JP2010115972A - レジスタ - Google Patents

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晃浩 柴田
Koji Kawamoto
幸治 川本
Takamitsu Murohashi
貴光 室橋
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Abstract

【課題】操作ノブを上または下に振ったときの見栄えを向上させることができるレジスタを提供することを目的とする。
【解決手段】後可動ルーバ4の縦フィン40aの下流側部に扇形歯部45が設けられ、前可動ルーバ3の横フィン30に操作ノブ5が摺動可能に外嵌される。操作ノブ5の上流側部に扇形歯部45に噛合するラック部55が設けられる。操作ノブ5により前可動ルーバ3の横フィン30を上下に回動したとき、ラック部55が扇形歯部45に対し摺動し、操作ノブ5を横フィン30上で横方向に摺動させたとき、ラック部55と扇形歯部45を介して後可動ルーバ4の縦フィン40が左右に回動して風向を調整する。操作ノブ5の上流側上面に上遮蔽壁53がラック部55の上部を覆うように突設され、操作ノブ5の上流側下面に下遮蔽壁54がラック部55の下部を覆うように突設される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の車内等の換気や空調の空気吹出口に使用されるレジスタに関し、特に前可動ルーバのフィンに操作ノブが摺動可能に外嵌され、操作ノブを用いて風向を調整する空気吹出調整用のレジスタに関する。
従来、この種のレジスタとして、通風路を形成するベゼル内に、横可動ルーバと縦可動ルーバを前後して配設し、前方に位置する横可動ルーバの中央部の横フィンに、操作ノブ(把手)を可動的に取り付けてなるレジスタが、下記の特許文献1などで知られている。
この従来のレジスタは、操作ノブが、横可動ルーバの中央部の横フィン上に、その軸方向(横方向)に摺動可能に嵌合されると共に、その横可動ルーバの横フィンと共に上下に回動可能に設けられ、操作ノブの奥部(後部)にラック部(平行歯部)が形成され、そのラック部が後方に位置する縦可動ルーバの縦フィンの扇形歯部に噛合するようになっている。
風の向きを左右に調整する場合、操作ノブを横可動ルーバの横フィン上で左又は右に摺動させると、ラック部と扇形歯部の噛合により、後の縦可動ルーバの向きが左右に回動し、風の向きを上下に調整する場合、操作ノブを横可動ルーバの横フィンと共に上又は下に回動させて風の向きを調整する。
実公平8−9561号公報
このような操作ノブの奥部に設けられるラック部は、操作ノブを横フィンと共に上下に回動させたとき、縦可動ルーバの縦フィンの扇形歯部との噛合を保持しながら回動させるために、その上下幅が比較的大きく形成されている。
このため、操作ノブを上または下に振ったとき、操作ノブの奥部(後部)に設けたラック部がレジスタの正面から見え、レジスタの見栄えが悪化し易い。
近年、意匠性やデザイン的なデマンドから、左右横方向に長く、上下縦方向に短い横長で上下幅の狭い空気吹出口を有し、前可動ルーバに1枚或いは2,3枚の横フィンを設けたレジスタが開発されている。
この種の横長で縦幅の狭い空気吹出口のレジスタにおいても、特に1枚のみの横フィンを前可動ルーバに設けたレジスタの場合、横フィンの上部と下部の空間が比較的広く形成されるため、その横フィンに摺動可能に外嵌された操作ノブを上にまたは下に振ったとき、操作ノブの奥部(後部)に設けたラック部が正面から見え易く、レジスタの見栄えが悪化し易いという課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、操作ノブを上または下に振ったときの見栄えを向上させることができるレジスタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1のレジスタは、流路内の上流側に後可動ルーバが配設される一方、該流路内の下流側に前可動ルーバが配設され、該後可動ルーバの縦フィンの下流側部に扇形歯部が設けられ、該前可動ルーバの横フィンに操作ノブが摺動可能に外嵌され、該操作ノブの上流側部に該扇形歯部に噛合するラック部が設けられ、該操作ノブにより該前可動ルーバの横フィンを上下に回動したとき、該ラック部が該扇形歯部に対し摺動し、該操作ノブを該横フィン上で横方向に摺動させたとき、該ラック部と該扇形歯部を介して該後可動ルーバの縦フィンが左右に回動して風向を調整するレジスタにおいて、該操作ノブの上流側上面に上遮蔽壁が該ラック部の上部を覆うように突設され、該操作ノブの上流側下面に下遮蔽壁が該ラック部の下部を覆うように突設されたことを特徴とする。
なお、ここで、上流側、下流側とは流路内を流れる空気流の上流側、下流側を意味し、前、後とは、レジスタの正面側を前、レジスタの背面側を後とし、各部材においては、上流側が後部、下流側が前部となる。また、左、右とは、レジスタの正面に向かい、その左方向または右方向を意味する。
この発明によれば、操作ノブの上遮蔽壁がラック部の上部を覆い、操作ノブの下遮蔽壁がラック部の下部を覆うため、操作ノブを正面に真直ぐ向けた状態でラック部が上遮蔽壁と下遮蔽壁により正面視から隠されることは勿論のこと、操作ノブを下に振ったとき、ラック部の上部がその上遮蔽壁により隠される一方、操作ノブを上に振ったとき、ラック部の下部がその下遮蔽壁により隠され、これにより、ラック部が正面からは殆ど見えなくなり、レジスタの見栄えを向上させることができる。
請求項2の発明は、上記請求項1のレジスタにおいて、上記操作ノブの上遮蔽壁の下流側面が該操作ノブの上面に対し傾斜して結合する傾斜面として形成され、該操作ノブの下遮蔽壁の下流側面が該操作ノブの下面に対し傾斜して結合する傾斜面として形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、操作ノブの上面または下面から上遮蔽壁または下遮蔽壁にかけてなだらかな傾斜面に形成することができ、レジスタの正面からの見栄えを一層向上させることができる。
請求項3の発明は、上記請求項1のレジスタにおいて、上記前可動ルーバが1枚の横フィンから構成されることを特徴とする。
この発明によれば、前可動ルーバが1枚の横フィンから構成されるので、横フィンの上方空間と下方空間が比較的広くなって、操作ノブの後部(奥部)が正面から見え易いところ、操作ノブの上遮蔽壁と下遮蔽壁により後部のラック部が良好に隠れ、レジスタの正面からの見栄えを向上させることができる。
本発明のレジスタによれば、操作ノブの上遮蔽壁がラック部の上部を覆い、操作ノブの下遮蔽壁がラック部の下部を覆うため、操作ノブを正面に真直ぐ向けた状態でラック部が上遮蔽壁と下遮蔽壁により正面視から隠されることは勿論のこと、操作ノブを下に振ったとき、ラック部の上部がその上遮蔽壁により隠され、操作ノブを上に振ったときは、ラック部の下部がその下遮蔽壁により隠され、これによって、ラック部はレジスタの正面から殆ど見えなくなり、レジスタの見栄えを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はレジスタの正面図を示し、図2はそのII−II断面図を示し、図3はそのIII-III断面図を示している。また、図4は操作ノブ5と前可動ルーバ3の横フィン30の部分斜視図を示している。図1において、1は前面に空気吹出口11を形成したベゼルであり、ベゼル1の後部背面側にはリテーナ2に連結するための嵌合部が設けられ、その嵌合部にリテーナ2が嵌合・接続される。
ベゼル1の空気吹出口11の内側の左右側壁には、横フィン30用の軸受孔が形成される一方、ベゼル1の前面左側にダンパノブ用開口部が形成され、そこに、図示を省略したダンパ用のダンパノブ6が配置される。リテーナ2は、略矩形のダクト状に形成され、内部に流路21が形成され、その前部(下流側縁部)の上壁と下壁に、後可動ルーバ4の縦フィン40,40a用の軸受孔が所定間隔で形成される。
図2、図3に示すように、前可動ルーバ3は、1枚の横フィン30を水平横方向に設けて構成され、横フィン30が上下に回動可能に支持される。横フィン30の両側には回動軸31が突設され、その回動軸31は、ベゼル1の両側側壁の軸受孔に挿通され、回動可能に支持されている。
図1、図2に示すように、前可動ルーバ3の横フィン30上の右側寄りに、横フィン30を上下に回動させ且つ後可動ルーバ4の縦フィン40,40aを左右に回動するため操作ノブ5が、横フィン30上を左右横方向に摺動可能に装着される。
操作ノブ5が摺動可能に装着される横フィン30の後縁部つまり下流側縁部には、図2、図3に示すように、略三角形断面のガイド溝32が形成され、ガイド溝32には、後述の操作ノブ5のガイド爪56(図8)が係合し、操作ノブ5は横フィン30上をその軸方向(左右横方向)に所定の範囲で摺動可能となっている。また、図示は省略されているが、操作ノブ5が摺動する横フィン30上の範囲内に、凸条が長手方向(摺動方向)に沿って直線状に細く突設され、操作ノブ5の摺動時、摩擦抵抗を小さくし、ガタつきなくスムーズに摺動するようにしている。
操作ノブ5は、図1、図2に示すように、上記前可動ルーバ3と後可動ルーバ4の向きを調整するために、前可動ルーバ3の横フィン30上の右寄りに、摺動可能に外嵌される。操作ノブ5は、図3〜図10に示すように、横フィン30の下部を覆う形状に形成されたノブ本体50と、ノブ本体50の上開口部を覆うようにその上側に嵌着され、ノブ本体50と共に横フィン30を包囲するノブカバー51と、ノブ本体50の後部つまり上流側部に一体形成されるラック部55と、ノブカバー51内に嵌着され、横フィン30の下流側縁部に接触して適度な操作荷重を付与する荷重付与部材52と、から構成される。
ノブ本体50は、図9、図10に示すように、横フィン30の下側を覆って収容するように、浅い方形の容器状に形成され、その内側前部(下流側部)中央に収容部59が設けられる。その荷重付与部材52に操作荷重を付与する荷重付与部材52が収容される。操作ノブ5は、そのノブ本体50により横フィン30の下部を覆うようにし、横フィン30の上部をノブカバー51で覆うように横フィン30を包囲して、ノブ本体50の上にノブカバー51を嵌着し、装着される。
図9に示すように、ノブ本体50の前部(下流側端部)に、ノブカバー51の前部内側に係止される1対の係止爪50aと1対の鈎部50bが突設され、ノブ本体50とノブカバー51の嵌合時、係止爪50a、鈎部50bはノブカバー51の前部内側に係止される。一方、図10に示すように、ノブカバー51の後部(上流側端部)に1対の係止爪58が突設され、ノブ本体50の後部の壁部にはその係止爪58に対応した位置に矩形の係止穴57が設けられ、ノブカバー51をノブ本体50上に嵌め合わせたとき、係止爪58が係止穴57に嵌合し、嵌着される構造となっている。
荷重付与部材52は、例えばオイルを含浸したシリコンゴムから形成され、その接触押圧面に2個の突出部が間隔をおいて形成され、2個の突出部を横フィン30の前部(下流側縁部)に接触させ、適度な押圧荷重で押圧し、操作ノブ5の操作時に適度な操作荷重を生じさせる。
図6、図9に示すように、ノブ本体50の後部(上流側端部)にラック部55が、ノブ本体50の水平面に対し略垂直に立設される。このラック部55の歯は、後可動ルーバ4の縦フィン40aに設けた扇形歯部45と同じピッチで噛合可能に形成され、且つ操作ノブ5を上下に回動したとき、ラック部55が扇形歯部45に対し噛合を保持しながら摺動するように、ラック部55の各歯は縦に円弧状に形成されている。ノブ本体50の後部に立設されたラック部55は、図8、図9に示すように、ノブ本体50上にノブカバー51を嵌着した状態で、操作ノブ5の後部(上流側端部)に位置することとなる。
さらに、図8、図9に示すように、操作ノブ5のノブカバー51における後部の上流側上面に、上遮蔽壁53がラック部55の上部を覆うように突設され、この上遮蔽壁53の下流側面は、ノブカバー51の上面に対し傾斜して結合する傾斜面として形成されている。同様に、ノブ本体50の後部上流側下面に、下遮蔽壁54がラック部55の下部を覆うように突設され、この下遮蔽壁54の下流側面は、ノブ本体50の下面に対し傾斜して結合する傾斜面として形成されている。
これにより、操作ノブ5の上遮蔽壁53がラック部55の上部を覆い、操作ノブ5の下遮蔽壁54がラック部55の下部を覆うため、操作ノブ5を正面に真直ぐ向けた状態で、ラック部55が上遮蔽壁53と下遮蔽壁54により正面視から隠されることは勿論のこと、操作ノブ5を下に振ったとき、ラック部55の上部がその上遮蔽壁53により隠される一方、操作ノブ5を上に振ったとき、ラック部55の下部がその下遮蔽壁54により隠され、ラック部55が正面からは殆ど見えず、レジスタの見栄えを良くするようにしている。
操作ノブ5を横フィン30に組み付ける場合、横フィン30、ノブ本体50、及びノブカバー51の上下を反転させた状態とし、先ず、荷重付与部材52をノブカバー51内の収容部59内に嵌め込み、次に、横フィン30の後縁部(上流側縁部)をノブカバー51内に入れ、そのガイド溝32にガイド爪56を嵌め込み、横フィン30の前縁部(下流側縁部)を荷重付与部材52に当接させてセットする。
この状態で、ノブ本体50の前縁部の係止爪50a、鈎部50bをノブカバー51の前部内側の係止部に嵌め、次に、ノブカバー51の後縁部の係止爪58をノブ本体50の後縁部の係止穴57を嵌め込むように、ノブカバー51をノブ本体50に対し押し付けて、組み付ける。これにより、操作ノブ5は、図4のように、横フィン30上に、摺動可能に装着され、操作ノブ5内に配設された荷重付与部材52の凸部が、横フィン30の前縁部に適度な荷重で当接し、横フィン30の上面と下面の凸条が操作ノブ5の内面に接触する状態で装着される。
後可動ルーバ4は、図2、図3に示すように、複数の縦フィン40をリテーナ2内に一定の間隔で回動可能に縦に配置し、それらの回動軸41を、クランク42を介してリンクバー44で相互に連結して構成される。各縦フィン40の上部と下部には回動軸41が突設され、それらの回動軸41は、リテーナ2内の上壁と下壁に設けた軸受孔に回動可能に嵌合される。各縦フィン40の下部の回動軸にクランク42が連結され、これらのクランク42がリンクバー44により相互に連結される。このリンク機構はリテーナ2の上壁の上に配設され、後可動ルーバ4の各縦フィン40,40aの方向を変えるようになっている。
さらに、図2、図3に示すように、後可動ルーバ4の右寄りの1本の縦フィン40aには、その前部に、扇形に各歯を並設した扇形歯部45が前方に突出して設けられている。この扇形歯部45は、その前方に位置する横フィン30に装着される操作ノブ5のラック部55と係合して配設され、操作ノブ5の左右方向への操作に伴い、縦フィン40aに左右への回動力を伝達し、クランク42、リンクバー44を介して後可動ルーバ4の全ての縦フィン40,40aに回動力を伝達するようになっている。
上記構成のレジスタは、自動車の車内のインストルメントパネルやダッシュボードの部分に、そのリテーナ2の末端を図示しない通風ダクトに接続するようにして装着される。通風ダクトから送られる空気は、リテーナ2内の流路21から空気吹出口11を通して吹き出される。
空気の吹出向きを上または下に調整する場合、図11に示すように、前可動ルーバ3の横フィン30上の操作ノブ5を上または下に回動させて調整する。操作ノブ5を持って上または下に回動させると、図11のように、操作ノブ5が装着された横フィン30がその回動軸31を軸に上または下に回動する。
操作ノブ5を下方に振った(回動した)とき、図11(a)のように、操作ノブ5の後部のラック部55の上部がレジスタの正面から見えやすいが、ノブカバー51の上遮蔽壁53がラック部55の上部を覆い、ラック部55の上部がその上遮蔽壁53により隠される。これにより、ラック部55が正面からは殆ど見えなくなり、レジスタの見栄えを向上させることができる。
同様に、操作ノブ5を上方に振った(回動した)とき、図11(b)のように、操作ノブ5の後部のラック部55の下部がレジスタの正面から見えやすいが、ノブ本体50の下遮蔽壁54がラック部55の下部を覆い、ラック部55の下部がその下遮蔽壁54により隠される。これにより、ラック部55が正面からは殆ど見えなくなり、レジスタの見栄えを向上させることができる。
一方、空気の吹出向きを左右に調整する場合、操作ノブ5を左または右に移動させて調整する。操作ノブ5を持って左または右に動かすと、操作ノブ5は横フィン30上を摺動し、このとき、図2に示す如く、操作ノブ5内では、荷重付与部材52の突出部が横フィン30の前縁部(下流側縁部)に接触し、荷重付与部材52の突出部と横フィン30の前縁部間の摩擦抵抗により、適度な操作荷重が発生し、良好な操作荷重、つまり優れたフィーリングで、操作ノブ5を左右に動かして風向を調整することができる。
そして、操作ノブ5を横方向に動かすことにより、操作ノブ5のラック部55が扇形歯部45を回動させ、それにより、後可動ルーバ4の縦フィン40aがその回動軸41を支点に左右に回動し、その回動力がクランク42、リンクバー44を介して他の縦フィン40に伝達され、各縦フィン40がその回動軸41を支点に回動し、縦フィン40の左右方向の向きが回動軸41を軸にして変化し、空気の吹出方向が左右に調整される。
このように、操作ノブ5の上遮蔽壁53がラック部55の上部を覆い、操作ノブ5の下遮蔽壁54がラック部55の下部を覆うため、操作ノブ5を正面に真直ぐ向けた状態でラック部55が上遮蔽壁53と下遮蔽壁54により正面視から隠されることは勿論のこと、操作ノブ5を下に振ったとき、ラック部55の上部がその上遮蔽壁53により隠され、操作ノブ5を上に振ったときは、ラック部55の下部がその下遮蔽壁54により隠され、これによって、ラック部55はレジスタの正面から殆ど見えなくなり、レジスタの見栄えを向上させることができる。
なお、本発明のレジスタは、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様でも実施することができる。
1.上記実施形態では、ノブ本体50の後部にラック部55を一体に立設したが、ノブカバー51の後部にラック部を一体形成し、或いはラック部を操作ノブのノブ本体またはノブカバーの後部に嵌着させる構造とすることもできる。
2.上記実施形態では、上記上遮蔽壁53、下遮蔽壁54の下流側面(前部)を傾斜面としたが、その面を曲面とし、ノブ本体50またはノブカバー51の上面からその曲面になだらかに続くように構成することもできる。
3.上記実施形態では、ノブカバー51に上遮蔽壁53を一体成形し、ノブ本体50に下遮蔽壁54を一体成形しているが、操作ノブの奥行きが長い場合には、上遮蔽壁を、ラック部の下流側でノブ本体に一体成形してもよい。この場合も、ノブカバーをノブ本体に組み付けた状態では、ノブカバー上面と上遮蔽壁の下流側面の位置関係は上記実施形態と同等にできるため、見栄えを損なうことはない。
本発明の一実施形態を示すレジスタの正面図である。 同レジスタのII-II断面図である。 同レジスタのIII-III断面図である。 横フィンと操作ノブの斜視図である。 操作ノブの正面図である。 操作ノブの背面図である。 操作ノブの平面図である。 操作ノブの左側面図である。 操作ノブの分解斜視図である。 ノブカバーの上下を反転させてその内側を荷重付与部材と共に見たときの平面図である。 (a)は操作ノブを下に振ったときの縦断面図、(b)は操作ノブを上に振ったときの縦断面図である。
符号の説明
1 ベゼル
2 リテーナ
3 前可動ルーバ
4 後可動ルーバ
5 操作ノブ
11 空気吹出口
21 流路
30 横フィン
31 回動軸
40 縦フィン
40a 縦フィン
41 回動軸
42 クランク
44 リンクバー
45 扇形歯部
50 ノブ本体
51 ノブカバー
52 荷重付与部材
53 上遮蔽壁
54 下遮蔽壁
55 ラック部

Claims (3)

  1. 流路内の上流側に後可動ルーバが配設される一方、該流路内の下流側に前可動ルーバが配設され、該後可動ルーバの縦フィンの下流側部に扇形歯部が設けられ、該前可動ルーバの横フィンに操作ノブが摺動可能に外嵌され、該操作ノブの上流側部に該扇形歯部に噛合するラック部が設けられ、該操作ノブにより該前可動ルーバの横フィンを上下に回動したとき、該ラック部が該扇形歯部に対し摺動し、該操作ノブを該横フィン上で横方向に摺動させたとき、該ラック部と該扇形歯部を介して該後可動ルーバの縦フィンが左右に回動して風向を調整するレジスタにおいて、
    該操作ノブの上流側上面に上遮蔽壁が該ラック部の上部を覆うように突設され、該操作ノブの上流側下面に下遮蔽壁が該ラック部の下部を覆うように突設されたことを特徴とするレジスタ。
  2. 前記操作ノブの上遮蔽壁の前面が前記操作ノブの上面に対し傾斜して結合する傾斜面として形成され、該操作ノブの下遮蔽壁の前面が該操作ノブの下面に対し傾斜して結合する傾斜面として形成されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
  3. 前記前可動ルーバが1枚の横フィンから構成されることを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
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