JP2002000135A - 魚釣用リール - Google Patents

魚釣用リール

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JP2002000135A
JP2002000135A JP2000191505A JP2000191505A JP2002000135A JP 2002000135 A JP2002000135 A JP 2002000135A JP 2000191505 A JP2000191505 A JP 2000191505A JP 2000191505 A JP2000191505 A JP 2000191505A JP 2002000135 A JP2002000135 A JP 2002000135A
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JP
Japan
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reel
cover
handle
bearing
fishing
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JP2000191505A
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English (en)
Inventor
Wataru Tsutsumi
わたる 堤
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】回転体の支持部周りに塵や砂などの異物が
付着することを防止しながらも、分解しなくても軸受け
などに注油が可能となってメンテナンス性が優れ、リー
ルの耐用年数を延ばすことのできる魚釣用リールを提供
すること。 【解決手段】ハンドルの基部であるスカート部11やハ
ンドルキャップ21に周方向に該スカート部11やハン
ドルキャップ21の外部から内部に注油可能にする透通
孔を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は魚釣用リールに関
し、特にハンドルキャップやスクリューキャップ等に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、魚釣用リールには、例えばスピニ
ングリールで述べれば、ハンドル、ロータ、釣糸案内部
等の回転体がリール本体あるいはベール支持部材等の被
回転体に軸受けを介して回転自在に支持されている。ま
た両軸受型リールで述べれば、ハンドルやスプール軸等
の回転体がリール本体等の被回転体に軸受けを介して回
転自在に支持されている。
【0003】ところで、前記軸受けを被回転体に支持す
るとき、回転体の軸部または凸状に突出した前記支持部
に糸が絡み付くのを防止するためや、埃や砂などから軸
受けを保護するためのカバー部材を回転体又は被回転体
の何れか一方に取り付けて構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなカバー部材を取り付けると、軸受けが覆われている
ので、釣行後のメンテナンスの軸受けなどに注油を行う
際にこのカバーを取り外してから行わなければならず、
非常に煩わしいものである。
【0005】また、頻繁にカバーの着脱を繰り返すと、
固定部の締め付けが甘くなったりスクリューの頭部のネ
ジ山を潰してしまって分解組み立てが困難になると等の
不具合が指摘されている。このため、注油などの軽いメ
ンテナンスを次第に行わなくなり、リールの耐用年数を
落とす虞がある。
【0006】本発明は、上記従来技術の課題に着目して
提案されたもので、回転体の支持部周りに塵や砂などの
異物が付着することを防止しながらも、分解しなくても
軸受け等の支承部周りに注油が可能となってメンテナン
ス性が優れ、耐用年数を延ばすことのできる魚釣用リー
ルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】ハンドルの巻き取り操作
で連動回転する回転体をリール本体などの被回転体に軸
受けを介して回転自在に支持してなる魚釣用リールにお
いて、該軸受けを支持する支持部周りを保護するカバー
部を該回転体又は被回転体の少なくとも一方に取り付け
ると共に、該カバー部の内部に収容された回転軸部に該
カバー部の外部から注油可能にする透通孔を該カバー部
に形成することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記透通孔をカバー部に
複数形成することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記透通孔を開閉自在に
する蓋部材をカバー部に取り付けることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記蓋部材を弾性変形可
能な材料で形成することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)第1の実施の形態における魚釣用
リールは、スピニングリールに適用した例を示すもの
で、図1〜図6に示すように、図中において、参照番号
1はリール本体、2はリール本体に回転自在に取り付け
られたロータ、3はロータ2の回転操作を行うハンド
ル、4はベール、51はラインローラ53とベール4を
ロータ2に支持するためのベール支持部材である。
【0012】ハンドル3の回転をロータ2に伝達するに
は、図3から最もよく分かるように、ドライブギヤ軸5
に取り付けられたドライブギヤ6がフレームに回転自在
に支持されたピニオンギヤ7に噛合し、このピニオンギ
ヤ7がロータ2の内側で一体的に接合されている。この
基本的構成は一般的なスピニングリールと同様である。
【0013】図に示したスピニングリールはハンドル3
をリール本体1の左右の何れの側にも取り付けることの
できる左右両型である。
【0014】ドライブギヤ軸5の両端にはハンドル3の
基部に形成された一方の螺部3a(雌ネジ)と螺合する
他方の螺部3b(雄ネジ)が形成されている。なお、左
右両型であるため、左右の端部の雄ネジは外形寸法が異
なっており、ハンドルの基部に形成された雌ネジもこれ
に対応して先端側において大径で、奥側において小径と
なっている。
【0015】ハンドル3の基部の外側には、螺合部の外
周を離間状態で囲繞するように形成されたカバー部であ
るスカート部11が形成されている。スカート部11の
先端はリール本体1のケース外側面の近傍まで延在して
いる。
【0016】このスカート部11の外周には、図4から
最もよく分かるように、周方向に所定の間隔をおいて透
通孔12が形成されている。これによりスカート部11
を取り外さなくても透通孔12から注油用ノズルを差し
込んで軸受け周りに注油することが可能となる。
【0017】ドライブギヤ軸5のハンドル装着側とは反
対側の端部には、図5及び図6に示すようなハンドルキ
ャップ21が螺合されている。このハンドルキャップ2
1もスカート状をしており、その周囲には周方向に所定
の間隔をおいて透通孔22が形成されている。これによ
り、ハンドルキャップ21を取り外さなくても、透通孔
22から注油用ノズルを差し込んで軸受け周りに注油す
ることが可能となる。このように、ハンドルキャップ2
1をドライブギヤ軸5に螺合させて取り付けておくと、
リール本体へのネジ加工が不要となり、加工コストを抑
制することができ、また、ドライブギヤ軸5内への海水
やゴミなどの異物の侵入を防止することができ、ハンド
ル軸とドライブギヤ軸5の固着を防止できる。
【0018】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態におけるハンドルキャップ21はドライブギヤ軸5に
形成された雌ネジに螺合する雄ネジを設けて螺合させる
ようにしたが、第2の実施の形態においては、図7に示
すように、ハンドルキャップ25を直接リール本体1の
ケース外側面に装着させるようにしたものである。この
装着は弾性係止、螺合、あるいはクサビ止めであっても
よい。
【0019】(第3の実施の形態)第3の実施の形態
は、図8に示すように、ハンドルキャップ21の透通孔
22を開閉自在にする蓋部23を取り付けておくもので
ある。この蓋部23は弾性材料で形成されており、ハン
ドルキャップ21の内側方向に向けて撓むようになって
いる。
【0020】(第4の実施の形態)前記第3の実施の形
態においては、個々の透通孔22に夫々蓋部23を設け
ることとしたが、第4の実施の形態においては、図9及
び図10に示すように、ハンドルキャップ31の内側に
周方向に相対的に回転する蓋部33を設けておくもので
ある。即ち、蓋部33には透通孔32の間隔に対応して
閉塞部34と透通孔35が交互に形成されており、ハン
ドルキャップ31の透通孔32と蓋部33の透通孔35
が合致したとき、透通状態となる。即ち、注油時には操
作部38を操作してこのような状態にし、その他の時に
おいては操作部38を反対移動させてハンドルキャップ
31の透通孔32を蓋部33の閉塞部34で閉塞させて
おく。これにより、リールの使用時や保管時などにゴミ
などの異物が侵入することを防止できる。
【0021】(第5の実施の形態)第5の実施の形態
は、スピニングリールの釣糸案内部に適用したものであ
る。即ち、図11〜図13に示すように、ベール4を支
持するベール支持部51においてラインローラ53に釣
糸を導く釣糸案内部(ラインスライダー)54に透通孔
52を形成しておくものである。これによりラインロー
ラ53の支承部に注油することが可能となる。
【0022】(第6の実施の形態)第6の実施の形態は
両軸受型リールに適用したものである。即ち、図14〜
図16に示すように、ハンドル軸の外周に同軸上に取り
付けられているドラグノブ61のスカート部に周方向に
透通孔62を形成しておくものである。また、同様に、
スプール軸端を圧接するメカブレーキノブ71の円筒部
外周にも透通孔72を形成しておくものである。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、カバー部、ハンドルキ
ャップ等により、回転体の支持部周りに塵や砂などの異
物が付着することを防止しながらも、透通孔から軸受等
の支承部に注油が可能となってメンテナンス性が向上
し、リールの耐用年数を延ばすことができる。
【0024】また、このようにカバー部やハンドルキャ
ップ等に透通孔を形成しておくことにより軽量化を図る
ことができる。特に回転体にカバー部が取り付けられて
いるときには回転体の慣性重量が減るので、実釣時にお
けるハンドル回転時の慣性力が減り、巻き上げが軽くな
って疲労を軽減できる。
【0025】また、透通孔に開閉可能な蓋部を設けてお
く場合には、カバー部内への埃や砂などの異物が侵入す
ることを有効に防止できる。
【0026】前記蓋部を弾性部材によって形成しておけ
ば、透通孔に蓋部を取り付けておいても該蓋部を弾性変
形させて注油を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す説明図であっ
て、スピニングリールに適用した場合のリール全体を示
した側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す説明図であっ
て、スピニングリールに適用した場合のリール全体を示
した背面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す説明図であっ
て、図1におけるA−A断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるハンドルの
基部周りの部分拡大図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における魚釣用リー
ルに用いるハンドルキャップを示した側面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における魚釣用リー
ルに用いるハンドルキャップの取付け部周りの側面断面
図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における魚釣用リー
ルに用いるハンドルキャップの取付け部周りの側面断面
図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における魚釣用リー
ルに用いるハンドルキャップを示した側面断面図であ
る。
【図9】本発明の第4の実施の形態における魚釣用リー
ルに用いるハンドルキャップの取付け部周りの側面断面
図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態における魚釣用リ
ールに用いるハンドルキャップを示したもので、(a)
は側面図、(b)は背面断面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示すもので、ス
ピニングリールの釣糸案内部に適用した例を示すスピニ
ングリールの正面図である。
【図12】第5の実施の形態の要部周りの拡大側面断面
図である。
【図13】第5の実施の形態の要部周りの拡大側面図で
ある。
【図14】本発明の第6の実施の形態を示す説明図であ
って、両軸受型リールに適用した場合のリール全体の正
面図である。
【図15】第6の実施の形態に用いるドラグノブを示し
た側面図である。
【図16】第6の実施の形態に用いるメカブレーキノブ
を示した側面図である。
【符号の説明】
1 リール本体 2 ロータ 3 ハンドル 4 ベール 5 ドライブギヤ軸 11 スカート部(カバー部) 12、22、32、52、62 透通孔 21、31 ハンドルキャップ 51 ベール支持部材 53 ラインローラ 54 釣糸案内部(ラインスライダー) 61 ドラグノブ 71 メカブレーキノブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルの巻き取り操作で連動回転する回
    転体をリール本体などの被回転体に軸受けを介して回転
    自在に支持してなる魚釣用リールにおいて、該軸受けを
    支持する支持部周りを保護するカバー部が該回転体又は
    被回転体の少なくとも一方に取り付けられていると共
    に、該カバー部の内部に収容された回転軸部に該カバー
    部の外部から注油可能にする透通孔が該カバー部に形成
    されていることを特徴とする魚釣用リール。
  2. 【請求項2】前記透通孔がカバー部に複数形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
  3. 【請求項3】前記透通孔を開閉自在にする蓋部材がカバ
    ー部に取り付けられていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の魚釣用リール。
  4. 【請求項4】前記蓋部材が弾性変形可能な材料で形成さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載の魚釣用リー
    ル。
JP2000191505A 2000-06-26 2000-06-26 魚釣用リール Pending JP2002000135A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7050119B2 (en) 2002-01-04 2006-05-23 Sharp Kabushiki Kaisha Digital/analog common tuner
JP2007189966A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リ−ル
JP2008005719A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Daiwa Seiko Inc 魚釣用スピニングリールのスプール
JP2015053918A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 株式会社シマノ 両軸受けリール

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JP2007189966A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リ−ル
JP2008005719A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Daiwa Seiko Inc 魚釣用スピニングリールのスプール
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