JPS6344972Y2 - - Google Patents

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JPS6344972Y2
JPS6344972Y2 JP19576582U JP19576582U JPS6344972Y2 JP S6344972 Y2 JPS6344972 Y2 JP S6344972Y2 JP 19576582 U JP19576582 U JP 19576582U JP 19576582 U JP19576582 U JP 19576582U JP S6344972 Y2 JPS6344972 Y2 JP S6344972Y2
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JP
Japan
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laminate
conductor
magnetic layers
arc
magnetic
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JP19576582U
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JPS59101409U (ja
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Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は積層複合インダクタに関する。
積層複合インダクタは公知である。中でも本出
願人が提案した積層複合インダクタは複数の磁性
層と複数組の孤状導体片とを交互に積層し、その
際に導体片を端部で互に接続することによつて複
数個のコイル状導電パターンを形成し、そして積
層体全体を焼結することにより一体化した、剛性
の高い、小型の積層複合インダクタとする。しか
し、このような積層複合インダクタはコイル状導
電パターンが一塊の磁性体中に形成されるために
インダクタ間で磁束の鎖交が生じ、複合インダク
タが相互に影響され易い欠点があつた。
本考案はこのような欠点のない独立性の高い積
層インダクタを提供することを目的とする。本考
案は上記した積層複合インダクタの特徴を損うこ
となくこの目的を達成するもので、複数個のイン
ダクタ用のコイル状導電パターンが平面方向に離
間してフエライト等の磁性体積層体中に形成さ
れ、且つ導電パターン間で磁性体積層体に深い切
溝が形成されることにより磁気抵抗を増大させ、
それによりコイル間(インダクタ間)の結合を減
少する。
以下図面を参照して本考案の実施例を詳しく説
明する。第1図に示すように電気絶縁性で且つ高
透磁性のフエライト粉末により磁性ペーストを作
り、これをスクリーン印刷等の手法により磁性体
層20,21,22,23を順に印刷する。これ
らの磁性体層の各々の印刷に続いて、コイル状導
体パターン用の複数組のほぼ孤状(角形も含む)
の導体片を例えばAg、Ag−Pd、Pd等の粉末ペ
ーストから印刷する。すなわち、磁性体層20の
表面には対向辺の端子T1,T2,T3,T4からそれ
ぞれ始まる孤状導体片1,4,7,10を同時に
印刷し、その上に切除部24,25を有する磁性
体層21を印刷する。このとき各導体の一端は切
除部24,25のいずれかに露出する。これら
1,4,7,10の露出端にそれぞれ接続する孤
状導体片2,5,8,11を印刷し、さらに磁性
体層22を印刷する。このとき孔26のところに
導体片2,5,8,11の一端がすべて露出して
おり、続いてこれらの端部にそれぞれ接続する孤
状導体片3,6,9,12を印刷し、同時にそれ
ぞれの端部を他の対向する辺に端子T1′,T2′,
T3′,T4′として引出す。その上にさらに磁性体層
23を印刷する。このようにして得た積層体は
T1,1,2,3,T1′の順に延びる第1のコイル
状導電パターン、T2,4,5,6,T2′の順に延
びる第2のコイル状導電パターン、T3,7,8,
9,T3′の順に延びる第3のコイル状導電パター
ン、T4,10,11,12,T4′の順に延びる第
4のコイル状導電パターンを形成することは明ら
かである。
この積層体28の第1〜第4のコイル状導電パ
ターンの間に、第2図のように深い溝30,31
を切る。或いは別法として第4図のようにセラミ
ツク層など適当な非磁性支持層27の上に積層体
28を支持させれば溝30,31は積層体28の
大部分又は全部の厚さに及ぶことができる。次い
で、こうして得た積層体を高温度で焼成すること
により一体的な焼結体にし、さらに第3図のよう
に端子T1〜T4,T1′〜T4′の露出端に接続する膜
状外部端子T1〜T4,T1′〜T4′(便宜上同じ参照記
号とした)を導電ペーストの焼付けで形成して積
層複合インダクタを完成する。
本考案のインダクタはプリント配線基板に塔載
して外部端子T1〜T4,T1′〜T4′を半田により直
着けすることができる。溝30,31のためにイ
ンダクタ間の結合は大幅に減じるが、積層工程は
従来の積層複合インダクタの場合とほとんど変わ
らず、単にナイフ状押型などによつて溝を入れる
だけで済むものであり、単純な構造であるにも拘
らず効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の積層複合インダクタの構造と
製造方法を示す斜視図、第2図は中途まで完成し
た積層体の斜視図、第3図は完成した本考案の積
層複合インダクタの斜視図、及び第4図は本考案
の変形例の斜視図である。図中主な部分は次の通
りである。 1,2,3:第1のコイル用導体片、4,5,
6:第2コイル用導体片、7,8,9:第3コイ
ル用導体片、10,11,12:第4コイル用導
体片、T1,T2,T3,T4,T1′,T2′,T3′,T4′:
端子、20,21,22,23:磁性体層、3
0,31:溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の磁性層の積層体と、前記磁性層の層間に
    おいて離間して形成され複数組の導体弧状片であ
    つて各組の導体弧状片が前記磁性層間で接続され
    て前記積層体中をコイル状に周回する複数個の導
    体パターンを形成している導体弧状片と、より成
    る積層複合インダクタにおいて、 前記積層体の周辺には前記複数の導体パターン
    の各端を引出すと共にそれらを外部回路へ接続す
    るための端子電極を形成し、さらに前記複数組の
    導体パターンの間で前記磁性層の積層体に溝を形
    成したことを特徴とする複数個のインダクタを備
    えた積層複合インダクタ。
JP19576582U 1982-12-27 1982-12-27 積層複合インダクタ Granted JPS59101409U (ja)

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JP19576582U JPS59101409U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 積層複合インダクタ

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JP19576582U JPS59101409U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 積層複合インダクタ

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Publication Number Publication Date
JPS59101409U JPS59101409U (ja) 1984-07-09
JPS6344972Y2 true JPS6344972Y2 (ja) 1988-11-22

Family

ID=30420303

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JP19576582U Granted JPS59101409U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 積層複合インダクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432777Y2 (ja) * 1985-04-16 1992-08-06

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JPS59101409U (ja) 1984-07-09

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