JPH0316402Y2 - - Google Patents

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JPH0316402Y2
JPH0316402Y2 JP11406684U JP11406684U JPH0316402Y2 JP H0316402 Y2 JPH0316402 Y2 JP H0316402Y2 JP 11406684 U JP11406684 U JP 11406684U JP 11406684 U JP11406684 U JP 11406684U JP H0316402 Y2 JPH0316402 Y2 JP H0316402Y2
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JP
Japan
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claw
tilling
tiller
mounting
seat
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JP11406684U
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JPS6128305U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、ロータリ耕耘装置の耕耘軸に取付け
られる耕耘爪の爪座の改良に関するものである。
【従来の技術】
従来、この種の爪座として、板体をコ字状に屈
曲させた一対の材料をそれぞれの端面を衝合さ
せ、その衝合部を溶接して箱形に形成し、この爪
座の一端を耕耘軸に溶着するようにしたものがあ
る。また、プレスによつて端面形状が〓形になる
ように形成しその下部を耕耘軸に溶着するように
したものもある。
【考案が解決しようとする問題点】
上記従来の爪座においては、まず前者のもの
は、プレス成形した一対のものを溶接するプレス
と溶接との組合せで製造工程が複雑となつてコス
ト高となり、また、後者のものでは、箱形に形成
されないので強度が十分でない、等の問題があつ
た。
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記の問題を解消するためになされた
もので、爪座をプレスのみで製造するようにして
製造コストを安価に、しかも箱形に形成して強度
上問題がないようにした耕耘爪の爪座を提供しよ
うとするものである。 この目的を達成するため、本考案は、耕耘爪の
取付基部を挿入して取付けるようにした爪座にお
いて、平面形状において所定幅を有する横長形状
の板体を、プレス加工によりその長さ方向中間部
を境にして一端側に、耕耘爪の取付基部の厚みに
対応する一対の足部と、この足部間に形成される
耕耘軸への取付凹部と、耕耘爪の取付孔とを形成
し、また他端側に、前記足部に対応する一対の切
欠きと、切欠き間に形成される耕耘軸への取付凹
部と、耕耘爪の取付孔とを形成すると共に、前記
足部を板体の内側へ90度屈曲させ、板体の中間部
を耕耘爪の取付基部の厚みに対応させて内側にコ
字状に折曲させて前記足部と切欠き、2つの耕耘
軸への取付凹部および耕耘爪の取付孔をそれぞれ
対応させて爪座を形成するようにしたものであ
る。
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。 第1図および第2図において、符号1は所定の
厚さ、幅を有する板体で、この板体1をプレス加
工により次のように成形している。即ち、板体1
の長さ方向中心線Cを境に一端側に、幅方向両端
に一対の足部2を形成し、この足部2の長さは、
後述する耕耘爪10の取付基部10aの厚みに相
当する長さを有し、この足部2,2間に、後述す
る耕耘軸9への取付凹部3を形成すると共に、耕
耘爪の取付基部10aを取付ける円形の取付孔4
を形成している。また、板体1の他端側には、前
記足部2,2に対応する一対の切欠き5,5と、
この切欠き5,5間に形成される耕耘軸9への取
付凹部6と、耕耘爪の取付基部10aを取付ける
ための六角形の取付孔7とを形成している。 そして上記板体1は、第3図および第4図に示
すようにまず足部2を内側へ90度屈曲させ、次に
第5図および第6図に示すように前記中心線Cを
中心とする中間部を耕耘爪の取付基部10aの厚
みに対応させて内側にコ字状に折曲させることに
より爪座8を形成する。この爪座8は、第6図か
ら明らかなように箱形をなし、前記足部2,2と
切欠き5,5、取付凹部3,6、取付孔4,7を
それぞれ対応させて、取付凹部3,6および足部
2,2の一部を、第7図および第8図に示すよう
に耕耘軸9の外周部に溶着するのである。 爪座8には、耕耘爪10の取付基部10aが挿
通され、取付基部10aに設けた取付孔と取付孔
4,7を合致させ、ここにボルト11を挿通しナ
ツト12で締付けることにより耕耘爪10が装着
される。なおボルトの六角部分は取付孔7内に入
り込むようになつている。 このようにして形成された耕耘爪の爪座8は、
板体1をプレス成形により第1図および第2図の
ように一度で形成し、次いで第3図および第4図
のように足部2,2を屈曲し、さらに長さ方向中
間部をコ字状に折曲して第5図および第6図に示
す各工程がすべてプレス作業により完成される。
そして、この爪座8を耕耘軸9に溶着し、ボルト
11およびナツト12で耕耘爪10が取付けられ
る。 このように、爪座8はすべてプレス作業で完成
されるから、従来のようにコ字状に形成されたも
のを2個衝き合せて溶着するものに比べて溶接工
程がないので製造コストが安価となり、また、箱
形に形成されているから、従来のプレスで〓形に
形成したものに比べ強度が十分にある。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の耕耘爪の爪座
は、プレス作業のみで箱形の爪座を完成させられ
るので、従来の溶接工程を必要としていたものに
比べて製造スピードを早く、製造コストを安価に
できる。また、箱形に形成されるので十分な強度
が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はプレ
スにより成形された板体の平面図、第2図は同側
面図、第3図は足部を屈曲した状態の平面図、第
4図は同側面図、第5図は爪座の平面図、第6図
は同側面図、第7図は爪座を耕耘軸に取付け、爪
座に耕耘爪を取付けた状態の平面図、第8図は同
部分断面図である。 1……板体、C……中心線、2……足部、3,
6……耕耘軸への取付凹部、4,7……耕耘爪の
取付孔、5……切欠き、8……爪座、9……耕耘
軸、10……耕耘爪、10a……取付基部、11
……ボルト、12……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耕耘爪の取付基部を挿入して取付けるようにし
    た爪座において、平面形状において所定幅を有す
    る横長形状の板体を、プレス加工によりその長さ
    方向中間部を境にして一端側に、耕耘爪の取付基
    部の厚みに対応する一対の足部と、この足部間に
    形成される耕耘軸への取付凹部と、耕耘爪の取付
    孔とを形成し、また他端側に、前記足部に対応す
    る一対の切欠きと、切欠き間に形成される耕耘軸
    への取付凹部と、耕耘爪の取付孔とを形成すると
    共に、前記足部を板体の内側へ90度屈曲させ、板
    体の中間部を耕耘爪の取付基部の厚みに対応させ
    て内側にコ字状に折曲させて前記足部と切欠き、
    2つの耕耘軸への取付凹部および耕耘爪の取付孔
    をそれぞれ対応させて爪座を形成するようにした
    ことを特徴とする耕耘爪の爪座。
JP11406684U 1984-07-26 1984-07-26 耕耘爪の爪座 Granted JPS6128305U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11406684U JPS6128305U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 耕耘爪の爪座

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11406684U JPS6128305U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 耕耘爪の爪座

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Publication Number Publication Date
JPS6128305U JPS6128305U (ja) 1986-02-20
JPH0316402Y2 true JPH0316402Y2 (ja) 1991-04-09

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ID=30673094

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JP11406684U Granted JPS6128305U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 耕耘爪の爪座

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JP2016202064A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 小橋工業株式会社 農作業機

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Publication number Publication date
JPS6128305U (ja) 1986-02-20

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