JPH02128414A - 積層コンデンサ - Google Patents

積層コンデンサ

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JPH02128414A
JPH02128414A JP63281072A JP28107288A JPH02128414A JP H02128414 A JPH02128414 A JP H02128414A JP 63281072 A JP63281072 A JP 63281072A JP 28107288 A JP28107288 A JP 28107288A JP H02128414 A JPH02128414 A JP H02128414A
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JP
Japan
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electrodes
electrode
dielectric ceramic
lead
internal
Prior art date
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Pending
Application number
JP63281072A
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English (en)
Inventor
Harufumi Bandai
治文 萬代
Noboru Kato
登 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、積層コンデンサの改良に関し、特に、内部電
極と外部電極との接続構造が改良されたものに関する。
〔従来の技術〕
周知のように、積層コンデンサは、誘電体セラミックス
内に複数の内部電極を形成し、一方電位に接続される内
部電極を誘電体セラミックスの1の端面に引出し、他方
電位に接続される内部電極を誘電体セラミックスの他の
端面に引出し、引出された端面部分にそれぞれ外部電極
を付与した構造を有する。
内部電極としては、Pdを主体とするものを用いること
が多く、また外部電極としてはAgまたはAg−Pdを
主体とするものを用いることが多い。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕従来例では、内
部電極の外周縁の一部を利用して外部電極と接続するも
のであるため、接合は線接触的にしか行われない。従っ
て、両者の電気的な接続を確実に行い難い。また、内部
電極とじてPdを用い、外部電極としてAgまたはAg
−Pdからなるものを用いた場合、内部電極と外部電極
との接合部分においてAg−Pdの合金が形成され易く
なる。このAg−Pd合金は、Pdに比べて、その比抵
抗ρが4倍近く高い。その結果、コンデンサの等個直列
抵抗(ESR)が高まり、引いてはQ値が低下するとい
う問題があった。
さらに、第2図に積層方向に沿う平面断面図で示すよう
に、誘電体セラミックス1内に配置された内部電極2と
外部電極3との接合が十分でなく、それによってESR
が高くなるという問題もあった。すなわち、第2図にや
や誇張して示されているように、焼成後の誘電体セラミ
ックス1内では、内部電極2の外周縁部分が部分的に収
縮し、内部電極2は外部電極3と幾つかの箇所で部分的
に接触しているに過ぎない状態となることが多い。その
結果、内部電極2と外部電極3との電気的接続が十分に
行われないため、ESR値が設計値よりもかなり高くな
りがちであった。
本発明の目的は、内部電極の引出しに伴うESRの増大
及びQ値の低下を解消することが可能な構造を備えた積
層コンデンサを提供することにある。
〔技術的課題を解決するための手段〕
本発明は、誘電体セラミックス内に複数枚の内部電極を
誘電体セラミック層を介して重なり合うように配置し、
誘電体セラミックスの外表面に内部電極に電気的に接続
される外部電極を付与した積層コンデンサにおいて、下
記の内部電極引出し構造を備えることを特徴とするもの
である。
すなわち、誘電体セラミックスの表面から内部電極の方
向に穿たれた孔に電極材料が充填されて引出し電極が構
成されており、この引出し電極の端部が、少なくとも1
の内部電極の主面に突き合わせ態様で接合されており、
かつこの引出し電極が誘電体セラミックスの外表面にお
いて外部電極と接合されていることにより、上記少なく
とも1の内部電極が外部電極と電気的に接続されている
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
内部電極の方向に穿たれた孔に充填された電極材料より
なる引出し電極が、内部電極の主面に突き合わせ態様で
接合されており、すなわち面接触的に引出し電極が内部
電極と接合されており、かつ該引出し電極の誘電体セラ
ミックスの外表面において同じく面接触的に外部電極に
電気的に接続されているので、外部電極と内部電極との
電気的な接続が確実に行われる。従って、ESRを効果
的に低めることができ、ひいてはQ値を高めることがで
きる。
また、引出し電極は内部電極の方向に延びるように形成
されているので、内部電極の外周縁をセラミックスの端
面にまで延長することにより外部電極と電気的に接続す
る従来例に比べて、内部電極と外部電極との間の接続に
要する電極部分の長さを短くすることができ、従って、
これによってもESHの低下を期待することができる。
〔実施例の説明〕
第1図及び第3図は、本発明の一実施例の断面図及び平
面図である。
本実施例の積層コンデンサ11では、誘電体セラミック
ス12内に、複数の内部電極13〜16が誘電体セラミ
ック層を介して重なり合うように配置されている。この
、内部電極13〜16は、後述の引出し電極により外部
電極に接続されるものであり、誘電体セラミックス12
の外表面には露出しないように形成されている。
誘電体セラミックス12には、上面及び下面から積層方
向に延びる複数の孔が穿たれており、該孔内に電極材料
を注入することにより、引出し電極17〜20が形成さ
れている。引出し電極17〜20の一方端部は、内部電
極13〜16にそれぞれ接合されている。
電極材料の注入は、誘電体セラミックス12の焼成に先
立ち行ってもよく、あるいは焼成後に行うことも可能で
ある。焼成後に注入する場合には、AgやCu等の低融
点でかつ比抵抗ρの小さな金属材料を用いることができ
、Q値の低減及びESRの低減をより一層期待すること
ができる。
引出し電極17〜20の他端は、誘電体セラミックス1
2の表面に露出されている。そして、この誘電体セラミ
ックス12の表面に露出された引出し電極17〜20と
電気的に接続されるように、外部電極21.22が誘電
体セラミックス12の外表面に付与されている。すなわ
ち、外部電極21.22は、誘電体セラミックス12の
一対の端面から誘電体セラミックス12の上面及び下面
を含む側面部分に至るように付与されている。外部電極
21.22は、例えばAg等の材料を主体とする電極ペ
ーストを誘電体セラミックス12の表面に塗布・焼付け
することにより形成される。
なお、引出し電極17〜20は、第3図からも明らかな
ように、それぞれ複数個形成されており、それによって
内部電極13〜16と外部電極21゜22とが、より確
実に電気的に接続されている。
もっとも、各引出し電極17〜20の個数については任
意であり、図示のものに限定されるものではない。
上記実施例では、引出し電極17〜20の端部が、それ
ぞれ、内部電極13〜16の主面と面接触的に接合され
ている。同様に、引出し電極17〜20の他端は、誘電
体セラミックス12の外表面で面接触的に外部電極21
.22と電気的に接続されている。従って、内部電極1
3〜16と外部電極21.22との電気的な接続が確実
に行われるので、内部電極の引出しに伴う等価直列抵抗
の上昇やQ値の低下を効果的に防止することができる。
また、従来の積層コンデンサでは、内部電極の引出し距
離(第2図のAで示す部分)が250〜300μm程度
必要であったが、本実施例の構造では、積層方向に引出
すものであるため、積層枚数にもよるが、引出し電極1
3〜16の長さを100μm以下に抑えることが容易で
ある。従って、内部電極の引出し距離を短くし、それに
よってESRを低下させることも可能である。
本願発明者の実験によれば、内部電極13〜16をPd
を用いて、引出し電極17〜20をAgを用いて形成し
た場合、同一積層数の従来例に比べて、ESRが1/2
、Q値が2倍となることが確かめられた。よって、数十
MHz〜数GHzのような高周波帯における積層コンデ
ンサのQ特性を効果的に改善し得ることがわかる。
なお、本発明は、第1図実施例に限定されないものであ
ることを指摘しておく。すなわち、内部電極の積層数や
誘電体セラミックスの形状については任意であり、また
全ての内部電極が本発明の引出し電極により外部電極に
電気的に接続される必要も必ずしもない。すなわち、少
なくとも1の内部電極が上記引出し電極により面接触的
に引出され、外部電極と接続される限り、本発明の効果
を得ることができる。
また、引出し電極17〜20の取出方向も、実施例のよ
うな積層方向に限らず、第1図の紙面に対して垂直方向
や左右方向に引出すようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、少なくとも1の内部電
極の主面が、誘電体セラミックス内において内部電極の
方向に穿たれた孔に充填された電極材料よりなる引出し
電極と面接触的に接合されており、該引出し電極により
外部電極に接続されているので、ESRを低めることが
でき、かつQ値を高めることが可能となる。よって、積
層コンデンサのQ特性を改善することができるので、本
発明の積層コンデンサを用いることにより、例えば共振
回路の利得を効果的に高めることができる等、組込まれ
る電子機器の性能を効果的に改善することが可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は従来例の
問題点を説明するための平面断面図、第3図は第1図実
施例の平面図である。 図において、11は積層コンデンサ、12は誘電体セラ
ミックス、13〜16は内部電極、17〜20は引出し
電極、21.22は外部電極を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  誘電体セラミックスと、前記誘電体セラミックス内に
    おいて誘電体セラミック層を介して重なり合うように配
    置された複数の内部電極と、誘電体セラミックスの外表
    面に付与されており、前記内部電極に電気的に接続され
    る外部電極とを備える積層コンデンサにおいて、 少なくとも1の内部電極の主面に対して、誘電体セラミ
    ックスの表面から内部電極の方向に穿たれた孔に充填さ
    れた電極材料よりなる引出し電極が突き合わせ態様で接
    合されており、かつ 前記引出し電極が外部電極と誘電体セラミックスの外表
    面で接合されており、それによって少なくとも1の前記
    内部電極が外部電極と電気的に接続されていることを特
    徴とする積層コンデンサ。
JP63281072A 1988-11-07 1988-11-07 積層コンデンサ Pending JPH02128414A (ja)

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