JPH02115080A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPH02115080A
JPH02115080A JP63270562A JP27056288A JPH02115080A JP H02115080 A JPH02115080 A JP H02115080A JP 63270562 A JP63270562 A JP 63270562A JP 27056288 A JP27056288 A JP 27056288A JP H02115080 A JPH02115080 A JP H02115080A
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paint
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oil
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水性塗料による塗装を対象とする被塗装物と
、油性塗料による塗装を対象とする被塗装物とが混流す
る塗装ラインを用いた塗装方法に関するものである。
(従来技術) 一般に、美的外観が重要視される自動車の外板等は、平
滑性、鮮映性、耐候性などの塗膜性能に優れた塗膜が形
成できる有機溶剤希釈型熱硬化性塗料で仕上げ塗装され
てきている。この塗装方式としては、着色塗料および(
あるいは)メタリック顔料を配合した有機溶剤希釈型熱
硬化性エナメル塗料を塗装し、風乾後有機溶剤希釈型熱
硬化性透明クリア塗料を塗り重ねて、両塗膜を同時に硬
化せしめる2コ一トlベーク方式が多用されてきている
ところが近年に至って、塗装外観向上の要求が更に強く
なるとともに、塗装作業環境における有機溶剤の揮発が
問題となってきつつあるところから、クリア塗料とのな
じみ性に優れ且つ有害揮発成分を有しない水希釈性の水
性ベース塗料を用いた2コ一トlベーク方式による上塗
り塗装が採用されるようになってきている(例えば、特
開昭62−193676号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) 上記公知例の如く、水性塗料による塗装の使用頻度が高
まってくるにつれて、水性塗料による塗装を対象とする
被塗装物と、油性塗料による塗装を対象とする被塗装物
とを混流状態で流す塗装ラインの設計が試みられるよう
になってきている。
例えば、水希釈性のベース塗料によるベース塗装を行う
ことを対象とする被塗装物と、油性のソリッド塗料によ
る塗装を行う被塗装物とを同一の上塗り塗装工程に流そ
うとする場合、塗料の溶剤の差異に対応させるべく、塗
装方法に特別な工夫を凝らす必要が生じる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、水性塗料
による塗装と油性塗料による塗装とを同一の塗装ライン
において行い得るようにすることを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための方法) 本発明では、上記課題を解決するための方法として、次
のような手段が採用されている。
請求項1記載の発明では、ベース塗装を行うベース塗装
工程、ベース塗膜から水分を除去するプレヒート工程、
クリア塗料による塗装を行うクリア塗装工程および焼付
乾燥工程を順次配列してなる上塗り塗装工程により被塗
装物に対して塗装を行う塗装方法において、前記上塗り
塗装工程に油性ソリッド塗料による塗装を対象とする被
塗装物を流すに当たり、油性ソリッド塗料による塗装を
、前記クリア塗装工程のみにおいて行うようにしている
。このようにすると、油性ソリッド塗料による塗装を対
象とする被塗装物が、プレヒート工程を通過しなくとも
よくなるところから、乾燥し過ぎによる肌荒れ等の心配
がなくなるとともに、水性ベース塗料によるベース塗装
が行なわれる被塗装物は、プレヒート工程にて水分除去
された後にクリア塗装されることとなるところから、良
質な上塗り塗膜が得られることとなる。
請求項2記載の発明では、前記請求項!記載の塗装方法
において、クリア塗装工程における油性ソリッド塗装を
2ステージに分けて行うようにしている。このようにす
ると、クリア塗装工程における油性ソリッド塗装時にお
いて、塗料の垂れ等が発生するのを可及的に防止するこ
とができる。
請求項3記載の発明では、ベース塗装を行うベース塗装
工程、ベース塗膜から水分を除去するプレヒート工程、
クリア塗料による塗装を行うクリア塗装工程および焼付
乾燥工程を順次配列してなる上塗り塗装工程により被塗
装物に対して塗装を行う塗装方法において、前記上塗り
塗装工程に油性ソリッド塗料による塗装を対象とする被
塗装物を流すに当たり、油性ソリッド塗料による塗装を
、前記ベース塗装工程とクリア塗装工程との2工程に分
けて行うとともに、ベース塗装工程において油性ソリッ
ド塗料による塗装を施された被塗装物を、前記プレヒー
ト工程を迂回してクリア塗装工程へ流すようにしている
。このようにすると、ベース塗装工程において油性ソリ
ッド塗料による塗装を施された被塗装物が、プレヒート
工程を迂回してクリア塗装工程に送られることとなると
ころから、乾燥し過ぎによる肌荒れ等の心配がなくなる
とともに、水性ベース塗料によるベース塗装が行なわれ
る被塗装物は、プレヒート工程にて水分除去された後に
クリア塗装されることとなるところから、良質な上塗り
塗膜が得られることとなる。
請求項4記載の発明では、ベース塗装を行うベース塗装
工程、ベース塗膜から水分を除去するプレヒート工程、
クリア塗料による塗装を行うクリア塗装工程および焼付
乾燥工程を順次配列してなる上塗り塗装工程により被塗
装物に対して塗装を行う塗装方法において、前記上塗り
塗装工程に油性ソリッド塗料による塗装を対象とする被
塗装物を流すに当たり、油性ソリッド塗料による塗装を
、前記ベース塗装工程とクリア塗装工程との2工程に分
けて行うとともに、ベース塗装工程において油性ソリッ
ド塗料による塗装を施された被塗装物が前記プレヒート
工程を通過する際にはプレヒート装置をOFF状態とな
すようにしている。このようにすると、ベース塗装工程
において油性ソリッド塗料による塗装を施された被塗装
物が、プレヒート工程を通過する際にはプレヒート装置
がOFF状態とされることとなるところから、乾燥し過
ぎによる肌荒れ等の心配がなくなるとともに、水性ベー
ス塗料によるベース塗装が行なわれる被塗装物は、プレ
ヒート工程にて水分除去された後にクリア塗装されるこ
ととなるところから、良質な上塗り塗膜が得られること
となる。
(発明の効果) 本発明によれば、次のような優れた効果が得られる。
請求項1記載の発明によれば、ベース塗装を行うベース
塗装工程、ベース塗膜から水分を除去するプレヒート工
程、クリア塗料による塗装を行うクリア塗装工程および
焼付乾燥工程を順次配列してなる上塗り塗装工程により
被塗装物に対して塗装を行う塗装方法において、前記上
塗り塗装工程に油性ソリッド塗料による塗装を対象とす
る被塗装物を流すに当たり、油性ソリッド塗料による塗
装を、前記クリア塗装工程のみにおいて行うようにして
いるので、油性ソリッド塗料による塗装を対象とする被
塗装物が、プレヒート工程を通過しなくともよくなり、
乾燥し過ぎによる肌荒れ等の心配がなくなるとともに、
水性ベース塗料によるベース塗装が行なわれる被塗装物
は、プレヒート工程にて水分除去された後にクリア塗装
されることとなり、良質な上塗り塗膜が得られることと
なる。従って、同一の塗装ラインにおいて油性塗料によ
る塗装と水性塗料による塗装を行い得ることとなるとい
う優れた効果かある。
請求項2記載の発明によれば、前記請求項1記載の塗装
方法において、クリア塗装工程における油性ソリッド塗
装を2ステージに分けて行うようにしているので、クリ
ア塗装工程における油性ソリッド塗装時において、塗料
の垂れ等が発生するのを可及的に防止することができる
請求項3記載の発明によれば、ベース塗装を行うベース
塗装工程、ベース塗膜から水分を除去するプレヒート工
程、クリア塗料による塗装を行うクリア塗装工程および
焼付乾燥工程を順次配列してなる上塗り塗装工程により
被塗装物に対して塗装を行う塗装方法において、前記上
塗り塗装工程に油性ソリッド塗料による塗装を対象とす
る被塗装物を流すに当たり、油性ソリッド塗料による塗
装を、前記ベース塗装工程とクリア塗装工程との2工程
に分けて行うとともに、ベース塗装工程において油性ソ
リッド塗料による塗装を施された被塗装物を、前記プレ
ヒート工程を迂回してクリア塗装工程へ流すようにして
いるので、ベース塗装工程において油性ソリッド塗料に
よる塗装を施された被塗装物が、プレヒート工程を迂回
してクリア塗装工程に送られることとなり、乾燥し過ぎ
による肌荒れ等の心配がなくなるとともに、水性べ−ス
塗料によるベース塗装が行なわれる被塗装物は、プレヒ
ート工程にて水分除去された後にクリア塗装されること
となり、良質な上塗り塗膜が得られることとなる。従っ
て、同一の塗装ラインにおいて油性塗料による塗装と水
性塗料による塗装を行い得ることとなるという優れた効
果がある。
請求項4記戦の発明によれば、ベース塗装を行うベース
塗装工程、ベース塗膜から水分を除去するプレヒート工
程、クリア塗料による塗装を行うクリア塗装工程および
焼付乾燥工程を順次配列してなる上塗り塗装工程により
被塗装物に対して塗装を行う塗装方法において、前記上
塗り塗装工程に油性ソリッド塗料による塗装を対象とす
る被塗装物を流すに当たり、油性ソリッド塗料による塗
装を、前記ベース塗装工程とクリア塗装工程との2工程
に分けて行うとともに、ベース塗装工程において油性ソ
リッド塗料による塗装を施された被塗装物が前記プレヒ
ート工程を通過する際にはプレヒート装置をOFF状態
となすようにしているので、ベース塗装工程において油
性ソリッド塗料による塗装を施された被塗装物が、プレ
ヒート工程を通過する際にはプレヒート装置がOFF状
態とされることとなり、乾燥し過ぎによる肌荒れ等の心
配がなくなるとともに、水性ベース塗料によるベース塗
装が行なわれる被塗装物は、プレヒート工程にて水分除
去された後にクリア塗装されることとなり、良質な上塗
り塗膜が得られることとなる。従って、同一の塗装ライ
ンにおいて油性塗料による塗装と水性塗料による塗装を
行い得ることとなるという優れた効果がある。
(実施例) 以下、添付の図面に示す幾つかの実施例に基づいて、本
発明の塗装方法を説明する。
実施例1 第1図および第2図には、本発明の塗装方法が採用され
る上塗り塗装工程および塗装ラインの概略が示されてい
る。
本実施例は、第2図図示の如き工程により行なわれる自
動車用ボディへの塗装における上塗り塗装方法にかかる
ものである。
一般に、自動車用ボディへの塗装工程は、第2図図示の
如く、下塗り塗装工程A1中塗り塗装工程Bおよび上塗
り塗装工程Cを順次配備して行なわれる。
前記下塗り塗装工程Aは、防錆を目的として行う工程で
あり、公知の電着塗装法により行なわれる。
前記中塗り塗装工程Bは、−下塗り面のピンホールや小
さな凹凸を埋め、上塗り仕上がり外観向上のための表面
調整を行うとともに、外的衝撃に対する下塗り塗膜の保
護、上塗り塗膜を通過してくる水分の下への侵入防止、
上塗りと下塗りとの付着性の向上を図るために行なわれ
る工程であり、通常エアスプレー法あるいは静電塗装法
に上り行なわれる。
前記上塗り塗装工程Cは、第1図図示の如く、ベース塗
装工程C1、プレヒート工程C6、クリア塗装工程C3
および焼付乾燥工程C4からなる上塗り塗装ラインによ
り構成されており、これらの工程間を被塗装物(即ち、
乗用車用ボディ)Wが搬送手段により適宜スピード(例
えば、4m/分)で搬送されるようになっている。
ベース塗装工程C2においては、二つの自動塗装装置1
.1による自動塗装と、作業者Mの手動による補正塗装
とが行なわれるようになっている。
該ベース塗装工程CIには、水性メタリックベース塗料
によるベース塗装を行うことを対象とする被塗装物Wと
、油性ソリッド塗料によるベース塗装を行うことを対象
とする被塗装物Wとが混流状態で搬入されてくるように
構成されている。従って、このベース塗装工程CIにお
ける自動塗装装置1等は、水性メタリックベース塗料あ
るいは油性ソリッド塗料による塗装を選択的に行い得る
ように構成されている。このベース塗装工程C8におい
て使用される水性ベース塗料は、次のような震分組成を
有する水性メタリックベース塗料とされている。
水性アクリル樹脂ワニス(N V 30%)   12
5.0部樹脂ミクロゲル溶液 (ミクロゲル含有量20%)         12.
5部ヘキサトキシメチルメラミン(N V 100%)
 12.5部アルミニウムペースト(アルミ含有量20
%)u、5sBP−トルエンスルホン酸の ジメチルアミノエタノール塩20%水溶液 1.0部脱
イオン水 105.0部 ここで、前記水性アクリル樹脂ワニスとしては、メタク
リル酸メチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸2−ヒ
ドロキシエチルおよびアクリル酸を共重合し、ジメチル
アミノエタノールで中和して得られる水性ワニスが採用
されている。
また、前記ベース塗装工程CIにおいて使用される油性
ソリッド塗料は、次のような成分組成を有している。
アルキッド樹脂ワニス(N V 60%)     ?
0.0IIEn−ブチルエーテル化メラミン樹脂 フェス(N V 60%)             
16.7部酸化チタン               
40.0部カーボンブラック          0.
008部酸化鉄                0.
008部アクリル系添加剤            0
.2部トルエン                 8
.0部ツルペッツ100            20
.0部ツルペッツ150            12
.0部ここで、前記アルキッド樹脂ワニスは、ヤシ油、
フタル酸、ネオペンチルグリコール、トリメチロールお
よびプロパンからなっている。
前記プレヒート工程C2においては、該プレヒート工程
C!に設置されたプレヒート装置2内を通過する過程で
、前記ベース塗装工程C3において被塗装物W表面に形
成された水性メタリックベース塗膜中に含まれる水分の
適量か加温除去されるようになっている。
而して、本実施例においては、前記プレヒート工程C1
の入口側と出口側との間に、該プレヒート工程C2を迂
回して被塗装物Wを搬送する迂回搬送手段3が介設され
ている。該迂回搬送手段3は、前記ベース塗装工程C7
において油性ソリッド塗料によるベース塗装を施された
被塗装物Wを、プレヒート工程C9を迂回して直接クリ
ア塗装工程C3へ搬送する如く作用するものであり、そ
の駆動手段4は、コントローラ5によって作動制御され
るようになっている。該コントローラ5には、この塗装
ラインを集中管理制御している中央情報制御装置(図示
省略)から送られて(る車種情報信号Kが人力されるよ
うになっており、該車種情報信号Kにより前記ベース塗
装工程CIから搬出されてくる被塗装物Wが、水性ベー
ス塗料によるベース塗装を行うことを対象とする被塗装
物Wであるか油性ソリッド塗料によるベース塗装を行う
ことを対象とする被塗装物Wであるかを判定し、油性ソ
リッド塗料によるベース塗装を行うことを対象とする被
塗装物Wであるとの判定に基づいて迂回搬送手段3の駆
動手段4に対して駆動制御信号Sを出力するようになっ
ている。
上記した如く、ベース塗装工程CIから搬出されてくる
被塗装物Wの塗膜の種類(即ち、水性塗膜であるか油性
塗膜であるか)に応じて、プレヒート工程C!を通過さ
せるか、プレヒート工程C1を迂回させるかした後に、
クリア塗装工程C3へ被塗装物Wを搬入させるようにし
たことにより、水性塗膜からは適量の水分か蒸発除去さ
れた状態となる一方、油性塗膜の過乾燥が防止されるこ
ととなるのである。
前記クリア塗装工程C3においては、ベース塗装工程C
3にて水性メタリックベース塗膜が形成され、プレヒー
ト工程C1にて水分の加温除去がなされた被塗装物Wに
対して行うクリア塗装と、ベース塗装工程C1にて油性
ソリッド塗膜が形成され、プレヒート工程C1を迂回し
て搬送されてきた被塗装物Wに対して油性ソリッド塗料
による塗装とが選択的に行なわれる。これらのクリア塗
装および油性ソリッド塗装は、自動塗装装置6による自
動塗装と、作業者Mの手動による補正塗装とによって行
なわれるようになっている。
該クリア塗装工程C3において使用されるクリア塗料は
、次のような成分組成を有している。
アクリル樹脂ワニス(N V 50%)     70
.00部n−ブチルエーテル化メラミン    25.
00部アクリル系添加剤          0,15
部シリコン系添加剤          0.02部紫
外線吸収剤             1.00部ツル
ペッツ100           17.00部エク
ソン製ツルペッツ150      7.00部ここで
、前記アクリル樹脂ワニスとしては、スチレン、メタク
リル酸n−ブチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル
酸2−ヒドロキシエチルおよびメタクリル酸を共重合さ
せてなるワニスが採用されている。
また、このクリア塗装工程C5において使用される油性
ソリッド塗料は、前述のベース塗装工程C1において使
用されたものと同じものが使用される。
このクリア塗装工程C8における塗装は、前記ベース塗
装工程C,において水性ベース塗料によるベース塗装が
施された被塗装物Wの場合、表面のメタリックベース塗
膜における水分量が極めて良好な状態に調整されたもの
がプレヒート工程C2から搬送されてくるようになって
いるため、極めて良好な状態で行なわれる一方、前記ベ
ース塗装工程CIにおいて油性ソリッド塗料によるベー
ス塗装が施された被塗装物Wの場合、プレヒート工程C
6を迂回することによって過乾燥を防止された状態で搬
送されてくるようになっているため、肌荒れ等のない極
めて良好な状態で行なわれることとなる。従って、いず
れの場合においても、得られた上塗り塗膜は、極めて優
れた美観を呈し且つ耐候性にも優れたものとなるのであ
る。
前記焼付乾燥工程C4においては、公知の焼付乾燥炉(
図示省略)による塗膜焼付が行なわれる。
実施例2 第3図には、本発明の実施例2にかかる塗装方法が採用
される上塗り塗装工程の概略が示されている。
本実施例の場合、プレヒート工程C8に複数(本実施例
では、3個)のプレヒート装置2 a、 2 b、 2
 cを連続して設置し、これらのプレヒート装置2a。
2 b、 2 cを選択的にON、OFF作動させるよ
うにしている。なお、本実施例の場合、プレヒート工程
C7を迂回して被塗装物Wを搬送する迂回搬送手段は設
けられていない。
前記プレヒート装置2 a、 2 b、 2 cは、1
台の被塗装物Wを収容し得る程度の長さ寸法に設計され
ており、1台のみのプレヒートが行えるようにされてい
る。
しかして、前記プレヒート装置2 a、 2 b、 2
 cは、前記実施例Iの場合と同様に中央情報制御装置
(図示省略)からの車種情報信号Kを受けたコントロー
ラ7により0NSOFF制御されるように構成されてい
る。具体的には、プレヒート装置2a、2b、 2 c
へ温風をそれぞれ供給する温風供給ダクト8 a、 8
 b、 8 cの途中に介設されたダンパー9 a、 
9 b。
9cを、前記コントローラ7からの作動制御信号S+、
St、Ssにより開閉制御することによりプレヒート装
置2 a、 2 b、 2 cのON、OFF’制御が
なされるようになっている。つまり、前記ベース塗装工
程C1において水性ベース塗装を施された被塗装物Wが
送られてきた場合には、プレヒート装置2a(あるいは
2 b、2 c)をON状態となして、被塗装物W表面
の水性ベース塗膜からの水分の蒸発除去を行う一方、前
記ベース塗装工程C,において油性ソリッド塗装を施さ
れた被塗装物Wが送られてきた場合には、プレヒート装
置2 a、 2 b、 2 cをOFF状態となすよう
にされているのである。
従って、水性ベース塗料による塗装を対象とする被塗装
物Wと、油性ソリッド塗料による塗装を対象とする被塗
装物Wとが混流状態で流される場合であっても、同一の
塗装ラインにおいて塗装することが可能となるとともに
、いずれの場合であっても良質の塗装品質が得られるこ
ととなるのである。なお、その他の構成、作用および使
用塗料は、前述の実施例1の場合と同様なので重複を避
けて説明を省略する。
実施例3 前記実施例1および2において使用された装置および塗
料を使用し、クリア塗装工程C8においてのみ油性ソリ
ッド塗料による塗装を被塗装物Wに施す場合もある。こ
の場合、ベース塗装工程C1において水性メタリックベ
ース塗料によるベース塗装を施されなかった被塗装物W
は、プレヒート工程Ctを迂回するか(実施例1の装置
を使用した場合)、OFF状態とされたプレヒート装置
2a。
2 b、 2 cを通過するか(実施例2の装置を使用
した場合)されることとなり、lコートlベーク塗装と
なる。なお、ベース塗装工程C1において水性メタリッ
クベース塗料によるベース塗装を施された被塗装物Wは
、プレヒート工程C7を通過されるか(実施例1の装置
を使用した場合)、ON状態のプレヒート装置2 a、
 2 b、 2 cを通過せしめられるか(実施例2の
装置を使用した場合)することとなる。本実施例の場合
においても、水性ベース塗料による塗装を対象とする被
塗装物Wと、油性ソリッド塗料による塗装を対象とする
被塗装物Wとが混流状態で流される場合であっても、同
一の塗装ラインにおいて塗装することが可能となるとと
もに、いずれの場合であっても良質の塗装品質が得られ
ることとなるのである。
実施例4 前記実施例1および2において使用された装置および塗
料を使用し、クリア塗装工程C8においてのみ油性ソリ
ッド塗料による塗装を被塗装物Wに施すに当たって、油
性ソリッド塗装を2ステージに分けて行うようにしてい
る。このようにすれば、クリア塗装工程C3において1
度に油性ソリッド塗装を行う場合に懸念される塗料垂れ
等が可及的に防止されることとなるのである。この場合
にも、ベース塗装工程C1において水性メタリックベー
ス塗料によるベース塗装を施されなかった被塗装物Wは
、プレヒート工程Ctを迂回するか(実施例Iの装置を
使用した場合)、OFF状態とされたプレヒート装置2
 a、 2 b、2 cを通過するか(実施例2の装置
を使用した場合)されることとなり、lコートlベーク
塗装となる。なお、その他の塗装手順は、前記実施例3
の場合と同様なので、説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施例1が適用される上塗り塗装
工程を示す概略平面図、第2図は本発明方法が適用され
る塗装ラインのブロック図、第3図は本発明方法の実施
例2が適用される上塗り塗装工程を示す概略平面図であ
る。 上塗り塗装工程 ベース塗装工程 プレヒート工程 クリア塗装工程 焼付乾燥工程 被塗装物 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベース塗装を行うベース塗装工程、ベース塗膜から
    水分を除去するプレヒート工程、クリア塗料による塗装
    を行うクリア塗装工程および焼付乾燥工程を順次配列し
    てなる上塗り塗装工程により被塗装物に対して塗装を行
    う塗装方法であって、前記上塗り塗装工程に油性ソリッ
    ド塗料による塗装を対象とする被塗装物を流すに当たり
    、油性ソリッド塗料による塗装を、前記クリア塗装工程
    のみにおいて行うようにしたことを特徴とする塗装方法
    。 2、前記請求項1記載の塗装方法において、クリア塗装
    工程における油性ソリッド塗装を2ステージに分けて行
    うようにしたことを特徴とする塗装方法。 3、ベース塗装を行うベース塗装工程、ベース塗膜から
    水分を除去するプレヒート工程、クリア塗料による塗装
    を行うクリア塗装工程および焼付乾燥工程を順次配列し
    てなる上塗り塗装工程により被塗装物に対して塗装を行
    う塗装方法であって、前記上塗り塗装工程に油性ソリッ
    ド塗料による塗装を対象とする被塗装物を流すに当たり
    、油性ソリッド塗料による塗装を、前記ベース塗装工程
    とクリア塗装工程との2工程に分けて行うとともに、ベ
    ース塗装工程において油性ソリッド塗料による塗装を施
    された被塗装物を、前記プレヒート工程を迂回してクリ
    ア塗装工程へ流すようにしたことを特徴とする塗装方法
    。 4、ベース塗装を行うベース塗装工程、ベース塗膜から
    水分を除去するプレヒート工程、クリア塗料による塗装
    を行うクリア塗装工程および焼付乾燥工程を順次配列し
    てなる上塗り塗装工程により被塗装物に対して塗装を行
    う塗装方法であって、前記上塗り塗装工程に油性ソリッ
    ド塗料による塗装を対象とする被塗装物を流すに当たり
    、油性ソリッド塗料による塗装を、前記ベース塗装工程
    とクリア塗装工程との2工程に分けて行うとともに、ベ
    ース塗装工程において油性ソリッド塗料による塗装を施
    された被塗装物が前記プレヒート工程を通過する際には
    プレヒート装置をOFF状態となすようにしたことを特
    徴とする塗装方法。
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