JPH10323148A - 釣用リール振動方式 - Google Patents

釣用リール振動方式

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Publication number
JPH10323148A
JPH10323148A JP29161797A JP29161797A JPH10323148A JP H10323148 A JPH10323148 A JP H10323148A JP 29161797 A JP29161797 A JP 29161797A JP 29161797 A JP29161797 A JP 29161797A JP H10323148 A JPH10323148 A JP H10323148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead screw
main shaft
pinion gear
pawl
spool
Prior art date
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Application number
JP29161797A
Other languages
English (en)
Inventor
John Newton Young
ニュートン ヤング ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHARLES C WORTH CORP dba PACIF
CHARLES C WORTH CORP dba PACIFIC PROD
Original Assignee
CHARLES C WORTH CORP dba PACIF
CHARLES C WORTH CORP dba PACIFIC PROD
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Publication date
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Publication of JPH10323148A publication Critical patent/JPH10323148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの統合した機構がスプールの振動とロータ
の回転との両者を行使して、全体の構成部品点数を少な
くし、低コストの設計で製作が単純で、全体の本体容積
を小さくした釣用リール振動方式を提供すること。 【解決手段】ブッシング22を持ったリール本体20
と、リール本体内で支持されたメインギア30と、リー
ル本体のブッシングに回転するがすべり不能に固定され
たメインシャフト40と、メインシャフト上に形成され
たリードねじ軌道42と、リール本体内に支持された管
状ピニオンギア50と、ピニオンギアに付設されリード
ねじ軌道42と係合するつめ60と、ピニオンギアに固
定されたロータ70と、そしてメインシャフトに付設さ
れたスプール80とからなり、ピニオンに保持されたつ
めがリードねじみぞ軌道を持ったメインシャフト周りを
回転して、メインシャフトと付設スプールとを振動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプール上の釣糸
を卷きとる釣用リールに関する。詳しくは、ロータがス
プールの周わりを動くとき、スプールを動かして釣糸の
水準(平行)卷きとりを行なわせる振動機構を備えた釣
用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】スプール上で釣糸の制御された卷きとり
を行なわせる釣用リールにおける往復動機構の使用は知
られている。これらの機構はこの技術分野では振動機構
と参照されている。先行例の振動方式は、リールハンド
ルの回転と多様の様式でリンクされるカム、ギアを用い
た又はリードねじ駆動の機構に基づいている。本発明は
リードねじの作用方法を駆使している。従って、それ以
外の振動方式は説明されない。
【0003】リードねじ振動方式は、その全てが、回転
シャフトと一体のみぞ状軌道からなるリードねじとすべ
り可能に係合された耳の付いたつめを備えている点で共
通している。そのつめの耳が移動し、軌道により案内さ
れて、リードねじが回転すると、振動つめが往復動する
よう強いられ、またそのリードねじシャフトが回転する
のでそのリードねじに対してあるラジアルな関係で動作
する。
【0004】先行例のリードねじ装置は多くの違った方
法を用いているが、リールハンドルの回転とリードねじ
の回転を一般にリンクさせている。これらの先行例の方
法は一般に複雑で製作に費用のかかるものである。米国
特許第4,773,611号は、慣用的なリードねじ振
動方式を教示している。そのリードねじ振動方式の利点
は容認されるが、そのコストとか複雑さはかまわないも
のである。
【0005】公知のリードねじ振動方式の多くは、上述
のように、回転するリードねじを用いている。リードね
じ振動設計において機構上の説明はないが、そのリード
ねじが回転しその間つめがそのリードねじに沿って軸方
向に移動する。従って、同じ往復運動を行なうために、
すべり動作するが回転しないリードねじの周りにつめを
回転させることは、機構上受け入れられる。このような
先行例の釣用リールが米国特許第4,618,107号
に開示されている。この先行例はすべり動作するが回転
しないリードねじの周りに動作する回転つめの使用を教
示している。このために、その発明者は、第1の駆動機
構の使用により振動駆動軌道周りにつめを回転させるこ
と、またロータを回転させてスプールの周りに糸を卷き
つけるための第2の駆動機構とを教示している。分離し
た(別々の)駆動機構の付加的成分は複雑さとリールの
コストを増す。
【0006】それ故に、安いコスト設計と製造の容易さ
を備え、他方慣用のリードねじ振動設計の全ての容認さ
れた利点を保持している新規な釣用リール振動方式に対
するニーズが求められている。詳しくは、先行例設計に
より要求されている分離した振動アッセンブリを必要と
しない、回転つめリードねじ振動方式に対するニーズが
存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、低コストの設計で製作が単純な、しかも慣用のリー
ドねじ振動設計が持つ容認された全ての利点を保持して
いるリードねじ振動方式を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、分離した振動アッセ
ンブリの成分が必要なくて効果的で複雑さを欠いたリー
ドねじ振動方式を提供することである。本発明のまた別
の目的は、慣用の振動方式で要求される部品を削除し
て、全体の本体容積を小さくした釣用リール振動方式を
提供することである。本発明のさらに別の目的は、片寄
り回転軸を有するメイン及びピニオンギアを備えて、右
/左側ハンドル機能を持った慣用の釣用リールに適用で
きる、釣用リール方式に適用可能な、釣用リール振動方
式を提供することである。本発明のなお別の目的は、標
準的な釣用リール駆動部材を修正して、現存する取付け
部、支持部及び他の機構部の使用ができ、これにより慣
用の釣用リール振動機構に慣じんで、コストとスペース
要件を緩めた、製作が可能な釣用リール振動機構を提供
することである。本発明のもっと別な目的は、振動機構
を研磨有害物、例えば振動機構の作用面を磨めつさせ
る、ほこり、砂などから能率的にかつ有効に保護するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、成分が釣用リ
ール機構の標準的な成分に統合されている回転つめ振動
アッセンブリを備えた釣用リール振動方式を提供する。
詳しくは、ピニオンに保持されたつめがリードねじみぞ
軌道を持ったメインシャフト周りを回転して、メインシ
ャフトと付設スプールとを振動させる釣用リール振動方
式が提供される。本発明の釣用リール振動方式は、ブッ
シングを持ったリール本体と、リール本体内で支持され
たメインギアと、リール本体のブッシングに回転するが
すべり不能に固定されたメインシャフトと、メインシャ
フト上に形成されたリードねじ軌道と、リール本体内に
支持された管状ピニオンギアと、ピニオンギアに付設さ
れリードねじ軌道と係合するつめと、ピニオンギアに固
定されたロータと、そしてメインシャフトに付設された
スプールとから一般に構成される。
【0010】釣人がハンドルを回すと、メインギアがピ
ニオン、つめそしてロータを単体としてメインシャフト
周りに回動させる。リール本体内のブッシングは、つめ
がメインシャフト周りのリードねじ軌道内を移動するの
で、メインシャフトが回転するのを防止する。つめが回
転するので、つめはリードねじ軌道内に乗り、メインシ
ャフトを継続してある軸方向へ押接し、ハンドルがクラ
ンクされている限り、それから反対の軸方向へ押接す
る。メインシャフトが振動するので、付設されたスプー
ルは相応の振動に達し、釣糸の水準(平行)卷きとりを
行なわせる。
【0011】本発明の他の実施例は、ブッシングを有す
るリール本体と、リール本体内で支持されたメインギア
と、リール本体のブッシングに回転するがすべり不能に
固定されたメインシャフトと、メインシャフト上に形成
されたリードねじ軌道と、リール本体内に支持されメイ
ンギアと絶えづ係合している管状ピニオンギアと、ピニ
オンに付設されたロータと、ロータに付設されたリード
ねじ軌道と絶えづ係合されたつめと、そしてメインシャ
フトに固定されたスプールとから一般に構成される。リ
ードねじ軌道も、ロータと付設つめがメインシャフト周
りを回転すると、メインシャフトが軸方向に振動するよ
うに、形成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】
第1好適実施例の説明 図1、図2、図3では、本発明の振動方式を備えた第1
好適釣用リール10が図示されている。釣用リール10
は一般にリール本体20、メインギア30、メインシャ
フト40、ピニオンギア50、つめ60、ロータ70及
びスプール80からなる。図1に示すように、メインギ
ア30は釣用リールでは慣用例のようにリール本体20
内に支持されている。使用において、メインギア30は
ハンドル32に固着され、これにより回転する。ピニオ
ンギア50はリール本体20内に支持されており、また
公知例において慣用例のメインギア30と係合してい
る。ハンドル32を回すと、ピニオンギア50は、これ
とメインギア30間で係合されたギア面により、慣用例
のように、回転する。ピニオンギア50はロータ70
に、慣用の方法で、その両者間のキーとロータナット7
2とにより固定されている。スプール80はメインシャ
フト40に、慣用の方法で、引きノブ90により引き具
95内で付着されている。メインシャフト40はリード
ねじ軌道42を形成して備えている。
【0013】ピニオンギア50はこれと一体のカラー5
2を形成している。カラー52はその中を通る内孔を含
んで、つめ60を耳62におけるリードねじ42により
ピボット支持する。ばね止め54はカラー52と境界を
なし周わりの浅い溝内にあり、つめ60をリードねじ軌
道42に絶えづ整合して押接する。カラー52内の内孔
は、耳62がリードねじ軌道42内を移動すると、つめ
60がその軸回りを回転させられる間、その内孔はつめ
60を係合するよう、形成されている。
【0014】メインシャフト40は、リール本体20の
ブッシング22内ですべり可能に保持されるが回転可能
ではないキーみぞ面44をも形成している。第1好適実
施例では、ブッシング22はリール本体20と一体に成
形されている。他の実施例では、ブッシング22は離れ
て形成され、後でリール本体20にねじなど適当な手段
により付設されてもよい。なお他の実施例では、メイン
シャフトが回転することを防止するための他の手段が使
用でき、他方メインシャフトの軸方向運動を静止する。
例えば、メインシャフトはそれよりのびたピンを備えて
もよく、これはリール本体に付設された軌道すべりと係
合する。
【0015】釣人がハンドル32を回転させると、メイ
ンギア30がピニオン50、つめ60及びロータを単体
として回る。リール本体内のブッシング22は、つめ6
0がメインシャフト40の周りを移動するので、メイン
シャフト40が回転するのを防止する。つめ60が回転
すると、これはリードねじ軌道内に乗り、ハンドル32
が回されている限り、メインシャフト40を継続して1
つの軸方向にそれから逆の軸方向に押接する。メインシ
ャフト40が一連の逆方向で振動するので、スプール8
0は相応の振動で作動する。
【0016】第1好適実施例において、メインシャフト
の振動はピニオンの回転と連動している。ピニオンギア
はロータと振動駆動機構との両者を回して、メインシャ
フトを振動させる。このように、振動装置の部品は、従
来例の装置に比べて大きく減少する。さらに、好適実施
例では、リードねじは、メインシャフト上で軸方向に設
けられて、メインシャフトが関与するピニオンギアを保
護し、また密閉されたリール本体の内部を水又はその他
の有害物から保護する。その上また、図3、図4が図示
するように、リードねじ軌道はカバーされたままで、メ
インシャフトの振動の全範囲にわたってピニオンギアに
より保護されている。
【0017】図7は本発明の別の実施例を示している。
図7に示すように、ピニオン50とロータ70の両者
は、つめ60が入り込む、相応の孔を備えている。詳し
くは、ロータ70は内孔を有するカラー74を備えてい
る。ピニオンギア50もまたロータ70のカラー74に
おける内孔に相当する内孔を備えている。上述したよう
に、つめ60はピニオン50とロータ70の内孔内に配
置され、ねじ止め54によりリードねじ軌道42と作用
可能に係合して保持されている。 第2好適実施例の説明
【0018】第2好適実施例では、ロータが、スプール
の振動を行使するリードねじ軌道と係合しているつめを
備えている。詳しくは、この実施例は慣用のロータに特
徴があり、このロータはメインシャフトの周りにリード
ねじ軌道と作用可能なつめを備えるようにしたものであ
る。この実施例は、また、スプールハブからのびたリー
ドねじ軌道を具有するリードねじアッセンブリに特徴が
ある。このリードねじアッセンブリはメインシャフトに
固定されている。その代わりの実施例では、メインシャ
フトは一体のリードねじとスプールハブ部とを含むよう
形成可能であり、これにより付属ピンを不要にする。
【0019】第2好適実施例の釣用リール駆動機構は慣
用のものである。図4に示すように、メインギア30は
釣用リール本体20の中に支持されている。メインギア
30はまたハンドル32に固定され、これにより回転さ
れる。ピニオンギア50はリール本体20の中に支持さ
れており、メインギア30により回転されるが、それは
両者間で係合されたギア面による慣用方法である。メイ
ンシャフト40は、回転するが、ブッシング22により
すべり不能にリール本体20内に固定されている。図4
に示すように、メインシャフト40はピニオンギア50
とロータ70を通ってのびている。
【0020】図4、5及び6が図示しているように、本
発明の振動機構は上述した慣用駆動機構の変形により構
成される。図5、6に示しように、リードねじアッセン
ブリ99は、リードねじ軌道92、環状リップ94及び
スプールハブ96からなる。スプールハブ96はねじ部
97を含んでいる。
【0021】スプール80はスプールハブ96とはめ合
う内孔82を有する。リードねじ軌道92は、また、メ
インシャフト50にある孔(図示せず)に一致した孔9
3を有する。リードねじアッセンブリ99は、メインシ
ャフト50を中に通して孔93に挿入されたピン56に
よりメインシャフト50に固定される。
【0022】スプール80はスプールハブ96と摩擦係
合しており、これにより作用的にはメインシャフト50
に所属するが、これは標準の摩擦ワッシャーを有する慣
用ドラグ部95による慣用方法である。
【0023】つめ60は、つめブロック64内でリード
ねじ軌道92内に押接される耳62でもって軸回転可能
に固定されている。つめブロック64はねじ66により
ロータ70に固定されている。ロータ70はシール用リ
ング78を係止させる環状みぞ76を備えている。シー
ル用リング78はロータ70とスプールスカート部84
間の距離を補うサイズをとって、ロータとスプールとで
形成される慣用チャンバーを汚染物またはリードねじ及
び釣糸の偶発的な侵入のために封止する。
【0024】釣人がハンドルを回すと、メインギアがピ
ニオンギア、ロータ、つめブロック及びつめを単体とし
て回転させる。つめが回転すると、これがりードねじの
凹んだ軌道を押接し、これによりハンドルが回転してい
る限り、メインシャフトが振動する。スプールがメイン
シャフトに固定されているので、スプールはメインシャ
フトと共に振動して、ロータがスプールの周りを回転す
るので、慣用の方法での水準(平行)糸卷きが実行でき
る。さらに、慣用の釣用リールスプールは容易に手によ
り離脱されるので、つめが破れまたは給油が必要なと
き、第2実施例は、単にスプールを離脱させることによ
りつめに容易に近づけることが特徴である。
【0025】上記の説明に関して、本発明の部材に対す
る最適な寸法上の結びつき、すなわち寸法の組合わせ、
材料、形状、型、機能及び作用の様式、アッセンブリ及
び使用については、容易に明白なもので、当業者におい
て自明のことであると認められるべきである。従って、
図面に示されたもの及び上記の説明のものと均等な事項
は本発明の要旨に属するものである。
【0026】それ故に、上記のことは、本発明の原理を
図示しただけのものと考えられるべきである。さらに、
数多くの修正及び変更は当業者にとって容易に行なわれ
るから、本発明を図示または説明した構成と作用に限定
するものではない。それ故に、全ての適当な修正及び均
当な事項は本発明の範囲内に属するものである。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ピニオンに付設された
つめが、リードねじ軌道によりメインシャフト周りを回
転する釣用リール振動方式が提供され、これによりその
シャフトと付設されたスプールとがスプールの回転軸に
沿って振動する。そのピニオンはロータにまた連結され
る。これにより、1つの統合した機構がスプールの振動
とロータの回転との両者を行使する。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1好適実施例の釣用リールの内部説
明図。
【図2】第1好適実施例のリードねじ軌道と回転つめ係
合部との拡大断面図で、メインシャフトの振動の全範囲
にわたってピニオンギアがリードねじ軌道の汚染物から
の保護について図示している。
【図3】第1好適実施例のリードねじ軌道と回転つめ係
合部との別の拡大断面図で、メインシャフトの振動の全
範囲にわたってピニオンギアがリードねじ軌道の汚染物
からの保護について図示している。
【図4】本発明の第2好適釣用リールの内部説明図。
【図5】その第2実施例のリードねじ軌道と回転つめ機
構との拡大断面図。
【図6】その第2好適実施例のリードねじアッセンブリ
の斜視図。
【図7】本発明の第3好適実施例の釣用リールの内部説
明図。
【符号の説明】
20 リール本体 30 メインギア 32 ハンドル 40 メインシャフト 42 リードねじ軌道 50 ピニオンギア 52 カラー 60 つめ 62 耳 70 ロータ 80 スプール
フロントページの続き (72)発明者 ジョン ニュートン ヤング アメリカ合衆国カリフォルニア 94930, カウンティ オブ マリン,フェアファッ クス,ベリ トレィル 35

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブッシング手段を有するリール本体と、リ
    ール本体内に支持されたメインギアと、第1端部と第2
    端部とを有し、リール本体のブッシング手段における第
    1端部に回転するがすべり不能に固定され、またリード
    ねじ軌道を有するメインシャフトと、リール本体内で支
    持され、またメインギアと絶えづ係合しており、さらに
    回転軸で中を通り内孔を有している管状ピニオンギア
    と、ピニオンギアの内孔を通してのびている前記メイン
    シャフトと、管状ピニオンギアに付設され、メインシャ
    フトのリードねじ軌道と係合するつめと、ピニオンギア
    に固定されたロータと、メインシャフトの第2端部に付
    設されたスプールとからなり、管状ピニオンギアと付設
    つめとがそのつめがリードねじ軌道と係合しているメイ
    ンシャフト周りに回転すると、メインシャフトとスプー
    ルとが軸方向に振動するように、リードねじ軌道が形成
    されていることを特徴とする、釣用リール。
  2. 【請求項2】メインシャフトのリードねじ軌道が、その
    リードねじ軌道がメインシャフトの振動の全範囲にわた
    ってピニオンギアによりカバーされたまま保持されてい
    るように、配置されている、請求項1に記載の釣用リー
    ル。
  3. 【請求項3】ピニオンギアがその回転軸とほぼ垂直に第
    2の内孔を有し、つめがその内孔内に配置、係止され、
    メインシャフトのリードねじ軌道と係合している、請求
    項1に記載の釣用リール。
  4. 【請求項4】ピニオンギアの第2内孔は、つめがリード
    ねじ軌道を通ると第2孔内で軸周りに回転するように、
    形成されている、請求項3に記載の釣用リール。
  5. 【請求項5】第2内孔とつめをおおってピニオンギアと
    境界をなし、これによりつめが第2内孔内で係止される
    ようにしたスプリングリテナーを含んでいる、請求項3
    又は4に記載の釣用リール。
  6. 【請求項6】ピニオンギアは少くともロータの一部を通
    ってのびており、その場合ロータは付設されたカラーと
    そのカラー内にピニオンギアの第2内孔と一致した第3
    の内孔とを有し、またつめはピニオンギアの第2内孔と
    カラーの第3内孔とに配置され、かつ係止されている、
    請求項3に記載の釣用リール。
  7. 【請求項7】第2、第3内孔とつめをおおってロータの
    カラーとピニオンギアと境界をなし、これによりつめが
    第2、第3内孔内で係止されるようにしたスプリングリ
    テナーを含んでいる、請求項6に記載の釣用リール。
  8. 【請求項8】ブッシング手段がリール本体と一体に形成
    されている、請求項1に記載の釣用リール。
  9. 【請求項9】ブッシング手段を有するリール本体と、リ
    ール本体内に支持されたメインギアと、第1端部と第2
    端部とを有し、リール本体のブッシング手段における第
    1端部に回転するがすべり不能に固定され、またリード
    ねじ軌道を有するメインシャフトと、リール本体内で支
    持され、またメインギアと絶えづ係合しており、さらに
    回転軸で中を通る内孔を有している管状ピニオンギア
    と、ピニオンギアの内孔を通ってのびている上記メイン
    シャフトと、ピニオンギアに固定されたロータと、ロー
    タに付設され、またリードねじ軌道と絶えづ係合してい
    るつめと、メインシャフトに固定されたスプールとから
    なり、リードねじ軌道は、つめがリードねじ軌道周りに
    回転するとメインシャフトが軸方向に振動するように、
    形成されていることを特徴とする、釣用リール。
  10. 【請求項10】ロータに付設されたつめブロックを含ん
    で、そのつめブロックがつめをリードねじ軌道と係合す
    るよう保持している、請求項9に記載の釣用リール。
  11. 【請求項11】ブッシング手段がリール本体と一体に形
    成されている、請求項9に記載の釣用リール。
  12. 【請求項12】ブッシング手段を有するリール本体と、
    リール本体内で支持されたメインギアと、第1端部と第
    2端部とを有し、リール本体のブッシング手段における
    第1端部に回転するがすべり不能に固定されたメインシ
    ャフトと、リール本体内で支持され、またメインギアと
    絶えづ係合しており、さらに回転軸で中を通る内孔を有
    している管状ピニオンギアと、メインシャフトに固定さ
    れ、リードねじ軌道とスプールハブとを有するリードね
    じアッセンブリと、ピニオンギアの内孔を通ってのびて
    いる上記メインシャフトと、リードねじアッセンブリを
    通ってのびている上記メインシャフトと、ピニオンギア
    に固定されたロータと、ロータに付設され、またリード
    ねじ軌道と絶えづ係合しているつめと、回転軸で内孔を
    有するスプールと、スプールの内孔を通ってのびている
    上記スプールハブと、スプールにスプールハブを圧接し
    ているドラグアッセンブリとからなり、リードねじ軌道
    は、つめがリードねじアッセンブリ周りに回転するとメ
    インシャフトが軸方向に振動するように、形成されてい
    ることを特徴とする、釣用リール。
  13. 【請求項13】ピンを含んで、メインシャフトが内孔を
    有し、リードねじアッセンブリがその内孔に一致した第
    2の内孔を有し、ピンがこれら2つの内孔に挿入され
    て、メインシャフトにリードねじアッセンブリを固定さ
    せている、請求項12に記載の釣用リール。
  14. 【請求項14】リードねじアッセンブリがスプールハ
    ブ、リードねじ軌道間に環状リップを含んでいる、請求
    項12に記載の釣用リール。
  15. 【請求項15】ドラグアッセンブリがドラグノブを含ん
    でおり、またスプールハブはリードねじ軌道の反対端部
    にねじ部を有して、ドラグノブがそのねじと係合し、ス
    プールハブ、スプール間の摩擦係合を調節している、請
    求項12、13又は14に記載の釣用リール。
JP29161797A 1996-10-09 1997-10-07 釣用リール振動方式 Pending JPH10323148A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US2790696P 1996-10-09 1996-10-09
US60/027,906 1996-10-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10323148A true JPH10323148A (ja) 1998-12-08

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JP29161797A Pending JPH10323148A (ja) 1996-10-09 1997-10-07 釣用リール振動方式

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110150243A (zh) * 2019-07-08 2019-08-23 徐帮奇 一种环抱伸缩式绕线装置
CN110178806A (zh) * 2019-07-08 2019-08-30 徐帮奇 一种滚动伸缩式绕线装置
CN110214763A (zh) * 2019-07-08 2019-09-10 徐帮奇 一种螺旋式伸缩绕线装置
JP2020198866A (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 陳 姿羽CHEN Ziyu 釣り糸リールの往復機構およびそれを用いた紡ぎ車式釣り糸リール

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