JPH03118666A - 物体の表面形状データ作成方法 - Google Patents

物体の表面形状データ作成方法

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JPH03118666A
JPH03118666A JP1255477A JP25547789A JPH03118666A JP H03118666 A JPH03118666 A JP H03118666A JP 1255477 A JP1255477 A JP 1255477A JP 25547789 A JP25547789 A JP 25547789A JP H03118666 A JPH03118666 A JP H03118666A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点(第11図〜第13図
) E問題点を解決するための手段(第1図〜第10図) F作用(第1図〜第10図) G実施例 (Gl)四辺形バッチ接続の原理(第14図)(G2)
第1の実施例(第1図〜第6図)(G3)第2の実施例
(第7図〜第9図)(G4)他の実施例(第10図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は自由曲面作成方法に関し、例えばCAD (c
omputer aided design)、又はC
A M (computer aided manuf
acturing)などにおいて、自由曲面をもった形
状を作成する場合に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、枠組み空間に所定のベクトル関数で表される
パッチを張ることにより自由曲面を作成するようになさ
れた自由曲面作成方法において、互いに完全には干渉し
ない状態で配置された2つのパッチについて、そのパラ
メータの定義領域を解除して交点列を求め、当該交点列
に応じた境界曲線に基づいて2のパッチをパラメータカ
ットし、新たな2つのパッチを作成するようにしたこと
により、デザイナの煩雑な手間を要することなく容易に
互いに完全には干渉しない状態で配置された2つのパッ
チから、デザイナが所望する新たな2つのパッチを作成
することができ、これに加えて、この2つの新しいパッ
チを指定された半径に応じたフィレット面で接続するよ
うにしたことにより、デザイナの使い勝手を向上し得る
C従来の技術 例えばCADの手法を用いて自由曲面をもった物体の形
状をデザインする場合(geometric mode
liB) 、一般にデザイナは曲面が通るべき3次元空
間における複数の点(これを節点と呼ぶ)を指定し、当
該指定された複数の節点を結ぶ境界曲線網を所定のベク
トル関数を用いてコンピュータによって演算させること
により、いわゆるワイヤフレームで表現された曲面を作
成する。かくして境界曲線によって囲まれた多数の枠組
み空間を形成することができる(このような処理を以下
枠組み処理と呼ぶ)。
かかる枠組み処理によって形成された境界曲線網は、そ
れ自体デザイナがデザインしようとする大まかな形状を
表しており、各枠組み空間を囲む境界曲線を用いて所定
のベクトル関数によって表現できる曲面を補間演算する
ことができれば、全体としてデザイナがデザインした自
由曲面(2次関数で規定できないものをいう)を生成す
ることができる。ここで各枠組み空間に張られた曲面は
全体の曲面を構成する基本要素を形成し、これをパッチ
と呼ぶ。
従来この種のCADシステムにおいては、境界曲線網を
表現するベクトル関数として、計算が容易な例えばベジ
ェ(Bez ier )式、B−スプライン(B−Sp
l ine )式でなる3次のテンソル積が用いられて
おり、例えば形状的に特殊な特徴がないような自由曲面
を数式表現するには最適であると考えられている。
すなわち形状的に特殊な特徴がないような自由曲面は、
空間に与えられた点をxy平面上に投影したとき、当該
投影された点が規則的にマトリクス状に並んでいること
が多く、この投影点の数がmXnで表されるとき、当該
枠組み空間を3次のベジェ式で表される四辺形パッチを
用いて容易に張ることができることが知られている。
しかしこの従来の数式表現は、形状的に特徴がある曲面
(例えば大きく歪んだ形状をもつ曲面)に適用する場合
には、パッチ相互間の接続方法に困難があり、高度な数
学的演算処理を実行する必要があるため、コンピュータ
による演算処理が複雑かつ膨大になると共に、演算時間
が長大になる問題があった。
この問題を解決する方法として、隣合う枠組み空間の共
有境界について、接平面連続の条件を満足するような内
部の制御点を求め、当該内部の制御点によって決まる自
由曲面を表すベクトル関数によって、自由曲面でなるパ
ッチを張る方法が提案されている(特願昭60−277
448号、特願昭60290849号、特願昭60−2
98638号、特願昭61−15396号、特願昭61
−33412号、特願昭61−59790号、特願昭6
1−64560号、特願昭61−96368号、特願昭
61−69385号)。
D発明が解決しようとする問題点 このような接続方法によって、例えば第11図に示すよ
うに、節点p、1〜P14、P0〜P24、p 3. 
、 p 、 4、p41〜P44によって枠組みされた
枠組み空間に四辺形バッチS fur vl IA =
 S (+41 v> tc、5(un V)KA ”
”S (un v)ICs S jut v)3A −
s (un v13cを張ることにより、全体として自
由曲面を形成しようとする場合、各パッチに対して所定
の範囲で定義されたパラメータU及びVによって座標を
指定し得るベクトル関数を用いる。
例えば四辺形バッチS (un v) t a ”” 
S (Ill w> s cとして、次式 %式%) (00) (1) のように、3次のベジェ式で表されるベクトル関数S 
(Ll+ V)を用いる場合、各四辺形バッチの定義領
域は、パラメータU及びVを 0≦U≦1 ・・・・・・ (2) 0≦V≦1 ・・・・・・ (3) のようにO〜1の領域に限定する手法が用いられており
、これにより、第11図において四辺形バッチS(u、
マ)Zlで示すように、パラメータがU=0、u=1、
v=O1v=lによって表される境界曲線において、隣
接するパッチと接平面連続の条件を満足するような内部
の制御点を決めることにより、互いに隣接するパッチを
滑らかに接続して行くことができる。
ところでこのような手法を用いて自由曲面を形成しよう
とする場合、まずデザイナはデザインしようとする物体
の大まかな形状を表す四辺形パッチを作成し、この後当
該四辺形パッチを分割したり張り直すことにより、デザ
インしようとする物体を四辺形パッチで表現し得るよう
になされている。
ところがこのような手法を用いて四辺形バッチを作成す
る際、隣合う2つのパッチが一部の交線で交わるような
場合には、当該交わっている一方又は両方のパ・ソチを
交線に基づいて切断する必要があるが、実際上パッチを
切断するためにはデザイン上の手間が煩雑になる問題が
ある。
またこれに加えて、隣合う2つのパッチ間に四辺形パッ
チが張られていないような空間が残ったような場合には
、当該離間した空間にパッチを挿入する必要があるが、
実際上当該挿入パッチを形成するデザイン上の手間が煩
雑な問題がある。
例えば、第12図又は第13図に示すように、節点P(
。。)2〜P(33)pによって囲まれた枠組み空間上
に形成された第1の四辺形バッチS (un vl F
と、節点P、。。) Q ”” P (33) Qによ
って囲まれた枠組み空間に張られた第2の四辺形バッチ
S (u、 v) Qが、交線り、で交わる場合には、
節点P(。。、P〜P(!31P及びP (60) Q
 〜P (iff) Qと交線troに基づいて、第1
及び第2の四辺形パッチS軸、v)2及びS (un 
vl。を、パラメータカットの手法を用いて切断する必
要があり、このように、2つのパッチs (un vl
 、及びS (un V)。が互いに完全には干渉しな
い状態で配置されている場合には、デザイナはデザイン
情報として与えられている節点P(。。)、〜Pu3+
p及びP (0010〜P (33) Qに基づいて全
く新たな曲面を形成しなければならないために、極めて
煩雑なデザイン的作業が必要となる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、互いに完
全には干渉しない状態で配置されている2つのパッチが
パラメータの定義領域においてもっている位置情報を有
効に利用することにより、−段と簡易な手法によって互
いに接続された新たな2つのパッチを作成し得るように
した自由曲面作成方法を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため第1の発明においては、枠
組み処理によって境界曲線で囲まれた多数の枠組み空間
を形成し、枠組み空間に所定のベクトル関数で表される
パッチS (un vl を張ることにより、自由曲面
を作成するようになされた自由曲面作成方法において、
互いに完全には干渉しない状態で配置された第1及び第
2のパッチS(un V) F及びS (un v)。
を表すベクトル関数の定義領域の制限を解除して第1及
び第2のパッチS 、、、 V) 、及びs (u、 
vl 、を表すベクトル関数の交点列”°・・”% P
 MEW+−り % P MEW(−11% P N!
WasP□1、P□1、・・・・・・を求め、その交点
列に基づいて境界曲線を生成し、第1及び又は第2のパ
ッチS (un v> P及び又はS (u+v□を境
界曲線に基づいてパラメータカットして、境界曲線を共
有境界COM□として接続された2つの新しいパッチS
(un V) PN及び5(un v) QNを作成す
るようにする。
また第2の発明においては、境界曲線を共有境界COM
 P @として接続された2つの新しいパッチS (I
ll V) PM及びS (Ill Ill IINを
、指定された半径rに応じたフィレット面S <un 
vl FPQで接続するようにした。
F作用 互いに完全には干渉しない状態で配置された第1及び第
2のパッチS(a、す、及びS (Ill V) Qの
定義領域の制限を解除して交点列・・・・・・、P I
ll!W (−!l 、PNzw(−+> s PHI
!l1llls Pstw+s Pstwzs・°・・
・・を求めると共に、その交点列に応じた境界曲線に基
づいて2のパッチをパラメータカットして新たな2つの
パッチを作成するようにしたことにより、デザイナは互
いに完全には干渉しない状態で配置された2つのパッチ
S (an v) p及びS (an v> 9間に新
たなパッチをデザインし直すような煩雑な手間を要する
ことなく、容易に互いに接続された新たな2つのパッチ
S ((11IT1□及びS (un v)。8を形成
することができる。
また、これに加えて、この2つの新しいパッチS (a
n vl PN及びS (an v) QNを指定され
た半径rに応じたフィレット面S (an vl□9で
接続するようにしたことにより、2つの新しいパッチS
 (un V)□及びS(a、v、、、4を滑らかに接
続することができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)四辺形パッチ接続の原理 枠組み処理された四辺形枠組み空間の境界を表す境界曲
線、及び各四辺形枠組み空間に張られるパッチを次式 %式%) (60) (4) のように、3次のベジェ式でなるベクトル関数S (a
n v)を用いて表現する。(4)式において、P(。
。)は、第14図に示すように、隣合う2つの枠組み空
間に張られた曲面、すなわち、第1の四辺形バッチS 
、、、 v、 、及び第2の四辺形バッチ5(un v
) tが共に保有している境界(これを共有境界と呼ぶ
)の一端の位置を表す位置ベクトルでなり、他端の位置
ベクトルP(。1.と、第1のパッチS (u、 v、
 、の位置ベクトルP 110> I s P (33
) 1 と・第2のパッチS(1,ν〉雪の位置ベクト
ルP(3o>z\pns+zと共に、枠組み処理の際に
指定される節点を構成する。
かくして、第1及び第2のパッチS (a、 V) 、
及び5(Ill v) tが、それぞれ節点 P (0
6)  P (30) IP t3s+ r  P (
+13J  P +00)及びP(all)  P(コ
o)zP (3り z  P (。りP(。。)の4つ
の境界曲線によって囲まれていることが分かる。
これらの境界曲線のうち節点P(。。、及びP(。、。
間の境界曲線は共有境界COMを構成し、2つの制御点
P、。3.及びP、。t)によって3次のベジェ式を規
定している。
これに対して、第1のパッチS (un IT) lの
節点P(。。)及びP(3゜)1間の境界曲線、P(3
゜、及びP(31)1間の境界曲線、P(33+1及び
P、。11間の境界曲線は、それぞれ2つの制御点(P
(+6)I、p <to>υ、(P (11) I 、
P (1z)υ、(P(13)I、PCl3目)によっ
て規定されている。
また、第2のパッチS (an l tの節点P、。。
、及びP(!+))2間の境界曲線、P(3(11!及
びP+33+z間の境界曲線、P(3:l)z及びP(
。3)間の境界曲線は、それぞれ2つの制御点(P、1
゜)Z 、P <Z。)2)、(P (ill! s 
P +3りりs  (P (!3)! s P (13
)りによって規定されている。
また、(4)式において、E及びFはU方向及びV方向
のシフト演算子で、パッチS<un V) l及びS 
(any□上の位置ベクトルで表される制御点P H,
J)に対して次式、 E−P (目)=P(ムやI j) (t、j=o、1.2)   ・・・・・・(5)F 
 −P  u j)=  P  (五  j・1)(i
、j=0.1.2) ・・・・・・ (6) の関係をもつ。
ここで、U及びVはU方向及びV方向のパラメータで、
次式 %式%(7) (8) で表すように、0〜1の間を変化する。
かくして、第14図に示すように、第1及び第2のパッ
チS <un V) を及びS (a、 v) 2に対
してそれぞれ節点P(。。)から横方向にU軸をとり、
かつ縦方向にV軸をとった座標(u、v)を用いてパッ
チS (a、 V) 、及びS (un V) Z内の
自由曲面上の座標を表すことができる。
このようにしてパラメータU及びVについて、0〜1を
定義領域とする2つのパッチS (III v) l及
びs (u、 vl 、を共有境界COMにおいて滑ら
かに接続するには、接平面連続の条件を満足するような
制御辺ベクトル”0 ”””! 、bl 〜b3 、’
O〜c3を求めることにより実現される。
すなわち、共有境界C0M上の全ての点において、接平
面連続の条件が成り立つためには、第1のパッチS (
un vl 1のU方向の接線ベクトルと、第2のパッ
チ5Cur V) gにおけるU方向の接線ベクトルと
、第1のパッチS 、、、 V) 、のV方向の接線ベ
クトルとが、同一平面上にあることが必要であり、これ
を実現するためには次式 %式%(9) の条件を満足させるようにパラメータを設定すれば良い
ここで、λ(V)、μ(V)、ν(V)はスカラ関数で
、これを λ(v)=(1−v)+v (10) μ(V)=に+(1v)十に2v (11) ν(V)=ηt(1−v)t +(η、+ηz)(1v)・V+η vt(12) に選定する。
そこで(10)弐〜(12)式を(9)式に代入し、そ
の結果(9)式が成り立つように未知数に8、に8及び
η1、η2を選定すると共に、内部の制御点P (11
11% P (1!+I 、P (I11! 、P (
1りtを表す制御辺ベクトルal、al及びCI、CI
を選定すれば、接平面連続の条件を満足しながら、2つ
のパッチS (an IT> 1及びS 、、、 v)
 !を接続することができることになる。
(G2)第1の実施例 第1の実施例は、第13図に示したように、互いに完全
には干渉しない状態で配置された2つの四辺形パッチS
(un V) P及びS (III IT) Qを接続
すると共に、当該接続された2つの四辺形パッチS 、
、、 V) 、及びS (+a、v) (1を交線LP
、に基づいて切断し、交線L□を境界曲線とする新たな
2つの四辺形パッチを作成しようとするものである。
この実施例の場合、一方のパッチS (tl+ ITJ
 Pは例えばそのU方向のパラメータについての定義領
域O≦U≦1を解除したとき、第2図において破線で示
すように、■方向のパラメータをO≦V≦1の範囲で変
化させたとき、他方のバッチS iun vl Q上の
一部に交点を有するような曲面形状をもっているものと
する。
自由曲面作成装置の中央処理装置(CPU)は、第1図
(A)〜(C)に示す自由曲面作成処理プログラムRT
Oを実行することにより、まず第2図及び第3図に示す
手法によって互いに離間する2つのバッチ5(un I
I) P及びS fu+ v)。を接続する。
なお、この実施例においては、バッチS (un v)
 p及びS(un IT) QについてのパラメータU
、Vをそれぞれ、ue、Vp及びu、、■、のように添
字を付して示す。
すなわち、CPUはステップSPI (第1図(A))
において、バッチS (tl+ vl P及びS ta
+ vl o間に1つの交点を求めるために、バッチS
 (a、IT) P及びS (llI+ Vl Q上の
任意の1点として次式3式% (13) (14) (15) (16) で表される点P FDP及びP FD(lを選定する。
なおこの処理は、第2図に示すように、第1及び第2の
バッチS (ITJ V) F及びS (un ITl
 Q上に、次式3式%(17) (18) で表される基準点PFDP及びPFDQを、バッチの中
心点に設定したことを意味し、CPUはその座標値uP
 =0.5 、Vp=0.5 、uQ =0.5 、V
Q=0.5を初期値として次のステップSP2以降の処
理を実行することにより、第1のバッチS (un I
TJ Pを表す3次のベジェ式のうち、基準点PFDP
を通る曲線と、第2のバッチS (un v)Qの基準
点PFDQを通る曲線との交点P□ha (第2図)を
線形連立方程式を解く演算を繰り返すことにより求める
すなわちステップSP2において、バッチS (lI+
 ITJ P及びS (un v)。が同一になる点を
次式3式%(19) から求める。
ここで初期値u P 、V F及びu Q % V Q
の点における接線LP及びLl  (第3図)の交点P
 LPGを考え、基準点P FOP及びPFDQから交
点PLPQまでのU方向及びV方向の距離を変数ΔuP
、Δv2及びΔuQ、ΔV、とすれば、交点PLFQに
ついて次式 %式%) ) (20) が成り立ち、この式から次式 a(u P%  V P%  u as  V a)・
(Δu P s  ΔV7、ΔuQs  Δvo)”’
   (S tu、 vl p   S <lJ+ v
) o)(21) のような線形方程式を作ることができる。
(21)式はいわゆるヤコビアンマトリクスで、次式 %式%(22) ての線形連立方程式として表すことができる。
そこでCPUは、続くステップSP2において、(20
)式を解くため、(22)式で表されるヤコビアンマト
リクスを作ることにより、ΔuP、ΔVp、ΔuQ−,
Δv1.lについて線形連立方程式を作る。
なお(22)式の第1項は次のように表すことができる
すなわち第1の四辺形パッチS (un Mll Fは
、(1)式について上述したように、次式 S 、tl、 V) 。
−(1u+uE)”(I     V+VF)3P(0
0)P(23) EP(ムハデ”’P(1・菫 j)P (24) F  P  n j+p=P  u   J+11F 
             ・旧・・  (25)のよ
うに3次のベジェ式によって表すことができるから、こ
れをU方向のパラメータU、で偏微分すれば ・(1−v+vF)り(E  1)P(+1゜1P・・
・・・・ (26) のように、第1のバッチS (Ill IT) Fを表
す制御点P(ij)Illによって表現することができ
ると共に、次式 %式%(00 (27) ) ) (28) のように制御点間の位置関係を表すベクトルA(!jl
Fによって表現することができる。
そこで(23)式を次式 S (Ill V) F のように展開して制御点P(。。)、〜P(321Fに
よって表せば、(27)式を展開することによりaS(
u、v)P uP のように、制御点間の位置関係を表すベクトルA(。。
)、〜A(!3)Pによって表すことができる。
同様にして(22)式の第2項に含まれている偏微分の
式は、 ・(1v + v F)”(F   1 )P (0(
IIF(31) のように制御点P(!j)Fによって表現し得ると共に ・ (I     V+V−F)”B(00)P(32
) B(1j>p−P+五 j◆l)P   P(iJlデ (i=0、1.2) (33) のように、制御点間の位置関係を表すベクトルB、目)
、によって表すことができる。
このようにするとき、第1の四辺形バッチ5(IIJ 
V) PはV方向のパラメータv2を基準にして、のよ
うに展開することができ、 その偏微分式は as<mrw、p S軸+ V) ? v2 E  P  <五ハe′ P (直◆1(37) FP(五〇〇−P (1 J+1)11 (3日) のように3次のベジェ式で表し得るので、そのU方向の
パラメータU、についての偏微分式は・(l −v +
 v F)’A <oozeのように展開することがで
きる。
(22)式の第1項及び第2項について第1の四辺形バ
ッチS (Ill IIJ Pについて上述した関係は
、(22)式の第3項及び第4項について第2の四辺形
バッチS(u* vl 19においても同様に成り立ち
得る。
すなわち第2の四辺形パッチS (MI IIJ。はA
 (目)@””P(盈◆鳳 ハ、−p(目)Q (i−0゜ のように表現できることから (39) (40) S(@・マ)Q S (alw> +1 =(1u+uE)’(I   V+VF)”P(06)
(36) a S fan v) Q のように第2の四辺形パッチS (a+ v) oを表
す制御点P(!ハ。と、制御点間の位置関係を表すベク
トルA(1ハ。を用いた展開式を得ることができる。
■方向のパラメータV、についても同様にして、au。
ve ・(1−v + v F)”B (+16)0(43) B(目)Q−PTl j◆I)gIP(五ハ e (i子0、 (44) のように偏微分式を表現することができることにより、 S(、、v、。
aS (11+ IT) (1 vQ のような展開式を得ることができる。
このようにして、CPUはステップSP2において(2
2)式のように、第1及び第2の四辺形バッチS (+
++ IT) P及びS (+++ vl QのU方向
、■方向の変数ΔuP、Δv、及びΔu、、ΔvlIを
含む線形連立方程式によって交点PLPQを求めるため
の式を作ることができるが、(22)式は4つの未知数
ΔuP、Δv、及びΔuQ、ΔvQを含む3つの方程式
(すなわちx、y、z方向の方程式)になるので、その
解は不定になる。
これを解くためCPUは、次のステップSP3において
次式 %式% (47) のように変数ΔuP、ΔV、及びΔuo、Δv0の2乗
和の式Rが最小になる条件式を立てる。
続いてCPUはステップSP4において第1及び第2の
バッチS (+++ v) F及びS (+++ W>
 、についてのパラメータuPsVP及びu 11 s
 V QがOから1までの間に入らなくても良いことを
条件として(47)式の解を求める。
かくして第1のバッチS(un IT) FのU方向の
パラメータu、がその本来の定義領域((7)式)から
外れて1より大きい位置(第2の四辺形パッチS (a
+v□上の点pMtw。近傍の位置)にあることを表す
ような解が得られたとき、これを正しい解として採用す
る。
もちろんu P 、V P及びuQ % VQがその本
来の定義領域(すなわちOから1までの値)であること
を表す解が得られたときにも、CPUはこれを正しい解
として採用する。
実際上CPUは次のようにして(47)式を最小にする
ような偏差ΔuP、Δ■2及びΔuQ、ΔV、を求める
すなわち(22)式を次式 KU=V ・・・・・・ (48) とおくことにより、3行4列のヤコビアンマトリクスK
を用いて表現したとき、U及びVは(50) になる。そこで、 U=K”W (51) と置くと、 (48)式は KK’W=V (52) のように表すことができ、KK’の項が3行3列の正方
マトリクスになる。
従って、(52)式をWについて解いて(51)式に代
入すれば、未知数Uが得られ、これが(47)式を最小
にするような解になっている。
CPUは次のステップSP5において、次式6式% (53) における変数Δu2、Δv、及びΔu、、Δv。
の絶対値の和が近似許容範囲εより小さくなったか否か
の判断をし、否定結果が得られたとき上述のステップS
P2に戻って再度線形化演算を実行する。
このときCPUは、第1及び第2のバッチS Ta、v
) P及びS (un V) QのパラメータU及びV
の初期値としてu、+ΔuP、VP+ΔV、及びu0+
ΔuQ 、vo+Δ■。を(2o)式に代入することに
より、さらに小さい変数ΔuP、ΔV、及びΔuQ、Δ
vQを求める演算を繰り返す。
か<l、rcPUは、ステップ5P2−SP3−3P4
−3P5−3P2のループを通じて繰り返し演算をした
結果、ステップSP5において肯定結果が得られると(
このことは、初期値u、=0.5、VP=0.5、uQ
=0.5、vo=0.5についての第1の交点を求める
演算が処理したことを意味する)、続くステップSP6
に移って第1及び第2の四辺形パッチS (U+ V)
 、及びS (un v+ oに初期設定した座標(u
、=0.5、VP=0.5)及び(uo=0.5、vQ
=0.5)に代えて、所定の距離δだけシフトした座標
(u、=u、+δ、vP=■、+δ)及び(uo工u0
+δ、Vo =v、+δ)を初期設定してこの第2の座
標について再度筒2の交点を求める演算を実行する準備
をする。
続いてCPUは、ステップSP7において第1及び第2
の交点を求めたか否かの判断をし、否定結果が得られた
とき上述のステップSP2に戻って、当該新たに設定し
た初期値について交点PH1゜を求めるような演算を繰
り返す。
やがてステップSP7において肯定結果が得られると、
CPUはステップSP8に移って(第1図(B))、第
1及び第2の交点に対するパラメータu P % V 
P及びu Q % V Qのうち、差が最大のパラメー
タを選定してステップSP9に移って当該選定したパラ
メータだけについて所定量例えば0.1ずつ加算又は減
算することにより、パラメータを変更して行くような処
理を実行する。
このステップSP8において、第1及び第2の交点に対
するパラメータの差が最大のパラメータを選定したこと
は、第1及び第2の四辺形パッチ上の初期値の座標を移
動した際に、最も大きい変化が生ずるパラメータである
ことを意味している。
そしてステップSP9において、当該選定したパラメー
タについて所定量例えば0.1ずつパラメータを加算又
は減算することは、第2図に示すように、初期値に対応
する交点pNzwoから当該選定したパラメータの方向
に所定量ずつ座標を移動させることにより、当該パラメ
ータが属する面上に0.1間隔で交点列P MEWIs
 P NEW!、・・・・・・及びPscw+−n 、
P□wL−2)、・・・・・・を形成して行くことを意
味している。
かかる交点列を求める処理においてCPUは、ステップ
5PIOで選定パラメータが0及び1間に入らなくなっ
たとき、パラメータを0又は1に戻すような演算を実行
すると共に、ステップspHにおいて選定パラメータ以
外の他の3つのパラメータについてヤコビアンマトリク
スを計算し、当該3つのパラメータの変化分を演算し、
続くステップ5P12において当該演算結果に基づいて
他の3つのパラメータを修正する。
続いてCPUは、ステップ5P13において修正量が所
定値より小さくなったか否かの判断をし、否定結果が得
られたとき上述のステップspi。
に戻ってさらにパラメータを引き戻す処理を実行する。
これに対して肯定結果が得られると(このことは修正処
理が終了したことを意味する)、CPUはステップ5P
14に移って選定パラメータが0又はlになったか否か
の判断をする。
ここで否定精巣が得られると、このことは未だ交点列が
パラメータの終点にまで到達していないことを意味して
おり、このときCPUは上述のステップSP9に戻って
パラメータの変更処理を実行する。
これに対して肯定結果が得られると、このことは交点列
の生成が終了したことを意味しており、このときCPU
はステップ5P15に移って当該選定パラメータが0か
ら1までの範囲で交点が求まったか否かの判断をする。
ここで否定結果が得られると、CPUは上述のステップ
SP9に戻って再度パラメータの変更処理を実行する。
これに対して肯定結果が得られると、このことは交点列
の生成処理が終了したことを意味し、このときCPUは
ステップ5P16に移って交点列を始点から終点まで揃
え直した後ステップ5P17(第1図(C))に移る。
CPUはこのステップ5P17において、上述のように
して求めた交点列・・・・・・、PM!l+1(−り、
P wtw (−1) 、P wtwo、pstw+、
PN E G’l t % ”’ ”’を最小2乗法に
より近似演算して、ベジェ曲線でなる共有境界COMp
oを求める。
続いてCPUはステ・ンブ5P1Bにおいて、第1及び
第2のパッチS (u、V) F及びS (III v
l Qtの共有境界COMPGの始点及び終点のパラメ
ータに応じて、それぞれパッチS <usu)p及びS
 (tl+ ll+ 6をパラメータカットする。
実際上、例えばこのパッチS (un V)。は、共有
境界COM P (lの交点の始点P3及び終点ptの
パラメータを、それぞれ(us 、vs )及び(Ut
、vt)とした場合、始点P3及び終点P1の位置関係
に応じて、第4図に示すようにパラメータカットされる
。なお、第4図では、パラメータU及びVを反転した場
合や、パラメータU及びVの方向を反対にしたものを同
一と見なしている。
すなわち、まず始点P、及び終点Ptのパラメータ(u
s、vs)及び(ut 、、VtL )が、次式%式%
(54) (55) を満足する第1の条件の場合、CPUは共有境界COM
、、によって、第4図(A)に示すように、パッチS 
(ui v)。を2つにカットして、2つのパッチS 
(un N。l 、S (un vl Qtを作成する
また、始点P3及び終点PEのパラメータ(us 、v
s )及び(ut 、Vt )が、次式%式%(56) (57) を満足する第2の条件の場合、CPUは1usut  
lと1v3vtlの大きい方でかつOでない方のパラメ
ータを選択し、第4図(B)に示すように、例えばパラ
メータU、でパッチS(u・ν)0を破線のように2つ
にカットした後、共有境界COMraの含まれるパッチ
をさらに2つにカットして、全部で3つのパッチS (
un V) Q I l、S(+l+ v) Q l 
t、S (tl+ V)。を作成する。
なお、パラメータ(us、Vs)及び(ui、vt)が
、次式 %式%(58) (59) の条件を満足する場合も、上述と同様に扱われる。
さらに、始点P3及び終点P、のパラメータ(us、V
s)及び(ut 、Vt )が、次式%式%(60) を満足する第3の条件の場合、第4図(C)に示すよう
に、例えば、パラメータU、でパッチS (un v)
。を破線のように2つにカットした後、共有境界COM
 toの含まれるパッチをさらに2つにカットして全部
で3つのパッチS (tl+ vl Q I l、S 
CIII v> o+ ts S (III w> Q
tを作成するφさらにまた始点P、及び終点P1のパラ
メータ(us % Vs )及び(ugsVt)が、次
式%式% (61) (62) (63) (64) ut  lとIvsv、1の大きい方のパラメータを選
択し、第4図CD)に示すように、例えばパラメータu
 E s u SでパッチS (III v) $1を
破線のように3つにカットした後、共有境界COMp*
の含まれるパッチをさらに2つにカットして、全部で4
つのパッチS(a、v)+e++、5(III VI 
Q I t、5(an v) Qt 、S (+l+ 
11) @3を作成する。
この実施例の場合、CPUはステップ5P1Bにおいて
、第5図に示すように、第1のパッチS (u、vl 
Pを上述の第1の条件に基づいてパラメータカットして
2つのパッチS(。vl1)P+及び5(III V)
 P!を得、また第2のパッチS (un V) Qを
上述の第4の条件に基づいてパラメータカットして4つ
のパッチS (at v)。0、Stu、v+o+z、
S +tl+ vl (1! s S twlw> t
asを得る。
続いてCPUは、このようにして形成された共有境界C
OM F +1を含む4つの新たなパッチS  (II
IITIPI   s   S  (usu>pt  
 、  S  <tl+VIQII 、Sta+v+*
+zの内、デザイナの指定に基づいて不要な2つのパッ
チ(この場合パッチS (an j) Pt、を満足す
る第4の条件の場合、CPUはlusS (Ill V
) Q I Xを指す)を削除し、かくして、第6図に
示すように共有境界COM、。を有する2つの新たなパ
ッチS (Ill Ill FN及びS (Ill V
) QNを生成し、この後CPUはステップ5P20に
おいて当該自由曲面作成処理プログラムRTOを終了す
る。
以上の構成によれば、互いに完全には干渉しない状態で
配置されている2つのパッチ間の交線に基づいて接続さ
れた新たな2つのパッチでなる自由曲面を生成するにつ
き、パッチS 、、、 V) 、についてのパラメータ
の定義領域を拡張することにより、一方のパッチS (
w+ IT) Pが他方のパッチS (un IT> 
9と交点をもつようにすることができ、この交点を基準
にして求めた交点列に基づいて2つのパッチS(un 
vl P及びS (Ill ITJ。についての境界曲
線COM Fllを求め、当該境界曲線COMPQに応
じてパッチS。+V)?又はS (Ill V)。をパ
ラメータカットするようにしたことにより、容易に境界
曲線C0M0で接続されてなる新しいパッチS (Il
l V> PN 及びS (w+ w>。を作成すこと
ができる。
(G3)第2の実施例 この実施例は第2の発明による一実施例を示し、第1の
実施例において作成された2つ新たなパッチS (at
 v) PM 、S (Ill V> QNを滑らかに
接続するフィレット面を形成しようとするものである。
すなわち、自由曲面作成装置の中央処理装置(CPU)
は、デザイナからフィレット半径rが指定入力されると
、第7図に示すフィレット面作成処理プログラムRTI
Oから入って、次のステップ5P30において、第1及
び第2のパッチ5(III IT) PK 、S (I
ll W) QNについて、次式3式%(65) (66) で表される演算処理を実行することにより、第8図に示
すように、第1及び第2のパッチS (un Iり□及
びS (un vl。から、距離rだけオフセットした
第1及び第2のオフセット曲面S OFF□及びS。F
F□を作成する(第8図に、それぞれ−点鎖線及び二点
鎖線を用いて示す)。
なお、(65)及び(66)式においてベクトルn□及
びn、Hは、それぞれ第1及び第2のパッチS (Il
l V) PM及びS (an V)。の法線ベクトル
を表す。
続いて、CPUはステップSP31において、第1及び
第2のオフセット曲面S。、F□及びS OFF@Nの
交線石を算出すると共に、続くステップ5P32におい
て、自由曲面作成処理プログラムRTQのステップSP
1〜ステップ5P17と同様の手順で第1及び第2のパ
ッチS (@、 w>□及びS (an v>。と、第
2及び第1のオフセット曲面S。FWQN及びS。FF
FNとの交線り及び1.をそれぞれ算出する。
なおCPUは、続くステップ5P33において、このよ
うにして得られた交線Jl 、*、 、 IIsについ
て、それぞれ始点PI3、P tss P 3.及び終
点PI!、Po、Poを設定する。
この後、CPUは次のステップ5P34において、第9
図に示すように、交線1.の始点P2.を中心にして、
半径rで交線りの始点pzsがら、交線1.の始点P5
.に至るベジェ曲線R8を、円弧近似の手法で算出し、
その制御点をP 31% P !tとする。
また同様にCPUは続くステップ5P35において、交
線オ、の終点P1.を中心にして、半径rで交線i□の
終点patから、交線石の終点P3Eに至るベジェ曲線
R9を、円弧近似の手法で算出し、その制御点をP I
Is P *Zとする。
これに続いてCPUはステップ5P36において、ベジ
ェ曲線でなる交Ha J z及びhを表す制御点PL1
゜、PL!l及びPLff。、PL3.を設定し、これ
により、交線J、及び1.と円弧近似されたベジェ曲’
sRs及びR1とで囲まれた枠組み空間について、フィ
レット面としての四辺形バッチS(w・マ) FP@を
作成し、次のステップ5P37において、当該フィレッ
ト面作成処理プログラムRT10を終了する。
このようにして、この第2の実施例においては、第1の
実施例において作成された2つ新たなパッチS (an
 v)□、S (mu v)。8間を滑らかに接続する
フィレット面S <m、 w> FF。を作成すること
ができる。
以上の構成によれば、デザイナによる半径rの指定のみ
で、第1の実施例において作成された境界曲線で接続さ
れた2つの新しいパッチS (u、V) PHSS (
un Vl QN間に、所望のフィレット面S (un
 vl FPQを形成し得る自由曲面作成方法を実現で
きる。
(G4)他の実施例 (1)上述の第1の実施例においては、第1のパッチS
 (w+ vl PのU方向のパラメータの定義領域を
解除したとき、第2のパッチS (tl+ V)。上に
交点を有する場合について述べたが、本発明はこれに代
え、第2のパッチS (at vl Q上に交点が存在
しない場合にも適用し得る。
因に、このような場合、パッチS(。+lT1゜のパラ
メータカットは、第4図との対応部分に同一符号を付し
た第10図に示すようにして実行される。
すなわち、第4図について上述したと同様にパラメータ
を設定した場合、まず、始点P、及び終点PIのパラメ
ータ(us、Vs)及び(uEsVE)が、次式 %式%(67) (68) を満足する場合、第10図(A)に示すように、CPU
はパラメータV、又はV、の大きい方を用いて、パッチ
S (an V) Qを引き伸ばした後、共有境界CO
M、、によって2つにカットして、2つのパッチS(W
+ V) Q l OlS (un V) Q10を作
成する。
また始点P、及び終点P、のパラメータ(US、vs)
及び(us 、VE )が、次式%式%(69) を満足する場合、第10図(B)に示すように、CPU
はパッチS (un V)。をパラメータU[でカット
した後、パラメータUがOからuEまでのパッチS (
un II’)。1゜をパラメータ■、又はV、の大き
い方で引き伸ばし、この後このパッチを共有境界COM
、。によって2つのパッチにカットし、全体として、3
つのパッチS+a+v+o++、5(Il+ v) Q
 l 2、S ((1+ V)。2゜を得る。
さらに、始点P、及び終点Pえのパラメータ(us 、
vs )及び(uK % vs )が、次式%式% (70) (71) を満足する場合、第10図(C)に示すように、パラメ
ータU、及びu7でパッチS (un v)。を破線の
ように3つにカットした後、パラメータVs及びV、の
大きい方を用いて、中央のパッチを引き伸ばし、この後
このパッチを共有境界COM、。によって2つにカット
し、全体として、4つのパッチS (un V) Q 
I l、S (an v) Q I z、5(un v
l G20、Sい+v)。3゜を得る。
(2)上述の実施例においては、枠組み空間に3次のベ
ジェ式で表されるパッチを張る場合について述べたが、
数式の次数はこれに限らず4次以上にしても良い。
(3)上述の実施例においては、ベジェ式によって表さ
れるパッチを張るようにした場合について述べたが、こ
れに限らず、スプライン式、クーンズ(Coons )
式、フオーガソン(Furgason )式などの他の
ベクトル関数を用いるようにしても良い。
H発明の効果 上述のように第1の発明によれば、互いに完全には干渉
しない状態で配置されている2つのパッチ間の交線に基
づいて接続された新たな2つのパッチでなる自由曲面を
生成するにつき、当該2つのパッチについてのパラメー
タの定義領域を解除して交点列を求め、当該交点列に基
づいて境界曲線を形成すると共に、当該境界曲線に応じ
て2つのパッチをパラメータカットして、境界曲線で接
続された2つの新しいパッチを形成するようにしたこと
により、互いに完全には干渉しない状態で配置されてい
る2つのバッチ間にデザイナの所望の自由曲面を容易に
作成することができる。
また第2の発明によれば、デザイナによる半径の指定の
みで、上述のようにして作成された境界曲線で接続され
た2つの新しいバッチ間に、所望のフィレット面を形成
することができる。
かくするにつき、デザイナのデザイン作業の効率を格段
的に向上し得る自由曲面作成方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)は第1の発明による自由曲面作成
方法の一実施例を示すフローチャート、第2図はその交
点列の形成方法を示す斜視図、第3図は初期値から交点
を求める方法の説明に供する路線図、第4図はパラメー
タカットの説明に供する路線図、第5図はパラメータカ
ットされた2つのパッチを示す斜視図、第6図は作成さ
れた新しいパッチを示す斜視図、第7図は第2の発明に
よる自由曲面作成方法の一実施例を示すフローチャート
、第8図及び第9図はフィレット面の作成手順の説明に
供する路線図、第10図は他の実施例によるパラメータ
カットの説明に供する路線図、第11図は枠組み空間上
に張られたパッチの説明に供する路線図、第12図及び
第13図は互いに完全には干渉しない状態で配置されて
いる2つのパッチの態様を示す斜視図、第14図は互い
に接続された2つのパッチの制御点を示す路線図である

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)枠組み処理によつて境界曲線で囲まれた多数の枠
    組み空間を形成し、上記枠組み空間に所定のベクトル関
    数で表されるパッチを張ることにより、自由曲面を作成
    するようになされた自由曲面作成方法において、 互いに完全には干渉しない状態で配置された第1及び第
    2のパッチを表すベクトル関数の定義領域の制限を解除
    して上記第1及び第2のパッチを表すベクトル関数の交
    点列を求め、当該交点列に基づいて境界曲線を生成し、 上記第1及び又は第2のパッチを上記境界曲線に基づい
    てパラメータカットして、上記境界曲線を共有境界とし
    て接続された2つの新しいパッチを作成する ことを特徴とする自由曲面作成方法。
  2. (2)上記境界曲線を上記共有境界として接続された上
    記2つの新しいパッチを、指定された半径に応じたフィ
    レット面で接続するようにした ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の自由曲
    面作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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