JPS5933738Y2 - オ−トバイのフレ−ム - Google Patents

オ−トバイのフレ−ム

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Publication number
JPS5933738Y2
JPS5933738Y2 JP7094280U JP7094280U JPS5933738Y2 JP S5933738 Y2 JPS5933738 Y2 JP S5933738Y2 JP 7094280 U JP7094280 U JP 7094280U JP 7094280 U JP7094280 U JP 7094280U JP S5933738 Y2 JPS5933738 Y2 JP S5933738Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
welding
flange
motorcycle
motorcycle frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP7094280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56171392U (ja
Inventor
憲一 林
Original Assignee
スズキ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by スズキ株式会社 filed Critical スズキ株式会社
Priority to JP7094280U priority Critical patent/JPS5933738Y2/ja
Publication of JPS56171392U publication Critical patent/JPS56171392U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶接部を補強したオートバイのフレームに関す
る。
従来、オートバイのフレームは第1図〜第3図に示すよ
うにヘッドパイプ3を先端に設けた鋼板からなる筒状の
フレームを、縦に2つ割りとして一対のフレーム本体1
を構威し、この夫々のフレーム本体1の側縁にフランジ
4を設け、該フランジ4を相互に当接後、各フランジ4
の縁部を溶接(以下へり継手溶接と称す)して、両者を
固定していた。
オートバイのフレームはこのような構造からなり、且つ
このようなへり継手溶接のみを施していた\め、必ずし
も強度的に充分ではなかった。
しかし局部的に溶接強度の増大を要求されても適切な方
法が見当らなかった。
本考案は前記事情に鑑みなされたもので、従来のフレー
ムの構造を変えることなく、フランジ部の溶接強度を増
大せしめたオートバイのフレームを提供しようとするも
のである。
本考案は一対のフレーム本体を、該フレーム本体に設け
たフランジのへり継手溶接で相互に固定してなるオート
バイのフレームにおいて、前記一方のフレーム本体のフ
ランジに溶接穴を貫設し、該溶接穴に栓溶接を症したこ
とを特徴とするオートバイのフレームである。
以下、本考案の実症例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第4図〜第5図において、11および12はフレームを
縦に2分割した一対のフレーム本体、13及び14は各
フレーム本体11及び12の両側に夫々設けられたフラ
ンジ、15はフランジ13の補強を必要とする個処に設
けられた栓溶接のための適当数の溶接穴である。
このように構成された一対のフレーム本体13及び14
を、第6図に示すように従来の方法と同様に、フランジ
13及び14を当接した後、その端部にへり継手溶接1
6を施す。
次にフランジ13上の適当数の溶接穴15に図に示すよ
うに栓溶接17をおこないフランジ13と14とを溶接
固定すればよい。
第7図は溶接穴15の他の実症例を示し、15は長方形
の溶接穴、15“は円形の溶接穴を夫々示す。
これらの溶接穴はフランジのスペース、補強の必要性に
応じて適宜形状の溶接穴と、数とを適宜選定すればよい
以上のように、一対のフレーム本体のフランジ部分に、
ヘリ継手溶接を施した従来のオートバイのフレームにお
いては、溶接部の局部的な溶接強度の増大を要求されて
も適切な方法が見当らなかったが、本考案によれば、フ
レームの構造を変えることなく、溶接強度が必要な個処
の一方のフランジ部分に溶接穴を貫設して、該溶接穴に
栓溶接を施せばよい。
これによってフレームのフランジ部分の溶接強度を局部
的に増大させることができ、さらにフランジ部分の溶接
割れの対策にも適している。
【図面の簡単な説明】
第1図はオートバイのフレームの平面図、第2図はその
側面図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図は本考
案に係るオートバイのフレームの一実施例で、第2図の
B部分の部分側面図、第5図は第4図のC−C断面図、
第6図は溶接後の状態を示す同断面図、第7図は本考案
の他の実症例の部分側面図である。 11.12・・・・・・フレーム本体、13,14・・
・・・・フランジ、15・・・・・・溶接穴、17・・
・・・・栓溶接。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のフレーム本体を、該フレーム本体に設けたフラン
    ジのへり継手溶接で相互に固定してなるオートバイのフ
    レームにおいて、前記一方のフレーム本体のフランジに
    溶接穴を貫設し、該溶接穴に栓溶接を推したことを特徴
    とするオートバイのフレーム。
JP7094280U 1980-05-23 1980-05-23 オ−トバイのフレ−ム Expired JPS5933738Y2 (ja)

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JPS56171392U JPS56171392U (ja) 1981-12-17
JPS5933738Y2 true JPS5933738Y2 (ja) 1984-09-19

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