JP2016202064A - 農作業機 - Google Patents

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誠 山中
Makoto Yamanaka
誠 山中
真平 原
Shimpei Hara
真平 原
文雄 河原
Fumio Kawahara
文雄 河原
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Abstract

【課題】2つ以上の部材を接続させる接続部材を有する農作業機であって、部材の接続が緩みにくい農作業機を提供する。また、部材同士の取り付けおよび交換が容易な農作業機を提供する。【解決手段】農作業機であって、第1の部材100と、第2の部材104と、接続部材と、を有し、第1の部材100と、第2の部材104が、接続部材によって接続され、接続部材は、ボルト106と、第1の座金110と、ナット108とを含み、ボルト106に対して、第1の部材100、第2の部材104、第1の座金110、ナット108、の順に挿嵌され、第1の座金110の外径が、ナット108の外径よりも大きく、第1の座金110の表面硬度が、第2の部材104の表面硬度よりも高いことを特徴とする農作業機。【選択図】図2

Description

本発明は、農作業機に関する。詳細には、農作業機であって、2つ以上の部材を接続させる接続部材を有する農作業機に関する。
農作業機、とくに、駆動耕耘機械において、2つ以上の部材を接続させる場合、従来は、ボルトとナットを用いて固定する方法が採用されてきた。
ここで、たとえば農作業機の図1の接続部材50として示した部分において、2つの部材同士が、高圧および衝撃を受け、接続が緩くなり、固定部分が、がたつきやすい。そして、がたついた部材をそのままにしておけば、振動が発生したり、異音が発生したり、部材が脱落したり、部材が損傷したりするなどの不具合が発生する。
農作業機の耕耘爪を一例として説明すると、耕耘爪は土中という抵抗が非常に大きい環境において、高速で回転するものである。このような高い抵抗を受ける環境では、耕耘爪が高圧および衝撃を受け、耕耘爪と耕耘爪固定部の接続部分が緩くなり、固定部分が、がたつきやすい。そして、がたついた耕耘爪をそのままにしておけば、振動が発生したり、異音が発生したり、耕耘爪が脱落したり、耕耘爪固定部が損傷したりするなどの不具合が発生する。
ここで、たとえば、耕耘爪を接続する方法としては、ボルトに貫装される複数の座金を使用することで、ホルダと耕耘刃との圧着に必要な150kg〜180kgの反発力を生み出し、常時圧着保持するという方法が提案されている(特許文献1)。しかし、このような圧着ではがたつきを十分に防止することができず、不十分である。
特開昭60−172208号公報
2つ以上の部材を接続させる接続部材を有する農作業機であって、部材の接続が緩みにくい農作業機を提供する。また、部材同士の取り付けおよび交換が容易な農作業機を提供する。
本発明の一実施形態によると、農作業機において、第1の部材と、第2の部材とが、接続部材によって接続され、接続部材は、ボルトと、第1の座金と、ナットとを含み、ボルトに対して、第1の部材、第2の部材、第1の座金、ナット、の順に挿嵌され、第1の座金の外径RZ1がナットの外径RNよりも大きく、第1の座金の表面硬度が、第2の部材の表面硬度よりも高い農作業機が提供される。
本発明の一実施形態によると、農作業機において、第1の部材と、第2の部材とが、接続部材によって接続され、接続部材は、ボルトと、第1の座金と、第2の座金と、ナットとを含み、ボルトに対して、第1の部材、第2の部材、第1の座金、第2の座金、ナット、の順に挿嵌され、第1の座金の外径RZ1が第2の座金の外径RZ2よりも大きく、第1の座金の表面硬度が、第2の部材の表面硬度よりも高い農作業機が提供される。
本発明の一実施形態によると、農作業機は、回動自在に支持された耕耘軸をさらに有し、第1の部材は、貫通孔を有する耕耘爪であり、第2の部材は、回転自在に支持された耕耘軸に取り付けられ前記貫通孔と同一径の貫通孔を有する耕耘爪固定部であってもよい。
本発明の一実施形態に係る農作業機は、第2の座金は、ばね座金であってもよい。
本発明の一実施形態に係る農作業機は、第1の座金と前記ナットとが一体であってもよい。
本発明の一実施形態に係る農作業機は、第1の座金と前記第2の座金と前記ナットと、のうち、少なくとも2つが一体であってもよい。
本発明の一実施形態に係る農作業機は、第1の座金に対して、ナットが回転自在であってもよい。
本発明の一実施形態によれば、接続部材が緩みにくい農作業機を提供することができる。また、本発明の一実施形態によれば、組み立ておよび交換が容易な農作業機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る農作業機の構成を示す模式図である。図1(a)は、ロータリー作業機の模式図であり、図1(b)は、畦塗り機の模式図であり、図(c)は代掻き機における耕耘ロータ近傍の模式図である。 図2(a)(b)は、本発明の一実施形態に係る農作業機において、第1の部材と第2の部材とが接続部材によって取り付けられている状態の構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る農作業機において、耕耘爪固定部に耕耘爪が取り付けられている状態の構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る農作業機において、耕耘爪固定部に耕耘爪が取り付けられている状態の模式図である。 本発明の一実施形態に係る農作業機に用いる一体型ナットの模式図である。図5(a)は、側面方向の模式図であり、図5(b)〜(f)は、平面方向の模式図である。 本発明の一実施形態に係る農作業機に用いる一体型ナットの模式図である。図6(a)は、側面方向の模式図であり、図6(b)〜(f)は、平面方向の模式図である。 本発明の一実施形態に係る農作業機に用いる一体型ナットの模式図である。図7(a)は、側面方向の模式図であり、図7(b)〜(f)は、平面方向の模式図である。 本発明の一実施形態に係る農作業機に用いる一体型ナットの側面方向の模式図である。
本発明者らが、農作業機において、第1の部材と第2の部材とを接続する接続部材が緩む問題について検討した結果、第1の部材と、第2の部材とが緩む機序が分かった。すなわち、農作業機において第1の部材と第2の部材との接続が緩む機序は、接続に用いるナットが回転して緩むというものではなく、圧力や衝撃等によって第1の部材と、第2の部材とが、(図2を直視したときの左右方向に)揺れることで、ボルトとナットと、第2の部材との間で、面圧が大きくなることで、第2の部材が摩耗し、摩耗の結果生じる間隙によってボルトの軸力がなくなり、結果的に第1の部材と第2の部材とが緩むという機序である。
農作業機においては、第1の部材と、第2の部材とは、ボルトとナットとで締め付けて固定するのが通常であるが、ナットは通常、その表面硬度が高く、これと比較した場合には、第2の部材は、表面硬度が高くないことが多い。このようなことからすると、第2の部材の表面硬度を硬くすることによってゆるみを防止するという方法が考えられるけれども、既存の第2の部材を加工することは難しく、コストアップにもつながるために、新規の第2の部材を利用しなければならなくなってしまう。
本発明者らは、上述の課題に鑑み、本発明に係る農作業機を発明するに至った。そこで、以下、本発明の一実施形態に係る接続部材について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明の作業機は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。本実施の形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施形態1)
図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る農作業機を説明する。まず、図1(a)の農作業機10は、車輪を有して走行可能な走行機体の後部に装着され、耕耘ロータを回転させながら走行機体の前進走行に伴って進行して圃場を耕耘するロータリー作業機であり、図1(b)の農作業機20は、走行機体から伝達される動力によって前処理体および整畦体を回転駆動させる動力伝達機構部を有する畦塗り機である。また、図1(c)は、代掻き機30の耕耘ロータ近傍を部分的に示したものである。
本実施形態では、これら農作業機10、20、30において、少なくとも第1の部材と第2の部材とが略同一の貫通孔を有し、貫通孔にボルトを挿嵌して、2つ以上の部材を接続させる接続部材において、ボルト106に対して、第1の部材100、第2の部材104、第1の座金110、ナット108、の順に挿嵌される(図2(a))。第2の座金をさらに用いてもよく、その場合には、第1の部材100、第2の部材104、第1の座金110、第2の座金112の順に挿嵌される(図2(b))。
ここで、第2の座金112が用いられない場合には、第1の座金110の外径RZ1がナット108の外径RNよりも大きく、第1の座金110の表面硬度が、第2の部材104の表面硬度よりも高い。第2の座金112を用いる場合には、第1の座金の外径RZ1が、第2の座金の外径RZ2よりも大きく、第1の座金110の表面硬度が、第2の部材104の表面硬度よりも高い。本明細書において、表面硬度とは、表面(ひょうめん)または表面近傍の物理的、機械的な性質であって、部材が変形や傷を与えられようとした際の、部材の変形しにくさ、物体の傷つきにくさ(剛性)のことである。
従来農作業機においては、ボルトとナットにより、第1の部材と第2の部材とが接続されており、座金は、ナットの座面が第2の部材からはみ出るような場合と、ナットに対して貫通孔が長穴であるために貫通孔が露出してしまう場合と、貫通孔がボルト径に対してかなり大きい場合と、において例外的に用いられてきた。他方、本発明では、圧力や衝撃等によって第1の部材と、第2の部材とが図2の左右方向にゆれ、ボルトとナットと、第2の部材との間で、面圧が大きくなったとしても、上記のように構成することで、ナットの影響による第2の部材の表面の摩耗が低減され、摩耗による間隙の発生を防止できる。その結果、第1の部材と第2の部材との接続が緩くなること(ボルトの軸力低下)を防止することができる。なお、本明細書で、第2の部材が摩耗するとは、第2の部材そのものの材質部分が摩耗することで発生する第2の部材の陥没だけではなく、塗膜が剥がれることによる間隙の発生の場合をも意味する。
本実施形態による接続部材は、2つ以上の部材をボルトとナットで接続する農作業機すべての箇所に対して適用可能であるが、好ましくは、図1(a)(b)(c)において、接続部材50と指示された部分において使用すると、本発明の緩みを防止する効果が、より発揮できる。
(実施形態2)
図3、図4に示す本発明の一実施形態では、ロータリー作業機10や、畦塗り機20、代掻き機30などの農作業機の耕耘爪200の固定において、本発明に係る接続部材を用いる。耕耘爪200は、耕耘ロータリーに回転自在に支持された耕耘軸202を有し、耕耘軸202には貫通孔を有する耕耘爪固定部204があり、この貫通孔と略同一径である貫通孔を有する耕耘爪200が、本発明の接続部材によって接続される。かかる接続において用いられる部材は、貫通孔に挿嵌されるボルト206と、ボルト206に挿嵌される第1の座金210と、ナット208と、である。そして、ボルト206に対して、耕耘爪200、耕耘爪固定部204、第1の座金210、ナット208、の順に挿嵌される(図3)。第2の座金をさらに用いてもよく、その場合には、ボルト206に対して、耕耘爪200、耕耘爪固定部204、第1の座金210、第2の座金212の順に挿嵌される(図4)。なお、先述の第1の部材が、耕耘爪に相当し、第2の部材が、耕耘爪固定部に相当する。
ここで、第2の座金が用いられない場合には、第1の座金210の外径RZ1がナット208の外径RNよりも大きく、第1の座金の表面硬度が、耕耘爪固定部の表面硬度よりも高い。第2の座金を用いる場合には、第1の座金の外径RZ1が、第2の座金の外径RZ2よりも大きく、第1の座金の表面硬度が、耕耘爪固定部の表面硬度よりも高い。
本発明における耕耘爪固定部204としては、爪ホルダを使用することもできるし、フランジ機構を使用することも可能である。また、耕耘軸についての限定はなく、これを回動自在に保持する作業機の限定もない。耕耘爪の種類としては、なた爪、L字爪などがあげられるが、これに限定されるものではない。
また、爪ホルダの形状、厚さには特に限定がないが、耕耘爪および第1の座金と接する部分は、平面形状であることが望ましい。接触面積が小さいことによって面圧が高まって陥没等が発生してしまうことから、接触面積を大きくしたほうがよいためである。
本発明の一実施形態に係る農作業機は、第1の座金210の外径RZ1がナット208の外径RNよりも大きく、第1の座金の表面硬度が、耕耘爪固定部の表面硬度よりも高いという構成によって、圧力や衝撃等によって、第1の部材と、第2の部材とが図2の左右方向にゆれたとしても、ボルトとナットと、第2の部材との間で面圧が大きくなることで、耕耘爪固定部が摩耗することを防止する。このことで、ボルトの軸力の低下を防ぐことができ、ボルトを緩みにくくすることができる。なお、耕耘爪固定部が摩耗する、とは、耕耘爪固定部表面の材質部分が摩耗することによる座面陥没以外に、塗膜が剥がれる場合も指す。第1の座金の表面硬度を高くする手段としては、一般的な平座金に焼入れ処理を施す等の方法がある。
また、本発明の一実施形態によれば、図4に示すように、第2の座金212をさらに有してもよい。第2の座金としては、たとえば、ばね座金などが挙げられるが、これに限定されるものではない。ばね座金とは、平座金の一部を切断し、切り口をねじることによりばね効果を持たせたものであり、ばね座金がナットと第2の部材との両方に食い込むことでナットが回りにくくなるという効果がある。また、ナットが緩んでも、ばね座金の反発力によって、軸力の低下を一定程度防止できる効果がある。
本実施形態において、耕耘爪をボルトで固定するため挿嵌するため設けられる耕耘爪固定部の孔の個数は、1つ以上であればよく、特に限定はない。また、その孔の大きさは、挿嵌するボルトの太さによってのみ限定される。
本発明の一実施形態によれば、第1の座金の機能と、第2の座金の機能と、ナットの機能と、が一体で形成されていてもよい。これによって、部品点数が少なくなり、組み立ておよび交換が容易になる。ここで、第1の座金の機能は、ナットの座面が第2の部材からはみ出るような場合、ナットに対して貫通孔が長穴であるために貫通孔が露出してしまう場合、貫通孔がボルト径に対してかなり大きい場合などにおいて、ナットが座面に接触する面積を確保する機能である。また、第2の座金の機能は、曲げ構造を有することによる、ばね効果が挙げられる。ばね効果としては、前記のナットが回りにくくなる効果と、反発力による軸力低下を防止する効果と、が挙げられる。ナットの機能は、ナットの中央に雌ネジと呼ばれるネジが切られた貫通孔があり、雄ネジにおいてネジが切られた部分に対して回転して嵌まり、第1の部材と第2の部材とを締め上げる機能である。なお、以下では第1の座金の機能と第2の座金の機能を有する座金を、複合座金と称する。
たとえば、第1の座金の機能と第2の座金の機能とナットの機能とを一体にしたフランジ型一体型ナット330としては、図5(a)に挙げる一体型ナットを用いることが可能である。ナットの平面形状には限定がなく、たとえば、図5(b)ないし(f)に示す一体型ナット331〜335の平面図の平面形状から選択することが可能である。
また、一体型ナット330は、336で指示する箇所に曲げ形状を有していることから、ばね効果があり、第1の座金の機能とナットの機能とが一体で形成されることに加え、ばね座金としての第2の座金の機能も一体に形成された複合効果を生んでいる。このことによって、第2の部材の摩耗を防ぐことができる。図5のように第1の座金とナットを一体とすることで、組み立ておよび交換が容易となる。
そのほかに、第1の座金の機能と第2の座金の機能とナットの機能とを一体にした一体型ナットであって、第1の座金に対して、ナットが回転することができるようにしたものとして、図6(a)に挙げる一体型ナット430を用いることが可能である。一体型ナット430としては、図6(b)ないし(f)に示す一体型ナット431〜435の平面図の平面形状から選択することが可能である。
一体型ナット430は、436で指示する箇所に曲げ形状を有していることから、ばね効果があり、第1の座金の機能とナットの機能とが一体で形成されることに加え、ばね座金としての第2の座金の機能も一体に形成された複合効果を生んでいる。このことによって、第2の部材の摩耗を防ぐことができる。また、一体型ナット430は、図6のように第1の座金の機能と第2の座金の機能とナットの機能とを一体とすることで、組み立ておよび交換が容易となる。また、一体型ナット430は、第1の座金の機能と第2の座金の機能を有する複合座金に対して、ナットが回転することができることによって、嵌合摩擦を効果的に生じさせるという効果もある。また、一体化させたナットに、セレートを追加的に設けることもできる。セレートを設けることによって、摩擦を増加させることができ、戻しトルクを向上させることができる。
そのほかに、複合座金とナットを一体にした一体型ナットであって、複合座金に対して、ナットが回転することができるようにしたものとして、図7(a)に挙げる一体型ナット530を用いることが可能である。一体型ナット530としては、図7(b)ないし(f)に示す一体型ナット531〜535の平面図の平面形状から選択することが可能である。一体型ナット530は、図7のように複合座金とナットを一体とすることで、組み立ておよび交換が容易となる。また、一体型ナット530は、複合座金に対して、ナットが回転することができることによって、嵌合摩擦を効果的に生じさせるという効果もある。また、一体化させたナットに、セレートを追加的に設けることもできる。セレートを設けることによって、摩擦を増加させることができ、戻しトルクを向上させることができる。
そのほかに、複合座金に対してフランジ型一体型ナットが回転することができるようにしたものとして、図8(a)(b)に示す、一体型ナット630や一体型ナット640を用いることもできる。いずれのナットも、複合座金とナットとが一体であることから組み立ておよび交換が容易である。また、636、646に、前述同様の曲げ構造を有するためばね効果を有する。
以上説明したように、本発明によれば、接続部材が緩みにくい農作業機を提供することができる。また、本発明によれば、組み立ておよび交換が容易な農作業機を提供することができる。
1 農作業機、100 第1の部材、104 第2の部材、106 ボルト、108 ナット、110 第1の座金、112 第2の座金、200 耕耘爪、201 耕耘ロータリ、202 耕耘軸、204 耕耘爪固定部、206 ボルト、208 ナット、210 第1の座金、212 第2の座金、
330〜335、430〜435、530〜535、630、631 一体型ナット
336、436、536、636、646 曲げ構造

Claims (7)

  1. 農作業機であって、
    第1の部材と、第2の部材と、接続部材と、を有し、
    前記第1の部材と、前記第2の部材が、前記接続部材によって接続され、
    前記接続部材は、ボルトと、第1の座金と、ナットとを含み、
    前記ボルトに対して、前記第1の部材、前記第2の部材、前記第1の座金、前記ナット、の順に挿嵌され、
    前記第1の座金の外径が、前記ナットの外径よりも大きく、
    前記第1の座金の表面硬度が、前記第2の部材の表面硬度よりも高い
    ことを特徴とする農作業機。
  2. 農作業機であって、
    第1の部材と、第2の部材と、接続部材と、を有し、
    前記第1の部材と、前記第2の部材とが、前記接続部材によって接続され、
    前記接続部材は、ボルトと、第1の座金と、第2の座金と、ナットとを含み、
    前記ボルトに対して、前記第1の部材、前記第2の部材、前記第1の座金、前記第2の座金、前記ナット、の順に挿嵌され、
    前記第1の座金の外径が、第2の座金の外径よりも大きく、
    前記第1の座金の表面硬度が、前記第2の部材の表面硬度よりも高い
    ことを特徴とする農作業機。
  3. 前記第2の座金は、ばね座金であることを特徴とする請求項2に記載の農作業機。
  4. 前記第1の座金の機能と、前記第2の座金の機能と、前記ナットの機能とが、一体であることを特徴とする請求項2又は3に記載の農作業機。
  5. 前記第1の座金の機能と前記第2の座金の機能とを有する複合座金に対して、前記ナットが回転自在であることを特徴とする請求項4に記載の農作業機。
  6. 前記複合座金が、曲げ構造を有することを特徴とする請求項5に記載の農作業機。
  7. 前記農作業機は、回動自在に支持された耕耘軸をさらに有し、
    前記第1の部材は、貫通孔を有する耕耘爪であり、
    前記第2の部材は、前記貫通孔と同一径の貫通孔を有し、前記耕耘軸に配置される耕耘爪固定部であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の農作業機。
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