JPH11123923A - 自動車の空気調和装置用ダクト - Google Patents
自動車の空気調和装置用ダクトInfo
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- JPH11123923A JPH11123923A JP9290062A JP29006297A JPH11123923A JP H11123923 A JPH11123923 A JP H11123923A JP 9290062 A JP9290062 A JP 9290062A JP 29006297 A JP29006297 A JP 29006297A JP H11123923 A JPH11123923 A JP H11123923A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00507—Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
- B60H1/00557—Details of ducts or cables
- B60H1/00564—Details of ducts or cables of air ducts
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
装置用ダクトを、金型構造の複雑化を招くことなく、複
数のダクト同士を一体成形可能なように構成する。 【解決手段】 ダクトを構成するエアコンダクト部16
並びにデフロスタダクト部17間が、薄肉ヒンジ18を
介して互いに連結され、型抜きが可能なように展開され
た形態で形成された後、薄肉ヒンジ18の部分で折り曲
げることによって正規の形態にされるようにしてなるも
のとする。これにより、完成形態では型抜き方向が互い
に異なるために一体成形が実質的に不可能なダクトを、
金型構造を複雑化しなくとも一体成形し得るようにな
り、製造工数を低減する上で大きな効果が得られる。
Description
成される自動車の空気調和装置用ダクトに関するもので
ある。
室内を所望の温度に調整したりウインドウガラスの曇り
や霜を除去したりするための空気の吹出口が適所に複数
開口されており、これらの吹出口に空気を送るための送
風ダクトが、インストルメントパネルの内側に配置され
たエアコンユニットの出口から所要の方向に複数延出さ
れている。
用ダクトは、合成樹脂材のブロー成形にて各々別体に成
形した上でリベット等により一体結合するのが従来一般
的であった(特開平7−52683号公報参照)。
クトは、ブロー成形時にまとめて一体成形できれば製造
工数を削減する上に大きな効果を上げることができる
が、これら複数のダクトは、延出方向がまちまちであっ
たり、あるいは異なる空調空気を独立して供給する必要
から一本化することができなかったりと制約が多く、し
かも一方向に型抜き可能な形状とすることが難しく、金
型構造が複雑化しがちなため、一体成形することはきわ
めて困難であった。
解消し、金型構造の複雑化を招くことなく、複数のダク
ト同士を一体成形可能なように構成された自動車の空気
調和装置用ダクトを提供することを目的に案出されたも
のである。
ために、本発明においては、ブロー成形にて形成される
自動車の空気調和装置用ダクトを、当該ダクトを構成す
る複数の部分同士間が、薄肉ヒンジを介して互いに連結
され、型抜きが可能なように展開された形態で形成され
た後、薄肉ヒンジの部分で折り曲げることによって正規
の形態にされるようにしてなるものとした。
に複数の部分同士を相対回動させることで複数の部分同
士を所望の相対角度に調整可能なため、完成状態では吹
き出し口の方向が互いに異なるために同一型抜き方向で
は成形し得ない複数のダクト同士を、型抜き方向を同一
とし得る形態にして相互に連結された状態で一旦ブロー
成形した後に、所定の形態となるように薄肉ヒンジ部で
折り曲げて複数のダクト同士間の相対角度に調整すれば
良く、金型構造を複雑化せずに、吹き出し口の方向が互
いに異なる複数のダクト同士を一体成形することが可能
となる。
明の構成を詳細に説明する。
用ダクトアセンブリを車体に装着した状況を示してい
る。このダクトアセンブリ1は、インストルメントパネ
ル2の内側に配置されたエアコンユニット3から吐出さ
れる空調空気をインストルメントパネル2の中央部に設
けられたセンタベント4に供給するセンタベント用ダク
ト5と、インストルメントパネル2の左右両側部に設け
られた一対のサイドベント6にそれぞれ空調空気を供給
する一対のサイドベント用ダクト7と、フロントウイン
ドウガラス8に対向してインストルメントパネル2の前
端部に設けられたフロントデフロスタノズル9に空調空
気を供給するフロントデフロスタ用ダクト10と、サイ
ドウインドウガラス11に対向してサイドベント6の上
方に設けられた一対のサイドデフロスタノズル12にそ
れぞれ空調空気を供給する一対のサイドデフロスタ用ダ
クト13とからなり、合成樹脂材のブロー成形にて一体
形成されたものである。
ット3の吐出口に対して、図2に示すように、シール板
15を介して接合されるようになっており、このシール
板15との接合基部には、センタベント用ダクト5の導
入口5a、サイドベント用ダクト7の導入口(図示せ
ず)、並びにフロントデフロスタ用ダクト10の導入口
10aがそれぞれ開口しており、各ダクト5・7・10
にエアコンユニット3からの空調空気が互いに独立して
供給されるようになっている。また、サイドデフロスタ
用ダクト13は、フロントデフロスタ用ダクト10の中
間部から延出されており、フロントデフロスタ用ダクト
10を流通する空調空気が分流して供給されるようにな
っている。
ダクト7とは基部において互いに剛結した状態に形成さ
れている。そして両ダクト5・7からなるエアコンダク
ト部16の基部とフロントデフロスタ用ダクト10の基
部とは、左右方向に延設された薄肉ヒンジ18を介して
相互に連結されている。これにより、フロントデフロス
タ用ダクト10及びこれに剛結されたサイドデフロスタ
用ダクト13からなるデフロスタダクト部17とエアコ
ンダクト部16とが、薄肉ヒンジ18を支点に前後方向
に相対回動可能になっている。
タ用ダクト13とは、互いに近接した状態で同一方向へ
延出されており、その中間部並びに先端部の2カ所をリ
ベット19で互いに剛結されている。これにより、デフ
ロスタダクト部17とエアコンダクト部16との相対回
動が規制され、ダクトアセンブリ1が全体として図2に
示す取付状態に強固に保持されるようになっている。
1は、図3に実線で示すように、デフロスタダクト部1
7とエアコンダクト部16とが展開された形態にブロー
成形され、図3中に矢印Aで示す一方向に型抜き可能と
なっている。尚、サイドベント用ダクト7の基部とサイ
ドデフロスタ用ダクト13の先端部とは、図3において
型抜き方向に互いに重なり合っているが、この部分は車
幅方向(図3の紙面に直交する方向)に互いにずらして
形成されるため型抜き上不都合はない。
型抜きされたダクトアセンブリ1は、開口部の切除など
所要のトリミングが施された後、薄肉ヒンジ18を支点
にしてデフロスタダクト部17をエアコンダクト部16
に対して図中矢印Bで示す方向に回動し、図3中に想像
線で示すように、センタベント用ダクト5とフロントデ
フロスタ用ダクト10との両導入口5a・10aの開口
端面が同一平面上にくるように角度調整される。これ
で、ダクトアセンブリ1は図2に示した実使用に供され
る形態となり、サイドベント用ダクト7とサイドデフロ
スタ用ダクト13とをリベット19で相互に結合するこ
とで完成する。
肉ヒンジを支点に相対回動させることで複数のダクト同
士間の相対角度を適宜に調整可能なため、完成形態では
型抜き方向が互いに異なるために一体成形が実質的に不
可能なダクトを、金型構造を複雑化しなくとも一体成形
し得るようになり、製造工数を低減する上で大きな効果
が得られる。しかも、薄肉ヒンジで連結すると、リベッ
トにより連結する場合に必要となるラップ代が不要であ
るため、特にダクトアセンブリの剛性向上を目的に連結
部分を比較的長尺に形成した場合には、重量並びに製造
コストの削減効果が大きくなる。
ンブリを車体に装着した状況を示す斜視図。
て示す斜視図。
期状態を示す断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ブロー成形にて形成される自動車の空気
調和装置用ダクトであって、 当該ダクトを構成する複数の部分同士間が、薄肉ヒンジ
を介して互いに連結され、型抜きが可能なように展開さ
れた形態で形成された後、薄肉ヒンジの部分で折り曲げ
ることによって正規の形態にされるようにしてなること
を特徴とする自動車の空気調和装置用ダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29006297A JP3621240B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 自動車の空気調和装置用ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29006297A JP3621240B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 自動車の空気調和装置用ダクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11123923A true JPH11123923A (ja) | 1999-05-11 |
JP3621240B2 JP3621240B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=17751304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29006297A Expired - Fee Related JP3621240B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 自動車の空気調和装置用ダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3621240B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002274151A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-09-25 | Denso Corp | 車両空調ダクト構造およびその形成方法、並びに車両用空調装置 |
JP2011156974A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Toyota Motor Corp | 車両用空調ダクト構造 |
JP2014201254A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | キョーラク株式会社 | 空調ダクト及びその成形方法 |
JP2020083121A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | ダイハツ工業株式会社 | エアダクト構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102022004891A1 (de) | 2022-01-17 | 2023-07-20 | Mercedes-Benz Group AG | Luftkanalbaugruppe für ein Fahrzeug |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP29006297A patent/JP3621240B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3621240B2 (ja) | 2005-02-16 |
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A521 | Written amendment |
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