JPH0326371A - 水性塗料の塗装方法 - Google Patents
水性塗料の塗装方法Info
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- JPH0326371A JPH0326371A JP15971189A JP15971189A JPH0326371A JP H0326371 A JPH0326371 A JP H0326371A JP 15971189 A JP15971189 A JP 15971189A JP 15971189 A JP15971189 A JP 15971189A JP H0326371 A JPH0326371 A JP H0326371A
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- water
- coated
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- coated film
- paint
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 14
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、主として自動車車体における水性塗料の塗装
方法に関する。
方法に関する。
(従来の技術)
従来は、水性塗料をエアスプレーガンにより必要膜厚ま
で塗り重ねるようにしている(特公昭52−10170
号公報及び特公昭53−4848号公報参照)。
で塗り重ねるようにしている(特公昭52−10170
号公報及び特公昭53−4848号公報参照)。
ところで、エアスプレーガンでは塗着効率が25〜35
%と悪く、塗料が無駄になり、しかも1回の塗布で4μ
程度の膜厚しか得られないため、例えば15μの膜厚を
得るには4回塗り重ねる必要があって、塗装に時間が長
くかかり生産性か悪く、また塗装ブースが長くなる。
%と悪く、塗料が無駄になり、しかも1回の塗布で4μ
程度の膜厚しか得られないため、例えば15μの膜厚を
得るには4回塗り重ねる必要があって、塗装に時間が長
くかかり生産性か悪く、また塗装ブースが長くなる。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは塗布回数を削減し生産性を向上で
きる水性塗料の塗装方法を提供することにある。
の目的とするところは塗布回数を削減し生産性を向上で
きる水性塗料の塗装方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成すべく、本発明では、水性塗料の塗装方
法において、水性塗料を回転噴霧器により必要膜厚まで
塗り重ねるようにした。
法において、水性塗料を回転噴霧器により必要膜厚まで
塗り重ねるようにした。
(作 用)
回転噴霧器は塗着効率が60・〜80%と良く、約8〜
11μの膜厚が1回の塗布で得られるため、水性塗料を
回転噴霧器で塗り重ねることで塗布回数を削減でき、し
かも塗料の無駄も削減できる。
11μの膜厚が1回の塗布で得られるため、水性塗料を
回転噴霧器で塗り重ねることで塗布回数を削減でき、し
かも塗料の無駄も削減できる。
水性塗料の最初の塗布工程と2回目の塗布工程との間に
時間的なインターバルを設けることで、塗膜がこのイン
ターバル間に塗装面になじむと共に、塗膜の表面の水分
が蒸発して表面が乾き気味になるため水性塗料を塗り重
ねたときのたれを防止できる。
時間的なインターバルを設けることで、塗膜がこのイン
ターバル間に塗装面になじむと共に、塗膜の表面の水分
が蒸発して表面が乾き気味になるため水性塗料を塗り重
ねたときのたれを防止できる。
この場合、インターバル間に被塗装物を加熱することで
塗膜の表面の乾燥を一層促進できる。
塗膜の表面の乾燥を一層促進できる。
また、インターバル間に自動車車体の内板部の塗装を行
なうことで全体の塗装時間を短縮できる。
なうことで全体の塗装時間を短縮できる。
(実施例)
図面で(1)は被塗装物たる自動車車体の外板部を示し
、該外板部に下塗り塗膜(2)と中塗り塗膜(3〉とを
形成し、その上に淡色系や濃色系のべ−ス塗料、メタリ
ック塗料、パールベース塗料、マイカベース塗料等の水
性ベース塗料から或る約15μ厚の上塗り塗膜(4)と
、水性塗料又は油性塗料から成る約35μ厚のクリャ塗
膜(5)とを形成した。
、該外板部に下塗り塗膜(2)と中塗り塗膜(3〉とを
形成し、その上に淡色系や濃色系のべ−ス塗料、メタリ
ック塗料、パールベース塗料、マイカベース塗料等の水
性ベース塗料から或る約15μ厚の上塗り塗膜(4)と
、水性塗料又は油性塗料から成る約35μ厚のクリャ塗
膜(5)とを形成した。
該上塗り塗膜(4)は水性ベース塗料を回転噴霧器たる
ベル型塗装ガンによりウェットオンウェットで2回塗り
重ねて形成したベース塗膜(4a)3 (4a〉で構成され、水性ベース塗料の最初の塗布工程
の後20〜30秒間自然放置してベース塗膜(4a)を
なじませると共に表面の水分を蒸発させ、次いで2回目
の塗布工程を行なった後車体を50〜80℃に強制加熱
してベース塗膜(4a) (4a)の水分を蒸発させる
フラッシュオフ工程を行ない、次いでクリア塗膜(5)
を形成し、5〜7分間自然放置した後に14(1〜15
0℃の温度で焼付乾燥した。
ベル型塗装ガンによりウェットオンウェットで2回塗り
重ねて形成したベース塗膜(4a)3 (4a〉で構成され、水性ベース塗料の最初の塗布工程
の後20〜30秒間自然放置してベース塗膜(4a)を
なじませると共に表面の水分を蒸発させ、次いで2回目
の塗布工程を行なった後車体を50〜80℃に強制加熱
してベース塗膜(4a) (4a)の水分を蒸発させる
フラッシュオフ工程を行ない、次いでクリア塗膜(5)
を形成し、5〜7分間自然放置した後に14(1〜15
0℃の温度で焼付乾燥した。
前記水性ベース塗料の最初の塗布工程と2回目の塗布工
程との間の時間的なインターバルで、車体に温風を吹付
けたり或いはヒーターで加熱するようにしても良く、ま
た該インターバル間に車体のドア回り、ドアの開口部、
ボンネット、トランクリッド等の白板部の塗装を行なう
ようにしても良い。
程との間の時間的なインターバルで、車体に温風を吹付
けたり或いはヒーターで加熱するようにしても良く、ま
た該インターバル間に車体のドア回り、ドアの開口部、
ボンネット、トランクリッド等の白板部の塗装を行なう
ようにしても良い。
尚、ベル型塗装ガンは塗粒の衝突速度がエアスプレーガ
ンに比べ遅いためメタルの並びが不規則になり易く黒ず
みを生ずることがある。このため本発明方法は、黒ずみ
の目立ちにくい紺4 色等の濃彩色のメタリック塗装やソリッド塗装、カラー
マイカ塗装、バールカラー塗装等に好適である。
ンに比べ遅いためメタルの並びが不規則になり易く黒ず
みを生ずることがある。このため本発明方法は、黒ずみ
の目立ちにくい紺4 色等の濃彩色のメタリック塗装やソリッド塗装、カラー
マイカ塗装、バールカラー塗装等に好適である。
(発明の効果)
このように、請求項1の発明によれば、水性塗料の塗布
回数の削減が図れ塗装工程にかかる時間を短縮でき生産
性を向上できると共に、塗装ブースが短くなり配置スペ
ース的に有利であり、塗料の無駄も削減でき、また請求
項2の発明によれば水性塗膜が塗面になじみ表面のうね
りを減少できると共に、塗り重ねたときの塗料のたれも
防止でき、また請求項3の発明によれば塗膜の表面の乾
燥を一層促進でき塗料のたれをより効果的に防止でき、
また請求項4の発明によれば自動車車体における水性塗
料の塗装工程にかかる時間を短縮でき生産性を向上でき
、また請求項5の発明によれば自動車車体における塗装
工程にかかる時間を一層短縮できる効果を有する。
回数の削減が図れ塗装工程にかかる時間を短縮でき生産
性を向上できると共に、塗装ブースが短くなり配置スペ
ース的に有利であり、塗料の無駄も削減でき、また請求
項2の発明によれば水性塗膜が塗面になじみ表面のうね
りを減少できると共に、塗り重ねたときの塗料のたれも
防止でき、また請求項3の発明によれば塗膜の表面の乾
燥を一層促進でき塗料のたれをより効果的に防止でき、
また請求項4の発明によれば自動車車体における水性塗
料の塗装工程にかかる時間を短縮でき生産性を向上でき
、また請求項5の発明によれば自動車車体における塗装
工程にかかる時間を一層短縮できる効果を有する。
第1図は本発明方法により塗装した塗膜の1例を示す模
式図である。 (1)・・・自動車車体の外板部 (2)・・・下塗り塗膜 (3)・・・中塗り塗膜 (4〉・・・上塗り塗膜 特 許 出 願 人 代 理 人 本田技研工業株式会社 北 村 欣 外3名 7
式図である。 (1)・・・自動車車体の外板部 (2)・・・下塗り塗膜 (3)・・・中塗り塗膜 (4〉・・・上塗り塗膜 特 許 出 願 人 代 理 人 本田技研工業株式会社 北 村 欣 外3名 7
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、水性塗料の塗装方法において、水性塗料を回転噴霧
器により必要膜厚まで塗り重ねることを特徴とする水性
塗料の塗装方法。 2、少なくとも前記回転噴霧器による水性塗料の最初の
塗布工程と2回目の塗布工程との間に時間的なインター
バルを設けたことを特徴とする請求項1記載の水性塗料
の塗装方法。 3、前記インターバル間に被塗装物を加熱することを特
徴とする請求項1又は2に記載の水性塗料の塗装方法。 4、被塗装物は自動車車体であって、前記水性塗料の塗
布工程は自動車車体の下塗り又は中塗り塗膜の上に塗り
重ねる上塗り工程であることを特徴とする請求項1乃至
3のいずれかに記載の水性塗料の塗装方法。 5、被塗装物は自動車車体であって、前記水性塗料の塗
布工程は自動車車体外板の下塗り又は中塗り塗膜の上に
塗り重ねる上塗り工程であり、前記インターバル間に自
動車車体のドア回り、ドアの開口部、ボンネツト、トラ
ンクリッド等の少なくとも1箇所以上の内板部の塗装を
行なうことを特徴とする請求項2記載の水性塗料の塗装
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15971189A JPH0326371A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 水性塗料の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15971189A JPH0326371A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 水性塗料の塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0326371A true JPH0326371A (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=15699622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15971189A Pending JPH0326371A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 水性塗料の塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0326371A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06106129A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-19 | Kobe Steel Ltd | 水系潤滑剤を溶接用ワイヤ材表面に塗布する方法 |
US5620750A (en) * | 1994-10-21 | 1997-04-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for applying metallic coating |
JP2003190868A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-08 | E I Du Pont De Nemours & Co | 水性多成分塗膜剤の塗布方法 |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP15971189A patent/JPH0326371A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06106129A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-19 | Kobe Steel Ltd | 水系潤滑剤を溶接用ワイヤ材表面に塗布する方法 |
US5620750A (en) * | 1994-10-21 | 1997-04-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for applying metallic coating |
JP2003190868A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-08 | E I Du Pont De Nemours & Co | 水性多成分塗膜剤の塗布方法 |
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