JPH03115468A - 染料の熱に安定な結晶変態及びその製造法 - Google Patents

染料の熱に安定な結晶変態及びその製造法

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JPH03115468A
JPH03115468A JP25199589A JP25199589A JPH03115468A JP H03115468 A JPH03115468 A JP H03115468A JP 25199589 A JP25199589 A JP 25199589A JP 25199589 A JP25199589 A JP 25199589A JP H03115468 A JPH03115468 A JP H03115468A
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0001Post-treatment of organic pigments or dyes
    • C09B67/0014Influencing the physical properties by treatment with a liquid, e.g. solvents
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱に安定な染料の結晶変態及びその製造法に関
する。
従来の技術 式(I) で示される染料は特公昭44−13389号により公知
である。
式(I)の染料は合成繊維例えばポリエチレンテレフタ
レート繊維を青味赤色に染色することが知られている。
近年染色業界では染色方法の合理化、省エネルギ一対策
が進み、浴比の減少が図られると共にオーバーマイヤー
染色、チーズ染色、ビーム染色、液流染色のような被染
物を静止し染液な循環するという方法で染色する方法が
多くとられるようになっており、フィルター効果による
近東な防ぐため高温での分散安定性のすぐれた染料が強
く望まれている。
発明が解決しようとする課題 う 通常の方法により製造され双成(I)で示される染料を
高温度における染色に用いた場合、染浴中の染料粒子の
分散状態が低下する欠点がありそのため均一な染色濃度
の染色物を得ることが難しい。
課題を解決するための手段 本発明者らは前記したような問題点を解決すべく鋭意研
究を重ねた結果、本発明を完成させた。即ち本発明はC
u−にα線による粉末X線回折法において回折角(2θ
)I:’125.8に強いピーク、回折角(2θ) I
:0] 4..2.12.9.1.3.5,14.2に
やや強いピークをもつX線回折図(第1図)により特徴
づけられる式(I) 籠 で示される染料の熱に安定な結晶変゛箋(以後これをβ
型結晶とする)及びその製造法を提供する。(なお回折
角については通常の誤差範囲(±0,3)は許されるも
のとする。)本発明において、β型結晶に変換される前
の式(I)で示される染料の熱に不安定な結晶変態(以
後これをα型結晶とする)は、公知の方法に従って、2
−アミノ−6−ニトロベンゾチアゾールをジアゾ化し、
酸性媒体中N−エチルN−シアノエチル−m−トルイジ
ンにカップリングすることによって得られる。このα型
結晶は例えばCu −Kα線回折法において第2図に示
すとと(なだらかな起伏のピークを有した、いわゆる無
定型である。このα型結晶の染料を通常の製品化の方法
に従って、分散剤、例えば、ナフタレンスルホン酸のホ
ルマリン縮金物のソータ塩又はリグニンスルホン酸ソー
ダ塩などと共にザンドミル等により機械的に微粒子化し
た後、ポリエステル繊維織物或いはポリエステル繊維と
アクリル繊維又は綿等との混紡織物の染色に供した場合
には、このα型結晶が熱に不安定であるため、ポリエス
テル繊維の染色が行われる95〜135℃の温度におい
て結晶の変換がおこり染料粒子がタール化したり、凝集
物を生成する。このようなタール化物や粗大化した染料
粒子は均一な染着な妨害する。特にオーバーマイヤー染
色、チーズ染色、ビーズ染色、液流染色等においては凝
集した粒子が、繊維層により濾過され、目詰り、内部浸
透不良、ケーシングスポット等の原因となり、均一な染
色物を与えないばかりでなく、染色物の堅牢度低下など
の不都合を来す。
このような欠点を改善し、又市場の要求に応えるべく検
討の結果、前記したX線回折図で特徴づけられるβ型結
晶が高温における染色安定性に極めてすぐれていること
を見出し、本発明を完成したものである。
更に本発明の詳細な説明する。
高温における染色に安定な式(I)で示される染料のβ
型結晶は公知のジアゾ化に続くカップリングによって得
られるα型結晶の湿潤ケーキ又は乾燥ケーキを水中にお
いて40℃以上の温度で加熱することによって得られる
。処理時間は必要に応じ、長くしたり、短かくすること
が可能である。
例えば40℃以上200℃以下、好ましくは50℃以上
100℃以下で1時間から3時間程度加熱することによ
りα型結晶からβ型結晶に変換される。この際100℃
以上に温度を保持したり、処理時間を長くすることはな
んら差支えないが、経済的に不利である。
α型結晶からβ型結晶への結晶変換はカップリング反応
後、濾過、水洗して得られる湿潤ケーキ、又はそれを乾
燥したものを用いて行うか、濾過工程を経ることなくカ
ップリング反応の終了した反応液を加熱することによっ
て行5゜本発明において所望の結晶変換が完結している
かどうかは、X線回折スペクトルの測定によって容易に
確められる。
本発明のβ型結晶を有する染料により染色し得る繊維類
としては例えばポリエチレンテレフタレート繊維、或い
はこれと木綿、絹、羊毛などの天然繊維との混紡品、混
繊品が挙げられる。
本発明の式(I)の構造を有しβ型結晶を有する染料を
用いて繊維の染色を行うには通常ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物、高級アルコール硫酸エステル、高級
アルキルベンゼンスルホン酸塩などの分散剤の存在下、
水性媒体中でβ型結晶の染料ケーキを微細に分散させ、
染色浴又は捺染糊を調製し、これを用いて浸染又は捺染
処理を行うことが出来る。
浸染の場合には、例えば高温染色法、キャリヤー染色法
、サーモゾル染色法などの染色法に適用することが出来
る。
本発明ではβ型結晶の前記式(I)の染料と他の染料と
を併用しても差支えなく、また分散染料の調製工程で種
々の配合剤を添加してもよい。
実施例 以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1゜ 60%硫酸316.8g中に2−アミノ−6−ニトロベ
ンゾチアゾール22.5gを懸濁させ、冷却し、0℃で
43%ニトロシル硫酸51.3gを加え、同温度で3時
間撹拌し、2−アミノ−6−ニトロベンゾチアゾールの
ジアゾ液を得た。
一方、8重量%硫酸水溶液480g中にN−エチル−N
−7アメ工チルーm−トルイジン21.5gを溶解させ
、次いで0°以下に冷却し、前記ジアゾ液を滴下し、カ
ップリングを行った。反応終了後、炭酸ナトリウムでコ
ンゴーレッド中性迄中和し、濾過、水洗して染料ケーキ
37.3 g(乾燥相当分)を回収した。
このケーキの一部のX線回折図は第2図に示すような無
定型のα型結晶であった。
次いでこの染料ケーキを水500m1中に分散させ、撹
拌下70〜75℃1時間加熱処理を行った。処理後、ケ
ーキを濾過し、この一部をX線回折法に従って分析した
結果第1図に示すようなX線回折図を有するβ型結晶で
あった。
実施例2゜ 実施例1と同様にしてカップリングを行い、その後ひき
つづきカップリング液を70〜75℃にて1時間撹拌し
た。濾過、水洗によって得られた染料の結晶はβ型を示
した。
く比較試験〉 α型又はβ型を示す染料を夫々21g1ナフクレンスル
ホン酸ホルマリン縮合物21 gsナフタレンスルホン
酸・クレゾールスルホン酸ホルマリン縮合物28gと共
にサンドグラインドミルにより湿式粉砕後、真空乾燥し
てそれぞれ分散化染料組成物を調製した。
イ■られた各染料組成物の熱に対する安定性を比較する
ため、1)熱凝集性試験、2)ケーシングスポット試験
を行った。
第     1     表 各試験法の詳細は下記のとおりである。
1)熱凝集性試験 分散化染料組成物0.5gを水100m1中に分散させ
酢酸〜酢酸ソーダによりpHを4.5に調整した染浴な
(繊維を浸漬することなく一ブランク浴)60℃から4
0分かけて1300Cとし、同温度に10分保った後、
5分間で95℃迄冷却し、定量F紙(東洋P紙1b5A
)を用い、吸引濾過して戸紙上の残渣の量と状態から判
定した。
5級(良好)〜1級(不良)の5段階表示による。
2)ケーシングスポット試験 分散化染料組成物0.6gを水18’Omlに分散し、
酢酸、酢酸ソーダでpH4,5に調整した染浴中にテト
ロンジャージ10gを浸漬して60℃から40分かけて
(カラーペット染色機を使用)130℃とし、同温度に
10分保った後、60°C迄冷却し、被染物が被染物ホ
ルダーに内接する部分に付着した凝集物の状態から判定
した。
5級(良好)〜1級(不良)の5段階表示による。
発明の効果 4゜ 式(I)で示される染料につき熱に安定な結朱変態(β
型結晶)がえられた。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱に安定なβ型結晶のX線回折図である。 第2図に熱に不安定なα型結晶(無定型)のX線回折図
である。第1図及び第2図において横軸は回折角2θを
示し、縦軸は回折強度を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Cu−Kα線による粉末X線回折法において回折角
    (2θ)〔°〕25.8に強いピーク、回折角(2θ)
    〔°〕4.2、12.9、13.5、14.2にやや強
    いピークをもつX線回折図により特徴づけられる式(
    I )で示される染料の結晶変態。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 2、特許請求の範囲第1項の式( I )で示される構造
    を有し熱に対して不安定な結晶変態を有する染料を水中
    において40℃以上の温度で加熱処理することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載された結晶変態の製造
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102040865A (zh) * 2009-10-14 2011-05-04 江南大学 一种液状超细分散染料的制备方法

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