JPH03111805A - 同軸ハンドル部材の粗微動式駆動装置 - Google Patents

同軸ハンドル部材の粗微動式駆動装置

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JPH03111805A
JPH03111805A JP1251037A JP25103789A JPH03111805A JP H03111805 A JPH03111805 A JP H03111805A JP 1251037 A JP1251037 A JP 1251037A JP 25103789 A JP25103789 A JP 25103789A JP H03111805 A JPH03111805 A JP H03111805A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のハンドルを有する同軸ハンドル部材の
粗微動式駆動装置、特に顕微鏡等に使用する焦準装置の
粗微動式駆動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の顕微鏡の焦準装置は、中〜高倍率対物レンズの細
密な黒率に用いられる微動装置と、低倍率対物レンズの
細密な黒率、全倍率の大略な黒率および標本の交換や油
浸操作時におけるステージの大幅な上下動等に用いられ
る粗動装置との二段階を備えている。
上述の微動装置および粗動装置を二段階で備えた焦準装
置の駆動装置は、第5図に示す一つの案内機構に粗動お
よび微動を可能にした同軸ハンドル部材の粗・微動式駆
動装置からなっており、その構造について説明する。
同図において、不図示の可動ステージに取り付けられた
オス型レース1の下部にはラック2が固設されている。
3a、3bはメス型レースで、図中右側のメス型レース
3bは顕微鏡本体4と一体に設けられており、これらの
メス型レース3a、3bはこの紙面の垂直方向に沿って
配列された多数のポール(図中5a、5bを含む)によ
り、オス型レース1を紙面の垂直方向に摺動自在に支持
している。顕微鏡本体4に設けた貫通部には、中空円筒
状の固定筒6が、図示の固定ネジ7.8により顕微鏡本
体4に固定されている。固定筒6の中空部には、図示の
左方に中空円筒状の伝動軸9が回転自在に嵌合しており
、伝動軸9の周面には、固定筒6の円弧方向に沿う長孔
6aを介してラック2と噛み合うビニオン9aが形成さ
れ、また固定筒6の外部に位置する伝動軸9の一端には
歯車9bが設けられている。固定筒6の図中右方の中空
部と共に、伝動軸9の中空部には中空円筒状の粗動連結
軸10が回転自在に嵌合しており、粗動連結軸10の両
端には第11第2の粗動ハンドル10a、Jobが固設
されている。粗動連結軸10の中空部には棒状の微動連
結軸11が回転自在に嵌合しており、微動連結軸11の
両端には第1、第2の微動ハンドルlla、llbが固
設されている。第1の微動ハンドルllaに被覆される
粗動ハンドル10aの内空部において、その内空部に位
置する微動連動軸11の軸上部分には小歯車11cが固
設されており、小歯車11cと噛み合う大歯車12aは
、小歯車12bと一体に設けられている。大歯車12a
および小歯車12bは段歯車12として用いられる。小
歯車12bは、粗動ハンドル10aの側壁部に設けた配
置孔に嵌合しており、これらの歯車12a、12bは、
円輪板13aを経て固定ネジ13bにより、粗動ノ1ン
ドル10aの側壁部に軸支されている。小歯車12bと
伝動軸9の前記歯車9bとの間には、上記配置孔により
形成された内周面の一部に開口部を設けており、この開
口部を介して小歯車12bと歯車9bとが噛み合ってい
る。
固定筒6の一端に形成されたメネジ部6bと螺合する輪
状部材14と、粗動ハンドル10aとの間には円輪状の
板バネ15aが挟持されており、図中の右方に位置する
微動ハンドルllbと粗動ハンドル10bとの間にも円
輪状の板バネ15bが挟持されている。図中左方の板バ
ネ15aの摩擦力は図中右方の板バネ15bのそれより
も大きく、又は等しく設定されている。また、図中右方
の粗動ハンドル10bと固定筒6の他端との間には、摺
動部材16が挟持されている。
以上より構成された同軸ハンドル部材の粗微動式駆動装
置において、粗微動の作動を説明すると、まず左右の微
動ハンドルlla、llbの少なくとも一方を回転操作
することによって微動装置自身の作動が行われる。図示
の左方に位置する板バネ15aの摩擦力が、右方の板バ
ネ15bよりも大きいときは、微動ハンドルlla、l
lbの回転操作によっても、粗動ハンドル10a、10
bおよび粗動連結軸10が回転されることなく固定され
、微動ハンドル11a、11bの回転によりその連結軸
11が固定状態の粗動連結軸10に支持されたまま回転
される。また、左右の板バネ15a、15bの摩擦力が
等しいときは、夫々の板バネ15a、15bが離れてい
るために、右方の板バネ15bの摩擦力が粗動ハンドル
10a、連結軸1nおよび粗動ハンドル10bを経て、
板バネ15aの摩擦力に抗することはなく、微動ハンド
ルlla、llbの回転に応じても粗動ハンドル10a
、10bおよび粗動連結軸10が板バネ15aの摩擦力
により固定され、上述と同様に微動連結軸11が固定状
態の粗動連結軸10に支持されたまま回転される。前記
連結軸11の回転により、小歯車11cも同一回転され
、固定状態の粗動ハンドル10aに対して大歯車12a
が小歯車11cの回転により減速回転される。大歯車1
2aと共に一体回転される小歯車12bにより歯車9b
も減速回転され、それに応じて伝動軸9も微動ハンドル
lla、llbと同一方向に回転される。該伝動軸9の
回転により、そのピニオン9aを経てラック2がこの紙
面の垂直方向に移動され、オス型レース1と共に不図示
の可動ステージも同一方向に移動される。
また、図中左方の板バネ15aの摩擦力に抗して左右の
粗動ハンドル10a、10bの少なくとも一方を回転操
作することにより、粗動装置自身の作動が行われる。右
方の粗動ハンドル10bの回転により、板バネISbの
摩擦力に応じて微動ハンドル11b、微動連結軸11.
他方の微動ハンドルllaも一体に回転される。それに
応じて小歯車lieも回転されるが、左方の粗動ハンド
ルlOaも回転されるために、大歯車12aが小歯車1
1cの回転によっても回転されることなく噛み合ったま
ま、微動連結軸11の円周方向に移動される。大歯車1
2aと一体である小歯車12bも同一の円周方向に移動
され、小歯車12bと噛み合う歯車9bを経て伝動軸9
も粗動ハンドル10a、IObと同一方向に回転される
伝動軸9の回転により、そのピニオン9aを経てラック
2およびオス型レース1がこの紙面の垂直方向に移動さ
れ、不図示の可動ステージも同一方向に移動される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の如く微動装置および粗動装置を二段階で備えた同
軸ハンドル部材の粗微動式駆動装置において、標本の観
察または標本に対する各種実験のために、X−Yステー
ジなどの各種付属品・機器を第5図中の顕微鏡本体4の
周囲に設置させる場合が多く、図示の顕微鏡本体4から
各ハンドル10a、Job、lla、Jlbが出ている
ために、上述の各種付属品などを顕微鏡本体4の周囲に
設置しても、上記多数のハンドルが邪魔になってしまう
それを解決するには、第5図に示す左右の少なくとも一
方の側に位置する微動および粗動ハンドルを取り外せば
良いが、各ハンドルの取り外しには以下のような問題点
が出てしまう。
すなわち、図中左方の微動ハンドルllaを取り外し、
その後に粗動ハンドルlOaを取り外すとき、この粗動
ハンドル10aには、円輪板13aおよび固定ネジ13
bにより段歯車12が軸支されているために、固定ネジ
13bの回転後退により円輪板13aと共に段歯車12
を取り外し、次いで粗動ハンドル10aを取り外さなけ
ればならない。そのために、取り外しに手間がかかって
しまい、それ故に段歯車12が取り外されると、その小
歯車12bと伝動軸9の歯車9bとの噛合が解除されて
しまい、そのために伝動軸9への回転伝達が効かなくな
って本装置の機能が失われるという問題点が出てしまう
または、図中右方の微動ハンドル11bを取り外して、
その後に粗動ハンドルlObを取り外すとき、図示の板
バネ15bも取り外さなければならず、このために手間
がかかってしまうだけでなく、板バネISbの取り外し
により、前述の粗動装置自身に於ける各ハンドルJob
、llbの一体回転が効かなくなり、本装置の機能が失
われるという問題点も出てしまう。
さらにまた、図中左右の少なくとも一方の側に取り外さ
れた粗動および微動ハンドルを再び取り付けるとき、図
中左方の粗動ハンドルlOaの取り付けに続いて微動ハ
ンドルllaを取り付けるには、予め粗動ハンドル10
aの側壁部の配置孔に段歯車12の小歯車12bを嵌合
せしめて伝動軸9のピニオン9aに歯合させ、次いで円
輪板13aおよび固定ネジ13bにより段歯車12を軸
支しなければならないという手間がかかってしまい、ま
た図中右方の粗動ハンドル10bの後に、微動ハンドル
llbを取り付けるときも、予め板バネ15bを挿入し
なければならず、そのために再度の取り付けにも手間が
かかってしまう。
従って、本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもの
で、取り外しや、再度の取り付けに、手間がかかること
のないようにし、また取り外しによっても本装置の機能
が失われることのないようにした同軸ハンドル部材の粗
微動式駆動装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点の解決のために本発明は、 伝動軸(9)の前記歯車(9a)の方に位置する前記両
連結軸(10,11)の一端に、操作環(22b、24
b)と側壁部(22a、24a)とからなるハンドル(
22,24)を設け、前記伝達歯車(12)を軸支する
粗動ノ)ンドル(22)の前記側壁部(22a)と、そ
の壁面よりも小さい壁面で形成された微動ハンドル(2
4)の前記側壁部(24a)とを、それぞれ前記連結軸
(10,11)の一端に固設し、微動ハンドル(24)
の側壁部(24a)の壁面よりも広い内空部を有する粗
動ハンドル(22)の操作環(22b)を、前記大歯車
(12a)以外に位置する前記側壁部(22a)の周辺
部に着脱させ、又微動ハンドル(24)の操作環(24
b)をその側壁部(24a)に着脱させる如く構成し、
前記両連結軸(10,11)の他端に、前述の摩擦部材
(15b)を挟持するための挟持部材(26a、27a
)を固設したことを、問題点解決の手段としている。
〔作用〕
以上の構成によれば、微動ハンドル(24)の操作環(
24b)をその側壁部(24a)から取り外すだけで手
間を省けることができ、また前記段歯車(12)を軸支
する粗動ハンドル(22)の側壁部(22a)が前述よ
り粗動連結軸(10)の一端に固設されているためにそ
の操作環(22b)を取り外すだけで、前記段歯車(1
2)も取り外されることはなく、手間がかからなくて済
むことができる。さらに、前記両連結軸(10,11)
の他端に各挟持部材(26a、27a)を固設し、夫々
の間に摩擦部材(15b)を挟持させているために、前
記両連結軸(10,11)の一端に位置する各ハンドル
(22,24)の操作環(22b、24b)を取り外し
ても、前述の段歯車(12)と共に前記摩擦部材(15
b)も取り外されることはなく、そのために本装置の機
能を保つことができる。このときは、モータドライブの
ために、外部機器等のモータを前記ハンドルの側壁部に
連結することもできる。
さらにまた、上述の外された各操作環(22b、24b
)において、粗動ハンドル(22)の操作環(22b)
をその側壁部(22a)の前記周辺部に取り付け、その
後に微動ハンドル(24)の操作環(24b)をその側
壁部(24a)に取り付けるとき、前記側壁部(22a
)には既に前記段歯車(12)が軸支されているために
、前記従来のように段歯車(12)を予め前記側壁部(
22a)に軸支させる必要はなく、また前記連結軸(1
0,11)の他端にも摩擦部材(15)を装入すること
がないために、手間を省けることができる。
従って、粗動ハンドル(22)の操作環(22b)を取
り外し、または該操作環(22b)の取り付けに続いて
微動ハンドル(24)の操作環(24b)を取り付ける
だけで、前記従来のように手間がかかってしまうことは
なく、また前述の取り外しによっても本装置の機能を保
つことができるという同軸ハンドル部材の粗微動式駆動
装置が得られる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明す
る。
第1図は、本発明の実施例に係る粗・微動式駆動装置の
断面図である。
同図に於いて、第5図中と同一符号の部材は同一部材で
あり、第1図中のメス型レース3a、3bの右方3bは
、顕微鏡本体4と一体に設けられている。顕微鏡本体4
の貫通部には、固定ネジ7.8により固定筒6を固定し
ており、固定筒6の中空部には、伝動軸9、粗動連結軸
10、微動連結軸11が回転自在に順次嵌合されている
。図示の如く伝動軸9の歯車9bの方に位置する粗動連
結軸10の一端には、微動連結軸11に貫通される略円
板状の側壁部22aが固設されている。この側壁部22
aには、小歯車12bに嵌合される配置孔が設けられて
おり、小歯車12bと大歯車12aとからなる段歯車1
2は図示の如く円輪板13aおよび固定ネジ13bによ
り側壁部22aに軸支されている。大歯車12aは微動
連結軸11の軸状部分に固設された小歯車11Cと噛合
しており、前述の配置孔により設けた内周面の開口部を
介して、小歯車12bと伝動軸9の歯車9bとが噛み合
っている。側壁部22aと固定筒6の突状輪部との間に
は第5図中と同様に板バネ15aが挟持されている。ま
た、側壁部22aの周辺部に位置する軸方向の突出部分
には、顕微鏡本体4の外部に位置する操作環22bが、
図中の軸方向に沿う固定ネジ23aの移動により着脱自
在に設けられており、側壁部22aおよび操作環22b
は粗動ハンドル22を構成する。図中左方に位置する微
動連結軸11の一端には、略円板状の側壁部22aの壁
面よりも小さい円板状の側壁部24aが固設されている
。この側壁部24aには、前記操作環22bの開口部を
経て軸方向に沿う固定ネジ25aの移動により微動用操
作環24bが着脱自在に設けられている。操作環24b
は蓋24cを設けた被覆筒24dによって被覆されてお
り、側壁部24a、操作環24b、蓋24cおよび被覆
筒24dは微動ハンドル24を構成する。
図中右方に位置する粗動連結軸10の他端には、段差付
き円筒体26aの小径部が固設されており、円筒体26
aより突出する微動連結軸11の他端には、円板27a
が固設されている。該円板27aと前記円筒体2Gaの
段差裏面との間には板バネ15bが挟持されており、円
筒体26aおよび円板27aは板バネ1Sbを挟持する
ための挟持部材として用いられる。
板バネ15bは図中左方の板バネ15aよりも摩擦力が
小さく、又は等しくなるように設定されている。
前記円筒体26aの大径部には、軸方向に沿う固定ネジ
23bの移動により粗動用操作環26bが着脱自在に設
けられており、円筒体26aおよび操作環26bにより
粗動ハンドルを構成する。円板27aには、操作環26
bの開口部を介して、軸方向に沿う固定ネジ2Sbの移
動により微動用操作環27bが着脱自在に設けられてお
り、操作環27bは蓋27cを設けた被覆筒27dによ
って被覆されている。円板27a、操作環27b、蓋2
7cおよび被覆筒27dは微動ハンドルを構成する。従
って、図中左右の少なくとも一方の側に位置するハンド
ルの操作環を回転操作することにより、第5図と同様に
小歯車lie及び段歯車12を経て伝動軸9が回転され
、このために本装置自身が作動することができる。
第2図は、第1図中の左方に位置する固定ネジ23a、
25aの回転後退により各ハンドルの操作環22b、2
4bを取り外し、そこに位置する顕微鏡本体4の開口部
を覆っているときの状態を示す断面図である。この第2
図中の左方に位置する本体4の開口部は、固定ネジ28
a、28bにより被覆板29に被覆されている。このた
めに、図中の左方に位置する顕微鏡本体4の壁面には、
突出部分がなくなり、この突出部分に邪魔されることな
く、外部の付属品・機器等を顕微鏡本体4外部の図中左
側に設置することができる。
また、上述の各操作環22b、24bを取り外しても、
第2図の如く粗動ハンドルの側壁部22aに段歯車12
が軸支されているために、前記従来のように段歯車12
も取り外す必要はなく、取り外しの手間を省けることが
できる。さらに図中の右方には、両連結軸10.11の
側壁部26a、27aの間に板バネ15bが挟持されて
いるために、第1図中の左方の各操作環22b、24b
を取り外しても、前記従来のように板バネ15bが取り
外されることはなく、それに伴って、前述の段歯車12
も取り外されることがないために、本装置の機能を保つ
ことができる。
従って、左方の各操作環22b、24bを取り外した後
の状態で、モータドライブのために、外部の付属品・機
器等のモータを前記側壁部22a、24aに連結するこ
ともできる。
さらにまた、上述の外された各操作環22b、22bに
おいて、粗動ハンドル22の操作環22bをその側壁部
22aの周辺の前記突起部に再び取り付け、その後に微
動ハンドル24の操作環24bをその側壁部24aに取
り付けるとき、前記従来のように予め段歯車12を前記
側壁部22bに軸支させることはなく、再度の取り付け
に手間を省けることができる。
第3図は、第1図中の右方に位置する固定ネジ2fia
、27aの回転後退により各ハンドルの操作環2[ib
、27bを取り外し、そこに位置する顕微鏡本体4の開
口部を、第2図中の固定ネジ28a、28bにより被覆
板29で覆っているときの状態を示す断面図である。こ
のために、第3図中の右方に位置する顕微鏡本体4の壁
面には、第2図と同様に突出部分がなくなり、この突出
部分に邪魔されることなく、外部の付属品・機器等°を
顕微鏡本体4外部の図中右側に設置することができる。
また、右方の各操作環26b、27bを取り外しても、
段歯車12が第2図と同様に左方の側壁部22aに軸支
されているために、段歯車12も取り外す必要はなく、
取り外しの手間を省けることができ、また、段歯車12
の支持に伴って、第3図中右方の板バネ15bも支持す
るために、本装置の機能に支障が出てしまうことはない
。従って、前述と同様に、モータドライブのために、外
部の付属品・機器等のモータを前記側壁部26a、27
aに連結することもできる。
さらにまた、上述の外された各操作環26b、27bに
おいて、粗動ハンドルの操作環26bを前記側壁部2B
aに取り付け、その後に微動ハンドルの操作環27bを
前記側壁部27aに取りつけるとき、前記従来のように
予め板バネ15bを装入させることはなく、再度の取り
付けに手間を省けることができる。
第4図は第1図中の左方に位置する粗動ハンドルの操作
環22bだけを残して、他の操作環24b、26b、2
7bを取り外し、右方の微動用側壁部27aに別の操作
環を固定ネジにより装着したときの状態を示す断面図で
ある。
第4図に示す如く、右方に位置する微動用操作環27e
は、軸方向に沿う幅が第2図中の操作環27bよりも小
さく形成されており、また上述の操作環27eの周辺に
は、該ハンドルの回転位置を検出するために目盛りを設
けた指標環30が、固定ネジにより顕微鏡本体4の壁面
に固着されている。又、左方に位置する粗動用操作環2
2bは、蓋31によって被覆されている。尚、第4図に
示す構成により、単に操作環を取り外すだけなく、ハン
ドルの操作環の自由な組み合わせを選択することもでき
る。
以上の実施例によれば、顕微鏡本体4の図中左右の一方
に位置する粗動および微動ハンドルの操作環を取り外し
たり、再び取り付けたりする一例を述べたが、これに限
らず、図中左右の両方に位置する操作環を取り外したり
、再び取り付けたりしてもよく、これにより前述と同様
に目的が得られるのはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上の考案によれば、各ハンドルの操作環を取り外した
り、再び取りつけたりするだけで、前記段歯車または板
バネが着脱してしまううことはな(、このために手間を
省けることができ、本装置の機能を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかる同軸ハンドル部材の
粗微動式駆動装置を示す断面図である。 第2図は、第1図中の左方に位置する各ハンドルの操作
環22b、24bを取り外し、そこに位置する顕微鏡本
体4の開口部を、固定ネジ28a、28bおよび被覆板
2Bで被覆したときの状態を示す本装置の断面図である
。 第3図は、第1図中の右方に位置する各ハンドルの操作
環2Gb、27bを夫々の側壁部26a、27aから取
り外し、そこに位置する顕微鏡本体4の開口部を、固定
ネジ28a、21bおよび被覆板2sで被覆したときの
状態を示す本装置の断面図である。 第4図は、第1図中の左方に位置する粗動ハンドルの操
作環22bだけを残して、他の操作環24b、26b、
27bを取り外し、右方の微動用側壁部27aに別の操
作環を固定ネジにより装着したときの状態を示す本装置
の断面図である。 第5図は、従来にかかる同軸ハンドル部材の粗微動式駆
動装置を示す断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 4−・・−顕微鏡本体 6・−一一一一・固定筒9°゛
′パ・伝動軸 10パパ粗動連結軸11−・−一一一微
動連結軸 12−−−段歯車(伝達歯車) 15a、15b  −板バネ(摩擦部材)η−−−−−
−−−粗動ハンドル 22 a−−−−側壁部22b−
゛操作環 24−゛°微動ハンドル 24 a  −゛−側壁部2
4b  −操作環 26 a 、27 a −−−側壁
部26b、27 b −−操作環 出 願 人  株式会社 二コン 代 理 人  渡辺 隆男

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定部材6に軸支された中空円筒状の伝動軸9に
    動力伝達部9aを設けると共に、前記伝動軸9の一端に
    歯車9bを設け、 前記伝動軸9の中空部に回転可能に嵌合せしめた中空円
    筒状の粗動連結軸10と、該連結軸10の中空部に回転
    可能に嵌合せしめた微動連結軸11と、前記歯車9bの
    方に位置する前記両連結軸10、11の一端に設けた粗
    動ハンドル22及び微動ハンドル24とによって同軸ハ
    ンドル部材を構成し、前記両ハンドル22、24の間に
    位置する微動連結軸11の軸上部分に固設された小歯車
    11cと;伝動軸9の前記歯車9bに噛合する小歯車1
    2bと、微動連結軸11の前記小歯車11cに噛合する
    大歯車12aとを一体に形成し、前記粗動ハンドル22
    の側壁部22aに軸支自在に設けた伝達歯車12と;前
    記粗動ハンドル22の側壁部22aと前記固定部材6と
    の間に、かつ伝動軸9の前記歯車9b及びそれに噛合す
    る前記小歯車12bとの接触領域以外に挟持せしめた第
    1の摩擦部材15aと; 該摩擦部材15aよりも弱い摩擦力を、または該摩擦部
    材15aと等しい摩擦力を有する第2の摩擦部材15b
    と; 前記固定部材6かつ伝動軸9の外部に位置する前記両連
    結軸10、11の他端に固設され、前記第2の摩擦部材
    15bを挟持するための挟持部材26a、27aと; を備えた同軸ハンドル部材の粗微動式駆動装置に於いて
    、 前記各ハンドル22、24は操作環22b、24bと側
    壁部22a、24aとから成り、前記伝達歯車12を軸
    支する粗動ハンドル22の前記側壁部22aと、その壁
    面よりも小さい壁面で形成された微動ハンドル24の前
    記側壁部24aとを夫々前記連結軸10、11の一端に
    固設し、微動ハンドル24の前記側壁部24aの壁面よ
    りも広い内空部を有する粗動ハンドル22の前記操作環
    22bを、前記大歯車12a以外に位置する前記側壁部
    22aの周辺部に着脱させ、また微動ハンドル24の操
    作環24bを前記側壁部24aに着脱させる如く構成し
    たことを特徴とする同軸ハンドル部材の粗微動式駆動装
    置。
  2. (2)請求第(1)項記載の同軸ハンドル部材の粗微動
    式駆動装置に於いて、 前記各挟持部材26a、27aをハンドルの側壁部と兼
    用し、微動用の上記側壁部27aの壁面よりも広い内空
    部を有する操作環26bを粗動用の上記側壁部26aに
    、また微動用の操作環27aを、粗動用の側壁部26a
    の壁面よりも小さく形成された微動用の側壁部27aに
    着脱させる如く構成したことを特徴とする同軸ハンドル
    部材の粗微動式駆動装置。
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