JP2807355B2 - 半導体光スイッチ素子 - Google Patents

半導体光スイッチ素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体材料から成る光ス
イッチ素子に関し、更に詳しくは、偏波依存性や波長依
存性が少なく、低損失かつ高消光比であり、しかも製造
が容易な新規構造の半導体光スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体材料で構成した多様な導波
路型光スイッチ素子が多く提案されている。これは、こ
のタイプの光スイッチ素子はいずれも全て半導体材料で
製造されているため、他の能動素子とのモノリシックな
集積化が可能となるからである。
【0003】このような光スイッチ素子としては、例え
ば、Photonic Switching (p35 〜p37 、1990年)に
K. Komatsuらが発表し、印加電圧が±29Vで14dB程
度の消光比を示す方向性結合器型のもの;ECOC '8
9(p531〜p534)にH. Yanagawa らが発表し、注入電流
が250mAで20dB程度の消光比を示すY分岐型のも
の;Electronics Letters (Vol26. No.7, p476〜477 、
1989年)にC. Wuethrichらが発表し、印加電圧が−
19〜−26Vで10数dB程度の消光比を示すマッハツ
エンダー型のもの;更には、IEEE J. of Quantum Elect
ronics (Vol25. No.7, July.1989)にF. Itoらが発
表し、注入電流が100mAで10数dB程度の消光比を示
すX分岐型のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した4種類の光ス
イッチ素子はいずれもモノリシック集積化という点での
問題はないが、しかし、つぎのような欠点を備えてい
る。まず、方向性結合器型のものは、低損失でかつ高消
光比ではあるが、しかし偏波依存性と波長依存性を有し
ているため、実際の光ファイバ通信システムへの組み込
み時に問題を生ずる。
【0005】Y分岐型のものは、出力側の光導波路にお
ける導波モードをカッオフして動作させるので、偏波無
依存でかつ波長無依存となり、消光比に関しては可成り
良好な特性を有している。しかし一方では、Y分岐点に
おける放射損失が大きく、しかも、分岐角度は約2°程
度の小角であってY分岐点近傍の光導波路の間隔が極め
て狭くなっているため、2本の出力側の光導波路に互い
がショートしないように電極を装荷するときの製作精度
が厳しくなるという問題がある。
【0006】また、マッハツエンダー型のものは、偏波
依存性でかつ波長依存性であるうえに、更には低消光比
であるという問題がある。最後に、X分岐型のものは、
電流注入によるプラズマ効果を利用して動作するので、
偏波無依存でかつ波長無依存でもあるが、しかし、初期
漏話が大きいため高消光比のものが得られず、しかも電
流注入による吸収損失の増大などの問題がある。
【0007】このように、従来から知られている上記4
種類の光スイッチ素子は、偏波依存性でかつ波長依存性
であるかまたは損失が大きいかいずれかの問題がある。
そして、低消光比であることを共通にしている。現在の
光通信システムにおいては、少なくとも20dB以上の消
光比が要求されているが、この目標値を達成するために
は、上記した光スイッチ素子の場合、その製作精度を一
層厳しく設定しなければならなくなる。
【0008】本発明は上記した問題の全てを解決し、偏
波無依存、波長無依存であり、低損失かつ比較的高消光
比であり、しかも製造が容易であり、更には、出力比を
任意に調節することができる新規構造の半導体光スイッ
チ素子の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、互いに平行に配設され、か
つ、電気信号導入用電極が装荷されている2本の出力用
光導波路、ならびに、前記出力用光導波路間の中心位置
に配設され、入力端から光の伝搬方向にかけて路幅が漸
減するテーパ光導波路部と該テーパ光導波路部に光接続
する直線光導波路部とから成り、かつ、少なくとも前記
テーパ光導波路部には電気信号導入用電極が装荷されて
いる1本の入力用光導波路を備えていることを特徴とす
る半導体光スイッチ素子が提供される。
【0010】本発明の光スイッチ素子の基本構成を平面
パターン図として図1に示す。また、後述する電極装荷
部付近を概略斜視図として図2に示す。本発明の光スイ
ッチ素子においては、まず、路幅がいずれもWである等
幅の2本の出力用光導波路1,2が、路幅中心間の距離
2Sの間隔を置いて互いに高さgでリッジ状に平行配設
されている。そして、各出力用光導波路1,2には、そ
れぞれ同じく路幅がWである曲線光導波路3,4を介し
て、路幅Wの直線光導波路5,6が互いの路幅中心間の
距離G0 で光接続されて出力端を構成している。
【0011】出力用光導波路1,2の上には、後述する
電極7,8が装荷され、ここから出力用光導波路1,2
にそれぞれ独立して電気信号が導入できるようになって
いる。出力用光導波路1,2の間には、前記した間隔2
Sの中心位置に入力用光導波路9がリッジ状に配設され
ている。
【0012】この入力用光導波路9は、出力用光導波路
1,2の一方の端部1a,2aと同一面内に位置する入
力端9aから光の伝搬方向にかけてその路幅が漸減する
テーパ光導波路部9bと、そのテーパ光導波路部9bに
光接続する直線光導波路部9cとを備えている。すなわ
ち、入力端9aの路幅をa、ここから光の伝搬方向への
所望の長さをL、長さLの地点における路幅をbとした
とき、このテーパ光導波路部9bは、路幅が(a−b)
/2Lの傾きで漸減し、更に、Lの地点からは路幅bの
直線光導波路部9cが光接続して延在している。
【0013】そして、少なくともテーパ光導波路部9b
の上には、電極10が装荷されて、ここからテーパ光導
波路部9bに所定の電気信号を導入できるようになって
いる。ここで、上記した各パラメータは、長さLの部分
(テーパ光導波路部9b)ではこのテーパ光導波路部9
bと出力用光導波路1,2の間で導波モードの結合が起
こり得るような値に設定され、また同時に、直線光導波
路部9cと出力用光導波路1,2の間では導波モードの
結合が起こらないような値に設定されている。
【0014】すなわち、上記した各光導波路を形成する
際に、入力用光導波路9の入力端9aから光を入力した
とき、その入力光の全てが出力用光導波路1または2に
結合して出力端5または6から出力するように、出力用
光導波路1または2と入力用光導波路9との路幅中心間
の間隔S、テーパ光導波路部9bの路幅a,bや長さL
が設定される。
【0015】
【作用】まず、本発明の光スイッチ素子は、平行配置さ
れた2本の出力用光導波路の中心位置にテーパ状の入力
用光導波路が配置されているので、この入力用光導波路
から光を入力すると、Y. CaiらがOQE88−140.
p17〜p23で発表したように、TEモードに対して
もまたTMモードに対しても略同じような光結合効率が
得られ、同時に、この結合効率の波長依存性は少ない。
すなわち、偏波依存性と波長依存性が少なくなる。
【0016】今、全ての電極を動作させることなく、入
力用光導波路9の入力端9aから光を入力すると、出力
用光導波路1、出力用光導波路2、入力用光導波路9を
伝搬する光パワーの出力比は、x1 :x1 :1−2x1
(ここで、x1 は出力用光導波路を伝搬する光パワーで
ある)になる。すなわち、出力用光導波路1,2の出力
端5,6からは同一強度の光パワーが出力する。
【0017】ここで、例えば電極7からのみ所定の電気
信号を導入する。電気信号としては、所定値の電流や電
圧である。このような電気信号が導入されると、電極直
下に位置する出力用光導波路を構成する半導体材料にお
いてはプラズマ効果やバンドフィリング効果が発現する
ことによってその屈折率が低下する。そのときの屈折率
低下の度合いは、導入した電気信号の大きさによって規
定される。例えば、電気信号が電流であり、この注入電
流値がある値以上になると、電流注入を受けた出力用光
導波路はそこを伝搬する導波モードの全てをカットオフ
するようになる。すなわち、電流注入を受けた出力用光
導波路は、物理的な形状としては存在していても、電磁
気的には光導波路として存在しない状態にすることがで
きる。
【0018】したがって、入力用光導波路9に入力され
た光の全ては、電気信号が導入されていない他の出力用
光導波路2と結合してその出力端6から出力する。つい
で、電極7への電気信号の導入を停止して電極8からの
み電気信号を導入すると、電極8の直下に位置する出力
用光導波路2では導波モードのカットオフが行なわれ、
入力用光導波路9に入力した光は、導波モードのカット
オフ状態が解除された出力用光導波路1と結合してその
出力端5から出力する。
【0019】すなわち、電極7,8を動作させることに
より、出力用光導波路1,2の間で0←→1のスイッチ
ング動作を実現することができる。また、この光スイッ
チ素子の場合、電極10から例えば所定値の電流を注入
することによって、その直下に位置するテーパ光導波路
部9bの屈折率を低下せしめて、出力用光導波路1また
は2を伝搬する光の再結合を防止することにより、テー
パ光導波路部9bからの光出力を常時ゼロにして、入力
用光導波路9に入力した光を出力用光導波路1と出力光
導波路2に分配する光カプラ素子として機能させること
もできる。
【0020】この場合、電極7,8から導入する電気信
号の値をそれぞれ独立して任意に選定すれば、各電極の
直下に位置する出力用光導波路における屈折率低下量を
適宜に変化させることができるので、出力用光導波路
1,出力用光導波路2からの出力比をx2 :1−x
2 (x2 は一方の出力用光導波路からの出力パワー)に
することができる。
【0021】
【実施例】図1の平面パターン図および図2の概略斜視
図で示したような光スイッチ素子を製造した。図におい
て、a:4.0μm,b:2.0μm,L:14.285mm,
W:3.6μm,S:5.8μm,各光導波路の路高g:1.
0μmである。したがって、テーパ光導波路部9bの路
幅の傾きは0.00014である。
【0022】この光スイッチ素子のテーパ光導波路部9
b,直線光導波路部9cは、それぞれ、図1の III−II
I 線に沿う断面図である図3,図1のIV−IV線に沿う断
面図である図4で示すような構成になっている。すなわ
ち、AuGeNi/Auから成る下部電極11の上に、
MOCVD法によって、n+ GaAsから成る基板1
2,n+ GaAsから成る厚み0.5μmのバッファ層1
3,n+ Ga0.9 Al0.1 Asから成る厚み3.0μmの
下部クラッド層14,n- GaAsから成る厚み1.0μ
mのコア層15がこの順序で積層されている。更にこの
コア層15の上には、n- Ga0.9 Al0.1 Asから成
るクラッド16a,p- Ga0.9 Al0.1 Asから成る
クラッド16bから成るリッジ状の上部クラッド層1
5,p+ GaAsから成るキャップ17が順次MOCV
D法で積層され、その上面はSiO2 膜のような絶縁膜
18で被覆されている。
【0023】出力用光導波路1,2の上面を被覆する絶
縁膜18の一部をスリット状に除去して窓19aが形成
され、ここからキャップ17の上に例えばTi/Pt/
Auを蒸着することによって電極7,8が装荷されてい
る。また、テーパ光導波路部9bにおいても、図3で示
したように、絶縁膜18の一部をスリット状に除去して
窓19bが形成され、ここからキャップ17の上に例え
ばTi/Pt/Auを蒸着して電極10が装荷されてい
る。
【0024】なお、これらの電極7,8,10は、出力
用光導波路1,2、テーパ光導波路部9bの全長に亘っ
てその全面を被覆するように装荷されていてもよく、ま
た、一部を被覆した状態で装荷されていてもよい。リッ
ジ状の上部クラッド層は、前記した各半導体材料を積層
したのちそこにエッチング処理を施して図1で示したよ
うな平面パターンとして形成するが、そのときの深さg
は、クラッド16aとクラッド16bが形成するpn接
合面16cよりも深くなるようにエッチング処理を行な
う。
【0025】この素子において、入力用光導波路9の入
力端9aから波長1.3μm,1.55μmであるTEモード
の導波光をそれぞれ入力した。光を入力しながら、電極
7からのみ電流を注入した。出力用光導波路1,出力用
光導波路2,入力用光導波路9からの出力と注入電流値
との関係を図5に示した。図中、○印は出力用光導波路
1,△印は出力用光導波路2,□印は入力用光導波路の
場合を表し、実線は波長1.3μm,破線は波長1.55μm
の場合を表す。
【0026】なお、注入電流を0mA,150mAにした状
態で、TEモードに代えてTMモードの導波光を入力し
て同様の試験を行なったところ、図5と同様の結果が得
られた。図5から明らかなように、電極7からの注入電
流が0mAの場合、1.3μm,1.55μmの導波光(TEモ
ード)に対し、出力用光導波路1,出力用光導波路2,
入力用光導波路9における出力比は、それぞれ、0.42:
0.42:0.16,0.43:0.43:0.14になっている。ここで、
出力用光導波路1と出力用光導波路2に着目すると、注
入電流が0mAの場合は、出力が等分になっているが、し
かし注入電流を250mA以上にすると、出力用光導波路
1の出力は0,出力用光導波路2の出力は1となって、
0←→1のスイッチング特性が発現する。このように、
注入電流を250mA以上にすると、この素子は光スイッ
チとして機能する。そして、このスイッチング特性は、
偏波および波長に対する依存性が抑制されている。
【0027】つぎに、出力用光導波路1,2への電流注
入は行わず、入力用光導波路9のテーパ光導波路部9b
にのみ電流注入を行った。このときの出力用光導波路
1,2からの出力パワー比の変化を図6に示した。図6
から明らかなように、電極10からの注入電流を50mA
程度にすると、出力用光導波路1,出力用光導波路2,
入力用光導波路9からの光パワーの出力比は0.5:0.
5:0になる。
【0028】図7は、他の実施例を示す平面パターン図
である。この素子の場合は、入力用光導波路9の直線光
導波路部9cに、電極7a,8aが装荷され、これら電
極7a,8aはそれぞれ、出力用光導波路1,2に装荷
されている電極7,8と導通している。この素子は、他
の波長帯域に対してわずかな光が入力用光導波路9に入
力した場合であっても、電極7aまたは電極8aに所定
値の電流注入を行なって直線光導波路部9cにおけるこ
の迷光を吸収することができるため、多少の損失が生ず
るとはいえ、出力用光導波路1,2に着目すれば、同じ
く高い消光比の光スイッチとして機能することができ
る。
【0029】なお、以上の説明は光導波路がすべてリッ
ジ状に形成されている素子について行ったが、本発明の
光スイッチ素子はこの形態に限定されるものではなく、
全ての光導波路が埋込み型の場合であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
光スイッチ素子は、互いに平行に配設され、かつ、電気
信号導入用電極が装荷されている2本の出力用光導波
路、ならびに、前記出力用光導波路間の中心位置に配設
され、入力端から光の伝搬方向にかけて路幅が漸減する
テーパ光導波路部と該テーパ光導波路部に光接続する直
線光導波路部とから成り、かつ、少なくとも前記テーパ
光導波路部には電気信号導入用電極が装荷されている1
本の入力用光導波路を備えていることを特徴とするの
で、交互に、一方の電極から電気信号を導入してその直
下に位置する出力用光導波路における導波モードをカッ
トオフして、0←→1のスイッチング動作を実現するこ
とができる。
【0031】電気信号が電流である場合、この注入電流
による吸収損失の増大が生ずるが、この現象は電流注入
された出力用光導波路でのみ発現する。しかし、電流注
入された出力用光導波路には光の出力がないほど高い消
光比が得られるのであり、しかも導波モードのカットオ
フ状態における損失増大は、全体の素子には無関係であ
るため、結果として、本発明の素子は高い消光比を示す
ことになる。このことは、わずかな迷光が存在する場合
も、この迷光が吸収されて出力しないので、高消光比で
あることを意味する。
【0032】また、この素子は方向性結合器構造になっ
ているため、Y分岐型やX分岐型のような放射損失を生
ずることがなく低損失である。しかも、導波モードのカ
ットオフで動作させるので、偏波や波長に対する依存性
も抑制されることになる。更に、この素子におけるテー
パ光導波路部に装荷した電極から所定の電気信号を導入
することにより、その直下に位置する光導波路の屈折率
を任意に変化させることができ、その結果、入力した光
のパワーを出力用光導波路へ任意の割合で分配すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光スイッチ素子の1例を示す平面パタ
ーン図である。
【図2】本発明の光スイッチ素子の要部を示す概略斜視
図である。
【図3】図1の III−III 線に沿う断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】本発明の光スイッチ素子のスイッチング特性を
示すグラフである。
【図6】テーパ光導波路部へ電流注入したときの出力用
光導波路からの出力比を示すグラフである。
【図7】本発明の光スイッチ素子の他の例を示す平面パ
ターン図である。
【符号の説明】
1 出力用光導波路 1a 出力用光導波路1の一方の端部 2 出力用光導波路 2a 出力用光導波路2の一方の端部 3,4 曲線光導波路 5,6 直線光導波路(出力端) 7,8 電気信号導入用電極 7a,8a 電極 9 入力用光導波路 9a 入力用光導波路9の入力端 9b テーパ光導波路部 9c 直線光導波路部 10 電気信号導入用電極 11 下部電極 12 基板 13 バッファ層 14 下部クラッド層 15 コア層 16 上部クラッド層 16a クラッド 16b クラッド 17 キャップ 18 絶縁膜 19a,19b 窓 a テーパ光導波路部9bの入力端の路幅 b テーパ光導波路部9bのL地点における路幅 L テーパ光導波路部9bの長さ W 出力用光導波路1,2の路幅 S 出力用光導波路1,2の路幅中心間の距離 g 光導波路の高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 喜之 神奈川県大和市つきみ野8−9−29 (72)発明者 麦 漢明 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 柳川 久治 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (56)参考文献 電子情報通信学会技術研究報告 VO L,OQE88 NO.443 PP.17− 23 (1989年2月20日発行) YUAN MIN CAI ET.AL.,「テー パ状結合導波路における結合特性の解 析」 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/00 - 1/055 505 G02F 1/29 - 1/313 G02B 6/12 - 6/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に配設され、かつ、電気信号
    導入用電極が装荷されている2本の出力用光導波路、な
    らびに、前記出力用光導波路間の中心位置に配設され、
    入力端から光の伝搬方向にかけて路幅が漸減するテーパ
    光導波路部と該テーパ光導波路部に光接続する直線光導
    波路部とから成り、かつ、少なくとも前記テーパ光導波
    路部には電気信号導入用電極が装荷されている1本の入
    力用光導波路を備えていることを特徴とする半導体光ス
    イッチ素子。
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CN113376740B (zh) * 2021-06-18 2022-11-22 南京刻得不错光电科技有限公司 分光/合光元件及光子器件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
電子情報通信学会技術研究報告 VOL,OQE88 NO.443 PP.17−23 (1989年2月20日発行) YUANMIN CAI ET.AL.,「テーパ状結合導波路における結合特性の解析」

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