦ルーバ11,11,…の向きを縦ルーバ操作ノブ13で調整することで、ドライバに向かって最適の調和空気が送り出される。尚、図2において、仮想線は横ルーバ9を水平方向に揺動させ、調和空気を水平に吹き出すようにした図である。
【0027】
従って、本発明の実施形態に係る車両用空調吹出装置1によると、調和空気の吹出方向を変えるために、横ルーバ9に設けられている横ルーバ操作ノブ21を回動操作すると、複数の横ルーバ9,9,…が連動して水平方向の軸部19,19,…回りに揺動して、吹出方向が上下方向に変更される。
【0028】
そのとき、横ルーバ操作ノブ21の外周面21aを回動操作して横ルーバ9,9,…を揺動させた際、円弧状外周面21aを有する横ルーバ操作ノブ21がその中心である軸部19を中心として回動するため、上記外周面21aの位置は常に一定となり、その操作性を高めることができると共に、上記横ルーバ操作ノブ21は、円弧状外周面21aを有する円筒状であるため、該操作ノブ21のいかなる回動位置であっても車室内側からの外観は変わらず、その見栄えがよい。
【0029】
さらに、横ルーバ操作ノブ21は支持部17を構成しているため、横ルーバ操作ノブ21を支持部17と兼用でき、横ルーバ操作ノブ21がルーバ本体15の中間部分にあって支持部17と別に設けられている従来のものに比べ、構造が簡略化される。
【0030】
また、複数の横ルーバ9,9,…が各吹出口7の外側壁5b外に突出する軸部19,19,…の突出部19a,19a,…でリンク機構23によって連結されているため、リンク機構23が横ルーバ9,9,…にその揺動範囲で干渉することはなく、横ルーバ9,9,…の揺動可能な範囲を広くすることができる。このことで、横ルーバ操作ノブ21の操作により複数の横ルーバ9,9,…が略面一の状態にまで回動され、吹出口7を閉塞することができる。従って、調和空気の吹出しを遮断することができる。
【0031】
尚、本実施形態では、車両用空調吹出装置1はインストルメントパネルPの中央部に設けたが、インストルメントパネルPの左右両端部分、車室の天井、後部座席近傍等に設けることもでき、調査空気の吹出口に揺動タイプの横ルーバが設けられている構造であればよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明の車両用空調吹出装置によると、各横ルーバは、略平面部を有する板状ルーバ本体と、このルーバ本体の両端におけるルーバ本体の閉じ姿勢での背面平面部に対して略直交方向に延びるように突設された支持部と、この支持部に設けられ、ルーバ本体の水平姿勢における車室方向かつ下方にオフセットして配置された軸部とを備えていて、この軸部にて吹出口の側壁に揺動可能に支持されており、少なくともいずれか1つの横ルーバにおけるルーバ本体の水平姿勢における車室側端部で、かつ上記吹出口の側壁寄りに、上記軸部と同心であって上記ルーバ本体の水平姿勢での車室側部前方を回り込み、ルーバ本体のいかなる回動位置にあっても車室に面するように形成された断面円弧状外周面と、両側面とを有し、内部が空洞状の操作ノブを一体に設けたことにより、調和空気の吹出方向を変えるために横ルーバの向きを容易に変えて、その操作性の向上を図ることができると共に、操作ノブの外観上の見栄えをよくすることができる。
【0033】
請求項2の発明によると、操作ノブが支持部を構成したことにより、横ルーバの構造が簡略化される。
【0034】
請求項3の発明によると、複数の横ルーバを吹出口の側壁外に突出する軸部の突出部においてリンク機構で連結し、操作ノブの操作により複数の横ルーバが略面一の状態となって吹出口を閉塞するようにしたことにより、調和空気の吹出しを遮断することができると共に、外観上の見栄えをさらによくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図6における車両用空調吹出装置の拡大斜視図である。
【図2】 図6のII−II線拡大断面図である。
【図3】 車両用空調吹出装置を車両の左側から見た側面図である。
【図4】 横ルーバ操作ノブ周辺の拡大側面図である。
【図5】 横ルーバの支持部周辺の拡大側面図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る車両用空調吹出装置が設けられるインストルメントパネルの斜視図である。
【符号の説明】
1 車両用空調吹出装置
7 吹出口
5a 隔壁(側壁)
5b 外側壁
9 横ルーバ
15 ルーバ本体
15a 平面部
17 支持部
19 軸部
19a 突出部
21 横ルーバ操作ノブ(操作ノブ)
21a 外周面
23 リンク機構

Claims (3)

  1. 調和空気を車室内に吹き出す吹出口に複数の横ルーバが連動して略水平方向の軸部回りに揺動可能に設けられ、該横ルーバの揺動操作により調和空気の吹出方向を変えるようにした車両用空調吹出装置において、
    上記各横ルーバは、略平面部を有する板状ルーバ本体と、該ルーバ本体の両端におけるルーバ本体の閉じ姿勢での背面上記平面部に対して略直交方向に延びるように突設された支持部と、該支持部に設けられ、上記ルーバ本体の水平姿勢における車室方向かつ下方にオフセットして配置された上記軸部とを備えていて、該軸部にて吹出口の側壁に揺動可能に支持されており、
    上記少なくともいずれか1つの横ルーバにおけるルーバ本体の水平姿勢における車室側端部で、かつ上記吹出口の側壁寄りに、上記軸部と同心であって上記ルーバ本体の表面から立ち上がって該ルーバ本体の水平姿勢での車室側部前方を回り込み、ルーバ本体のいかなる回動位置にあっても車室に面するように形成された断面円弧状外周面と、両側面とを有し、内部が空洞状の操作ノブが一体に設けられていることを特徴とする車両用空調吹出装置。
  2. 請求項1の車両用空調吹出装置において、
    操作ノブは支持部を構成していることを特徴とする車両用空調吹出装置。
  3. 請求項1又は2の車両用空調吹出装置において、
    各横ルーバの軸部は吹出口の側壁外に突出する突出部を有し、
    複数の横ルーバを上記軸部の突出部で連結するリンク機構が設けられ、
    操作ノブの操作により複数の横ルーバが略面一の状態となって吹出口を閉塞するように構成されていることを特徴とする車両用空調吹出装置。
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