JPH01210081A - 自動車車体の塗装方法および塗装装置 - Google Patents

自動車車体の塗装方法および塗装装置

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JPH01210081A
JPH01210081A JP3408288A JP3408288A JPH01210081A JP H01210081 A JPH01210081 A JP H01210081A JP 3408288 A JP3408288 A JP 3408288A JP 3408288 A JP3408288 A JP 3408288A JP H01210081 A JPH01210081 A JP H01210081A
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JP
Japan
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coating
coat
film
finishing
coating film
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JP3408288A
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Niichi Toyama
外山 弐一
Masao Fukuda
雅夫 福田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ll二立皿■皇1 本発明は、自動車車体の如き?elaな塗装品質が要求
される物品に対する塗装方法に係り、特に下塗り塗装ま
たは中塗り塗装が施された被塗物の表面に中塗り吹付塗
装または上塗り吹付塗装を行う方法に関するものである
−よ゛よびその− 自動車車体の塗装方法としては、■下塗り(電着)、上
塗り(吹付け)の二回塗り仕上げを行う方法(トラック
、軽自動車等)、および■下塗り(電着)、中塗り(吹
付け)、上塗り(吹付け)の三回塗り仕上げを行う方法
(乗用車)があり、高級車の場合、上塗り塗装を二回行
うこともある(例、特開昭61−138570号公報)
従来の二回上塗り法にあっては、第一回目の上塗り塗装
と第二回目の上塗り塗装の間にフラッシュタイムをおい
ているため、ウェット・オン・ウェットで吹付は塗装を
行なっても、第二回目の上塗り塗装を行う際には既に第
一回目上塗り塗膜の表面が乾燥硬化してしまう(第1図
参照。図中、01は被塗物、02は下塗りおよび中塗り
塗膜、03は第一回目の上塗り塗膜、 04は第二回目
の上塗り塗膜、FTはフラッシュタイムを示す)。その
結果、全塗膜厚を、十分大きくなし得るものの、乾燥硬
化した塗1pJO3の表面凹凸形状の影響は塗膜04の
表面に及び、塗膜の表面粗さを改善することができず(
第1図(C) )、塗膜の鮮映性、平滑度、光沢がよ(
ないという不具合があった。
「I    、゛  ための  お  。
本発明の目的は、鮮映性、平滑度、光沢の良好なる塗膜
を得ることである。
この目的は、下塗り塗装または中塗り塗装が施された被
塗物の表面に第一回目の中塗りまたは上塗り吹付塗装を
施し、フラッシュタイムをおくことなく第二回目の中塗
りまたは上塗り吹付は塗装をウェット・オン・ウェット
で施すことによって達成される。
第一回目の中塗りまたは上塗り吹付塗装(以下、第一回
目塗装と称する。第二回目については第二回目塗装と称
する)を終えた後フラッシュタイム(通常2〜4分間)
をおくと、塗膜03(第1図(b))の表面が乾燥硬化
し、第二回目塗装による塗料の溶剤が塗1!03に浸透
する速度が小さく、塗膜03の表面凹凸形状の影響が、
乾燥硬化が進行する第二回目塗装の塗膜04に及び、塗
膜04の表面平滑度に影響を与える結果となる。本発明
にあってはフラッシュタイムをおかず、第−回目塗装後
十分速やかにウェット・オン・ウェット(未乾燥状態)
で第二回目塗装を行うことにしたため、第一回目塗装に
よる塗膜と第二回目塗装による塗膜とが良く馴染んで迅
速に一体化し、第二回目塗装による塗膜の表面形状が第
二回目塗装による塗膜に影響を与えず、平滑度の高い塗
膜を得ることができる。
支−思−1 以下、本発明の内容を具体例により説明する(第2図な
いし第6図)。
第2図は吹付ブース内の自動塗装機、および搬送装置2
8によって搬送され塗装処理される自動車車体30を示
す正面図である。左、右各一対の側面塗装機10および
一対の上面塗装機14(第一上面塗装機14A、第二上
面塗装置m14B )が配置され、吹付ブース内を一定
速度で搬送される車体30のボンネット32を含む車体
前部、ルーフ34.およびトランク36を含む車体後部
の塗装が行われるようになっている。側面塗装機10.
上面塗装!!114はそれぞれ揺動自在に複数の吹付ガ
ン12.24を有している。
特に上面塗装機14にあっては、吹付ガン24を担持す
る腕22がスクリュー16の回転によって上下動し、ギ
ア18.軸20の回転によって揺動回転するようになっ
ているため、車体30の形状に応じて吹付ガン24を常
時車体30の表面から定距離に位置させ、車体30の表
面に対して直角方向から塗料を噴射することができる。
また、第一上面塗装機14A、第二上面塗装置N14B
は案内レール26上に間隔を置いて配置され、該案内レ
ール26に沿って各別に動かされるようになっている。
吹付ブース内に進入してきた車体30は、先ず左。
右の第一側面塗装置!!1110Aによって左、右両側
の第一回目塗装が開始され、車体30の進行にともなっ
て、選択された一定時間(例、約13秒)の後に左。
右の第二側面塗装機10Bによって左、右両側面の第二
回目塗装が開始される。第一回目塗装と第二回目塗装と
の時間間隔は、車体30の走行速度と、第一側面塗装機
10A、第二側面塗装置!110Bの定置間隔との関係
で定まる。
また、第二回目の側面塗装が開始される頃、第一上面塗
装機14Aによる車体前面の第一回目塗装が開始され(
第3図)、前記側面塗装の場合と同じく一定時間(約1
3秒)の後に第二上面塗装機14Bによる車体前面の第
二回目塗装が開始される。
この時点では第一上面塗装機14Aはルーフ34の近傍
の塗装を行なっている(第4図)。この間、鉛直面およ
び傾斜面の塗装も水平面の塗装と同等に行われるように
、第一上面塗装機14A、第二上面塗装機14Bは案内
レール26に沿って動かされる。
第一上面塗装機14Aによる第一回目塗装が終了する頃
、第二上面塗装vA14Bはルーフ34の塗装を行なっ
ており(第5図)、この摂第二上面塗装機1.4Bだけ
で塗装が行われる。
第6図は斯かる塗装方法によって形成される塗膜の状態
を示している。第6図(a)はボンネット。
ルーフ等の車体外板38上に塗布された下塗り塗膜40
および該塗膜40上に塗布された中塗り塗膜42°(第
一回目塗装による)を示している。第二回目塗装はフラ
ッシュタイムをおくことなく行われ、中塗り塗膜42上
に上塗り塗Pi444が塗布された直後の状態を第6図
(b)に示している。上塗り塗膜44が塗布された時点
では中塗り塗[342は未乾燥状態にあり、両塗膜42
.44が良く馴染んで塗膜境界面46が間もなく消失し
、第6図(C)に示すように上塗り1li44の表面が
波打ちの少ない平滑表面になる。
なお、第一回目塗装と第二回目塗装の時間間隔は2〜3
0秒の範囲でこれを選択することが推奨され、この時間
間隔によって平滑度の良好な塗膜表面を得ることができ
る。
1里L1」 第一回目の中塗りまたは上塗り吹付塗装を行なった後、
フラッシュタイムをおくことなく第二回目の中塗りまた
は上塗り塗装を行う本発明方法によれば、第一回目塗装
の塗膜と第二回目塗装の塗膜が良く馴染み、鮮映性、平
滑度、光沢の良好なる塗装表面を得ることができる。第
一回目塗装と第二回目塗装の時間間隔は2〜30秒が適
当であり、この時間間隔によって平滑度が良好で、特に
外観性の優れた塗装表面を得ることができる。また、フ
ラッシュタイムをおかないことにより車体−台当りに要
する塗装時間が短縮されるとともに塗装ライン長も短縮
され、生産性の向上に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一回目塗装と第二回目塗装の間にフラッシュ
タイムをおく公知の塗装方法における塗膜の状態を示す
断面図、第2図は本7発明方法を実施する装置を示す吹
付ブース内の状態を示す正面図、第3図ないし第5図は
本発明による塗装態様を示す平面図、第6図は本発明方
法によって形成される塗膜の状態を示す図である。 10・・・側面塗装機、12・・・吹付ガン、14・・
・上面塗装機、14^・・・第一上面塗装機、14B・
・・第二上面塗装機、16・・・スクリュー、18・・
・ギア、20・・・軸、22・・・腕、24・・・吹付
ガン、26・・・案内レール、28・・・搬送り7tN
、30・・・車体、32・・・ボンネット、34・・・
ルーフ、36・・・トランク、38・・・車体外板、4
0・・・下塗り塗膜、42・・・中塗り塗膜、44・・
・上塗り塗膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下塗り塗装または中塗り塗装が施された被塗物の表面に
    中塗り吹付塗装または上塗り吹付塗装を行う方法にして
    、被塗物表面に第一回目の中塗りまたは上塗り吹付塗装
    を施し、フラッシュタイムをおくことなく第二回目の中
    塗りまたは上塗り吹付塗装をウェット・オン・ウェット
    で施すことを特徴とする塗装方法。
JP63034082A 1988-02-18 1988-02-18 自動車車体の塗装方法および塗装装置 Expired - Lifetime JP2537380B2 (ja)

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