JP2618318B2 - アウトハンドル装置の製作方法 - Google Patents

アウトハンドル装置の製作方法

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JP2618318B2
JP2618318B2 JP33213292A JP33213292A JP2618318B2 JP 2618318 B2 JP2618318 B2 JP 2618318B2 JP 33213292 A JP33213292 A JP 33213292A JP 33213292 A JP33213292 A JP 33213292A JP 2618318 B2 JP2618318 B2 JP 2618318B2
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handle
handle device
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manufacturing
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弘 郷原
勲 戸高
哲 末吉
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアのアウトハ
ンドル装置の製作方法、特に合成樹脂製のアウトハンド
ル装置のハンドルケースまたはハンドルレバーに施開錠
信号受信窓を開設するアウトハンドル装置の製作方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用ドアのアウトハンドル装置の施開
錠手段としては、赤外等を利用するいわゆるキーレスエ
ントリシステムがある。このシステムでは、ハンドルレ
バーの背後に赤外線等のフォトセンサーを配設し、フォ
トセンサーの前面のハンドルレバー固定部分に受光窓を
開設したものが知られている(実開平3−84372号
公報)。
【0003】従来、この種の施開錠信号の受信窓は、合
成樹脂製アウトハンドル装置を金型成型するする際に、
アウトハンドル装置のハンドルケースまたはハンドルレ
バーと同時に成型されていた。また、塗装は成型後にア
ウトハンドル装置を取り付ける車体の色に合わせて施さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両用
ドアのアウトハンドル装置では、同一の車種であっても
装備の程度によって施開錠信号の受信窓が必要な場合と
不要な場合がある。通常施開錠信号の受信窓が必要なキ
ーレスエントリシステムは、同一の車種であってもいわ
ゆる上級グレードの車両にしか使用されない。したがっ
て、従来のように施開錠信号受信窓をアウトハンドル装
置と同時に金型成型する方法では、同一の車種用に受信
窓付きと受信窓なしの2種類のアウトハンドル装置を製
作するためには、金型も2種類準備する必要があり、コ
スト高になった。また施開錠信号受信窓を成型した後、
塗装すると,受信窓は小さいため、窓の周縁の塗料の付
着が不均一になり、塗料溜まりなどが発生しやすく、塗
装面の美観が損なわれる欠点があった。
【0005】本発明は、前記のごとき問題点を解決した
低コストで、美観にすぐれた車両用ドアのアウトハンド
ル装置の製作方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明にかかわる車両用ドアのアウトハンドル装置の製作方
法は、金型成型されたアウトハンドル装置の外表面を塗
装し、次いで塗装面の外方から内方に向かって打ち抜き
加工して、アウトハンドル装置のハンドルケースまたは
ハンドルレバーに施開錠信号受信窓を開設することを特
徴としている。
【0007】この場合、打ち抜き加工を容易にするため
には、ハンドルケースまたはハンドルレバーの打ち抜き
加工部分を、あらかじめ他の部分より薄肉に成型してお
くのが望ましい。
【0008】
【作用】本発明にかかわる車両用ドアのアウトハンドル
装置の製作方法では、合成樹脂製アウトハンドル装置の
金型成型の後に、施開錠信号受信窓の開設を行うために
同一車種、すなわち同一形状のアウトハンドル装置であ
れば、施開錠窓が必要である場合も必要でない場合も、
同一の金型で成型できコスト安となる。また、金型成型
されたアウトハンドル装置の塗装後に、打ち抜き加工で
もってアウトハンドル装置のハンドルケースまたはハン
ドルレバーに施開錠信号受信窓を開設するので、施開錠
窓周縁の塗装むらが生じないばかりか、この打ち抜き加
工を塗装面の内方から外方に向かって実施することによ
り、打ち抜き加工時の塗装剥離や、バリの突出なども回
避できて、美麗な外表面が得られる。
【0009】
【実施例1】図1において、アウトハンドル装置1は、
合成樹脂製のハンドルケース11とハンドルレバー12
とから構成されている。ハンドルケース11の下方の一
方の側にはキーシリンダ取付孔13が穿設されており、
他方の側に施開錠信号受信窓2が開設されている。この
受信窓2には、図2に示すように、受光素子31を前面
に備えた受光部3を装着してある。32はレンズであ
る。
【0010】本発明では、このアウトハンドル装置1の
製作にあたり、まず合成樹脂製のハンドルケース11を
受信窓2のない金型で成型する。成型されたハンドルケ
ース11は、車体の色に合わせて塗装される。塗装され
たハンドルケース11を、図3に示すように、パンチ4
と受けダイ41の間に載置して、塗装面14の外方から
内方に向かって打ち抜き加工する。パンチ4の受けダイ
41の上接面42は、ハンドルケース11の内接面15
の形状に合わせて設計しておく。ハンドルケース11の
内側の打ち抜き加工する部分には、加工を容易にするた
め、金型成型時に薄肉部16を形成してある。
【0011】この実施例では、ハンドルケース11に受
信窓2を開設する方法について述べたが、ハンドルレバ
ー12に受信窓2を開設するのも、本実施例と同じ方法
で実施する。
【0012】前述の打ち抜き加工では、ハンドルケース
11の塗装面14の外方から内方に向かって打ち抜くの
で、打ち抜かれた後の受信窓2は、図4に示すようにな
る。すなわち、受信窓2の上部周縁部21は打ち抜き時
内方にひきつられて、いわゆるだれアールとなるが、塗
装状態は良好に残る。また、打ち抜き部分にあらかじめ
薄肉部15を形成しておくと、打ち抜き加工の際、割れ
や、ぬき側のばり22の発生が防止できる。受信窓2の
垂直な内周側面23の表面は多少あれるが、この部分に
は図2に示すように受光素子31が装着されるので、美
観上の問題はない。こうして、打ち抜き加工後、仕上げ
のための追加の加工、塗装等を行なう必要もない。
【0013】
【発明の効果】以上、要するに本発明によれば、以下の
効果が得られる。 (1).同一の車種用であれば、成型後に受信窓を打ち
抜き加工するので、受信窓の必要なものでも不要なもの
でも、同じ金型で成型できコスト安となる。 (2).塗装を受信窓の打ち抜きまえに行なうので、受
信窓周縁部の塗装むらがなく、仕上がりが美麗である。 (3).打ち抜き加工を塗装面の外方から内方に向かっ
て行なうので、受信窓周縁部には、そのまま塗料がのこ
り、美観は損なわれない。 (4).ハンドルケースまたはハンドルレバーの内面の
打ち抜き加工相当部に、あらかじめ薄肉部を形成してお
くと、打ち抜き加工時の割れやぬき側ばりの発生が防げ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成型対象である車両用ドアのアウトハ
ンドル装置を示す平面図である。
【図2】アウトハンドル装置の施開錠信号受信窓を示す
図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の車両用ドアのアウトハンドル装置の製
作方法を示す側断面図である。
【図4】図3の製作方法によって打ち抜き加工された施
開錠信号受信窓を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 アウトハンドル装置 11 ハンドルケース 12 ハンドルレバー 13 キーシリンダ取付孔 14 塗装面 15 内接面 16 薄肉部 2 受信窓 21 上部周縁部 22 ばり 23 内周側面 3 受光部 31 受光素子 32 レンズ 4 パンチ 41 受けダイ 42 上接面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型成型された合成樹脂製アウトハンド
    ル装置の外表面を塗装した後、塗装面の外方から内方に
    向かって打ち抜き加工して、アウトハンドル装置のハン
    ドルケースまたはハンドルレバーに施開錠信号受信窓を
    開設することを特徴とするアウトハンドル装置の製作方
    法。
  2. 【請求項2】 ハンドルケースまたはハンドルレバーの
    打ち抜き加工部分があらかじめ他の部分より薄肉に成型
    されている請求項1記載のアウトハンドル装置の製作方
    法。
JP33213292A 1992-10-28 1992-10-28 アウトハンドル装置の製作方法 Expired - Lifetime JP2618318B2 (ja)

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JPH06134896A JPH06134896A (ja) 1994-05-17
JP2618318B2 true JP2618318B2 (ja) 1997-06-11

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