JPH03149528A - 導波路型光スイッチ - Google Patents

導波路型光スイッチ

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JPH03149528A
JPH03149528A JP28784989A JP28784989A JPH03149528A JP H03149528 A JPH03149528 A JP H03149528A JP 28784989 A JP28784989 A JP 28784989A JP 28784989 A JP28784989 A JP 28784989A JP H03149528 A JPH03149528 A JP H03149528A
Authority
JP
Japan
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waveguide
optical
switch
light
waveguides
Prior art date
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Pending
Application number
JP28784989A
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English (en)
Inventor
Hisaharu Yanagawa
柳川 久治
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は導波路型光スイッチに関し、更に詳しくは、ス
イッチ部でスイッチングされた導波光の主成分を増幅し
、かつ漏話成分を吸収・減衰せしめることができ、また
スイッチ部のスイッチング特性をモニタすることができ
る構造の導波路型光スイッチに関する。 (従来の技術) 第4図の斜視図で示したように、分岐角θでY分岐する
りフジ型先導波路を備えた導波路型光スイッチが開発さ
れている。 この光スイッチは、下部電極を裏面に形成した半導体の
基板の上に、同じく半導体材料によって下部クラッド層
、コア層、上部クラツド層を順次積層して、光の入力ポ
ートである主先導波路l、この主光導波路lから角度θ
でY分岐する2本の分岐導波路2a、2bをリッジ状に
形成し、全体の表面に絶縁被覆を施して構成されている
。そして、2本の分岐光導波路2a、2bの上には、そ
の部分の絶縁被覆の一部を除去して窓を形成し、ここか
ら例えばZnなどを上部クラッド層に所望の深さまで拡
散せしめて上部クラブト層内にpn接合面を形成したの
ち、更に前記した窓の部分に訴定材料を例えば蒸着する
ことにより上部電極3a。 3bが形成されている。この場合、この電極形成個所が
スイッチ部として機能する。 これらの主先導波路、分岐光導波路のいずれに−おいて
も、それらのコア層を構成する半導体材料としては、導
渡せしめる使用光の動作波長(λ)に対して透明である
組成のもの、換言すれば、動作波長λに対して吸収損失
がゼロである組成の半導体が用いられでいる。したがっ
て、この光スイッチにおいては、コア層に用いる半導体
のバンドギャップ波長をλgとしたとき、λg〈λの関
係が成立した状態で使用に供される。なお、ここでいう
バンドギャップ波長λgを有する半導体とは、価電子帯
と伝導帯のエネルギーギャップがEgである半導体にエ
ネルギーがhν(=hc/λg。 0:光速)の光子が投入されると、価電子帯から伝導帯
に電子の遷移が起るような半導体のことをいう。一般に
、このバンドギャップλgは半導体の組成によって種々
の値をとる。 この光スイッチで、上記スイッチ部を何ら作動させるこ
となく主光導波路lから波長λの使用光を入射すると、
光は等分の出力で分岐光導波路2a。 2bから出射する。 ここで、一方のスイッチ部を作動させる、例えば電極3
aから所定値の電流を注入すると、その注入域の屈折率
低下が起ることにより、分岐光導波路2aからの出力は
なくなり、主光導波路lに入力された光は、分岐光導波
路2bから出力する。 すなわち、スイッチ部の作動によって、この導波路型光
スイッチは1入力2出力光スイッチ(IX2光スイッチ
)として動作することになる。 (発明が解決しようとする課題) ところで、例えば電極3aから電流注入して分岐光導波
路2a側のスイッチ部を作動せしめると、主先導波路l
から入力した光は、数dB−10dB程度の損失を受け
て分岐光導波路2bから出力する。また、この光スイッ
チの場合、スイッチ部では、通常−lθ〜−20dB程
度の漏話が生ずる。 したがって、この光スイッチを組込んだシステムにおい
ては、上記した値程度の損失および漏話を予め見込んで
おく必要がある。 本発明は、上記したような問題を解決し、光増幅部をも
一体に内蔵し、しかも漏話を低減することもでき、更に
は、スイッチ部のスイッチング特性を経時的にモニタし
て漏話光成分をモニタすることができる新規構造の導波
路型光スイッチの提供を目的とする。      (課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本発明においては、使
用光の動作波長に対して吸収損失がゼロである半導体か
ら成る主光導波路;該主光導波路と接続し、該主光導波
路と同じ半導体から成る2本の分岐光導波路;該分岐光
導波路のそれぞれの上に形成された第1の電極群;前記
それぞれの分岐光導波路の一部分に形成され、使用光の
動作波長近傍にバンドギャップ波長を有する半導体から
成る部分導波路:および、該部分導波路のそれぞれの上
に形成された第2の電極群:から成ることを特徴とする
導波路型光スイッチが提供される。 本発明の光スイッチは、第1図の平面図で示したように
、後述する半導体の積層構造体である主先導波路11と
、この主先導波路11−から分岐角θでY分岐して延び
る2本の分岐光導波路12゜13から成り、分岐点の略
直後の各分岐光導波路の上には第1の電極群12a、1
3aが形成されて各分岐光導波路におけるスイッチ部を
それぞれ構成し、また、これらスイッチ部から離隔した
下流側の分岐光導波路の一部分が後述する別種の半導体
で形成され、更にその上に第2の電極群12b。 13bが形成されることにより各分岐光導波路における
増幅・吸収部を構成した構造になっている。 この光スイッチにおいて、主光導波路11および2本の
分岐光導波路は、いずれも使用光の動作波長(λ)に対
して透明である同一組成の半導体で構成され、増幅・吸
収部である部分導波路のみが、別種の半導体で構成され
ている。 そして、スイッチ部および増幅・吸収部における断面構
造は、半導体の組成が異なるだけで他の要素は同一であ
る。それを、第1図の■−■線に沿う断面図である第2
図に即して説明する。 第一2図において、下部電極21の上には、n+型半導
体の基板22.n+型半導体の下部クラブド層23.n
−型半導体のコア層24.n−型半導体でリッジ形状を
した上部クラッド層25.n−型半導体のキャップ層2
6が順次積層され、全体の上面は絶縁被膜27で被覆さ
れている。この絶縁被膜27の一部は除去されて窓27
aが形成され、ここからZnをキャップ層26と上部ク
ラッド層25の所定深さまで拡散せしめてZn拡散域2
8として上部クラブト層25の中にpn接合面28aを
形成したのち、窓27aを塞いだ状態で上部電極29が
形成される。この上部電極29が、第1図における電極
12a、 12b、 13a、 13bとなっている。 スイッチ部の場合、コア層24は動作波長λに対して透
明な半導体から成り、増幅・吸収部である部分導波路の
場合は、コア層24が動作波長λを自らのバンドギャッ
プ波長(λg)とするような半導体で構成されている。 (作用) 例えば、主先導波路11に動作波長がλである光を入力
し、電極12aから所定値の電流を注入して分岐光導波
路12のスイッチ部を作動せしめる。このとき、分岐光
導波路13のスイッチ部は作動せしめない。 注入キャリアの働きによって分岐光導波路I2のスイッ
チ部の屈折率が低下して、人力光は分岐光導波路13へ
とスイッチングされてい(。このとき、必然的に分岐光
導波路12への漏話が起るので、分岐光導波路13を導
波する光の出力は主光導波路11への入力よりも減衰す
る。 減衰した導波光は部分導波路である増幅・吸収部に達す
る。この増幅・吸収部では所定値の電流が電極13bか
ら注入される。このとき、分岐光導波路12例の電極1
2bからは電離注入しない。 この増幅・吸収部における部分導波路のコア層を構成す
る半導体は、導波光の動作波長λの近傍に自らのバンド
ギャップ波長λgをもっている。 そのため、注入電流のエネルギーも加算されて、この部
分導波路の半導体においては、伝導帯から価電子帯への
電子の遷移が起って、いわゆる誘導放出が現出し、導波
光は増幅されることになる。 すなわち、スイッチ部で減衰した導波光は、この部分導
波路を透過する過程で増幅されて分岐光導波路13から
出力する。 一方、分岐光導波路12例へ漏話した光成分は、分岐光
導波路12例の増幅・吸収部の部分導波路において、微
小ではあるが吸収されて低減する。 また、電極13aから電流注入し、同時に電極12bに
も電流注入すると、上記したのと逆の作用により、分岐
光導波路12から増幅された光出力が得られる。 更に、本発明の光スイッチは、スイッチ部のスイッチン
グ特性をモニタすることもできる。 一般に、電流注入によってスイッチング動作が起こる半
導体構成のスイッチ部においては、そのスイッチング特
性は経時的に劣化する。例えば、InGaAsP発光ダ
イオードの各雰囲気温度における、動作波長1.3μm
の光出力の経時変化は、第3図に示したような傾向にあ
る。第3図から明らかなように、各雰囲気温度において
、光出力は経時的に減少していく。すなわち、光スイッ
チにおいてもスイッチング特性が経時的に劣化していく
ことが予想される。 前記したように、この光スイッチにおいて、例えば分岐
光導波路12の電極12aから電流注入する場合には、
下流側に位置する電極12bには電流を注入しない。そ
こで、この電極12bに逆バイアスを印加できる抵抗回
路を接続すると、スイッチ部で漏話した光成分の光出力
を測定するフォトダイオードとしてその回路は動作する
ことになる。したが?て、この増幅・吸収部の上・下電
極間の電圧を測定することによって、この増幅・吸収部
における光出力を測定することができる。 このようにして上・下電極間の電圧を経時的にモニタし
、その値と第3図で示した光出力とを対比し、スイッチ
部が障害を起したり寿命の尽きるまでの時間を予測する
ことができる。 (発明の実施例) 下部電極21としてAuGeNi/Au、半導体基板2
2として、n−”InPを用いて、第1図および第2図
に示した構造の先スイッチを製造した。 n+InP基板22の上に、n” I no、 y4G
a@、 tsAss、 smP@、44(λg=1.3
gm)で下部クラッド層23゜n−Ina、syGao
、ssASm。yaPs、ss(λg=1.4gm)で
厚みがIgmのコア層24.  n−Ina、tsGa
a、t。 As@、 II@P @、 44(λg=1.3gm)
でリッジ幅が68mの上部クラッド層25を順次形成し
、上部クラッド層25の上に更にn″″InPでキャッ
プ層26を形成し、全体の表面をSiOxの絶縁被膜2
7で被覆して分岐角2°のY分岐導波路とした。 ついで、分岐光導波路12.13の一部絶縁被覆を除去
して窓27aを形成し、ここからZnを拡散せしめてZ
n拡散層28を形成したのち、その上からT i/P 
t/Auを蒸着して電極12a、 13aを添着してス
イッチ部とした。 また、分岐光導波路12.13の一部を、n”jnP基
板22の上までエッチング除去したのち、その部分に、
選択成長によって、n ” I no、 syGao、
 ssAg、yoPs、ss (λg=1.4μm)で
下部クラッド層s n−I ns、 ssGas、 s
sAs@、 ssP s、 ts(λg= 1、55μ
m)で厚みIgmのらア層、n −I ns、 syG
&@、 33ASa、yaPts(λg=1.4μm)
でリッジ幅が6μmの上部クラッド層を形成し、更にこ
の上部クラッド層の上にn″InPのキャップ層を形成
したのち、スイッチ部の場合と同様にして、電極12b
、 13bを形成して増幅・吸収部とした。 この光スイッチにおいて、主光導波路11から動作波長
λが1.55μmである光を入力し、電極12aからは
100mAの電流を注入し、かつ電極13bの光出力を
測定した。 分岐光導波路13からは、動作波長が1.55μmで入
力光の出力に対して7dB増の出力が得られた。 また、分岐光導波路12からの漏話による光成分は、1
0d8程度低減した。 (発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明の導波路型光スイ
ッチは、スイッチ部で減衰した導波光を増幅し、しかも
漏話光成分が増幅・吸収部で吸収されることになるため
、低損失で低漏話の光スイッチとして有用である。、 また、電流注入を行なわない増幅・吸収部に抵抗回路を
接続してそこを透過する漏話光成分の光出力をモニタす
ることができ、スイッチ部におけるスイッチング特性の
劣化状態を予測することもできるため、高信頼性光スイ
ッチの組立てに用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明光スイッチの平面図、第2図は本発明光
スイッチのスイッチ部および増幅・吸収部を示す断面図
、第3図はスイッチ部のスイッチング特性を示すグラフ
、第4図はY分岐光スイッチの斜視図である。 11−・・主光導波路、12.13・・・分岐光導波路
、12a、13a−・・スイッチ部の電極、12b、 
13b・・・増幅・吸収部の電極、21・・・下部電極
、22・・・半導体基板、23・・・下部クラッド層、
24・・・コア層、25・・・上部クラッド層、26・
・・キャップ層、27・・・絶縁被膜、27a・・・窓
、28・・・Zn拡散層、28a・・・pn接合面、2
9・・・上部電極。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 使用光の動作波長に対して吸収損失がゼロである半導体
    から成る主光導波路;該主光導波路と接続し、該主光導
    波路と同じ半導体から成る2本の分岐光導波路;該分岐
    光導波路のそれぞれの上に形成された第1の電極群;前
    記それぞれの分岐光導波路の一部分に形成され、使用光
    の動作波長近傍にバンドギャップ波長を有する半導体か
    ら成る部分導波路;および、該部分導波路のそれぞれの
    上に形成された第2の電極群;から成ることを特徴とす
    る導波路型光スイッチ。
JP28784989A 1989-11-07 1989-11-07 導波路型光スイッチ Pending JPH03149528A (ja)

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JP (1) JPH03149528A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016071273A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 日本電信電話株式会社 光スイッチ素子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016071273A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 日本電信電話株式会社 光スイッチ素子

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