JPH0314209A - 積層型電子部品 - Google Patents

積層型電子部品

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JPH0314209A
JPH0314209A JP1150942A JP15094289A JPH0314209A JP H0314209 A JPH0314209 A JP H0314209A JP 1150942 A JP1150942 A JP 1150942A JP 15094289 A JP15094289 A JP 15094289A JP H0314209 A JPH0314209 A JP H0314209A
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JP
Japan
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element body
laminated
green sheets
electrodes
inner electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP1150942A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takeuchi
宏幸 竹内
Haruhisa Isoda
磯田 治久
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業」二の利用分野〉 本発明は積層型電子部品に係り、詳しくは、外部電極が
形成される素体の端面形状に関する。
〈従来の技術〉 従来から、この種の積層型電子部品の一例としては、第
4図で示すような概略構造を有するチップインダクタ1
0が知られている。このチップインダクタ10は、内部
電極11を介して積層された複数枚の磁性体(フェライ
ト)グリーンシートが一体焼成されてなる素体12を備
えたものであって、この素体12の両端部それぞれには
内部電極11と導通する外部電極13が形成されている
ところで、このようなチップインダクタ10を製作する
際には、その多数個を同時に一括して製作するのが一般
的となっている。そこで、その製作にあたっては、まず
、第5図の要部分解斜視図で示すように、各チップイン
ダクタ10におりる内部電極11に対応する所定形状の
導電ベース1〜層14の多数が表面上に印刷形成された
グリーンシート15と、表裏面に何も印刷されていない
複数枚のグリーンシート16とをそれぞれ用意する。
なお、この導電ペースト層14は、通常、銀を主体とす
る導電ペーストを用いるごとによって形成される。そし
て、導電ペースト層14が形成されたグリーンシート1
5の表裏それぞれに他のグリーンシート16を所定枚数
ずつ積層したのち、これらの全体を積層方向に沿って加
圧し、多数の素体12を形成するための母材となる一体
化された積層体17を構成する。
つぎに、一体化された積層体17を第5図の仮想線で示
す分割線に沿って切断することにより、個々の素体12
に対応する多数の積層単体18を形成したうえ、これら
の積層単体18のそれぞれを所定温度で一体焼成するこ
とによって素体12を形成する。さらに、このようにし
て得られた素体12に対してバレル研磨を施したのち、
この素体12の両端部それぞれに導電ペーストを焼き付
けることによって外部電極13を形成する。その結果、
素体12の各端面に露出した内部電極11の引き出し端
縁と外部電極13とが互いに接触することになり、この
内部電極11と外部電極13とは導通することになる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、前述したようなチップインダクタ10の素体
12となる積層単体18を焼成した際には、第6図(a
)で示す第4図のVl−Vl線に沿う断面図のように、
その内部電極11となる導電ペースト層14の引き出し
端部19における外気と接する外周端縁、ずなわち、こ
の内部電極11の引き出し端縁に沿って露出した銀が酸
化することになる結果、酸化膜20が形成されてしまう
。そして、このような状態で外部電極13を形成した場
合、内部電極11の引き出し端部19と外部電極1.3
との間には酸化膜20が介在することになり、良好な導
通が得られなくなってしまう。
そこで、このようにして形成された電極11の引き出し
端縁に沿う酸化膜20を除去し、その内側の良好な導電
性能を有する引き出し端部19を素体12の端面にまで
露出させるべくバレル研磨を施すことになる。しかし、
バレル研磨によっては、第6図(b)で拡大して示すよ
うに、素体12の角(エツジ)部12a及び酸化膜20
の一部のみが削り取られて除去されるに過ぎず、内部電
極11の引き出し端部19は素体12の角部12aから
部分的にわずかたけ露出することにしかならない。その
ため、通常のバレル研磨が施されたチップインダクタ1
0では、その内部電極11と外部電極13との導通状態
が不安定となってしまい、信頼性が悪化してしまうこと
になっていた。なお、このとき、素体12に対して長時
間にわたるバレル研磨を施し、その端面を全面的に削り
取ることによって内部電極11の引き出し端縁に沿う酸
化膜20のすべてを除去することも考えられるが、この
ようにすると、素体12の角部12aが除去され過ぎて
しまい、プリント配線基板などへの実装時に必要な安定
性が悪くなるという別異の不都合を招いてしまう。
本発明ばかがる従来の不都合を解消すべく創案されたも
のであって、内部電極と外部電極との間における良好な
導通状態を確保することができ、信頼性の向上を図るこ
とが可能な積層型電子部品の提供を目的としている。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、内部電極
を含んで積層された複数枚のグリーンシートが一体焼成
されてなる素体を備え、かつ、その両端部に前記内部電
極と導通ずる外部電極を形成してなる積層型電子部品に
おいて、前記内部電極の引き出し端縁が露出する前記素
体の両端面それぞれに、前記グリーンシーI・の積層方
向に沿う凹溝を形成したことを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成によれば、焼成された素体の両端面それぞれに
は凹溝が形成されており、この凹溝の内周面と素体の端
面とは互いに角部を介して連続することになる。そこで
、この素体に対してバレル研磨を施すと、素体そのもの
の角部のみならず、その端面と凹溝の内周面とによって
形成された角部が削り取られて除去される結果、これら
の角部からは良好な導電性能を有する内部電極の引き出
し端部が露出することになる。
〈実施例〉 以下、本発明を積層型電子部品としてのチップインダク
タに適用し、その一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はチップインダクク全体の概略構造を示す一部省
略斜視図、第2図は積層体の要部分解斜視図であり、第
3図(a) 、 (b)は第1図のnl−m線に沿う断
面図である。そして、これらの図における符号1は、チ
ップインダクタである。なお、本実施例に係るデツプイ
ンダクタ1の全体構造は、その素体の端面形状を除き、
前述した従来例としてのチップインダクタ10と基本的
に異ならないので、第1図ないし第3図において第4図
ないし第6図と互いに同一もしくは相当する部分につい
ては同一符号を付し、ここでの詳しい説明は省略する。
本発明に係るチップインダクタ1の素体12は、第1図
で示すように、内部電極11を介して互いに積層さ軌た
複数枚の磁性体グリーンシート1516が一体焼成され
ることによって形成されており、その両端面それぞれに
はグリーンシート1516の積層方向に沿って、例えば
、平面視半円形状とされた凹a2が形成されている。ま
た、この素体12の両端部それぞれには、内部電極11
の引き出し端縁と接触して互いに導通ずる外部電極13
が形成されている。
つぎに、本発明に係るデツプインダクタ1の制作手順に
ついて説明する。
その制作にあたっては、まず、第2図の要部分解斜視図
で示すように、従来例と同様の手順によって制作され、
かつ、多数の素体12を形成するための母相となる一体
化された積層体17を構成する。そして、一体化された
積層体17における個々の素体12と対応する領域を切
断するだめの分割線(第2図では、仮想線で示す)を設
定したのち、パンチなどを用いることによってチップイ
ンダクタ1の端面と対応する分割線の所定位置ごとに平
面視円形状とされた貫通孔3を形成する。
そののち、真直刃を有するカッター(図示していない)
を用いることによって積層体17を分割線に沿って切断
し、個々の素体12に対応する多数の積層単体18を形
成する。そこで、切断された積層車体18における両端
面それぞれにはグリーンシート15.16の積層方向と
直交する貫通孔3の半部、すなわち、平面視半円形状と
された凹溝2が形成されていることになり、この凹溝2
の内周面と素体12の端面とは互いに角部4を介して連
続していることになる。
そして、このようにして構成された積層単体18を一体
焼成すれば、第3図(a)で示すように、素体12の内
部電極J1となる導電ペースト層14の引き出し端部1
9における外気と接する外周端縁、すなわち、この内部
電極11の引き出し端縁に沿って露出した銀が酸化され
、酸化膜2oが形成されてしまうことになる。ところが
、この素体12に対してバレル研磨を施すと、第3図(
b)で示すように、素体12そのものの角部12aのみ
ならず、その端面と凹溝2の内周面とによって形成され
た角部4までもが削り取られて除去されることになる。
そして、この素体12の角部12a、4それぞれからは
良好な導電性能を有する内部電極11の引き出し端部1
9が露出してくることになる。そこで、この素体12の
両端部それぞれに導電ペーストを焼き付けることによっ
て外部電極13を形成ずれば、素体12の各端面に露出
した内部電極11の引き出し端縁と外部電極4とが互い
に接触し、内部電極]■と外部電極13とが互いに導通
することになる。
なお、以上の説明においては、本発明に係る積層型電子
部品がチップインダクタ1であるものとして説明したが
、これに限定されるものではなく、例えば、複数枚の誘
電体グリーンシートを同様に積層したうえで焼成するこ
とによって形成されるチップコンデンサなどに対しても
適用可能であることはいうまでもない。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明に係る積層型電子部品によ
れば、内部電極を介して積層された複数枚のグリーンシ
ートが一体焼成されてなる素体における内部電極の引き
出し端縁が露出する両端面それぞれに、グリーンシート
の積層方向に沿う凹溝を形成しているので、この凹溝の
内周面と素体の端面とは互いに角部を介して連続するこ
とになる。そこで、この素体に対してバレル研磨を施す
と、素体そのものの角部のみならず、その端面と凹溝の
内周面とによって形成された角部が削り取られて除去さ
れることになり、これらの角部からは良好な導電性能を
有する内部電極の引き出し端部が露出することになる。
したがって、この素体の両端面それぞれに外部電極を形
成した場合には、内部電極と外部電極とが互いに複数個
所で接触することになり、両者の良好な導通状態が得ら
れることになる結果、その信頼性の向上が図れることに
なる。
また、本発明によれば、素体の端面と外部電極との接触
面積が従来例よりも増えるので、両者の接着強度が強く
なるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例に係り、第1図は
チップインダクタ全体の概略構造を示す一部破断斜視図
、第2図は積層体の要部分解斜視図であり、第3図(a
) 、 (b)は第1図のm−m線に沿う断面図である
。また、第4図ないし第6図は従来例に係り、第4図は
チップインダクタ全体の概略構造を示す一部破断斜視図
、第5図は積層体の要部分解斜視図であり、第6図(a
) 、 (b)は第4図のVI−VI線に沿う断面図で
ある。 図における符号1はチップインダクタ(積層型電子部品
)、2は凹溝、4は角部、11は内部電極、I2は素体
、I3は外部電極、15.16はグリーンシートである

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 内部電極を含んで積層された複数枚のグリーン
    シートが一体焼成されてなる素体を備え、かつ、その両
    端部に前記内部電極と導通する外部電極を形成してなる
    積層型電子部品において、前記内部電極の引き出し端縁
    が露出する前記素体の両端面それぞれに、前記グリーン
    シートの積層方向に沿う凹溝を形成したことを特徴とす
    る積層型電子部品。
JP1150942A 1989-06-13 1989-06-13 積層型電子部品 Pending JPH0314209A (ja)

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JP1150942A JPH0314209A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 積層型電子部品

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JPH0314209A true JPH0314209A (ja) 1991-01-22

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ID=15507786

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JP1150942A Pending JPH0314209A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 積層型電子部品

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011093489A1 (ja) * 2010-02-01 2011-08-04 株式会社村田製作所 電子部品の製造方法
US8292425B2 (en) 2008-08-27 2012-10-23 Yamamoto Kogaku Co., Ltd. Eyeglasses
JP2022109327A (ja) * 2019-09-30 2022-07-27 株式会社村田製作所 コイル部品

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