JPH0311183Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0311183Y2 JPH0311183Y2 JP1984108357U JP10835784U JPH0311183Y2 JP H0311183 Y2 JPH0311183 Y2 JP H0311183Y2 JP 1984108357 U JP1984108357 U JP 1984108357U JP 10835784 U JP10835784 U JP 10835784U JP H0311183 Y2 JPH0311183 Y2 JP H0311183Y2
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- JP
- Japan
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- container
- aluminum
- magnetic material
- containers
- frozen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Cookers (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、アルミから成る容器に冷凍食品を収
容した容器入り冷凍食品に関する。
容した容器入り冷凍食品に関する。
従来、軽量で強度及び保形性に優れたアルミの
みで容器を形成していた（例えば実公昭56−
35020号公報）。
みで容器を形成していた（例えば実公昭56−
35020号公報）。
しかし、アルミは非磁性体であるため、電磁調
理器による調理に際して容器を利用できない欠点
があつた。
理器による調理に際して容器を利用できない欠点
があつた。
また、アルミは熱伝導性が高いために、運搬時
に内部の冷凍食品の一部が不測に解凍されて、品
質が悪くなつたり、加熱調理時に容器内の熱が外
部に逃げて、熱効率が悪くなる欠点があつた。
に内部の冷凍食品の一部が不測に解凍されて、品
質が悪くなつたり、加熱調理時に容器内の熱が外
部に逃げて、熱効率が悪くなる欠点があつた。
本考案の目的は、軽量な容器をそのまま利用し
て電磁調理器により解凍・加熱できると共に、加
熱調理を熱効率良好に実行でき、しかも、運搬時
の不測な解凍を十分に防止できるようにする点に
ある。
て電磁調理器により解凍・加熱できると共に、加
熱調理を熱効率良好に実行でき、しかも、運搬時
の不測な解凍を十分に防止できるようにする点に
ある。
本考案の特徴構成は、冷凍食品を収容したアル
ミから成る容器を全体的に樹脂材から成る外容器
で覆い、前記内外の容器の間のうち底部のみに、
電磁調理器による冷凍食品の解凍、加熱を可能に
するための磁性材を設け、合成樹脂製接着剤を介
して前記内外の容器及び前記磁性材を一体化して
あることにあり、その作用効果は次の通りであ
る。
ミから成る容器を全体的に樹脂材から成る外容器
で覆い、前記内外の容器の間のうち底部のみに、
電磁調理器による冷凍食品の解凍、加熱を可能に
するための磁性材を設け、合成樹脂製接着剤を介
して前記内外の容器及び前記磁性材を一体化して
あることにあり、その作用効果は次の通りであ
る。
つまり、外容器を磁力に対して弱める作用の無
い樹脂製にして、電磁調理器による磁性材の加熱
を効率良く行えるようにし、磁性体の熱を熱伝導
の良好なアルミ製内容器に伝え、内容器内の冷凍
食品を均等にかつ熱効率良く加熱できるようにし
たのである。
い樹脂製にして、電磁調理器による磁性材の加熱
を効率良く行えるようにし、磁性体の熱を熱伝導
の良好なアルミ製内容器に伝え、内容器内の冷凍
食品を均等にかつ熱効率良く加熱できるようにし
たのである。
その上、アルミに比してはるかに熱伝導度が低
い樹脂製外容器でアルミ製内容器を全体的に覆つ
てあるから、加熱時の容器内保温、及び、運搬時
の容器内保冷を十分に実現でき、電磁調理器によ
る加熱調理を熱効率良好に実行できると共に、運
搬時の不測な解凍による品質低下を十分に防止で
きる。
い樹脂製外容器でアルミ製内容器を全体的に覆つ
てあるから、加熱時の容器内保温、及び、運搬時
の容器内保冷を十分に実現でき、電磁調理器によ
る加熱調理を熱効率良好に実行できると共に、運
搬時の不測な解凍による品質低下を十分に防止で
きる。
また、アルミ製の内容器と磁性材とを、例えば
溶接等により結合させると、両者が直接接触し、
両者間に電蝕作用が起こつて、一方の金属の腐触
が促進されやすくなるが、本考案では、合成樹脂
製接着剤を介して内外容器と磁性材とを一体化し
てあるから、結合手段として経済性が良いだけで
なく、アルミ製の内容器と磁性材との間に合成樹
脂製接着剤が介在して両金属間が絶縁されやすく
なり、上記の電蝕作用が生じにくい。
溶接等により結合させると、両者が直接接触し、
両者間に電蝕作用が起こつて、一方の金属の腐触
が促進されやすくなるが、本考案では、合成樹脂
製接着剤を介して内外容器と磁性材とを一体化し
てあるから、結合手段として経済性が良いだけで
なく、アルミ製の内容器と磁性材との間に合成樹
脂製接着剤が介在して両金属間が絶縁されやすく
なり、上記の電蝕作用が生じにくい。
その結果、軽量な容器をそのまま利用して冷凍
食品の加熱を、電磁調理器によつて良好にでき、
しかも、高価な電力を十分に節約して経済的に調
理でき、その上、電蝕作用が起こりにくいから、
長期間保存がきくとともに腐蝕による内容物の品
質の低下が防止され、良好な品質を確実に保つこ
とができる、商品価値の高い冷凍食品を提供でき
るようになつた。
食品の加熱を、電磁調理器によつて良好にでき、
しかも、高価な電力を十分に節約して経済的に調
理でき、その上、電蝕作用が起こりにくいから、
長期間保存がきくとともに腐蝕による内容物の品
質の低下が防止され、良好な品質を確実に保つこ
とができる、商品価値の高い冷凍食品を提供でき
るようになつた。
次に実施例を示す。
第１図に示すように、ポリエチレンフイルムや
ポリエチレンテレフタレートフイルム等の食品に
適した樹脂から成る外容器１と、望ましくは99％
より高い高純度の、アルミから成る内容器２を接
着剤３で結合して、内容器２を全体的に外容器１
で覆うと共に、ポリエチレンフイルム、ポリエチ
レンテレフタレートフイルム、塩化ビニルフイル
ム等の袋４に収容した粉粒状磁性材５を、内外容
器１，２の底部間のみに介在させ、鍋型の冷凍食
品用容器Ｖを形成してある。
ポリエチレンテレフタレートフイルム等の食品に
適した樹脂から成る外容器１と、望ましくは99％
より高い高純度の、アルミから成る内容器２を接
着剤３で結合して、内容器２を全体的に外容器１
で覆うと共に、ポリエチレンフイルム、ポリエチ
レンテレフタレートフイルム、塩化ビニルフイル
ム等の袋４に収容した粉粒状磁性材５を、内外容
器１，２の底部間のみに介在させ、鍋型の冷凍食
品用容器Ｖを形成してある。
凍結した調味汁６や具７を容器Ｖ内に収容し、
嵌着や接着等で取外し自在にカバー８を容器Ｖに
取付け、もつて、容器Ｖを利用した状態での電子
レンジによる加熱及び電磁調理器による加熱によ
つて、調味汁６や具７の解凍及び加熱を行えるよ
うに構成してある。
嵌着や接着等で取外し自在にカバー８を容器Ｖに
取付け、もつて、容器Ｖを利用した状態での電子
レンジによる加熱及び電磁調理器による加熱によ
つて、調味汁６や具７の解凍及び加熱を行えるよ
うに構成してある。
次に別の実施例を説明する。
内外容器１，２の底部間に磁性材５を介在させ
るに、第２図に示すように、粉粒状の磁性材５を
接着剤３に混入した混合物３，５を底部間のみに
介在させたり、あるいは、鉄板やステンレス鋼板
等の板状磁性体５を底部間のみに介在させたり、
その他適当な各種手段を利用できる。
るに、第２図に示すように、粉粒状の磁性材５を
接着剤３に混入した混合物３，５を底部間のみに
介在させたり、あるいは、鉄板やステンレス鋼板
等の板状磁性体５を底部間のみに介在させたり、
その他適当な各種手段を利用できる。
接着剤３としては、エチレンアクリル酸共重合
体EAAを単独で用いたり、あるいは、EAAとポ
リエチレンテフタレートやポリエチレンを組合わ
せて用いたり、その他、食品に適した各種材料を
利用できる。
体EAAを単独で用いたり、あるいは、EAAとポ
リエチレンテフタレートやポリエチレンを組合わ
せて用いたり、その他、食品に適した各種材料を
利用できる。
外容器１や内容器２の寸法や形状等は適当に変
更できる。
更できる。
調味汁６は、麺だし、和風だし、中華風だし、
その他いかなるものでもよく、また、具７も麺
類、肉類、魚類、野菜類、加工食品類等いかなる
ものでもよく、要するに、容器Ｖに収容する冷凍
食品の種類は不問である。
その他いかなるものでもよく、また、具７も麺
類、肉類、魚類、野菜類、加工食品類等いかなる
ものでもよく、要するに、容器Ｖに収容する冷凍
食品の種類は不問である。
第１図は、本考案の実施例を示す概略断面図で
あり、第２図は、本考案の別実施例を示す概略断
面図である。 １……外容器、２……内容器、５……磁性材。
あり、第２図は、本考案の別実施例を示す概略断
面図である。 １……外容器、２……内容器、５……磁性材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 アルミから成る容器２に冷凍食品を収容した容
器入り冷凍食品であつて、 前記アルミからなる容器２を全体的に樹脂材か
ら成る外容器１で覆い、 前記内外の容器１，２の間のうち底部のみに、
電磁調理器による冷凍食品の解凍、加熱を可能に
するための磁性材５を設け、合成樹脂製接着剤を
介して前記内外の容器１，２及び前記磁性材５を
一体化してある容器入り冷凍食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10835784U JPS6126075U (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 容器入り冷凍食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10835784U JPS6126075U (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 容器入り冷凍食品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6126075U JPS6126075U (ja) | 1986-02-17 |
| JPH0311183Y2 true JPH0311183Y2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=30667552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10835784U Granted JPS6126075U (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 容器入り冷凍食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6126075U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5531220B2 (ja) * | 1971-11-17 | 1980-08-16 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52109248U (ja) * | 1976-02-16 | 1977-08-19 | ||
| JPS54100146U (ja) * | 1977-12-26 | 1979-07-14 | ||
| JPS5911436Y2 (ja) * | 1978-08-21 | 1984-04-07 | ソニー株式会社 | 電磁調理器用非金属製容器 |
| JPS55173487U (ja) * | 1979-05-28 | 1980-12-12 |
-
1984
- 1984-07-18 JP JP10835784U patent/JPS6126075U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5531220B2 (ja) * | 1971-11-17 | 1980-08-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6126075U (ja) | 1986-02-17 |
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