JP2020083121A - エアダクト構造 - Google Patents

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彰久 竹田
Akihisa Takeda
彰久 竹田
隆行 奥村
Takayuki Okumura
隆行 奥村
公章 高見
Kimiaki Takami
公章 高見
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Abstract

【課題】インストルメントパネルに設けられる情報表示装置の配置の自由度が高く、かつ圧力損失を抑制できるエアダクト構造を提供する。【解決手段】車両の空調ユニットからインストルメントパネルに設けられた複数の開口部に空気を導くエアダクト構造であって、互いに独立したセンタダクトとサイドダクトとを備える。センタダクトは、インストルメントパネルの車両前方で車幅方向に延びるクロスメンバの車両下側に位置するように、クロスメンバに一体に組み付けられ、開口部のうち、インストルメントパネルにおける車幅方向の中央部かつ車両上側に設けられる情報表示装置よりも車両下側に位置するセンタ開口部に繋がるセンタ吹出口を備える。サイドダクトは、クロスメンバの車両上側に位置するように、インストルメントパネルに一体に組み付けられ、開口部のうち、車幅方向の左右両端部に位置するサイド開口部に繋がるサイド吹出口を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の空調ユニットからインストルメントパネルに設けられた複数の開口部に空気を導くエアダクト構造に関する。
車両のインストルメントパネルには、空調ユニットから送られてきた空気を車室内に吹出すために、複数の開口部が設けられている。この開口部は、一般的に、車幅方向の中央部に設けられるセンタ開口部と、車幅方向の左右両端部に設けられるサイド開口部とを備える。
特許文献1には、空調ユニットからインストルメントパネルに設けられた複数の開口部に向けて送風を分岐させて案内する送風ダクトが開示されている。この送風ダクトは、車両後方に延びるセンタベントダクト(センタダクト)と、車両左右に延びるサイドベントダクト(サイドダクト)とが、融着などにより一体に構成されている。センタダクトは、センタ開口部に接続されるセンタベント吹出口(センタ吹出口)を備える。サイドダクトは、サイド開口部に接続されるサイドベント吹出口(サイド吹出口)を備える。
特開2001−315523号公報
近年、カーナビゲーション等の情報表示装置をインストルメントパネルにおける車幅方向の中央部かつ車両上側に配置することが検討されている。情報表示装置をこの配置とすることで、運転者の視認性を向上することができる。
情報表示装置を上記配置とすると、センタ開口部は、情報表示装置よりも車両下側に位置する。インストルメントパネルの車両前方には、車幅方向に延びるクロスメンバが配置されている。このクロスメンバの配置によっては、情報表示装置を上記配置とすると、センタダクトとサイドダクトとが一体に構成された一体物の場合、センタダクトの経路が複雑になることがある。具体的には、センタダクトは、クロスメンバの車両上側からクロスメンバの外周に沿うように車両下側に延びて配置されることがある。センタダクトやサイドダクトの経路が複雑となると、通風抵抗が増加し、圧力損失の増大を招く。
そこで、本発明の目的の一つは、インストルメントパネルに設けられる情報表示装置の配置の自由度が高く、かつ圧力損失を抑制できるエアダクト構造を提供することにある。
本発明の一態様に係るエアダクト構造は、
車両の空調ユニットからインストルメントパネルに設けられた複数の開口部に空気を導くエアダクト構造であって、
互いに独立したセンタダクトとサイドダクトとを備え、
前記センタダクトは、
前記インストルメントパネルの車両前方で車幅方向に延びるクロスメンバの車両下側に位置するように、前記クロスメンバに一体に組み付けられ、
前記開口部のうち、前記インストルメントパネルにおける車幅方向の中央部かつ車両上側に設けられる情報表示装置よりも車両下側に位置するセンタ開口部に繋がるセンタ吹出口を備え、
前記サイドダクトは、
前記クロスメンバの車両上側に位置するように、前記インストルメントパネルに一体に組み付けられ、
前記開口部のうち、車幅方向の左右両端部に位置するサイド開口部に繋がるサイド吹出口を備える。
上記のエアダクト構造は、センタダクトとサイドダクトとが互いに独立して構成されている。そのため、センタダクト及びサイドダクトの各配置形態が互いに影響を及ぼさない。よって、インストルメントパネルに設けられたセンタ開口部及びサイド開口部の位置関係によらず、センタダクト及びサイドダクトの各経路を簡易にできる。具体的には、センタ開口部が情報表示装置よりも車両下側に位置し、センタ開口部とサイド開口部とが車両の上下方向にずれて位置したとしても、センタダクトがクロスメンバの車両下側に位置し、サイドダクトがクロスメンバの車両上側に位置するような経路を構築できる。つまり、クロスメンバをかわすようにセンタダクト及びサイドダクトの各経路を構築できる。クロスメンバをかわすような経路とできることで、センタダクト及びサイドダクトにそれぞれ複雑な屈曲部分が形成されることがなく、通風抵抗の増加を抑制し、圧力損失を抑制できる。
上記のエアダクト構造は、センタ開口部及びサイド開口部の位置関係によらず、センタダクト及びサイドダクトの各経路を簡易にできることから、情報表示装置をインストルメントパネルの所望の位置に配置できる。具体的には、情報表示装置をインストルメントパネルにおける車幅方向の中央部かつ車両上側に配置できる。情報表示装置をこの配置とすることで、運転者の視認性を向上できる。
上記のエアダクト構造は、センタダクトがクロスメンバに一体に組み付けられ、サイドダクトがインストルメントパネルに一体に組み付けられている。そのため、クロスメンバとインストルメントパネルとを組み付けることで、センタダクトとサイドダクトを容易に組み付けられる。
図1は、実施形態のエアダクト構造を示す概略構成図である。 図2は、実施形態のエアダクト構造に備わるセンタダクトを一体に組み付けた第一部品を示す概略構成図である。 図3は、実施形態のエアダクト構造に備わるサイドダクトを一体に組み付けた第二部品を示す概略構成図である。 図4は、実施形態のエアダクト構造に備わるサイドダクトを一体に組み付けた第二部品を車両斜め後方側から見た概略斜視図である。 図5は、第一部品に備わるサブダクトを示す概略構成図である。
本発明の実施形態のエアダクト構造を、図1〜図5を参照して説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。なお、以下の説明において、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」とは、車両の正面を「前」とし、これを基準とする方向を意味し、図中、矢印FRは車両前後方向の前側、矢印RRは後側、矢印LHは車両左右方向(車幅方向)の左側、矢印RHは右側、矢印UPは車両上下方向の上側、矢印LWRは下側を示す。
図1は、実施形態のエアダクト構造1に備わるセンタダクト15及びサイドダクト25の相対的な位置関係を示す。図2は、車両斜め後方から見た斜視図であり、第一部品10のうちセンタダクト15を外した状態を示す。図3は、車両斜め下側から見た斜視図であり、第二部品20のうちサイドダクト25を外した状態を示す。
≪エアダクト構造≫
実施形態のエアダクト構造1は、図1に示すように、センタダクト15とサイドダクト25とを備える。センタダクト15は、空調ユニット12からインストルメントパネル21に設けられたセンタ開口部211(図3及び図4)に空気を導く。サイドダクト25は、空調ユニット12からインストルメントパネル21に設けられたサイド開口部212(図3及び図4)に空気を導く。実施形態のエアダクト構造1は、センタダクト15とサイドダクト25とが互いに独立しており、センタダクト15がクロスメンバ11に一体に組み付けられて第一部品10(図2)を構成し、かつサイドダクト25がインストルメントパネル21に一体に組み付けられて第二部品20(図3及び図4)を構成することを特徴の一つとする。また、実施形態のエアダクト構造1は、第一部品10と第二部品20とが組み付けられた状態において、図1に示すように、センタダクト15がクロスメンバ11の車両下側に位置し、サイドダクト25がクロスメンバ11の車両上側に位置することを特徴の一つとする。以下、まず第一部品10及び第二部品20の詳細な構成を説明し、その後に第一部品10と第二部品20とを組み付けた状態でのセンタダクト15及びサイドダクト25の位置関係を説明する。
<第一部品>
第一部品10は、図2に示すように、クロスメンバ11にセンタダクト15が一体に組み付けられて構成される。クロスメンバ11には、空調ユニット12も一体に組み付けられる。この例では、センタダクト15は、サブダクト17を介して空調ユニット12に接続される。クロスメンバ11には、サブダクト17も一体に組み付けられる。この例では、第一部品10は、クロスメンバ11と、センタダクト15と、サブダクト17とを備える。
〔クロスメンバ〕
クロスメンバ11は、インストルメントパネル21の車両前方で車幅方向に延びて配置される。この例では、クロスメンバ11は、車両前方の左右のフロントピラー(図示せず)に架設されるピラーツーピラーメンバ(PPメンバ)である。クロスメンバ11は、図1に示すように、車両上側近傍に配置される。
〔センタダクト〕
センタダクト15は、クロスメンバ11の車幅方向の略中央部で車両後方に向かって延びる導管である。センタダクト15は、車両後方側で二股に分岐されている。センタダクト15は、センタ導入口151とセンタ吹出口152とを備える。センタ導入口151は、車両前方側で車両下側に向けて開口し、後述するサブダクト17のセンタ用開口部171を介して空調ユニット12の接続口121(図5)に繋がる。センタ吹出口152は、二股に分岐した先端側で車両後方に向けて開口し、後述するインストルメントパネル21に形成されたセンタ開口部211(図3及び図4)に繋がる。センタダクト15は、センタ導入口151から空気を導入し、センタ吹出口152からセンタ開口部211を介して車室内に空気を吹出す。
〔サブダクト〕
サブダクト17は、空調ユニット12とセンタダクト15との間に介在されると共に、空調ユニット12と後述するサイドダクト25との間に介在され、空調ユニット12と各ダクト15,25とを連通する連通管である。この例では、サブダクト17は、空調ユニット12と後述するデフダクト27(図3)との間にも介在され、空調ユニット12とデフダクト27とを連通する。この例のサブダクト17は、図5に示すように、車両上下方向に延びる一対のサイド用連通ダクト172と、デフ用連通ダクト173とを備える。一対のサイド用連通ダクト172は、車幅方向に離間して配置されている。デフ用連通ダクト173は、一対のサイド用連通ダクト172の車両前方側に配置されている。一対のサイド用連通ダクト172及びデフ用連通ダクト173はそれぞれ、車両上下方向の下側に開口する下側開口部(図示せず)と、上側に開口する上側開口部(サイド用開口部172a及びデフ用開口部173a)とを備える。各下側開口部は、空調ユニット12の接続口121に接続される。サイド用開口部172aは、サイドダクト25のサイド導入口251(図3)に接続され、デフ用開口部173aは、デフダクト27のデフ導入口271(図3)に接続される。一対のサイド用連通ダクト172は、車両上下方向の下側の端面同士が下端面で接続され、上側の端面同士が上端面で接続されている。この下端面における一対のサイド用開口部172a間には、センタ用開口部171を備える。センタ用開口部171は、下端面を貫通する貫通孔であり、この貫通孔の軸方向に略長さを有しない。センタ用開口部171は、下端面の車両下側で空調ユニット12の接続口121に接続され、下端面の車両上側でセンタダクト15のセンタ導入口151に接続される。サブダクト17は、センタ用開口部171とサイド用連通ダクト172とデフ用連通ダクト173とが一体に設けられた一体物である。
センタ用開口部171とサイド用開口部172aとは、図5に示すように、車両上下方向にずれて位置する。そのため、センタダクト15とサイドダクト25とは、サブダクト17を介して接続すると、図1に示すように、車両上下方向にずれて配置される。センタダクト15とサイドダクト25の位置関係については後で詳述する。
<第二部品>
第二部品20は、図3及び図4に示すように、インストルメントパネル21にサイドダクト25が一体に組み付けられて構成される。この例では、インストルメントパネル21には、デフダクト27も一体に組み付けられる。この例では、第二部品20は、インストルメントパネル21と、サイドダクト25と、デフダクト27とを備える。図4では、デフダクト27を省略している。
〔インストルメントパネル〕
インストルメントパネル21は、車両のエンジンルームと車室との間に配置される。インストルメントパネル21は、表裏を貫通する複数の開口部を備える。これらの開口部は、空調ユニット12から送られてきた空気を車室内に吹出す吹出し用開口部を備える。吹出し用開口部は、車幅方向の中央部で車両後方に向けて開口するセンタ開口部211と、車幅方向の左右両端部で車両後方に向けて開口するサイド開口部212とを備える。この例では、吹出し用開口部は、車幅方向の中央部で車両上側に向けて開口するデフ開口部213を備える。また、開口部は、カーナビゲーション等の情報表示装置9(図1)が配置されるナビ用開口部215を備える。ナビ用開口部215は、車幅方向の中央部かつ車両上側に設けられる。ナビ用開口部215は、車幅方向に見たとき、センタ開口部211と略同等の位置にある。また、ナビ用開口部215は、車両上下方向に見たとき、センタ開口部211よりも上側に位置し、サイド開口部212と略同等の位置にある。
〔サイドダクト〕
サイドダクト25は、インストルメントパネル21の車幅方向に延び、かつ車幅方向の左右両端部で車両後方に向かって延びる導管である。サイドダクト25は、サイド導入口251とサイド吹出口252とを備える。サイド導入口251は、車幅方向の略中央部で車両下側に向けて開口し、サブダクト17のサイド用開口部172a(図5)に繋がり、サイド用連通ダクト172(図5)を介して空調ユニット12の接続口121(図5)に繋がる。サイド導入口251は、車幅方向に離間して一対設けられている。サイド吹出口252は、車幅方向の左右両端部でそれぞれ車両後方に向けて開口し、インストルメントパネル21に形成されたサイド開口部212に繋がる。サイドダクト25は、サイド導入口251から空気を導入し、サイド吹出口252からサイド開口部212を介して車室内に空気を吹出す。
〔デフダクト〕
デフダクト27は、インストルメントパネル21の車幅方向の略中央部で車両前方かつ車両上方に向かって延びる導管である。デフダクト27は、車両前方側で二股に分岐されている。デフダクト27は、デフ導入口271とデフ吹出口272とを備える。デフ導入口271は、車両後方側で車両下側に向けて開口し、サブダクト17のデフ用開口部173a(図5)に繋がり、デフ用連通ダクト173(図5)を介して空調ユニット12の接続口121(図5)に繋がる。デフ吹出口272は、二股に分岐した先端側で車両上方に向けて開口し、インストルメントパネル21に形成されたデフ開口部213(図3及び図4)に繋がる。デフダクト27は、デフ導入口271から空気を導入し、デフ吹出口272からデフ開口部213を介して車室内に空気を吹出す。
<センタダクト及びサイドダクトの位置関係>
上述した第一部品10と第二部品20とが組み付けられた状態では、図1に示すように、センタダクト15とサイドダクト25とは、クロスメンバ11を挟んで車両の上下方向にずれて位置している。具体的には、センタダクト15は、クロスメンバ11の車両下側で交差するように車両後方側に向かって略直線状に延びている。センタダクト15のセンタ吹出口152は、情報表示装置9よりも車両下側に位置する。サイドダクト25は、車幅方向に略直線状に延び(図3及び図4)、かつ車幅方向の左右両端部がクロスメンバ11の車両上側で交差するように車両後方側に向かって略直線状に延びている。サイドダクト25のサイド吹出口252は、車両上下方向に見たとき、情報表示装置9と略同等の位置にある(図4)。
≪エアダクト構造の組付け方法≫
上述したエアダクト構造1は、第一部品10の組付け、第二部品20の組付け、及び第一部品10と第二部品20との組付けによって得られる。
まず、図2に示すように、クロスメンバ11に空調ユニット12、センタダクト15、及びサブダクト17を一体に組み付けて第一部品10を製造する。このとき、サブダクト17のセンタ用開口部171にセンタダクト15のセンタ導入口151を合わせる。センタ用開口部171とセンタ導入口151との間には、シール部材を適宜介在させる。シール部材は、ウレタン樹脂で構成されることが挙げられる。また、図3に示すように、インストルメントパネル21にサイドダクト25及びデフダクト27を一体に組み付けて第二部品20を製造する。
独立してそれぞれ製造した第一部品10と第二部品20とを組付ける。このとき、サブダクト17のサイド用開口部172aにサイドダクト25のサイド導入口251を合わせると共に、サブダクト17のデフ用開口部173aにデフダクト27のデフ導入口271を合わせる。サイド用開口部172aとサイド導入口251との間、及びデフ用開口部173aとデフ導入口271との間には、シール部材を適宜介在させる。シール部材は、ウレタン樹脂で構成されることが挙げられる。センタダクト15、サイドダクト25、及びデフダクト27はそれぞれ、サブダクト17の各開口部171,172a,173aでシール部材が圧縮されて接続される。各ダクト15,25,27がシール部材を介して接続されるため、第一部品10と第二部品20とを組付けるにあたり、サブダクト17のサイド用開口部172a及びデフ用開口部173aが開口する側の端面に対して、サイドダクト25のサイド導入口251及びデフダクト27のデフ導入口271が開口する側の端面が多少ずれていても空気の漏れは防止できる。
≪作用効果≫
実施形態のエアダクト構造1は、センタダクト15とサイドダクト25とが互いに独立しており、センタダクト15がクロスメンバ11に一体に組み付けられて第一部品10(図2)を構成し、かつサイドダクト25がインストルメントパネル21に一体に組み付けられて第二部品20(図3及び図4)を構成する。そのため、センタダクト15及びサイドダクト25の各配置形態を独立して構築でき、センタダクト15及びサイドダクト25の各経路を簡易にできる。具体的には、クロスメンバ11をかわすような経路とでき、センタダクト15及びサイドダクト25にそれぞれ複雑な屈曲部分が形成されることを抑制できる。センタダクト15及びサイドダクト25の各経路を簡易にできることで、通風抵抗の増加を抑制し、圧力損失を抑制できる。
また、実施形態のエアダクト構造1は、インストルメントパネル21に形成されるセンタ開口部211及びサイド開口部212の位置関係によらず、センタダクト15及びサイドダクト25の各経路を簡易にできることから、情報表示装置9をインストルメントパネル21の所望の位置に配置できる。具体的には、情報表示装置9をインストルメントパネル21における車幅方向の中央部かつ車両上側に配置できる。情報表示装置9をこの配置とすることで、運転者の視認性を向上できる。
更に、実施形態のエアダクト構造1は、第一部品10と第二部品20の二部品で構成される。そのため、クロスメンバ11とインストルメントパネル21とを組み付けることで、センタダクト15とサイドダクト25とを容易に組み付けられる。
本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。例えば、クロスメンバの位置や、インストルメントパネルに形成される各開口部の位置によっては、サブダクトを省略できる。
1 エアダクト構造
10 第一部品
11 クロスメンバ
12 空調ユニット
121 接続口
15 センタダクト
151 センタ導入口
152 センタ吹出口
17 サブダクト
171 センタ用開口部
172 サイド用連通ダクト
172a サイド用開口部
173 デフ用連通ダクト
173a デフ用開口部
20 第二部品
21 インストルメントパネル
211 センタ開口部
212 サイド開口部
213 デフ開口部
215 ナビ用開口部
25 サイドダクト
251 サイド導入口
252 サイド吹出口
27 デフダクト
271 デフ導入口
272 デフ吹出口
9 情報表示装置

Claims (1)

  1. 車両の空調ユニットからインストルメントパネルに設けられた複数の開口部に空気を導くエアダクト構造であって、
    互いに独立したセンタダクトとサイドダクトとを備え、
    前記センタダクトは、
    前記インストルメントパネルの車両前方で車幅方向に延びるクロスメンバの車両下側に位置するように、前記クロスメンバに一体に組み付けられ、
    前記開口部のうち、前記インストルメントパネルにおける車幅方向の中央部かつ車両上側に設けられる情報表示装置よりも車両下側に位置するセンタ開口部に繋がるセンタ吹出口を備え、
    前記サイドダクトは、
    前記クロスメンバの車両上側に位置するように、前記インストルメントパネルに一体に組み付けられ、
    前記開口部のうち、車幅方向の左右両端部に位置するサイド開口部に繋がるサイド吹出口を備える、
    エアダクト構造。
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