JPH0432739Y2 - - Google Patents

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JPH0432739Y2
JPH0432739Y2 JP5645086U JP5645086U JPH0432739Y2 JP H0432739 Y2 JPH0432739 Y2 JP H0432739Y2 JP 5645086 U JP5645086 U JP 5645086U JP 5645086 U JP5645086 U JP 5645086U JP H0432739 Y2 JPH0432739 Y2 JP H0432739Y2
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electrodes
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external
electrode
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、チツプ型積層コンデンサに係り、特
には強磁性体材料よりなる内部電極を有するチツ
プ型積層コンデンサの電磁シールド構造に関す
る。
〈従来の技術〉 従来から、チツプ型積層コンデンサとして、第
4図に概略断面を示すようなセラミツクコンデン
サが知られている。このチツプ型積層セラミツク
コンデンサは、複数個の内部電極11,…が埋設
された誘電体よりなる積層体10を備え、これら
の内部電極11,…が積層体10の両端部に形成
された外部電極12,13に交互に接続されたも
のである。
ところで、このような積層コンデンサの内部電
極11,…の材料としては、例えばパラジウムや
金などが使用されていた。しかし、これらの材料
は高価であるため、パラジウムや金などの材料に
代えて、例えばニツケル等の強磁性体材料を使用
することが行なわれている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、強磁性体材料よりなる内部電極1
1,…を有する積層コンデンサでは、外部に磁界
が存在している場合には、この外部磁界の誘導に
より内部電極11,…に電流が流れ、ノイズが発
生するという問題点があつた。
これに対して、ケース付きのコンデンサでは、
ケースに電磁シールド効果をもたせることにより
外部磁界の影響をなくすという対策が考えられて
いるが、チツプ型のコンデンサは本体部分を外部
に露出させるものなので、上記のような対策を採
用することができない。
本考案はかかる現状に鑑み、外部磁界の影響を
受けることのないチツプ型積層コンデンサを提供
することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案ではこのような目的を達成するために、
誘電体内に内部電極が埋設され、両端部に外部電
極が付与されてなる積層体表面に、前記外部電極
間の間〓部を覆うシールド電極を形成した構成に
特徴を有するものである。
〈作用〉 上記構成によると、積層体の表面に形成された
シールド電極により内部電極に対する外部磁界の
影響が排除される。
〈実施例〉 以下、本考案を図面に示す実施例に基づき詳細
に説明する。
第1図a,bはチツプ型積層セラミツクコンデ
ンサの材料であるセラミツクグリーンシートの斜
視図、第2図はチツプ型積層セラミツクコンデン
サの概略断面図、第3図はその外観斜視図であ
る。
第1図a,bにおいて、符号1はセラミツクグ
リーンシートである。セラミツクグリーンシート
1は、矩形平板状の誘電体基板2,3の表面に、
ニツケルなどの強磁性体材料からなるペーストを
印刷などにより付着させて内部電極4,5を形成
したもので、この内部電極4,5の一端部4a,
5aは誘電体基板2,3の一辺まで延出されてい
る。このようなセラミツクグリーンシート1の複
数枚を交互に積み重ねて圧着により一体化した
後、焼結することにより、積層体6を得る。
そして、この積層体6の両端部に銀ペーストを
塗布などの手段により付着させた後、焼き付ける
ことにより静電容量取出用の外部電極7,8が形
成される。この外部電極7,8と各内部電極4,
5の一端部4a,5aとがそれぞれ接触すること
で、これらの両者が接続される。
さらに、積層体6の外周面には外部電極7,8
と接触しないように両外部電極7,8間の間〓部
に銀ペーストを付着させて焼き付けることによ
り、シールド電極9を形成する。なお、シールド
電極9と外部電極7,8とを同時に付着、焼き付
けして、これらを一度に形成してもよい。また、
これらの電極材料としては銀に限定されるもので
はなく、アルミニウムや銀などであつてもよく、
また、電極の形成方法としてはメツキなど他の方
法も採用しうる。
上記構成のチツプ型積層セラミツクコンデンサ
は回路基板の所定位置に組み付けられるが、その
組み付けの際、シールド電極9を接地することに
より、外部磁界の誘導による内部電極への影響が
排除される。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によれば、積層体の外周面
にシールド電極が形成されているので、この積層
コンデンサの外部に磁界が存在していたとして
も、この外部磁界の誘導による影響は、シールド
電極によつて排除される。このため、内部電極自
体に電流が流れることはなく、ノイズが発生する
ことはない。
また、シールド電極を外部電極とともに銀で形
成しておけば、焼き付けによつてこれらの電極が
黒く変色する。このように表面が黒色の電極で覆
われていると、積層コンデンサが自己発熱した場
合に電極からの熱の幅射効果が大となり、過熱が
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bないし第3図は本考案の実施例を
示し、第1図a,bはセラミツクグリーンシート
の斜視図、第2図はチツプ型積層セラミツクコン
デンサの概略断面図、第3図はその外観斜視図で
ある。また、第4図は従来のチツプ型積層セラミ
ツクコンデンサの概略断面図である。 4,5……内部電極、6……積層体、7,8…
…外部電極、9……シールド電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘電体内に内部電極が埋設され、両端部に外部
    電極が付与されてなる積層体表面に、前記外部電
    極間の間〓部を覆うシールド電極が形成されたこ
    とを特徴とするチツプ型積層コンデンサ。
JP5645086U 1986-04-15 1986-04-15 Expired JPH0432739Y2 (ja)

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JP5645086U JPH0432739Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

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JPS62168628U JPS62168628U (ja) 1987-10-26
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JPH11102839A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
JP2017216360A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 太陽誘電株式会社 積層セラミックコンデンサ
JP7238825B2 (ja) * 2020-02-12 2023-03-14 株式会社村田製作所 電子部品、電子部品の製造方法、及び、実装構造体の製造方法

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JPS62168628U (ja) 1987-10-26

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