JPH02203966A - メタリック塗装方法 - Google Patents
メタリック塗装方法Info
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- JPH02203966A JPH02203966A JP2318789A JP2318789A JPH02203966A JP H02203966 A JPH02203966 A JP H02203966A JP 2318789 A JP2318789 A JP 2318789A JP 2318789 A JP2318789 A JP 2318789A JP H02203966 A JPH02203966 A JP H02203966A
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、内板と外板とにメタリックベース塗料を塗装
後ウェット・オン・ウェットでクリア塗料を塗装するメ
タリック塗装方法に関する。
後ウェット・オン・ウェットでクリア塗料を塗装するメ
タリック塗装方法に関する。
〔従来技術]
一般に、自動車ボディの上塗り塗装として、アルミ粉末
を混入したメタリックベース塗料を中塗り塗膜上に静電
塗装し、その後クリア塗料をウェット・オン・ウェット
で静電塗装するメタリック塗装技術が一般に広く採用さ
れている。
を混入したメタリックベース塗料を中塗り塗膜上に静電
塗装し、その後クリア塗料をウェット・オン・ウェット
で静電塗装するメタリック塗装技術が一般に広く採用さ
れている。
上記メタリック塗装方法として、先ずボディの内仮にメ
タリックベース塗料を塗装し、次にボディの外板にメタ
リックベース塗料を塗装し、次にボディの内仮にウェッ
ト・オン・ウェットでクリア塗料を塗装し、次にボディ
の外板にウェット・オン・ウェットでクリア塗料を塗装
し、その後5〜10分間程分間上ツティングの後140
〜150°Cで焼付は乾燥する、2コ一ト1ベーク方式
の塗装方法が適用されている。
タリックベース塗料を塗装し、次にボディの外板にメタ
リックベース塗料を塗装し、次にボディの内仮にウェッ
ト・オン・ウェットでクリア塗料を塗装し、次にボディ
の外板にウェット・オン・ウェットでクリア塗料を塗装
し、その後5〜10分間程分間上ツティングの後140
〜150°Cで焼付は乾燥する、2コ一ト1ベーク方式
の塗装方法が適用されている。
一方、上記メタリックベース塗料は、クリア塗料の塗装
時にウェットすぎるとクリア塗料との界面張力の差によ
り、クリア塗料が部分的にメタリックベース塗膜内に侵
入してメタリックベース塗膜の多数箇所にまだら状にア
ルミ粒子が密集する所謂アルミよりか発生して塗膜に色
むらが生じる。
時にウェットすぎるとクリア塗料との界面張力の差によ
り、クリア塗料が部分的にメタリックベース塗膜内に侵
入してメタリックベース塗膜の多数箇所にまだら状にア
ルミ粒子が密集する所謂アルミよりか発生して塗膜に色
むらが生じる。
従って、これを防ぐためにはメタリックベース塗料が適
度に乾燥した時に、クリア塗料を塗装する必要がある。
度に乾燥した時に、クリア塗料を塗装する必要がある。
通常、外板へのメタリックベース塗装時には、ドア、ボ
ンネット、トランクリッド等を閉めているので、車室、
エンジンルーム、トランクルーム内の空気の流通が悪く
、表1に示すように、内仮に塗装したメタリックベース
塗料の溶剤の蒸発速度が、外板に塗装したメタリックベ
ース塗料の溶剤の蒸発速度よりも遅くなる。このため、
内板のメタリックベース塗膜上へクリア塗料を塗装する
時に、メタリックベース塗料が適度に乾燥しておらず、
アルミよりか発生するという問題がある。
ンネット、トランクリッド等を閉めているので、車室、
エンジンルーム、トランクルーム内の空気の流通が悪く
、表1に示すように、内仮に塗装したメタリックベース
塗料の溶剤の蒸発速度が、外板に塗装したメタリックベ
ース塗料の溶剤の蒸発速度よりも遅くなる。このため、
内板のメタリックベース塗膜上へクリア塗料を塗装する
時に、メタリックベース塗料が適度に乾燥しておらず、
アルミよりか発生するという問題がある。
表1
本発明の目的は、内板に塗装するメタリックベース塗料
のアルミよりを防止し得るメタリック塗装方法を提供す
るこ七にある。
のアルミよりを防止し得るメタリック塗装方法を提供す
るこ七にある。
第1請求項に係るメタリック塗装方法は、被塗装物品の
内板と外板とにメタリックベース塗料を塗装し、その後
ウェット・オン・ウェットで内板と外板とにクリア塗料
を塗装するメタリック塗装方法において、上記内板を、
溶剤の蒸発速度が外板塗装用のメタリックベース塗料よ
りも速いメタリックベース塗料で塗装するものである。
内板と外板とにメタリックベース塗料を塗装し、その後
ウェット・オン・ウェットで内板と外板とにクリア塗料
を塗装するメタリック塗装方法において、上記内板を、
溶剤の蒸発速度が外板塗装用のメタリックベース塗料よ
りも速いメタリックベース塗料で塗装するものである。
第2請求項に係るメタリック塗装方法は、被塗装物品の
内板と外板とにメタリックベース塗料を塗装し、その後
ウェット・オン・ウェットで内板と外板とにクリア塗料
を塗装するメタリック塗装方法において、−上記内板に
メタリックベース塗料を塗装した後、内板のメタリック
塗料の溶剤の蒸発を蒸発促進手段で促進させるものであ
る。
内板と外板とにメタリックベース塗料を塗装し、その後
ウェット・オン・ウェットで内板と外板とにクリア塗料
を塗装するメタリック塗装方法において、−上記内板に
メタリックベース塗料を塗装した後、内板のメタリック
塗料の溶剤の蒸発を蒸発促進手段で促進させるものであ
る。
第1請求項に係るメタリック塗装方法においては、外板
塗装用のメタリックベース塗料よりも溶剤の蒸発速度が
速いメタリックベース塗料で内板を塗装するので、内板
と外板へのクリア塗料を塗装するとき内板のメタリック
ベース塗料は適度に乾燥しており、メタリックベース塗
膜上にクリア塗料を塗装してもアルミよりは発生しない
。
塗装用のメタリックベース塗料よりも溶剤の蒸発速度が
速いメタリックベース塗料で内板を塗装するので、内板
と外板へのクリア塗料を塗装するとき内板のメタリック
ベース塗料は適度に乾燥しており、メタリックベース塗
膜上にクリア塗料を塗装してもアルミよりは発生しない
。
第2請求項に係るメタリック塗装方法においては、内板
にメタリックベース塗料を塗装した後、蒸発促進手段で
内板のメタリックベース塗料の溶剤の蒸発を促進させる
ので、内板ヘクリア塗料を塗装するとき内板のメタリッ
クベース塗料は適度に乾燥しており、メタリックベース
塗膜上にクリア塗料を塗装してもアルミよりは発生しな
い。
にメタリックベース塗料を塗装した後、蒸発促進手段で
内板のメタリックベース塗料の溶剤の蒸発を促進させる
ので、内板ヘクリア塗料を塗装するとき内板のメタリッ
クベース塗料は適度に乾燥しており、メタリックベース
塗膜上にクリア塗料を塗装してもアルミよりは発生しな
い。
第1請求項に係るメタリック塗装方法によれば、〔作用
]の項で説明したように、蒸発速度の速い溶剤を含むメ
タリックベース塗料で内板を塗装するという簡単な方法
で、内板へのクリア塗料塗装によるメタリックベース塗
料のアルミよりを確実に防止して、所期の塗装を施すこ
とが出来る。
]の項で説明したように、蒸発速度の速い溶剤を含むメ
タリックベース塗料で内板を塗装するという簡単な方法
で、内板へのクリア塗料塗装によるメタリックベース塗
料のアルミよりを確実に防止して、所期の塗装を施すこ
とが出来る。
第2請求項に係るメタリック塗装方法によれば、〔作用
〕の項で説明したように、蒸発促進手段で内板のメタリ
ックベース塗料の溶剤の蒸発を促進させるという簡単な
方法で、内板へのクリア塗料塗装によるメタリックベー
ス塗料のアルミよりを確実に防止して、所期の塗装を施
すことが出来る。
〕の項で説明したように、蒸発促進手段で内板のメタリ
ックベース塗料の溶剤の蒸発を促進させるという簡単な
方法で、内板へのクリア塗料塗装によるメタリックベー
ス塗料のアルミよりを確実に防止して、所期の塗装を施
すことが出来る。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
本実施例は、自動車ボディの上塗りとしてメタリックベ
ース塗料とクリア塗料を塗装するメタリック塗装方法に
本発明を適用した場合のものであ表2 ボディの塗装工程は、前処理、下塗り、中塗り、上塗り
の4工程から基本的に構成され、前処理では車体に付着
した油類の脱脂を行い、下塗りでは防錆のための電着塗
装を施し、中塗りでは耐食性塗膜の形成と表面調整のた
めの静電塗装及びその焼付は乾燥を施し、上塗りではカ
ラー及び外観付与と耐久性向上のための静電塗装及びそ
の焼付は乾燥を施している。
ース塗料とクリア塗料を塗装するメタリック塗装方法に
本発明を適用した場合のものであ表2 ボディの塗装工程は、前処理、下塗り、中塗り、上塗り
の4工程から基本的に構成され、前処理では車体に付着
した油類の脱脂を行い、下塗りでは防錆のための電着塗
装を施し、中塗りでは耐食性塗膜の形成と表面調整のた
めの静電塗装及びその焼付は乾燥を施し、上塗りではカ
ラー及び外観付与と耐久性向上のための静電塗装及びそ
の焼付は乾燥を施している。
上記ボディに上塗りとしてメタリック塗装を施す上塗り
塗装工程について、第1図に基いて説明する。
塗装工程について、第1図に基いて説明する。
上塗り塗装工程では、塗装ラインl、に沿って塗装ブー
ス内を搬送されるボディBの外界に十分に開放されてい
ない空間に臨む内板と外界に屈む外板に、表2に示すメ
タリックベース塗料を塗装し、その後ウェット・オン・
ウェットでアクリル系のクリア塗料を塗装する。
ス内を搬送されるボディBの外界に十分に開放されてい
ない空間に臨む内板と外界に屈む外板に、表2に示すメ
タリックベース塗料を塗装し、その後ウェット・オン・
ウェットでアクリル系のクリア塗料を塗装する。
(木頁以下余白)
先ず、2人の作業者Mにより、ドアを開けてハンドスプ
レーガンでボディBの内板の中塗り塗膜上にメタリック
ベース塗料を静電塗装し、膜厚10〜15μmのメタリ
ックベース塗膜を形成し、その後外板の塗装のためドア
を閉める。このメタリックベース塗料の溶剤は、表3に
示すように、低沸点系溶剤の割合を多くして蒸発速度を
外板用メタリックベース塗料より速くしである。
レーガンでボディBの内板の中塗り塗膜上にメタリック
ベース塗料を静電塗装し、膜厚10〜15μmのメタリ
ックベース塗膜を形成し、その後外板の塗装のためドア
を閉める。このメタリックベース塗料の溶剤は、表3に
示すように、低沸点系溶剤の割合を多くして蒸発速度を
外板用メタリックベース塗料より速くしである。
(本頁以下余白)
表3
表4
(ブース温度25°C)
ベース塗料を2台の自動静電塗装m1・2で順々に静電
塗装し、1台目の自動静電塗装機1で膜厚10〜15μ
mのメタリックベース塗膜を形成し、2台目の自動静電
塗装機2で膜厚5〜10μmのメタリックベース塗膜を
形成する。このメタリックベース塗料の溶剤は、表3に
示すように、正規の蒸発速度となるように調合しである
。尚、外板塗装時、自動車のドアは閉じているので車室
内の空気の流通が悪くなり、内仮に塗装したメタリック
ベース塗料の溶剤の蒸発が抑制されるが、低沸点溶剤の
割合を多くして蒸発速度を速めであるので、表4に示す
ように、外板用メタリックベース塗料と略同じ速度で蒸
発する。
塗装し、1台目の自動静電塗装機1で膜厚10〜15μ
mのメタリックベース塗膜を形成し、2台目の自動静電
塗装機2で膜厚5〜10μmのメタリックベース塗膜を
形成する。このメタリックベース塗料の溶剤は、表3に
示すように、正規の蒸発速度となるように調合しである
。尚、外板塗装時、自動車のドアは閉じているので車室
内の空気の流通が悪くなり、内仮に塗装したメタリック
ベース塗料の溶剤の蒸発が抑制されるが、低沸点溶剤の
割合を多くして蒸発速度を速めであるので、表4に示す
ように、外板用メタリックベース塗料と略同じ速度で蒸
発する。
次に、ボディBの内板にクリア塗料の塗装を施すため、
2台のドア開用ロボット3で左右のドアを夫々開け、次
に、2台の塗装用ロボット4で内板のメタリックベース
塗膜に対してウェット・オン・ウェットでクリア塗料と
してのアクリル系塗料をスプレーガンを用いて静電塗装
し、10〜15μmのクリア塗膜を形成する。この時、
内仮に塗装したメタリックベース塗料が、外板へのメタ
リックベース塗装及びドア開作業の間に適度に乾燥して
いるので、塗装されたクリア塗料はメタリックベース塗
膜の表面に均一に分布しメタリックベース塗膜内には侵
入せず、アルミよりか発生ずることはない。
2台のドア開用ロボット3で左右のドアを夫々開け、次
に、2台の塗装用ロボット4で内板のメタリックベース
塗膜に対してウェット・オン・ウェットでクリア塗料と
してのアクリル系塗料をスプレーガンを用いて静電塗装
し、10〜15μmのクリア塗膜を形成する。この時、
内仮に塗装したメタリックベース塗料が、外板へのメタ
リックベース塗装及びドア開作業の間に適度に乾燥して
いるので、塗装されたクリア塗料はメタリックベース塗
膜の表面に均一に分布しメタリックベース塗膜内には侵
入せず、アルミよりか発生ずることはない。
次に、外板にクリア塗料の塗装を施すため、2台のドア
開用ロボット5でドアを夫々閉め、次に、1台の自動静
電塗装置6及び6台のミニベル塗装機7で外板にクリア
塗料としてのアクリル系塗料を静電塗装し、膜厚30〜
45μmのクリア塗膜を形成する。この時、外板に塗装
したメタリックベース塗料が、内板へのクリア塗装及び
ドア閉作業の間に適度に乾燥しているので、塗装したク
リア塗料はメタリックベース塗膜の表面に均一に分布し
メタリックベース塗膜内には侵入せず乏アルミよりか発
生することはない。
開用ロボット5でドアを夫々閉め、次に、1台の自動静
電塗装置6及び6台のミニベル塗装機7で外板にクリア
塗料としてのアクリル系塗料を静電塗装し、膜厚30〜
45μmのクリア塗膜を形成する。この時、外板に塗装
したメタリックベース塗料が、内板へのクリア塗装及び
ドア閉作業の間に適度に乾燥しているので、塗装したク
リア塗料はメタリックベース塗膜の表面に均一に分布し
メタリックベース塗膜内には侵入せず乏アルミよりか発
生することはない。
塗装完了後5〜10分間のセツティングをおいて140
°Cで約20分間焼付は乾燥する。
°Cで約20分間焼付は乾燥する。
以上のように、内仮に塗装するメタリックベース塗料の
低沸点系溶剤の割合を多くして蒸発速度を速めるという
簡単な方法で、空気の流通が悪いために蒸発が抑制され
る内板のメタリックベース塗膜の溶剤の蒸発速度を速め
ることが出来るので、メタリックベース塗膜上にウェッ
ト・オン・ウェットでクリア塗料を塗装しても、メタリ
ックベース塗膜は適度に乾燥しているのでアルミよりを
確実に防止でき、所期の塗装を施すことが出来る。
低沸点系溶剤の割合を多くして蒸発速度を速めるという
簡単な方法で、空気の流通が悪いために蒸発が抑制され
る内板のメタリックベース塗膜の溶剤の蒸発速度を速め
ることが出来るので、メタリックベース塗膜上にウェッ
ト・オン・ウェットでクリア塗料を塗装しても、メタリ
ックベース塗膜は適度に乾燥しているのでアルミよりを
確実に防止でき、所期の塗装を施すことが出来る。
次に、上記メタリック塗装方法の変形例について説明す
る。
る。
このメタリック塗装方法では、第2回・第3図に示すよ
うに、各ドア開用ロボット3のアーム8の先端部にエア
ブロ−ノズル9を夫々設け、ドアDの開作業時にエアバ
ルブ1oを開作動させて車室内に20〜35°Cの温風
を吹き込み、内仮に塗装したメタリックベース塗料の溶
剤の蒸発を促進するようにしている。
うに、各ドア開用ロボット3のアーム8の先端部にエア
ブロ−ノズル9を夫々設け、ドアDの開作業時にエアバ
ルブ1oを開作動させて車室内に20〜35°Cの温風
を吹き込み、内仮に塗装したメタリックベース塗料の溶
剤の蒸発を促進するようにしている。
先ず、ボディBの内板に前記外板に塗装したメタリック
ベース塗料と同じ成分のメタリックベース塗料を塗装し
、その後外板にそれと同一のメタリックベース塗料を塗
装する。尚、外板のメタリックベース塗装時、ドアDを
閉めているので車室内の空気の流通が悪く、内仮に塗装
したメタリックベース塗料はまだ適度に乾燥していない
。
ベース塗料と同じ成分のメタリックベース塗料を塗装し
、その後外板にそれと同一のメタリックベース塗料を塗
装する。尚、外板のメタリックベース塗装時、ドアDを
閉めているので車室内の空気の流通が悪く、内仮に塗装
したメタリックベース塗料はまだ適度に乾燥していない
。
次に、内仮にクリア塗料を塗装するため、ドア開口ボッ
ト3でドアDを開けるとともに、図示外の制御装置によ
りエアバルブ10を開作動させ、エアブロアノズル9か
らウィンド開口部を通って車室内へ20〜35°Cの温
風を吹き込み、内仮に塗装したメタリックベース塗料の
溶剤の蒸発を促進する。
ト3でドアDを開けるとともに、図示外の制御装置によ
りエアバルブ10を開作動させ、エアブロアノズル9か
らウィンド開口部を通って車室内へ20〜35°Cの温
風を吹き込み、内仮に塗装したメタリックベース塗料の
溶剤の蒸発を促進する。
次に、内板のメタリックベース塗膜上にクリア塗料とし
てのアクリル系塗料を塗装し、その後外板のメタリック
ベース塗膜上にクリア塗料としてのアクリル系塗料を塗
装する。
てのアクリル系塗料を塗装し、その後外板のメタリック
ベース塗膜上にクリア塗料としてのアクリル系塗料を塗
装する。
尚、上記ドア開用ロボット3の代わりに、内板のメタリ
ックベース塗料の溶剤の蒸発を促進する為、温風を供給
するエアーブローノズルを備えた専用のロボットを設け
そのロボットで温風を供給するようにしてもよい。
ックベース塗料の溶剤の蒸発を促進する為、温風を供給
するエアーブローノズルを備えた専用のロボットを設け
そのロボットで温風を供給するようにしてもよい。
また、自動車ボディ塗装工程において、内板のメタリッ
クベース塗料(A、B、Cの3種)の塗膜に対して20
〜35°Cの温風を供給して乾燥を促進する実験を行っ
た結果、次の表5のような結果が得られた。但し、この
場合ブース内温度は25°Cであった。
クベース塗料(A、B、Cの3種)の塗膜に対して20
〜35°Cの温風を供給して乾燥を促進する実験を行っ
た結果、次の表5のような結果が得られた。但し、この
場合ブース内温度は25°Cであった。
表5
上記のように、ドアDの開作業時に車室内へ温風を送り
込み内板のメタリックベース塗料の溶剤の蒸発を促進出
来るので、内板のメタリックベース塗膜上にウェット・
オン・ウェットでクリア塗料を塗装しても、メタリック
ベース塗膜の表面は適度に乾燥しておりアルミよりは発
生しない。
込み内板のメタリックベース塗料の溶剤の蒸発を促進出
来るので、内板のメタリックベース塗膜上にウェット・
オン・ウェットでクリア塗料を塗装しても、メタリック
ベース塗膜の表面は適度に乾燥しておりアルミよりは発
生しない。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は上塗り塗
装ラインの概略構成図、第2図及び第3図は変形例に係
るもので、第2図はドア開用ロボットの正面図、 第3図はドア開用ロボットの要部 拡大図である。 ・ボディ、 ・エアブローノスル、 10 ・ ・エアバルブ。 特 許 出 願 人 マツダ株式会社
装ラインの概略構成図、第2図及び第3図は変形例に係
るもので、第2図はドア開用ロボットの正面図、 第3図はドア開用ロボットの要部 拡大図である。 ・ボディ、 ・エアブローノスル、 10 ・ ・エアバルブ。 特 許 出 願 人 マツダ株式会社
Claims (2)
- (1)被塗装物品の内板と外板とにメタリックベース塗
料を塗装し、その後ウェット・オン・ウェットで内板と
外板とにクリア塗料を塗装するメタリック塗装方法にお
いて、 上記内板を、溶剤の蒸発速度が外板塗装用のメタリック
ベース塗料よりも速いメタリックベース塗料で塗装する
ことを特徴とするメタリック塗装方法。 - (2)被塗装物品の内板と外板とにメタリックベース塗
料を塗装し、その後ウェット・オン・ウェットで内板と
外板とにクリア塗料を塗装するメタリック塗装方法にお
いて、 上記内板にメタリックベース塗料を塗装した後、内板の
メタリック塗料の溶剤の蒸発を蒸発促進手段で促進させ
ることを特徴とするメタリック塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2318789A JPH02203966A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | メタリック塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2318789A JPH02203966A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | メタリック塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02203966A true JPH02203966A (ja) | 1990-08-13 |
Family
ID=12103654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2318789A Pending JPH02203966A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | メタリック塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02203966A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006006717A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2006-01-19 | Nippon Steel Corporation | 多層塗膜塗装方法及び多層塗膜を有する製品 |
JP2006095418A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Nippon Paint Co Ltd | 塗膜形成方法 |
US7772027B2 (en) | 2004-02-02 | 2010-08-10 | Aptina Imaging Corporation | Barrier regions for image sensors |
US7902624B2 (en) * | 2004-02-02 | 2011-03-08 | Aptina Imaging Corporation | Barrier regions for image sensors |
US7920185B2 (en) | 2004-06-30 | 2011-04-05 | Micron Technology, Inc. | Shielding black reference pixels in image sensors |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP2318789A patent/JPH02203966A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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