JPH03135475A - 車体の塗装方法及びその塗装方法に用いる蓋部材の係止具 - Google Patents
車体の塗装方法及びその塗装方法に用いる蓋部材の係止具Info
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- JPH03135475A JPH03135475A JP27187889A JP27187889A JPH03135475A JP H03135475 A JPH03135475 A JP H03135475A JP 27187889 A JP27187889 A JP 27187889A JP 27187889 A JP27187889 A JP 27187889A JP H03135475 A JPH03135475 A JP H03135475A
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- 238000000576 coating method Methods 0.000 title abstract description 13
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05C—BOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
- E05C21/00—Arrangements or combinations of wing fastening, securing, or holding devices, not covered by a single preceding main group; Locking kits
- E05C21/005—Provisional arrangements between door and frame for holding vehicle doors closed or partially open during manufacturing or maintenance
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B13/00—Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
- B05B13/02—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
- B05B13/0292—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work devices for holding several workpieces to be sprayed in a spaced relationship, e.g. vehicle doors spacers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車体の内板を塗装した後車体の外板を塗装し
て加熱乾燥を行なう車体の塗装方法及びその塗装方法に
用いる蓋部材の係止具に関する。
て加熱乾燥を行なう車体の塗装方法及びその塗装方法に
用いる蓋部材の係止具に関する。
(従来の技術)
従来は、車体のドア等の蓋部材を開放した状態で内板塗
装を行なった後、蓋部材をその周縁が蓋部材を受け入れ
る車体の開口部に接触しない程度に閉じた閉じ状態に保
持する係止具を車体に取付けて外板を塗装し、この状態
で加熱乾燥を行なうようにしている。
装を行なった後、蓋部材をその周縁が蓋部材を受け入れ
る車体の開口部に接触しない程度に閉じた閉じ状態に保
持する係止具を車体に取付けて外板を塗装し、この状態
で加熱乾燥を行なうようにしている。
また、車体の内外板に水性塗料を塗布したときは、塗膜
中の水分を効果的に蒸発できるように遠赤外線加熱によ
る外板塗装のフラッシュオフ工程を行なった後、熱風に
よるフラッシュオフ工程を行なうもので、この場合蓋部
材を開放状態にして遠赤外線加熱を行なうと車体外面と
蓋部材とでは遠赤外線ヒーターまでの距離が異なり加熱
むらを生じるため、閉じ状態のまま遠赤外線加熱による
フラッシュオフ工程と熱風によるフラッシュオフ工程と
を行なうようにしている。
中の水分を効果的に蒸発できるように遠赤外線加熱によ
る外板塗装のフラッシュオフ工程を行なった後、熱風に
よるフラッシュオフ工程を行なうもので、この場合蓋部
材を開放状態にして遠赤外線加熱を行なうと車体外面と
蓋部材とでは遠赤外線ヒーターまでの距離が異なり加熱
むらを生じるため、閉じ状態のまま遠赤外線加熱による
フラッシュオフ工程と熱風によるフラッシュオフ工程と
を行なうようにしている。
(発明が解決しようとする課題)
上記した前者の方法では、蓋部材を閉じ状態のまま加熱
乾燥を行なうため車体の内板や開口部が乾きにくく乾燥
工程に時間が長く掛る問題があり、また前記した後者の
方法では上記と同様に蓋部材を閉じ状態のまま熱風によ
るフラッシュオフ工程を行なうため開口部や内板塗装が
乾きにくく、フラッシュオフ工程に時間が長く掛かり生
産性が低下する問題がある。
乾燥を行なうため車体の内板や開口部が乾きにくく乾燥
工程に時間が長く掛る問題があり、また前記した後者の
方法では上記と同様に蓋部材を閉じ状態のまま熱風によ
るフラッシュオフ工程を行なうため開口部や内板塗装が
乾きにくく、フラッシュオフ工程に時間が長く掛かり生
産性が低下する問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、
第1の目的は加熱乾燥時間を短縮できるようにした塗装
方法を提供することにあり、また上記両方法に用いる構
造の簡単な蓋部材の係止具を提供することを第2の目的
とする。
第1の目的は加熱乾燥時間を短縮できるようにした塗装
方法を提供することにあり、また上記両方法に用いる構
造の簡単な蓋部材の係止具を提供することを第2の目的
とする。
(課題を解決するための手段)
上記第1の目的を達成すべく、請求項1の発明では、車
体の内板を塗装した後車体の外板を塗装して加熱乾燥を
行なう車体の塗装方法において、車体のドア等の蓋部材
をその周縁が蓋部材を受け入れる車体の開口部に接触し
ない程度に閉じた閉じ状態に保持し且つ加熱によって蓋
部材を該閉じ状態から開放状態に開いて保持する係止具
を、外板塗装の前に車体に取付けるようにした。
体の内板を塗装した後車体の外板を塗装して加熱乾燥を
行なう車体の塗装方法において、車体のドア等の蓋部材
をその周縁が蓋部材を受け入れる車体の開口部に接触し
ない程度に閉じた閉じ状態に保持し且つ加熱によって蓋
部材を該閉じ状態から開放状態に開いて保持する係止具
を、外板塗装の前に車体に取付けるようにした。
また、請求項2の発明では、上記第1の目的を達成すべ
く、車体の内板に水性塗料を塗布した後車体の外板に水
性塗料を塗布して、遠赤外線加熱による外板塗装のフラ
ッシュオフ工程と熱風によるフラッシュオフ工程とから
成る加熱乾燥を行なう車体の塗装方法において、車体の
ドア等の蓋部材をその周縁が蓋部材を受け入れる車体の
開口部に接触しない程度に閉じた閉じ状態から熱風加熱
によって蓋部材を開放状態に開いて保持する係止具を、
外板塗装工程又は前記遠赤外線加熱によるフラッシュオ
フ工程を行なう前に車体に取付けるようにした。
く、車体の内板に水性塗料を塗布した後車体の外板に水
性塗料を塗布して、遠赤外線加熱による外板塗装のフラ
ッシュオフ工程と熱風によるフラッシュオフ工程とから
成る加熱乾燥を行なう車体の塗装方法において、車体の
ドア等の蓋部材をその周縁が蓋部材を受け入れる車体の
開口部に接触しない程度に閉じた閉じ状態から熱風加熱
によって蓋部材を開放状態に開いて保持する係止具を、
外板塗装工程又は前記遠赤外線加熱によるフラッシュオ
フ工程を行なう前に車体に取付けるようにした。
また、上記第2の目的を達成すべく、請求項3の発明で
は、車体のドア等の蓋部材に係合するフックと、蓋部材
を受入れる車体の開口部周縁に係合するフックと、該両
フックを連結し加熱によって該両フックの間隔を広げる
ように変形する形状記憶合金製又は形状記憶樹脂製の部
材を具備する連結部とで構成蓋部材の係止具を構成した
。
は、車体のドア等の蓋部材に係合するフックと、蓋部材
を受入れる車体の開口部周縁に係合するフックと、該両
フックを連結し加熱によって該両フックの間隔を広げる
ように変形する形状記憶合金製又は形状記憶樹脂製の部
材を具備する連結部とで構成蓋部材の係止具を構成した
。
(作 用)
車体のドア等の蓋部材をその周縁が蓋部材を受け入れる
車体の開口部に接触しない程度に閉じた閉じ状態に保持
し且つ加熱によって蓋部材を該閉じ状態から開放状態に
開いて保持する係止具を外板塗装を行なう前に車体に取
付けるため、乾燥工程では蓋部材が開放されて車体の内
板や開口部の塗膜の加熱乾燥が良好に行なわれる。
車体の開口部に接触しない程度に閉じた閉じ状態に保持
し且つ加熱によって蓋部材を該閉じ状態から開放状態に
開いて保持する係止具を外板塗装を行なう前に車体に取
付けるため、乾燥工程では蓋部材が開放されて車体の内
板や開口部の塗膜の加熱乾燥が良好に行なわれる。
また、車体のドア等の蓋部材をその周縁が蓋部材を受け
入れる車体の開口部に接触しない程度に閉じた閉じ状態
に保持し且つ熱風加熱によって蓋部材を開放状態に開い
て保持する蓋部材の保持具を、外板塗装工程又は遠赤外
線加熱によるフラッシュオフ工程を行なう前に車体に取
付けるため、遠赤外線加熱によるフラッシュオフ工程で
は置物が閉じ状態に保持されて加熱むらを生ずることな
く外板塗装の乾燥が良好に行なわれ、熱風によるフラッ
シュオフ工程では置物が該置物保持具により開放状態に
開かれて熱風廻りが良好になり、車体の内板塗装及び開
口部の乾燥が良好に行なわれる。
入れる車体の開口部に接触しない程度に閉じた閉じ状態
に保持し且つ熱風加熱によって蓋部材を開放状態に開い
て保持する蓋部材の保持具を、外板塗装工程又は遠赤外
線加熱によるフラッシュオフ工程を行なう前に車体に取
付けるため、遠赤外線加熱によるフラッシュオフ工程で
は置物が閉じ状態に保持されて加熱むらを生ずることな
く外板塗装の乾燥が良好に行なわれ、熱風によるフラッ
シュオフ工程では置物が該置物保持具により開放状態に
開かれて熱風廻りが良好になり、車体の内板塗装及び開
口部の乾燥が良好に行なわれる。
また、形状記憶合金製又は形状記憶樹脂製の部材が乾燥
工程で加熱されて変形し両フックの間隔が広がるため、
蓋部材が開放される。この場合、連結部を加熱によって
両フックの間隔が広がるように変形する形状記憶合金製
又は形状記憶樹脂製の部材を具備する構成とするため係
止具の構造が簡単になる。また、係止具を連結部が蓋部
材の裏側に存するように取付けておけば、遠赤外線加熱
によるフラッシュオフ工程では両フックの間隔を広げる
ように変形する部材に遠赤外線が直に当たらず該部材が
加熱されないが、熱風によるフラッシュオフ工程では熱
風が車体の内側にも入り込むため、該部材に熱風が当た
りこれが加熱される。
工程で加熱されて変形し両フックの間隔が広がるため、
蓋部材が開放される。この場合、連結部を加熱によって
両フックの間隔が広がるように変形する形状記憶合金製
又は形状記憶樹脂製の部材を具備する構成とするため係
止具の構造が簡単になる。また、係止具を連結部が蓋部
材の裏側に存するように取付けておけば、遠赤外線加熱
によるフラッシュオフ工程では両フックの間隔を広げる
ように変形する部材に遠赤外線が直に当たらず該部材が
加熱されないが、熱風によるフラッシュオフ工程では熱
風が車体の内側にも入り込むため、該部材に熱風が当た
りこれが加熱される。
(実施例)
図面で(1)は車体AのドアBを係止する係止具を示し
、該係止具(1)はドアBに係合するフック(2)と、
該ドアBを受け入れる車体Aの開口部周縁たるセンター
ピラーCに係合するフック(3)と、該両フック(2)
(3)を連結する連結部(4)とで構成され、ドアB
に係合する前記フック(2)はドアBの窓ガラスを挿着
する隙間りに挿入係止される突部(2a)を有するもの
とし、またセンターピラー〇に係合する前記フック(3
)は4個の係合片(3a)を有する偏平C字形形状の係
合部材(3b)に固定ねじ(3c)を螺着して成るもの
とし、また前記連結部(4)は、センターピラー〇に係
合する該フック(3)に固定したL形部材(4a)の先
端に、所定温度に加熱されたとき直状に変形する形状記
憶合金製の部材(5)の一端をピン(4b)を介して上
下方向に揺動自在に取付けて成るものとし、該部材(5
)の他端をドアBに係合する前記フック(2)にピン(
4c)を介して車長方向に揺動自在に取付けた。
、該係止具(1)はドアBに係合するフック(2)と、
該ドアBを受け入れる車体Aの開口部周縁たるセンター
ピラーCに係合するフック(3)と、該両フック(2)
(3)を連結する連結部(4)とで構成され、ドアB
に係合する前記フック(2)はドアBの窓ガラスを挿着
する隙間りに挿入係止される突部(2a)を有するもの
とし、またセンターピラー〇に係合する前記フック(3
)は4個の係合片(3a)を有する偏平C字形形状の係
合部材(3b)に固定ねじ(3c)を螺着して成るもの
とし、また前記連結部(4)は、センターピラー〇に係
合する該フック(3)に固定したL形部材(4a)の先
端に、所定温度に加熱されたとき直状に変形する形状記
憶合金製の部材(5)の一端をピン(4b)を介して上
下方向に揺動自在に取付けて成るものとし、該部材(5
)の他端をドアBに係合する前記フック(2)にピン(
4c)を介して車長方向に揺動自在に取付けた。
そして、車体AのドアBを開放した状態で内板に水性塗
料を塗布した後、部材(5)の中央部をU字形状に下方
に折曲げて係合部材(3b)をセンターピラーCの下側
部に上側の狭幅部から挿入し、固定ねじ(3c)を締込
んでフック(3)をセンターピラー〇に係止した後ドア
Bにフック(2)を係止する。これによればドアBが係
止具(1)により車体への開口部に該ドアBの周縁が接
触しない程度に閉じられた閉じ状態に保持される。
料を塗布した後、部材(5)の中央部をU字形状に下方
に折曲げて係合部材(3b)をセンターピラーCの下側
部に上側の狭幅部から挿入し、固定ねじ(3c)を締込
んでフック(3)をセンターピラー〇に係止した後ドア
Bにフック(2)を係止する。これによればドアBが係
止具(1)により車体への開口部に該ドアBの周縁が接
触しない程度に閉じられた閉じ状態に保持される。
次いで、車体Aの外板に水性塗料を塗布し、遠赤外線加
熱による外板塗装のフラッシュオフ工程を行なう。
熱による外板塗装のフラッシュオフ工程を行なう。
これによれば、車体AのドアBが係止具(1)により閉
じ状態に保持されているため外板を均一に遠赤外線加熱
でき、遠赤外線が塗膜の内部まで入り込んで塗膜中の水
分が効果的に蒸発される。
じ状態に保持されているため外板を均一に遠赤外線加熱
でき、遠赤外線が塗膜の内部まで入り込んで塗膜中の水
分が効果的に蒸発される。
この場合、連結部(4)の部材(5)の中央部を下方に
折曲げているため、これがドアBの内側に存していて該
部材(5)に遠赤外線が直かに当たらずこれが加熱され
ることがない。
折曲げているため、これがドアBの内側に存していて該
部材(5)に遠赤外線が直かに当たらずこれが加熱され
ることがない。
遠赤外線加熱によるフラッシュオフ工程終了後熱風によ
るフラッシュオフ工程を行なう。
るフラッシュオフ工程を行なう。
これによれば、熱風が車室内に入り込み部材(5)が熱
風により加熱されて第4図に示す如く直状に変形し、こ
れにより両フック(2) (3)の間隔が広がってドア
Bが開放状態に開かれ、その結果、熱風廻りが良好にな
って内板塗装及び開口部の乾燥が効果的に行なわれる。
風により加熱されて第4図に示す如く直状に変形し、こ
れにより両フック(2) (3)の間隔が広がってドア
Bが開放状態に開かれ、その結果、熱風廻りが良好にな
って内板塗装及び開口部の乾燥が効果的に行なわれる。
尚、上記実施例では、係止具(1)を外板塗装を行なう
前に車体Aに取付けたが、係止具(1)を遠赤外線加熱
によるフラッシュオフ工程を行なう前に車体Aに取付け
るようにすることも可能であり、上記実施例のように係
止具(1)を外板塗装を行なう前に取付けた場合、外板
塗装時や車体Aの搬送時にドアBが動いて内板の塗膜同
士の接触による塗装不良の発生を防止でき有利である。
前に車体Aに取付けたが、係止具(1)を遠赤外線加熱
によるフラッシュオフ工程を行なう前に車体Aに取付け
るようにすることも可能であり、上記実施例のように係
止具(1)を外板塗装を行なう前に取付けた場合、外板
塗装時や車体Aの搬送時にドアBが動いて内板の塗膜同
士の接触による塗装不良の発生を防止でき有利である。
また、内外板に油性塗料を塗布して熱風等による加熱乾
燥を行なうときは、外板塗装を行なう前に上記した係止
具(1)を車体Aに取付けて加熱乾燥を行なうようにす
る。
燥を行なうときは、外板塗装を行なう前に上記した係止
具(1)を車体Aに取付けて加熱乾燥を行なうようにす
る。
これによれば、連結部(4)の部材(5)が加熱によっ
て直状に変形し、両フック(2) (3)の間隔が広が
ってドアBが開かれ、その結果熱風廻りが良好になって
内板塗装や開口部の乾燥が効果的に行なわれる。
て直状に変形し、両フック(2) (3)の間隔が広が
ってドアBが開かれ、その結果熱風廻りが良好になって
内板塗装や開口部の乾燥が効果的に行なわれる。
また、ドアBに限らずボンネットやトランクリッド等の
蓋部材を上記の如き係止具(1)で保持するようにして
も良い。
蓋部材を上記の如き係止具(1)で保持するようにして
も良い。
(発明の効果)
このように請求項1の発明によるときは、車体の加熱乾
燥工程に掛かる時間を短縮でき生産性を向上でき、また
請求項2の発明によるときは、熱風によるフラッシュオ
フ工程において塗膜を効果的に乾燥でき、加熱乾燥工程
に掛かる時間を短縮できることから生産性を向上でき、
また請求項3の発明によれば、加熱によって蓋部材を閉
じ状態から開放状態に開いて保持できると共に、連結部
を形状記憶合金製又は形状記憶樹脂製の部材を具備する
構成とするため係止具の構造を簡単にできる効果を有す
る。
燥工程に掛かる時間を短縮でき生産性を向上でき、また
請求項2の発明によるときは、熱風によるフラッシュオ
フ工程において塗膜を効果的に乾燥でき、加熱乾燥工程
に掛かる時間を短縮できることから生産性を向上でき、
また請求項3の発明によれば、加熱によって蓋部材を閉
じ状態から開放状態に開いて保持できると共に、連結部
を形状記憶合金製又は形状記憶樹脂製の部材を具備する
構成とするため係止具の構造を簡単にできる効果を有す
る。
第1図は本発明塗装方法に用いる蓋部材の係止具を取付
けた車体の要部の斜視図、第2図はその■−■線截断平
面図、第3図はその側面図、第4図は作動状態を示す要
部の側面図である。 (1)・・・蓋部材の係止具 (2) (3)・・・
フック(4)・・・連結部 (5)・・・
部材A・・・車体 B・・・ドア(蓋部
材)C・・・センターピラー(車体の開口部周縁)特
許 出 願 人 本田技研工業株式会社 外3名
けた車体の要部の斜視図、第2図はその■−■線截断平
面図、第3図はその側面図、第4図は作動状態を示す要
部の側面図である。 (1)・・・蓋部材の係止具 (2) (3)・・・
フック(4)・・・連結部 (5)・・・
部材A・・・車体 B・・・ドア(蓋部
材)C・・・センターピラー(車体の開口部周縁)特
許 出 願 人 本田技研工業株式会社 外3名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、車体の内板を塗装した後車体の外板を塗装して加熱
乾燥を行なう車体の塗装方法において、車体のドア等の
蓋部材をその周縁が蓋部材を受け入れる車体の開口部に
接触しない程度に閉じた閉じ状態に保持し且つ加熱によ
って蓋部材を該閉じ状態から開放状態に開いて保持する
係止具を、外板塗装の前に車体に取付けるようにしたこ
とを特徴とする車体の塗装方法。 2、車体の内板に水性塗料を塗布した後車体の外板に水
性塗料を塗布して、遠赤外線加熱による外板塗装のフラ
ッシュオフ工程と熱風によるフラッシュオフ工程とから
成る加熱乾燥を行なう車体の塗装方法において、車体の
ドア等の蓋部材をその周縁が蓋部材を受け入れる車体の
開口部に接触しない程度に閉じた閉じ状態から熱風加熱
によって蓋部材を開放状態に開いて保持する係止具を、
外板塗装工程又は前記遠赤外線加熱によるフラッシュオ
フ工程を行なう前に車体に取付けるようにしたことを特
徴とする車体の塗装方法。 3、車体のドア等の蓋部材に係合するフックと、蓋部材
を受入れる車体の開口部周縁に係合するフックと、該両
フックを連結し加熱によって該両フックの間隔を広げる
ように変形する形状記憶合金製又は形状記憶樹脂製の部
材を具備する連結部とで構成される蓋部材の係止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27187889A JPH03135475A (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 車体の塗装方法及びその塗装方法に用いる蓋部材の係止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27187889A JPH03135475A (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 車体の塗装方法及びその塗装方法に用いる蓋部材の係止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03135475A true JPH03135475A (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=17506163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27187889A Pending JPH03135475A (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 車体の塗装方法及びその塗装方法に用いる蓋部材の係止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03135475A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100401632B1 (ko) * | 2001-05-25 | 2003-10-17 | 현대자동차주식회사 | 도장 작업용 도어 스테이 |
KR100427343B1 (ko) * | 2001-09-11 | 2004-04-14 | 현대자동차주식회사 | 도장 작업용 도어 스테이 |
WO2005095135A1 (de) * | 2004-04-01 | 2005-10-13 | Eisenmann Maschinenbau Gmbh & Co. Kg | Türaufsteller |
CN106624588A (zh) * | 2015-10-28 | 2017-05-10 | 中航湖南通用航空发动机有限公司 | 一种对半机匣喷涂变形处理方法 |
CN110000063A (zh) * | 2019-04-03 | 2019-07-12 | 上汽大通汽车有限公司 | 用于汽车涂装的工装夹具 |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP27187889A patent/JPH03135475A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7383613B2 (en) | 2004-04-01 | 2008-06-10 | Eisenmann Anlagenbau Gmbh & Co. Kg | Door positioner |
CN100417538C (zh) * | 2004-04-01 | 2008-09-10 | 艾森曼机械制造有限及两合公司 | 车门定位器 |
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