JPH02251120A - 積層コンデンサ - Google Patents

積層コンデンサ

Info

Publication number
JPH02251120A
JPH02251120A JP1072716A JP7271689A JPH02251120A JP H02251120 A JPH02251120 A JP H02251120A JP 1072716 A JP1072716 A JP 1072716A JP 7271689 A JP7271689 A JP 7271689A JP H02251120 A JPH02251120 A JP H02251120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal electrode
electrodes
electrode elements
holes
internal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1072716A
Other languages
English (en)
Inventor
Harufumi Bandai
治文 萬代
Noboru Kato
登 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1072716A priority Critical patent/JPH02251120A/ja
Publication of JPH02251120A publication Critical patent/JPH02251120A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内部電極構造が改良された積層コンデンサに
関し、特に、高周波帯におけるQ特性が改善された積層
コンデンサに関する。
〔従来の技術〕
高周波用電子機器の性能を向上させるには、高周波帯(
数10MHz〜3 G Hz )にお番ノるコンデンサ
のQ特性を改善することが非常に重要である。そこで、
従来より、積層コンデンサにおいても高周波帯における
Q特性を改善するための幾つかの構造が試みられている
例えば、内部電極の厚みを厚くすることにより、内部電
極に起因する抵抗を低減してQ特性を改善する構造が公
知である。
また、第2図に示すように、焼結体1内に2枚の内部電
極エレメント2a、2b、3a、3b、4a、4b・・
・5a、5bからなる内部電極2〜5を配置した構造が
提案されている。第2図の積層コンデンサでは、各内部
電極2〜5は、図示のようないわゆるダブル電極とする
ことにより、各内部電極の電流容量を増大させ、それに
よって内部電極に起因する抵抗値の低減が図られている
なお、第2図において、6,7は外部電極を示す。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかしながら、
第1の構造、すなわち単に内部電極を厚くした構造では
、内部電極とセラミックスとが強固に密着しないもので
あるため、焼結後にデラミネーヨンや剥がれ等が生じが
ちであった。
従って、余り用いられていないのが実情であった。
また、第2図に示した積層コンデンサでは、内部電極2
〜5を構成する各内部電極2a〜5bの厚みは、従来の
積層コンデンサにおける内部電極厚みと同等である。従
って、上記のようなデラミネーションや剥がれは生じ難
いが、内部電極に起因するESRを1/2以下には下げ
ることはできない。従って、ESHの低減にも限度があ
り、Q値をより一層高めることはできなかった。
よって、本発明の目的は、内部電極のESRをより一層
低下することができ、従ってQ特性を効果的に高め得る
構造を備えた積層コンデンサを提供することにある。
〔技術的課題を解決するための手段〕
本発明の積層コンデンサでは、誘電体セラミックスより
なる焼結体内に、誘電体セラミック層を介して厚み方向
に重なり合うように複数の内部電極が配置されている。
複数の内部電極は、交互に焼結体の異なる側面に引出さ
れており、該焼結体の側面に、第1.第2の外部電極が
形成されている。
上記内部電極のうち、少なくとも1の内部電極は、誘電
体セラミック層を介して厚み方向に重なり合うように配
置された複数の内部電極エレメントを有し、かつ該内部
電極エレメント同士がスルーホールにより電気的に接続
されていることを特徴とする。
〔作用〕
厚み方向に重なり合うように配置された複数の内部電極
エレメントがスルーホールにより電気的に接続され、そ
れらのすべてが電流容量増太番こ寄与する。のみならず
、スルーホール電極自体も電流容量増大に寄与するので
、従来のダブル電極に比べて、より一層電流容量が増大
される。従って、内部電極に起因する抵抗値を効果的に
低減することが可能である。
〔実施例の説明〕
第1図は、本発明の一実施例の積層コンデンサの縦断面
図である。積層コンデンサ10では、焼結体11内に、
複数の内部電極12,13.44が誘電体セラミック層
11a、llbを介して厚み方向に重なり合うように配
置されている。そして、内部電極12〜14は交互に焼
結体11の異なる側面に引出されている。引出されてい
る各側面には、一対の外部電極15.16が形成されて
いる。
本実施例の特徴は、上述した内部電極12〜14が、そ
れぞれ、3枚の内部電極エレメント12a 〜12c 
 13a 〜13c、14a 〜14cを有し、各内部
電極ニレメン)12a〜15cが、それぞれの内部電極
内において複数個のスルーホール17 18 19によ
り電気的に接続されていることにある。
すなわち、第1図のW−■線に沿う断面図である第3図
を併せて参照して、内部電極13を例にとると、内部電
極エレメント13aには、複数個のスルーホール18が
接続されている。そして、このスルーホール18は、下
方に位置する内部電極エレメント13b、13cを、内
部電極ニレメン)13aに電気的に接続する機能を果た
す。
よって、内部電極13に通じる電流の電流容量が、3枚
の内部電極エレメント13a〜13cのすべて、及びス
ルーホール18内の導電部にも流れるため、内部電極1
3の電流容量は、第2図のダブル電極の内部電極の3/
2倍よりもさらに高くされている。
従って、積層コンデンサIOでは、内部電極に起因する
抵抗値が低減されるので、コンデンサのESRが効果的
に低減される。
他方、コンデンサのQ値は、下記の式で算出される。
Q= (1−ω2c L) / (ωc’R十t a 
nδ)但し、ωは角周波数、Cはコンデンサの容量、L
はインダクタンス成分、RはコンデンサのESR。
tanδは誘電体のtanδを示す。
なお、実際の積層コンデンサでは、tanδは、非常に
小さく、従って実質的には抵抗RによりQが決定される
。よって、内部電極12〜14により抵抗Rが効果的に
低減されるので、Qを飛躍的に高め得ることがわかる。
本願発明者の実験によれば、大きさ3.2×1゜6X1
.Omm、誘電体の比誘電率−60、内部電極がAg−
Pdからなり、異なる電位に接続される内部電極間の誘
電体セラミック層の厚みを20μm3全体の容量をLO
pFとした積層コンデンサを作成したところ、−層の内
部電極の厚みを2μmとした従来構造では200MHz
におけるQ値が80c程度であるのに対し、内部電極エ
レメントの厚みを2μmとし、第1図に示したように内
部電極エレメントを3枚ずつスルーホールにより接続し
た構造とすることにより、Q値が1600に高められる
ことが確かめられた。すなわち、上記実施例によれば、
相当する通常の積層コンデンサに比べてQ値を2倍に高
めることが可能となった。
なお、第1図実施例のように、すべての内部電極12〜
14を複数の内部電極エレメント12a〜12c、13
a 〜13c、14a−14c及びスルーホール17〜
19から構成する必要はなく、少なくとも1の内部電極
において、上記のような構造が採用されておりさえすれ
ば、−広本発明の効果を得ることができる。
また、複数の内部電極エレメントは、図示のように3枚
のものに限らず、2枚、あるいは4枚以上のものであっ
てもよい。さらに、スルーホールの形成数についても、
図示のものに限定されない。
もっとも、スルーホールは、数多く形成した方が好まし
い。スルーホール電極自身が電流容量増大に寄与するか
らである。
また、上記実施例では内部電極12〜14間の誘電体セ
ラミック層の厚みと内部電極エレメント12a〜14a
間の誘電体セラミック層の厚みとを異ならせているが、
これに限らず同じであってもよい。
(発明の効果] 以上のように、本発明では、複数の内部電極エレメント
よりなり、該複数の内部電極エレメント同士がスルーホ
ールにより電気的に接続された内部電極を有するため、
内部電極の抵抗値を効果的に低減することができる。従
って、高周波域でQ値を効果的に高めることが可能とな
り、例えば共振回路における利得を改善する等、高周波
機器の性能を効果的に改善することが可能となる。
また、本発明の構造では、内部電極エレメントの厚みは
従来の通常の内部電極の厚み程度でよいため、従来の内
部電極厚みを厚くした構造の場合のようなデラミネーヨ
ンや剥がれ等が生じるおそれも低減され、従って歩留の
低下も防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の積層コンデンサの縦断面図
、第2図は従来の積層コンデンサの縦断面図、第3図は
第1図のI−1[1線に沿う平面断面図である。 図において、10は積層コンデンサ、11は焼結体、l
la、llbは内部電極間に配置される誘電体セラミッ
ク層、12〜14は内部電極、12a、12b、12c
 〜14a、14b、14cは内部電極エレメント、1
5.16は外部電極、17〜19はスルーホールを示す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  誘電体セラミックスよりなる焼結体と、 前記焼結体内において誘電体セラミック層を介して厚み
    方向に重なり合うように配置されており、かつ交互に異
    なる側面に引出された複数の内部電極と、 前記内部電極の引出されている焼結体側面に形成された
    第1,第2の外部電極とを備え、 前記内部電極のうち、少なくとも1の内部電極が、誘電
    体セラミック層を介して厚み方向に重なり合うように配
    置された複数の内部電極エレメントを有し、かつ内部電
    極エレメント同士がスルーホールにより電気的に接続さ
    れていることを特徴とする、積層コンデンサ。
JP1072716A 1989-03-24 1989-03-24 積層コンデンサ Pending JPH02251120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1072716A JPH02251120A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 積層コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1072716A JPH02251120A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 積層コンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02251120A true JPH02251120A (ja) 1990-10-08

Family

ID=13497355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1072716A Pending JPH02251120A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 積層コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02251120A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004509451A (ja) * 2000-04-28 2004-03-25 エクストゥーワイ、アテニュエイタズ、エル、エル、シー 遮蔽電極および被遮蔽電極を備えた相補的な対の部分と対称的に均衡のとれた相補的なエネルギー部コンディショニング用の他の所定の要素部分とを有する所定の対称的に均衡のとれた混合物
KR100849378B1 (ko) * 2005-09-30 2008-07-31 티디케이가부시기가이샤 적층 콘덴서
US7602601B2 (en) 2006-10-31 2009-10-13 Tdk Corporation Multilayer capacitor, manufacturing method thereof
CN102103927A (zh) * 2009-12-22 2011-06-22 三星电机株式会社 多层陶瓷电容器
JP2012104736A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Tdk Corp 貫通コンデンサ及び貫通コンデンサの実装構造
JP2021518993A (ja) * 2018-06-22 2021-08-05 ティーディーケイ・エレクトロニクス・アクチェンゲゼルシャフトTdk Electronics Ag セラミック多層部品及びセラミック多層部品の製造方法
WO2024029150A1 (ja) * 2022-08-05 2024-02-08 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004509451A (ja) * 2000-04-28 2004-03-25 エクストゥーワイ、アテニュエイタズ、エル、エル、シー 遮蔽電極および被遮蔽電極を備えた相補的な対の部分と対称的に均衡のとれた相補的なエネルギー部コンディショニング用の他の所定の要素部分とを有する所定の対称的に均衡のとれた混合物
KR100849378B1 (ko) * 2005-09-30 2008-07-31 티디케이가부시기가이샤 적층 콘덴서
US7602601B2 (en) 2006-10-31 2009-10-13 Tdk Corporation Multilayer capacitor, manufacturing method thereof
CN102103927A (zh) * 2009-12-22 2011-06-22 三星电机株式会社 多层陶瓷电容器
JP2011135038A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 積層セラミックキャパシタ
JP2012104736A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Tdk Corp 貫通コンデンサ及び貫通コンデンサの実装構造
US8587922B2 (en) 2010-11-12 2013-11-19 Tdk Corporation Feed-through capacitor and feed-through capacitor mounting structure
JP2021518993A (ja) * 2018-06-22 2021-08-05 ティーディーケイ・エレクトロニクス・アクチェンゲゼルシャフトTdk Electronics Ag セラミック多層部品及びセラミック多層部品の製造方法
WO2024029150A1 (ja) * 2022-08-05 2024-02-08 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7466535B2 (en) Multilayer capacitor
US8514546B2 (en) Electronic component
KR101401269B1 (ko) 관통 콘덴서 어레이
US5099387A (en) Multilayer capacitor
US20110273815A1 (en) Electronic component
JP2002329976A (ja) 多層配線基板
US5040092A (en) Multilayer capacitor
US10930435B2 (en) Multilayer element and LC filter
US20020063611A1 (en) Multilayered LC filter
JP2007035877A (ja) 積層コンデンサ
JPH07201651A (ja) 積層コンデンサ
JPH07272975A (ja) 複合コンデンサ
JPH02251120A (ja) 積層コンデンサ
JP2000223348A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP2004172602A (ja) コンデンサ、コンデンサの製造方法、配線基板、デカップリング回路及び高周波回路
JP4693588B2 (ja) バンドパスフィルタ
JP2004153502A (ja) 積層型lc複合部品
JP2001044074A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP4535267B2 (ja) 電子部品
JPH03178112A (ja) 複合チップ部品
JP2006147793A (ja) 積層型コンデンサ
JPH11225033A (ja) 積層型バンドパスフィルタ
JP2000068775A (ja) Lr複合部品
JP2004119891A (ja) ノイズフィルタ
JP2003282785A (ja) 高周波回路用多層基板