JP3204877U - 耕耘機の爪 - Google Patents

Abstract

【課題】原材料コスト・維持コストを削減し、細かな砕土能力を発揮する耕耘機の爪を提供する。【解決手段】耕耘軸と刃体部１との間に接続部２を設け、破損しても刃体部接続穴と固定部を介して刃体部のみ交換できるようにすることで、耕耘機の爪の原材料コスト・維持コストを削減する。また、刃体部１を２以上設け、Ｌ字型に弯曲させてそれぞれが対向するように設置することで、細かな耕耘能力を発揮することができる。【選択図】図１

Description

本考案は，耕耘機の爪に関するものである。

これまで流通・利用されている耕耘機の爪は，耕耘軸に対し，耕耘機の爪を直接接続するように設計されていた。しかしながら，そのような設計となると，耕耘機の爪が一部でも破損してしまえば，耕耘機の爪ごと交換しなければならないため，耕耘機の爪の原材料コスト・維持コストが高くなってしまうという問題があった。

また，これまで流通・利用されている耕耘機の爪は，ロータリー式耕耘機を除き，基本的に刃体部１体につき，爪は１つであったため，砕土能力には一定の限界があった。

実公平６−０４４３２２公報 実登３１４８７００号

本考案は，耕耘機の爪の原材料コスト・維持コストを削減すると共に，細かな耕耘能力を発揮することを目的とする。

本考案は，耕耘機に設けられた耕耘軸に取り付けられ，前記耕耘軸を回転することにより耕耘作業をおこなう耕耘爪であって，前記耕耘爪は，Ｌ字型に弯曲された二以上の刃体部１と，前記耕耘軸との接続部穴４と前記刃体部１との接続部穴３とを設けた接続部２とを有し，前記刃体部１は，取付用の固定具によって前記刃体部１同士が対向するように前記接続部２に設置されたことを特徴とする。

本考案は，耕耘機の爪を，刃体部１と接続部２との２つの資材に分け，刃体部１と接続部２とを固定具によって取り付け，脱着可能に設計することで，刃体部が破損しても，破損した部分のみを取外し，交換すればよく，耕耘機の爪の原材料コスト・維持コストを抑制することができる。

さらには，刃体部１を２以上設け，その刃体部同士をそれぞれ対向するように設置することで，細かな砕土能力を発揮することができる。

本考案にかかる耕耘爪を正面から見た図 本考案にかかる耕耘爪を側面から見た図 刃体部 接続部 本考案にかかる耕耘爪を耕耘軸に取り付けた耕耘機の側面図

以下，本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。

図１は本考案にかかる耕耘爪を正面から見たものである。耕耘機の耕耘軸に設置し，耕耘作業を行う。固土，岩等によって刃体部が損傷した際は，刃体部１のみ取り外して交換することができる。

図１〜図３のとおり，刃体部１は，２以上設けられ，Ｌ字型に弯曲されてそれぞれが対向するように設置されるため，細かな耕耘能力を発揮することができる。

本考案は，耕耘機の爪を製造する産業で利用される。

１ 刃体部
２ 接続部
３ 刃体部との接続部穴
４ 耕耘軸との接続部穴

Claims (1)

1. 耕耘機に設けられた耕耘軸に取り付けられ，前記耕耘軸を回転することにより耕耘作業をおこなう耕耘爪であって，
   前記耕耘爪は，
   Ｌ字型に弯曲された２以上の刃体部（１）と，
   前記耕耘軸との接続部穴（４）と前記刃体部（１）との接続部穴（３）とを設けた接続部（２）と，を有し，
   前記刃体部（１）は，取付用の固定具によって前記刃体部同士が対向するように前記接続部（２）に設置されたことを特徴とする耕耘爪。

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