JPH0323603A - 積層型チップインダクタ - Google Patents

積層型チップインダクタ

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JPH0323603A
JPH0323603A JP15883989A JP15883989A JPH0323603A JP H0323603 A JPH0323603 A JP H0323603A JP 15883989 A JP15883989 A JP 15883989A JP 15883989 A JP15883989 A JP 15883989A JP H0323603 A JPH0323603 A JP H0323603A
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JP
Japan
Prior art keywords
conductor pattern
internal conductor
electrode
green sheet
extraction
Prior art date
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Pending
Application number
JP15883989A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kobayashi
隆 小林
Haruhisa Isoda
磯田 治久
Yoshibumi Yamanaka
山中 義文
Hiroyuki Takeuchi
宏幸 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0323603A publication Critical patent/JPH0323603A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は積層型チップインダククに係り、詳しくは、そ
の外部電極と導通する内部導体パターンの引き出し部の
構造に関する. く従来の技術〉 従来から、この種の積層型チップインダクタとしては、
第3図の外観斜視図及び第4図の分解斜視図で示すよう
に構威されたチップコイル10が知られている.このチ
ップコイノレlOは、富艮や銀パラジウムなどを含む導
電ペーストからなる内部導体パターンl1が形成された
磁性体(フエライト)グリーンシー}12の表裏面を何
らの導体パターンも形成されていない無地のグリーンシ
ート(以下、ダミーシ一トという)13で挟んで圧若し
、焼或一体化してなる素体l4を備えている。
そして、この素体14の両端面それぞれには、内部導体
パターン11と導通する外部電極15が形成されている
. なお、この内部導体パターン11は、グリーンシート1
2の表面に形成された導体パターンl6と、その裏面に
形成された導体パターンl7とがスルーホール18を介
して接続されることによって構威されたものであり、こ
のグリーンシートl2の表裏面における互いに対向する
端部位置それぞれには内部導体パターン16.17のそ
れぞれと個別に接続される引き出し電極19が形成され
ている.すなわち、外部電極l5は、内部導体パターン
l1の引き出し部となる引き出し電極19の外周端緑部
分に接触して導通している.〈発明が解決しようとする
II題〉 ところで、前記チップコイルlOとなる素体l4を焼成
した際には、そのときの焼成温度や蒸気圧の関係に基づ
き、素体l4の端面に露出して外気と接する内部導体パ
ターン11の引き出し部、すなわち、引き出し電極l9
の外周端緑部分から導電ペーストに含まれていた銀や銀
パラジウムなどの導電威分が敗百pm程度の深さにわた
って蒸発してしまうことがある.その結果、この素体l
4の両端面それぞれに外部電極l5を形成した際、この
外部電極15と内部導体パターン1lとが互いに導電威
分の蒸発した層を介して接触することになり、両者の良
好な導通が得られなくなってしまう. そこで、実際の製造工程においては、内部導体J《ター
ン11と外部電極15との良好な導通を確保すべく、素
体14の端面をバレル研磨で削り取゛ることによって引
き出し電極l9の導電戒分が蒸発した外周端緑部分を除
去することが行われている.しかし、通常程度のバレル
研磨を施すだけでは、素体14の角{工γジ)部14a
のみが除去されるに過ぎず、内部導体パターン11の引
き出し部となる引き出し電極19は除去された素体14
の角部14a付近からわずかに露出することにしかなら
ない.そのため、バレル研磨を施したにも拘わらず、内
部導体パターンl1と外部電極l5との不充分な導通し
か得ることができず、チップコイル】Oに対する信頼性
の低下を招くことになっていた.なお、このとき、素体
l4に対して長時間にわたるバレル研磨を施すことによ
って引き出し電極19の外周端緑部分の全てを除去する
ことも考えられるが、このようにすると、素体l4の角
部14aが除去され過ぎて丸くなってしまい、プリント
配線基板などに対する実装時の安定性が悪くなるという
別異の不都合が生じてしまう.本発明はかかる従来の不
都合を解消すべく創案されたものであって、内部導体パ
ターンと外部電極との良好な導通を確保し、信頼性の向
上を図ることが可能な積層型チップインダクタを提供す
ることを目的としている. 〈課題を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達或するために、スルーホ
ールを介して接続される内部導体パターンが形成された
第lのグリーンシートと、前記内部導体パターンの引き
出し電極のみと重合する引き出し捕助電極が形成されて
前記第1のグリーンシートを挟み込む第2のグリーンシ
ートとを圧着して焼成一体化した素体を備え、かつ、こ
の素体の両端面それぞれに前記引き出し電極及び引き出
し捕助電極からなる前記内部導体パターンの引き出し部
と接触して導通する外部電極を形成したことを特徴とす
るものである. 〈作用〉 上記構戒によれば、素体の端面に露出して外気と接する
内部導体パターンの引き出し部が第1のグリーンシート
に形成された内部導体パターンの引き出し電極と第2の
グリーンシートに形成された引き出し捕助電極との2層
によって構威されるので、その厚みが倍加して従来例よ
りも厚くなる.したがって、この引き出し部を構或する
引き出し電極及び引き出し捕助電極となる導電ペースト
に含まれた銀や銀パラジウムなどの蒸気圧が高くなり、
この導電成分の蒸発が抑制されることになる結果、内部
導体パターンの引き出し部には導電威分の多くが残留す
ることになる. く実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する. 第1図は積層型チップインダクタとしてのチンプコイル
の外観斜視図、第2肉はその分解斜?j!図であり、こ
れらの図における符号1はチップコイル、2はその素体
である.なお、本実施例に係るチップコイルl及び素体
2の構戒は、前述した従来例に係るチップコイル10及
び素体l4と基本的に異ならないので、第1図及び第2
図において第3図及び第4図と互いに同一もしくは相当
する部品、部分には同一符号を付し、ここでの詳しい説
明は省略する. チップコイルlを構威する素体2は、銀や銀パラジウム
などを含む導電ペーストからなる内部導体パターン1l
が形成された従来例と同様の第1の磁性体くフエライト
〉グリーンシート12と、このグリーンシート12に形
成された内部導体パターン11の引き出し電極l9のみ
と重合する引き出し捕助電極3が形成された第2のグリ
ーンシート4と、何らの導体パターンも形成されていな
い無地のダミーシ一ト13とからなっている.そして、
この素体2は、第1のグリーンシートl2を第2のグリ
ーンシート4で挟み込んだうえ、これらのグリーンシー
}12.4をさらにダξ−グリーンシートl3で挟んで
圧着したのち、焼或一体化することによって形成されて
いる.また、この素体2の両端面それぞれには、導電ペ
ーストを塗布して焼き付けることによって形成された外
部電極15が被着されている. ところで、この素体2においては、その端面に露出して
外気と接する内部導体パターンl1の引き出し部が、第
1のグリーンシー}12に形成された内部導体パターン
11の引き出し電極l9と、第2のグリーンシート4に
形成された引き出し捕助電極3との2層によって構威さ
れることになる.したがって、この引き出し部の厚みが
倍加して従来例よりも厚くなり、素体2を焼成した際に
おける銀や銀パラジウムなどの蒸気圧が高くなる.そこ
で、この素体2を焼成した際における導電成分の蒸発、
すなわち、第1のグリーンシー}12に形成された引き
出し電極19及び第2のグリーンシート4に形成された
引き出し捕助電極3の外周端縁部分からの導電成分の蒸
発が抑制されることになり、これらからなる内部導体パ
ターン11の引き出し部には銀や銀パラジウムなどの導
電威分が多く残留することになる. ところで、以上の説明においては、チップコイルlを構
或する素体2における内部導体パターンl1が単一枚と
された第1のグリーンシートl2に形戒されるものとし
ているが、これには限定されず、例えば、この内部導体
パターンl1を構威する導体パターンが複数枚のグリー
ンシートにわたって形成されたうえ、互いにスルーホー
ルを介して接続されたものであってもよい.なお、この
内部導体パターン11を構威する導体パターンは、単な
る直線状に形成されたものであってもよい.さらにまた
、本発明は積層型チップインダクタとしてのチップコイ
ルに対してのみ適用されるものではなく、例えば、2つ
の内部導体バ・ターンを備えたトランスなどに対しても
適用可能であることはいうまでもない. く発明の効果〉 以上説明したように、本発明に係る積層型チップインダ
クタにおいては、素体の端面に露出して外気と接する内
部導体パターンの引き出し部が互いに重合される第1の
グリーンシートに形成された内部導体パターンの引き出
し電極と第2のグリーンシートに形成された引き出し捕
助電極との2層によって構威されているので、その外周
端緑部分の厚みが従来例よりも厚くなる.したがって、
この内部導体パターンの引き出・し部となる導電ペース
トに含まれた銀や銀パラジウムなどの蒸気圧が高くなり
、これからの導電成分の蒸発が抑制される結果、この引
き出し部には導電成分の多くが残留することになる.そ
こで、このようにして得られた素体に対して通常程度の
バレル研磨を施したのち、その両端面それぞれに外部電
極を形成すれば、内部導体パターンと外部電極との良好
な導通を確保することが可能となり、信頼性の向上が図
れることになる. さらに、本発明によれば、素体の端面に露出する引き出
し電極の外周端縁部分の面積が増えることになり、これ
と外部電極との接触強度が向上するという効果も得られ
る.
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例に係り、第1図は積
層型チップインダクタとしてのチップコイルの外観斜視
図、第2図はその分解斜視図である.また、第3図及び
第4図は従来例に係り、第3図はチップコイルの外観斜
視図、第4図はその分解斜視図である. 図における符号1はチップコイル(積層型チップインダ
クタ)、2は素体、3は引き出し捕助電極、4は第2の
グリーンシート、11は内部導体パターン、l2は第1
のグリーンシート、15は外部電極、18はスルーホー
ル、l9は引き出し電極である. なお、図中の同一符号は、互いに同一もしくは相当する
部品、部分を示している.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スルーホールを介して接続される内部導体パター
    ンが形成された第1のグリーンシートと、前記内部導体
    パターンの引き出し電極のみと重合する引き出し捕助電
    極が形成されて前記第1のグリーンシートを挟み込む第
    2のグリーンシートとを圧着して焼成一体化した素体を
    備え、 かつ、この素体の両端面それぞれに前記引き出し電極及
    び引き出し補助電極からなる前記内部導体パターンの引
    き出し部と接触して導通する外部電極を形成したことを
    特徴とする積層型チップインダクタ。
JP15883989A 1989-06-21 1989-06-21 積層型チップインダクタ Pending JPH0323603A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513238A (ja) * 1991-06-29 1993-01-22 Taiyo Yuden Co Ltd 積層チツプインダクタ
JPH0557816U (ja) * 1991-12-28 1993-07-30 太陽誘電株式会社 積層チップインダクタ
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