JPS639482Y2 - - Google Patents

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JPS639482Y2
JPS639482Y2 JP16763582U JP16763582U JPS639482Y2 JP S639482 Y2 JPS639482 Y2 JP S639482Y2 JP 16763582 U JP16763582 U JP 16763582U JP 16763582 U JP16763582 U JP 16763582U JP S639482 Y2 JPS639482 Y2 JP S639482Y2
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JP
Japan
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gusset
hole
aggregates
spot
straight
Prior art date
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JP16763582U
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English (en)
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JPS5970870U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はステンレス製鉄道車両用ガセツトに関
するもので、強度的に優れ、製作も容易であり、
骨材、その他の部材のスポツト溶接時に特殊な異
形電極を使用する必要がなく全てストレート電極
による完全溶接が可能であることを特徴とするも
のである。
ステンレス製鉄道車両の製作にあたつて、その
素材が高張力ステンレス材である場合にはその材
質固有の特性によりオールスポツト溶接により組
立てられる。
したがつて、必然的に骨材と骨材の結合部には
ガセツトが必要となる。
従来、上記ガセツトとして各種提供されている
が、ガセツトの取付けに際し、あるいは骨材同志
の溶接、あるいはまた骨材と他の部材との溶接に
際して、スポツト溶接が困難である場所が生じ、
十分な強度を得ることができない場合があるとと
もに、スポツト溶接機の電極としていわゆる異形
電極を使用しなければならない場合があつた。
上記異型電極の使用は作業に手数を要するとと
もに、ストレート電極を使用した溶接と同等の強
度が得られない場合があつた。
本考案は上記のごとき欠点を除去してなるもの
で、従来構造のガセツトをそのまま利用した場合
でも、必要個所をストレート電極を使用して完全
スポツト溶接できることを特徴とするものであ
る。
以下に本考案の一実施例を図面について詳細に
説明する。
第1図には骨材1と骨材2の結合部に平板状の
ガセツトaを取付けた例が示されている。
上記ガセツトaはまず、骨材1の上面にスポツ
ト溶接dされ、つぎに正確に位置合せした骨材2
とスポツト溶接eされる。
しかしながら、骨組み段階で骨組み強度を上げ
るためさらに骨材1,2のフランジ1aと2aの
重合部xをスポツト溶接する必要がある。しかし
ガセツトaが上記溶接の邪魔になり、通常使用さ
れているストレート電極による溶接が不可能であ
り、結局は異形電極を使用しなければならなかつ
た。
しかしながら、異形電極の使用は前記したごと
く実際には好ましくないものである。
そこで、本考案ではガセツトdの上記スポツト
溶接をしようとする重合部xと対応する位置にス
ポツト溶接機のストレート電極が挿通する穴4を
設けるものである。
その結果、第1図示の実施例にあつては骨材
1,2のフランジ1aと2aの重合部xをガセツ
トaに設けた穴4を利用してストレート電極によ
りスポツト溶接することができるものである。
なお、上記穴4の構成により、ガセツトaの強
度が低下させられることも考えられる。そこで、
実際上特に問題はないが、さらに必要に応じて穴
4の一側に一体にフランジ5を構成すると単なる
穴に比べて強度を向上させることができるもので
ある。
第4図、第5図にはフランジ5を有する穴4の
構成過程の一例が示されている。
すなわち、第4図示の場合、穴4を設けるガセ
ツト素材6に絞り加工等により必要とする穴径の
凹所7を設け(第4図ロ)、その後上記凹所7の
底部を抜き加工等により除去(第4図ハ)して穴
4を構成するものであり、第5図示の場合は穴4
を設けるガセツト素材6に当初小さな穴8を設け
(第5図ロ)、つぎに該小さな穴8をベンデイング
加工によりそれより大きな必要径の穴4とすると
ともにフランジ5を構成するものである(第5図
ハ)。
第2図には従来提供されている他のガセツトb
が示されている。
このガセツトbは低張力ステンレス材を絞り加
工により構成したもので、この場合にあつても上
記第1図実施例と同様骨材1、骨材2のフランジ
1a,2aの重合部xをスポツト溶接することが
困難であり、それらは異形電極を使用しても不可
能であるため、結局は溶接されず、強度的に十分
でない欠点があつた。
本考案によれば、上記第1図実施例と同様にそ
の適位置に穴4を設けることにより上記重合部x
もストレート電極による完全なスポツト溶接がで
きるものである。
第3図には別のガセツトcが示されている。こ
のガセツトcは第1図に示したガセツトaと同様
に平板状に構成されているが、ガセツトcにより
隠された骨材1,2のフランジ1a,2aと他の
部材、例えば外板3等をストレート電極を使用し
てスポツト溶接fする例が示されている。
この種の場合、従来は栓溶接、すなわち、フラ
ンジ1a,2aに穴を設けて該穴部を溶接する方
法も採用されているが、溶接割れあるいは歪が生
ずる欠点があつた。
その点本考案によれば、第3図示のごとく、骨
材1,2のフランジ1a,2aと対応する位置に
適数設けた穴4を利用してストレート電極によつ
てガセツトcにより隠された骨材1,2のフラン
ジ1a,2aと他の部材を完全スポツト溶接fす
ることができるものである。
上記のごとく、本考案のガセツトはその適位置
にストレート電極が挿通する穴あるいはフランジ
付き穴を設けたことを特徴とするものであり、異
形電極を使用することなく、全てストレート電極
による完全スポツト溶接が可能であり、骨材結合
部の強度を向上させることができ、その製作も容
易である効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はその使用状態を示す斜視図、第2図は他の実施
例を示し、その使用状態を示す斜視図、第3図は
さらに他の実施例を示し、その使用状態を示す斜
視図、第4図及び第5図はフランジ付き穴の加工
過程の一例を示す説明図である。 1,2……骨材、1a,2a……フランジ
(部)、4……穴、5……フランジ、a,b,c…
…ガセツト、d,e,f……スポツト溶接(部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 骨材の結合部上面に取付けられ、骨材同志の
    スポツト溶接部あるいは骨材と他の部材との溶
    接部と対応する位置に、スポツト溶接機のスト
    レート電極が挿通する穴を設けたことを特徴と
    するステンレス製鉄道車両用ガセツト。 (2) 一側に一体にフランジが構成された穴である
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のステンレス製鉄道車両用ガセツト。
JP16763582U 1982-11-05 1982-11-05 ステンレス製鉄道車両用ガセツト Granted JPS5970870U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16763582U JPS5970870U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 ステンレス製鉄道車両用ガセツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16763582U JPS5970870U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 ステンレス製鉄道車両用ガセツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5970870U JPS5970870U (ja) 1984-05-14
JPS639482Y2 true JPS639482Y2 (ja) 1988-03-22

Family

ID=30366701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16763582U Granted JPS5970870U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 ステンレス製鉄道車両用ガセツト

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JP (1) JPS5970870U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5970870U (ja) 1984-05-14

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