JP2004267199A - 魚釣用リ−ル - Google Patents

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Abstract

【課題】 機能部材で注油孔を閉塞して部品点数を少なく外観が簡素化されてコストの低減が図れる魚釣用リ−ルを提供することである。
【解決手段】 蓋体2の透孔2aの外側には筒部2bが形成されて筒部2bの外周には駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9が嵌合されて機能部材9は蓋体2にビス25で取り付けられている。
駆動筒軸3の基端のピニオン歯車3aと後側軸受5′の側部の蓋体2に注油孔2cが穿設されている。
機能部材9は円板部9aと大径の筒部9bと小径の筒部9cで断面凸字形に形成され、円板部9aにビス25を挿通する孔が穿設されている。
蓋体2の透孔2aに嵌合された歯車支持用軸受22と度当り部9dの間に調整ワッシャ27が挾み込まれている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、リ−ル本体の巻取り駆動機構に連結されるハンドルの回転操作により、スプ−ルに釣糸を巻回する魚釣用リ−ルの改良に関する。
従来例えば、魚釣用スピニングリ−ルでは、リ−ル本体内に、ロ−タを巻取り方向に駆動回転する駆動歯車、ピニオン歯車及びハンドル回転をスプ−ルの前後往復動に変換する往復動機構(オシレ−ト機構)等で構成される巻取り駆動機構が収容されている。
釣人は、使用後又は使用前に、駆動軸受部や歯車噛合部等に注油して長期間の使用や常時良好な性能を維持するメンテナンス作業を行っている。
この場合、リ−ル本体を構成するボディ−から工具等を用いてカバ−部材を取り外して内部の駆動部材を露出させた後、必要な個所に注油を行う方法を従来から一般的に行っている。(例えば、特許文献1参照)
又、外部から注油やグリスアップ等の出来る穴をリ−ル本体に設け、この穴を開閉する栓を設けて注油を行うことも従来から知られている。(例えば、特許文献2参照)
実開昭63−48467号公報(第3図) 特開平9−117240号公報
解決しようとする問題点は、特許文献1の場合は、リ−ル本体を構成するカバ−部材を取り外して内部の駆動部の必要個所に注油を行う方法のため、カバ−部材の着脱作業が煩雑であることや内部の駆動部全体が露出するために異物が混入したり等の問題が生じる。
特許文献2の場合は、リ−ル本体に別部材として開閉用の栓を設ける構成のため、部品点数が多くなって構造が複雑化すると共にコスト高となることである。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、機能部材で注油孔を閉塞して部品点数を少なく外観が簡素化されてコストの低減が図れる魚釣用リ−ルを提供することである。
本発明の請求項1は、リ−ル本体の釣糸巻取り駆動機構に連結するハンドルの回転操作により連動する釣糸案内部を介してスプ−ルに釣糸を巻回する魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の外側に一体的に取り付け固定される機能部材で、前記リ−ル本体の外部から前記リ−ル本体の内部に収容した釣糸巻取り駆動部材に注油する為の注油孔を閉塞したことを要旨とするものである。
本発明の請求項2は、前記注油孔より注油可能な部位は、前記釣糸巻取り駆動部材の噛み合い部または前記駆動部材とリ−ル本体との摺接面の少なくとも何れか一方であることを要旨とするものである。
本発明の請求項3は、前記注油孔は前記リ−ル本体に複数形成され、前記複数の注油孔は単一の前記機能部材で閉塞されていることを要旨とするものである。
本発明の請求項4は、前記機能部材は、巻取り駆動機構の駆動軸を軸方向規制する規制部材であることを要旨とするものである。
請求項1によれば、リ−ル本体に装着固定された機能部材で注油孔を閉塞するべく兼用することにより、部品点数を減らしリ−ル本体の外観が簡素化されてコストの低減が図れると共に、駆動部材の露出量が少なくなるので、リ−ル本体の収納部内への異物付着による不具合や駆動部材の損傷を防ぐことが出来る。
請求項2によれば、駆動部材同士(例えばギヤ等)の噛み合い部分や、駆動部材とリ−ル本体の摺接面(例えばギヤオシレ−ト機構のオシレ−ト歯車とリ−ル本体との摺接面等)に直接注油可能な位置に注油孔を形成することで、異なる潤滑油を必要とする夫々の部位に適切な注油が行えると同時に、他部への注油の飛散を防ぎ、また異なる特性の潤滑油が混ざり合うことを極力防ぐことが可能となる。
請求項3によれば、複数の注油孔を形成した際においても、単一の機能部材で複数の注油孔を一度に閉塞できるので構造が簡素化されコスト低減が図れると同時に、複数部分への注油の際に、閉塞部材として機能している単一の機能部材を外すのみで容易に注油作業が行えるのでメンテナンス性が向上する。
請求項4の本発明により、駆動軸を軸方向規制する規制部材からなる機能部材で注油孔を閉塞兼用する構成とすることにより、駆動軸上の駆動歯車の歯部及び噛合するピニオン歯車の歯面や後側軸受等への注油を容易且つ確実に行える。
リ−ル本体1の蓋体2側に装着固定された駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9、9′、9″やカバ−部材からなる機能部材43や、駆動軸4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′のネジ部9fに螺合される閉塞キャップ8や、駆動軸4b上のリ−ル本体1のネジ部1hに螺合される閉塞キャップからなる機能部材8′等で注油孔1m、1n、2c、2e、2h、2jを閉塞兼用する構成とすることにより、部品点数少なくリ−ル本体1の外観が簡素化されてコストの低減が図れると共に、露出部が少なくなって損傷や異物付着による不具合も防止できる。
駆動軸4b、4c、4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9、9′、9″やカバ−部材からなる機能部材43で注油孔1m、1n、2c、2e、2h、2jを閉塞兼用する構成とすることにより、駆動軸上の駆動歯車4の歯部4a及び噛合するピニオン歯車3aの歯面や後側軸受5′等への注油を容易且つ確実に行える。
以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1から図3は第1実施例で魚釣用リ−ルを魚釣用スピニングリ−ルで述べれば、図1は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面平面図、図2は図1の要部拡大断面平面図、図3は魚釣用スピニングリ−ルの側面図である。
魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1と蓋体2で駆動筒軸3の後端のピニオン歯車3a、駆動歯車4やオシレ−ト機構などの巻取り駆動用部材を収容する収容部が形成されている。
リ−ル本体1の前側の支持部1a内に小径の前部軸受5と大径の後部軸受6と小径の後側軸受5′で駆動筒軸3が回転自在に支持されている。
前部軸受5の外輪5aと後部軸受6の外輪6aとカラ−10が支持部1aの内周1bに嵌合され、支持部1aの後側の度当り部1cに後部軸受6の外輪6aが当接されて支持部1aの前端に螺合されたビス11の頭部で抜け止めされている。
駆動筒軸3の基端の前側に一体的にピニオン歯車3aが形成され、ピニオン歯車3aの前側に連動歯車12と逆転防止爪車13が回り止め嵌合されてその前側に後部軸受6の内輪6bが度当り当接されている。
駆動筒軸3の外周に嵌合された後部軸受6の内輪6bの前側にはロ−タ7の中心筒部7aが回り止め嵌合されて駆動筒軸3の前端に螺合されたナット14で取り付けられている。
中心筒部7aの外周に前部軸受5の内輪5bが嵌合されている。
駆動筒軸3の基端の小径部3bは軸受部1dの穴1eに嵌合された後側軸受5′に回転自在に軸承され、基端の前側に一体的に形成されたピニオン歯車3aに駆動歯車4が噛合されてロ−タ7はハンドル15の回転に連動して回転されるように支持され、後側軸受5′は前記前部軸受5と略同一に構成されている。
前記駆動筒軸3の中心孔には先端にスプ−ル16が取り付けられたスプ−ル軸17が前後往復動可能に摺動自在に挿入され、スプ−ル軸17の後端部には摺動子18が取り付けられている。
リ−ル本体1内にはスプ−ル軸17と平行にオシレ−ト機構のトラバ−スカム軸19が軸受部1dの透孔とリ−ル本体1の後側に取り付けられた側板で支承されている。
トラバ−スカム軸19の先端には図示しない小歯車が回り止め嵌合されて小歯車は前記連動歯車12に噛合されている。
前記トラバ−スカム軸19には前記摺動子18が嵌合されて摺動子18内に設けた係合子の爪がトラバ−スカム軸19のカム溝に係合されている。
逆転防止爪車13には図示しない逆転防止爪が係脱自在に臨まされている。
リ−ル本体1に回動自在に取り付けられた図示しない操作杆の前側に図示しない逆転防止爪が取り付けられ、リ−ル本体1の後側外部に突出した操作杆に操作ツマミ20が取り付けられている。
駆動歯車4は歯部4aと歯部4aの一側の軸方向に長い駆動軸4bと段部で小径部4cと歯部4aの他側の軸方向に短い駆動軸4dが形成されている。
歯部4aはリ−ル本体1側に配置されている。
駆動歯車4の駆動軸4dはリ−ル本体1の透孔1fに嵌合された歯車支持用軸受21に、長い駆動軸4b側の小径部4cは蓋体2の透孔2aに嵌合された歯車支持用軸受22で夫々軸承され、駆動軸4b、4c、4dの中心多角形孔4eにハンドル15が固定されたハンドル軸23が左右交換自在に挿入嵌合されて締付けボルト24で取り付けられている。
歯車支持用軸受21が嵌合されたリ−ル本体1の透孔1fの外側には3段の筒部1gが形成されて最小径の筒部の外周にネジ部1hが形成されている。
ネジ部1hには閉塞キャップ8が螺合されている。
蓋体2の透孔2aの外側には筒部2bが形成されて筒部2bの外周には駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9が嵌合されて機能部材9は蓋体2にビス25で取り付けられている。
駆動筒軸3の基端のピニオン歯車3aと後側軸受5′の側部の蓋体2に注油孔2cが穿設されている。
機能部材9は円板部9aと大径の筒部9bと小径の筒部9cで断面凸字形に形成され、円板部9aにビス25を挿通する孔が穿設されている。
大径の筒部9bの内周内側に凹部9dが、内周に度当り部9eが形成され、小径の筒部9cの外周にネジ部9fが形成されている。
内周先端の凹部9dにOリング26が嵌合されている。
蓋体2の透孔2aに嵌合された歯車支持用軸受22と度当り部9dの間に調整ワッシャ27が挾み込まれている。
歯車支持用軸受21と駆動歯車4の歯部4aとの間の軸方向の短い駆動軸4d外周に調整ワッシャ28が挾み込まれている。
ロ−タ7の一対のベ−ル支持腕7b、7cの先端部外側に一方のベ−ル支持部材29と他方のベ−ル支持部材30がビス31、32で釣糸巻取位置と図示しない釣糸放出位置に反転自在に軸承されている。
一方のベ−ル支持部材29にはロ−ラ取付部33が取り付けられてロ−ラ取付部33にラインロ−ラ34が回転自在に保持されている。
ロ−ラ取付部33とラインロ−ラ34で釣糸案内部が構成されている。
他方のベ−ル支持部材30とロ−ラ取付部33の間にベ−ル35が取り付けられている。
前記魚釣用スピニングリ−ルの動作は、釣糸36がスプ−ル16に巻回される方向にハンドル15が回転されると、駆動歯車4が回転されてピニオン歯車3aを介して駆動筒軸3とロ−タ7が正回転される。
更に連動歯車12と図示しない小歯車が噛合されてトラバ−スカム軸19が連動回転されて摺動子18とスプ−ル軸17とスプ−ル16が前後に往復動される。
釣糸36がスプ−ル16に巻回される時は、一方のベ−ル支持部材29に設けられたラインロ−ラ34で釣糸36が案内されて前後に往復動されてスプ−ル16に平行に巻回される。
ロ−タ7が逆回転防止される時は、操作ツマミ20と図示しない操作杆と逆転防止爪が回動されて逆転防止爪が逆転防止爪車13に係合される。
駆動歯車4の歯部4aとピニオン歯車3aの噛み合いが調整される時は、リ−ル本体1側の閉塞キャップ8と締付けボルト24が外されてハンドル軸23が引き抜かれ、その後蓋体2側の駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9が外されて調整ワッシャ27が厚さの異なる調整ワッシャに取り替えられたり、歯車支持用軸受22と調整ワッシャ28が取り出されて調整ワッシャ28に代わる厚さの異なる調整ワッシャと歯車支持用軸受22が挿入される。
ハンドル軸23をリ−ル本体1側から歯車支持用軸受21と駆動歯車4の駆動軸4b、4c、4dの中心多角形孔4eに挿入して締付けボルト24で締め付け、
ハンドル15が固定されたハンドル軸23が左右交換される時は、駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9のネジ部9fに閉塞キャップ8を螺合してもよい。
駆動筒軸3の基端のピニオン歯車3aと後側軸受5′に注油される時は、蓋体2の筒部2bから機能部材9が離脱され、蓋体2の注油孔2cから注油される。
オシレ−ト機構のトラバ−スカム軸19と軸受部1dの透孔に注油することもできる。
前記のように魚釣用スピニングリ−ルが構成されると、リ−ル本体1の蓋体2側に装着固定された駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9で注油孔2cを閉塞兼用する構成とすることにより、部品点数少なくリ−ル本体1の外観が簡素化されてコストの低減が図れると共に、露出部が少なくなって損傷や異物付着による不具合も防止できる。
更に、駆動軸4b、4c、4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9で注油孔2cを閉塞兼用する構成とすることにより、駆動軸上の駆動歯車4の歯部4a及び噛合するピニオン歯車3aの歯面や後側軸受5′等への注油を容易且つ確実に行える。
図4、図5は第2実施例で、図4は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面平面図、図5は図4の要部拡大断面平面図である。
第2実施例では、リ−ル本体1と蓋体2に夫々前記第1実施例と同形の駆動軸4b、4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′が螺合可能に構成されている。
左右の機能部材9′は同形に形成されている。
リ−ル本体1の透孔1iの外側に筒部1jが形成されて筒部1jの外周にネジ部1kが形成されている。
透孔1iには歯車支持用軸受21が嵌合され、ネジ部1kに駆動軸4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′が螺合されている。
駆動筒軸3の基端のピニオン歯車3aと後側軸受5′及び駆動歯車4の側部のリ−ル本体1に注油孔1mが穿設されている。
駆動歯車4にはピニオン歯車3aと後側軸受5′に注油を容易にするための複数の透孔4fが穿設されている。
駆動軸4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′の度当り部9eと歯車支持用軸受21の間には調整ワッシャ37が挾み込まれている。
駆動軸4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′のネジ部9fに閉塞キャップ8が螺合されている。
歯車支持用軸受21と駆動歯車4の歯部4aとの間の軸方向の短い駆動軸4d外周に調整ワッシャ28が挾み込まれている。
蓋体2の透孔2aに歯車支持用軸受22が嵌合されて駆動歯車4の軸方向に長い駆動軸4bの外周は歯車支持用軸受22に軸承されている。
蓋体2の透孔2aの外側には筒部2bが形成されて筒部2bの外周にネジ部2dが形成されてネジ部2dには駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′が螺合されている。
駆動筒軸3の基端のピニオン歯車3aと後側軸受5′の側部の蓋体2に注油孔2cが穿設されている。
蓋体2の透孔2aに嵌合された歯車支持用軸受22と度当り部9eの間に調整ワッシャ27が挾み込まれている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
第2実施例では、リ−ル本体1側または蓋体2側の駆動軸を軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′の螺合を緩めて離脱し、注油孔1mまたは注油孔2cから駆動軸上の駆動歯車4の歯部4a及び噛合するピニオン歯車3aの歯面や後側軸受5′等への注油が行われる。
第2実施例では、リ−ル本体1と蓋体2に夫々注油孔1mと注油孔2cを設けたが何れか一方を省略してもよい。
図6は第3実施例で、図6は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
第3実施例では、リ−ル本体1と蓋体2に夫々前記第1実施例と同形の駆動軸4b、4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′がビス25で取り付けられるように構成されている。
左右の機能部材9′は同形に形成されている。
リ−ル本体1の透孔1iの外側に筒部1jが形成されて筒部1jの外周に駆動軸4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′が嵌合されている。
蓋体2の透孔2aの外側に筒部2bが形成されて筒部2bの外周に駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9′が嵌合されている。
他の構成は前記第1・2実施例と略同一である。
図7は第4実施例で、図7は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
第4実施例では、リ−ル本体1の透孔1iに嵌合された歯車支持用軸受21の外周にスリットからなる注油孔1nが形成され、蓋体2の透孔2aに嵌合された歯車支持用軸受22の外周にスリットからなる注油孔2eが形成されている。
注油孔1nはリ−ル本体1の筒部1jの外周に形成されたネジ部1kに螺合された駆動軸4dを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9″で閉塞されている。
注油孔2eは蓋体2の筒部2bの外周に形成されたネジ部2dに螺合された駆動軸4b、4cを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9″で閉塞されている。
第4実施例の機能部材9″には前記第1〜3実施例における円板部9aが無い。
他の構成は前記第1・2実施例と略同一である。
図8は第5実施例で、図8は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
第5実施例では、閉塞キャップからなる機能部材8′で注油孔1mが閉塞されている。
閉塞キャップからなる機能部材8′には、注油孔1mを閉塞する鍔部8aが形成され、そして鍔部8aの内側周縁部には防水用シ−ル材26が設けられている。
ハンドル15が左右交換された時はハンドルカバ−に形成された鍔部15aで注油孔1mが閉塞されて異物の浸入が防止される。
ハンドル15が左右交換された時閉塞キャップからなる機能部材8′は蓋体2の筒部2bの先端小径筒部2f外周のネジ部2gに螺合される。
他の構成は前記第1・2実施例と略同一である。
図9、図10は第6実施例で、図9は魚釣用スピニングリ−ルの断面平面図、図10は図9の要部拡大断面平面図である。
第6実施例では、釣糸巻取り駆動部材のオシレ−ト機構がギヤオシレ−ト機構で構成されている。
蓋体2の透孔2aの外側には筒部2bが形成されて筒部2bの外周には駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9が嵌合されて機能部材9は蓋体2にビス25で取り付けられている。
駆動筒軸3の基端のピニオン歯車3aと後側軸受5′の側部の蓋体2に注油孔2cが穿設され、駆動歯車4の駆動軸の軸芯を挾んで反対側の蓋体2に注油孔2hが穿設されている。
注油孔2c、2hは駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9の円板部9aで閉塞されている。
ギヤオシレ−ト機構は、駆動歯車4の駆動軸4c側に歯車4gが形成されてこの歯車4gに蓋体2の内側に支持されたオシレ−ト歯車38が噛合されている。
オシレ−ト歯車38は平歯車状に形成されて外周に歯部38aが形成され、中心に軸孔38bが形成されて一側面の偏心位置に係合突部38cが形成されている。
係合突部38cの中心に注油用の貫通孔38dが穿設されている。
オシレ−ト歯車38の中心の軸孔38bに蓋体2の内側の軸受部2iに嵌合された軸受39が挿入されてビス40で抜け止めされている。
オシレ−ト歯車38の係合突部38cは摺動子41の係合溝に挿入されている。
摺動子41は板状の本体部41aと突出部41bとで形成されている。
本体部41aには縦方向の係合溝41cが形成され、突出部41bに横向きの回り止め透孔41dが形成されている。
更に突出部41bには回り止め透孔41dと直交するビス孔41eが形成されている。
回り止め透孔41dにはスプ−ル軸17の後端が挿入されてビス42がスプ−ル軸17の孔とビス孔41eに挿入されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
第6実施例で注油される時は、蓋体2の筒部2bから機能部材9が離脱され、蓋体2の注油孔2c、2hから注油される。
注油孔2cからは駆動筒軸3の基端のピニオン歯車3aと後側軸受5′と歯車4gに注油される。
注油孔2hからは蓋体2の内側面とオシレ−ト歯車38の間と軸受39と貫通孔38dに注油される。
注油孔2cから注油する潤滑油と注油孔2hから注油する潤滑油を機能に合わせて異なる潤滑油としてもよい。
注油孔2cから注油される潤滑油は歯面の潤滑に適した粘度の潤滑油や極圧材が混入されたグリス等を使用する。
注油孔2hから注油される潤滑油は摺接面に適した摩擦特性に優れたもので例えばグリス等を使用する。
注油孔2cと注油孔2hから夫々異なる潤滑油を注油することができると、両注油孔から注油された潤滑油が混ざることがないので、潤滑油の特性を維持することが出来る。
図11、図12は第7実施例で、図11は魚釣用スピニングリ−ルの側面図、図12は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
第7実施例では、リ−ル本体1と蓋体2で駆動筒軸3の後端のピニオン歯車3a、駆動歯車4やオシレ−ト機構などの巻取り駆動用部材を収容する収容部がカバ−部材からなる機能部材43で覆われて蓋体2に穿設された注油孔2c、2h、2j、2kが閉塞されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
第7実施例では四つの注油孔2c、2h、2j、2kをカバ−部材からなる機能部材43で閉塞したが、注油孔2c、2hを前記第1実施例の駆動軸4bを軸方向規制する規制部材からなる機能部材9で閉塞し、注油孔2j、2kをカバ−部材からなる機能部材43で閉塞してもよい。
釣糸巻取り駆動機構を備えた魚釣用リ−ルであれば、スピニングリ−ル、両軸受型リ−ル、片軸受型リ−ルを問わず本件構成を用いることが可能である。
第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部断面平面図である。 同図1の要部拡大断面平面図である。 同魚釣用スピニングリ−ルの側面図である。 第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部断面平面図である。 同図4の要部拡大断面平面図である。 第3実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。 第4実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。 第5実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。 第6実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの断面平面図である。 同図9の要部拡大断面平面図である。 第7実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの側面図である。 同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
符号の説明
1 リ−ル本体
1m、1n、2c、2e、2h、2j 注油孔
2 蓋体
3a ピニオン歯車
4 駆動歯車
4b、4c、4d 駆動軸
8′、9、9′、9″、43 機能部材

Claims (4)

  1. リ−ル本体の釣糸巻取り駆動機構に連結するハンドルの回転操作により連動する釣糸案内部を介してスプ−ルに釣糸を巻回する魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の外側に一体的に取り付け固定される機能部材で、前記リ−ル本体の外部から前記リ−ル本体の内部に収容した釣糸巻取り駆動部材に注油する為の注油孔を閉塞したことを特徴とする魚釣用リ−ル。
  2. 前記注油孔より注油可能な部位は、前記釣糸巻取り駆動部材の噛み合い部または前記駆動部材とリ−ル本体との摺接面の少なくとも何れか一方であることを特徴とする請求項1記載の魚釣用リ−ル。
  3. 前記注油孔は前記リ−ル本体に複数形成され、前記複数の注油孔は単一の前記機能部材で閉塞されていることを特徴とする請求項1及び2記載の魚釣用リ−ル。
  4. 前記機能部材は、巻取り駆動機構の駆動軸を軸方向規制する規制部材であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の魚釣用リ−ル。
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