JPS5996169A - ピリドンアゾ化合物 - Google Patents

ピリドンアゾ化合物

Info

Publication number
JPS5996169A
JPS5996169A JP20679682A JP20679682A JPS5996169A JP S5996169 A JPS5996169 A JP S5996169A JP 20679682 A JP20679682 A JP 20679682A JP 20679682 A JP20679682 A JP 20679682A JP S5996169 A JPS5996169 A JP S5996169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compd
modification
pyridoneazo
crystal
dyeing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20679682A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Niwa
俊夫 丹羽
Kiyoshi Himeno
清 姫野
Hiroshi Takimoto
滝本 浩
Takao Hirota
広田 隆男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP20679682A priority Critical patent/JPS5996169A/ja
Publication of JPS5996169A publication Critical patent/JPS5996169A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyridine Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回折角(コθ)t/、soおよび2A、3゜に
2本の強いピークおよび回折角(2θ) 、zs、10
および2 g、goに2本の中間強度のピークを示すX
線回折図により特徴づけられる新規な結晶変態(以下、
これをα型変態と称する)を有する下記構造式CI) で示されるピリドンアゾ化合物に関するものである。
近年染色業界では染色法に種々の合理化が行なわれてお
9、多量の繊維を一度に染色処理する液流染色法が多く
採用されている。その例としてはビーム染色、チーズ染
色、パッケージ染色等がち95これらは広く一般に行な
われている染色法である。これらの染色法は、静止した
繊維の何層にも巻いた緻密な層内に、染料分散液を強制
的に循環させて、染色させる方式であるため、染料分散
粒子が微粒子であり、かつ分散系が安定であれば、繊維
層内を均一に循環し良好な染色結果が得られるが染料粒
子が大きくなると、繊維層によって染料粒子の濾過現象
が起り、繊維内部への染料の浸透不良あるいは、凝集物
の付着による内層または外層の濃淡染め、繊維表面のみ
への染料の付着による堅牢度の低下などの問題が発生す
る。従ってこの様な染色法に使用する染料は、染浴中で
分散性が良好で、かつ室温から、実際の染着が起る高温
度までの広い温度範囲において、分散性が低下しないこ
とが必要である。ところが染浴中で高温度にした時、染
料の分散性は、往々にして低下し易く、その結果凝集し
た染料が上述したように被染物の表面に濾過残液状に付
着し、また、何層にも重なっている被染物は、外層部分
と内層部分とで染着濃度が異)、均一な濃度の染色物が
得られない。
本発明に係るピリドンアゾ化合物は、その化学構造式自
体は特開昭Sθ−/29A2&あるいは特公昭1I7−
/g!;ダワ等の文献に記載された通常の製造方法によ
り得られる。しかし該化合物は染浴を高温度にした場合
の分散低下が著しく、均一な染色濃度の染色物を得るこ
とが困難である。
本発明者らは上述の点に関し、鋭意検討した結果本発明
に至った。即ち、本発明者らは前記ピリドンアゾ化合物
には少くとも2種類の結晶変態が存在しその7つは熱に
対して不安定な結晶変態(以下β型変態と称する。)で
あり、他の7つは高温度の加熱状態でも非常に安定な結
晶変態(α型変態)である事を知見し、さらに染料組成
物の高温染浴中での分散状態の安定は、染料粒子の大小
のみでは決定されず、上述の結晶変態に重大な関係があ
り、染浴の安定な分散系を得るためには、α型結晶変態
の化合物を用いて、はじめて目的を達することができる
ことを見い出した。本発明の新規なα型変態はたとえば
、下記構造式 で示される化合物(Illを常法によフジアゾ化し下記
式[,1) で示されるピリドン系化合物とカップリングすることに
よシ得られるβ型変態を水謀体中で、場合によりナフタ
リンスルホン酸のホルムアルデヒド縮金物、リグニンス
ルホン酸ソーダを主成分とするサルファイドパルプ廃液
の濃縮物の分散剤の存在下に、あるいはメタノール、エ
タノールまたはブタノールのようなアルコール類;ジオ
キサンのようなエーテル類;エチレングリコールあるい
はエチレングリコールモノメチルエーテルのようなグリ
コール及びグリコールエーテル等の有機溶剤中で75°
〜/グoCに30分〜30時間処理することにょシ製造
することができる。
又、化合物(II)を常法によフジアゾ化し下記式CI
V〕 で示されるピリドン系化合物とカップリングして得られ
る下記式[Vl の化合物をN、N−ジメチルホルムアミド、N−メチル
ピロリドン、クロロベンゼンあるいは〇−ジクロロベン
ゼン等の有機溶剤中ジメチル硫酸するい1ip−トルエ
ンスルホン酸メチルによジメチル化した後、反応液を水
中に排出するかあるいは水蒸気蒸留により溶剤を除去す
ることによシやはシβ型変態を得る。この様にして得ら
れるβ型変態から又前述した処理によりα型変態を製造
することができる。
次に本発明に係る前足借造式〔I〕で示されるピリドン
アゾ化合物のα型変態およびβ型変態を図面によって説
明する。第1図および第2図は粉体X線回折法によるも
のであシ、0uKa線による回折状態をプロポーショナ
ルカウンターを使用して記録した図である。横軸が回折
角(,2θ)、縦軸が回折強度を示している。第1図は
α型変態を示すもので、回折角(2θ)/ハタ0および
。26.3° に2本の強いピークおよび回折角(コθ
)aコ、10および2 Lgoに2本の中間強度のピー
クを持っている。第2図はβ型変態を示すもので、なだ
らかな起伏のピークしか見られない。Xa@折法による
回折角は、同一結晶型のものであれば、±0.パ程度の
誤差で常に一致するものであって、これらの図面は結晶
変態の相違を明白にしている。
本発明のピリドンアゾ化合物にょ9染色しうる繊維類と
してはポリエテレンデl/フタレート、テレフタル酸と
/、グービス−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサンと
の重縮合物などよシなるポリエステル繊維、あるいは木
綿、羊毛などの天然繊維と上記ポリエステル繊維との混
紡品、混繊品を挙げられる。本発明のピリドンアゾ化合
物を用いてポリエステル繊維を染色するには常法によシ
分散剤としてナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒド
との縮合物高級アルコール硫酸エステル、高級アルキル
ベンゼンスルホン酸塩などを利用して、水性媒質中に分
散させた染色浴または捺染糊を調整し浸染又は捺染を行
なうととができる。例えば、浸染の場合高温染色法、キ
ャリヤー染色法、サーモゾル染色法外どの通常の染色処
理法を適用すればポリエステル繊維ないしは、その混紡
品に堅牢度のすぐれた染色を施すことができる。
その際、場合により染色浴にギ酸、酢酸、リン酸あるい
は硫酸アンモニウムなどの様な酸性物質を添加すれば、
さらに好結果が得られる。
又本発明方法に使用される前足構造式〔I〕で示される
染料は他の染料と併用してよく、染料相互の配合によシ
染色性の向上等好結果が得られる場合がある。
次に実施例によシ本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 3−シアノ−乙−ヒドロキシ−i、t、t−シメチルー
ピリドーコーオンハクグを2係塩酸20Ome中に加え
、更に氷2001を加えカップリング成分溶液とした。
p−(ベンジルオキシカルボニル)アニリンコ、3りを
S係堪酸300πeに加え、更に氷2002を加え、こ
の中に亜硝酸ソーダo、gグと水20vtl!とから彦
る溶液を滴下し2時間攪拌した後スルファミン酸O0,
2グを加えて過剰の亜硝酸ソーダを分解してジアゾ液を
調整した。とのジアゾ液を前記カップリング成分溶液中
に滴下し、酢酸ソーダ3.0 ft’を加えて、反応液
のpHをり〜Sとし00〜3Cにて3時間攪拌した後、
濾過水洗し30′cで減圧乾燥を行ない黄色結晶3.7
2を得た。得られた粉末はβ型変態であシそのX線回折
図を第2図に示す。得られたβ型変態粉末のうち37を
水90ynl中に分散させ、900〜?、1ttZ”で
3時間攪拌し結晶の転移を行った。結晶の転移終了後濾
過および乾燥を行ない、第1図のxfA回折図を示すα
型変態を得た。
前足構造式〔I〕で示されるピリドンアゾ化合物のα型
変態0.左?をナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒ
ド縮合物l?および高級アルコール硫酸エステルユ2を
含む水3tに分散させて染色浴を調整した。この染色浴
にポリエステル繊維100?を浸漬し、/30CでAO
分間染色した後ソーピンク、水洗、乾燥を行なって耐光
堅牢度の良好な緑味黄色の染布が得られた。
実施例コ 実施例/における3−シアノ−6−ヒドロキシ−/、l
I−ジメテルーピリドーコーオンのかわシに、3−シア
ノ−6−ヒトロキシーグーメテルーピリドーコーオン/
、Sグを用い、同様のジアゾ化カップリング反応によシ
下記化合物3.クタを得た。
これをN、N−ジメチルホルムアミド3’Zme中に加
え溶解した後炭酸ソーダ/Vおよびジメチル硫酸/、り
?を加え30Cで/θ時間反応した。
反応終了後水3りQ ff、l中に排出し析出した黄色
ケーキをP取した。得られたケーキはβ型変態であった
このβ型変態ケーキをメタノールtOml中に分散させ
、230〜30Cでg時間攪拌し結晶の転移を行なった
。結晶の転移終了後涙過乾燥してα型変態粉末3.! 
fを得た。
【図面の簡単な説明】
第7図および第2図は実施例において得られたピリドン
アゾ化合物のα型変態およびβ型変態のX線回折図であ
る。図面において横軸は回折角(2θ)を表わし、縦軸
は回折強度を表わす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回折角(2θ)//、soおよびコ乙、3° に
    2本の強いピークおよび回折角(2θ)x、、;+、/
    ’および:1g、ざ0 に2本の中間強度のピークを示
    すX#回折図(CUXα)によシ特徴づけられる結晶変
    態を有する下記構造式 で示されるピリドンアゾ化合物。
JP20679682A 1982-11-25 1982-11-25 ピリドンアゾ化合物 Pending JPS5996169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20679682A JPS5996169A (ja) 1982-11-25 1982-11-25 ピリドンアゾ化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20679682A JPS5996169A (ja) 1982-11-25 1982-11-25 ピリドンアゾ化合物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5996169A true JPS5996169A (ja) 1984-06-02

Family

ID=16529237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20679682A Pending JPS5996169A (ja) 1982-11-25 1982-11-25 ピリドンアゾ化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5996169A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62158760A (ja) モノアゾ染料
JPS5996169A (ja) ピリドンアゾ化合物
JPS6363595B2 (ja)
JP3638306B2 (ja) モノアゾ染料化合物
JP3076651B2 (ja) 水不溶性モノアゾ染料
JP2506594B2 (ja) 水不溶性モノアゾ染料
JPS5911366A (ja) モノアゾ化合物
JPH039148B2 (ja)
JP3212778B2 (ja) 水不溶性モノアゾ染料
JPH039149B2 (ja)
JP3742129B2 (ja) 水不溶性青色系モノアゾ染料
JPS62158764A (ja) モノアゾ染料混合体
JPH0420028B2 (ja)
JPS62220561A (ja) モノアゾ染料
TW476775B (en) Water-insoluble monoazo dye mixture
JPH03163170A (ja) 水不溶性モノアゾ染料
JPS62220560A (ja) モノアゾ染料
JPH0315945B2 (ja)
JPH07258575A (ja) 水不溶性モノアゾ染料
JPS63132970A (ja) モノアゾ染料混合物
JPS59168068A (ja) チオフエンジスアゾ化合物
JPS61171767A (ja) モノアゾ染料
JPH03163171A (ja) 水不溶性モノアゾ染料
JPS5938257A (ja) モノアゾ化合物
JPH0745634B2 (ja) モノアゾ染料混合物